北・東シリア自治局支配下のラッカ市ではシリア軍の展開を支持するデモ、マンビジュ市では反対するデモ(2019年10月15日)

ラッカ県では、SANA(10月15日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ市で、同自治局支配地域へのシリア軍の展開を歓迎する集会や行進が行われ、住民らが参加した。

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一方、ドゥラル・シャーミーヤ(10月15日付)は、アレッポ県のマンビジュ市で15日夜、住民数十人がシリア軍の退去を求めてデモを行ったと伝え、その映像を公開した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月15日付)によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市で、北・東シリア自治局の支配下にある県南東部からの米軍の撤退を求めるデモが行われ、住民らが参加した。

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ダルアー県では、スマート・ニュース(10月15日付)によると、14日晩から15日未明にかけて、シリア政府の支配下にあるダルアー市東部のキャンプ地区で、政権打倒と逮捕者釈放を求めるデモが行われ、数十人が参加した。

AFP, October 15, 2019、ANHA, October 15, 2019、AP, October 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2019、Reuters, October 15, 2019、SANA, October 15, 2019、SOHR, October 15, 2019、UPI, October 15, 2019などをもとに作成。

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