シリア国内で活動する反体制組織のシリア民主戦線(JWD)準備委員会が大統領選挙を批判し、現下の体制の構造を抜本的に変革するよう求める(2021年5月30日)

シリア国内で活動する反体制組織のシリア民主戦線(JWD)準備委員会のムフスィン・フザーム氏は、大統領選挙を批判し、現下の体制の構造を抜本的に変革するよう求めた。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=259372099308559&id=111009067478197

AFP, May 30, 2021、ANHA, May 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2021、Reuters, May 30, 2021、SANA, May 30, 2021、SOHR, May 30, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダーイシュが敷設した地雷によりパレスチナ人民兵組織のクドス旅団の戦闘員1人死亡(2021年5月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯(ファイダト・ブン・ムワイニア地区)で、パレスチナ人民兵組織のクドス旅団の戦闘員1人が、ダーイシュ(イスラーム国)が敷設した地雷に触れて爆死した。

AFP, May 30, 2021、ANHA, May 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2021、Reuters, May 30, 2021、SANA, May 30, 2021、SOHR, May 30, 2021などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の治安部隊が大統領選挙で政府支持を表明した住民の逮捕を続ける(2021年5月30日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)に所属する治安部隊の総合治安機関はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/GE.SE.SE1/)などを通じて声明を出し、5月29日に早朝から、イドリブ県のサルキーン市およびその周辺、ジスル・シュグール市およびその周辺で「犯罪者体制の手先とその元締め、容疑者」に対する治安活動を実施していると正式に発表した。

https://www.facebook.com/GE.SE.SE1/posts/306159134467282

総合治安機関はまたフェイスブックなどを通じて、サルキーン市、ジスル・シュグール市での摘発の写真を公開した。

サルキーン市

https://www.facebook.com/GE.SE.SE1/posts/306182007798328

https://www.facebook.com/GE.SE.SE1/posts/306194291130433

ジスル・シュグール市

https://www.facebook.com/GE.SE.SE1/posts/306177597798769

https://www.facebook.com/GE.SE.SE1/posts/306192617797267

 

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シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の治安部隊が前日に続いて、サルキーン市、ダーナー市、イドリブ市、ハーリム市、ジスル・シュグール市およびその周辺の農村地帯など軍事・治安権限を掌握する地域で、大統領選挙期間中に政府支持を表明したとされる住民多数を拘束した。

AFP, May 30, 2021、ANHA, May 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2021、Reuters, May 30, 2021、SANA, May 30, 2021、SOHR, May 30, 2021などをもとに作成。

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アレッポ県北部、ハサカ県北部でトルコ軍、シリア国民軍とシリア民主軍が交戦(2021年5月30日)

アレッポ県では、ANHA(5月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村とマーリキーヤ村を砲撃し、シリア軍兵士2人が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、シリア国民軍に所属するシャーム自由人イスラーム運動の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

また、アフリーン市近郊のアスティール村では、シリア国民軍戦闘員どうしが土地の分配をめぐって撃ち合いとなり、1人(ハムザ師団戦闘員)が死亡した。

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ハサカ県では、ANHA(5月30日付)によると、トルコ軍の支援を受けるシリア国民軍の部隊が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村に向かって潜入を試みたが、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のタッル・タムル軍事評議会が迎撃し、複数人を殺傷した。

AFP, May 30, 2021、ANHA, May 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2021、Reuters, May 30, 2021、SANA, May 30, 2021、SOHR, May 30, 2021、May 31, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で27人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で110人(2021年5月30日)

保健省は政府支配地域で新たに27人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、5月30日現在の同地での感染者数は計24,467人、うち死亡したのは1,766人、回復したのは21,598人となった。

SANA(5月30日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で5月30日に新たに110人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、15人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡9人、イドリブ郡13人、ハーリム郡25人、アリーハー郡6人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡8人、バーブ郡1人、アフリーン郡22人、アアザーズ郡26人。

これにより、同地での感染者数は計23,436人、うち回復したのは20,633人、死亡したのは666人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1588776017993950/

AFP, May 30, 2021、ACU, May 30, 2021、ANHA, May 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2021、Reuters, May 30, 2021、SANA, May 30, 2021、SOHR, May 30, 2021などをもとに作成。

