アル=カーイダ系のシャーム解放機構はイドリブ市中心街で、爆破、暗殺事件に関与していたとされる4人を公開処刑(2018年5月19日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月19日付)によると、シャーム解放機構がイドリブ市中心街の時計広場で4人を公開処刑した。

処刑された4人は、マアッラトミスリーン市、イドリブ市での爆破、暗殺事件に関与していたという。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月19日付)によると、反体制武装集団(いわゆる「自由シリア軍」)が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓い、県南西部で活動を続けるハーリド・ブン・ワリード軍掃討に向けた新たな作戦「手先撃退の戦い」を開始した。

AFP, May 19, 2018、ANHA, May 19, 2018、AP, May 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2018、al-Hayat, May 20, 2018、Reuters, May 19, 2018、SANA, May 19, 2018、UPI, May 19, 2018などをもとに作成。

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シリア政府は首都ダマスカス南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯から戦闘員を退去させることでダーイシュと合意(2018年5月19日)

RT(5月19日付)は、シリア軍がダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市で活動を続ける戦闘員とその家族の退去を骨子とする一時停戦合意を同地のダーイシュ(イスラーム国)と交わしたと伝えた。

合意は、19日正午に発効し、20日午前5時に失効すると定められているという。

『ハヤート』(5月20日付)が得た情報によると、この合意で退去する戦闘員と家族の数は1,500~1,800人に上り、彼はシリア東部の砂漠地帯にあるダーイシュの孤立地帯と、ダーイシュに忠誠うハーリド・ブン・ワリード軍が支配するダルアー県南西部に移送されるという。

しかし、シリア軍消息筋はSANA(5月19日付)に治して、ダーイシュとの間にいかなる合意もなされていない、と否定した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、UNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡群を擁するタドムル市の東部で地雷が複数回にわたり爆発し、シリア軍兵士5人が死亡、12人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県東部のダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるアーリーヤート村、スーサ町を砲撃し、住民8人が死亡した。

AFP, May 19, 2018、ANHA, May 19, 2018、AP, May 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2018、al-Hayat, May 20, 2018、Reuters, May 19, 2018、RT, May 19, 2018、SANA, May 19, 2018、UPI, May 19, 2018などをもとに作成。

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ハマー航空基地で大きな爆発が複数回発生:一部活動家はイスラエルの爆撃と主張(2018年5月18日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月18日付)などによると、ハマー市近郊のハマー航空基地で大きな爆発が複数回発生した。

これに関して、スプートニク・ニュース(5月18日付)は、シリアの治安消息筋の話として、敷地内の弾薬庫の一つで火災が発生し、4回の爆発が発生したと伝えた。

また、シリア人権監視団によると、この爆発でシリア軍兵士11人が死亡したという。

al-Durar al-Shamiya, May 18, 2018
al-Durar al-Shamiya, May 18, 2018

爆発に関して、一部活動家は、イスラエルが再びイラン・イスラーム革命防衛隊を狙って爆撃を行ったと主張している。

AFP, May 18, 2018、ANHA, May 18, 2018、AP, May 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2018、al-Hayat, May 19, 2018、Reuters, May 18, 2018、SANA, May 18, 2018、Sputnik News, May 18, 2018、UPI, May 18, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュとの戦闘の末、ハジャル・アスワド市北部の建物群複数カ所を制圧(2018年5月18日)

ダマスカス郊外県では、SANA(5月18日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市北部一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続、ウルーバ通りおよびワスィーム・モスクに向け進軍、複数の建物群を制圧した。

SANA, May 18, 2018

AFP, May 18, 2018、ANHA, May 18, 2018、AP, May 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2018、al-Hayat, May 19, 2018、Reuters, May 18, 2018、SANA, May 18, 2018、UPI, May 18, 2018などをもとに作成。

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ハジャル・アスワド市一帯でシリア軍とダーイシュの戦闘続く(2018年5月17日)

ダマスカス郊外県では、SANA(5月17日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市北部一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続した。

これに対して、ダーイシュはダマスカス県のザーヒラ地区、シャイフ・ムフイーッディーン地区を砲撃し、住民5人が負傷した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月17日付)によると、アレッポ市南部のハーディル村から「イランの民兵」の車列約70台が撤退した。

