ハサカ県、ダイル・ザウル県で、シリア軍、YPGがダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2015年3月11日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員数百人が、トルコ国境のラアス・アイン市一帯(タッル・ヒンズィール村、マナージール村一帯)の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊を戦車、重火器を駆使して攻撃、人民防衛隊は郊外の1カ村からの撤退を余儀なくされた。

しかし、ARA News(3月11日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は、アイン・アラブ市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、2日前に奪われていた4カ村を奪還した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が包囲するクワイリス航空基地一帯に対してシリア軍が空爆を行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)が優勢なバラーギース村、カンタラ村、ムカイミン村、ティバーラ村、マスアダ村、クライブ・サウル村、カスタル村一帯などを空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマリーイーヤ村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して空爆を行った。

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トルコ外務省は、シリア領内に越境しようとしていたインドネシア人16人を逮捕した、と発表した。

外務省報道官はアンカラでの記者会見で、この16人が、ダーイシュ(イスラーム国)に参加しようとする外国人と同じコースでシリア領内に潜入しようとしていたと指摘した。

ARA News(3月11日付)が伝えた。

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Iraq News(3月11日付)は、人民動員部隊(シーア派義勇軍)に所属するヌジャバー運動のアクラム・カアビー書記長が、イラク軍・治安部隊、人民動員部隊、サラーフッディーン県の部族民兵などが3月初めに本格化していたティクリート市奪還作戦によって、同市が完全制圧されたと述べたと伝えた。

カアビー書記長は「ティクリート市は治安部隊と義勇兵の支配下に完全に置かれた」と述べた。

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米中央軍(CENTCOM)は、有志連合がシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して13回の空爆を行ったと発表した。

うちシリア領内の空爆は2回に限られた。

AFP, March 11, 2015、AP, March 11, 2015、ARA News, March 11, 2015、Champress, March 11, 2015、al-Hayat, March 12, 2015、Iraqi News, March 11, 2015、Kull-na Shuraka’, March 11, 2015、al-Mada Press, March 11, 2015、Naharnet, March 11, 2015、NNA, March 11, 2015、Reuters, March 11, 2015、SANA, March 11, 2015、UPI, March 11, 2015などをもとに作成。

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「死のトライアングル」地帯(ダマスカス郊外県、ダルアー県、クナイトラ県)でシリア軍が攻勢(2015年3月11日)

ダマスカス県、ダルアー県、クナイトラ県の3県が接するいわゆる「死のトライアングル」地帯では、シリア人権監視団によると、シリア軍が同地の制圧を完了させるべく、クナイトラ県マスハラ村一帯、カフル・ナースィジュ村、カフルシャムス町、ブスル・ハリール市一帯などを「樽爆弾」などで激しく空爆、国防隊、ヒズブッラー戦闘員らとともにシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

これに関して、ロイター通信(3月11日付)は、ダマスカス郊外県の反体制武装集団支配地域で、約70人の戦闘員がシリア軍に投降したと伝えた。

一方、SANA(3月11日付)は、ヒムス県、ダマスカス郊外県、ダマスカス県、アレッポ県、イドリブ県各所で、反体制武装集団のメンバー527人が関係当局に投降、その後方面となり釈放されたと伝えた。

シリア軍の攻勢が続く中、ダルアー県で活動するムウタッズ・ビッラー旅団(自由シリア軍南部戦線所属)は声明を出し、同じく同県で活動するイスラーム・ムサンナー運動が、アシュアリー農場にあるムウタッズ・ビッラー旅団本部の警備隊を放逐、爆破したと批判、ハウラーン地方のシャイフらに事実解明を求めた。

Kull-na Shuraka', March 10, 2015
Kull-na Shuraka’, March 10, 2015

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このほか、ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥーマー市一帯を空爆、ザバダーニー市一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、ダマスカス郊外県バービッラー市で活動する地元評議会は、声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線の指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏に対して、同市やバイト・サフム市で使徒シャーム旅団(「自由シリア軍」)と交戦したヌスラ戦線の武装集団を破門するよう求めた。

声明において、地元評議会は「シリア全土においてシャーム戦線は、ムジャーヒディーンの同胞だと考えている」としつつ、「ヌスラ戦線の旗のもと、一部の幹部が…殺害、拉致、イスラーム教徒への背教宣告、攻撃といった行いをしている」と非難、その破門を求めた。

Kull-na Shuraka', March 11, 2015
Kull-na Shuraka’, March 11, 2015

他方、SANA(3月11日付)によると、カラムーン山地一帯郊外無人地帯、マシュラファ村郊外無人地帯、カーラ市郊外無人地帯、ドゥーマー市、アーリヤ農場、アルバイン市、ザマーニーヤ村郊外、ビラーリーヤ村郊外、バハーリーヤ村郊外、カースィミーヤ町郊外で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ダルアー県では、SANA(3月11日付)によると、インヒル市などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がアレッポ市マサーキン・サビール地区、シャイハーン交差点一帯を迫撃砲で攻撃した。

またバーシュカウィー村一帯では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団と交戦する一方、シリア軍がハンダラート・キャンプ一帯を空爆した。

これによりヌスラ戦線の地元司令官ら4人が死亡したという。

一方、クッルナー・シュラカー(3月11日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動がバーシュカウィー村でシリア軍部隊を要撃、士官(中尉)1人を含む兵士11人を殺害した。

他方、SANA(3月11日付)によると、アレッポ市シュカイフ地区、タッル・ジャビーン村、ハンダラート・キャンプ一帯、マンスーラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、サイヤード村、アトシャーン村をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆、またジャニー・アルバーウィー村、ラターミナ町一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

ヌスラ戦線らはこれに対してシャトハ町各所を砲撃した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月11日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(3月11日付)によると、ズワイク村、マルジュ・シーリー村、ジュッブ・カバトゥー村、カトフ・ルンマーン村、サルマー町、ワター・ハーン村、クルト村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、外国人の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(3月11日付)によると、ハッルーズ村、ザイズーン村、ビンニシュ市郊外、アイン・シーブ村、サルジャ村、マアッラト・ヌウマーン市、タイバ村、ハーッジ・ハンムード村、フサイニーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(3月11日付)によると、ラスタン市郊外、ウンム・シャルシューフ村、クナイトラート村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 11, 2015、AP, March 11, 2015、ARA News, March 11, 2015、Champress, March 11, 2015、al-Hayat, March 12, 2015、Iraqi News, March 11, 2015、Kull-na Shuraka’, March 11, 2015、al-Mada Press, March 11, 2015、Naharnet, March 11, 2015、NNA, March 11, 2015、Reuters, March 11, 2015、SANA, March 11, 2015、UPI, March 11, 2015などをもとに作成。

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アッタール副大統領がシリア・ヨルダン友好協会使節団と会談(2015年3月11日)

ナジャーフ・アッタール副大統領は、ダマスカスを訪問したヨルダン・シリア友好協会(サーミー・マジャーリー会長)の使節団と会談した。

SANA(3月11日付)によると、アッタール副大統領は会談で、シリアとヨルダンを隔てる人工の国境が単一のアラブ民族という概念に影響を及ぼすことはないとしたうえで、シリア・ヨルダン両国民が強い絆で結びついていると強調、「ヨルダンがどうして…シリアへのテロリストの潜入を許することがあろうか…? ヨルダン領内でテロリストを教練しようとする米国の決定を受け入れるなどと誰が想像しようか?… ヨルダンがこれまでとは異なった姿勢をとり、欧米諸国、そして一部のアラブ諸国に共謀する敵に与しないようにする時が来た」と述べた、という。

会談後、使節団はシリア軍の負傷兵が収容されている病院を慰問した。

SANA, March 11, 2015
SANA, March 11, 2015

AFP, March 11, 2015、AP, March 11, 2015、ARA News, March 11, 2015、Champress, March 11, 2015、al-Hayat, March 12, 2015、Iraqi News, March 11, 2015、Kull-na Shuraka’, March 11, 2015、al-Mada Press, March 11, 2015、Naharnet, March 11, 2015、NNA, March 11, 2015、Reuters, March 11, 2015、SANA, March 11, 2015、UPI, March 11, 2015などをもとに作成。

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ハサカ県でダーイシュ(イスラーム国)のヒスバ(宗教警察)幹部が「ハイズーム連隊」によって首を斬られ処刑(2015年3月10日)

ハサカ県では、「ハイズーム中隊」を名のる武装集団が声明を出し、シャッダーディー市郊外で、ダーイシュ(イスラーム国)のヒスバ(宗教警察)幹部のアブー・アーイシャ・トゥーニスィー氏を斬首したと発表した。

ヒスバ幹部の斬首は、ダーイシュがダマスカス郊外県東部のダクワ丘でイスラーム戦線のメンバーを斬首したことへの報復だという。

Kull-na Shuraka', March 10, 2015
Kull-na Shuraka’, March 10, 2015

またシリア人権監視団によると、タッル・タムル町一帯で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ハーブール護衛部隊、シリア正教軍事評議会民兵とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市・ハサカ市街道沿いのジャラビーヤ村西部のマンダク地区で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、人民防衛隊戦闘員13人が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月10日付)は、ダーイシュが、アイン・アラブ市の西方約25キロに位置するタッル・ヒンズィール村を制圧し、人民防衛隊の兵站路を遮断したと伝えた。