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シリア政府の支配下にあるダルアー県ヤードゥーダ村でシリア軍第4師団の兵士1人が殺害される(2021年5月30日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヤードゥーダ村でシリア軍第4師団の兵士1人が何者かによって殺害された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を40件(イドリブ県22件、ラタキア県6件、アレッポ県4件、ハマー県8件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は24件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を29件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 30, 2021、ANHA, May 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 30, 2021、Reuters, May 30, 2021、SANA, May 30, 2021、SOHR, May 30, 2021などをもとに作成。

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反体制派は初等教育および中等教育の修了試験を受験する生徒の支配地から政府支配地への移動を認めず(2021年5月29日)

イドリブ県では、SANA(5月29日付)によると、県中北部を支配する「テロ集団」(反体制派)が、シリア政府支配地域への人の移動を改めて拒否した。

イドリブ県議会のファーディー・サアドゥーン執行局長によると、県当局は、ロシア当事者和解調整センターと連携して、反体制派の支配下にあるタルナバ村と政府の支配下にあるサラーキブ市を結ぶM4高速道路上の通行所を開放し、初等教育および中等教育の修了試験を受験する生徒をバスでハマー県ハマー市に移送することを認めるよう反体制派に求めた。

だが、反体制派はこの要請を拒否したという。

AFP, May 29, 2021、ANHA, May 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2021、Reuters, May 29, 2021、SANA, May 29, 2021、SOHR, May 29, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構が大統領選挙期間中にシリア政府を支持した住民多数を逮捕(2021年5月29日)

イドリブ県では、イナブ・バラディー(5月29日付)、アルスーリーヤ・ネット(5月30日付)、イスタンブールを拠点とする反体制派系サイトのシリア・テレビ(5月30日付)によると、シリアのアル=カーイダで、反体制派支配地の軍事・治安権限を握るシャーム解放機構の治安機関が各地で、5月26日に投票が行われた大統領選挙期間中にシリア政府を支持する言動をとったとされる住民多数を逮捕した。

シャーム解放機構は正式に治安対策の発動を発表していないが、同組織に近い複数のテレグラムのアカウントでは、「シリア体制とロシアのスリーパー・セルと内通者」を摘発するためのものだという。

シャーム解放機構は、ダーナー市、ハーリム市、サルキーン市、ダルクーシュ町からジスル・シュグール市一帯にいたる地域に部隊を派遣し、検問所を増設し、車輌や通行人に対する検問を強化、逮捕を行っているという。

AFP, May 29, 2021、Alsouria.net, May 30, 2021、ANHA, May 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2021、‘Inab Baladi, May 29, 2021、Reuters, May 29, 2021、SANA, May 29, 2021、SOHR, May 29, 2021、Syria TV, May 30, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年5月29日)

アレッポ県では、ANHA(5月29日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のムシャイリファ村とシャフバー・ダムを砲撃した。

AFP, May 29, 2021、ANHA, May 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2021、Reuters, May 29, 2021、SANA, May 29, 2021、SOHR, May 29, 2021などをもとに作成。

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WHOがシリア政府に供与した新型コロナウイルス感染症ワクチンの一部が空路で北・東シリア自治局支配地に運搬され、医療従事者が接種(2021年5月29日)

北・東シリア自治局保健委員会(保健省に相当)のジュワーン・ムスタファー共同議長は、ANHA(5月29日付)に対して、自治局が世界保健機関(WHO)から新型コロナウイルス感染症ワクチン17,500本を入手したことを明らかにした。

ムスタファー共同議長によると、WHOは、5月初めに、アストラゼネカ社製のワクチン203,000本をシリア政府に提供、その一部がダマスカス国際空港からハサカ県のカーミシュリー国際空港(シリア政府が管理)に運搬され、北・東シリア自治局当局に提供されたという。

提供されたワクチンは、医療従事者スタッフに優先的に接種され、数日前からハサカ市で接種が開始されたという。

https://youtu.be/wRQIvh0QVP8

 

AFP, May 29, 2021、ANHA, May 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2021、Reuters, May 29, 2021、SANA, May 29, 2021、SOHR, May 29, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で30人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で78人(2021年5月29日)

保健省は政府支配地域で新たに30人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、5月29日現在の同地での感染者数は計24,440人、うち死亡したのは1,763人、回復したのは21,593人となった。

