レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は大統領府で国会議員を前に演説し、そのなかで米・ロシアによるシリアでの敵対行為の停止に関する合意に関して、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊や民主統一党を停戦の対象から除外するよう主唱した。
エルドアン大統領は「ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線と同様、民主統一党、人民防衛隊は停戦から排除されねばならない。これらの組織はテロ組織だ」と述べた。
大統領は合意そのものに対しては原則歓迎するとしながらも、「米国、EU、国連、ロシア、イランが恥ずべきかたちで、アサド政権軍による民間人殺害を直接、間接に許している」と批判した。
AFP, February 24, 2016、AP, February 24, 2016、ARA News, February 24, 2016、Champress, February 24, 2016、al-Hayat, February 25, 2016、Iraqi News, February 24, 2016、Kull-na Shuraka’, February 24, 2016、al-Mada Press, February 24, 2016、Naharnet, February 24, 2016、NNA, February 24, 2016、Reuters, February 24, 2016、SANA, February 24, 2016、UPI, February 24, 2016などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.