シリア軍、ヒズブッラーがザバダーニー市(ダマスカス郊外県)内のシリア商業銀行一帯を制圧(2015年9月7日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍がザバダーニー市内で進軍を続け、ジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦するなか、シリア軍が同地一帯に「樽爆弾」14発を投下した。

シリア軍はまた、アルバイン市など東グータ地方一帯を空爆し、アジュナード・シャーム・イスラーム連合司令官1人を含む3人が死亡した。

一方、SANA(9月7日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともにザバダーニー市内でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、戦闘員24人を殲滅、市内マハッタ地区にあるシリア商業銀行ほか複数の建物群を制圧し、市内東部に向けて進軍を続けた。

シリア軍はまた、ダイル・アサーフィール市農場地帯、ハラスター市、アーリヤ農場、ジスリーン町農場地帯、ダーライヤー市、バラダー渓谷、バイト・ジン村で反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍、イスラーム旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アブー・ズフール航空基地一帯で、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍が地対地ミサイルでヌスラ戦線の拠点などを攻撃するなか、ヌスラ戦線は基地の外壁内で爆弾を積んだ車を爆破するなどして攻勢を続けたという。

一方、SANA(9月7日付)によると、シリア軍がマウザラ村、アルナバ村、バルユーン村、マアッラーター村、アブー・ズフール航空基地一帯を空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、アリーハー市内中心部のシャーミー病院近くのファトフ軍拠点に対して攻撃を行い、戦闘員40人を殲滅した。

他方、ARA News(9月7日付)は、シャームの民のヌスラ戦線の前線司令官の一人だというアブー・アドハム氏からの情報だとして、ヌスラ戦線がフーア市、カファルヤー町制圧に向けたファトフ軍の攻撃に本格参加した、と伝えた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーリク市北部郊外でシリア軍が進軍を試み、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(9月7日付)によると、シリア軍がラターミナ町、アトシャーン村を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市内のシリア政府支配地区に対してジハード主義武装集団が砲撃を行った。

またアレッポ市北部のブライジュ村一帯では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団(パレスチナ人)がムハージリーン・ワ・アンサール軍(チェチェン人)などからなるアンサールッディーン戦線と交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサルマー町一帯、クルド山一帯を空爆した。

一方、SANA(9月7日付)によると、シリア軍がワーディー・バースール村を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月7日付)によると、ズィムリーン村、ダルアー市セノビア学校一帯、
シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 7, 2015、AP, September 7, 2015、ARA News, September 7, 2015、Champress, September 7, 2015、al-Hayat, September 8, 2015、Iraqi News, September 7, 2015、Kull-na Shuraka’, September 7, 2015、al-Mada Press, September 7, 2015、Naharnet, September 7, 2015、NNA, September 7, 2015、Reuters, September 7, 2015、SANA, September 7, 2015、UPI, September 7, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)によるジャズル村(ヒムス県)完全制圧を受け、シリア政府は「最後の大規模油田」ジャズル・ガス田を放棄(2015年9月7日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、6日にダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州がジャズル村一帯を完全制圧したのを受け、ジャズル・ガス採掘所の技術者、就労者らが設備、機器を破壊・焼却して撤収、シリア政府は「2,500バレル/日の生産量を誇っていた最後の大規模油田」を放棄・喪失した。

シリアは「アラブの春」が波及した2011年には38万バレル/日の石油を生産していたが、2014年には9,329バレル/日にまで生産量が落ち込んでいた。

同監視団によると、ヒムス県東部では、ジャズル・ガス採掘所一帯などで、シリア軍とダーイシュが散発的な戦闘を続ける一方、柑橘農園一帯でも戦闘が続いた。

一方、SANA(9月7日付)によると、タドムル市西部校外、柑橘農園一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市北部および西部各所に対して有志連合が空爆を行い、ダーイシュ(イスラーム国)メンバー16人以上が死亡した。

地元活動家によると、死亡した16人のうち5人が外国人(ウズベク人、エジプト人、チュニジア人、モロッコ人)、11人がシリア人だという。

また、ARA News(9月7日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室が、ラッカ市北部のヒーシャ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」内の反体制武装集団の拠点都市マーリア市一帯、ハルジャラ村一帯、ダフラ村一帯、ハルバル村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団の戦闘が続いた。

これに関して、ARA News(9月7日付)は、アレッポ・ファトフ作戦司令室がダーイシュとの戦闘の末、ハルジャラ村の大部分を制圧したと伝えた。

アレッポ・ファトフ作戦司令室は、2015年3月にイドリブ県のほぼ全域を制圧したファトフ軍に倣って、アレッポ県で活動する武装集団が2015年5月に結成した連合組織。

ヌールッディーン・ザンキー運動、ムジャーヒディーン軍、スンナ軍、アブー・アマーラ大隊、第101歩兵師団、第16師団、第13師団、ファトフ旅団、スルターン・ムラード旅団、フルサーン・ハック旅団、山地の鷹旅団、ハック旅団、フルカーン旅団、バヤーリク・イスラーム運動からなる。
一方、SANA(9月7日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(9月7日付)によると、サアド村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(9月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタッル・ブラーク町近郊の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊拠点を攻撃した。

また、クッルナー・シュラカー(9月7日付)によると、カーミシュリー市でサナーディード軍を構成する部隊の隊員(ズィーブ・ウワイナーン大隊の隊員とフサイニーヤ大隊の隊員)が口論の末に撃ち合いとなり、負傷した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月7日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して19回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は5回におよび、フール町(ハサカ県)近郊(1回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、マーリア市近郊(3回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 7, 2015、Alarabia.net, May 7, 2015、AP, September 7, 2015、ARA News, September 7, 2015、Champress, September 7, 2015、al-Hayat, September 8, 2015、Iraqi News, September 7, 2015、Kull-na Shuraka’, September 7, 2015、al-Mada Press, September 7, 2015、Naharnet, September 7, 2015、NNA, September 7, 2015、Reuters, September 7, 2015、SANA, September 7, 2015、UPI, September 7, 2015などをもとに作成。

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ロシア外務省報道官「ロシアは、テロと戦うシリア当局に軍備を供与していることを隠したことなどない」(2015年9月7日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、5日に行われたセルゲイ・ラブロフ外務大臣とジョン・ケリー米国務長官の電話会談に関して、「ロシア側は、これまでに1日たりとも、テロと戦うシリア当局に軍備を供与していることを隠したことなどない…。引き続きこうした支援を行う」と述べた。

ザハロワ報道官はまた「シリア軍こそが、ダーイシュ(イスラーム国)などのテロリストに対してもっとも有効に戦っている軍だ」と強調した。

そのうえで、「ロシアは外国の元首の任命や退任に関与することはない…。これはシリア、そして中東地域の他の国自体に関わる問題で、これらの国の国民は自分たちの国の運命を決めることができる」と述べ、アサド政権の退陣を要求する欧米諸国には同調しないとの姿勢を改めて示した。

AFP, September 7, 2015、AP, September 7, 2015、ARA News, September 7, 2015、Champress, September 7, 2015、al-Hayat, September 8, 2015、Iraqi News, September 7, 2015、Kull-na Shuraka’, September 7, 2015、al-Mada Press, September 7, 2015、Naharnet, September 7, 2015、NNA, September 7, 2015、Reuters, September 7, 2015、SANA, September 7, 2015、UPI, September 7, 2015などをもとに作成。

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『ハヤート』:ロシアによる軍事支援増強は、6月のムアッリム外相のモスクワ訪問時に具体的に検討されていた(2015年9月7日)

『ハヤート』(9月7日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、ロシアのヴラジミール・プーチンに大統領が4日に「シリア政府への軍事、技術支援を続ける」と述べたことに関連して、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣が6月末にロシアを訪問した際に、ロシアによる軍事支援について具体的に意見が交わされたと伝えた。

同紙のハミーディー記者は、「『ハヤート』紙の豊富な情報に基づいて」、ムアッリム大臣のロシア訪問およびそれに先だって行われたアリー・マムルーク国民安全保障会議議長の極秘訪問において、ロシア軍上級士官のシリアへの派遣、ロシア空軍による空爆実施、MiG31戦闘機や偵察機の供与、武器弾薬・装備、兵員輸送車輌の供与、ラタキア県での反体制武装集団との戦闘へのロシア軍の参加、タルトゥース市にあるロシア海軍の軍港の改築(拡大)などについての検討がなされた、と記している。

ハミーディー記者によると、プーチン大統領は、アサド大統領からの正式要請に基づき、1980年に締結された友好協力同盟の活性化するかたちで、シリア駐留ロシア軍の増強を決定したという。

複数の消息筋によると、ロシア政府は今のところシリアに地上部隊を派遣していないが、派遣はダーイシュ(イスラーム国)に対する地域同盟の結成の有無にかかっているという。

AFP, September 6, 2015、AP, September 6, 2015、ARA News, September 6, 2015、Champress, September 6, 2015、al-Hayat, September 7, 2015、Iraqi News, September 6, 2015、Kull-na Shuraka’, September 6, 2015、al-Mada Press, September 6, 2015、Naharnet, September 6, 2015、NNA, September 6, 2015、Reuters, September 6, 2015、SANA, September 6, 2015、UPI, September 6, 2015などをもとに作成。