SANA(5月29日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で5月29日に新たに78人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、8人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡7人、ハーリム郡12人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡3人、バーブ郡29人、アフリーン郡13人、アアザーズ郡11人。

これにより、同地での感染者数は計23,326人、うち回復したのは20,618人、死亡したのは666人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1588093498062202/

AFP, May 29, 2021、ACU, May 29, 2021、ANHA, May 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2021、Reuters, May 29, 2021、SANA, May 29, 2021、SOHR, May 29, 2021などをもとに作成。

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ダルアー市で軍事情報局の隊員1人が何者かによって仕掛けられた地雷の爆発に巻き込まれて死亡(2021年5月29日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市中心概で、軍事情報局の隊員1人が何者かによって仕掛けられた地雷の爆発に巻き込まれて死亡した。

爆発ではまた、住民2人も負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、マジュダリヤー村、カンスフラ村、バーッラ村、フライフィル村、ファッティーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるヒルバト・ナークース村、マンスーラ村および同地一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を45件(イドリブ県25件、ラタキア県12件、アレッポ県0件、ハマー県8件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は40件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を25件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 29, 2021、ANHA, May 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 29, 2021、Reuters, May 29, 2021、SANA, May 29, 2021、SOHR, May 29, 2021などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県で大統領選挙期間中にアサド大統領を支持するビデオ映像を公開していた男性が逮捕される(2021年5月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するサルキーン市で、同機構の治安部隊が大統領選挙期間中にアサド大統領を支持するビデオ映像を公開していた男性を逮捕した。

https://www.youtube.com/watch?v=-55huZfvoZE

AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県内で大統領選挙に反対するデモ(2021年5月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握する県北部のトルコ国境に近いカフルルースィーン村の国内避難民(IDPs)キャンプで、大統領選挙に反対し、政府支配下への帰還を呼びかけるデモが発生し、IDPsら数十人が参加した。

https://youtu.be/Bno_uPZCEHA

 

AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第5区でIDPsがダーイシュと思われるグループによって殺害される(2021年5月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第5区で、国内避難民(IDPs)1人がダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われるグループによって銃で撃たれて死亡した。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯、ハマー県イスリヤー村近郊の砂漠地帯、ラッカ県のラサーファ砂漠でダーイシュを狙って爆撃(2021年5月28日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯、ハマー県イスリヤー村近郊の砂漠地帯、ラッカ県のラサーファ砂漠で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って爆撃を実施した。

過去48時間での爆撃回数は30回以上、過去72時間での爆撃回数は100回以上に達しているという。

AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるバーブ市でシリア国民軍がダーイシュのスリーパー・セルと交戦し双方合わせて5人死亡(2021年5月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市でシリア国民軍がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパー・セルと交戦し、シリア国民軍の戦闘員3人が死亡した。

またダーイシュのメンバー2人も爆弾ベルトを爆発させて死亡した。

AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。

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ラッカ市で、シリア民主軍の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し兵士2人死亡(2021年5月28日)

ラッカ県では、SANA(5月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士2人が死亡した。

AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で45人、北・東シリア自治局支配地域で30人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で95人(2021年5月28日)

保健省は政府支配地域で新たに45人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、5月28日現在の同地での感染者数は計24,410人、うち死亡したのは1,758人、回復したのは21,588人となった。

SANA(5月28日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに30人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者6人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、5月28日現在の同地での感染者数は計17,746人、うち死亡したのは723人、回復したのは1,792人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性16人、女性14人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市6人、カーミシュリー市6人、マーリキーヤ(ダイリーク)市1人、ダルバースィーヤ市3人、フール・キャンプ2人、アレッポ県のシャフバー地区(タッル・リフアト市)1人、ラッカ県のラッカ市11人。

ANHA(5月28日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で5月28日に新たに95人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、5人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡24人、ハーリム郡28人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡2人、ジャラーブルス郡8人、バーブ郡21人、アフリーン郡11人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計23,248人、うち回復したのは20,610人、死亡したのは666人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1587350241469861/