これにより、同地には「イランの民兵」の戦闘員約100人と車輌30台が残留するのみだという。

AFP, May 17, 2018、ANHA, May 17, 2018、AP, May 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2018、al-Hayat, May 18, 2018、Reuters, May 17, 2018、SANA, May 17, 2018、UPI, May 17, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合がハサカ県で空挺作戦を実施しダーイシュ幹部を拘束する一方、ダーイシュはカーイム市国境通行所のイラク軍部隊をシリアから越境攻撃(2018年5月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が県東部のイラク国境近くで空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人を拘束した。

空挺作戦は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、司令官が潜伏するバフラト・ハーヌーティーヤ村近郊の村(ワーキア村)を包囲するなか、有志連合のヘリコプターが行ったという。

アナトリア通信(5月17日付)は、イラク軍のアフマド・ドゥライミー大尉の話として、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア領内(ダイル・ザウル県東部)からイラク領内のアンバール県カーイム市の国境通行所一帯に展開するイラク軍国境警備隊所属台4旅団第1連隊に対して攻撃を行ったと伝えた。

これを受け、イラク軍はダーイシュと4時間以上にわたり交戦し、ダーイシュをシリア領内に撃退したという。

なお、この空挺作戦に関して、ドゥラル・シャーミーヤ(5月18日付)は、複数の活動家の話として、ダーイシュの指導者アブー・バクル・バグダーディー氏の拘束を狙ったものだったと伝えた。

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ANHA(5月17日付)は、アレッポ県アフリーン郡ブルブル町近郊のクーリター村でトルコ軍が9日、女性を含む村人16人を拉致、連行した、と伝えた。

AFP, May 17, 2018、ANHA, May 17, 2018、AP, May 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2018、May 18, 2018、al-Hayat, May 18, 2018、Reuters, May 17, 2018、SANA, May 17, 2018、UPI, May 17, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュが撃った迫撃砲弾が首都ダマスカス中心街に着弾し住民2人が死亡、19人が負傷(2018年5月16日)

ダマスカス県では、SANA(5月16日付)によると、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市一帯で活動を続けるダーイシュ(イスラーム国)が撃った迫撃砲弾1発が県中心街のヴィクトリア橋一帯に着弾し、住民2人が死亡、19人が負傷した。

SANA, May 16, 2018
SANA, May 16, 2018


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ダマスカス郊外県では、SANA(5月16日付)によると、ハジャル・アスワド市北部一帯では、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続した。

AFP, May 16, 2018、ANHA, May 16, 2018、AP, May 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2018、al-Hayat, May 17, 2018、Reuters, May 16, 2018、SANA, May 16, 2018、UPI, May 16, 2018などをもとに作成。

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ダルアー県の反体制武装集団支配地域で戦闘員退去に向けた動き(2018年5月15日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)は、複数の地元消息筋の話として、ロシアが、ダルアー県マハッジャ町を支配する反体制武装集団に対して、戦闘員およびその家族の退去(ないしは投降)について協議するための交渉委員会を設置するよう迫っていると伝えた。

同サイトによると、シリア軍も14日、同地の反体制武装集団に対して48時間以内に交渉委員会を設置するよう最後通告を行ったという。

マハッジャ町はダルアー市と首都ダマスカスを繋ぐ街道上に位置する要衝で、反体制武装集団の支配下にある。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍のヘリコプターがダルアー県北部のおよび東部の反体制武装集団支配地域の村や町に投降と和解を呼びかけるビラを散布した。

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イドリブ県では、ホワイト・ヘルメットがフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/)を通じて発表したところによると、シリア軍戦闘機がアリーハー市を爆撃し、女児2人が死亡、子供1人と女性1人が負傷した。

ホワイト・ヘルメットによると、爆撃はアウラム・ジャウズ村、ラーミー村に対しても行われたという。

Facebook, May 16, 2018

AFP, May 15, 2018、ANHA, May 15, 2018、AP, May 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2018、al-Hayat, May 16, 2018、Reuters, May 15, 2018、SANA, May 15, 2018、UPI, May 15, 2018などをもとに作成。

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ヒムス県北部、ハマー県南部から反体制武装集団戦闘員の退去が完了し、シリア軍が展開(2018年5月15日)

SANA(5月15日付)によると、ロシア仲介によるシリア政府と、ヒムス県北部・ハマー県南部の反体制武装集団の停戦合意(1日)に従い、シリア軍に重火器、中火器の引き渡しを完了した武装集団の戦闘員とその家族が、7~8、11~14日に引き続き、シリア政府によって準備された大型バス73台に分乗し、ヒムス県ムフターリーヤ村一帯からシャーム解放機構などの反体制武装集団の支配下にあるイドリブ県に退去した。