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英財務大臣「避難民流入問題の根本である邪悪なアサド体制とダーイシュ(イスラーム国)に対処すべき」(2015年9月6日)

英国のジョージ・オズボーン財務大臣はG20財務相会議出席のために訪問中のトルコで、シリア情勢について「問題(欧州への避難民の流入)に根本、すなわち邪悪なアサド体制とダーイシュ(イスラーム国)のテロリストに対処すべきだ。シリアに安定と平和をもたらすための包括的な計画が不可欠だ」と述べた。

ロイター通信(9月6日付)が伝えた。

SANA(9月6日付)によると、これに対して、シリアの外務在外居住者省はただちに反応し、国連安保理議長および事務総長に宛てて書簡を送り、英国こそがジハード・ジョンなどのテロリストをシリアに送り込んでいるテロ支援国家で、シリアの混乱の根本をなしている、と反論した。

AFP, September 6, 2015、AP, September 6, 2015、ARA News, September 6, 2015、Champress, September 6, 2015、al-Hayat, September 7, 2015、Iraqi News, September 6, 2015、Kull-na Shuraka’, September 6, 2015、al-Mada Press, September 6, 2015、Naharnet, September 6, 2015、NNA, September 6, 2015、Reuters, September 6, 2015、SANA, September 6, 2015、UPI, September 6, 2015などをもとに作成。

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ハマー県、イドリブ県、ダマスカス郊外県でのシリア軍とジハード主義武装集団の戦闘続く(2015年9月6日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ラスタン市一帯、サアン・アスワド村一帯で、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と激しく交戦、またヒムス市ワアル地区ではシリア軍による砲撃が続いた。

一方、マズラア町出身のシーア派武装集団がヒムス市クスール地区のハール市場を襲撃し、住民や商店主に罵倒を浴びせたり、暴行を加え、身分証明書や金品を略奪した。

他方、SANA(9月6日付)によると、アブー・サナースィル丘、ラスタン市郊外で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、サラミーヤ市郊外のカーファート村一帯にジハード主義武装集団が進攻し、シリア軍、国防隊と交戦した。

シリア軍はまた、県南部のジャルニーヤト・アースィー村などを砲撃した。

シリア軍はさらに、県北部ガーブ平原のマンスーラ村、カーヒラ村、ジャズラム丘、ハウワーシュ村、カフルズィーター市、カストゥーン村を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(9月6日付)によると、マンスーラ村、タッル・ワースィト村、カストゥーン村、ジナーン村をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、サラミーヤ市郊外のサマーフ村近郊の哨所を襲撃しようとした反体制武装集団と交戦、これを撃退した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アブー・ズフール町一帯、マルイヤーン村、ラーミー村、アリーハー市をシリア軍が空爆し、アリーハー市で30人が死傷した。

またファトフ軍の包囲が続くフーア市、カファルヤー町一帯では、国防隊、人民諸委員会がヒズブッラーの指揮下でファトフ軍と交戦した。

一方、SANA(9月6日付)によると、シリア軍がハシール村、ウンム・ジャリーン村、タッル・サラムー村、マジャース村、アブー・ズフール町一帯、カンスフラ村、イブリーン村、カルクール村、ムハムバル村、フライカ村、アリーハー市を空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市西部の科学研究センター施設、ビニャーミーン村一帯で、シリア軍、ヒズブッラー特殊部隊が山地の鷹旅団、ヌールッディーン・ザンキー運動、イスラーム自由旅団などと交戦し、シリア軍がラーシディーン地区を砲撃した。

一方、SANA(9月6日付)によると、ブラート村、トゥライディム村、ジュッブ・サファー村、アレッポ市ジュダイダ地区、ラーシディーン地区、ライラムーン地区、サーフール地区、シャイフ・サイード地区、バニー・ザイド地区、ブスターン・バーシャー地区、サラーフッディーン地区、ザフラー地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市各所を空爆、またドゥーマー市でジハード主義武装集団と交戦した。

またザバダーニー市でも、シリア軍による砲撃が続き、市内では第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍が、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦した。

この戦闘で、アジュナード・シャーム・イスラーム連合の司令官(アブー・アーミル)がダーライヤー市で戦死し、同連合は弔意を示した。

一方、SANA(9月6日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー)とともに、ザバダーニー市内での掃討作戦を続け、反体制武装集団の拠点を攻撃、破壊し、ナーブーア地区の複数の建物群を制圧した。

シリア軍はまた、ハラファー村に潜入しようとしたシャームの民のヌスラ戦線を撃退した。

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クナイトラ県では、SANA(9月6日付)によると、ハミーディーヤ村、フッリーヤ村、ウーファーニヤー村からハーン・アルナバ市に潜入しようとした反体制武装集団をシリア軍、人民防衛諸組織が撃退した。

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ダルアー県では、SANA(9月6日付)によると、ダルアー市Syriatelビル一帯、バジャービジャ地区北部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(9月6日付)によると、シリア軍がダルーシャーン村で反体制武装集団を攻撃し、4人を殺害、22人を負傷させ、武器、装備を破壊した。

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ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(9月7日付)によると、6日晩、第4師団の士官がウマウィーイーン広場の検問所を通過しようとした際、軍事情報局士官と口論となり、その場に居合わせた第4師団と軍事情報局隊員が撃ち合いとなり、2人が死亡、多数が負傷した。

AFP, September 6, 2015、AP, September 6, 2015、ARA News, September 6, 2015、Champress, September 6, 2015、al-Hayat, September 7, 2015、Iraqi News, September 6, 2015、Kull-na Shuraka’, September 6, 2015、September 7, 2015、al-Mada Press, September 6, 2015、Naharnet, September 6, 2015、NNA, September 6, 2015、Reuters, September 6, 2015、SANA, September 6, 2015、UPI, September 6, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がヒムス県中部のジャズル・ガス田一帯を完全制圧か?(2015年9月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」にあるハワール・キリス村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団が交戦した。

また有志連合がスィッリーン町郊外のムライハ村一帯のダーイシュ拠点などを空爆した。

一方、ARA News(9月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ県の拠点都市の一つであるバーブ市で、クルド人男性2人(活動家)を処刑した。

このほか、SANA(9月6日付)によると、航空士官学校一帯、アルバイド村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)ラッカ州の宗教警察(ヒスバ)が「顎髭を剃った」との理由で若者2人を逮捕した。

またクッルナー・シュラカー(9月6日付)などによると、ラッカ州教育局のアブー・ワドル局長が、義務教育制度を実施することを決定した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(9月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州広報局が、ジャズル・ガス採掘所を要するジャズル村を完全制圧したと発表した。

ダーイシュは4日からジャズル・ガス採掘所一帯への攻勢を強めていた。

一方、SANA(9月6日付)によると、タドムル市、ジャズル・ガス採掘所一帯、ジュッブ・ジャッラーフ村郊外で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月6日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して15回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回におよび、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)、タマフ村(アレッポ県バーブ市近郊のウンム・タマフ村のこと)近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 6, 2015、AP, September 6, 2015、ARA News, September 6, 2015、Champress, September 6, 2015、al-Hayat, September 7, 2015、Iraqi News, September 6, 2015、Kull-na Shuraka’, September 6, 2015、al-Mada Press, September 6, 2015、Naharnet, September 6, 2015、NNA, September 6, 2015、Reuters, September 6, 2015、SANA, September 6, 2015、UPI, September 6, 2015などをもとに作成。

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当局がスワイダー市での連続爆破テロの実行犯の一人を逮捕、「ワヒード・バルウース師を狙った」と自供(2015年9月6日)

SANA(9月6日付)は、関係当局が住民の協力により、4日にスワイダー市で発生した連続爆破テロ実行犯の一人とされるワーフィド・アブー・トゥッラーバ容疑者(1969年生まれ)をスワイダー県マズラア町で逮捕したと伝えた。

スワイダー県の保安委員会の委員長がSANAに明らかにしたところによると、アブー・トゥッラーバ容疑者は、スワイダー市内での連続爆破テロへの関与を自供するとともに、4日晩に発生したスワイダー市の軍事情報局、刑事保安局への襲撃に参加し、器物破損と略奪を行い、また県庁舎を襲撃しようとしたことを認めた。

スワイダー県警察によると、アブー・トゥッラーバ容疑者は、3日に白いピックアップ・トラックをレンタルし、ウマル・ハルブ・カルカマーズ氏(1979年)に運転させ移動、その後カルカマーズ氏を殺害し、トラックに爆弾を仕掛けたうえで、スワイダー市東部郊外のダフル・ジャバル街道に駐車させ、犯行に及んだという。

カルカマーズ氏の遺体は3日午後、クライヤー町・ムナイズィラ村間で発見されているという。

アブー・トゥッラーバ容疑者はまた、「カラーマの男たち」の指導者のワヒード・バルウース師が乗った車列を狙って、トラックを爆破したことについても認めた。

その後、シリア・アラブ・テレビ(9月6日付)は、アブー・トゥッラーバ容疑者の証言映像を放映した。

映像のなかで、アブー・トゥッラーバ容疑者は、スワイダー軍事評議会司令官を名乗る離反士官(大佐)のマルワーン・ハマド氏から1ヶ月半以上前に連絡があり、「バルウース師は決まりを遵守せず、独断的に活動するようになっている。彼を止めねばならない。彼より有能な人物は100人といる」と言われ、バルアーニー師暗殺を持ちかけられたことを証言した。