AFP, May 28, 2021、ACU, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県ヒルバト・カイス村でシリア軍第4師団の兵士1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡(2021年5月28日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヒルバト・カイス村でシリア軍第4師団の兵士1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方の支配地境界線一帯で砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を43件(イドリブ県23件、ラタキア県12件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は38件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を28件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局執行評議会は大統領選挙投票の終了に合わせてシリア政府支配地域に通じる通行所を再開(2021年5月27日)

北・東シリア自治局の執行評議会は決定第135号を発出し、5月24日午後7時から追って通知があるまでの期間、シリア政府支配地域との境界に設置されているすべての通行所を閉鎖することを決定した決定第129号(5月24日発出)を廃止したと発表した。

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ラッカ県では、SANA(5月27日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ市で若い男性20人以上を拘束、連行した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハジーン市の「人民庁舎」で働く男性3人が正体不明の武装集団に銃で撃たれて死亡した。

AFP, May 27, 2021、ANHA, May 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2021、Reuters, May 27, 2021、SANA, May 27, 2021、SOHR, May 27, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構はトルコ治安当局がアンカラで拘束したメンバー7人との関係を否定、テロ組織と評されたことを非難(2021年5月27日)

シリアのアル=カーイダでイドリブ県中北部のいわゆる「解放区」の軍事・治安権限を握るシャーム解放機構の広報関係局(タキーッディーン・ウマル局長)が声明を出し、トルコが同機構メンバー多数をテロ容疑で逮捕したとするSNS上での情報について、逮捕されたメンバーとの関係を否定した。

声明の内容は以下の通り:

SNS上で今日の午後、トルコ当局が首都アンカラでシャーム解放機構内で活動する7人をテロ容疑で逮捕したとの情報が流れた。

我々は逮捕された者が誰かを承知しておらず、彼らと組織的なつながりはないと明言したい。また、(トルコの)検事の声明のなかで、シャーム解放機構をテロ組織と評し、誤った情報を発したことを非難する。これは、シリアの抑圧者に対する自衛の戦争の筆頭にいる同組織の犠牲や役割に抵触する危険な表現である。

シャーム解放機構は独立した組織で、シリア革命諸派の基礎をなす。今日も、民間人を守るために、他の組織とともに解放区の諸戦線において、ロシア・イランという占領者の民兵との対決している。

イバー・ネット(5月27日付)が伝えた。

AFP, May 27, 2021、ANHA, May 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2021、Reuters, May 27, 2021、SANA, May 27, 2021、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 27, 2021、SOHR, May 27, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で50人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で80人(2021年5月27日)

保健省は政府支配地域で新たに50人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者6人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、5月27日現在の同地での感染者数は計24,365人、うち死亡したのは1,754人、回復したのは21,583人となった。

SANA(5月27日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で5月27日に新たに80人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、6人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡4人、イドリブ郡6人、ハーリム郡14人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡8人、バーブ郡4人、アフリーン郡7人、アアザーズ郡34人。

これにより、同地での感染者数は計23,153人、うち回復したのは20,605人、死亡したのは666人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1586548081550077/

AFP, May 27, 2021、ACU, May 27, 2021、ANHA, May 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2021、Reuters, May 27, 2021、SANA, May 27, 2021、SOHR, May 27, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県、クナイトラ県でバアス党支局、警察分所、軍検問所などが襲撃を受ける(2021年5月27日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のマシーク村一帯、カルクール村、ズィヤーラ町、ヒルバト・ナークース村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、カンスフラ村一帯、フライフィル村、バイニーン村、ルワイハ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダーイル町で正体不明の武装集団がバアス党の支局、警察の分所など3カ所を襲撃し、町内で激しい戦闘が発生した。

事態を受けて、シリア軍部隊が介入し、町内で女性1人を含む6人を拘束した。

また、ダルアーおよび同郊外ニュース・ネットワーク(5月27日付)によると、サイダー町と西ガーリヤ村を結ぶ街道に設置されている軍事情報局の検問所、タスィール町とサフム・ジャウラーン村を結ぶ街道に設置されているシリア軍第4師団の検問所も、5月25日深夜から26日未明にかけて正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるアイン・ティーナ村近郊の街道でシリア軍兵士1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を42件(イドリブ県20件、ラタキア県10件、アレッポ県3件、ハマー県9件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は36件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を26件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 27, 2021、ANHA, May 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 27, 2021、Reuters, May 27, 2021、SANA, May 27, 2021、Shabaka Akhbar Dar’a wa Rif-ha, May 27, 2021、SOHR, May 27, 2021などをもとに作成。

