ダルアー県でシリア軍と元反体制武装集団が交戦、住民8人が巻き添えとなって死亡(2020年3月18日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジッリーン村の検問所近くで、シリア政府との和解に応じていた元反体制武装集団の司令官3人に発砲した。

発砲の原因は不明だが、シリア軍と元反体制武装集団は撃ち合いとなり、シリア軍の兵士3人が死亡した。

元反体制武装集団の激しい反撃により撤退を余儀なくされたシリア軍部隊は、イズラア市近郊の兵舎、フドル丘、ダルアー市国立競技場から、ジッリーン村やタスィール町を砲撃した。

ジッリーン村では、砲撃の巻き添えとなった子ども2人を含む8人が死亡した。

一方、武装集団は、ナワー市にある政治治安部、軍事情報局の拠点を含むシリア軍拠点複数カ所を襲撃した。

武装集団は、2018年半ばにシリア政府との和解に応じた元反体制派。


AFP, March 18, 2020、ANHA, March 18, 2020、AP, March 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2020、Reuters, March 18, 2020、SANA, March 18, 2020、SOHR, March 18, 2020、UPI, March 18, 2020などをもとに作成。

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