しかし、人民防衛隊はこの報道を否定している。

他方、ARA News(3月10日付)は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、アイン・アラブ市西方のカッラ・クーザーク橋(ユーフラテス川)周辺の丘陵地帯でダーイシュと交戦、同地を制圧したと伝えた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・タバービール村北西部、ジャズル・ガス採掘所一帯、シャーイル・ガス採掘所周辺で、シリア軍、国防隊が、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(3月10日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市シャイフ・ヤースィーン地区のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを「樽爆弾」で空爆、女性1人が死亡、住民8人が死亡した。

一方、SANA(3月10日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市のシャイフ・ヤースィーン地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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有志連合合同司令部は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して12回の空爆を行ったと発表した。

このうち4回がアイン・アラブ市一帯に対して行われたという。

AFP, March 10, 2015、AP, March 10, 2015、ARA News, March 10, 2015、Champress, March 10, 2015、al-Hayat, March 11, 2015、Iraqi News, March 10, 2015、Kull-na Shuraka’, March 10, 2015、al-Mada Press, March 10, 2015、Naharnet, March 10, 2015、NNA, March 10, 2015、Reuters, March 10, 2015、SANA, March 10, 2015、UPI, March 10, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がアレッポ県、ダルアー県、イドリブ県でヌスラ戦線との戦闘を続ける(2015年3月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアルド・マッラーフ地区の農場地帯を「樽爆弾」で空爆、ハンダラート・キャンプ一帯で、国防隊などとともにシャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、アレッポ市ハーリディーヤ地区で、国防隊とともにジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市を「樽爆弾」で空爆し、女性2人と男性1人の合わせて3人が死亡した。

シリア軍はまた、アブー・ズフール航空基地近くのタラブ村、フバイト村に対しても空爆を行った。

一方、SANA(3月10日付)によると、タフタナーズ市、タッル・サラムー村、ウンム・ジャリーン村、アブー・ズフール町、バーラ村、アルバイーン山一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がトルコ国境に近いナビー・ユーヌス峰山頂地帯、サルマー町一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦、シリア軍戦闘機がサルマー町一帯を空爆した。

同地はシリア軍の支配下にある。

これに対して、ヌスラ戦線らは、ジュッブ・ガーズ地区を砲撃し、シリア軍側に複数の死傷者が出た。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タルビーサ市、サアン村一帯をシリア軍が空爆した。

一方、SANA(3月10日付)によると、ドゥワイバ村、ウンム・リーシュ村、ラジャム・カスル村、マスアダ村、タルビーサ市、ラスタン・ダム一帯、 ウンム・シャルシューフ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダミーナ村一帯を砲撃した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヤルムーク区を砲撃、シャームの民のヌスラ戦線司令官1人を含む多数を殺害、また同地区近郊でシリア軍、国防隊がヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

またカダム区、タダームン区でも戦闘があり、シリア軍兵士ら10人が爆発によって死傷したという。

これに関して、ARA News(3月10日付)は、武装集団がカダム区の武器庫を爆破したと伝えた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がバイト・サフム市など東グータ地方一帯、カラムーン地方無人地帯を地対地ミサイルなどで攻撃、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー市各所を砲撃するとともに、インヒル市、クファイル村、イブタア町、フィキーア村、アトマーン村、シャイフ・マスキーン市、ダーイル町、マール村、アクラバー村、ティーハ村、カフルシャムス町一帯を「樽爆弾」などで激しく空爆、国防隊、ヒズブッラー戦闘員とともに、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、カルファー村では、シリア軍の拷問で男性1人が死亡した。

このほか、タファス市一帯では、ジハード主義武装集団が、「自由シリア軍」所属の武装集団の本部を制圧しようとして交戦、これによってジハード主義武装集団側の司令官が死亡したという。

他方、SANA(3月10日付)によると、ジャースィム市、サムリーン村、インヒル市、ジャイドゥール・ハウラーン地方、ダイル・アダス村、カフルシャムス町、ジャービヤ丘、ハーッラ丘、タッル・アンタイル、タッル・アラーキーヤ、ブスラー・シャーム市一帯、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がウンム・バーティナ村、マスハラ村を「樽爆弾」で空爆した。

またクッルナー・シュラカー(3月10日付)によると、クードナ村に設置されている第1軍作戦司令室(反体制武装集団の合同作戦司令室)がシリア軍の空爆を受け、アブー・ウサーマ・ジャウラーニー第1軍司令官、アブー・ハムザ・ナイーミー司令官らが負傷した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ドゥワイラ村・ハッラーン村間の街道で武装集団が車を襲撃し、1人が負傷した。

一方、SANA(3月10日付)によると、シリア軍が「武装テロ集団」の追撃を続け、ラスム・マルタア・ファラス地方を完全制圧した。

AFP, March 10, 2015、AP, March 10, 2015、ARA News, March 10, 2015、Champress, March 10, 2015、al-Hayat, March 11, 2015、Iraqi News, March 10, 2015、Kull-na Shuraka’, March 10, 2015、al-Mada Press, March 10, 2015、Naharnet, March 10, 2015、NNA, March 10, 2015、Reuters, March 10, 2015、SANA, March 10, 2015、UPI, March 10, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

有志連合がトルコ国境のダーイシュ(イスラーム国)拠点タッル・アブヤド市(ラッカ県)を爆撃(2015年3月9日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米国など有志連合2機がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるトルコ国境のタッル・アブヤド市の石油精製施設を空爆、同施設で働いていたダーイシュ・メンバー約30人が死亡した。

なお『ハヤート』(3月10日付)は、ダーイシュ戦闘員の相次ぐ脱走とトルコへの逃走に対処するかたちで、トルコ当局が8日にはイドリブ県バーブ・ハワー国境通行所に通じるジルヴェギョズ国境通行所(ハタイ県)を、9日にはアレッポ県バーブ・サラーマ国境通行所に通じるオンジュプナル国境通行所(キリス県)を閉鎖した、と報じた。

また有志連合は8日にはトルコ国境に位置するアティマ村中心部を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員9人を殺害している。

ARA News, March 9, 2015
ARA News, March 9, 2015

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アレッポ県では、ARA News(3月9日付)によると、バーブ市郊外のカフル・カルビーン村で、ダーイシュは、クルド人青年8人を処刑した。

村の住民らによると、バーブ市郊外でのダーイシュ戦闘員の脱走などを受け、ダーイシュは厳戒態勢を強めており、クルド人青年の処刑もその一環だという。

またARA News(3月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ダーイシュ(イスラーム国)によって掌握されていたアレッポ市・ハサカ市街道沿いの要衝でハムドゥーン村近郊のイザーア高地を制圧した。

一方、『ハヤート』(3月10日付)によると、タッル・タムル町一帯での西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)で、人民防衛隊(女性防衛部隊)に参加していたドイツ人女性、イヴァナ・ホフマン氏が戦死した。

ホフマン氏は2~3ヶ月前に人民防衛隊に入隊していた、という。

他方、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるマスカナ市近郊のムスリマ村を空爆、子供2人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(3月9日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市内のダーイシュ(イスラーム国)支配地区のシャイフ・ヤースィーン地区、タカーヤー通り、ハウィーカ地区、ナフル通りなどに対して「樽爆弾」で空爆を行った。

これに対して、ダーイシュは、ジャウラ地区のシリア軍拠点、ジャウラ橋検問所などを砲撃した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、ダーイシュは、ナムリーヤ村の一部住民に対して、沙漠で薪を無許可で集めたとして2万5,000シリア・ポンドの罰金を科した。

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ARA News(3月10日付)によると、ダーイシュはラッカ市からアレッポ県ジャラーブルス市に増援部隊を派遣した。

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有志連合合同司令部は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を行ったと発表した。

うちシリア領内の空爆はアイン・アラブ市一帯など5回に及んだ。

ARA News(3月9日付)が伝えた。

AFP, March 9, 2015、AP, March 9, 2015、ARA News, March 9, 2015、March 10, 2015、Champress, March 9, 2015、al-Hayat, March 10, 2015、Iraqi News, March 9, 2015、Kull-na Shuraka’, March 9, 2015、al-Mada Press, March 9, 2015、Naharnet, March 9, 2015、NNA, March 9, 2015、Reuters, March 9, 2015、SANA, March 9, 2015、UPI, March 9, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヌスラ戦線らがハンダラート・キャンプ(アレッポ県)を奪還(2015年3月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団が、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、イラン人・アフガン人戦闘員との戦闘の末、ハンダラート・キャンプの大部分を制圧した。