アブー・トゥッラーバ容疑者が、ハマド氏に自分が何を求められているのかと問いただすと、ハマド氏はバルアーニー師を粛清するよう命じたという。

SANA, September 6, 2015
SANA, September 6, 2015

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一方、『ディヤール』(9月6日付)は、4日のスワイダー市での連続爆破テロで、「カラーマの男たち」の指導者ワヒード・バルウース師が死去したことを受け、共和国護衛隊からドゥルーズ派の兵士の排除がなされた、と伝えた。

アサド大統領への血讐を防止するための措置だという。

AFP, September 6, 2015、AP, September 6, 2015、ARA News, September 6, 2015、Champress, September 6, 2015、al-Diyar, September 6, 2015、al-Hayat, September 7, 2015、Iraqi News, September 6, 2015、Kull-na Shuraka’, September 6, 2015、al-Mada Press, September 6, 2015、Naharnet, September 6, 2015、NNA, September 6, 2015、Reuters, September 6, 2015、SANA, September 6, 2015、UPI, September 6, 2015などをもとに作成。

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シリア・ムスリム同胞団はアサド政権との権力分有を拒否(2015年9月6日)

シリア・ムスリム同胞団幹部でシリア革命反体制勢力国民連立政治委員会メンバーのファールーク・タイフール氏は、「アサド大統領が権力を分有する用意がある」とのロシアのヴラジミール・プーチン大統領の発言に関して、サウジアラビア日刊紙『ウカーズ』(9月5日付)に対し、「アサド政権との権力分有を拒否する」と述べた。

AFP, September 6, 2015、AP, September 6, 2015、ARA News, September 6, 2015、Champress, September 6, 2015、al-Hayat, September 7, 2015、Iraqi News, September 6, 2015、Kull-na Shuraka’, September 6, 2015、al-Mada Press, September 6, 2015、Naharnet, September 6, 2015、NNA, September 6, 2015、Reuters, September 6, 2015、SANA, September 6, 2015、‘Ukaz, September 6, 2015、UPI, September 6, 2015などをもとに作成。

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ケリー米国務長官はラブロフ露外相との電話会談で、シリア政府への軍事支援強化への懸念を伝える(2015年9月5日)

ジョン・ケリー米国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は電話会談を行い、シリア情勢などへの対応について意見を交わした。

電話会談で、ケリー米国務長官はラブロフ外務大臣に対して、ロシアがシリア政府への軍事支援を強化しているとする報道について、「こうしたレポートが本当であれば、紛争を激化させ、さらに多くの無実の人の命を奪い、難民を流出させ、ダーイシュ(イスラーム国)と戦う有志連合を危険にさらすことになる」との懸念を伝えた。

ARA News(9月6日付)などが伝えた。

AFP, September 6, 2015、AP, September 6, 2015、ARA News, September 6, 2015、Champress, September 6, 2015、al-Hayat, September 7, 2015、Iraqi News, September 6, 2015、Kull-na Shuraka’, September 6, 2015、al-Mada Press, September 6, 2015、Naharnet, September 6, 2015、NNA, September 6, 2015、Reuters, September 6, 2015、SANA, September 6, 2015、UPI, September 6, 2015などをもとに作成。

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シリア政府支持者がSNSでロシア軍兵士とシリア軍兵士が写った写真を公開(2015年9月5日)

ARA News(9月6日付)は、シリア政府支持者がSNSなどで、ロシア軍兵士と思われる男性らとシリア軍兵士が写っている写真を公開したと報じた。

これに関してタルトゥース市の住民の一人(匿名)は、ARA Newsに対して、「タルトゥース市や(地中)海岸地方でロシア軍兵士を見ることは珍しいことではない。タルトゥース市には(ロシアの)海軍基地があり、そこにはロシア軍兵士が駐留しており、日常的に外出している」と答えた。

ARA News, September 6, 2015
ARA News, September 6, 2015

AFP, September 6, 2015、AP, September 6, 2015、ARA News, September 6, 2015、Champress, September 6, 2015、al-Hayat, September 7, 2015、Iraqi News, September 6, 2015、Kull-na Shuraka’, September 6, 2015、al-Mada Press, September 6, 2015、Naharnet, September 6, 2015、NNA, September 6, 2015、Reuters, September 6, 2015、SANA, September 6, 2015、UPI, September 6, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がザバダーニー市(ダマスカス郊外県)のバイト・ダーラーティー地区を制圧(2015年9月5日)

ダマスカス県では、SANA(9月5日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともにザバダーニー市での作戦を継続し、バイト・ダーラーティー地区を制圧した。

シリア軍はまた、マルジュ・スルターン村で、シャームの民のヌスラ戦線拠点に対する特殊作戦を行い、チェチェン人を含む戦闘員5人を殲滅したほか、ザマルカー町でもイスラーム軍の車輌を破壊、戦闘員5人を殺害した。

さらにハムーリーヤ市農場地帯、ドゥーマー市、ザブディーン村農場地帯、ダーライヤー市でも、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、イスラーム殉教者旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍がザバダーニー市内でジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦を続けた。

シリア軍はまた、ハラスター市の車輌管理局一帯でシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦したほか、ザブディーン村、アルバイーン市に対して空爆を行った。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区をシリア軍が4回にわたり空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍が包囲を続けるフーア市、カファルヤー町一帯での戦闘で死亡した18歳未満の国防隊などの隊員の数が9人にのぼった。

一方、SANA(9月5日付)によると、アブー・ズフール町一帯、ハシール村、マジャース村、ファッティーラ村、カンスフラ村一帯、マウザラ村、ジューズィフ村をシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、ムハムバル村・フライカ村間で、ヌスラ戦線と交戦し、戦闘員11人を殲滅した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーシュカウィー村、ハンダラート・キャンプ一帯で、シリア軍がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(9月5日付)によると、アレッポ市北部郊外のタッル・ファーウーリー村、スバイヒーヤ村、ジャッブール村、アレッポ市ラーシディーン地区、サーフール地区、サラーフッディーン地区、カッラーサ地区、ライラムーン地区などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、ARA News(9月5日付)によると、アレッポ・ファトフ作戦司令室がナイラブ航空基地を攻撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス県ワアル地区(第7)を砲撃し、ジハード主義武装集団戦闘員3人を含む4人が死亡した。

一方、SANA(9月5日付)によると、ダール・カビーラ村、ハッターブ村、サアン・アスワド村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラターミナ町、カフルズィーター市、カーヒラ村、アンカーウィー村、クライディーン村、ジャズラム丘を空爆した。

一方、SANA(9月5日付)によると、シリア軍がアンカーウィー村、クライディーン村、カストゥーン村、ダクマーク村、ハミーディーヤ村、マンスーラ村、ザクーム村を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(9月5日付)によると、ハミーディーヤ村・トゥルナジャ村間で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 5, 2015、AP, September 5, 2015、ARA News, September 5, 2015、Champress, September 5, 2015、al-Hayat, September 6, 2015、Iraqi News, September 5, 2015、Kull-na Shuraka’, September 5, 2015、al-Mada Press, September 5, 2015、Naharnet, September 5, 2015、NNA, September 5, 2015、Reuters, September 5, 2015、SANA, September 5, 2015、UPI, September 5, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県北部の「安全保障地帯」でダーイシュ(イスラーム国)と反体制武装集団の戦闘が続くなか、「穏健な反体制派」のシャーム戦線は、米軍の軍事教練を受けた「第30師団はいない」と主張(2015年9月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」における反体制武装集団の拠点都市マーリア市一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と反体制武装集団が戦闘を続け、ダーイシュ戦闘員27人と、反体制武装集団側20人が死亡した。

双方の戦闘が続くなか、有志連合はマーリア市近郊のタラーリーン村を空爆した。

有志連合はまた、ダーイシュの支配下にあるダイル・ハーフィル市に対しても空爆を行った。

一方、ダーイシュに対する戦闘を主導していると思われるジハード主義武装集団の連合組織のシャーム戦線は、米国の軍事教練を受け、マーリア市に進駐したとされる第30師団が「安全地帯」に展開していないと発表した。

第30師団は、同地への進駐を拒否していたアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線との調整の末、マーリア市に進駐し、ダーイシュとの戦いを開始したと主張していた。

こうしたなか、AKI(9月5日付)は、複数の外交筋の情報として、米軍の軍事教練を受けた第30師団を監督する上級士官(離反士官)が、今年末までに1,500人の戦闘員をシリア領内に派遣することをめざしていることを明らかにしたと伝えた。

このほか、SANA(9月5日付)によると、航空士官学校一帯、アルバイド村、ナアーム丘一帯、タッル・イスタブル村などで、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市郊外の第17師団基地を有志連合が空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦する一方、シリア軍がカルヤタイン市を空爆した。

また、SANA(9月5日付)によると、シリア軍は、ジャズル・ガス採掘所一帯を空爆するとともに、国防隊とともにダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、ダーイシュからイスラーム教徒への改宗か、ジズヤ支払いか、退去のいずれかの選択を迫まられていたカルヤタイン市住民のうち、女性、子供約15人が同市から退去し、ダーイシュ支配地域の外に到着した。