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マルイー候補はダマスカス県ジャウダト・ハーシミー学校で投票を行う(2021年5月26日)

マフムード・アフマド・マルイー候補はダマスカス県ジャウダト・ハーシミー学校に設置された投票所で投票を行った。

投票後、マルイー氏は記者団に対して、以下の通り述べた。

私は国内外の愛国的な反体制派の候補者だ。私の立候補は、反体制派の候補者が投票箱に向かい、自らに投票し、自らの意見を表明したことで、シリアにおいて初めての突破口となった。

投票所に向かい、より良い(選挙)綱領を選択肢、シリアを指導するためにもっとも高い能力を持った人を選ぶようすべてのシリア人に言いたい。

我々は、忠誠(バイア)や行進を行うための選挙ではなく、民主的で、多元的で、互いに意見を述べることができるシリアを望んでいる。我々は多元的な選挙を望んでいる。なぜなら、シリア憲法には、シリアを多元的国家と規定するような修正や発展が必要だからだ。シリアは一つの戦線にしか属さない政党であるべきではない。政治的多元主義に基づくシリアには活性化と発展が必要になっている。我々は選挙戦に臨んだ。綱領のなかで、我々は参加型の挙国一致内閣、国民対話のための国民大会を望んでおり、危機から脱し、イスラエルと米国の占領から領土を解放すると言っている。我々は今も対話を重視している。シリア人どうしの対話、難民の帰還、逮捕者釈放、三権分立、時代に合った憲法、これらすべてを選挙綱領のなかで述べている。

選挙戦とそれに伴う宣伝やポスター。これらすべては問題なく行われた。だが、我々は行進や忠誠が行われる状態に戻りたくはない。我々は多元的で、互いに意見を述べることができ、市民が望む者を選ぶ選挙を望んでいる。市民が選び、意見を表明し、恐怖を抱かない状態になれねばならない。怖れることはない。私は、自らの選挙綱領で、シリアの市民がその意見を理由に逮捕されることを許さないと述べた。それはジャーナリストや法律家だけではなく、いかなる市民が自らの意見を述べても逮捕されないようにしなければならない。

逮捕される者は、法律によって裁かれるべき罪を犯した者だけだ。だから、私は司法の独立、法の執行、通常法廷を支持し、例外法廷、例外的法律に反対する。三権分立を支持し、国内外の愛国的反体制派が偽りの参加でなく、真の参加を実現することを支持する。これまでのところ、そうした参加は実現していない。我々は参加を望んでいる。これまでのところ、政治生活の活性化を必要とする多くの問題がある。我々は壁に穴を開けた。我々は平和的で漸進的な民主的変革に至ることを望んでいる。

我々は暴力を望んでいない。我々は社会的平和、権力と愛国的反体制派が協力し、シリアを建設することを望んでいる。また、シリアには、復興、人間そして崩れた石を立て直す必要がある。すべての国民の努力を倍増させる必要がある。いかなる政治的意見を持とうがすべての国民の努力が必要だ。

いかなる結果が出ようと、投票結果、そしてシリア国民の意思を受け入れる。選挙で勝利しようがしまいが、自らの選挙綱領を実施し続ける。選挙綱領のなかでもっとも重要なのは、シリア人どうしの国民大会をダマスカスで開催することだ。なぜなら、解決策は、ュネーブではなく、ダマスカスのシリア人の手のなかにあるからだ。我々は、汚れていない国外の愛国的反体制派を帰国させ、この大会に出席させ、シリアをこの危機から抜け出させるための出口にたどり着きたい。

シリアにおいて反体制派が存在することになれねばならない。それが健全な状態だ。我々のスローガンは「シリアのため、シリア建設のため、政治的多元主義のための法の支配のため皆ともに」だ。我々は民主主義、多元主義、互いに意見を述べ合うことができる状態を確立したい。国外にいる多くの人々が、シリアの大統領選挙は、不健全で、捏造だれ、閉ざされていると言う。しかし、こうした言葉は正しくない。シリア人は、国内外で自らの見解を表明している。

