トゥルクー教育養育大臣は前政権時代の人民議会選挙への出馬経験があり、親前政権だったアブドゥッラッザーク・アブドゥッラー・アフムード氏をラッカ県の教育局長に任命(2025年10月21日)


シリア人権監視団が21日に発表したところによると、ムハンマド・アブドゥルラフマーン・トゥルクー教育養育大臣は、ラッカ県の教育局長に、前政権時代の人民議会選挙への出馬経験があり、親前政権だったアブドゥッラッザーク・アブドゥッラー・アフムード氏を任命し、これに対して、ラッカ県の教員組合、教育・行政関係者、県民らが共同で声明を発表し、「倫理的・社会的退行」と非難した

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シャルア移行期政権はイスリヤー村・ラッカ市街道を閉鎖するも、住民が実力で開放(2025年10月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権が、同政権支配下のハマー県イスリヤー村と北・東シリア地域民主自治局支配下のラッカ市結ぶ街道上の検問所を再び完全に封鎖、土嚢やバリゲードを設置して車輛や住民の往来を阻止した。

封鎖は、事前の告知なしに行われ、女性や子供、首都ダマスカスの病院での治療に向かっていた患者・病院を含む多数の民間人が立ち往生、一部の通行人は、検問所付近で抗議行動を行い、通行許可を求めたが、治安要員は拘束するなどと脅迫し、これを阻止した。

同街道は、9月末から10月19日にかけて、約3週間にわたって閉鎖されていた。

シリア人権監視団によると、その後、検問所の通過を希望する市民らは、検問所に配置されていた内務治安部隊の要員に対する抗議行動を続け、数十台の車輛が障害物を突破し、実力で封鎖を解除し、道路を再開させた。

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アレッポ県では、ANHAによると、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区の内務治安部隊(アサーイシュ)が、アフマド・シャルア移行期政権の代表団を受け入れた。

代表団の訪問は、同地をめぐって交わされた合意の履行状況を追跡し、関係機関間の協力と共同調整を強化することで、地域の安定および住民の治安・サービス水準の向上に資することが目的。

一方、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権がダイル・ハーフィル市とアレッポ市を結ぶ街道の検問所を封鎖したことに伴う渋滞の影響で、女性1人が過労と疲労で死亡した。

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スワイダー県の国民防衛部隊はシャルア移行期政権に属する武装勢力の無人航空機の攻撃を受け、童と教職員の安全を守る目的で学校の授業を一時的に停止すると発表(2025年10月21日)

スワイダー県では、国民防衛部隊がフェイスブックを通じて声明を出し、最近になり「ジャウラーニー政権」に属する武装集団が無人航空機を用いて複数の攻撃を行い、その一部は学校近郊の人口密集地を狙っていたとしたうえで、児童と教職員の安全を守る目的で学校の授業を一時的に停止すると発表した。

スワイダー24によると、ムワッヒド・ドゥルーズ精神部が主導する県の教育局は、この声明を受けて、県内のすべての学校と教育機関の授業を停止すると発表した。

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スワイダー24によると、スワイダー市の第1自動製パン所に、バハール機構が提供した小麦粉35トンが搬入された。

また、シリア人権監視団によると、国際赤十字委員会(ICRC)、カタール赤新月社、国際医療団(IMC)が準備した腎不全患者向けの重要な医療物資、糖尿病患者向けの混合インスリン、さらに心臓・糖尿・人工呼吸器関連の医療機器などを積んだ貨物車輛10台からなる車列が、シリア・アラブ赤新月社の協力・監督のもとでスワイダー県に到着した。

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SANAによると、アフマド・シャルア移行期政権のもと、国際・人道組織の代表および複数の政府機関が参加する会議が開かれ、スワイダー県内および周辺地域における救援・人道活動の現状について協議が行われた。

会議には、スワイダー県のムスタファー・バックール知事、バスマ・ワ・ザイトゥーナ機構のフサーム・ハッジー代表、緊急事態災害省のザフラ・ディヤーブ緊急救援局長らが出席した。

