『クドス・アラビー』(11月3日付)は、アル=カーイダに近い複数の消息筋の話として、アル=カーイダのエジプト人幹部(シューラー会議メンバー)の一人サイフ・アドル氏がイドリブ県に派遣された、と伝えた。
アドル氏は、シリア国内で対立を続けているとされるダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線の統合を最終目的としているという。
なお、ヌスラ戦線支持者らはツイッターで、「アイマン・ザワーヒリー氏の指示のもと、ヌスラ戦線の方針を正すため…、イランで解放された5人の指導者のうちの1人がシャームに到着した」などと綴っているという。
アドル氏は2015年3月にイラン当局が釈放したアル=カーイダ幹部5人のなかの1人。
AFP, November 4, 2015、AP, November 4, 2015、ARA News, November 4, 2015、Champress, November 4, 2015、al-Hayat, November 5, 2015、Iraqi News, November 4, 2015、Kull-na Shuraka’, November 4, 2015、al-Mada Press, November 4, 2015、Naharnet, November 4, 2015、NNA, November 4, 2015、al-Quds al-‘Arabi, November 3, 2015、Reuters, November 4, 2015、SANA, November 4, 2015、UPI, November 4, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
イドリブ県では、テレグラムの「…
イランを訪問中のバッサーム・サ…