同監視団によると、戦闘はハンダラート・キャンプ一帯、ハンダラート高地、バーシュカウィー村一帯で続いている。

これに対して、シリア軍はアレッポ市カースティールー街道地区、マサーキン・ハナーヌー地区、シャイフ・ナッジャール市にいたる街道、ハンダラート・キャンプ一帯を「樽爆弾」で空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タルビーサ市、ラスタン市一帯をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆、女性1人、子供2人を含む8人が死亡した。

またシリア人権監視団によると、カルヤタイン市でバアス党ヒムス支部指導部メンバーが何者かに暗殺された。

一方、SANA(3月9日付)によると、ウンム・タバービール村西方のエブラ・ガス・パイプラインを破壊しようとした反体制武装集団をシリア軍が撃退した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が同地区を砲撃した。

一方、SANA(3月9日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アルバイン市一帯をシリア軍が空爆し、子供2人を含む13人が死亡、50人以上が負傷した。

一方、ARA News(3月9日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線が、使徒シャーム旅団(自由シリア軍)が支配下に置くブーキヤ町のモスクのムアッズィンを殺害した。

また、SANA(3月9日付)によると、アイン・タルマー村東部、アーリヤ農場、ザマルカー町、マルジュ・スルターン村、ラアス・マアッラ郊外無人地帯、ハサヌー村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、イスラーム旅団の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がトルコ国境に近いサルマー町一帯を空爆、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動がスランファ市一帯を砲撃したと発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルズィーター市、ムーリク市郊外を「樽爆弾」で空爆、ラターミナ町、ズラーキーヤート村一帯で、国防隊とともにシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県の複数の地元消息筋は、シリアでの塩素ガス、化学兵器の使用を禁止する安保理決議第2209号が採択(3月6日)されたのを受けるかたちで、クッルナー・シュラカー(3月9日付)に対して、シリア軍ヘリコプターが塩素ガスを装填した「樽爆弾」を使用し、ムザイリーブ町を空爆、8人が中毒症状を訴えたと主張し、インターネット上に被害状況を撮影したという映像(https://www.youtube.com/watch?v=PbRC_-d7bXw)をアップした。

一方、SANA(3月9日付)によると、アンタル丘、マール丘、マール村、インヒル市、フィキーア村、ティーハ村、イブタア町、アトマーン村一帯、ブスラー・シャーム市、ジャービヤ丘、ハーッラ丘、タッル・アラーキーヤ、ムザイリーブ町、ティースィヤー村、マアルバ町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の外国人らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(3月9日付)によると、マスハラ村、ウンム・バーディナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(3月9日付)によると、サアド村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(3月9日付)によると、イドリブ市・ハーリム市街道、ビンニシュ市北部、アブー・ズフール町、タッル・サラムー村、ウンム・ジャリーン村、ナフラ村、ハッルーズ村、タイイバート村、ジュッブ・アフマル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、外国人の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(3月10日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線と「自由シリア軍」所属の武装集団が、ミシュヤーフ村の国防隊拠点を襲撃し、5人を拉致した。

AFP, March 9, 2015、AP, March 9, 2015、ARA News, March 9, 2015、Champress, March 9, 2015、al-Hayat, March 10, 2015、March 11, 2015、Iraqi News, March 9, 2015、Kull-na Shuraka’, March 9, 2015、March 10, 2015、al-Mada Press, March 9, 2015、Naharnet, March 9, 2015、NNA, March 9, 2015、Reuters, March 9, 2015、SANA, March 9, 2015、UPI, March 9, 2015などをもとに作成。

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シリア人ビジネスマンはダーイシュ(イスラーム国)とシリア政府の石油密売の仲介を否定(2015年3月9日)

シリア人ビジネスマンのジョルジュ・ハスワーニー氏は、ロイター通信(3月9日付)に対してダーイシュ(イスラーム国)とシリア政府の石油密輸取引を仲介しているとの欧州連合理事会の嫌疑を否定した。

ロイター通信の電話取材に応じたハスナーウィー氏は、EUは嫌疑を裏付ける証拠を持っていないと批判する一方、「彼らは石油をダーイシュのためにトルコに密輸している」と主張した。

欧州連合理事会は3月6日付で、シリアに対する追加制裁を発表、ハスナーウィー氏ら7人、6機関を資産凍結、渡航禁止などの対象とすることを決定した。

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ハサカ県では、ARA News(3月9日付)が、複数の地元筋の話として、カーミシュリー市で、シリア軍が「バアス大隊」の名で新たな民兵を発足させたと伝えた。

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SANA(3月9日付)は、アリー・アブドゥッラー・アイユーブ参謀副長らが、アサド大統領(軍武装部隊総司令官)の指示のもと、総司令部士官とともにサルマー町一帯の前線を視察し、兵士を激励した、と報じ、その写真、映像を公開した。

AFP, March 9, 2015、AP, March 9, 2015、ARA News, March 9, 2015、Champress, March 9, 2015、al-Hayat, March 10, 2015、Iraqi News, March 9, 2015、Kull-na Shuraka’, March 9, 2015、al-Mada Press, March 9, 2015、Naharnet, March 9, 2015、NNA, March 9, 2015、Reuters, March 9, 2015、SANA, March 9, 2015、UPI, March 9, 2015などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で、シリア軍、有志連合がダーイシュ(イスラーム国)を攻撃、武装集団がダーイシュ拠点を襲撃(2015年3月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、工業地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

またマヤーディーン市では、武装集団が、ダーイシュのヒスバ(宗教警察)本部(行政裁判所)と拠点1カ所(政治治安部近くの検問所)を襲撃し交戦、また市内でオートバイに乗ったダーイシュ戦闘員を攻撃し、ダーイシュ戦闘員少なくとも12人が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月8日付)によると、米国など有志連合の戦闘機が、ダイル・ザウル市東部郊外にあるダーイシュのザカート局本部、未開墾地(ヒジャーナ)局本部を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(3月8日付)によると、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町一帯で反転攻勢を開始したダーイシュ(イスラーム国)と、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ハーブール護衛部隊、シリア正教軍事評議会民兵の戦闘が続いた。

一方、シリア軍はカーミシュリー市南部郊外でダーイシュと交戦し、同地の5カ村(ARA News(3月8日付)によると6カ村)を制圧した。

また、SANA(3月8日付)によると、タッル・タムル町郊外のラキーヤ村、アウジャ村、タッル・シャーミーラーン村、ギーブシュ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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有志連合合同司令部は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して17回の空爆を行ったと発表した。

このうち6回がシリア領内(アイン・アラブ市一帯)に対して行われたという。

AFP, March 8, 2015、AP, March 8, 2015、ARA News, March 8, 2015、Champress, March 8, 2015、al-Hayat, March 9, 2015、Iraqi News, March 8, 2015、Kull-na Shuraka’, March 8, 2015、al-Mada Press, March 8, 2015、Naharnet, March 8, 2015、NNA, March 8, 2015、Reuters, March 8, 2015、SANA, March 8, 2015、UPI, March 8, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線が「テヘランとヒズブッラーの民兵」への徹底抗戦を呼びかける(2015年3月8日)

シャームの民のヌスラ戦線は、ダマスカス県、ダルアー県、クナイトラ県の3県が接するいわゆる「死のトライアングル」地帯でのシリア軍の攻勢を受け、総動員令を発し、「テヘランとヒズブッラーの民兵」への徹底抗戦を呼びかけた。

クッルナー・シュラカー(3月8日付)が伝えた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアルバイン市各所を空爆、11人が死亡、50人が負傷した。

一方、『ハヤート』(3月9日付)は、シャームの民のヌスラ戦線が、ダマスカス郊外県バービッラー市で拘束していた使徒シャーム旅団の司令官を解放したと報じた。

この解放は、イスラーム軍の仲介のもと、バービッラー市で包囲されていたヌスラ戦線戦闘員30人の同市からの退去を認められたことへの見返りとして行われたという。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、マスハラ村、マムティナ村、クーム・バーシャー村・ナブア・サフル村間の街道一帯をシリア軍が砲撃した。

一方、SANA(3月8日付)によると、マスハラ村郊外、ハミーディーヤ村一帯、ウンム・バーディナ村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン市で、シリア軍の拷問により男性2人が死亡、また同地へのシリア軍の砲撃でジハード主義武装集団2人が死亡した。

シリア軍はまた、マール村、カフルシャムス町一帯、ブスラー・シャーム市東部を空爆・砲撃、インヒル市郊外の第15旅団基地近郊で、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月8日付)によると、アトマーン村、シャイフ・マスキーン市、ハーッラ市、ダルアー市各所、ラジャート高地一帯、イブタア町、カルファー西部、ブスル・ハリール市、キータ村、ティースィヤー村、西ガーリヤ村、スハイリーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ムウタッズ・ビッラー旅団、イスラーム・ムサンナー運動、ジャイドゥール・ハウラーン旅団、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

またマッザ86地区、ウマウィーイーン広場に迫撃砲弾複数発が着弾した。

クッルナー・シュラカー(3月8日付)によると、マッザ86地区に着弾した迫撃砲弾は、同地の国防隊、人民諸委員会の拠点を狙ったものだという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区でシリア軍が発砲した。

