シリア軍はダルアー市と県東部を結ぶ街道の遮断をめざし爆撃・砲撃を激化(2017年6月11日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、親政権武装勢力が、ダルアー市と県東部を結ぶ街道を遮断をめざして、同市難民キャンプ地区一帯などに対して重点的な空爆・砲撃を行った。

シリア軍はまた、ヌアイマ村、イーブ村を砲撃した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方のフーシュ・ダワーヒラ村一帯でシリア軍が反体制武装集団(イスラーム軍)と交戦した。

**

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、県南部のタダームン区、ヤルムーク・パレスチナ難民のパレスチナ通り一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦した。

**

ハマー県では、シャーム解放機構のシャリーア総評議会が声明を出し、同県北部でシャーム軍団から接収していたすべての拠点・本部をシャーム軍団に返還し、接収を指揮した司令官を法廷で審理することを決定したと発表した。


AFP, June 11, 2017、AP, June 11, 2017、ARA News, June 11, 2017、Champress, June 11, 2017、al-Hayat, June 12, 2017、Kull-na Shuraka’, June 11, 2017、al-Mada Press, June 11, 2017、Naharnet, June 11, 2017、NNA, June 11, 2017、Reuters, June 11, 2017、SANA, June 11, 2017、UPI, June 11, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室所属組織どうしがバーブ市(アレッポ県)で交戦(2017年6月11日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(6月11日付)によると、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室に所属する武装集団どうしがバーブ市内で交戦し、30人以上が死傷した。

戦闘は第1連隊の戦闘員が市内のシハービー製パン工場近くで、シャーム軍団の司令官や戦闘員に発砲したことをきっかけに起こったという。

Kull-na Shuraka’, June 11, 2017

AFP, June 11, 2017、AP, June 11, 2017、ARA News, June 11, 2017、Champress, June 11, 2017、al-Hayat, June 12, 2017、Kull-na Shuraka’, June 11, 2017、al-Mada Press, June 11, 2017、Naharnet, June 11, 2017、NNA, June 11, 2017、Reuters, June 11, 2017、SANA, June 11, 2017、UPI, June 11, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍は米国の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室とスワイダー県、ダマスカス郊外県で交戦を続ける(2017年6月11日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室)が、ハルハラ航空基地一帯のシリア軍拠点に対して砲撃を行った。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、県東部の砂漠地帯でシリア軍が「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)を主導する東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団と交戦、シリア軍の准将が戦死した。

AFP, June 11, 2017、AP, June 11, 2017、ARA News, June 11, 2017、Champress, June 11, 2017、al-Hayat, June 12, 2017、Kull-na Shuraka’, June 11, 2017、al-Mada Press, June 11, 2017、Naharnet, June 11, 2017、NNA, June 11, 2017、Reuters, June 11, 2017、SANA, June 11, 2017、UPI, June 11, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はタドムル市とダイル・ザウル市を結ぶ戦略拠点スフナ市に向け進軍(2017年6月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、親政権武装勢力がタドムル市とダイル・ザウル市を結ぶ街道上に位置するスフナ市に向けて進軍、アーラーク油田一帯、タリーラ保護区、シャーイル山(ハマー県)西部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(6月11日付)によると、パレスチナ人によって構成されるクドス旅団に所属するパレスチナ人兄弟がタドムル市南東部郊外でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で戦死した。

Kull-na Shuraka’, June 11, 2017

**

ダイル・ザウル県では、SANA(6月11日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部のパノラマ交差点一帯、サルダ山、イーマーン燃料配給所一帯、アッルーシュ丘、ダイル・ザウル市ウルフィー地区、ジュナイナ村などのダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)支配下のジュナイナ村、アイヤーシュ村を空爆した。

AFP, June 11, 2017、AP, June 11, 2017、ARA News, June 11, 2017、Champress, June 11, 2017、al-Hayat, June 12, 2017、Kull-na Shuraka’, June 11, 2017、al-Mada Press, June 11, 2017、Naharnet, June 11, 2017、NNA, June 11, 2017、Reuters, June 11, 2017、SANA, June 11, 2017、UPI, June 11, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合と思われる戦闘機がダイル・ザウル県で福祉センター、産婦人科病院を爆撃(2017年6月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)支配下のマヤーディーン市およびその一帯を空爆した。