我々は民主主義の適用から始めた。シリアの民主主義は生まれたばかりで新しい。選挙に初めて反体制派の候補者が立候補したからだ。しかし、このことをしっかりと捉え、奨励し、支持したい。だが、我々はさらに発展、改善し、より良い状態に至ろうとしなければならない。シリアは今、経済戦争に直面している。軍事的な戦争も終わっていない。トルコ、米国による占領地が残っているからだ。これらを解放しなければならない。なぜなら、トルコ、米国、そしてイスラエルの占領を通じて基本物資が略奪されているからだ。

我々は領土を解放し、我々に対する経済戦争に立ち向かいたい。占領国トルコとともに、我々の穀物、綿を盗み、占領地での選挙を阻止し、シリア民主軍に通行所を閉鎖させ、市民が民主的権利を行使するのを阻止している米国に対して一丸とならねばならない。

民主主義の老舗と思われていたドイツは、シリアの市民が選挙で権利を行使するのを阻止した。トルコもだ。こうした行為は民主主義に反する.我々は、ドイツ、トルコ、カーミシュリー市、ハサカ市、レバノン、ヨルダン、そしてそのほか世界のすべての国のシリア人に、投票箱を通じて自らの意見を表明することを呼びかけねばならない。我々はいかなる選挙結果も受け入れる。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4245837182126748

AFP, May 26, 2021、ANHA, May 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2021、Reuters, May 26, 2021、SANA, May 26, 2021、SOHR, May 26, 2021などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ市で大統領選挙に反対するデモ(2021年5月26日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、オリエント・ニュース(5月26日付)、イナブ・バラディー(5月26日付)、イバー・ネット(5月26日付)、ザマーン・ワスル(5月26日付)、HFL(5月26日付)などによると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ市のサブア・バフラート交差点で、「アサドとその選挙に正統性はない」と銘打ったデモが行われ、国内避難民(IDPs)を含む数百人が参加し、大統領選挙に反対を表明するとともに、体制打倒や「シリア革命」支持を訴えた。

https://www.youtube.com/watch?v=7DRh9J3dPno

AFP, May 26, 2021、ANHA, May 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2021、HFL, May 26, 2021、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 26, 2021、‘Inab Baladi, May 26, 2021、Orient News, May 26, 2021、Reuters, May 26, 2021、SANA, May 26, 2021、SOHR, May 26, 2021、Zaman al-Wasl, May 26, 2021などをもとに作成。

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シリア人権監視団は「大統領選挙に投票しなければ、パンは配給しない」と脅迫するラスタン市長の肉声を録音したとされるデータを公開(2021年5月26日)

シリア人権監視団は、活動家らが「大統領選挙に投票しなければ、パンは配給しない」と脅迫するラスタン市のハッサーン・ティーバーニー市長の肉声を録音したとされるデータを入手したと発表し、その音声を公開した。

https://www.syriahr.com/wp-content/uploads/2021/05/Video.mp4?_=1

 

AFP, May 26, 2021、ANHA, May 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2021、Reuters, May 26, 2021、SANA, May 26, 2021、SOHR, May 26, 2021などをもとに作成。

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トルコのイスタンブールを拠点とする反体制派系サイト「シリア・テレビ」:大統領選挙の投票への参加を強要するためシリア軍はダルアー県に部隊を派遣(2021年5月26日)

トルコのイスタンブールを拠点とする反体制派系サイトのシリア・テレビ(5月26日付)は、5月25日に大統領選挙への投票に反対するデモやゼネストが発生したダルアー県に軍・治安部隊約200人を派遣したと伝えた。

住民に投票を強要するのが目的だという。

派遣されたのはシリア軍第9師団、防空大隊、第15旅団、第12旅団など。

また、シリア人権監視団は、治安当局が、ナワー市で、ゼネストに参加する商店を無理矢理開けさせようとする一方、投票箱を輸送していると見られる治安当局の車輌1台が発砲を受け、また武装集団どうしが撃ち合いとなったと発表した

AFP, May 26, 2021、ANHA, May 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2021、Reuters, May 26, 2021、SANA, May 26, 2021、SOHR, May 26, 2021、Syria TV, May 26, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県、スワイダー県では大統領選挙投票の妨害を目的とした襲撃事件が相次ぐ、クナイトラ県では脅迫を受けて投票が中止される(2021年5月26日)