一方、SANA(3月8日付)によると、ムシャイリファ村、アブー・ハワーディード村、ラッフーム村、ドゥワイバ村、マスアダ村、ラジャム・カスル村、西サラーム村などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カブル・フィッダ村、ラターミナ町、ダミーナ村などをシリア軍が空爆し、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月8日付)によると、ティバーラ村、ダキーラ村、ジャルーフ村、マアザミーヤ村、ラスム・マルイー村、ラスム・サイド村、ヌアイマ村、アービディーン村、ブラーク・ナシュミーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市サラーフッディーン地区、ハンダラート・キャンプ一帯、バーシュカウィー村一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、サルマー町一帯(いわゆるクルド山一帯)で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、SANA(3月8日付)によると、クマイナース村、フサイニーヤ村、タフタナーズ市、アイン・マールティーン村、ビンニシュ市、サラーキブ市、ハッルーズ村、タイイバート村、マジュダリヤー村、ナフラ村、バルーマー村郊外で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 8, 2015、AP, March 8, 2015、ARA News, March 8, 2015、Champress, March 8, 2015、al-Hayat, March 9, 2015、Iraqi News, March 8, 2015、Kull-na Shuraka’, March 8, 2015、al-Mada Press, March 8, 2015、Naharnet, March 8, 2015、NNA, March 8, 2015、Reuters, March 8, 2015、SANA, March 8, 2015、UPI, March 8, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領が北朝鮮の森外務副大臣と会談(2015年3月8日)

アサド大統領は、シリアを訪問中の北朝鮮の森香哲外務副大臣ら一行と会談し、二国関係のありようなどについて意見を交わした。

SANA(3月8日付)によると、森外務副大臣は会談で、シリアの主権と独立を護るため、シリア国民を全面支援し、「テロとの戦いにおけるシリア国民の正義の逃走」を支持する、と述べた。

これに対して、アサド大統領は、シリアと北朝鮮が「真の独立」を有する稀有な国だとしたうえで、「両国民のアイデンティティを変容させようとする共通の敵に対して共闘する」と強調した。

会談には、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣が同席した。

SANA, March 8, 2015
SANA, March 8, 2015

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SANA(3月8日付)は、ファフド・ジャースィム・フライジュ国防大臣(軍武装部隊副司令官)が3月8日のバアス革命記念に合わせて、総司令部士官らとともに、南部地区一帯を前線視察し、兵士らを激励した、と伝え、写真、映像を公開した。

AFP, March 8, 2015、AP, March 8, 2015、ARA News, March 8, 2015、Champress, March 8, 2015、al-Hayat, March 9, 2015、Iraqi News, March 8, 2015、Kull-na Shuraka’, March 8, 2015、al-Mada Press, March 8, 2015、Naharnet, March 8, 2015、NNA, March 8, 2015、Reuters, March 8, 2015、SANA, March 8, 2015、UPI, March 8, 2015などをもとに作成。

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イランがシリア国内でイエメンのフースィー派を軍事教練か、国防隊青年のイエメン訪問が増加(2015年3月7日)

AKI(3月7日付)は、複数の消息筋の話として、イラク革命防衛隊が、シリア領内でイエメンのフースィー派への教練を行っているとの情報を米国や西欧諸国が得ている、と報じた。

同報道によると、シリア国内で教練を受けているとされるフースィー派は、イラン国内、ないしはレバノンの首都ベイルートで集められ、シリアに移送、そこで武器使用などの訓練を受けているという。

教練生はこれまでに約3,000人が派遣され、常時約400人が教練を受けているという。

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一方、ARA News(3月8日付)は、国防隊に所属するシリア人青年多数が最近、レバノンのベイルート国際空港を経由してイエメンに短期訪問している、と報じた。

青年らは数週間にわたってイエメンに滞在しているが、渡航目的は不明だとしているが、複数の消息筋は、シリアでのフースィー派の教練、ないしは治安関連の情報交換が目的だとしている。

AFP, March 8, 2015、AKI, March 7, 2015、AP, March 8, 2015、ARA News, March 7, 2015、March 8, 2015、Champress, March 8, 2015、al-Hayat, March 9, 2015、Iraqi News, March 8, 2015、Kull-na Shuraka’, March 8, 2015、al-Mada Press, March 8, 2015、Naharnet, March 8, 2015、NNA, March 8, 2015、Reuters, March 8, 2015、SANA, March 8, 2015、UPI, March 8, 2015などをもとに作成。

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シリア軍が、爆撃でダーイシュ(イスラーム国)バーディヤ州ワーリーら26人を殲滅、ジャズル油田を奪還(2015年3月7日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が深夜から未明にかけて、ウカイリバート町郊外を移動中のダーイシュ(イスラーム国)車列に対して空爆を行い、「バーディヤ(沙漠)州」の司令官2人(うち外国人1人)を含む26人が死亡した。

シリア軍はまた、ダーイシュの支配下にあるウカイリバート町郊外のジュッブ・マザーリア村に対しても空爆を行い、ダーイシュ戦闘員1人が死亡した。

これに関して、SANA(3月7日付)は、軍消息筋の情報として、シリア軍空軍戦闘機による特殊空爆作戦によって、ダーイシュの車列を攻撃し、ダーイシュ(バーディヤ州)のワーリー(州知事)のアンマール・ジャズラーウィー氏本名ディーブ・フダイジャーン)を殺害したと伝えた。

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ヒムス県では、SANA(3月7日付)によると、シリア軍、国防隊がジャズル・ガス採掘所地帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、戦闘員多数を殲滅、完全制圧した。

SANA, March 7, 2015
SANA, March 7, 2015

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタッル・タムル町一帯での反転攻勢を開始し、タッル・マガース村、タッル・ナスリー村、ハリータ村などで、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ハーブール護衛部隊、シリア正教軍事評議会民兵と激しく交戦した。

Kull-na Shuraka', March 7, 2015
Kull-na Shuraka’, March 7, 2015

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アレッポ県では、ARA News(3月7日付)によると、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガ部隊がズール・マガール村からダーイシュ(イスラーム国)が支配下に置くトルコ国境の町ジャラーブルス市に向けて砲撃を行った。

AFP, March 7, 2015、AP, March 7, 2015、ARA News, March 7, 2015、Champress, March 7, 2015、al-Hayat, March 8, 2015、Iraqi News, March 7, 2015、Kull-na Shuraka’, March 7, 2015、al-Mada Press, March 7, 2015、Naharnet, March 7, 2015、NNA, March 7, 2015、Reuters, March 7, 2015、SANA, March 7, 2015、UPI, March 7, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県バッビーラー町でヌスラ戦線が「自由シリア軍」と交戦、バイト・サフム市の抗議デモに発砲(2015年3月7日)

ダマスカス郊外県では、マサール・プレス(3月7日付)によると、バービッラー市で、シャームの民のヌスラ戦線と「自由シリア軍」戦闘員が交戦し、双方に多数の死傷者が出た。

マサール・プレスによると、戦闘は、ヌスラ戦線が同市郊外の使徒シャーム旅団本部を襲撃し、同師団司令官ら4人を逮捕し、その補佐官1人を殺害したことを機に発生、戦火を避け住民多数が、バイト・サフム市に避難した。

またバイト・サフム市では、ヌスラ戦線の退去を求めて住民数十人が抗議デモを行ったが、ヌスラ戦線はデモ参加者に向けて発砲、数名を逮捕した。

このほかにも、カフルバトナー町で、ヌスラ戦線戦闘員1人が何者かに殺害された。

一方、シリア軍はドゥーマー市など東グータ地方を空爆し、6人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーシュカウィー村一帯、ハンダラート・キャンプ一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線と交戦し、シリア軍がアルド・マッラーフ地区一帯、ハンダラート・キャンプ一帯を地対地ミサイルなどで攻撃した。

この戦闘で、ジハード主義武装集団の司令官1人を含む11人が死亡、シリア軍側も兵士1人が死亡した。

両者の戦闘はまた、アレッポ市アシュラフィーヤ地区、ファルドゥース地区などでも起こった。

一方、SANA(3月7日付)によると、ハンダラート・キャンプ一帯、アルド・マッラーフ地区、フライターン市、バーシュカウィー村一帯、マダーファ丘などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、クッルナー・シュラカー(3月7日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線らジハード主義武装集団は、シリア軍との戦闘の末、ハンダラート・キャンプ郊外のマダーファ丘、ハンダラート高地を制圧した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、カフル・ナースィジュ村一帯、シャイフ・マスキーン市、アクラバー村、フィキーア村、マール村をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(3月7日付)によると、ティースィヤー村、スハイリーヤ村、ダルアー市各所、ラジャート高地一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(3月7日付)によると、ハミーディーヤ村、ウンム・バーディナ村、マスハラ村、マムティナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(3月7日付)によると、アシュハイブ丘、タッル・アスファル、フィドヤーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、『ハヤート』(3月8日付)によると、シリア軍がトルコ国境に近いいわゆる「クルド山一帯」(サルマー町北部)のジハード主義武装集団の「第一防衛ライン」を突破、同地への攻撃を強めた。