空爆は、同市郊外の福祉センター、ファーティマ・ザフラー産婦人科病院を標的としたもので、建物が倒壊するなどの被害を受けたほか、バクラス村近郊の砂漠地帯に対しても行われたという。

AFP, June 10, 2017、AP, June 10, 2017、ARA News, June 10, 2017、Champress, June 10, 2017、al-Hayat, June 11, 2017、Kull-na Shuraka’, June 10, 2017、al-Mada Press, June 10, 2017、Naharnet, June 10, 2017、NNA, June 10, 2017、Reuters, June 10, 2017、SANA, June 10, 2017、UPI, June 10, 2017、The Wall Street Journal, June 10, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ズィラフ・ダム(ダマスカス郊外県)一帯でシリア軍と米軍が支援する「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室が交戦(2017年6月10日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヨルダン国境に近いズィラフ・ダム一帯(タンフ国境通行所の南西に位置)で、シリア軍、親政権武装勢力が、「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)を主導する東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団と激しく交戦した。

AFP, June 10, 2017、AP, June 10, 2017、ARA News, June 10, 2017、Champress, June 10, 2017、al-Hayat, June 11, 2017、Kull-na Shuraka’, June 10, 2017、al-Mada Press, June 10, 2017、Naharnet, June 10, 2017、NNA, June 10, 2017、Reuters, June 10, 2017、SANA, June 10, 2017、UPI, June 10, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はラッカ県西部の20カ村を制圧し、ロジャヴァとシリア政府の支配地域が接する(2017年6月10日)

ラッカ県では、ARA News(6月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県西部の20カ村から撤退したのを受け、シリア軍が同地に進軍、これを制圧した。

シリア軍が制圧したのは、ディブスィー・アフナーン村、ディブスィー・ファラジュ村、ファヒーハ村、カッタート村、アル=ジャリーヤート村、マシュラファト・サアブ村、マシュラファト・ジャガル村、ガマーミーズ村、ウマイラート村、サーリミーヤ村、ムガイズィーラ村、ヒルバト・ワーウィー村、マドヒール村、ジャリーヤート村、ガイス村、ムハッダド村、クスール村、シャンタ村、シャアブ・ドゥッカール村、ビイル・ムライハーン村、ラムサーン村。

これにより、タブカ市一帯を制圧する西クルディスタン移行期民政局の支配地域とシリア政府の支配地域が接することになった。

syria.liveuamap.com, June 10, 20170

**

ヒムス県では、SANA(6月10日付)によると、シリア軍がタドムル市北東部に位置するアーラーク油田一帯の丘陵地帯をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、県東部のタリーラ保護区一帯で、シリア軍、親政権武装勢力がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, June 10, 2017、AP, June 10, 2017、ARA News, June 10, 2017、Champress, June 10, 2017、al-Hayat, June 11, 2017、Kull-na Shuraka’, June 10, 2017、al-Mada Press, June 10, 2017、Naharnet, June 10, 2017、NNA, June 10, 2017、Reuters, June 10, 2017、SANA, June 10, 2017、UPI, June 10, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がダルアー市でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦(2017年6月10日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(6月10日付)によると、ダルアー市難民キャンプ地区などで、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員、イラン・イスラーム革命防衛隊が支援する外国人武装勢力がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団(「堅固な建造物」作戦司令室)と交戦した。

また、SNN(6月10日付)によると、ロシア・シリア両軍の戦闘機・ヘリコプターがダルアー市ダルアー・バラド地区、ダム街道地区、難民キャンプ地区一帯に対して20回以上の空爆を実施、また「樽爆弾」30発以上を投下した。

またシリア軍地上部隊、ヒズブッラー部隊、イラン・イスラーム革命防衛隊(が支援する外国人戦闘員)が同地に対して40回以上の砲撃を行った。

一方、クッルナー・シュラカー(6月11日付)によると、3月18日師団の司令官ファルハーン・ハマーディー氏がダルアー市難民キャンプ地区でのシリア軍との戦闘で戦死した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機がルワイダ村、ラターミナ町を空爆した。

AFP, June 10, 2017、AP, June 10, 2017、ARA News, June 10, 2017、Champress, June 10, 2017、al-Hayat, June 11, 2017、Kull-na Shuraka’, June 10, 2017、June 11, 2017、al-Mada Press, June 10, 2017、Naharnet, June 10, 2017、NNA, June 10, 2017、Reuters, June 10, 2017、SANA, June 10, 2017、SNN, June 10, 2017、UPI, June 10, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍はラッカ市西部のルーマーニーヤ地区を制圧(2017年6月10日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(6月10日付)によると、「ユーフラテスの怒り」作戦を継続中の西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はラッカ市内西部のルーマーニーヤ地区に突入、ダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、これにより、シリア民主軍はルーマーニーヤ地区を制圧した。