他方、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州は、カルヤタイン市でのシリア軍との戦闘で、ヨルダン人司令官のハーズィム・ムナイズィル・アブー・ルンマーン氏(アブー・カアカーア)が死亡したと発表した。

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スワイダー県では、SANA(9月5日付)によると、サアド村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合がタッル・ブラーク町南部郊外のダーイシュ(イスラーム国)支配地域を空爆した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団と、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団がサフム・ジャウラーン村一帯で交戦した。

AFP, September 5, 2015、AKI, September 5, 2015、AP, September 5, 2015、ARA News, September 5, 2015、Champress, September 5, 2015、al-Hayat, September 6, 2015、Iraqi News, September 5, 2015、Kull-na Shuraka’, September 5, 2015、al-Mada Press, September 5, 2015、Naharnet, September 5, 2015、NNA, September 5, 2015、Reuters, September 5, 2015、SANA, September 5, 2015、UPI, September 5, 2015などをもとに作成。

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スワイダー市での連続爆破テロによるワヒード・バルウース師死亡を受け「カラーマの男たち」が「アラブ山を「解放区」とする」と宣言(2015年9月5日)

カラーマの男たちは「声明第1号」を出し、バルウース師の死に関して、「軍事情報局スワイダー支局のワフィーク・ナースィル支局長、シリア大統領バッシャール・アサドの悪党に対して政治的疑いを向けており、これまでに起きた暗殺、そして今後起こるであろう暗殺のすべての責任は治安当局にある」と主張し、シリア政府への敵意を露わにした。

そのうえで、「アラブ山を、治安機関の悪党やその省庁から解き放たれた解放区とすることを宣言し…、スワイダー県のカラーマ(「カラーマの男たち」のこと)の男たちの連合は、アラブ山を解放区とし…、県内の各市・町のカラーマの男たちが治安を掌握した」と発表した。

また「アラブ山防衛暫定委員会による自治のもとに公共機関の活動を継続し、カラーマの男たちからなる作戦司令室に対して、アラブ山のすべての武装集団との関係を調整し、県内における政権の拠点を除去し、治安と日常生活の維持を監督することを任じる」と主張、「アラブ山を、安全地帯、あるいは飛行禁止空域に設定し、ヨルダン政府との調整のもとに対ヨルダン国境の国境通行所を開放するため、諸外国政府、国際機関と連絡を取るための政治交渉委員会を設置する」と表明した。

クッルナー・シュラカー(9月5日付)などが伝えた。

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クッルナー・シュラカー(9月5日付)は、スワイダー県の複数の消息筋の話として、カラーマの男たち(カラーマの男たち指導評議会)は、死亡したワヒード・バルウース師の後任としてアブー・ユースフ・ラアファト・バルウース師を新たな指導者に選出したと伝えた。

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『ハヤート』(9月6日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立政治委員会メンバーのスハイル・アタースィー女史は、バルウース師の市に関して「アサド体制による暗殺」と断じた。

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一方、レバノンの進歩社会主義のワリード・ジュンブラート党首(ドゥルーズ派)は、スワイダー市で発生した連続爆破テロにより、バルウース師が死亡したことに関して、アサド政権が関与していると非難するとともに、「バルウース師はアサド体制軍への従軍を拒むインティファーダを指導した唯一のシャイフだった。彼はまた、アラブ山(スワイダー県)住民がシリア国民の弾圧や殺戮に参加することに異議を唱えてきた」と讃えたうえで、「シリアのドゥルーズ派は、誰が敵で、誰が友人かを知る時が来た」と述べた。

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これに対して、スワイダー県警察のムハンマド・サムラ署長は、SANA(9月5日付)に対して、「スワイダー市の今日の状況は、平静且つ安定しており、報道されているようないかなる衝突も起きていない」と述べた。

AFP, September 5, 2015、AP, September 5, 2015、ARA News, September 5, 2015、Champress, September 5, 2015、al-Hayat, September 6, 2015、Iraqi News, September 5, 2015、Kull-na Shuraka’, September 5, 2015、al-Mada Press, September 5, 2015、Naharnet, September 5, 2015、NNA, September 5, 2015、Reuters, September 5, 2015、SANA, September 5, 2015、UPI, September 5, 2015などをもとに作成。

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反体制派は、ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)、フーア市、カファルヤー町(イドリブ県)の停戦に向けて、アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動に代えて新たな交渉団を発足(2015年9月5日)

『ハヤート』(9月6日付)によると、トルコのイスタンブールで活動する反体制組織のシリア・イスラーム最高評議会は、ダマスカス郊外県ザバダーニー市、イドリブ県フーア市、カファルヤー町での停戦に関して、シリア政府側との交渉を行うための新たな交渉団を発足したと発表した。

またイドリブ県で活動するファトフ軍に所属するシャーム軍団も声明を出し、シリア・イスラーム最高評議会が発足した新たな交渉団を支持し、その合意事項を遵守すると発表した。

ザバダーニー市、フーア市、カファルヤー町の停戦をめぐる交渉は、これまでアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動が反体制武装集団を代表して行ってきたが、新代表団はこれに代わるものと見られる。

AFP, September 5, 2015、AP, September 5, 2015、ARA News, September 5, 2015、Champress, September 5, 2015、al-Hayat, September 6, 2015、Iraqi News, September 5, 2015、Kull-na Shuraka’, September 5, 2015、al-Mada Press, September 5, 2015、Naharnet, September 5, 2015、NNA, September 5, 2015、Reuters, September 5, 2015、SANA, September 5, 2015、UPI, September 5, 2015などをもとに作成。

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『ニューヨーク・タイムズ』はロシアがシリア政府に対して大規模な軍事支援を計画していると伝える(2015年9月4日)

『ニューヨージュ・タイムズ』(9月4日付)は、ロシアがシリアに先遣隊を派遣したほか、シリア国内の飛行場に数百人の舞台を収容できるプレハブ設備を輸送したとしたうえで、ロシアがシリア政府に対して大規模な軍事支援を計画しているものと思われると伝えた。

The New York Times, September 4, 2015などをもとに作成。

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トルコ海岸で遺体で発見されたシリア人幼児の父親の素性(2015年9月4日)

クッルナー・シュラカー(9月4日付)は、フェイスブックの情報として、2日にギリシャにボートで移動中に遭難し、トルコ海岸で遺体として発見されたアイラーン・クルディーくん(本名アイラーン・シャンヌー、クルド語名アーラーン・シャンノー)の父親のアブドゥッラー・クルディー氏(36歳)が、シリアの空軍情報部の拘置所で5ヶ月拘留されていたとしたうえで、自分の店を売却し、500万シリア・ポンドを賄賂として支払うことで釈放されていたとの素性を紹介した。

アブドゥッラー氏は拘留中の拷問により、すべての歯を抜かれたという。

Kull-na Shuraka', September 4, 2015
Kull-na Shuraka’, September 4, 2015

AFP, September 4, 2015、AP, September 4, 2015、ARA News, September 4, 2015、Champress, September 4, 2015、al-Hayat, September 5, 2015、Iraqi News, September 4, 2015、Kull-na Shuraka’, September 4, 2015、al-Mada Press, September 4, 2015、Naharnet, September 4, 2015、NNA, September 4, 2015、Reuters, September 4, 2015、SANA, September 4, 2015、UPI, September 4, 2015などをもとに作成。

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シリア政府支持者が多いスワイダー市で連続爆破テロが発生し、反体制派を指導するドゥルーズ派のシャイフ、ワヒード・バルウース師が死亡、市内で支持者が抗議(2015年9月4日)

スワイダー県では、SANA(9月4日付)によると、スワイダー市で爆弾が仕掛けられた車2台が相次いで爆発し、住民26人が死亡、多数が負傷した。

スワイダー県警察によると、爆発した2台の車のうち1台は、東部郊外のダフル・ジャバル街道で、またもう1台はスワイダー市中心部の国立病院の南側の門の前でほぼ同時に爆発した。

1台目の爆発で4人が死亡、8人が負傷、2台目の爆発で4人が死亡、14人が負傷、また爆発により国立病院と周辺のビル、さらには通行中の車多数が被害を受けた。

ワーイル・ハルキー内閣はスワイダー市で発生した連続爆破テロに関してただちに声明を出し、犠牲者と遺族に哀悼の意を示すと友に、「こうした卑劣なテロ行為は、テロに対するシリア国民の抵抗を挫くことはなく、国民の抵抗力を増すだけだ」と表明した。

またバアス党シリア地域指導部のヒラール・ヒラール副書記長もスワイダー市での連続爆破テロに関して「シリアの敵がスワイダー県民の姿勢と抵抗を挫くことに失敗した末に、スワイダーを狙ったものだ」と述べ、反体制勢力が関与しているとの見方を暗示した。

そのほか、ウムラーン・ズウビー情報大臣、アフマド・バドルッディーン・ナッスーン共和国ムフティー、ドゥルーズ派のシャイフ・アクルのヒムマト・ヒジュリー師やユースフ・ジャルブーア師も連続爆破テロを厳しく非難した。

なおシリア国内では、2日にラタキア市で爆破テロが発生している。

ラタキア市、スワイダー市はいずれもシリア政府の支持者が多い地域。

SANA, September 4, 2015
SANA, September 4, 2015
Kull-na Shuraka', September 4, 2015
Kull-na Shuraka’, September 4, 2015