これに関して、シリア革命反体制勢力国民連立のムハンマド・ヤフヤー・マクタビー事務局長は、「民間人虐殺」の恐れがあると主張、国際社会、有志連合に緊急介入を要請した。

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(3月7日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動がザバダーニー市のシリア軍拠点を爆破した。

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イドリブ県では、SANA(3月7日付)によると、フバイト村、スーダー村、サラーキブ市、マルイヤーン村、ウンム・ジャリーン村、タッル・サラムー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 7, 2015、AP, March 7, 2015、ARA News, March 7, 2015、Champress, March 7, 2015、al-Hayat, March 8, 2015、Iraqi News, March 7, 2015、Kull-na Shuraka’, March 7, 2015、al-Mada Press, March 7, 2015、Masar Press Agency, March 7, 2015、Naharnet, March 7, 2015、NNA, March 7, 2015、Reuters, March 7, 2015、SANA, March 7, 2015、UPI, March 7, 2015などをもとに作成。

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北朝鮮の森副外相がシリアを訪問(2015年3月7日)

ムハンマド・ジハード・ラッハーム人民議会議長、ワーイル・ハルキー首相、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は、シリアを訪問した北朝鮮の森香哲外務副大臣とそれぞれ会談し、両国間関係などについて意見を交わした。

SANA(3月7日付)が伝えた。

SANA, March 7, 2015
SANA, March 7, 2015

AFP, March 7, 2015、AP, March 7, 2015、ARA News, March 7, 2015、Champress, March 7, 2015、al-Hayat, March 8, 2015、Iraqi News, March 7, 2015、Kull-na Shuraka’, March 7, 2015、al-Mada Press, March 7, 2015、Naharnet, March 7, 2015、NNA, March 7, 2015、Reuters, March 7, 2015、SANA, March 7, 2015、UPI, March 7, 2015などをもとに作成。

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シリア国連大使「我々は米国との協力に開放的な姿勢をとっているが、彼らはそれを望んでいない」(2015年3月7日)

シリアのバッシャール・ジャアファリー国連大使はロイター通信(3月7日付)に、ダーイシュ(イスラーム国)への対応に関して、「我々は米国との協力に開放的な姿勢をとっているが、彼らはそれを望んでいない」と述べた。

ジャアファリー大使は「我々は、リビアやイラク…、アフガニスタンのような混乱をもたらす権力の真空を望んでいない。アサド大統領はこうした目的を実現できる。なぜなら強い大統領だからだ。大統領はシリア軍という強い組織を統轄している。4年におよぶ圧力に抵抗している。いかなる解決策であっても実行可能な人物だ」と述べるとともに、米国や西欧諸国がアサド大統領を受け入れる時が来ている、と強調した。

AFP, March 7, 2015、AP, March 7, 2015、ARA News, March 7, 2015、Champress, March 7, 2015、al-Hayat, March 8, 2015、Iraqi News, March 7, 2015、Kull-na Shuraka’, March 7, 2015、al-Mada Press, March 7, 2015、Naharnet, March 7, 2015、NNA, March 7, 2015、Reuters, March 7, 2015、SANA, March 7, 2015、UPI, March 7, 2015などをもとに作成。

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シリア国民和解担当大臣がYPGの護衛のもとハサカ県カーミシュリー市を視察(2015年3月7日)

クッルナー・シュラカー(3月7日付)は、アリー・ハイダル国民和解担当大臣がハサカ県カーミシュリー市を訪問し、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の護衛のもと、同市内を視察した。

視察には、ナウワーフ・ムルヒム人民議会議員、野党(クルド人政党)の国民青年公正成長党のバルウィーン・イブラーヒーム書記長が同行した。

Kull-na Shuraka', March 7, 2015
Kull-na Shuraka’, March 7, 2015

 

AFP, March 7, 2015、AP, March 7, 2015、ARA News, March 7, 2015、Champress, March 7, 2015、al-Hayat, March 8, 2015、Iraqi News, March 7, 2015、Kull-na Shuraka’, March 7, 2015、al-Mada Press, March 7, 2015、Naharnet, March 7, 2015、NNA, March 7, 2015、Reuters, March 7, 2015、SANA, March 7, 2015、UPI, March 7, 2015などをもとに作成。

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EUが、ダーイシュ(イスラーム国)とシリア政府との石油取引を仲介していたなどとしてシリア人7人、6機関を制裁対象に追加(2015年3月6日)

欧州連合理事会は3月6日付で、シリアに対する追加制裁(CFSP2015/383)を発表、7人、6機関を資産凍結、渡航禁止などの対象とすることを決定した(http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=uriserv:OJ.L_.2015.064.01.0041.01.ENG)。

新たな制裁対象となったのはバヤーン・ビータール氏、ガッサーン・アッバース准将、ワーイル・アブドゥルカリーム氏、アフマド・バルカーウィー氏、ジョルジュ・ハスワーニー氏、イマード・ハムシュー氏、サミール・ハムシュー氏、TIC(Technical Industries Cooperation)社、SCIT(Syrian Company for Information Technology)社、ハムシュー商事、シリア鉄鋼、ブルジュ商事、DKグループ。

このうち、アブドゥルカリーム氏、バルカーウィー氏、ハスナーウィー氏は、シリア政府への石油供給を仲介していることが制裁の理由。

なかでもハスナーウィー氏は、ダーイシュ(イスラーム国)から石油を購入し、シリア政府側に提供していた、という。

AFP, March 8, 2015、AKI, March 7, 2015、AP, March 8, 2015、ARA News, March 7, 2015、March 8, 2015、Champress, March 8, 2015、al-Hayat, March 9, 2015、Iraqi News, March 8, 2015、Kull-na Shuraka’, March 8, 2015、al-Mada Press, March 8, 2015、Naharnet, March 8, 2015、NNA, March 8, 2015、Reuters, March 8, 2015、SANA, March 8, 2015、UPI, March 8, 2015などをもとに作成。

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シリアでの塩素ガスの使用を禁止する国連安保理決議第2209号が採択(2015年3月6日)

国連安保理は、シリア国内での「塩素など有毒化学物質の化学兵器としての使用」を非難、その使用を禁止する決議案を審議、賛成14カ国、棄権1カ国(ヴェネズエラ)で採択された。

決議案は、米国は、ロシア、イギリス、フランス、中国との協議を経て提案した。

採択された安保理決議第2209号の内容は以下の通り:

“The Security Council,

“Recalling the Protocol for the Prohibition of the Use in War of Asphyxiating, Poisonous or other Gases, and of Bacteriological Methods of Warfare, and the Convention on the Prohibition of the Development, Production, Stockpiling and Use of Chemical Weapons and on their Destruction (CWC), and the Council’s resolutions 1540 (2004) and 2118 (2013),

“Recalling that in resolution 2118 the Council decided that the Syrian Arab Republic shall not use, develop, produce, otherwise acquire, stockpile or retain chemical weapons, or transfer, directly or indirectly, chemical weapons to other States or non-State actors and that the Council underscored that no party in Syria should use, develop, produce, acquire, stockpile, retain or transfer chemical weapons,

“Recalling that the Syrian Arab Republic acceded to the CWC, noting that the use of any toxic chemical, such as chlorine, as a chemical weapon in the Syrian Arab Republic is a violation of resolution 2118, and further noting that any such use by the Syrian Arab Republic would constitute a violation of the CWC,

“Noting that chlorine was the chemical first used as a chemical weapon on a large scale in the Battle of Ypres in April 1915,

“Noting the first, second, and third reports from the Organization for the Prohibition of Chemical Weapons (OPCW) Fact-Finding Mission, which was mandated to establish the facts surrounding allegations of the use of toxic chemicals for hostile purposes in the Syrian Arab Republic,

“Noting the decision of the OPCW Executive Council of 4 February 2015 that, while stating diverse views on these reports, expressed serious concern regarding the findings of the Mission made with a high degree of confidence that chlorine has been used repeatedly and systematically as a weapon in the Syrian Arab Republic,

“Noting that this is the first ever documented instance of the use of toxic chemicals as weapons within the territory of a State Party to the CWC,

“Reaffirming that the use of chemical weapons constitutes a serious violation of international law and reiterating that those individuals responsible for any use of chemical weapons must be held accountable,

“1. Condemns in the strongest terms any use of any toxic chemical, such as chlorine, as a weapon in the Syrian Arab Republic;

“2. Expresses deep concern that toxic chemicals have been used as a weapon in the Syrian Arab Republic as concluded with a high degree of confidence by the OPCW Fact-Finding Mission and notes that such use of toxic chemicals as a weapon would constitute a violation of resolution 2118 and of the CWC;

“3. Recalls its decision that the Syrian Arab Republic shall not use, develop, produce, otherwise acquire, stockpile or retain chemical weapons, or, transfer, directly or indirectly, chemical weapons to other States or non-State actors;

“4. Reiterates that no party in Syria should use, develop, produce, acquire, stockpile, retain, or transfer chemical weapons;

“5. Expresses support for the OPCW Executive Council decision of 4 February 2015 to continue the work of the OPCW Fact-Finding Mission, in particular to study all available information relating to allegations of use of chemical weapons in Syria and welcomes the intention of the OPCW Director-General to include further reports of the Mission as part of his monthly reports to the Security Council;

“6. Stresses that those individuals responsible for any use of chemicals as weapons, including chlorine or any other toxic chemical, must be held accountable, and calls on all parties in the Syrian Arab Republic to extend their full cooperation to the OPCW Fact-Finding Mission;

“7. Recalls the decisions made by the Security Council in resolution 2118, and in this context decides in the event of future non-compliance with resolution 2118 to impose measures under Chapter VII of the United Nations Charter;

“8. Decides to remain actively seized of the matter.”