また米主導の有志連合は、ラッカ市にビラを散布し、ダーイシュ戦闘員に退去、投降を呼びかけた。

AFP, June 10, 2017、AP, June 10, 2017、ARA News, June 10, 2017、Champress, June 10, 2017、al-Hayat, June 11, 2017、Kull-na Shuraka’, June 10, 2017、al-Mada Press, June 10, 2017、Naharnet, June 10, 2017、NNA, June 10, 2017、Reuters, June 10, 2017、SANA, June 10, 2017、UPI, June 10, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構とイドリブ自由軍が第13師団の完全解体などを骨子とする合意を交わす一方、シリア・イスラーム評議会はシャーム解放機構を非難(2017年6月10日)

シャーム解放機構と共闘するイドリブ自由軍のムスタファー・アブー・ウダイ広報局長は、シャーム解放機構によるマアッラト・ヌウマーン市(イドリブ県)制圧と第13師団の粛清に関して、クッルナー・シュラカー(6月10日付)に対し、両者は第13師団の完全解体、同師団の本部・拠点のシャーム解放機構への引き渡し、指名手配中のメンバーの司法委員会への身柄引き渡し、を骨子とする合意を交わしたことを明らかにした。

ARA News, June 10, 2017

**

シリア・イスラーム評議会は、イドリブ県マアッラト・ヌウマーン市でのシャーム解放機構による第13師団粛清を受けるかたちで、声明を出し、「ジハード」というスローガンのもと、シャーム解放機構が他の武装勢力に対して逮捕、暴行などの不義を続けていると非難、事態打開の唯一の方法が反体制派の統合にあると主張した。

AFP, June 10, 2017、AP, June 10, 2017、ARA News, June 10, 2017、Champress, June 10, 2017、al-Hayat, June 11, 2017、Kull-na Shuraka’, June 10, 2017、al-Mada Press, June 10, 2017、Naharnet, June 10, 2017、NNA, June 10, 2017、Reuters, June 10, 2017、SANA, June 10, 2017、UPI, June 10, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米国の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室は、「シリア軍はイラク国境に到達していない」と反論(2017年6月10日)

米軍の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)を主導する殉教者アフマド・アブドゥー軍団の広報局は、シリア軍がヒムス県タンフ国境通行所北東に位置するザクフ地区一帯のイラク国境地帯に到達したとの情報に関して、クッルナー・シュラカー(6月10日付)に対して、「シリア軍はタンフ国境通行所北西のグラーブ丘一帯に進軍したが、国境から45キロ北西に到達しただけ」と主張した。

**

また、革命特殊任務軍のバラー・ファーリス報道官はスマート・ニュース(6月10日付)に対して、シリア軍はイラク国境から75キロの地点におり、国境地帯に到達していないと述べた。

革命特殊任務軍のアブー・ジャッラーフを名乗る司令官も、タンフ国境通行所北西部のイラク国境地帯は依然としてダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあると主張した。

AFP, June 10, 2017、AP, June 10, 2017、ARA News, June 10, 2017、Champress, June 10, 2017、al-Hayat, June 11, 2017、Kull-na Shuraka’, June 10, 2017、al-Mada Press, June 10, 2017、Naharnet, June 10, 2017、NNA, June 10, 2017、Reuters, June 10, 2017、SANA, June 10, 2017、SMART News, June 10, 2017、UPI, June 10, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍は有志連合の進軍を阻むかたちで米軍が不法占拠するタンフ国境通行所(ヒムス県)北西部のイラク国境地帯を制圧(2017年6月9日)

ヒムス県では、SANA(6月9日付)によると、シリア軍が「同盟者」とともに県北東部の砂漠地帯をタンフ国境通行所北東部に向けて進軍し、イラク国境に到達した。

シリア軍消息筋によると、イラク国境に到達した部隊は、ダーイシュ(イスラーム国)を排除し、同地に拠点を築いたという。

シリア軍がイラク国境地帯を制圧するのは、2011年に「アラブの春」がシリアに波及し、反体制派が国境地帯を掌握して以降、これが初めて。

シリア軍によるタンフ国境通行所北東部の国境地帯では、米軍の支援を受ける「ハワール・キリス作戦司令室」(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)がザクフ地区にダーイシュ(イスラーム国)との戦いに向けた前哨基地を設置したと発表していた。

