ハサカ県タッル・ブラーク町近郊で電気系統装置を盗み出そうとしたシリア民主軍が抵抗する住民に発砲し多数死傷、ルマイラーン町近郊ではシリア民主軍と米軍による盗奪に対する住民の抗議デモ発生(2021年10月7日)

ハサカ県では、SANA(10月7日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・ブラーク町近郊で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が住民に向けて発砲し、1人が死亡、16人が負傷した。

https://www.facebook.com/104403058595444/videos/393300929140976/

シリア人権監視団によると、発砲したのは北・東シリア自治局内部治安部隊(アサーイシュ)で、9人が負傷。

SANAによると、住民は、シリア民主軍がタッル・ブラーク町近郊のナッス・タッル村にある変電所から電気系統装置を盗み出そうとしていたのを阻止しようと集まったところを、シリア民主軍に撃たれた。


この変電所はタッル・ブラーク町に電気を供給している。

シリア人権監視団によると、死傷者が出たことを受けて、地元のブーハッターブ部族の名士がアサーイシュと会談し、事態収拾に向けて協議した。

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また、北・東シリア自治局の支配下にあるルマイラーン町近郊のサイーダ村では、住民がシリア民主軍と米軍による原油と農産物の盗奪に抗議するデモを行い、ルマイラーン町に通じる街道を封鎖し、村内のシリア民主軍の本部や検問所を襲撃、放火した。

これに対して、シリア民主軍は実弾や催涙弾を使用し、住民に無差別に発砲、デモを強制排除した。

AFP, October 7, 2021、ANHA, October 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2021、Reuters, October 7, 2021、SANA, October 7, 2021、SOHR, October 7, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県サナマイン市で元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが開始(2021年10月7日)

ダルアー県では、SANA(10月7日付)によると、サナマイン市に和解センターが設置され、同市と周辺の村々の元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが開始され、数十人が手続きを済ませた。

また、和解プロセスが完了したジャースィム市にシリア軍部隊が進駐した。

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一方、シリア人権監視団によると、サナマイン市で正体不明の武装集団が住民を自宅前で銃で撃ち殺害した。

AFP, October 7, 2021、ANHA, October 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2021、Reuters, October 7, 2021、SANA, October 7, 2021、SOHR, October 7, 2021などをもとに作成。

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アレッポ県北部をトルコ軍基地をシリア民主軍が砲撃し、トルコ軍兵士1人死亡、ロシア軍も同地を爆撃(2021年10月7日)

トルコ国防省はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)を通じて声明を出し、シリア北部での作戦実施中にトルコ軍兵士1人が死亡したと発表した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍兵士は、いわゆる「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県マーリア市東のトゥワイス村近郊に設置されているトルコ軍の基地に対する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の砲撃により敷地内で死亡した。

ロシア軍戦闘機1機も、シリア民主軍の砲撃の直後に基地周辺を3回にわたって爆撃した。

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ハサカ県では、ANHA(8月12日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊にあるアッシリア教徒のタッル・シャンナーン村を砲撃した。

AFP, October 7, 2021、ANHA, October 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2021、Reuters, October 7, 2021、SANA, October 7, 2021、SOHR, October 7, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がハマー県とヒムス県の砂漠地帯でダーイシュに40回以上の爆撃を実施(2021年10月7日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機5機がハマー県イスリヤー村近郊の砂漠地帯とヒムス県東部の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して40回以上の爆撃を実施した。

AFP, October 7, 2021、ANHA, October 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2021、Reuters, October 7, 2021、SANA, October 7, 2021、SOHR, October 7, 2021などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはイドリブ県でシャーム解放機構がホワイト・ヘルメットや現地メディアとともに、化学兵器使用を準備していると発表(2021年10月7日)

ロシア当事者和解調整センターは、イドリブ県の緊張緩和地帯南部に位置するザーウィヤ山地方のカンスフラ村とクドゥーラ村を結ぶ地域で、シャーム解放機構が、ホワイト・ヘルメットや現地のメディアと連携し、住民に対して化学兵器を使用し、シリア軍による攻撃を偽装する準備を進めているとの情報を得たと発表した。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3060262674216468

AFP, October 7, 2021、ANHA, October 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2021、Reuters, October 7, 2021、SANA, October 7, 2021、SOHR, October 7, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ブサンクール村にあるシャーム解放機構の精鋭部隊の本部を爆撃し、1人を殺害(2021年10月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のブサンクール村を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

