国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、イスラエル軍が午後7時10分頃、レバノン北部方面からヒムス県の2ヵ所を狙って航空攻撃を行い、物的損害が生じたと発表した。
SANA(11月26日付)が伝えた。
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シリア人権監視団によると、標的となったのはヒムス市北のウマイニーヤ農場近くの2ヵ所と、ヒムス市西のヒルバト・ティーン村近くの1ヵ所。
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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の戦闘機複数機はまた、ヒムス県への爆撃の数時間後、ダマスカス郊外県のスィルガーヤー町、ザバダーニー市と、レバノン(ベカーア県)のナビー・シート村、クーサーヤー村の近郊の無人地帯をそれぞれ結ぶ非公式の国境通行所2ヵ所を含む3ヵ所を爆撃した。
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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って156回(うち130回が航空攻撃、26回が地上攻撃)となり、これにより285あまりの標的が破壊され、軍関係者410人が死亡、273人が負傷した。
同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。
イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:59人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):157人
「イランの民兵」の外国人メンバー:34人
シリア軍将兵:62人
身元不明者:7人
パレスチナ・イスラーム聖戦機構関係者:10人
タドムル市で死亡した外国人民兵(ほとんどがヌジャバー運動のメンバー):22人
ヒズブッラーの協力者:2人
また、民間人も64人(うち子供12人、女性16人)が死亡、67人あまりが負傷している。
攻撃の県別内訳は以下の通りである。
ダマスカス県、ダマスカス郊外県:54回
ダルアー県:17回
ヒムス県:54回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:3回
ハマー県:4回
スワイダー県:3回
ラタキア県:2回
イドリブ県:1回
AFP, November 26, 2024、ANHA, November 26, 2024、‘Inab Baladi, November 26, 2024、Reuters, November 26, 2024、SANA, November 26, 2024、SOHR, November 26, 2024などをもとに作成。
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