『ハヤート』(5月16日付)によると、これにより、同地から反体制武装集団の戦闘員とその家族2万7,350人以上の退去が完了した。

また、反体制武装集団の退去が完了した同地の村々にシリア軍が展開し、政府関連施設にシリア国旗を掲揚した。

al-Hayat, May 16, 2018

シリア軍が展開したのは、ハマー県の北カンタラ村、南カンタラ村、東ダミーナ村、ジューマクリーヤ村、バリーチース村、アイドゥーン村、ダラーク村、トゥルール・ハムル村、マザーザ村、ジャマーリーヤ村など。

AFP, May 15, 2018、ANHA, May 15, 2018、AP, May 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2018、al-Hayat, May 16, 2018、Reuters, May 15, 2018、SANA, May 15, 2018、UPI, May 15, 2018などをもとに作成。

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首都ダマスカス南部でシリア軍がダーイシュに対する掃討戦を継続する一方、北部の国際幹線道路が復旧(2018年5月15日)

ダマスカス郊外県では、SANA(5月15日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市北部一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続した。

一方、ダマスカス県北部では、ダマスカス郊外県東グータ地方が4月にシリア政府の支配下に復帰したことを受けて、アッバースィーイーン・バス発着所とバグダード橋を結ぶ国際幹線道路(ダマスカス・ヒムス街道)17キロの復旧が完了し、再開された。

SANA, May 15, 2018

AFP, May 15, 2018、ANHA, May 15, 2018、AP, May 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2018、al-Hayat, May 16, 2018、Reuters, May 15, 2018、SANA, May 15, 2018、UPI, May 15, 2018などをもとに作成。

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イラク軍はYPG主体のシリア民主軍とシリア東部のダーイシュ掃討に向けた合同作戦司令室を設置し、シリア領内のダーイシュ拠点を爆撃(2018年5月14日)

イラク軍は声明を出し、「武装部隊総司令部の命令を受け、イラク空軍のF-16戦闘機がシリア領内にあるダーイシュ(イスラーム国)の司令兵站拠点を爆撃、これを完全に破壊した」と発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月14日付)によると、爆撃は、ダイル・ザウル県東部のバーグーズ村制圧に向けて、イラク軍、イラク人民動員隊が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と合同作戦司令室を設置したことを受けたものだという。

なお、合同作戦司令室設置を受けて、イラク軍とイラク人民動員隊は11日から、バーグーズ村に向けて進軍を本格化させている。

al-Durar al-Shamiya, May 14, 2018

AFP, May 14, 2018、ANHA, May 14, 2018、AP, May 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2018、al-Hayat, May 15, 2018、Reuters, May 14, 2018、SANA, May 14, 2018、UPI, May 14, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュが支配していたハジャル・アスワド市の80%以上を制圧、クドス旅団とともにパレスチナ難民キャンプに向け進軍(2018年5月14日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあったハジャル・アスワド市の80%以上を制圧した。

また、シリア人権監視団によると、これを受け、シリア軍は、パレスチナ人の民兵組織のクドス旅団などとともに、ダマスカス県南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、タダームン区、ザイン地区一帯に進軍し、ダーイシュと激しく交戦した。

syria.liveuamap.com, May 14, 2018

一方、SANA(5月14日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続し、13日制圧した同市北部地区からさらに同市北部一帯に進軍した。

SANA, May 14, 2018

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月14日付)によると、ダーライヤー中隊連合を名乗る武装集団(ダマスカス郊外県出身者からなると思われる武装集団)の特攻自爆戦闘員(インギマースィー)が、カファルヤー町近郊にある人民諸委員会の拠点に対して自爆攻撃を行い、民兵(12イマーム派)多数を殺害した。

AFP, May 14, 2018、ANHA, May 14, 2018、AP, May 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2018、al-Hayat, May 15, 2018、Reuters, May 14, 2018、SANA, May 14, 2018、UPI, May 14, 2018などをもとに作成。

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シャーム解放機構などの支配下にあるイドリブ県で武装集団戦闘員の暗殺相次ぐ(2018年5月13日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月13日付)によると、マアッラト・ミスリーン市近郊の街道で、ナスル軍の車が爆弾の爆発に巻き込まれ、乗っていた戦闘員1人が死亡、2人が負傷した。