この爆撃で、シャーム解放機構の精鋭部隊アサーイブ・ハムラー(赤鉢巻)部隊の本部が狙われ、1人が死亡、7人が負傷した。

ロシア軍が「決戦」作戦司令室の支配地を爆撃するのは4日ぶり。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(イドリブ県6件、ラタキア県1件、アレッポ県4件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は3件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3059867714255964

AFP, October 7, 2021、ANHA, October 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 7, 2021、Reuters, October 7, 2021、SANA, October 7, 2021、SOHR, October 7, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で262人、北・東シリア自治局支配地域で254人(2021年10月7日)

保健省は政府支配地域で新たに262人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者65人が完治し、8人が死亡したと発表した。

これにより、10月7日現在の支配地内での感染者数は計36,160人、うち死亡したのは2,314人、回復したのは24,299人となった。

SANA(10月7日付)が伝えた。
https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/617789779604103

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに254人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者6人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、10月7日現在の支配地内での感染者数は計29,619人、うち死亡したのは988人、回復したのは2,219人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性145人、女性109人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市62人、カーミシュリー市29人、マーリキーヤ(ダイリーク)市29人、ルマイラーン町2人、アリーシャ・キャンプ4人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村5人、ラッカ県のラッカ市52人、タブカ市1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市35人、マンビジュ市20人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)3人、ダイル・ザウル県11人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1699967986859798

AFP, October 7, 2021、ACU, October 7, 2021、ANHA, October 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2021、Reuters, October 7, 2021、SANA, October 7, 2021、SOHR, October 7, 2021などをもとに作成。

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スィーマルカー国境通行所前でイラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたカリーラー部隊の若者の遺体の引き渡しを求める座り込みデモが続く(2021年10月6日)

ハサカ県では、ANHA(10月6日付)によると、県北東部のティグリス川河畔に設置されているスィーマルカー国境通行所前の広場での北・東シリア自治局ジャズィーラ地域殉教者遺族機構による座り込みデモが2日目を迎え、ヤアルビーヤ(タッル・クージャル)区、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)区の住民数百人がテントを訪れ、イラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたクルディスタン労働者党(PKK)の民兵組織である人民防衛部隊(HPG)所属のカリーラー(カレラ)部隊のメンバー5人の遺体の引き渡しを求めた。

AFP, October 6, 2021、ANHA, October 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2021、Reuters, October 6, 2021、SANA, October 6, 2021、SOHR, October 6, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の渉外関係局はドイツとデンマーク出身のダーイシュ戦闘員の妻子48人を両国に引き渡す(2021年10月6日)

北・東シリア自治局の渉外関係局(外務省に相当)は、ドイツ人戦闘員の妻8人と子供23人をと、ダーイシュ(イスラーム国)のデンマーク戦闘員の妻3人と子供14人をそれぞれドイツ、デンマーク政府の代表団に引き渡した。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1699895953533668

AFP, October 7, 2021、ANHA, October 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2021、Reuters, October 7, 2021、SANA, October 7, 2021、SOHR, October 7, 2021などをもとに作成。

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イスラエルのアラブ系市民とクウェートなどの慈善団体の支援を受けて、トルコのNGOが占領下のアレッポ県北西部に入植地「バスマ村」(笑顔の村)を開設(2021年10月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「オリーブの枝」地域(アフリーン郡)のシーラーワー町近郊のダイラ村近くに建設された入植地「バスマ村」(笑顔の村)の開村式が行われた。

「バスマ村」は、2018年1月から3月にかけてのトルコ軍の侵攻(「オリーブの枝」作戦)によって避難を余儀なくされた住民の土地に違法に建設されたもの。

トルコのNGO団体バヤズ・エレル(アヤーディー・バイダー、白い手)が、イスラエルのアラブ系市民(48年パレスチナ人)のNGO団体尊厳ある暮らし協会とともに建設に携わった。

建設資金は、クウェートのシャイフ・アブドゥッラー・ヌーリー協会、宗教関係省、ザカートの家社会改革協会世界イスラーム慈善機構ナジャート慈善協会、「我々のシャームに蓄えと支援を」キャンペーン、バハレーンの慈善活動委員会、サウジアラビアのイスラーム青年世界総会、カタールのラフマー・バイナフムが資金を供与した。

 

「バスマ村」は、45平方メートルのアパート96室からなる8つのブロックから構成されており、モスク、学校、医療センター、自治センターなども完備しており、シリア各地からの国内避難民(IDPs)が居住している。
AFP, October 6, 2021、ANHA, October 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2021、Reuters, October 6, 2021、SANA, October 6, 2021、SOHR, October 6, 2021などをもとに作成。