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シリア人権監視団によると、シャフバー町で、女性グループのサバーヤ・サンドが抗議デモを行い、強制失踪者の行方を明らかにし、拘束先不明の誘拐被害者の解放を求めた。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣はオランダのフリース外務貿易・開発協力大臣、アガカーン開発ネットワーク使節団と会談、オマーンのブーサイーディー外務大臣と電話会談(2025年10月21日)

外務在外居住者省(X)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、オランダのオクイェ・デ・フリース外務貿易・開発協力大臣およびおよび随行団と会談、シリアとオランダとの二国間関係の強化、経済・開発協力の推進方法、国際問題について意見を交わした。

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外務在外居住者省(X)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、アガカーン開発ネットワークの外交部門および機関・評議会部門を統括するシャフィーク・サシャディーナ氏を代表とする使節団と会談、持続可能な開発、社会・文化サービスの分野における共同協力の強化、シリアにおける復興と再建の取り組みを支援する方策について協議した。

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外務在外居住者省(X)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、オマーンのバドル・ビン・ハマド・ブーサイーディー外務大臣から電話を受け、会談を行い、両国の友好関係を深める方策や協力強化の方法について協議した。

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アブー・カスラ国防大臣は、在シリア・ロシア大使館のアンドレイ・バドルジーノフ国防駐在官および随行代表団と会談(2025年10月21日)

国防省(フェイスブック)によると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は、在シリア・ロシア大使館のアンドレイ・バドルジーノフ国防駐在官および随行代表団と会談、両国の防衛協力に関連する共通関心事項について協議した。

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シャルア移行期政権の国防省および内務省に属する部隊がスワイダー県マジュダル村方面に展開し、同村と周辺の村々を砲撃、国民防衛部隊がこれに応戦(2025年10月20日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省および内務省に属する部隊が、マジュダル村方面に展開し、同村と周辺の村々を砲撃、国民防衛部隊がこれに応戦した。

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シリア人権監視団によると、国民防衛部隊がウルガー村近郊でシャルア移行期政権に所属する無人航空機を撃墜した。

国民防衛部隊(フェイスブック)によると、リーマト・ハーズィム村およびマズラア町一帯に潜むテロ組織が、停戦合意を再び破り、23ミリ口径重機関銃を用いてマジュダル村を激しく攻撃、国民防衛部隊の前線部隊が反撃を実施し、地域の治安を回復した。

また、国民防衛部隊(フェイスブック)によると、「ジャウラーニー政権」傘下のテロ組織が、ウルガー街道沿線の輸送経路で民間人が所有する車輛を狙って無人航空機で攻撃を行った。

これに対して、国民防衛部隊の警戒部隊は、敵機を即座に探知・迎撃し、撃墜に成功した。

 

 

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ヒムス市でアラウィー派の男性が何者かに射殺される(2025年10月20日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市でアラウィー派の男性が何者かに射殺された。

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ラッカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるターリー・ルンマーン村の近くの農地で若い男性の他殺体が発見された。

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ラタキア県では、内務省(フェイスブック)によると、県内務治安部隊が、前政権の民兵組織の一つ「砂漠の鷹」のムハンマド・ジャービル司令官の右腕と目されるムハンマド・ナディーム・シャッブ容疑者を逮捕した。

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ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、県麻薬対策局はドゥマイル市近郊で国外への大量の麻薬密輸を計画していた密輸ネットワークに対する精密な監視・追跡作戦を実施、約1,200万錠の覚醒剤カプタゴンを押収、同ネットワークの責任者を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団が21日に発表したところによると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のジャラーブルス市で、県内務治安部隊が民家を急襲、1人を射殺し、その兄弟を負傷させた。

 

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シリア民主軍の軍事委員会はシャルア移行期政権の代表団とラッカ県タブカ市で会談、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区周辺で発生している緊張状況への対応について協議(2025年10月20日)

アレッポ県の北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)はフェイスブックを通じて、アレッポ市シャイフ・マクスード地区にあるアサーイシュの拠点が、アフマド・シャルア移行期政権所属部隊とその傘下の武装勢力の狙撃を受けたと発表、挑発行為だと非難した。

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シリア民主評議会によると、シリア民主軍の軍事委員会は、アフマド・シャルア移行期政権の代表団をラッカ県のタブカ市に迎えた。

会合では、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区周辺で発生している緊張状況と、その平和的解決の方法について協議が行われた。