車は、アレッポ県アフリーン市から戻る途中だったという。

また、シャーム解放機構のメンバーがカフルナブル市とハザーリーン市を結ぶ街道で襲撃され、1人が死亡、1人が負傷した。

このほか、サルキーン市近郊で、1ヶ月前に拉致されていたイドリブ県政治委員会メンバーのアブドゥッラー・シャウキー・ダラア氏が殺害された。

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イナブ・バラディー(5月14日付)は、イドリブ県ビンニシュ市にあるシャーム解放機構の拘置所で収監されていたダーイシュ(イスラーム国)の捕虜28人が数日前に脱走していたと伝えた。

AFP, May 13, 2018、ANHA, May 13, 2018、AP, May 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2018、al-Hayat, May 14, 2018、‘Inab Baladi, May 14, 2018、Reuters, May 13, 2018、SANA, May 13, 2018、UPI, May 13, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末、ダイル・ザウル県バーグーズ村を制圧(2018年5月13日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(5月13日付)によると、「ジャズィーラの嵐」作戦を再開した西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、米主導の有志連合の航空支援を受けて、県東部のダーイシュ(イスラーム国)支配地域で掃討作戦を継続し、バーグーズ村を制圧した。

AFP, May 13, 2018、ANHA, May 13, 2018、AP, May 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2018、al-Hayat, May 14, 2018、Reuters, May 13, 2018、SANA, May 13, 2018、UPI, May 13, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュとの戦闘の末、ハジャル・アスワド市北部地区を制圧(2018年5月13日)

ダマスカス郊外県では、SANA(5月13日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続し、市役所交差点などがある同市北部地区を制圧した。

SANA, May 13, 2018

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のアレッポ市のナイル通り、ハーリディーヤ地区に、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾6発が着弾し、住民多数が負傷した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月13日付)によると、シャーム解放機構などからなる「堅固な建造物」作戦司令室はダルアー市内のシリア軍拠点複数カ所を砲撃した。

AFP, May 13, 2018、ANHA, May 13, 2018、AP, May 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2018、al-Hayat, May 14, 2018、Reuters, May 13, 2018、SANA, May 13, 2018、UPI, May 13, 2018などをもとに作成。

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シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が支配するイドリブ市にある国民救済内閣の施設で爆発が発生、9人死亡(2018年5月12日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月12日付)やホワイト・ヘルメットによると、イドリブ市内のカスィーフ地区にある国民救済内閣の施設で爆発が発生し、9人が死亡、25人以上が負傷した。

al-Durar al-Shamiya, May 12, 2018

AFP, May 12, 2018、ANHA, May 12, 2018、AP, May 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2018、al-Hayat, May 13, 2018、Reuters, May 12, 2018、SANA, May 12, 2018、UPI, May 12, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合はダーイシュ支配下のハサカ県南東部を爆撃し、女性と子供を含む17人を殺害(2018年5月12日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月12日付)によると、米主導の有志連合がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にある県南東部のハマーディー村を爆撃し、女性と子供を含む一家8人を殺害した。

有志連合はまた、ハッダージュ村に対しても爆撃を行い、女性5人と子供4人を殺害した。

al-Durar al-Shamiya, May 12, 2018

一方、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、米主導の有志連合の航空支援を受け、県東部のイラク国境地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を続け、バーグーズ村を制圧した。

AFP, May 12, 2018、ANHA, May 12, 2018、AP, May 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2018、al-Hayat, May 13, 2018、Reuters, May 12, 2018、SANA, May 12, 2018、UPI, May 12, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ支配下のラッカ市で爆発が発生し、多数が死傷(2018年5月12日)

ラッカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月12日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるラッカ市中心街のタッル・アブヤド街道で爆弾が仕掛けられていた車が爆発し、多数が死傷した。

al-Durar al-Shamiya, May 12, 2018

AFP, May 12, 2018、ANHA, May 12, 2018、AP, May 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2018、al-Hayat, May 13, 2018、Reuters, May 12, 2018、SANA, May 12, 2018、UPI, May 12, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハジャル・アスワド市でダーイシュ掃討戦を続ける(2018年5月12日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(5月12日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する爆撃・砲撃を継続、同地でダーイシュと交戦した。

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ダルアー県では、SANA(5月12日付)によると、反体制武装集団がダルアー市空港地区を砲撃した。

AFP, May 12, 2018、ANHA, May 12, 2018、AP, May 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2018、al-Hayat, May 13, 2018、Reuters, May 12, 2018、SANA, May 12, 2018、UPI, May 12, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県アフリーン郡でYPGがトルコ軍とその支援を受ける武装集団と交戦、トルコ軍は同地を爆撃(2018年5月11日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の広報センターによると、人民防衛部隊がシャッラー村近郊でトルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団と交戦した。