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警官2人がダルアー県イズラア市近郊で正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡(2021年10月6日)

ダルアー県では、SANA(10月6日付)によると、警官2人がイズラア市近郊の国際幹線道路沿線で正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, October 6, 2021、ANHA, October 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2021、Reuters, October 6, 2021、SANA, October 6, 2021、SOHR, October 6, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアッシリア教徒が暮らすラッカ県の村々を砲撃、シリア民主軍が応戦し、シリア国民軍戦闘員1人死亡(2021年10月6日)

ハサカ県では、ANHA(10月6日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルダーラ村、アッシリア教徒が暮らすタッル・カイフジー村とタッル・シャンナーン村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下のシャルカラーク村一帯を砲撃し、シリア国民軍の戦闘員1人が死亡した。

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アレッポ県では、ANHA(10月6日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下のタッル・リフアト市近郊のクナイティラ村を砲撃した。

AFP, October 6, 2021、ANHA, October 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2021、Reuters, October 6, 2021、SANA, October 6, 2021、SOHR, October 6, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方各所を砲撃(2021年10月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(イドリブ県5件、ラタキア県2件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は3件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を17件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3059127377663331

AFP, October 6, 2021、ANHA, October 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 6, 2021、Reuters, October 6, 2021、SANA, October 6, 2021、SOHR, October 6, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で289人、北・東シリア自治局支配地域で233人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で39人(2021年10月6日)

保健省は政府支配地域で新たに289人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者68人が完治し、9人が死亡したと発表した。

これにより、10月6日現在の支配地内での感染者数は計35,898人、うち死亡したのは2,306人、回復したのは24,234人となった。

SANA(10月6日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに233人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、4人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、10月6日現在の支配地内での感染者数は計29,365人、うち死亡したのは978人、回復したのは2,213人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性127人、女性106人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市44人、カーミシュリー市43人、ダルバースィーヤ市12人、アームーダー市7人、マーリキーヤ(ダイリーク)市34人、ルマイラーン町4人、アリーシャ・キャンプ7人、マアバダ(カルキールキー)町1人、アレッポ県のシャフバー地区(タッル・リフアト市)1人、ラッカ県のラッカ市49人、ブカ市20人、ダイル・ザウル県20人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1699258976930699

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月6日に新たに39人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、825人が完治し、11人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡37人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計76,789人、うち死亡したのは1,388人、回復したのは42,372人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1681764682028416

AFP, October 6, 2021、ACU, October 6, 2021、ANHA, October 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2021、Reuters, October 6, 2021、SANA, October 6, 2021、SOHR, October 6, 2021などをもとに作成。

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スィーマルカー国境通行所前でイラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたカリーラー部隊の若者の遺体の引き渡しを求める座り込みデモが開始される(2021年10月5日)

ハサカ県では、ANHA(10月5日付)によると、北・東シリア自治局ジャズィーラ地域殉教者遺族機構が、県北東部のティグリス川河畔に設置されているスィーマルカー国境通行所前の広場にテントを設営し、イラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害された若者5人の遺体の引き渡しを求める座り込みデモを開始した。

抗議デモは、8月28日と29日にイラクのアルビール県キンディール山地方からドホーク県方面に向かっていたカリーラー(カレラ)部隊7人が、アルビール県ハリーファーン町一帯でイラク・クルディスタン民主党の部隊の攻撃を受け、5人を殺害した事件を受けたもの。

カリーラー部隊は、クルディスタン労働者党(PKK)の民兵組織である人民防衛部隊(HPG)に所属する部隊。





座り込みデモには、殺害された5人の若者のうち、トゥールハルダーン・ラーマーン氏(本名ナスリーン・タマル)、サルダム・ジューディー氏(本名ユースフ・イブラーヒーム)の2人の遺族や住民ら数百人が参加した。

AFP, October 5, 2021、ANHA, October 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2021、Reuters, October 5, 2021、SANA, October 5, 2021、SOHR, October 5, 2021などをもとに作成。

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アンサール・アビー・バクル・スィッディーク連隊がイドリブ県でトルコ軍車輌を攻撃し、士官複数を殺傷したと発表(2021年10月5日)