なお塩素ガスは、化学兵器禁止機関において使用が禁止されている化学兵器ではない。

AFP, March 6, 2015、AP, March 6, 2015、ARA News, March 6, 2015、Champress, March 6, 2015、al-Hayat, March 7, 2015、Iraqi News, March 6, 2015、Kull-na Shuraka’, March 6, 2015、al-Mada Press, March 6, 2015、Naharnet, March 6, 2015、NNA, March 6, 2015、Reuters, March 6, 2015、SANA, March 6, 2015、UPI, March 6, 2015などをもとに作成。

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YPGがダーイシュ(イスラーム国)をアイン・アラブ市郊外からユーフラテス川右岸に完全放逐(2015年3月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、シュユーフ・タフターニー町、シュユーフ・ファウカーニー町にいたるアイン・アラブ市郊外一帯(アイン・アラブ中央区)からダーイシュ(イスラーム国)を放逐、同地全体を制圧した。

同地に展開していたダーイシュは、トルコ国境のジャラーブルス市方面などユーフラテス川右岸に後退し、人民防衛隊の進軍を阻止するため、ユーフラテス川に架かる、シュユーフ・タフターニー町とマンビジュ市・ジャラーブルス市街道を結ぶ橋を爆破・破壊した。

ARA News, March 6, 2015
ARA News, March 6, 2015

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ダイル・ザウル県では、SLN(3月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が支配下に置くイラク国境の町ブーカマール市のアーイシャ病院をシリア軍戦闘機が空爆、子供5人と女性2人が死亡した。

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ヒムス県では、SANA(3月6日付)によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

米中央軍(CENTCOM)は、有志連合が、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)に対して16回にわたり空爆を行ったと発表した。

うち1回がアイン・アラブ市郊外、2回がハサカ県タッル・ハミース市一帯で行われたという。

AFP, March 6, 2015、AP, March 6, 2015、ARA News, March 6, 2015、Champress, March 6, 2015、al-Hayat, March 7, 2015、Iraqi News, March 6, 2015、Kull-na Shuraka’, March 6, 2015、al-Mada Press, March 6, 2015、Naharnet, March 6, 2015、NNA, March 6, 2015、Reuters, March 6, 2015、SANA, March 6, 2015、SLN, March 6, 2015、UPI, March 6, 2015などをもとに作成。

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ラタキア県、スワイダー県などでシリア軍と反体制武装集団が交戦(2015年3月6日)

ラタキア県では、マサール・プレス(3月7日付)によると、ドゥーリーン村一帯で、シリア軍、国防隊が反体制武装集団と交戦、同地を砲撃・空爆する一方、反体制武装集団も、アイン・ジャウザ村、ドゥーリーン高地一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊はドゥーリーン村を掌握、これに対して反体制武装集団は戦略的要衝である同地の奪還をめざしているという。

一方、SANA(3月6日付)によると、クーム村、サルマー町、マリージュ村、タルティヤーフ村、マルジュ・ハウジャ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ザフラー協会地区の大預言者モスク一帯、サブア・バフラート地区で、シリア軍、国防隊、バアス大隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線と交戦を続ける一方、シリア軍がアレッポ市旧市街カッターナ地区、バーシュカウィー村、などを「樽爆弾」などで攻撃した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アブー・ハーラート村近郊(ハルハラ航空基地北部)、ダーマー村近郊で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月6日付)によると、シリア軍が、アブー・ハーラート村内で「テロリスト」と交戦、その拠点を破壊し、同地を制圧した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市各所を6回にわたり空爆、またフラーク市近郊の第52旅団基地で、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月6日付)によると、カフル・ナースィジュ村、アクラバー村、ティーハ村、シャイフ・マスキーン市、フィキーア村、イブタア町、サムリーン村、ズィムリーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月6日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動がアリーハー市・イドリブ市間のシリア軍制圧地域で、シリア軍部隊を要撃、兵士5人を殺害した。

一方、SANA(3月6日付)によると、マアッラトミスリーン市、アブー・ズフール町一帯、タッル・サラムー村、ウンム・ジャリーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(3月6日付)によると、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(3月6日付)によると、ザマルカー町、アルバイン市、マルジュ・スルターン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(3月6日付)によると、ムシャイリファ村、ワディーヒー村、カフルラーハー市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 6, 2015、AP, March 6, 2015、ARA News, March 6, 2015、Champress, March 6, 2015、al-Hayat, March 7, 2015、Iraqi News, March 6, 2015、Kull-na Shuraka’, March 6, 2015、al-Mada Press, March 6, 2015、Masar Press Agency, March 6, 2015、Naharnet, March 6, 2015、NNA, March 6, 2015、Reuters, March 6, 2015、SANA, March 6, 2015、UPI, March 6, 2015などをもとに作成。

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シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表「ヌスラ戦線が国際社会においてテロリストだとみなされていても、すべての人と会う」(2015年3月5日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、アレッポ市を含むシリア北部一帯で活動するアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線への対応に関する『ハヤート』の質問に対し、「私は多くの人と会ったが、私の母は間違いなく、彼らと私が会うことを誇りには思わないだろう」としつつ、「しかし、我々は、国際社会においてテロリストだとみなされていても、すべての人と会う」と述べた。

デミストゥラ共同特別代表はまた「彼らは、国連憲章第7章に基づく決議により、テロ組織のリストのなかに含まれている。それゆえ、公式に対話することはできない。しかし、彼らがシリア国民の名の下に発せられるメッセージに耳を傾けて欲しいと願っている」と付言した。

一方、アレッポ市での「戦闘中止」イニシアチブに関して、「我々は、両当事者、すなわち政府と反体制派にアレッポ市の砲撃を中止し、人道支援が行えるようにして欲しい…。戦闘中止は停戦とは違う…。死者の80%が重火器による攻撃によるものだ…。我々はアレッポ市で6週間、砲撃合戦を停止し、人道支援を行えるようにして欲しい」と語った。

そのうえで、政治的移行プロセスに関して、デミストゥラ共同特別代表は「ジュネーブ合意があり、これは国際社会のすべての当事者によって受け入れられている…。しかし2012年6月の合意成立段階には、ダーイシュ(イスラーム国)が存在しなかったということを認めねばならない。つまり、このことが考慮されるべきだ」と述べた。

『ハヤート』(3月6日付)が伝えた。

デミストゥラ共同特別代表はまた、BBC(3月5日付)のインタビューでも、同様の趣旨の発言を行った。

AFP, March 5, 2015、AP, March 5, 2015、ARA News, March 5, 2015、BBC, March 6, 2015、Champress, March 5, 2015、al-Hayat, March 6, 2015、Iraqi News, March 5, 2015、Kull-na Shuraka’, March 5, 2015、al-Mada Press, March 5, 2015、Naharnet, March 5, 2015、NNA, March 5, 2015、Reuters, March 5, 2015、SANA, March 5, 2015、UPI, March 5, 2015などをもとに作成。

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フランス大統領「アサドはダーイシュ(イスラーム国)との戦いについて話し合えるだけの信頼に足る対話者ではない」(2015年3月5日)

フランスのフランソワ・オランド大統領は、シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表らと会談し、シリア情勢への対応などについて協議した。

会談後、オランド大統領は、大統領府を通じて声明を出し、「バッシャール・アサドこそが、自らの国民に悲劇をもたらした第1の責任者で、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いとシリアの将来に向けた準備について話し合うことができる信頼に足る対話者ではない」と述べた。

オランド大統領はまた、「政治的移行」こそが現下の紛争への唯一の解決策だと主張する一方、シリアの反体制派を「ダーイシュに対抗する前衛」と位置づけ、政治的・実質的支援を行うことを確認した。

『ハヤート』(3月6日付)によると、フランスの信頼できる消息筋の話として、会談において、オランド大統領とローラン・ファビウス外務大臣は、2月末にシリアを訪問したフランス議員使節団を厳しく非難したという。

なお会談には、ハウジャ議長のほか、ムンズィル・マーフース氏(駐仏代表)、ブルハーン・ガルユーン氏、サリーム・イドリース氏、ミシェル・キールー氏、サラーフ・ダルウィーシュ氏(シリア・クルド国民評議会)、アフマド・トゥウマ暫定内閣首班が同席した。

