ヒムス県では、シリア人権監視団、クッルナー・シュラカー(4月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がウンム・タバービール村近郊のヒムス・タドムル国際幹線道路上のシリア軍検問所2カ所を攻撃し、シリア軍、国防隊兵士17人を殺害した。
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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(4月10日付)によると、シャーム解放軍を名乗る武装集団声明を出し、ダマスカス・バグダード国際道路の複数カ所を制圧したと発表した。
シャーム解放軍は、離反士官のフィラース・ビータール大尉(ランクース市出身)によって2週間前に結成が宣言された武装集団。
声明では、ヒムス県でダーイシュ(イスラーム国)が同様に国際幹線道路のシリア軍検問所への攻撃を激化させたことを踏まえ、ダーイシュに忠誠(バイア)を使っていないと否定した。
AFP, April 9, 2015、AP, April 9, 2015、ARA News, April 9, 2015、Champress, April 9, 2015、al-Hayat, April 10, 2015、Iraqi News, April 9, 2015、Kull-na Shuraka’, April 9, 2015、al-Mada Press, April 9, 2015、Naharnet, April 9, 2015、NNA, April 9, 2015、Reuters, April 9, 2015、SANA, April 9, 2015、UPI, April 9, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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