アンサール・アビー・バクル・スィッディーク連隊がSNSを通じて声明を出し、「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県アリーハー市とナフラヤー村を結ぶ街道で早朝、トルコ軍車輌に対して攻撃を行い、トルコ軍士官複数を死傷させたと発表した。

バラディー・ニュース(10月5日付)の独自筋によると、狙われたのはトルコ軍の四輪駆動車で、オートバイに爆弾を仕掛け爆発させたという。

爆発は、同地に設置されているトルコ軍の基地から200メートルほどの場所で発生した。

『クドス・アラビー』(10月6日付)によると、
、トルコ軍の車輌1台の通過に合わせて、車に仕掛けていた爆弾を爆発させたと発表した。

これに関して、トルコ国防省、軍からの正式な発表はない。

AFP, October 6, 2021、ANHA, October 6, 2021 Baladi News, October 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2021、Reuters, October 6, 2021、SANA, October 6, 2021、SOHR, October 6, 2021などをもとに作成。

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シリア人権監視団:トルコがリビアに派遣していたシリア人傭兵約300人が、空路でトルコに移送され、その後シリア北部に帰還(2021年10月5日)

シリア人権監視団は、トルコによってリビアに派遣されていたシリア人傭兵(シリア国民軍戦闘員)約300人が、空路でトルコに移送され、その後、トルコ占領下のシリア北部に帰還したと発表した。

傭兵の帰還は、10月5日にスイスのジュネーブで、傭兵の処遇について話し合う5+5リビア合同軍事委員会会合が開催されるのに合わせたものだという。

だが、同監視団によると、数日前には、トルコ占領下のいわゆる「オリーブの枝」地域(アレッポ県アフリーン郡)から戦闘員90人がリビアに新たに派遣された。

なお、トルコがリビアに派遣しているシリア人傭兵は約7,000人に達しているという。

AFP, October 5, 2021、ANHA, October 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2021、Reuters, October 5, 2021、SANA, October 5, 2021、SOHR, October 5, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がラッカ県アイン・イーサー市近郊のM4高速道路を移動するシリア軍の車輌を砲撃、乗っていた4人が負傷(2021年10月5日)

ラッカ県では、ANHA(10月5日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路を移動するシリア軍の車輌を砲撃、乗っていた4人が負傷した。

シリア人権監視団によると、4人はアイン・イーサー市の病院に搬送された。

https://twitter.com/SOHEB2019/status/1445329073098608644/photo/1

ANHA(10月6日付)はその後、アイン・イーサー市の軍事情報筋の話として、攻撃に先立って路上に仕掛けられていた地雷が爆発、その後機関銃による発砲があったと伝えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、地元の武装集団とダイル・ザウル県出身の武装集団が交戦し、複数が負傷した。

AFP, October 5, 2021、ANHA, October 5, 2021、October 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2021、Reuters, October 5, 2021、SANA, October 5, 2021、SOHR, October 5, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県ジャースィム市で元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが続けられる(2021年10月5日)

ダルアー県では、SANA(10月5日付)によると、ジャースィム市に設置された和解センターで、同市および周辺の村々の元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが続けられ、ロシア当事者和解調整センターによると、319人が手続きを済ませた。


https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3058735484369187

AFP, October 5, 2021、ANHA, October 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2021、Reuters, October 5, 2021、SANA, October 5, 2021、SOHR, October 5, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室はイドリブ県でイラン製と思われるドローン2機を迎撃し破壊(2021年10月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、爆発物が装着されたイラン製と思われる無人航空機(ドローン)2機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方に飛来、「決戦」作戦司令室が重火器で迎撃、1機はバイニーン村近郊に墜落、もう1機は空中で爆発した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市、ミラージャ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるガーブ平原のマナーラ村(タンジャラ村)を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアルナーズ村を砲撃した。

これに対して、シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあカフル・ヌーラーン村、タカード村、カフル・アンマ村、マクラビース村一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(イドリブ県5件、ラタキア県1件、アレッポ県6件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は5件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3058278417748227

AFP, October 5, 2021、ANHA, October 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 5, 2021、Reuters, October 5, 2021、SANA, October 5, 2021、SOHR, October 5, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で343人、北・東シリア自治局支配地域で336人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で118人(2021年10月5日)

保健省は政府支配地域で新たに343人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者70人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、10月5日現在の支配地内での感染者数は計35,609人、うち死亡したのは2,297人、回復したのは24,166人となった。

