ミクダード外務在外居住者大臣は同省使節団とともに駐シリア・イラン大使館を訪問し、イスラエル軍の爆撃を「「ファシストの侵略行為」と非難(2024年4月1日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、同省使節団とともに、駐シリア・イラン大使館を訪問し、職員の安全を確認した。

大使館訪問中、ミクダード外務在外居住者大臣は、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と電話会談を行い、外交施設に対する「ファシスト」の侵略行為を強く非難、イランへの支持を表明した。

また、大使館の攻撃について、ガザ地区のパレスチナ人民に対する戦争が失敗したことによるシオニスト政体のヒステリー状態を示すで、イスラエルの蛮行は国際法のもとで保護されているはずの民間人や外交使節を区別せずに行われていることが明らかになったと主張した。

さらに、ミクダード外務在外居住者大臣は、訪問を締めくくるかたちで声明を出し、「イスラエル占領政体」はイランとシリアを結びつける関係に影響を及ぼすことはできない、と強調した。

これに対して、ホセイン・アクバリー駐シリア・イラン大使は、イスラエル軍の攻撃が国際法に違反した行為だとしたうえで、イスラエルはイランからの「断固とした対抗措置を受けるだろう」と述べた。





SANA(4月1日付)、タスニーム・ニュース(4月1日付)が伝えた。

AFP, April 1, 2024、ANHA, April 1, 2024、‘Inab Baladi, April 1, 2024、Reuters, April 1, 2024、SANA, April 1, 2024、SOHR, April 1, 2024、Tasnim News, April 1, 2024などをもとに作成。

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