イドリブ県での米国によるバグダーディー指導者殺害に乗じるかのようにロシア軍がイドリブ県、ラタキア県を爆撃(2019年10月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がマアッラト・ウルヤー村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地一帯、カフルナブル市森林地帯を爆撃した。

またシリア軍がジャーヌーディーヤ町を砲撃し、子ども1人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、シャーム解放機構などからなる反体制派の支配下にあるカッバーナ村一帯、アブー・ズフール町近郊の放棄された大隊基地を爆撃した。

またシリア軍が統治で反体制武装集団と交戦、同地を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がフワイジャ村、ハウワーシュ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(イドリブ県7件、ラタキア県4件、アレッポ県2件、ハマー県9件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を22件(イドリブ県7件、ラタキア県4件、アレッポ県2件、ハマー県9件)確認した。

AFP, October 27, 2019、ANHA, October 27, 2019、AP, October 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 27, 2019、Reuters, October 27, 2019、SANA, October 27, 2019、SOHR, October 27, 2019、UPI, October 27, 2019などをもとに作成。

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