だが、シリア軍によるイラク国境地帯掌握により、タンフ国境通行所を不法に占拠し、同地からダイル・ザウル県方面に進軍を計画していた米軍主導の有志連合は、進路を阻まれたことになる。

syria.liveuamap.com, June 9, 2017
Wikipedia, June 9, 2017

**

 

ダイル・ザウル県では、SANA(6月9日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部のパノラマ交差点一帯、第137旅団基地一帯、ブガイリーヤ村、ワーディー・サルダ一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, June 9, 2017、AP, June 9, 2017、ARA News, June 9, 2017、Champress, June 9, 2017、al-Hayat, June 10, 2017、Kull-na Shuraka’, June 9, 2017、al-Mada Press, June 9, 2017、Naharnet, June 9, 2017、NNA, June 9, 2017、Reuters, June 9, 2017、SANA, June 9, 2017、UPI, June 9, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室はダマスカス郊外県東部のムサイトマ丘を新たに制圧したと発表(2017年6月9日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(6月9日付)によると、米軍の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)を主導する東部獅子軍が、県東部砂漠地帯のムサイトマ丘(ビイル・カスブ地区西部)をシリア軍、親政権武装勢力と交戦の末に制圧したと発表した。

AFP, June 9, 2017、AP, June 9, 2017、ARA News, June 9, 2017、Champress, June 9, 2017、al-Hayat, June 10, 2017、Kull-na Shuraka’, June 9, 2017、al-Mada Press, June 9, 2017、Naharnet, June 9, 2017、NNA, June 9, 2017、Reuters, June 9, 2017、SANA, June 9, 2017、UPI, June 9, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がアイン・アラブ(コバネ)市近郊のYPG主体のシリア民主軍の拠点を砲撃(2017年6月9日)

アレッポ県では、ARA News(6月9日付)によると、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がアイン・アラブ(コバネ)市郊外のシュユーフ・タフターニー町、シュフーフ・ファウカーニー町一帯の西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍拠点を砲撃した。

AFP, June 9, 2017、AP, June 9, 2017、ARA News, June 9, 2017、Champress, June 9, 2017、al-Hayat, June 10, 2017、Kull-na Shuraka’, June 9, 2017、al-Mada Press, June 9, 2017、Naharnet, June 9, 2017、NNA, June 9, 2017、Reuters, June 9, 2017、SANA, June 9, 2017、UPI, June 9, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍はラッカ市内西部のスバーヒーヤ地区を制圧(2017年6月9日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(6月9日付)によると、「ユーフラテスの怒り」作戦を続行する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市西側入口から市内に突入、ダーイシュ(イスラーム国)との交戦の末にスバーヒーヤ地区を制圧した。

シリア民主軍はまた、ラッカ市東部のマシュラブ地区を完全制圧したと発表した。

AFP, June 9, 2017、AP, June 9, 2017、ARA News, June 9, 2017、Champress, June 9, 2017、al-Hayat, June 10, 2017、Kull-na Shuraka’, June 9, 2017、al-Mada Press, June 9, 2017、Naharnet, June 9, 2017、NNA, June 9, 2017、Reuters, June 9, 2017、SANA, June 9, 2017、UPI, June 9, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

マアッラト・ヌウマーン市(イドリブ県)で第13師団粛清に抗議するデモ発生、シャーム解放機構は実弾でこれを強制排除(2017年6月9日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(6月9日付)によると、シャーム解放機構による第13師団の粛清に対する抗議デモがマアッラト・ヌウマーン市で発生し、シャーム解放機構は住民に対して実弾を発砲するなどして、デモを強制排除した。

デモには住民数百人が参加、サッルージー・モスク近くにあるシャーム解放機構の検問所に押し寄せた参加者に対して、シャーム解放機構が発砲し、2人が負傷した。

Youtube, June 9, 2017
Youtube, June 9, 2017

AFP, June 9, 2017、AP, June 9, 2017、ARA News, June 9, 2017、Champress, June 9, 2017、al-Hayat, June 10, 2017、Kull-na Shuraka’, June 9, 2017、al-Mada Press, June 9, 2017、Naharnet, June 9, 2017、NNA, June 9, 2017、Reuters, June 9, 2017、SANA, June 9, 2017、UPI, June 9, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アル=カーイダ系のシャーム解放機構がマアッラト・ヌウマーン市(イドリブ県)で第13師団を粛清(2017年6月9日)

イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(6月9日付)が伝えたところによると、シャーム解放機構は、県南部のマアッラト・ヌウマーン市を制圧し、同市の治安任務に当たっていた「自由警察」駐在所長のムハンハド・ハッシャーン氏と第13師団司令官のムハンナド・シャフナ氏を逮捕したと発表した。

また、両氏のほかにも、第13師団のタイスィール・サマーヒー大佐ら多数の戦闘員を逮捕、また第13師団の本部・拠点を掌握、これをもって、同市内で行っていた「腐敗分子」に対する追撃作戦を停止したと付言した。

ハッシャーン氏とシャフナ氏らは、シャーム解放機構のマアッラト・ヌウマーン市における司令官の一人であるアクラム・トゥルク氏の息子のアフマド・フスニー・トゥルク氏を拘束、殺害(7日)した容疑で逮捕され、近く法廷で審理が行われるという。

AFP, June 9, 2017、AP, June 9, 2017、ARA News, June 9, 2017、Champress, June 9, 2017、al-Hayat, June 10, 2017、Kull-na Shuraka’, June 9, 2017、al-Mada Press, June 9, 2017、Naharnet, June 9, 2017、NNA, June 9, 2017、Reuters, June 9, 2017、SANA, June 9, 2017、UPI, June 9, 2017、Wakala Iba’ al-Ikhbariya, June 9, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー市でのシャーム解放機構らとの戦闘でイラク人民動員隊司令官が戦死(2017年6月8日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(6月9日付)によると、イラクの人民動員隊の一つイマーム・フサイン旅団のファラーフ・ジャッブーリー司令官が、ダルアー市内でのシャーム解放機構などからなる反体制武装集団(「堅固な建造物」作戦司令室)との戦闘で戦死した。

人民動員隊は最近、マーヒル・アサド少将の「右腕」とされるガイス・ダッラー大佐が指揮する部隊とともに、ダルアー市に進駐し、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘に参加していたという。

Kull-na Shuraka’, June 9, 2017

AFP, June 9, 2017、AP, June 9, 2017、ARA News, June 9, 2017、Champress, June 9, 2017、al-Hayat, June 10, 2017、Kull-na Shuraka’, June 9, 2017、al-Mada Press, June 9, 2017、Naharnet, June 9, 2017、NNA, June 9, 2017、Reuters, June 9, 2017、SANA, June 9, 2017、UPI, June 9, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍は米軍の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室を放逐し、ドゥマイル市南西部のダクワ丘一帯地域を完全制圧(2017年6月8日)

ダマスカス郊外県では、SANA(6月8日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県東部の砂漠地帯(ドゥマイル市南東部15キロの距離)で「テロ組織」の拠点に対して集中的に攻撃を加え、ダクワ丘から発電所に至る地域(ダクワ丘、ウンム・サフィーヤ丘、アントゥート丘、マフフール・ダクワ丘、マスラジャ丘、ラマジュ・イブル地区、ドゥッハーン丘、アブー・ナイヤース丘、ハッラーク丘、マタッラ丘)を完全制圧した。

「テロ組織」とは、米軍が支援する「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室」)のこと。

一方、シリア人権監視団によると、県東部のズィラフ駐在所などで、「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室を主導する東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団が、シリア軍、親政権武装勢力と交戦し、双方に死傷者が出た。

また、クッルナー・シュラカー(6月8日付)によると、「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室に参加する東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団は、ズィラフ・ダム一帯でシリア軍・親政権武装勢力を攻撃し、シリア軍戦車1輌を破壊したほか、ドゥマイル航空基地に配備されていた戦闘機1機を破壊したという。

AFP, June 8, 2017、AP, June 8, 2017、ARA News, June 8, 2017、Champress, June 8, 2017、al-Hayat, June 9, 2017、Kull-na Shuraka’, June 8, 2017、al-Mada Press, June 8, 2017、Naharnet, June 8, 2017、NNA, June 8, 2017、Reuters, June 8, 2017、SANA, June 8, 2017、UPI, June 8, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県北西部(アアザーズ市北西部)でYPG主体のシリア民主軍とトルコ軍が支援するハワール・キリス作戦司令室が交戦(2017年6月8日)

