ロシア軍は8日、シリア各所を82回にわたって爆撃、また潜水艦ロストフナドヌーから巡航ミサイルで「テロ組織」拠点を初めて攻撃・破壊(2015年12月9日)

ロシア国防省は過去24時間(8日)に、ラタキア県フマイミーム航空基地に駐留するロシア軍戦闘機32機が82回の出撃を行い、アレッポ県、イドリブ県、ラタキア県、ハマー県、ヒムス県のテロ組織の標的204カ所を攻撃・破壊した、と発表した。

空爆では、バンカー・バスターBETAB-500などが使用されたという。

またロシア海軍が最近になって地中海のシリア沖に配備した潜水艦ロストフナドヌー(Rostov-on-Don)から、カリブル(Calibre)巡航ミサイルを発射し、シリア領内のテロ組織の拠点を攻撃・破壊したと発表し、その映像(https://youtu.be/fwja7sogNs4)を公開した。

mil.ru, December 9, 2015

mil.ru, December 9, 2015

 

AFP, December 9, 2015、AP, December 9, 2015、ARA News, December 9, 2015、Champress, December 9, 2015、al-Hayat, December 10, 2015、Iraqi News, December 9, 2015、Kull-na Shuraka’, December 9, 2015、al-Mada Press, December 9, 2015、Naharnet, December 9, 2015、NNA, December 9, 2015、Reuters, December 9, 2015、SANA, December 9, 2015、UPI, December 9, 2015などをもとに作成。

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