SANA(10月5日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/616515179731563

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに336人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、12人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、10月5日現在の支配地内での感染者数は計29,132人、うち死亡したのは968人、回復したのは2,209人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性227人、女性109人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市45人、カーミシュリー市63人、マーリキーヤ(ダイリーク)市34人、アームーダー市10人、ルマイラーン町12人、マアバダ(カルキールキー)町4人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村2人、アリーシャ・キャンプ3人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市18人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)6人、マンビジュ市22人、ラッカ県のラッカ市44人、タブカ市46人、ダイル・ザウル県44人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1698646233658640

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月5日に新たに118人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、503人が完治し、6人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡57人、イドリブ郡1人、ハーリム郡11人、アリーハー郡9人、アレッポ県スィムアーン山郡5人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡29人、アアザーズ郡6人。

これにより、同地での感染者数は計76,750人、うち死亡したのは1,357人、回復したのは41,548人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1680607815477436

AFP, October 5, 2021、ACU, October 5, 2021、ANHA, October 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2021、Reuters, October 5, 2021、SANA, October 5, 2021、SOHR, October 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がシリア国内の砂漠地帯でダーイシュに対して85回以上の爆撃を実施(2021年10月4日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がラッカ県のラサーファ砂漠、ハマー県イスリヤー村近郊の砂漠地帯、ヒムス県のスフナ市近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)を狙って85回以上の爆撃を実施した。

AFP, October 4, 2021、ANHA, October 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2021、Reuters, October 4, 2021、SANA, October 4, 2021、SOHR, October 4, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部を砲撃(2021年10月4日)

アレッポ県では、ANHA(10月4日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村一帯、マーリキーヤ村を砲撃した。

AFP, October 4, 2021、ANHA, October 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2021、Reuters, October 4, 2021、SANA, October 4, 2021、SOHR, October 4, 2021などをもとに作成。

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シリア駐留ロシア軍司令部があるフマイミーム航空基地に対する攻撃にロシア軍の防空システムが迎撃(2021年10月4日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア駐留ロシア軍司令部があるフマイミーム航空基地近くで複数回の爆発音が聞こえた。

爆発音は、ロシア軍の防空システムの迎撃によるもの。

基地への攻撃が、無人航空機(ドローン)によるものだったのか、ミサイル・ロケット弾攻撃だったかは不明。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=128990559470027&id=104403058595444

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(イドリブ県6件、ラタキア県5件、アレッポ県3件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は10件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3057736604469075

AFP, October 4, 2021、ANHA, October 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 4, 2021、Reuters, October 4, 2021、SANA, October 4, 2021、SOHR, October 4, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部でシリア国民軍憲兵隊とアズム統合司令室がシャーム軍団の麻薬製造工場を急襲(2021年10月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバースータ村とブルジュ・アブダールー村の間で、シリア国民軍憲兵隊とアズム(決意)統合司令室が、シリア国民軍国民解放戦線に所属するシャーム軍団配下のグループ(’A.’A.なる男性が指導)との間で戦闘が発生した。

戦闘は、シリア国民軍憲兵隊がアズム(決意)統合司令室が’A.’A.率いるグループが運営する麻薬製造工場を急襲したことを受けたもの。

戦闘では戦闘員複数が負傷し、アアザーズ市の病院に搬送されたものの、シリア国民軍憲兵隊とアズム(決意)統合司令室は多数を拘束し、トルコにそのまま連行した。

AFP, October 3, 2021、ANHA, October 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2021、Reuters, October 3, 2021、SANA, October 3, 2021、SOHR, October 3, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市一帯をクラスター弾で攻撃(2021年10月3日)

ラッカ県では、ANHA(10月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市西の国内避難民(IDPs)キャンプ、サクル休憩所・M4高速道路沿線、ハーリディーヤ村、マアラク村を砲撃した。

砲撃にはクラスター弾が使用された。

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アレッポ県では、ANHA(10月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村を砲撃した。

AFP, October 3, 2021、ANHA, October 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2021、Reuters, October 3, 2021、SANA, October 3, 2021、SOHR, October 3, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県ジャースィム市で元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続き開始、ナワー市にシリア軍部隊が進駐(2021年10月3日)

ダルアー県では、SANA(10月3日付)によると、ジャースィム市に和解センターが設置され、同市、ナマル町、ハーッラ市の元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが開始され、数十人が手続きを済ませた。