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シャルア暫定大統領はサウジアラビア、アルメニア、イタリアの大使から信任状を受け取る(2025年10月20日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、首都ダマスカスの人民宮殿で、サウジアラビアのファイサル・ビン・サウード・マジュフル駐シリア大使から信任状を受け取った。

式典にはアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣も同席した。

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大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領はアルメニアのルーベン・ハラズィアン駐シリア大使から信任状を受け取った。

式典には、シャイバーニー外務在外居住者大臣が同席した。

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大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領はイタリアのステーファノ・ラファニアン駐シリア大使から信任状を受け取った。

式典にはシャイバーニー外務在外居住者大臣が同席した。

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イラク政府がシリア民主軍指導部とシャルア移行期政権の仲介を開始(2025年10月19日)

モンテ・カルロ・インターナショナルは、イラク国家安全保障顧問庁の関係筋の話として、イラク政府(同庁と諜報機関)がシリア民主軍指導部とアフマド・シャルア移行期政権の仲介に動き始めたと伝えた。

イラク政府関係筋によると、10月第3週の中頃、イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市で両者の会談が既に行われたという。

また別の会談では、ペシュメルガ部隊がイラク軍において再編された事例を模して、シリア民主軍を新たに創設されるシリア軍に統合すること、シャルア移行期政権とシリア民主軍の間で石油収益にかかる合意を交わし、シリア民主軍支配下のシリア北東部の油田・施設をシャルア移行期政権の管理下に移すことが議論された。

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在シリア日本大使館の辻昭弘臨時代理大使およびJICAの登坂宗太中東・欧州部中東2課長が率いる代表団がアブドゥッラッザーク公共事業住宅大臣と会談(2025年10月19日)

公共事業住宅省(フェイスブック)によると、ムスタファー・アブドゥッラッザーク公共事業住宅大臣は、在シリア日本大使館の辻昭弘臨時代理大使およびJICAの登坂宗太中東・欧州部中東2課長が率いる代表団と会談、第二次世界大戦後に培われた日本の広範な復興経験を踏まえ、日本とシリアの協力の可能性と展望について協議した。
登坂課長は、JICAとして、技術的・工学的な専門知識の提供、人材能力構築の支援、ならびに省職員への技術支援を行う意向を表明した。

これに対して、アブドゥッラッザーク公共事業住宅大臣は、同省の活動が直面している重大な課題に言及し、日本の経験を耐震安全性・災害管理、建築システムの改良、避難民の安全な帰還を確保するための適切な都市計画の分野で活かすことの重要性を強調した。

会談では、提言事項をフォローアップし実施に移すため、双方の関係者を含む専門的技術会合を開催し、今後の優先事項および業務計画を定めるための共同協力マトリクスを策定することで合意した。

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人民議会選挙高等委員会はラッカ県タッル・アブヤド郡、ハサカ県ラアス・アイン郡の両選挙区における立候補者を発表(2025年10月19日)

人民議会選挙高等委員会は、フェイスブックによると、タッル・アビヤドおよびラス・アイン両選挙区の支部委員会は、両選挙区の選挙人団メンバーによる人民議会議員選挙への立候補申請を受け付けた。

最高委員会は、土曜日と日曜日の両日を申請受付期間と定めており、その後3日間の選挙運動期間を経て、来る木曜日に投票が行われる予定。

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人民議会選挙高等委員会は、フェイスブックを通じて、2025年決定第76号を発出し、ラッカ県タッル・アブヤド選挙区における人民議会議員候補者の名簿を発表した。

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人民議会選挙高等委員会は、フェイスブックによると、2025年決定第77号を発出し、ハサカ県ラアス・アイン選挙区における人民議会議員候補者の名簿を発表した。

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スワイダー県出身のズィヤード・ザフルッディーン在UAEドバイ総領事はシャルア移行期政権からの離反を発表(2025年10月19日)


i24ニューススワイダー24によると、スワイダー県出身のズィヤード・ザフルッディーン在UAEドバイ総領事は、アフマド・シャルア移行期政権からの離反を発表した。

ザフルッディーン総領事は、ビデオ映像の中で、自身の決定は「ダーイシュ(イスラーム国)に対する戦いの名のもとで行われた民族浄化作戦、すなわちシリア解放機構の部隊がダマスカスの最高権力者らの監督のも、ベドウィン部族勢力と協力して行った「集団虐殺作戦」に抗議するためのものだ」と述べるとともに、「ムワッヒド・ドゥルーズ精神指導部を代表する独立した政治的・社会的枠組みを設立する必要性」を訴えた。