またクッルナー・シュラカー(9月4日付)によると、爆発はその後、クライヤー村でも発生したという。

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一方、クッルナー・シュラカー(9月4日付)は、現地の複数の消息筋の話として、ダフル・ジャバル街道で発生した1回目の爆破テロで、ドゥルーズ派の「カラーマの男たち」の指導者のワヒード・バルウース師(アブー・ファフド)の車列が爆発に巻き込まれ、乗っていたバルウース師と同師の兄弟1人が重傷を負い、市内の病院に搬送されたと伝えた。

またスワイダー市住民によるとされる複数のSNSページによると、身元不明の遺体3体が病院に搬送され、そのなかにバルウース師が含まれていたという。

バルウース師は反体制活動家として知られ、アサド政権に対して公然の異議を唱えていた人物で、最近ではドゥルーズ派の若者にシリア軍、国防隊などへの従軍を拒否するよう呼びかけていた。

また、シリア人権監視団は、バルウース師が「民兵指導者」で、彼が率いる民兵はダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線と戦っている、と記している。

「カラーマの男たち」(単数形は「シャイフ・カラーマ」)とは、シリア政府を支持するドゥルーズ派の「シャイフ・アクル」(複数形は「マシャーイフ・アクル」)と一線を画し、反体制的な姿勢をとるアブー・ファフド・ワヒード・バルウース師らを中心とするシャイフのグループ。

スワイダー市では1日、スワイダー市で、地元の活動家が「お前たちは我々を絞め殺した」(خنقتونا)と銘打って汚職に抗議するデモを呼びかけ、住民数千人が県庁舎前に集まり、燃料不足、停電、断水などへの不満を訴えた。

デモ主催者は、スワイダー県知事、バアス党スワイダー支部書記長、燃料、電力、水道公社総裁、治安機関幹部、警察署長、供給局長の解任を求めていた。

Kull-na Shuraka', September 4, 2015
Kull-na Shuraka’, September 4, 2015

 

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クッルナー・シュラカー(9月4日付)によると、スワイダー市内では3日晩、バルウース師の死に対して怒りを露わにした「カラーマの男たち」の指導者や住民ら合わせて「数千人」がデモを行い、市の中心に位置する広場でハーフィス・アサド前大統領の立像を破壊、その後、軍事情報局スワイダー支部、刑事保安局に向ったが、治安部隊と「もみ合い」となり、デモ参加者、治安部隊隊員双方合わせて「数十人」が死亡した。

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は「スワイダーの革命家たちは、空軍情報部、軍事情報局、刑事保安局、軍警察、バアス党支部のすべてを完全制圧した」と吹聴した。

また、クッルナー・シュラカー(9月4日付、5日付)などによると、シリア政府は、連続爆破テロ発生の数時間後には、ダマスカス・スワイダー街道を封鎖し、インターネット回線を遮断するなどして、スワイダー市一帯を孤立化させようとしているという。

しかし、シリア人権監視団は、デモに参加し、スワイダー市内で発生した連続爆破テロに対するシリア政府の責任を追及したのはバルウース師の支持者ら「数十人」だけで、デモをめぐるもみ合いで治安部隊隊員が死亡したと発表した(その後(6日)、シリア人権監視団は、スワイダー市での連続爆破テロの死者が子供1人、女性5人を含む31人に及び、その直後に発生した市内でも暴動で、治安部隊隊員6人が殺害されたと発表した。)。

またAFP(9月5日付)などによると、スワイダー市のドゥルーズ派のシャイフらが住民らに平静を保つよう呼びかける一方、バルウース師を支持する若者ら数十人は、県庁舎など政府関連施設に投石し、施設前に駐車していた車に放火するなどの破壊行為を続け、ガラスが割れる音や発砲音が夜通し聞こえたという。

AFP, September 4, 2015、September 5, 2015、AP, September 4, 2015、ARA News, September 4, 2015、Champress, September 4, 2015、al-Hayat, September 5, 2015、September 6, 2015、September 7, 2015、Iraqi News, September 4, 2015、Kull-na Shuraka’, September 4, 2015、September 5, 2015、al-Mada Press, September 4, 2015、Naharnet, September 4, 2015、NNA, September 4, 2015、Reuters, September 4, 2015、SANA, September 4, 2015、UPI, September 4, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のファトフ軍がフーア市とカファルヤー町(イドリブ県)の寸断に成功する一方、ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)でシリア軍が攻勢を続ける(2015年9月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ハルバ丘などフーア市、カファルヤー町の周辺一帯で、国防隊、人民諸委員会がヒズブッラーの指揮下で、アル=カーイダ系組織のジュンド・アクサー機構、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、ジハード主義武装集団は手製の迫撃砲などでフーア市を砲撃した。

マサール・プレス(9月4日付)によると、ジハード主義武装集団はハルバ丘のシリア軍拠点3カ所を制圧し、シリア軍兵士多数を殲滅したという。

また、ARA News(9月4日付)は、ファトフ軍が、ハルバ丘のシリア軍拠点複数カ所を制圧することで、フーア市とカファルヤー町を寸断することに成功した、と伝えた。

これに対して、シリア軍は、フーア市、カファルヤー町周辺のジハード主義武装集団の拠点などを空爆し対抗、またザーウィヤ山のイブリーン村、タマーニア町に対して「樽爆弾」などで攻撃した。

一方、SANA(9月4日付)によると、フーア市、カファルヤー町を包囲するファトフ軍の拠点(ラーム・ハムダーン村、ビンニシュ市、タフタナーズ市、サワーギヤ村など)をシリア軍が重点的に空爆した。

シリア軍はまた、マアッラト・ヌウマーン市、カフル・ウワイド村、カンスフラ村、ジスル・シュグール市、バサーミス村、ムハムバル村、タマーニア町、マストゥーマ村、イブリーン村、アブー・ズフール町、ウンム・ジャリーン村、マジャース村、タッル・サラムー村を空爆、シャームの民のヌスラ戦線などの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍がザバダーニー市内でシャーム自由人イスラーム運動などジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦、シリア軍は同市および隣接するマダーヤー町を空爆した。

シリア軍はまた、ダーライヤー市一帯、アルバイン市を「樽爆弾」、地対地ミサイルなどで攻撃し、アルバイン市では1人が死亡、子供ら複数が負傷した。

一方、SANA(9月4日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともにザバダーニー市での作戦を継続し、市北東部のナーブーア地区の大部分を新たに制圧した。

反体制武装集団の多数が戦闘により死亡、一部は逃走、ないしは投降したという。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャウバル区を8回にわたり空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原のタッル・ワースィト村一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、ハック旅団、スンナ軍、アンサール・ディーン戦線、アンサール・シャーム、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、ジュンド・アクサー機構、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党、シャーム軍団、シャーム自由人イスラーム運動、第101歩兵師団、山地の鷹旅団、ガーブの鷹、第111歩兵師団、ジュヌード・シャーム(チェチェン人)などと交戦した。

シリア軍はまた、タッル・ワースィト村一帯を空爆した。

一方、シリア政府支配下のフナイフィス村に迫撃砲弾が着弾し、子供2人が負傷した。

他方、SANA(9月4日付)によると、シリア軍がアンカーウィー村、ハウワーシュ村、マンスーラ村、ズィヤーラ町、カストゥーン村、タッル・ワースィト村、ハミーディーヤ村、ヒルバト・ナークース村、ラターミナ町、カフルズィーター市を空爆、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団、マサール・プレス(9月4日付)によると、シリア軍がガントゥー市、ジャッブーリーン村を砲撃、またウンム・シャルシューフ村西部一帯で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(9月4日付)によると、ラスタン市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がナブア・ムッル村一帯、サルマー町一帯を砲撃した。

一方、SANA(9月4日付)によると、バイト・アワーン村、アイン・アシャラ村のシャームの民のヌスラ戦線などの拠点をシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハーリディーヤ地区で、シリア軍、国防隊が、アレッポ・ファトフ作戦司令室と交戦した。

シリア軍はまた、アレッポ市マイサル地区、ザフラー協会地区一帯、アクユール地区を空爆した。

一方、SANA(9月4日付)によると、アンジャーラ村、タワーマ村、ダーラト・イッザ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、革命家軍は声明を出し、7月10日にアレッポ県カフルナーハー村にある本部を武装集団が襲撃し、革命家軍隊員2人が死亡、7人が拉致された事件に関して、シャーム自由人イスラーム運動が関与していた、と批判した。

他方、ARA News(9月4日付)は、地元活動家が、アレッポ市ザフラー協会地区の反体制武装集団に対してシリア軍が塩素ガスを装填した迫撃砲で砲撃を行ったと主張していると伝えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市、イブタア町を「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(9月4日付)によると、シャイフ・マスキーン市、ダルアー市カラク地区、スィーバ地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(9月4日付)によると、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 4, 2015、AP, September 4, 2015、ARA News, September 4, 2015、Champress, September 4, 2015、al-Hayat, September 5, 2015、Iraqi News, September 4, 2015、Kull-na Shuraka’, September 4, 2015、al-Mada Press, September 4, 2015、Masar Press Agency, September 4, 2015、Naharnet, September 4, 2015、NNA, September 4, 2015、Reuters, September 4, 2015、SANA, September 4, 2015、UPI, September 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュ(イスラーム国)がUNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡の塔墓三つも破壊(2015年9月4日)

