YPG主体のシリア民主軍の政治主体であるシリア民主評議会はシリア政府との初会合で、「民主的で分権的なシリア」に向けた行程表を策定するため、複数の委員会の設置を決定したと発表(2018年7月28日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治主体であるシリア民主評議会は声明を出し、7月26日に行われた評議会代表団とシリア政府高官との会合の成果について明らかにした。

声明の内容は以下の通り。

会合は、シリア政府の呼びかけによるもので、障害となっているすべての問題の解決、そしてシリア危機の解決に向け、さまざまなレベルで広範且つ包括的な対話を促す基礎を確立することを目的とした。

会合に先立って、ラッカ県タブカ市で双方の代表からなる分科会が準備折衝を行い、そこでは福祉関連の問題について協議した。

今回の会合では、対話と協議をさまざまなレベルで発展させ、シリア国民とシリア社会を苦しめてきた暴力と戦争を停止させ、「民主的で分権的なシリア」に向けた行程表を策定するために、複数の委員会を設置することが決定された。

ANHA(7月28日付)が伝えた。

ANHA, July 28, 2018

AFP, July 28, 2018、ANHA, July 28, 2018、AP, July 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2018、al-Hayat, July 29, 2018、Reuters, July 28, 2018、SANA, July 28, 2018、UPI, July 28, 2018などをもとに作成。

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