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これに関して、イフバーリーヤ・チャンネル(Instagram)によると、外務在外居住者省の領事局は次のように発表した。

・外務在外居住者省は、ザフルッディーン氏が2025年9月20日付決定第209号に基づき、ドバイ総領事の職務から首都ダマスカスの本省へ異動となったことを確認した。これにより、当該決定の日付をもって、同氏の総領事としての任務は正式に終了した。
・最近になって同氏が発表した声明や立場は、シリア国家やその公式政策を代表するものではなく、純粋に個人的な見解であり、外交慣例および領事業務の倫理に反するものである。
・同省はまた、ドバイ総領事館が、シリア国民に対する領事サービスを通常どおりかつ規則的に継続して提供しており、ダマスカスの外務・在外居住者省の直接監督下で活動していることを確認した。
・さらに同省は、UAEの法律および規則を全面的に尊重し、1963年のウィーン領事関係条約の条項を遵守していることを改めて強調したうえで、領事業務の円滑化と継続性の確保に寄与しているUAE外務省との協力関係を高く評価すると述べた。

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米主導の有志連合の部隊がダマスカス郊外県で初となる空挺作戦を実施、ダーイシュ元幹部のアフマド・アブドゥッラー・マスウード・バドリーを逮捕(2025年10月19日)

シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の部隊が、ドゥマイル市とムウダミーヤト・カラムーン町の間に位置する地域で、同県初となる空挺作戦を実施した。

作戦は数時間にわたり行われ、アフマド・シャルア移行期政権の国防省所属の治安部隊が現場を包囲、上空にはヘリや偵察機が飛来し、旋回を繰り返し、ダーイシュ(イスラーム国)元幹部のアフマド・アブドゥッラー・マスウード・バドリーが逮捕された。

また、作戦に際して、ダーイシュのメンバー1人が死亡、1人が負傷した。

これに関して、内務省(フェイスブック)は、総合諜報機関が同地でダーイシュのスリーパーセルを摘発するための治安作戦を実施したと発表した。

発表によると、この作戦で、セルのメンバー1人が逮捕され、もう1人は自爆を試みて死亡、別の1人も交戦中に負傷し死亡、現場では、武器や弾薬、爆発用に準備された自爆ベルトが押収された。

また、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使は、Xで「シリアは我々の側に戻った」と綴った。

アラビー21シリア人権監視団が20日に伝えたところによると、米国側は当初、アフマド・アブドゥッラー・バドリーとされたハーリド・マスウード氏はダーイシュの幹部であると発表していたが、その後、同名の別人を指していたことが判明した。

誤りに気づいた有志連合は、マスウード氏を釈放したものの、彼は拘束時に腹部を銃撃されており、ダマスカス郊外県のハラスター国立病院で死亡した。

死亡したマスウード氏は、従兄弟の証言によれば、シリアの情報機関に所属する職員。

バドリー部族の出身で、2011年に「アラブの春」がシリアに波及した際、前政権への反旗を翻し、ダマスカス郊外県で決起したで最初期の1人だった。

その後、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム解放機構に所属し、現在に至ったが、ダーイシュとは無関係だったとされる。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合の部隊が、ハサカ県からラッカ県に10台の装甲車輛からなる車列を移動させた。

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ダマスカス大学法学部の学生が高等教育科学研究省前で抗議デモを行い、同省が試験における自動採点制度の廃止と従来型試験の復活を決定したのを受けたことに抗議、自動採点制度の復活を求める(2025年10月19日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス大学法学部の学生たちは、高等教育科学研究省前で抗議デモを行い、同省が試験における自動採点制度の廃止と従来型試験の復活を決定したのを受けたことに抗議、自動採点制度の復活を求め、成績の恣意的操作を拒否するなどと訴えた。