アレッポ県では、ARA News(6月8日付)によると、県北西部のアアザーズ市北西部一帯で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室と交戦した。

AFP, June 8, 2017、AP, June 8, 2017、ARA News, June 8, 2017、Champress, June 8, 2017、al-Hayat, June 9, 2017、Kull-na Shuraka’, June 8, 2017、al-Mada Press, June 8, 2017、Naharnet, June 8, 2017、NNA, June 8, 2017、Reuters, June 8, 2017、SANA, June 8, 2017、UPI, June 8, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はダーイシュと交戦の末、ヒムス県タドムル市南東部に拡がるアッバースィーヤ地区、ゼノビヤ公衆浴場遺跡一帯を制圧(2017年6月8日)

ヒムス県では、SANA(6月8日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにタドムル市南東部一帯に拡がるアッバースィーヤ地区、ゼノビヤ公衆浴場遺跡一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、同地を制圧した。

**

ハマー県では、SANA(6月8日付)によると、シリア軍がサラミーヤ市東部のウカイリバート町一帯、アブー・ブバイラート村北部一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点、車輌に対して空爆を行った。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市南部の第137連隊基地周辺のシリア軍拠点に対して、爆弾を積んだ車で自爆攻撃を行うなど、攻撃を激化させ、シリア軍と交戦した。

これに対して、シリア軍は第137連隊基地一帯、パノラマ交差点一帯、墓地地区、アイヤーシュ村などに対して空爆・砲撃を行った。

一方、SANA(6月8日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部のウンム・アッブード丘、Syriatel丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(6月9日付)によると、ロシア軍戦闘機がダーイシュう(イスラーム国)支配下のジュダイド・アカイダート村内の病院を爆撃し、医療スタッフや患者多数が死傷した。

AFP, June 8, 2017、AP, June 8, 2017、ARA News, June 8, 2017、Champress, June 8, 2017、al-Hayat, June 9, 2017、Kull-na Shuraka’, June 8, 2017、June 9, 2017、al-Mada Press, June 8, 2017、Naharnet, June 8, 2017、NNA, June 8, 2017、Reuters, June 8, 2017、SANA, June 8, 2017、UPI, June 8, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はアレッポ県東部からユーフラテス川に沿ってラッカ県西部のダーイシュ支配地域に進攻、37の村・農場を掌握(2017年6月8日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、「虎」の愛称で知られるスハイル・ハサン准将が指揮するシリア軍地上部隊、ヒズブッラー精鋭部隊が、アレッポ県東部のマスカナ市郊外一帯から、ラッカ県西部に進軍し、ダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、ヒルバト・ムスフィン村、ヒルバト・サブア村を制圧した。

これに関して、SANA(6月8日付)は、シリア軍が予備部隊とともにダーイシュと交戦し、アレッポ県東部およびラッカ県西部の37の村・農場の治安と安定を回復したと伝えた。

シリア軍が治安と安定を回復したのは、カラーミタ村、ムスターハ・ハムズーム村、ヒルバト・ヒッジャ村、マフズーム村、ジュワイン村、ラスム・ファーリフ村、ミフターヒーヤ村、ヒルバト・ムスフィン村、ヒルバト・ハッサーン村、ビイル・サブア村、ジャッラーバート村、タルカーウィー村、スライヒーヤ村、アンズ・ブークルディー村、第6農場、ブークルディー村、小ジャッラーバート村、ムワイリー村、ブースィー村、ビイル・ハッターブ村、カーディスィーヤ村、ラムサーン村、ヒルバト・ラムサーン村、バルムライハーン村、ハッラーブ・マフズーム村、ディブスィー村、ムダイヒル村、ディブスィー・アフナーン村、東ガザーリー村、マシュラファト・サアブ村、ガマーミール村、マシュラファト・ガジャル村、ヒルバト・アイス村、ウマイラート村、サアド村、ファヒーハ村、ディブスィー・ファラジュ村。

シリア軍はまた、ラッカ市西部約70キロの地点に位置するダイル・ムライハーン村、ディブスィー・アフナーン村、カーディスィーヤ村一帯、アレッポ県東部の大ワヒーバ村一帯のダーイシュ拠点に対して空爆を実施した。

