ハサカ市で裁判所の入り口にクルド語が記載されていない新たな看板が設置されたことに住民らが反発、抗議デモに発展し、看板を撤去・破壊

ハサカ県では、シリア人権監視団ANHAイナブ・バラディーによると、ハサカ市とカーミシュリー市の裁判所の入り口にクルド語が記載されていない新たな看板が設置され、住民らがこれに反発、抗議デモに発展し、クルド語の削除に拒否の姿勢を示した。

ハサカ市では、暴徒化した住民が看板を撤去し、破壊する事態となった。

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ANHAシリア人権監視団によると、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村では、学生ら教師らがデモを行い、クルド語をシリア憲法における公用語として認めるよう要求した。

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ANHAシリア人権監視団によると、ダルバースィーヤ市で移行期政権によって捕らえられている被拘束者の釈放を求める抗議デモが行われた。

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ANHAシリア人権監視団によると、タッル・タムル町で、移行期政権が新たに設置した看板からクルド語が削除されていることを拒否するデモが行われた。

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ANHAによると、ザルカーン(アブー・ラースィーン)町でも同様のデモが発生した。

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ANHAシリア人権監視団によると、アレッポ県のコバネ(アイン・アラブ)市で同様のデモが行われた。

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シリア人権監視団によると、抗議デモを受けて、ハサカ市にいた移行期政権の代表団は、シャッダーディー市に移動した。

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法務省はフェイスブックを通じて声明を発表し、ハサカ市の裁判所の看板が撤去・破壊されたことを「暴動」、「一部の破壊分子」による「破壊行為」と非難し、関係当局との連携のもと、すべての必要な法的措置を講じ、公共秩序の維持、国家機関および市民の権利保護のため、彼らを司法機関に送致すると表明した。

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