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一方、シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ議長は訪問先のフランスでAFP(3月5日付)に対し、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表によるアレッポ市「戦闘中止」イニシアチブが「アレッポ市の革命家に耳を傾けていない」と非難した。

AFP, March 5, 2015、AP, March 5, 2015、ARA News, March 5, 2015、Champress, March 5, 2015、al-Hayat, March 6, 2015、Iraqi News, March 5, 2015、Kull-na Shuraka’, March 5, 2015、al-Mada Press, March 5, 2015、Naharnet, March 5, 2015、NNA, March 5, 2015、Reuters, March 5, 2015、SANA, March 5, 2015、UPI, March 5, 2015などをもとに作成。

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サウジ外相「アサドに正統性がないという点で米国と合意している」(2015年3月5日)

ジョン・ケリー米国務長官がサウジアラビアを訪問し、サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王、サウード・ファイサル外務大臣らと会談、イラン核開発問題、シリア情勢などへの対応について協議した。

会談後のケリー米国務長官とサウード・ファイサル外務大臣の共同記者会見で、ケリー米国務長官は、シリア情勢に関して「我々は、中東地域、とりわけシリアにおけるイランの活動や内政干渉に目を背けない」と述べた。

一方、サウード・ファイサル外務大臣は「シリア問題に関して、我々は、バッシャール・アサドに正統性がなく、事態の解決がジュネーブ1合意に基づいて挙国一致内閣を発足しなければならないという点で、米国と合意している。我々は違法な戦闘員をシリアから追放したい。シリア人は一つの傘のもとに統合されるべきで、シーア派、スンナ派、キリスト教徒、そのほかの民族の違いはない。我々は彼らの国から外国の占領を放逐したい」と述べ、イランを暗に牽制した。

AFP, March 5, 2015、AP, March 5, 2015、ARA News, March 5, 2015、Champress, March 5, 2015、al-Hayat, March 6, 2015、Iraqi News, March 5, 2015、Kull-na Shuraka’, March 5, 2015、al-Mada Press, March 5, 2015、Naharnet, March 5, 2015、NNA, March 5, 2015、Reuters, March 5, 2015、SANA, March 5, 2015、UPI, March 5, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線総司令官は誰が殺したのか?:イドリブ県でアブー・ハマーム・シャーミー死亡(2015年3月5日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月5日付)によると、有志連合と思われる戦闘機がイドリブ市郊外に対して空爆を実施し、シャームの民のヌスラ戦線幹部複数が死亡した。

死亡したのはヌスラ戦線総司令官のアブー・ハマーム・シャーミー氏、アブー・ムスアブ・フィラスティーニー氏、アブー・ウマル・クルディー氏、アブー・バッラー・アンサーリー氏。

また司令官多数が負傷したという。

これに関して、ヌスラ戦線はツイッターを通じて、「ヌスラ戦線のアブー・ハマーム・シャーミー総司令官が戦線幹部多数を標的とした爆発によって死亡した」としたうえで、「爆発は、トルコ国境に位置するサルキーン市内の戦線の拠点に対して有志連合の無人戦闘機が空爆したことで発生したと思われる」と発表した。

しかし、SANA(3月5日付)は、シリア軍がフバイト村で特殊作戦を実施し、アブー・ハマーム氏らヌスラ戦線幹部を殲滅したと伝えた。

一方、有志連合合同司令部は声明を出し、米国など有志連合が、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点を12回空爆したと発表した。

空爆はハサカ県のダーイシュの戦術部隊、拠点、車列などを標的としたもので、イドリブ県のヌスラ戦線拠点の空爆の有無については言及しなかった。

Kull-na Shuraka', March 5, 2015
Kull-na Shuraka’, March 5, 2015

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一方、ヌスラ戦線拠点への攻撃と並行して、シリア人権監視団によると、シリア軍がイドリブ県内のビーラト・アルマナーズ町の学校密集地区を空爆し、児童・生徒6人を含む7人が死亡、子供6人を含む12人が負傷した。

シリア軍はまた、シャームの民のヌスラ戦線などが支配下の置くタッル・サラムー村一帯に対しても空爆を行ったという、

他方、SANA(3月5日付)によると、アブー・ズフール町一帯のヌスラ戦線、イスラーム戦線、シャーム自由人イスラーム運動の拠点などに対して、シリア軍が激しい空爆を行った。

AFP, March 5, 2015、AP, March 5, 2015、ARA News, March 5, 2015、Champress, March 5, 2015、al-Hayat, March 6, 2015、Iraqi News, March 5, 2015、Kull-na Shuraka’, March 5, 2015、al-Mada Press, March 5, 2015、Naharnet, March 5, 2015、NNA, March 5, 2015、Reuters, March 5, 2015、SANA, March 5, 2015、UPI, March 5, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル県のアーラーク油田地帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を爆撃(2015年3月5日)

ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(3月5日付)によると、シリア軍戦闘機が、ダイル・ザウル市・タドムル市街道沿いのアーラーク油田地帯のダーイシュ(イスラーム国)の拠点などを空爆した。

同地は数日前に、ダーイシュが進軍していた。

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ARA News(3月5日付)は、イラクのモスル市内の複数の消息筋の情報として、モスル市内にいたダーイシュ(イスラーム国)のムハージリーン(外国人戦闘員)の多くが、シリアのラッカ市への避難を開始したと伝えた。

AFP, March 5, 2015、AP, March 5, 2015、ARA News, March 5, 2015、Champress, March 5, 2015、al-Hayat, March 6, 2015、Iraqi News, March 5, 2015、Kull-na Shuraka’, March 5, 2015、al-Mada Press, March 5, 2015、Naharnet, March 5, 2015、NNA, March 5, 2015、Reuters, March 5, 2015、SANA, March 5, 2015、UPI, March 5, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がヌスラ戦線らとアレッポ市空軍情報部一帯で激しく交戦(2015年3月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団などによると、シリア軍、国防隊、バアス大隊、ヒズブッラー戦闘員は、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団とアレッポ市ザフラー協会地区の大預言者モスクに近いタバリー学校一帯、空軍情報部一帯で激しく交戦した。

またシリア軍はアレッポ市カーディー・アスカル地区などを「樽爆弾」で攻撃、少なくとも18人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルシャムス町などを砲撃した。

一方、SANA(3月5日付)によると、ダルアー市各所、シャイフ・マスキーン市、アンタル丘、ズィムリーン村、ティーハ村、カフル・ナースィジュ村、フラーク市、ハーッラ丘などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、南部タウヒード旅団、ハウラーン・ムジャーヒディーン大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ダーマー村近郊で爆発が発生、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムウダミーヤト・シャーム市南方などでシリア軍とジハード主義武装集団が交戦、またドゥーマー市では子供1人が餓死した。

一方、SANA(3月5日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、クッルナー・シュラカー(3月5日付)によると、シリア軍、国防隊がドゥーリーン高地一帯に突入を試み、反体制武装集団と交戦、多数の兵士が死傷した。

一方、SANA(3月5日付)によると、シリア軍が「武装テロ集団」との交戦の末、ドゥーリーン高地を制圧、またドゥーリーン村内で掃討作戦を続け、戦闘員多数を殲滅したという。

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ハマー県では、SANA(3月5日付)によると、カフルズィーター市、ラターミナ町、サイヤード村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(3月5日付)によると、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(3月5日付)によると、ムシャイリファ村、ウンム・ジャーミア村、ウンム・シャルシューフ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 5, 2015、AP, March 5, 2015、ARA News, March 5, 2015、Champress, March 5, 2015、al-Hayat, March 6, 2015、Iraqi News, March 5, 2015、Kull-na Shuraka’, March 5, 2015、al-Mada Press, March 5, 2015、Naharnet, March 5, 2015、NNA, March 5, 2015、Reuters, March 5, 2015、SANA, March 5, 2015、UPI, March 5, 2015などをもとに作成。

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米国によるシリアの「穏健な反体制派」支援をめぐって、トルコ、イランが米国を牽制(2015年3月5日)

『ハヤート』(3月5日付)は、複数の西側筋の話として、トルコ政府が、米軍による領内でのシリアの「穏健な反体制派」の教練にかかる米国との二国間合意に際して、米政府に、シリア領内の国境地帯での飛行禁止空域と安全保障地域の設置と、ダーイシュ(イスラーム国)とシリア政府の双方に対峙するための教練を行うよう求めていた、と伝えた。

同報道によると、米国内では、教練プログラム実施に向けた法的整備が議会において行われているが、イラン政府は、仮に米国が教練した「穏健な反体制派」が、シリア政府に対峙するような事態が生じれば、「イラク領内の米軍が危険にさらされるだろう」とのメッセージを米政府に伝え、牽制している、という。

al-Hayat, March 5, 2015をもとに作成。

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アサド大統領、ポルトガル国営テレビRTPのインタビューに応じる(2015年3月4日)

