ダイル・ザウル県ではユーフラテス川を挟んでシリア軍とシリア民主軍が砲撃戦を続け、政府支配地で2人、シリア民主軍支配地で1人死亡(2023年11月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(11月6日付)などによると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川西岸のハワーイジュ村とシリア政府の支配下にある東岸のマヤーディーン市一帯で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とシリア軍が砲撃戦を行い、ハワーイジュ村に迫撃砲弾複数発が着弾し、4歳の子供1人が死亡、女性を含む複数人が負傷した。

また、シリア民主軍が発射した迫撃砲数十発がマヤーディーン市に着弾し、住民2人が死亡した。

また、ユーフラテス川西岸から東岸に渡河した地元の武装集団がズィーバーン町、ハワーイジュ村でシリア民主軍と交戦し、シリア民主軍の車輌1輌を炎上させ、その後西岸に撤退した。

一方、カシュキーヤ村では、住民どうしが交戦し、子供1人が死亡、4人が負傷した。

AFP, November 6, 2023、ANHA, November 6, 2023、‘Inab Baladi, November 6, 2023、Reuters, November 6, 2023、SANA, November 6, 2023、SOHR, November 6, 2023などをもとに作成。

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