アサド大統領はハマー県知事を新たに任命(2016年11月16日)

アサド大統領は、ガッサーン・ウマル・ハラフ氏の後任としてムハンマド・アブドゥッラー・ハズーリー氏をハマー県知事に任命した。

SANA(11月15日付)が伝えた。

AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)はバーブ市北部でダーイシュと交戦し、1カ村を制圧(2016年11月16日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、トルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)がバーブ市北部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、アジール村を制圧した。

AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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有志連合の航空支援を受けるYPG主体のシリア民主軍はバーブ市(アレッポ県)北東部の8カ村を制圧し、トルコの支援を受ける反体制武装集団に対抗(2016年11月16日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、有志連合の航空支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がバーブ市に向けて進軍、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ブーガーズ村、カンカウィー村、アシュリーヤ村、カンダルリーヤ村、バルシャーヤー村、サーブーヤラーン村、シャイフ・ナースィル村、カーウカリー村の8カ村を制圧した。

Kull-na Shuraka', November 16, 2016
Kull-na Shuraka’, November 16, 2016

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ラッカ県では、シリア人権監視団、クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、シリア民主軍がアイン・イーサー市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、トゥワイリア村、北フナイズ村、フナイズ・ガーニム村、タッル・サマン村、ヒーシャ村を制圧した。

これを受け、ダーイシュのラッカ州の軍事司令官(アミール)は、イラク領内のダーイシュに対して、「シャームにおけるカリフの土地への侵略を阻止するため、シャームの民の戦闘員」の派遣を要請した。

なお、イラク領からのダーイシュの援軍は、爆弾処理や防衛線設置を専門とする元イラク軍人46人が派遣されたのみだという。

また、シリア民主軍による「ユーフラテスの怒り」作戦が激化して以降、ダーイシュ戦闘員61人が戦死しているという。

一方、シリア民主軍側は、人民防衛隊が、マンビジュ市(アレッポ県)守備隊を、「ユーフラテスの怒り」作戦に参加させるために撤退させると発表した。


AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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米国務省報道官はシリア・ロシア両軍の爆撃激化を「受け入れられない」と非難(2016年11月16日)

米国務省のエリザベス・トルドー報道官は、シリア軍によるアレッポ市東部への空爆再開とロシア軍によるヒムス県、イドリブ県での空爆再開に関して、「受け入れられない」と非難としたうえで、「前身するための唯一の道は政治的解決に向かうことだと考えている」と述べた。

AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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ロシア大統領府は、アレッポ市東部に対する爆撃へのロシア軍の関与を否定(2016年11月16日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、15日にロシア海軍がイドリブ県、ヒムス県でのダーイシュ(イスラーム国)、シャーム・ファトフ戦線に対する大規模作戦の開始を宣言したことに関連して、アレッポ市一帯で10月18日に開始された空爆中止決定が依然として有効だと述べ、同地への空爆への関与を否定した。

AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍は、アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線主導のファトフ軍が支配するイドリブ県を激しく爆撃(2016年11月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ファトフ軍支配下のジルス・シュグール市、ハーン・シャイフーン市、カフルジャーリス村を空爆し、ホワイト・ヘルメットによると、カフルジャーリス村に対する空爆で、女児1人が死亡した。

一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がムハムバル村、アリーハー市、スィンジャール町でファトフ軍の拠点を空爆した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、南部戦線に所属する3月18日師団がダルアー市内のシリア軍の拠点10カ所を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(11月16日付)によると、東グータ地方で活動を続けるイスラーム軍を除く武装集団が「東グータ総合委員会」として糾合すると発表し、国民救済軍の創設を呼びかけた。

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ヒムス県では、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がサアン村、ジャワーリク村、ガントゥー市、フーシュ・ターリブ村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がジュャバーター・ハシャブ村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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反体制武装集団が籠城を続けるアレッポ市東部をシリア軍が爆撃し、20人あまりが死亡(2016年11月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、ないしはロシア軍に所属すると思われる戦闘機が、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部各所を空爆し、サラーフッディーン地区の学校や救急車輌が被弾、子供7人と「救援チーム」(ホワイト・ヘルメットと思われる)のスタッフ1人が死亡した。

空爆は、サラーフッディーン地区のほか、シャッアール地区、スッカリー地区、カラム・ベーク地区などに対して実施され、ヘリコプターが「樽爆弾」などを投下し、アレッポ市東部での民間人死者は19人にのぼったという(クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、空爆は60回以上におよび、28人が死亡)。

空爆とヘリコプターの飛来・旋回は昼夜に別なく続いているという。

また、クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、ロシア軍戦闘機がアレッポ市西部郊外のバータブー村を空爆し、15人が死亡したという。

一方、シリア・アラブ・テレビ(11月16日付)は、シリア軍がアレッポ市東部の反体制武装集団の拠点を空爆したと伝えた。

AMC, November 16, 2016
AMC, November 16, 2016

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このほか、SANA(11月16日付)は、反体制武装集団が籠城を続けるアレッポ市カッラーサ地区、ブスターン・カスル地区、ジスル・ハッジ地区、マルジャ地区などで、反体制武装集団の退去を求める抗議デモが発生し、住民数百人が参加したと伝えた。

抗議デモは14日にも行われたという。

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ARA News(11月16日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市であるアフリーン市一帯で活動を続ける北部軍が声明を出し、ヌールッディーン・ザンキー運動に合流すると発表した。

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米主導の有志連合は11月15日にシリア領内で22回の爆撃を実施(2016年11月16日)

米中央軍(CENTCOM)は、11月15日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、ブーカマール市近郊(2回)、シャッダーディー市近郊(2回)、アイン・イーサー市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

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