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ダマスカス郊外県でシーア派の男性が、ヒムス県でアラウィー派の男女3人が殺害される(2025年10月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、旧シリア軍のタフタナーズ航空基地の司令官を務めていたターリク・ハビーブ・イスマンダル氏が、アフマド・シャルア移行期政権の拘禁施設内で死亡した。

イスマンダル氏は5月7日に逮捕され、拘留されていた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サイダ・ザイナブ町近郊のバフダリーヤ村で、30代のシーア派の男性が自宅に侵入した武装グループによって殺害された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で、若者1人が何者かによって暗殺された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市バーブ・ダリーブ地区、オートバイに乗った武装グループがアラウィー派の男女3人を銃で撃ち殺害した。

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タルトゥース県では、内務省(フェイスブック)によると、県内務治安部隊が前政権とつながりがあるアリー・ファッラーラ容疑者を逮捕した。

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シャルア移行期政権の部隊はアレッポ県ダイル・ハーフィル市西の村々の間に土塁を積むなどして、包囲を強化(2025年10月19日)

アレッポ県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊は、ダイル・ハーフィル市西の村々の間に土塁を積むなどして、包囲を強化した。

これに対して、同地近郊のシュワイリーフ村などで、住民の不満が爆発し、シャルア移行期政権の拠点などに対して投石などが行われた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるラッカ市と、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるイスリヤー村を結ぶ主要道路が、3週間にわたる閉鎖を経て再び開放された。

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スワイダー県マジュダル村近郊でシャルア移行期政権の部隊に属する無人航空機が墜落(2025年10月19日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、マジュダル村近郊で、アフマド・シャルア移行期政権の部隊に属する無人航空機が墜落した。

墜落の原因は不明。

国民防衛部隊の司法軍事調査局は、フェイスブックを通じて声明を出し、一部の扇動的ページや関係者が組織内部の対立や指導層の分裂・解任について流布している虚偽報道に関して、根拠がないと否定、「デマや虚偽情報の拡散は容認しない。国民防衛部隊はこれまで通り団結し、山(バシャン山)の守護盾であり続ける」と強調した。

 

 

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シリア人権監視団によると、スワイダー市の尊厳(カラーマ)広場で、数百人が参加する大規模な中心的デモが行われ、県内出身の拉致・行方不明者の消息解明およびスワイダー県の西部および北部におけるアフマド・シャルア移行期政権による封鎖解除を要求した。

デモ参加者らは、「保証国に求める、ジャウラーニー率いるテロ部隊をスワイダー県西・北部から撤退させよ」、「腐敗した指導者たちは民の血の前で臆病者だ、裁け!」、「殉教者の血は取引の対象ではない!」といったシュプレヒコールが連呼された。

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SANAによると、16台の貨物輸送者からなる人道支援物資の車列と、100台を超える商業用貨物輸送者の車列が、スワイダー県北部のムトゥーナ村の検問所を通ってスワイダー市に到着した。

物資の搬入は、シリア・アラブ赤新月社の監督のもとで実施された。

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SANAによると、ムトゥーナ村の検問所を通じて、女性や子どもを含む遊牧民出身の民間人34人が、シリア・アラブ赤新月社の監督のもとで、スワイダー県からアフマド・シャルア移行期政権の支配地に退避した。

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シャルア暫定大統領はサーリフ文化大臣および多数の作家・詩人らと会談を行い、文化に関するいくつかの問題について協議(2025年10月19日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、ムハンマド・サーリフ文化大臣および多数の作家・詩人らと会談を行い、文化に関するいくつかの問題について協議した。

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アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、イフバーリーヤ・チャンネルのインタビューに応じ、そのなかでシリア外交の転換は、シリアをふさわしい形で代表するうえでの歴史的変化を意味すると強調した。

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ヒムス市ワーディー・ザハブ地区で50代のアラウィー派の男性とその息子が、正体不明の武装グループの襲撃を受け、男性は死亡、息子は負傷(2025年10月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワーディー・ザハブ地区の電話交換所前で露店を営んでいた50代のアラウィー派の男性とその息子が、正体不明の武装グループの襲撃を受け、男性は死亡、息子は負傷した。

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シャルア移行期政権の支配下にあるダイル・ザウル県ブーカマール市で車輛の下に仕掛けられた爆弾が爆発し、複数人が負傷、物的損害が発生(2025年10月18日)


