アレッポ県では、SANA(9月12日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のウカイバ村、サワーギヤ村を砲撃した。
ANHA(9月12日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍はまた、ブルジュ・カース村を砲撃し、住民複数人が負傷した。
シリア人権監視団によると、これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はガザーウィーヤ村に設置されているトルコ軍の拠点を砲撃し、トルコ軍兵士複数人が負傷した。
なお、シリア民主軍の砲撃と戦後して、所属不明の無人偵察機(ドローン)が同地上空に飛来、旋回していたという。
一方、ドゥラル・シャーミーヤ(9月12日付)は複数の地元筋の話として、砲撃がシリア民主軍ではなく、ヌッブル市、ザフラー町に展開する「イランの民兵」によるものだと伝えた。
AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。
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