トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市西のマアラク村に新たな基地を建設(2021年5月6日)

ラッカ県では、ANHA(5月6日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市西のマアラク村に新たな基地を建設した。

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アレッポ県では、ANHA(5月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村、マンナグ村、シャイフ・イーサー村を砲撃した。

一方、トルコの占領下のバーブ・サラーマ国境通行所近くに設置されているバーブ・サラーマ国内避難民(IDPs)キャンプで、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供1人を含む住民4人が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン市近郊のカスタル村にあるシリア国民軍に所属するシャーム軍団の本部で爆発が発生し、戦闘員複数人が死傷した。

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ハサカ県では、ANHA(5月6日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市で、子供1人がシリア国民軍戦闘員によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, May 6, 2021、ANHA, May 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2021、Reuters, May 6, 2021、SANA, May 6, 2021、SOHR, May 6, 2021などをもとに作成。

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