ダイル・ザウル県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるブーカマール市のハジャーナ交差点近くで夕方、車輛の下に仕掛けられた爆弾が爆発し、複数人が負傷、物的損害が発生した。

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スワイダー市中心部の尊厳広場で「スワイダーは住民のもの」と銘打った抗議デモ:「スワイダーは自由だ、ジャウラーニーは出て行け」(2025年10月18日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市中心部の尊厳(カラーマ)広場で「スワイダーは住民のもの」と銘打った抗議デモが行われた。

シリア人権監視団によると、デモでは、誘拐された人々の解放と行方の解明を求める横断幕やスローガンが掲げられ、「ジャウラーニー、お前は嘘つきだ、テロ部隊の指揮官だ」、「スワイダーは自由だ、ジャウラーニーは出て行け」、「真理と信仰によって、我々は誘拐された者たちを取り戻す」といったシュプレヒコールが叫ばれた。

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また、スワイダー24によると、リーマト・ハーズィム村で、7月のアフマド・シャルア移行期政権の部隊の進攻によって死亡した同村出身者29人の合同葬儀を行った。

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スワイダー24によると、スワイダー市でダマスカス大学分校の学生たちが、教育学部前で抗議デモを行い、第2学期の臨時試験(追加試験)を実施するよう求めた。

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シリア人権監視団によると、産科・小児科・腎臓透析センター向けの基本的な医療用品など、世界保健機関(WHO)の医療支援物資4.8トンを積んだ国連の車列がスワイダー県に到着した。

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SANAによると、ダマスカス・スワイダー街道を通じて、50台を超える商業輸送車輛がスワイダー県に入った。

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アフマド・シャーミー・タルトゥース県知事はシャルア移行期政権とロシアとの間で沿岸地域からの撤退にかかる合意が結ばれたとの声明について、「根拠のない幻想に過ぎない」と否定(2025年10月17日)

アフマド・シャーミー・タルトゥース県知事は、Xを通じて、アフマド・シャルア移行期政権とロシアとの間で沿岸地域からの撤退にかかる合意が結ばれたとの声明について、「根拠のない幻想に過ぎない」と否定した。

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外務在外居住者省のアシュハド・スライビー・ロシア東欧局副局長は、イフバーリーヤ・チャンネル(HP)のインタビューに応じ、15日のアフマド・シャルア暫定大統領とロシアのヴラジーミル・プーチン大統領との会談で、アサド前大統領の身柄引き渡しの問題が明確に提起されたことを明らかにした。

インタビューの中で、スライビー副局長は、ロシア側はシリアにおける移行期正義の実現に対して明確な理解を示したと述べたうえで、シャルア暫定大統領のロシア訪問は、ロシアを含む全ての国々との調整と協力の再構築を確認することを目的としたものであると強調した。

また、シリアが今後、国益に即した外交政策の再構築を進めていく段階にあると指摘、シリアはすべての国々および国際社会との関係を強化するために取り組んでいると付言した。

さらに、新しい政治指導部がロシアとの関係において透明性の原則を採用し、すべての進展を国民に公表する方針であると説明、ダマスカスとモスクワの間で締結されたすべての協定が、シリア国民の最高の利益を保証する形で再構築される予定であると明らかにした。

そのうえで、両国の協議では、指名手配者や未解決案件に関する新たな法的協力の仕組みについても議論、国際社会におけるシリアの立場を支援することが確認された。

スライビー副局長は、シリアが国連、そして安保理においてロシアとの調整を継続しており、これによりシリアの存在感と戦略的利益が強化されていると述べた。

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人民議会高等委員会はラッカ県タッル・アブヤド郡とハサカ県ラアス・アイン郡の選挙区における選挙人団、立候補者登録と投票実施の日時と場所を決定(2025年10月17日)

人民議会高等委員会は、フェイスブックを通じて、2025年決定第71号を発出し、ラッカ県のタッル・アビヤド郡の選挙区における選挙人団の最終名簿を発表した。

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人民議会高等委員会は、フェイスブックを通じて、2025年決定第72号を発出し、ハサカ県のラアス・アイン郡の選挙区における選挙人団の最終名簿を発表した。