クナイトラ県では、イナブ・バラディー(5月26日付)によると、ウーファーニヤー村では、投票所が設置されていた学校での投票が中止された。

中止決定は、村内の住宅のドアやバアス党メンバーの車に、投票を行わないよう脅迫するメッセージが貼られていたことを受けたもの。

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ダルアー県では、「ダルアーおよび同郊外ニュース・ネットワーク」(5月26日付)によると、マハッジャ町にある総合情報部の分所が正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、西ムライハ村、フラーク市、ナーフタ町、タイバ町、東カラク村、サフワ村、ナイーマ村、ナマル町、ジャースィム市でも軍・治安部隊の拠点が機関銃や手榴弾による攻撃を受けた。

襲撃は大統領選挙の投票を妨害するのが目的。

このほか、シリア人権監視団によると、ダルアー市のアサド広場近くの民家に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

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スワイダー県では、「ダルアーおよび同郊外ニュース・ネットワーク」(5月26日付)によると、5月25日深夜から26日未明にかけて、シリア政府の支配下にあるマズラア町にあるバアス党支局本部に何者かが手榴弾を投げ込んだ。

襲撃は大統領選挙の投票を妨害するのが目的。

また、シリア人権監視団によると、スワイダー市内で住民の住居を襲撃した2人組の男性が、この住居の家主に撃たれて死亡した。

AFP, May 26, 2021、ANHA, May 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2021、‘Inab Baladi, May 26, 2021、Reuters, May 26, 2021、SANA, May 26, 2021、Shabaka Akhbar Dar’a wa Rif-ha, May 26, 2021、SOHR, May 26, 2021などをもとに作成。

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シリア政府支配下のダルアー県各所で住民が大統領選挙をボイコット、抗議デモ、ゼネストが発生(2021年5月26日)

ダルアー県では、シリア人権監視団、オリエント・ニュース(5月26日付)、イナブ・バラディー(5月26日付)、イバー・ネット(5月26日付)、ザマーン・ワスル(5月26日付)、HFL(5月26日付)などによると、シリア政府の支配下にある各所で、住民が大統領選挙の投票所と投票箱の設置を拒否し、選挙をボイコットした。

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住民が選挙をボイコットしたとされるのは、ダルアー市ダルアー・バラド地区、ブスラー・シャーム市、ジャースィム市、タスィール町、サマード村、マアルバ町、サイダー町、キヒール村、ナスィーブ村、フラーク市、ナーフタ町、タイバ町、ヤードゥーダ村、東カラク村、サフワ村、ガサム村、ナイーマ村、ウンム・マヤーズィン町、ジーザ町、マターイヤ村、アルマー町、西ガラーヤー村、東ガラーヤー村、西ムライハ村、東ムライハ村、ムサイフラ町、ハーッラ市、インヒル市、タファス市、ナワー市、ダーイル町、ムザイリーブ町、タッル・シハーブ町、アジャミー村、ザイズーン村、ジャムラ村、ジッリーン村、ナーフィア村、シャジャラ町、クーヤー村、クサイル村、ムザイラア村、サフム・ジャウラーン村。

このうち、東ムライハ村、西ムライハ村、東ガラーヤー村、西ガラーヤー村、タファス市、インヒル市、ナワー市、ダーイル町、ムザイリーブ町、タッル・シハーブ町、シャジャラ町、ナーフィア村、ジッリーン村、ジャムラ村、クサイル村、ムザイラア村、サウム・ジャウラーン村、アービディーン村、ナイーマ村、サフワ村、ジャースィム市、キヒール村では、前日に続いてゼネストが行われた。

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また、ブスラー・シャーム市、タファス市、ジーザ町、フラーク市の住民が街頭で、体制打倒を訴え、大統領選挙に反対する抗議デモを行った。



 

AFP, May 26, 2021、ANHA, May 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2021、HFL, May 26, 2021、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 26, 2021、‘Inab Baladi, May 26, 2021、Orient News, May 26, 2021、Reuters, May 26, 2021、SANA, May 26, 2021、SOHR, May 26, 2021、Syria TV, May 26, 2021、Zaman al-Wasl, May 26, 2021などをもとに作成。

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