シリアの遺跡博物館局のマアムーン・アブドゥルカリーム局長はAFP(9月4日付)に対し、UNESCO世界文化遺産に登録されているヒムス県タドムル市にあるパルミラ遺跡の塔墓三つが、同地を占拠するダーイシュ(イスラーム国)によって新たに破壊されたことを明らかにした。

塔墓は紀元44年から103年にかけて建設されたもの。

ダーイシュによるパルミラ遺跡の遺構破壊は、ライオン像、バール・シャミーン神殿、ベル神殿に続いて4件目。

http://www.discover-syria.com/
http://www.discover-syria.com/

マサール・プレス(9月4日付)によると、フルクルス町一帯、マヒーン町一帯、シャーイル山(ハマー県)西部一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、シリア軍兵士4人が死亡した。

一方、SANA(9月4日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯、ワーディー・アブヤド、バイヤラート村東部、タール山一帯、スフナ市、カルヤタイン市、ウンム・リーシュ村、ウンム・サフリージュ村、東ヒブラ村、ウンム・トゥワイナ村、マヌーフ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(9月4日付)によると、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」における反体制武装集団の拠点都市マーリア市に対してダーイシュ(イスラーム国)が3日深夜から激しい攻撃を開始し、双方合わせて数十人が死傷した。

一方、マーリア市に隣接するサンダフ村では、シャーム戦線がダーイシュの攻撃に応戦、これを撃退したという。

他方、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)による包囲が続くクワイリス航空基地一帯をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆した。

また、SANA(9月4日付)によると、航空士官学校一帯、サフィーラ市郊外のタッル・リーマーン村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が占拠を続けるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯に対して、シリア軍が砲撃を再開した。

またヤルムーク区に隣接するタダームン区にも迫撃砲弾2発が着弾、爆発した。

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ダルアー県で活動する南部自由人部族連合は声明を出し、ラジャー高地一帯でダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた戦いを開始すると発表した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月4日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して33回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は8回におよび、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(6回)、タッル・アブヤド市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 4, 2015、AP, September 4, 2015、ARA News, September 4, 2015、Champress, September 4, 2015、al-Hayat, September 5, 2015、Iraqi News, September 4, 2015、Kull-na Shuraka’, September 4, 2015、September 5, 2015、al-Mada Press, September 4, 2015、Masar Press Agency, September 4, 2015、Naharnet, September 4, 2015、NNA, September 4, 2015、Reuters, September 4, 2015、SANA, September 4, 2015、UPI, September 4, 2015などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領、シリアへの直接軍事介入を否定する一方、「アサド大統領は早期に国会選挙を行い、建設的野党・反体制派と権力を分有する準備ができている」と発言(2015年9月4日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、ウラジオストク市で開催中の経済フォーラムで、ロシア軍がシリアに戦闘機や部隊を派遣したとの一部報道に関して、「我々はさまざまな可能性を検討しているが、ダーイシュ(イスラーム国)に対する軍事作戦への参加は議題になっていない。それはまだ時期尚早だ。我々はシリア、そして地域諸国と協議を続けるつもりだ」と述べ、ロシア軍がシリアに部隊を派遣したとの一部情報を否定した。

SANA, September 4, 2015
SANA, September 4, 2015

プーチン大統領はまた、ロシア政府が引き続き、シリアに軍事、技術支援を行うとしたうえで、「ロシアはもともと、シリアに対して、軍備増強と我々が武器供与した部隊の能力向上という二つのレベルで重要な支援を行ってきた」と付言した。

しかし、武器、技術支援の詳細については言及しなかった。

一方、米国主導の有志連合によるシリア、イラクでのダーイシュ(イスラーム国)空爆に関して、プーチン大統領は「効果はない」と批判した。

さらにシリアの紛争をめぐっては、「アサド大統領は早期に国会選挙を行い、建設的野党・反体制派と権力を分有する準備ができている」と述べ、シリア政府を擁護した。

また、ダーイシュ壊滅のための地域・国際同盟を結成すべきだという、という自身の提言を改めて強調し、「我々は米国と協議している。この問題に関してバラク・オバマ米大統領と個人的に話しをしている。我々はまた、トルコ、サウジアラビア、ヨルダンなどの国の指導者ともこの問題について協議している」と明言、「少なくとも、ある種の協調態勢が構築されなければ、テロとの戦いに関心があるこれらすべての国が戦場で共同行動を行うことは現段階では不可能だ」と力説した。

そのうえで、シリア紛争の解決の方向性について「シリアでの政治プロセスと並行して、テロとの戦いへの努力の結集が進められねばならないという点で、原則的に相互理解がある」と述べた。

このほか、欧州への中東・北アフリカへの避難民の流入に関しては「予期できた」としたうえで、シリア人雛民が「アサド政権ではなくダーイシュから逃れている」と強調した。

プーチン大統領のこの発言は、ジョシュ・アーネスト米ホワイトハウス報道官が「我々は、ロシアがシリアに戦闘機とその搭乗員を配備したとの情報を懸念しており、引き続き情報収集に努める」と述べたのを受けたもの。

AFP, September 4, 2015、AP, September 4, 2015、ARA News, September 4, 2015、Champress, September 4, 2015、al-Hayat, September 5, 2015、Iraqi News, September 4, 2015、Kull-na Shuraka’, September 4, 2015、al-Mada Press, September 4, 2015、Naharnet, September 4, 2015、NNA, September 4, 2015、Reuters, September 4, 2015、SANA, September 4, 2015、UPI, September 4, 2015などをもとに作成。

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トルコのダウトオール首相「シリア北部に「安全保障地帯」設置を認めるよう国際社会を説得しようとしたが、留意されなかった」(2015年9月4日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は、暫定内閣閣議で、トルコ領内へのシリア人避難民の流入を抑えるため、シリア北部に「安全地帯」設置を認めるよう国際社会を説得しようとしたが、こうした呼びかけが留意されることはなかった、と吐露した。

『ハヤート』(9月5日付)が伝えた。

AFP, September 4, 2015、AP, September 4, 2015、ARA News, September 4, 2015、Champress, September 4, 2015、al-Hayat, September 5, 2015、Iraqi News, September 4, 2015、Kull-na Shuraka’, September 4, 2015、al-Mada Press, September 4, 2015、Naharnet, September 4, 2015、NNA, September 4, 2015、Reuters, September 4, 2015、SANA, September 4, 2015、UPI, September 4, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ県、ダイル・ザウル県でメンバー40人あまりを処刑(2015年9月3日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(9月3日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)ラッカ州が、ラッカ市内のダッラ交差点で、ヒスバ(宗教警察)の幹部アブー・カラム・イラーキー氏を「領土に損害を与えた」罪で処刑した。

また、シリア人権監視団によると、この処刑に先立ち、有志連合と思われる戦闘機が、財務局一帯を空爆した。

財務局はダーイシュがイスラーム法廷として使用している施設。

シリア人権監視団によると、有志連合の空爆で、イスラーム法廷の裁判官2人(イラク人と湾岸出身者1人)が死亡した。

有志連合(と思われる戦闘機)はこのほかにも、タッル・アブヤド市南部のサムン丘一帯を空爆し、ダーイシュ戦闘員2人が死亡、遺体はラッカ市に搬送されたという。

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ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル・トゥズバフ・ビ・サムト(9月3日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)ハイル州は、過去数日間で、アレッポ県北部での戦闘への参加を拒否した外国人戦闘員およびシリア人戦闘員合わせて40人をマヤーディーン市近郊で銃殺処刑した。

また、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市内でシリア当局に拘留されていた男性が拷問を受け死亡した。

このほか、シリア軍がブー・ウマル村を空爆し、男性1人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がジャズル・ガス採掘所一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(9月3日付)によると、シリア軍がハクル・ガス採掘所一帯、柑橘農園、ワーディー・アブヤド、タール山などタドムル市西部郊外でダーイシュ(イスラーム国)に対する特殊作戦を行い、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、タドムル市郊外の三角地帯、採石場一帯、ウンム・リーシュ村、マスアダ村、ウンム・サフリージュ村、カルヤタイン市一帯などのダーイシュ拠点などに対して攻撃を加えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクワイリス航空基地一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(9月3日付)によると、航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員1人が死亡した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月3日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して21回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回におよび、ハサカ市近郊(2回)、ラッカ市近郊(2回)、マーリア市近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 3, 2015、AP, September 3, 2015、ARA News, September 3, 2015、Champress, September 3, 2015、Dayr al-Zawr Tudhbah bi-Samt, Septemer 3, 2015、al-Hayat, September 4, 2015、September 5, 2015、Iraqi News, September 3, 2015、Kull-na Shuraka’, September 3, 2015、al-Mada Press, September 3, 2015、Naharnet, September 3, 2015、NNA, September 3, 2015、Reuters, September 3, 2015、SANA, September 3, 2015、UPI, September 3, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がザバダーニー市(ダマスカス郊外県)でさらに進軍(2015年9月3日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍がザバダーニー市で進軍を続け、シリア軍が「樽爆弾」6発を投下するなど、シャーム自由人イスラーム運動、地元武装集団に対して空爆・砲撃を加えた。