また、和解プロセスが完了したナワー市にシリア軍部隊が進駐した。

AFP, October 3, 2021、ANHA, October 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2021、Reuters, October 3, 2021、SANA, October 3, 2021、SOHR, October 3, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が2日ぶりに「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ラタキア県を爆撃、ルワイハ村でシャーム解放機構が自爆型ドローンの攻撃を受け、メンバー4人死亡、2人負傷(2021年10月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるジスル・シュグール市近郊のカンダ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ロシア軍が爆撃を実施するのは10月1日以来2日ぶり。

シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるナイラブ村一帯、マジュダリヤー村を砲撃した。

これに対して、同地一帯に展開するトルコ軍もシリア政府の支配下にあるサラーキブ市、タッル・マルディーフ村、サラーキブ市東の工業地区を砲撃した。

一方、シリア人権監視団やAFP(10月5日付)によると、ルワイハ村に爆発物を装着した所属不明の無人航空機(ドローン)が飛来し、墜落して爆発を起こし、シャーム解放機構の戦闘員4人が死亡した。

北部軍事監視ユニットなる組織の責任者だというアブー・アミーンを名乗る人物によると、ドローンはロシア製。

10月3日晩に爆発物とパラシュートを装備し、ルワイハ村にあるシャーム解放機構の軍事拠点の一つに降下し、爆発した。

これにより、シャーム解放機構のメンバー4人が死亡、2人が負傷した。

シリア前線ニュース・ネット(10月4日付)によると、攻撃を行ったのはシリア軍で、アブー・ウマル・アンサール、アブー・ウバイダ・アンサール、アブドゥルアズィーズ・ウーズビク、アブー・アブドゥルアズィーム・ウーズビクの4人を殺害した。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=128994666136283&id=104403058595444

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=129006439468439&id=104403058595444

 

 

ロシア軍がパラシュートを装備した自爆型ドローンをイドリブ県南部で使用したのは今回が初めてだという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方を爆撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市のワーディー・ナスィーム地区にある武器弾薬庫で爆発が発生し、トルキスタン・イスラーム党のメンバー1人が死亡、4人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のアムキーヤ町一帯で砲撃戦を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(イドリブ県7件、ラタキア県4件、アレッポ県3件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は10件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を8件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3056946331214769

AFP, October 3, 2021、ANHA, October 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 3, 2021、Reuters, October 3, 2021、SANA, October 3, 2021、Shabaka Akhbar Suriya al-Maydaniya, October 4, 2021、SOHR, October 3, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で224人、北・東シリア自治局支配地域で285人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1,016人(2021年10月3日)

保健省は政府支配地域で新たに224人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者68人が完治し、11人が死亡したと発表した。

これにより、10月3日現在の支配地内での感染者数は計34,920人、うち死亡したのは2,276人、回復したのは24,027人となった。

SANA(10月3日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/615441073172307

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに285人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、11人が完治し、9人が死亡したと発表した。

これにより、10月3日現在の支配地内での感染者数は計28,550人、うち死亡したのは953人、回復したのは2,191人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性169人、女性116人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市32人、カーミシュリー市42人、マーリキーヤ(ダイリーク)市32人、アームーダー市6人、ルマイラーン町4人、マアバダ(カルキールキー)町6人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市27人、マンビジュ市22人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)9人、ラッカ県のラッカ市58人、タブカ市33人、ダイル・ザウル県14人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1697491193774144

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月3日に新たに1,016人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、845人が完治し、8人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡74人、イドリブ郡237人、ハーリム郡333人、アリーハー郡50人、アレッポ県スィムアーン山郡22人、ジャラーブルス郡16人、バーブ郡60人、アフリーン郡65人、アアザーズ郡159人。

これにより、同地での感染者数は計75,766人、うち死亡したのは1,268人、回復したのは40,237人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1679207612284123

AFP, October 3, 2021、ACU, October 3, 2021、ANHA, October 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2021、Reuters, October 3, 2021、SANA, October 3, 2021、SOHR, October 3, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民325人と国内避難民(IDPs)202人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は708,924人、2019年以降帰還したIDPsは101,792人に(2021年10月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月2日に難民325人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民278人(うち女性83人、子供142人)、ヨルダンから帰国したのは47人(うち女性14人、子供24人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は708,924人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者313,352人(うち女性94,172人、子ども159,527人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,572人(うち女性118,715人、子ども201,734人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,800,865人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は938,204人(うち女性281,545人、子供478,183人)となった。

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一方、国内避難民202人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,792人(うち女性39,394人、子供33,547人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,370,388人(うち女性421,953人、子供677,313人)となった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3056952807880788

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 3, 2021をもとに作成。

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