ハサン・ガッバーシュ保健大臣は報道声明を出し、6日のトルコ・シリア大地震での犠牲者が14日現在で1,414人、負傷者が2,357人に達していると発表した。
SANA(2月14日付)が伝えた。
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シリア人権監視団は、6日の大規模地震による犠牲者に関して、14日の段階で5,417人に達していると発表した。
このうち、シリア政府の支配地での死者は2,068人、シャーム解放機構の支配地とトルコ占領地での死者は3,349人で、1,460人の消息がいまだに不明だという。
また、トルコで被災して死亡したシリア人1,334人の遺体がイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所から、121人がアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所から、5人がジャラーブルス国境通行所からシリアに移送された。
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ホワイト・ヘルメットはフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/)を通じて、シリア北西部(シャーム解放機構支配地およびトルコ占領地)での2月13日現在の被害状況について、死者2,274人、負傷者12,400人以上に達していると発表した。
このうち、ホワイト・ヘルメットが倒壊した建物の瓦礫の下から回収した死者は2,170人、治療にあたった負傷者の数は2,950人に達しているという。
なお、シリア人権監視団によると、シリア北西部では、95の人道組織が支援活動にあたっているという。
AFP, February 14, 2023、ANHA, February 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 14, 2023、Reuters, February 14, 2023、SANA, February 14, 2023、SOHR, February 14, 2023などをもとに作成。
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