シリア軍はまた、ザバダーニー市に隣接するマダーヤー町に対しても砲撃を行い、子供2人を含む6人が死亡した。

さらに、シリア軍はバラダー渓谷のアイン・フィージャ町、サクバー市、ザマルカー町、アイン・タルマー村、ザブディーン村、ドゥーマー市などを空爆・砲撃し、ザブディーン村では男性2人が死亡した。

一方、SANA(9月3日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、ザバダーニー市で作戦を継続し、反体制武装集団戦闘員20人以上を殲滅し、ウダイマ通りなど市内北部の建物群20カ所を新たに制圧した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区各所をシリア軍が空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、フーア市、カファルヤー町周辺で、国防隊、人民諸委員会がヒズブッラー戦闘員の支援を受け、ファトフ軍との戦闘を続けた。

この戦闘で国防隊隊員1人が死亡した。

これに対して、シリア軍は、ナージヤ村、マアッラト・ヌウマーン市、アリーハー市、サラーキブ市、イフスィム町、マアッラーター村、シャンナーン村、カンスフラ村を空爆した。

一方、SANA(9月3日付)によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市、イフスィム町、アリーハー市一帯、カフル・ウワイド村、マアッラーター村、カンスフラ村、ジスル・シュグール市、バサーミス村、ジューズィフ村、フライカ村、マストゥーマ村、ズィヤーディーヤ市、アブー・ズフール町、ウンム・ジャリーン村、マジャース村、タッル・サラムー村、トゥルア村、サラーキブ市、そしてフーア市とカファルヤー町を包囲するファトフ軍が拠点とするラーム・ハムダーン村、サワーギヤ村、ビンニシュ市を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、トルクメン山(ラビーア町一帯)を空爆した。

一方、SANA(9月3日付)によると、ブルジュ・ラフマリーヤ村一帯、サルマー町一帯、ザーヒヤ山一帯の反体制武装集団拠点に対してシリア軍が集中的に攻撃を加え、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市マンシヤ地区で狙撃され重傷を負っていた女児が死亡した。

一方、SANA(9月3日付)によると、ブスラー・シャーム市西部地区でシリア軍が特殊作戦を行い、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、ダルアー市各所、アトマーン村の反体制武装集団拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区でシリア軍が狙撃した。

一方、SANA(9月3日付)によると、ムシャイリファ村、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の指揮下で戦うヒムス軍団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハウワーシュ村、アムキーヤ町、ザイズーン発電所一帯を空爆した。

一方、SANA(9月3日付)によると、シリア軍がマンスーラ村、ズィヤーラ町、タッル・ワースィト村、アンカーウィー村、シャフシャブー山、ハウワーシュ村、アムキーヤ町、カーヒラ村、ラターミナ町、カフルズィーター市で反体制武装集団と交戦し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、タワーマ村各所をシリア軍が空爆、またアレッポ市シャイフ・サイード地区では、シリア軍、国防隊がアンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(9月3日付)によると、アンジャーラ村、ダーラト・イッザ市一帯などで、シリア軍が反体制武装集団の兵站路を砲撃し、シャーム戦線、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、ジャディーダ村、アルバイド村で反体制武装集団の拠点に対する特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらに、シリア軍はアレッポ市ラーシディーン地区、サラーフッディーン地区、ブスターン・バーシャー地区、サーフール地区、バーブ・ナスル地区、アーミリーヤ地区、ハーン・アサル村で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、ARA News(9月3日付)によると、シリア軍がアレッポ市・ハナースィル市間の街道を走行中の旅客バスを熱誘導式地対地ミサイルで誤って攻撃し、乗っていた乗客20人が死亡、20人が重軽傷を負った。

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クナイトラ県では、SANA(9月3日付)によると、ハドル村、ハーン・アルナバ市西部、ハミーディーヤ村、フッリーヤ村、ウーファーニヤー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 3, 2015、AP, September 3, 2015、ARA News, September 3, 2015、Champress, September 3, 2015、al-Hayat, September 4, 2015、Iraqi News, September 3, 2015、Kull-na Shuraka’, September 3, 2015、al-Mada Press, September 3, 2015、Naharnet, September 3, 2015、NNA, September 3, 2015、Reuters, September 3, 2015、SANA, September 3, 2015、UPI, September 3, 2015などをもとに作成。

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イランのアブドゥッラフヤーン副外相がアサド大統領と会談:「いかなる政治的解決においても、アサド大統領が果たす役割は基本的且つ基軸的でなければならない」(2015年9月3日)

シリアを訪問中のイランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)は、ダマスカスでアサド大統領と会談し、シリア国内でのテロや一部外国によるテロ組織への支援、紛争解決に向けた政治プロセス活性化の方途などについて意見を交わした。

会談には、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、ファーイズ・イスカンダル外務在外居住者省アジア局長、ムハンマド・リダー・ラウーフ・シャイバーニー駐イラン・シリア大使が同席した。

会談後、アブドゥッラフヤーン外務副大臣は、ミクダード外務在外居住者副大臣と共同記者会見を開いた。

会見のなかで、アブドゥッラフヤーン外務副大臣は、シリアの紛争の解決には、シリア国民の役割を重視し、シリア国民自身が将来を決し、「テロとの戦い」を行うことが不可避だとの見方を示すとともに、「いかなる政治的解決においても、アサド大統領が果たす役割は基本的且つ基軸的でなければならない」と強調した。

そのうえで、イランが引き続きシリアへの支援を続けるとしたうえで、イランとロシアによるシリアへの支援は確固たるものだと述べた。

一方、ミクダード外務在外居住者副大臣は、シリア紛争の解決をめざす・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表に関して、「客観的、中立的」でなければならないと釘を刺したうえで、シリア政府が危機解決に向けたあらゆる政治的イニシアチブに積極的に対処すると述べた。

また、国外へのシリア人避難民の流出に関しては「開発途上国における危機を助長する西側諸国は、自分たちがやっていることがもたらす危険を意識し、トルコの現政権、サウジアラビア、カタールなどがシリアに対して行っている陰謀、すなわちテロ支援を停止させるために責任を果たすべきだとしたうえで、「シリア人の国外への流出を食い止められるかどうかは、シリア政府によるテロとの戦いや、治安や安定回復への支援にかかっている」と強調した。

SANA(9月3日付)が伝えた。

SANA, September 3, 2015
SANA, September 3, 2015

AFP, September 3, 2015、AP, September 3, 2015、ARA News, September 3, 2015、Champress, September 3, 2015、al-Hayat, September 4, 2015、Iraqi News, September 3, 2015、Kull-na Shuraka’, September 3, 2015、al-Mada Press, September 3, 2015、Naharnet, September 3, 2015、NNA, September 3, 2015、Reuters, September 3, 2015、SANA, September 3, 2015、UPI, September 3, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領はダーイシュ(イスラーム国)に殺害されたタドムル市遺跡博物館のハーリド・アスアド元館長に大勲位を授与(2015年9月3日)

アサド大統領は2015年政令第229号を発し、タドムル市遺跡博物館長を長年(1963~2003年)にわたって務め、8月半ばにダーイシュ(イスラーム国)によって処刑されたハーリド・アスアド氏の考古学界への功績をたたえ、シリアにおける最高の勲位である「大勲位」を授与することを決定した。

SANA(9月3日付)が伝えた。

SANA, September 3, 2015
SANA, September 3, 2015

 

AFP, September 3, 2015、AP, September 3, 2015、ARA News, September 3, 2015、Champress, September 3, 2015、al-Hayat, September 4, 2015、Iraqi News, September 3, 2015、Kull-na Shuraka’, September 3, 2015、al-Mada Press, September 3, 2015、Naharnet, September 3, 2015、NNA, September 3, 2015、Reuters, September 3, 2015、SANA, September 3, 2015、UPI, September 3, 2015などをもとに作成。

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ケリー米国務長官「中東の国が適切な時期にシリアに地上部隊を派遣し、ダーイシュ(イスラーム国)の掃討にあたるべき」(2015年9月2日)

ジョン・ケリー米国務長官は、CNN(9月2日付)のインタビューで、中東地域内の国が適切な時期にシリアに地上部隊を派遣し、ダーイシュ(イスラーム国)の掃討にあたるべきだとの見解を初めて示した。

ケリー国務長官は、インタビュアーの質問に対して「域内の諸国とそうする(シリア国内に地上部隊を派遣する)ための特定の方法について話し合っている…。地上に誰かが必要があるだろう。私は適切な時にそうなるだろうと考えている」と述べた。

その一方、「(バラク)大統領は米軍がこうした地上部隊の一部とはならないと明言している」と述べ、米軍による地上部隊派遣の可能性については改めて否定した。

CNN, September 2, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がザバダーニー市(ダマスカス郊外県)の70~75%を制圧、反体制武装集団は首都ダマスカスやジャルマーナー市を無差別砲撃(2015年9月2日)

ダマスカス郊外県では、SANA(9月2日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、ザバダーニー市での作戦を継続し、市内のサイラーン交差点一帯の複数の建物群、および同交差点にいたる街道で、反体制武装集団を殲滅した。

シリア軍はまた、市内のジスル広場、電力会社交差点一帯で反体制武装集団を追撃、鉄道駅方面に進軍を続けた。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍(第4師団)、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍が、ザバダーニー市内でシャーム自由人イスラーム運動、地元武装集団に対する攻勢を強め、同市の70~75%を制圧したと発表した。