戦闘が行われたのは、マイダーニカ村、クールト・クーラーク村、カフルルーマ村で、トルコ軍はこの戦闘で同地一帯を爆撃したが、人民防衛部隊は武装集団戦闘員7人を殺害したという。

ANHA(5月11日付)が伝えた。

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一方、人民防衛隊の広報センターが声明を出し、4月28日から5月8日までの16日間で、アレッポ県アフリーン郡各所でトルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団に対いて8回の軍事作戦を敢行し、トルコ軍兵士や武装集団戦闘員合わせて15人を殺害、5人を負傷させたと発表した。

AFP, May 11, 2018、ANHA, May 11, 2018、AP, May 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2018、al-Hayat, May 12, 2018、Reuters, May 11, 2018、SANA, May 11, 2018、UPI, May 11, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハジャル・アスワド市でダーイシュ掃討戦を続け、変電所などを制圧(2018年5月11日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(5月11日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する爆撃・砲撃を継続、同地でダーイシュと交戦した。

この戦闘で、シリア軍は同市西部の変電所や学校などの施設を制圧した。

SANA, May 11, 2018

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ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月11日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマヤーディーン市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍拠点複数カ所を奇襲した。

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アレッポ県では、SANA(5月11日付)によると、アレッポ市マアーディー地区で反体制武装集団が仕掛けた爆弾が爆発し、住民2人が死亡、9人が負傷した。

この爆発に関して、アブー・アマーラ特殊任務中隊が声明を出し、犯行を認めた。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月11日付)によると、シリア軍が県北部のハマーミーヤト丘一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が反体制武装集団支配下のダルアー市各所を砲撃し、数十人が負傷した。

AFP, May 11, 2018、ANHA, May 11, 2018、AP, May 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2018、al-Hayat, May 12, 2018、Reuters, May 11, 2018、SANA, May 11, 2018、UPI, May 11, 2018などをもとに作成。

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CENTCOM:YPG主体のシリア民主軍車列がダイル・ザウル市近郊で何者かの攻撃を受ける(2018年5月11日)

米中央軍(CENTCOM)は、ダイル・ザウル県ダイル・ザウル市近郊で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車列が正体不明の勢力の攻撃を受け、自衛のために反撃を行った、と発表した。

AFP, May 11, 2018、ANHA, May 11, 2018、AP, May 11, 2018、CENTCOM, May 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2018、al-Hayat, May 12, 2018、Reuters, May 11, 2018、SANA, May 11, 2018、UPI, May 11, 2018などをもとに作成。

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シリア軍は反体制派支配下のダルアー市ダム街道地区などを砲撃(2018年5月9日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が反体制武装集団支配下のダルアー市ダム街道地区、西ガーリヤ村を砲撃した。

またシャイフ・サアド村とナワー市を結ぶ街道で、反体制武装集団の司令官が何者かの襲撃を受け、死亡した。

AFP, May 9, 2018、ANHA, May 9, 2018、AP, May 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2018、al-Hayat, May 10, 2018、Reuters, May 9, 2018、SANA, May 9, 2018、UPI, May 9, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はイラク国境地帯に向けてダーイシュ掃討戦を続ける(2018年5月9日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(5月9日付)によると、「ジャズィーラの嵐」作戦を再開した西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が県南東部でダーイシュ(イスラーム国)との交戦を続け、イラク国境地帯のバーフーズ村(ユーフラテス河畔)方面に1キロ進軍した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍は、ユーフラテス川東岸のダーイシュ支配地域を砲撃、ダーイシュと交戦したという。

AFP, May 9, 2018、ANHA, May 9, 2018、AP, May 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2018、al-Hayat, May 10, 2018、Reuters, May 9, 2018、SANA, May 9, 2018、UPI, May 9, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル県南西部で対ダーイシュ掃討作戦を実施し、80平方キロメートルを浄化(2018年5月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(5月9日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、県南西部でダーイシュ(イスラーム国)の残党に対する掃討作戦を実施し、ファイダ地区、ファイダト・ブン・ムワイニア地区、タンマーフ地区一帯の砂漠地帯約80平方キロメートルで浄化を完了した。

SANA, May 9, 2018

AFP, May 9, 2018、ANHA, May 9, 2018、AP, May 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2018、al-Hayat, May 10, 2018、Reuters, May 9, 2018、SANA, May 9, 2018、UPI, May 9, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュが首都ダマスカスを砲撃し、4人が死亡、24人が負傷(2018年5月9日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(5月9日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する爆撃・砲撃を継続、同地でダーイシュと交戦した。

