「イランの民兵」のドローンがイドリブ県を攻撃、シャーム解放機構の多数を殺傷(2024年1月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」の攻撃型(自爆型)無人航空機(ドローン)1機がシャーム解放機構の支配下にあるタフタナーズ市とマアーッラト・ナアサーン村を結ぶ街道で、同機構の車輛を攻撃、これにより戦闘員4人が死亡、3人が負傷した。

ワタン・ニューズ(1月31日付)によると、この攻撃で6人が死亡した。

ヌッブル・ザフラー・イウラーミーヤ(1月31日付)はテレグラムを通じて、シャーム解放機構に所属するタルハト・ブン・ウバイドッラー旅団のムアーウィヤ・ハーッジ・ハサン司令官(通称アブー・アブドゥッラフマーン・トゥウーム)が死亡したと伝えた。

一方、シリア軍もシャーム解放機構の支配下にあるアウラム・ジャウズ村、アーフィス村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカスル村、カフル・アンマ村を砲撃した。

AFP, January 31, 2024、ANHA, January 31, 2024、‘Inab Baladi, January 31, 2024、Reuters, January 31, 2024、SANA, January 31, 2024、SOHR, January 31, 2024、Watan News, January 31, 2024などをもとに作成。

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