ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タンフ国境通行所に違法に設置されている米軍(有志連合)が占領する基地に対して、イラク・イスラーム抵抗が無人航空機(ドローン)で爆撃を行い、米軍がこれを迎撃、基地から3キロほど離れたサリーヤ地区で少なくとも1機を撃墜した。
これに関して、イラク・イスラーム抵抗は午後10時25分、テレグラムのアカウントを通じて声明(https://t.me/elamharbi/107)を出し、ヒムス県のタンフ国境通行に違法に設置されている米軍基地を無人航空機(ドローン)1機で攻撃し、直接の損害を与えたと発表した。
**
ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米軍の基地が違法に設置されているダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)支配下のCONOCOガス田がイラク・イスラーム抵抗のロケット弾攻撃を受け、複数回の爆発音が確認された。
AFP, November 18, 2023、ANHA, November 18, 2023、‘Inab Baladi, November 18, 2023、Reuters, November 18, 2023、SANA, November 18, 2023、SOHR, November 18, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.