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人民議会高等委員会は、フェイスブックを通じて、2025年決定第73号を発表し、ラッカ県のタッル・アブヤド郡およびハサカ県のラアス・アイン郡の選挙区における立候補者登録と投票実施の日時と場所を正式に定めた。

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スワイダー県南部で国民防衛部隊とアフマド・シャルア移行期政権の部隊の間で再び武力衝突(2025年10月17日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、県南部で国民防衛部隊とアフマド・シャルア移行期政権の部隊の間で再び武力衝突が発生した。

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高等法務委員会広報局は、フェイスブックを通じて、大学生たちが学業を継続できる権利を確保するため、有識者(大学教授・博士)に対して、10月25日までに同委員会に詳細な履歴書を速やかに提出するよう呼びかけた。

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シリア人権監視団が18日に発表したところによると、30代の若者が夜、スワイダー市内のカナワート通りで腹部と両脚に複数の銃弾を受け、死亡した。

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ハッターブ内務大臣はヌマイル・アサド容疑者を逮捕したと発表(2025年10月17日)

アナス・ハッターブ内務大臣は、Xで、ヌマイル・アサド容疑者を逮捕したと発表した。

発表の内容は以下の通り:

犯罪者ヌマイル・アサドとそのテロ組織、そして元山岳大隊司令官である犯罪者クサイ・ワジーフ・イブラーヒームを逮捕し、彼らの犯罪行為を明らかにしたことは、旧体制の残党が沿岸地域の住民の間に不和を蒔こうとする試みに対する新たな一撃となった。この動きは、2ヵ月前に始まった扇動的・脅迫的な投稿から続いていた流れの一環である。
これらの動きは、地域の治安と安定を脅かすために、武器を用いて恐怖を拡散しようとする試みにまで及んでいた。しかし、内務省職員と警察部隊の覚醒した警戒心と高い専門性による追跡・監視の結果、この卑劣な計画は阻止された。そして再び、祖国の安全は越えてはならないレッドラインであることが証明された。
また、ダマスカス郊外県でも、県の内部治安部隊がムワッファク・ハールーン氏の殺害犯を逮捕した。現在も、この凶悪犯罪の背景と動機を明らかにするための捜査が続けられている。

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シャルア移行期政権を支持する帰還・建設戦線はシャルア暫定大統領がロシアとのすべての既存の協定を順守すると発言したことを注視していると発表(2025年10月17日)

シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権を支持する帰還・建設戦線は声明を出し、アフマド・シャルア暫定大統領が15日のモスクワ訪問に際して、ロシアとのすべての既存の協定を順守すると発言したことを注視していると発表した。

声明は、この発言が示す協定の具体的内容が不透明であると指摘、前政権下で締結された軍事・経済・政治協定が、国家主権と意思決定の独立性に与えた影響を明確にする必要があると主張した。

また、移行期においては国民に対する説明責任と透明性の原則が不可欠であると強調、いかなる国際的合意や取り決めも公に明示すべきだと付言、過去数十年にわたり閉鎖性と不信を生み出してきた旧体制の手法から脱却し、国家と社会の間に新たな信頼と説明責任に基づく関係を築くべきだと訴えた。

さらに、外部勢力の干渉によって生じた悲劇や犠牲者を追悼し、関係国がシリア国民に対する人権侵害の法的・道義的責任を負うべきだと述べた。

そのうえで、移行期政権の外交政策は「新たな段階の精神」を体現すべきで、多様なパートナーシップを形成し、シリア国民の希望を支えた諸国との関係を広げるべきだと主張、国家主権を尊重し、意思決定の独立性を取り戻すことこそが新しい国家体制の基礎となると強調した。

最後に、シリアは現在、均衡の取れた独立外交を必要としており、互恵主義に基づく明確な方針の下で国際関係を再構築すべきで、国民の犠牲と志を尊重し、シリア国家の地位を回復し、再び国際社会の中で自然な役割を果たすことが求められると締めくくった。

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シャルア移行期政権の部隊がアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区の2人の若者を拉致(2025年10月17日)


アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団は、アフマド・シャルア移行期政権の部隊がアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区の2人の若者を拉致されたとして、その映像を公開した。