これに対して、ダーイシュは首都ダマスカスに向けて迫撃砲弾を発射、複数発がマルジャ地区(ダマスカス貿易タワー)とマイサート広場に着弾、4人が死亡、24人が負傷した。

SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018
SANA, May 9, 2018

AFP, May 9, 2018、ANHA, May 9, 2018、AP, May 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2018、al-Hayat, May 10, 2018、Reuters, May 9, 2018、SANA, May 9, 2018、UPI, May 9, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハジャル・アスワド市でダーイシュ掃討を続ける(2018年5月8日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(5月8日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する爆撃・砲撃を継続、同地でダーイシュと交戦した。

AFP, May 8, 2018、ANHA, May 8, 2018、AP, May 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2018、al-Hayat, May 9, 2018、Reuters, May 8, 2018、SANA, May 8, 2018、UPI, May 8, 2018などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構は、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーンの幹部を殺害(2018年5月7日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月7日付)によると、アル=カーイダの幹部アブー・ハマーム・シャーミー氏が主導するフッラース・ディーン(イスラーム・ヌスラ同盟)の幹部でシャリーア学者のフサイン・アリー・ジャーウィーシュ氏が、アレッポ市南部郊外にあるシャーム解放機構の検問所で殺害された。

シャーム解放機構のアブー・アブドゥルマリク・シャーミー氏がイバー通信(5月7日付)に明らかにしたところによると、ジャーウィーシュ氏が乗った車がICARDAの検問所を停車せずに通行しようとしたため、シャーム解放機構の戦闘員が車に向けた発砲し、ジャーウィーシュ氏と、運転していたアブー・ウクバ・クルディー氏(フッラース・ディーンのメンバー)を射殺したという。

al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018

AFP, May 7, 2018、ANHA, May 7, 2018、AP, May 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018、al-Hayat, May 8, 2018、Reuters, May 7, 2018、SANA, May 7, 2018、UPI, May 7, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, May 7, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県東部でのダーイシュ掃討戦を続け、支配地域を拡大(2018年5月7日)

ダイル・ザウル県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の「ジャズィーラの嵐」作戦司令室が、米主導の有志連合と最近になってダイル・ザウル県に展開したフランス軍の支援を受けて、県東部のダーイシュ(イスラーム国)支配地域での掃討戦を続け、この5日間でブーカマール市東部一帯の18平方キロメートルを制圧したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月7日付)が伝えた。

AFP, May 7, 2018、ANHA, May 7, 2018、AP, May 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018、al-Hayat, May 8, 2018、Reuters, May 7, 2018、SANA, May 7, 2018、UPI, May 7, 2018などをもとに作成。

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バーブ市に続いて、トルコの実質占領下のジンディールス市近郊、アアザーズ市近郊で山地の鷹旅団とスルターン・ムラード師団が交戦(2018年5月7日)

アレッポ県では、ANHA(5月7日付)によると、トルコの実質占領下にあるジャラーブルス市近郊のガンドゥーラ町およびサアン避難民キャンプ近くで山地の鷹旅団とスルターン・ムラード師団が交戦し、双方の戦闘員と住民複数人が死傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月7日付)によると、戦闘はまた、アアザーズ市近郊(東部)のハワール・キリス村、ドゥーディヤーン村、ハルジャラ村、クーバリー村でも発生した。

これを受け、シャーム軍(シャーム自由人イスラーム運動などからなる連合体)が兵力引き離しのために同地に戦闘員と車輌を急遽派遣したが、7日現在戦闘は終息していない。

交戦に至った理由は不明だという。

al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018

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一方、『ハヤート』(5月8日付)によると、7日にバーブ市で激化した東部自由人連合とワーキー家の武力衝突を終息させるため、第3軍団の仲介により、同市の自由警察本部で両者の代表が会し、停戦に合意した。

複数の活動家によると、トルコが東部自由人連合とワーキー家に停戦に合意するよう圧力をかけたという。

停戦合意は、①東部自由人連合のバーブ市からの撤退、②第3軍団が代表を務める兵力引き離し部隊への交戦地点の移譲、③戦闘に関与した者の身柄引き渡し、などを骨子とする。

AFP, May 7, 2018、ANHA, May 7, 2018、AP, May 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018、al-Hayat, May 8, 2018、Reuters, May 7, 2018、SANA, May 7, 2018、UPI, May 7, 2018などをもとに作成。

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