YPG主体のシリア民主軍は「ユーフラテスの怒り」作戦第3段階を開始、ラッカ市とダイル・ザウル県北部の分断をめざす(2017年3月5日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、「ユーフラテスの怒り」作戦第2段階を完了し、第3段階を開始すると発表した。

シリア民主軍はダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市北東部のジュッブ・ハリール村を制圧、悪天候によって中断していたラッカ市一帯およびダイル・ザウル県北部でのダーイシュの排除に向けた作戦(第3段階)を再開し、両地の分断し、ラッカ市を完全包囲すると表明した。

ARA News(3月5日付)によると、シリア民主軍はまた、ダイル・ザウル県のフマイシュ村、サファル村、ハシューハール・ムナースィラ村、リダー村、ビール・フサイン・アムー村、アブー・ラフィーア村を制圧、ユーフラテス川北東部のアブー・ハシャブ村回廊一帯を掌握した。

AFP, March 5, 2017、AP, March 5, 2017、ARA News, March 5, 2017、Champress, March 5, 2017、al-Hayat, March 6, 2017、Iraqi News, March 5, 2017、Kull-na Shuraka’, March 5, 2017、al-Mada Press, March 5, 2017、Naharnet, March 5, 2017、NNA, March 5, 2017、Reuters, March 5, 2017、SANA, March 5, 2017、UPI, March 5, 2017などをもとに作成。

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