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前政権に近い実業家のアイマン・ジャービル:ロシアとの間で、沿岸地域、ガーブ平原、ヒムス県西部からのシャルア移行期政権の部隊の撤退とロシア軍の再展開が合意された(2025年10月16日)

前政権に近い実業家のアイマン・ジャービル氏は、フェイスブックを通じて声明を発表した。

声明の内容は以下の通り:

自由なシリア国民の皆さんへ、
誇り高き沿岸の人々へ、
そして揺るぎなきガーブ平原と忠誠深きヒムス農村地帯の人々へ。
我々が長く待ち望んだ時がついに訪れた。
これまで秘密裏に進められていたことが、今や忠義の血と男たちの意志によって現実となった。
我々は今、歴史的な瞬間を迎えている。
沿岸地域、ガーブ平原、ヒムス県西部の門が、新たな「安全・主権・尊厳の夜明け」に向かって開かれようとしている。
私はアッラーと祖国を前に、完全なる責任のもとで、ロシアの指導部と移行期政権の指導部の間で合意が成立したことを確認し、その詳細を以下の通り述べる。

1. 沿岸地域、ガーブ平原、ヒムス県西部農村地帯から全ての武装勢力を撤退させる。土地はその本来の所有者である住民に返還される。
2. 旧アラブ軍の将校および下士官を復職させ、これら地域の安全を守る防波堤・忠実な守護者とする。
3. 治安維持の任務は、地域住民自身に限定する。すなわち、沿岸、バーブ平原、ヒムス県西部農村地帯の名誉ある人々が、自らの家と土地を守る。
4. ロシア軍が以前の拠点(アブ・クバイス村、ヒヤーリーン町、ミスヤーフ市(いずれも(ハマー県))に再展開し、さらにサラミーヤ市郊外(ハマー県)、ヒムス市西部農村地帯、シュアイラート村(いずれもヒムス県))に新たな拠点を設置して、完全な安定を確保する。
5. 拘束者の釈放および刑務所の解放を実施し、国民の和解と再統合への道を開く国家的措置とする。
6. ロシアがこの合意の履行を45日以内に保証する国家として行動し、明確かつ拘束力をもつ行程表に沿ってこれを進める。
7. 合意の完全履行後、ヒムス市および東部農村地帯、シュアイラート航空基地にでも同様の第2段階に移行し、安定を定着させ、日常生活の回復を促す。
8. 撤退命令の不履行を行ういかなる武装勢力も、合意から除外され、ロシア空軍によって断固たる対応を受ける。
9. 前記8項がすべて完了次第、国連安保理決議第2254号の全面的実施段階に移行し、シリア国民が国際的保証の下で、自らの手で未来を築く移行期を迎える。

シリア国民の皆さん、
我々は今、祖国の運命を左右する岐路に立っている。
そこには妥協も分裂も許されない。
今こそ決断の時であり、尊厳と主権を取り戻す時だ。
今日掲げられる旗は新しい旗だ。それは、恐怖の後の安全、屈辱の後の尊厳、混乱の後の祖国を象徴している。
この場を借りて、シリアの安定を支え、シリア国民の意志と統一・主権回復を真摯に支持してくれたロシア、そしてウラジーミル・プーチン大統領に、深い感謝と敬意を表する。
この揺るぎないロシアの立場こそ、両国民の間に築かれた真の友好と協力関係の証である。
我々は、これらの措置を正確かつ責任をもって実行していくことを約束する。
シリアよ、あなたの民によって永遠に栄えよ。
そして、決して尊厳や土地を手放さなかったあなたの息子たちの意志が生き続けますように。
工学博士アイマン・ジャービル

 

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スプートニク・アラビア版によると、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とシリアのアフマド・シャルア暫定大統領が、15日のモスクワでの会談中にロシア軍基地の問題を含むあらゆる事項について協議したと発表した。

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アブー・カスラ国防大臣は、トルコ国防省の防衛・安全保障総局長であるイルカイ・アルティンダーグ大将率いる高官代表団と会談(2025年10月16日)

国防省(フェイスブック)によると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は、トルコ国防省の防衛・安全保障総局長であるイルカイ・アルティンダーグ大将率いる高官代表団を迎え、両国の共通の関心事項に関する複数の問題について協議を行った。

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