AFP, June 8, 2017、AP, June 8, 2017、ARA News, June 8, 2017、Champress, June 8, 2017、al-Hayat, June 9, 2017、Kull-na Shuraka’, June 8, 2017、al-Mada Press, June 8, 2017、Naharnet, June 8, 2017、NNA, June 8, 2017、Reuters, June 8, 2017、SANA, June 8, 2017、UPI, June 8, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍はラッカ市北部のダーイシュの戦略的要衝第17師団基地を制圧(2017年6月8日)

ラッカ県では、ARA News(6月8日付)によると、有志連合の航空支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市北部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、ダーイシュの戦略拠点第17師団基地と砂糖工場を制圧した。

これにより、シリア軍はラッカ市北部入口から約850メートルの地点にまで進軍した。

Kull-na Shuraka’, June 8, 2017

シリア民主軍はまた、ダーイシュとの戦闘の末、ラッカ市内西部のジャズラ地区を制圧した。

また、シリア人権監視団によると、シリア民主軍はラッカ市内東部のマシュラブ地区一帯、工業地区一帯、同市北部郊外の第17師団基地一帯でダーイシュと交戦した。

一方、SANA(6月8日付)によると、米主導の有志連合はラッカ市西部のジャズラ地区にある住宅ビルを空爆し、住民14人を殺害、また多数が負傷した。

AFP, June 8, 2017、AP, June 8, 2017、ARA News, June 8, 2017、Champress, June 8, 2017、al-Hayat, June 9, 2017、Kull-na Shuraka’, June 8, 2017、al-Mada Press, June 8, 2017、Naharnet, June 8, 2017、NNA, June 8, 2017、Reuters, June 8, 2017、SANA, June 8, 2017、UPI, June 8, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス郊外県東グータ地方でシリア軍とイスラーム軍の戦闘続く(2017年6月8日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(6月8日付)によると、東グータ地方のフーシュ・ダワーヒラ村一帯で、シリア軍と反体制武装集団(イスラーム軍など)と交戦した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がダルアー市内の空軍情報部、製粉工場一帯のシリア軍・親政権武装勢力拠点を砲撃した。

AFP, June 8, 2017、AP, June 8, 2017、ARA News, June 8, 2017、Champress, June 8, 2017、al-Hayat, June 9, 2017、Kull-na Shuraka’, June 8, 2017、al-Mada Press, June 8, 2017、Naharnet, June 8, 2017、NNA, June 8, 2017、Reuters, June 8, 2017、SANA, June 8, 2017、UPI, June 8, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構メンバーと目されるサウジ人説教師のムハイスィニー氏がイドリブ県で襲撃を受け軽傷を負う(2017年6月8日)

イドリブ県では、ファトフ軍の実質的統括者で、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構メンバーと目されるサウジアラビア人説教師アウドゥッラー・ムハイスィニー氏が、県内の検問所(場所特定せず)を移動中に、武装集団の襲撃を受け、警鐘を負ったと発表した。

AFP, June 8, 2017、AP, June 8, 2017、ARA News, June 8, 2017、Champress, June 8, 2017、al-Hayat, June 9, 2017、Kull-na Shuraka’, June 8, 2017、al-Mada Press, June 8, 2017、Naharnet, June 8, 2017、NNA, June 8, 2017、Reuters, June 8, 2017、SANA, June 8, 2017、UPI, June 8, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロジャヴァはシリア軍にハサカ市、カーミシュリー市から政府関連施設、軍拠点の撤去を求め、アサーイシュ・YPGとシリア軍の間で緊張高まる(2017年6月7日)

ハサカ県では、ARA News(6月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局のアサーイシュと人民防衛隊が、ハサカ市の治安厳戒地区に含まれるマサーキン地区、カダート通りに多数展開し、シリア軍に対して政府関連施設と軍拠点の撤去を要請、両者の間の緊張が高まった。

アサーイシュと人民防衛隊はまた、カーミシュリー市内でも隊員を展開させ、シリア軍に圧力をかけている、という。

ハサカ市とカーミシュリー市は、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割統治(共同支配)を行っており、これまでにもたびたび武力衝突が起こっている。

ARA News, June 8, 2017

 

『ハヤート』(6月9日付)によると、これにより、ハサカ市ではアサーイシュとシリア軍部隊が散発的に衝突しているという。

**

クッルナー・シュラカー(6月9日付)によると、ハサカ市、カーミシュリー市の緊張は、シリア軍がラッカ県アブー・アースィー村西部の人民防衛隊拠点を砲撃したことへの対抗措置だという。

