ダマスカス県では、SANA(7月24日付)によると、旧市街バーブ・トゥーマ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾4発が着弾し、住民5人が死亡、32人が負傷した。
反体制武装集団はまた、マッザ86地区、アルヌース地区に対しても迫撃砲を発射し、住宅が被害を受けた。
一方、シリア人権監視団によると、対するシリア軍はジャウバル区を砲撃した。
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ダマスカス郊外県では、SANA(7月24日付)によると、反体制武装集団がアイン・フィージャ町近郊のフィージャ水源にある水利施設を破壊した。
クッルナー・シュラカー(7月24日付)によると、この攻撃はシリア軍、ヒズブッラーによるフライラ村制圧への報復だという。
一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアルバイン市、ドゥーマー市、ハムーリーヤ市、バイト・サワー村、シャイフーニーヤ村、ダーライヤー市を空爆する一方、シリア軍がダーライヤー市、ハムーリーヤ市、サクバー市、カフルバトナー町を砲撃し、少なくとも4人が死亡した。
またダーライヤー市一帯および東グータ地方各所ではシリア軍がジハード主義武装集団と交戦し、
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ダルアー県では、SANA(7月24日付)によると、シリア軍がダルアー市スィーバ地区でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。
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クナイトラ県では、SANA(7月24日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がバアス市を砲撃し、2人が負傷した。
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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月23日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。
停戦違反はダマスカス郊外県、ダマスカス県ジャウバル区で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。
米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は813件。
AFP, July 24, 2016、AP, July 24, 2016、ARA News, July 24, 2016、Champress, July 24, 2016、al-Hayat, July 25, 2016、Iraqi News, July 24, 2016、Kull-na Shuraka’, July 24, 2016、al-Mada Press, July 24, 2016、Naharnet, July 24, 2016、NNA, July 24, 2016、Reuters, July 24, 2016、SANA, July 24, 2016、UPI, July 24, 2016などをもとに作成。
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