アサド大統領は、ポルトガル国営テレビRTPの単独インタビューに応じた。

インタビューは英語で行われ、3月4日に放映された。

SANA, March 4, 2015
SANA, March 4, 2015

インタビューでのアサド大統領の主な発言は以下の通り:

「シリアでの犠牲者の数に関して、西側メディアは最近、22万人だとしている。この数字は誇張されている。欧米はいつもシリアでの犠牲者の数を誇張している。数十万なのか、数万なのかが問題ではない。犠牲者は犠牲者、殺戮は殺戮、テロはテロだ…。身内、愛する人、親戚を失った家族の問題だ。シリアで起きているのは人災なのだ」。

「危機はシリアのあらゆる場所に及んでいる…。それが、テロや過激主義が育つ肥沃な環境、揺りかごを作っている。しかしこうした困難にもかかわらず、シリアはテロと戦い、国をまもり、覇権主義を退ける決意をしている」。

「国民と軍が政府のもとに一つになってテロと戦い、国家機関が機能しているのに、シリアが滅んだなどと言うことはできない」。

(ダーイシュ(イスラーム国)と協力しているのかとの問いに対して)「していない」。

「国際システムは国連、そして安保理によって代表されてきた。またそこでの問題は各国の主権を守り、戦争を回避するかたちで解決されることが想定されている。しかし実際には、そうはなっていない。我々が今目にしているのは、破綻した国連であり、シリア、リビア、イエメンなどといった国の市民を国際的に保護することに失敗した国連だ」。

「我々は、シリア軍が危機当初からすべてのシリア人を助けることができればと考えてきた。しかし、シリア軍がそうできなかった主な障害、そして数日前にダーイシュに拉致されたキリスト教徒を助けることができなかったのは、西欧諸国や地域諸国がテロリストたちに不制限の支援を行っているからだ」。

(「ジュネーブ2」会議に関して)「解決は政治的になされるが、現地の状況に影響を行使していない個人、組織と席につきたいのなら、対話をするための対話になるだろう…。我々がジュネーブでの交渉相手を選んでのではなかった。西欧、トルコ、サウジアラビア、カタールが選んだのだ。彼らは我々が対話して来たシリアの反体制派ではなかった」。

「シリア人のために活動し、国を護ろうとする反体制派であれば、どんなものであっても、シリア人、ないしはシリア国民の一部を代表している…。それは国家(の枠内にいるかどうか)とは関係なく、また政府(の枠内にいるかどうか)とも関係ない」。

(シリア革命反体制勢力国民連立を排除しているのかとの問いに関して)「私は、シリア人であれば誰も排除しない。基準について話しているのだ。こうした基準を満たせば、我々は反体制派だと認める。連立が西欧などによって作られたのなら、シリアの組織とはみなされない。シリア国民を代表していない。シリア国民は受け入れない…。しかし我々はあらゆる解決策を試みてきた…。だから連立とも協議した。この組織がシリア人を代表しておらず、それを作った国を代表していることをあらかじめ知っていたにもかかわらずである。またこの組織が現地に影響力を及ぼしていないにもかかわらずである」。

「オバマさえ、「穏健な反体制派」は幻想だと言っている。世界のほとんどが今や、いわゆる「穏健な反体制派」、すなわち「自由シリア軍」などの名前を名のる組織が…幻想だということを知っている。シリアのテロ空間を支配しているのはダーイシュかシャームの民のヌスラ戦線、あるいはより小さな派閥である」。

「現地の武装集団に影響力を行使し得る者と交渉するための当事者を欠いているなかで、我々は一部の地域では武装集団と和解を行ってきた…。これは非常に現実主義的な政治的解決策だ」。

「問題は、我々が反体制派と呼ぶ者のなかのどの当事者が…現地の武装集団に影響力を行使し、シリア人を流血から救い出せるかだ…。我々にはまだ答えがない。なぜなら彼ら反体制派は、そのことを証明しなければならないからだ。我々が証明する必要はない。なぜなら、我々には軍があり、軍は政府に忠実で、政府が命令を下せば、それに従うからだ…。しかし相手方はどうか? 誰がテロリストをコントロールするのか? それが問題だ」。

(ダーイシュよりもアサド政権と取引する方がましだと欧米諸国が考えるようになったために、潮目が変わったのではとの問いに対して)「世論がそのように考えているとは思わない…。我々が危機の初めに言っていたすべてを、彼ら(欧米諸国)は後になって言うようになっている。彼らは平和的だと言ったのに対して、我々は平和的ではなく、平和的だと彼らが言っているデモ参加者が警官を殺していると言った。その後、彼らが武装集団化すると、彼らも武装集団だと言うようになった。我々が武装集団はテロだと言うと、彼らはテロではないと言った。その後、彼らがテロだと言うようになると、我々はそれがアル=カーイダだと言ったが、彼らはアル=カーイダではないといった。つまり、我々が言っていたことすべてを、彼らは後になって言うようになっている…。なぜ最初から言わなかったのか?… 欧米諸国では…ダーイシュとヌスラはアサドが作り出した、あるいは彼の政策のせいだなどといったことが事実に付け加えられていった」。

(現政府が残虐で独裁的だとの主張に関して)「自国民を殺し、抑圧している人間が同じ国民に支持されることがあるか?」

(「アラブの春」波及後の反体制デモに関して)「デモは決して平和的ではなかった。最初の週に我々は多くの警官を失った。どうして平和的なデモが警官を殺すことができるのか? 平和的ではなかった。これが嘘の始まりだ。これがプロパガンダの始まりだ…。どうしてダーイシュが出てきたのか? 突然現れたのか? ダーイシュは突然には現れないし…、ヌスラ戦線も突然現れない。長いプロセスのなかで生じたのだ」。

「ダーイシュのイデオロギーとはどのようなものか?… ワッハーブ主義だ。それがシリアにあったか? モロッコにあったか?… それが実際に存在したのはサウジアラビアだ…。サウジアラビアとカタール。これがワッハーブ主義だ。あとエルドアンはムスリム同胞団だ。彼はムスリム同胞団のイデオロギーの忠実な擁護者だ…・欧米メディアは、テロリストの80%がトルコから入ってきていると報じている…。アイン・アラブ市は…有志連合が攻撃したのに、解放されるまでに4ヶ月もかかった。なぜだ? あれほどのサイズの町であれば、シリア軍は(解放に)2~3週間しかかからない。なぜならトルコを通じて兵站支援を受けていたからだ。彼ら(トルコ)は…あらゆる支援を行っている」。

(クルド人を支援しているかとの問いに関して)「コバネ(アイン・アラブ)の問題が発生する以前、有志連合が支援する前、我々はクルド人を支援していた…。我々は彼らに武器を送っていた。もちろん、彼らは受け取っていないと言う。なぜなら米国が「Noと言えば、支援する」と言ったからだ」。

(米国による「穏健な反体制派」支援に関して)「米国が5,000人と発表したことを知っていると思うが、それは欧米の高官がテロと戦う意思がないということの証左だ…。オバマが「穏健な反体制派」は幻想だと言っているのに、誰に資金や武器を送るのか? 幻想に送るのではなく、現実に送るのだ。そして現実とは過激派だ。5,000人はテロリストへの別の支援策となるだろう」。

英語全文はhttp://www.sana.sy/en/?p=30927、アラビア語全訳はhttp://www.sana.sy/%d8%a7%d9%84%d8%b1%d8%a6%d9%8a%d8%b3-%d8%a7%d9%84%d8%a3%d8%b3%d8%af-%d9%84%d9%84%d8%aa%d9%84%d9%81%d8%b2%d9%8a%d9%88%d9%86-%d8%a7%d9%84%d8%a8%d8%b1%d8%aa%d8%ba%d8%a7%d9%84%d9%8a-%d8%a7%d9%84%d8%b1.html、インタビュー映像はhttps://www.youtube.com/watch?v=j11nvO5vJasで視聴・閲覧可能。

SANA, March 4, 2015をもとに作成。

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シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がシリアからフランスへ(2015年3月4日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表はシリア訪問を終え、フランスに移動、ローラン・ファビウス外務大臣と会談し、アレッポ市「戦闘停止」イニシアチブなどをめぐって意見を交わした。

『ハヤート』(3月5日付)によると、会談に関して、フランス外務省報道官は、フランス側がジュネーブ合意(2012年)に基づくシリアの政治的移行に改めて支持を表明する一方、「包括的な政治的解決のみがシリア国内の人道危機、テロの脅威の解消を保障する」との立場を示したという。

AFP, March 4, 2015、AP, March 4, 2015、ARA News, March 4, 2015、Champress, March 4, 2015、al-Hayat, March 5, 2015、Iraqi News, March 4, 2015、al-Ittihad Press, March 4, 2015、Kull-na Shuraka’, March 4, 2015、al-Mada Press, March 4, 2015、Naharnet, March 4, 2015、NNA, March 4, 2015、Reuters, March 4, 2015、SANA, March 4, 2015、UPI, March 4, 2015などをもとに作成。

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