シャームの民のヌスラ戦線の指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏とのインタビューを録音したとされる音声データ(http://www.youtube.com/watch?v=hFpIMi_hmRE)がインターネットにアップされた。
このなかでジャウラーニー氏は、「シャームの地は今日、多くの脅威に曝されている…。その最たるものが(米国が主導する)国際同盟だ」と批判、「西側や米国に与する諸派に連日、武器が供与されている」と述べ、米国など有志連合によるシリアへの軍事介入がヌスラ戦線にとって脅威を及ぼしているとの見方を示した。
一方、シリア革命家戦線司令官のジャマール・マアルーフ氏については「ザーウィヤ山(イドリブ県)の住民、ヌスラ戦線に敵対し、窃盗や道路封鎖を行う者たちを囲っていた」と述べ、その放逐を正当化した。
このほか、レバノンでの戦況に関して、「カラムーンの我らが同胞は、自らの懐にたくさんのサプライズを隠し持っている。真の戦闘はレバノンではまだ始まっていない」と主張した。
そのうえで「ムジャーヒディーンが彼ら(ヒズブッラー)とイスラエルとの国境地帯に達したときに、問題がセンスィティブなものになることを我々は忘れていない。間違いなく、これによってイスラエルの恐怖心は高まるだろう」と付言、イスラエルと直接対峙するがないことを暗示した。
AFP, November 4, 2014、AP, November 4, 2014、ARA News, November 4, 2014、Champress, November 4, 2014、al-Hayat, November 5, 2014、Kull-na Shuraka’, November 4, 2014、al-Mada Press, November 4, 2014、Naharnet, November 4, 2014、NNA, November 4, 2014、Reuters, November 4, 2014、SANA, November 4, 2014、UPI, November 4, 2014などをもとに作成。
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