また同監視団によると、ハラスター市では、シリア政府支配下の車輌局一帯で、シリア軍、国防隊が、ジハード主義武装集団と交戦し、反体制武装集団戦闘員3人が死亡した。

シリア軍はさらに、ダーライヤー市、ドゥーマー市一帯を「樽爆弾」などで空爆した。

ドゥーマー市に対する空爆では、女性7人を含む11人が死亡したという。

一方、シリア・アラブ・テレビ(9月2日付)によると、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、3人が死亡、45人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県東グータ地方などでのシリア軍の空爆に対抗するかたちで、反体制武装集団がダマスカス大学機械電気工学部などを砲撃し、迫撃砲1発が着弾し、学生2人が死亡、14人が負傷した

また迫撃砲弾はバーブ・トゥーマー地区にも着弾し、女性1人が死亡、8人が負傷した。

さらに、アッシュ・ウルール地区などでも迫撃砲が着弾したと思われる爆発が発生した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン市、東カラク村、ヤードゥーダ村、ムザイリーブ町をシリア軍が空爆・砲撃した。

また、インヒル市では、男性1人が当局の拷問を受けて死亡した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(9月2日付)によると、ナスィーブ国境通行所を管理するハウラーン法務局のバッシャール・カーミル副裁判長(アブー・ウサーマ)がガサム村、ジーザ町間の街道で、何者かに撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区をシリア軍が空爆、また同地で、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(9月2日付)によると、ガジャル村一帯、カフルナーン村、ラスタン市、ガントゥー市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原のタッル・ワースィト村一帯、マンスーラ村で、シリア軍が、国防隊とともに、アル=カーイダ系組織のジュンド・アクサー機構、シャーム自由人イスラーム運動、ガーブの鷹、ジュヌード・シャーム(チェチェン人)、トルキスターン・イスラーム党、山地の鷹などと交戦、同地一帯を9回にわたって空爆した。

これにより、反体制武装集団戦闘員2人が死亡した。

一方、SANA(9月2日付)によると、シリア軍がクライディーン村、ダクマーン村、ザクーム村、タッル・ワースィト村、ラターミナ町、マンスーラ村、ズィヤーラ町、アンカーウィー村、バフサ村、カストゥーン村を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ラーシディーン地区にシリア軍が撃ったと思われる迫撃砲弾2発が着弾した。

シリア軍はまた、アレッポ市旧市街各所、カーディー・アスカル地区、スッカリー地区、フライターン市で発砲、砲撃を行った。

これに対して、ジハード主義武装集団は、アレッポ市スライマーン・ハラビー地区、マイダーン地区などシリア政府支配地域を砲撃し、複数人が負傷した。

このほか、アレッポ市北部入り口に位置するブライジュ村、シャイフ・ナッジャール市一帯でも、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団(パレスチナ人)が、ムハージリーン・ワ・アンサール軍(チェチェン人)が主導するアンサール・ディーン戦線と交戦した。

一方、SANA(9月2日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区、ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、ブスターン・バーシャー地区、スライマーン・ハラビー地区、サーフール地区、サラーフッディーン地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ヌールッディーン・ザンキー運動、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(9月2日付)によると、サアラ航空基地に潜入しようとした反体制武装集団をシリア軍が撃退した。

シリア軍はまた、シャガフ村、カスル村で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(9月2日付)によると、シリア軍がビンニシュ市、サワーギヤ村、トゥウーム村、マアッラトミスリーン市、バーラ村南部、マアッラーター村、ハーン・シャイフーン市、ムハムバル村、アリーハー市、タッル・サラムー村、ハシール村、マタッラ村、ハミーディーヤ村、ブーヤダル村、アブー・ズフール町、アブー・ズフール航空基地周辺、ジスル・シュグール市、イシュタブリク村、アアワル丘、フライカ村、カルクール村を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線などの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 2, 2015、AP, September 2, 2015、ARA News, September 2, 2015、Champress, September 2, 2015、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2015、al-Hayat, September 3, 2015、Iraqi News, September 2, 2015、Kull-na Shuraka’, September 2, 2015、al-Mada Press, September 2, 2015、Naharnet, September 2, 2015、NNA, September 2, 2015、Reuters, September 2, 2015、SANA, September 2, 2015、UPI, September 2, 2015などをもとに作成。

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米軍の軍事教練を受けた第30師団が「安全保障地帯」のマーリア市に進駐し、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点を砲撃(2015年9月2日)

米国がトルコで軍事教練を施した第30(歩兵)師団のメンバーの一人タラール・スライマーン氏はARA News(9月2日付)に対して、同師団が米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」にある反体制武装集団の拠点都市マーリア市での任務を開始したことを明らかにした。

タラール氏は「軍(第30師団)の前衛部隊がマーリア市に入った後、隣接するタラーリーン村にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所に対して激しい砲撃を開始した」と述べた。

また「(前衛部隊は)サンバル村、マーリド丘(マーリド村郊外)、スーラーン・アアザーズ町のダーイシュ拠点を連装ロケット弾発射機や重火器で砲撃し、複数の戦闘員を負傷させた」としたうえで、「マーリア市における自由シリア軍(第30師団のこと)は、有志連合による航空支援を受けている」と付言した。

一方、マスウード・イーブーを名乗る現地の活動家は、ARA News(9月2日付)に対し、「第30師団の高官と、シャームの民のヌスラ戦線などアレッポ県郊外のジハード主義者が属する作戦司令室との間で、マーリア市への第30師団の進駐などの調整が行われている」ことを明らかにした。

これに関して、シリア人権監視団は、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」にある反体制武装集団の拠点都市マーリア市一致、ハルジャラ村、ダフラ村、ハルバル村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と反体制武装集団が交戦したと発表した。

他方、アレッポ県では、SANA(9月2日付)によると、アレッポ市東部航空士官学校、ナイラブ航空基地一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ARA News(9月2日付)によると、ユーフラテス川東部のカラフ・カウザーク村、スィッリーン町一致にダーイシュ(イスラーム国)が潜入し、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カダム区一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)ダマスカス州とジハード主義武装集団が交戦した。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月2日付)によると、同地では、ダーイシュに対抗するために、複数のジハード主義武装集団が統合作戦司令室を設置したという。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ダルファア丘一帯(ダルファア村郊外)をダーイシュ(イスラーム国)が砲撃し、シリア軍、国防隊と交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカルヤタイン市一帯を約20回にわたって空爆した。

シリア軍はまた、タドムル市各所に対しても砲撃を加えた。

一方、SANA(9月2日付)によると、ワーディー・ブスィーリー一帯、カルヤタイン市北部、ジャズル村、ジバーブ・ハマド村、東ヒブラ村、西ヒブラ村、ムシャイリファ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、アッシリア人権監視団によると、シリア赤新月社がダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州との交渉で、ダーイシュがカルヤタン市で拘束中のキリスト教徒住民約270人を釈放させることで合意した。

釈放される住民のなかには、シリア・カトリックのデイル・マール・エルヤーン修道院長のジャーク・ムラード神父が含まれており、近くシリア釈放される予定だという。

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ハサカ県では、ARA News(9月2日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)バラカ州がシャッダーディー市で大学生1人を「体制に内通している」として処刑した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアブー・ハマーム市で男性3人を「武器を不法所持」していたとして処刑した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月2日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回におよび、フール町(ハサカ県)近郊(1回)、ラッカ市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、アイン・アラブ市近郊(2回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 2, 2015、AP, September 2, 2015、ARA News, September 2, 2015、Champress, September 2, 2015、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2015、al-Hayat, September 3, 2015、Iraqi News, September 2, 2015、Kull-na Shuraka’, September 2, 2015、al-Mada Press, September 2, 2015、Naharnet, September 2, 2015、NNA, September 2, 2015、Reuters, September 2, 2015、SANA, September 2, 2015、UPI, September 2, 2015などをもとに作成。

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ラタキア市郊外で爆弾テロが発生し、住民10人が死亡(2015年9月2日)

ラタキア県では、SANA(9月2日付)によると、ラタキア市郊外にあるハマーム広場に面した殉教者イマード・アリー学校前で、「テロリスト」が大量の爆発物を積んだ車が爆破し、住民10人が死亡、25人が重軽傷を負い、周辺の住宅などが被害を受けた。

この爆破テロに関して、ワーイル・ハルキー内閣は直ちに非難声明を出した。

一方、シリア人権監視団によると、イドリブ県との県境に位置するナビー・ユーヌス峰山頂一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、シリア軍がサルマー町一帯を空爆した。

これに対し、SANA(9月2日付)は、フルワ村、ラウダ村、ドゥワイルシャーン村に対してシリア軍が集中的な攻撃を加え、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊したと伝えた。

AFP, September 2, 2015、AP, September 2, 2015、ARA News, September 2, 2015、Champress, September 2, 2015、al-Hayat, September 3, 2015、Iraqi News, September 2, 2015、Kull-na Shuraka’, September 2, 2015、al-Mada Press, September 2, 2015、Naharnet, September 2, 2015、NNA, September 2, 2015、Reuters, September 2, 2015、SANA, September 2, 2015、UPI, September 2, 2015などをもとに作成。

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