AFP, June 8, 2017、AP, June 8, 2017、ARA News, June 8, 2017、Champress, June 8, 2017、al-Hayat, June 9, 2017、Kull-na Shuraka’, June 8, 2017、June 9, 2017、al-Mada Press, June 8, 2017、Naharnet, June 8, 2017、NNA, June 8, 2017、Reuters, June 8, 2017、SANA, June 8, 2017、UPI, June 8, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はアレッポ県東部マスカナ市一帯にあるYPG主体のシリア民主軍拠点を砲撃(2017年6月7日)

アレッポ県では、ARA News(6月8日付)によると、4日に制圧した県東部におけるダーイシュ(イスラーム国)最後の拠点都市マスカナ市南部のユーフラテス川河畔に配置されていた西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点3カ所をシリア軍が砲撃した。

シリア民主評議会(シリア民主軍の政治部門)の共同議長を務めるイルハーム・アフマド女史はこの砲撃に関して、ツイッターで、「シリア民主軍のラッカ市解放作戦を妨害しようとしている」と非難した。

AFP, June 8, 2017、AP, June 8, 2017、ARA News, June 8, 2017、Champress, June 8, 2017、al-Hayat, June 9, 2017、Kull-na Shuraka’, June 8, 2017、al-Mada Press, June 8, 2017、Naharnet, June 8, 2017、NNA, June 8, 2017、Reuters, June 8, 2017、SANA, June 8, 2017、UPI, June 8, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府使節団が国連職員とともにダーイシュ支配下のハジャル・アスワド市(ダマスカス郊外県)に入り、停戦合意実施を最終調整(2017年6月7日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(6月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるハジャル・アスワド市をシリア軍使節団が国連職員とともに訪れた。

訪問は、シリア政府とダーイシュが最近になって交わした停戦合意の実施方法を最終調整するためと見られる。

なお、ダーイシュはハジャル・アスワド市のほか、同市に隣接するダマスカス県タダームン区の一部、カダム区の一部、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの一部を支配下に置いている。

AFP, June 8, 2017、AP, June 8, 2017、ARA News, June 8, 2017、Champress, June 8, 2017、al-Hayat, June 9, 2017、Kull-na Shuraka’, June 8, 2017、al-Mada Press, June 8, 2017、Naharnet, June 8, 2017、NNA, June 8, 2017、Reuters, June 8, 2017、SANA, June 8, 2017、UPI, June 8, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍は米軍の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室が撤退したアブド丘一帯(ダマスカス郊外県東カラムーン地方)に進軍(2017年6月7日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、親政権武装勢力がドゥマイル航空基地の東方約15キロに位置する東カラムーン地方一帯(アブド丘一帯)で、反体制武装集団と交戦した。

「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派)に参加する殉教者アフマド・アブドゥー軍団のウマル・サービリーン報道官(中佐)によると、シリア軍は、反体制武装集団が撤退したドゥマイル市近郊のアブド丘に進軍したという。

AFP, June 7, 2017、AP, June 7, 2017、ARA News, June 7, 2017、Champress, June 7, 2017、al-Hayat, June 8, 2017、Kull-na Shuraka’, June 7, 2017、al-Mada Press, June 7, 2017、Naharnet, June 7, 2017、NNA, June 7, 2017、Reuters, June 7, 2017、SANA, June 7, 2017、UPI, June 7, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.


米軍の支援を受ける革命特殊任務軍はヒムス県南東部のザクフ地区にダーイシュとの戦いのための新たな前哨基地を建設(2017年6月7日)

「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派)に参加する革命特殊任務軍は、ヒムス県南東部のザクフ地区に新たな基地を建設したと発表した。

革命特殊任務軍広報局のバラー・ファーリス氏によると、この基地は、タンフ国境通行所の北東約70キロ、ダイル・ザウル県ブーカマール市の南西130キロの地点に位置し、ダーイシュ(イスラーム国)掃討作戦の前哨基地となるという。

『ハヤート』(6月8日付)が伝えた。

AFP, June 7, 2017、AP, June 7, 2017、ARA News, June 7, 2017、Champress, June 7, 2017、al-Hayat, June 8, 2017、Kull-na Shuraka’, June 7, 2017、al-Mada Press, June 7, 2017、Naharnet, June 7, 2017、NNA, June 7, 2017、Reuters, June 7, 2017、SANA, June 7, 2017、UPI, June 7, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.