アレッポ市シャイフ・マクスード地区でYPGと「ラッビーカ・ウフターフ」作戦司令室の緊張緩和(2015年5月3日)

ARA News(5月3日付)は、アレッポ市シャイフ・マクスード地区での西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と「ラッビーカ・ウフターフ」作戦司令室との対立をめぐって、両者がアレッポ市内で会合を開き、容疑者とされる隊員を「ラッビーカ・ウフターフ」作戦司令室の法務委員会に引き渡すことなどを合意したと伝えた。

人民防衛隊は当初、女性への暴行を否定していた。

AFP, May 3, 2015、AP, May 3, 2015、ARA News, May 3, 2015、Champress, May 3, 2015、al-Hayat, May 4, 2015、Iraqi News, May 3, 2015、Kull-na Shuraka’, May 3, 2015、al-Mada Press, May 3, 2015、Naharnet, May 3, 2015、NNA, May 3, 2015、Reuters, May 3, 2015、SANA, May 3, 2015、UPI, May 3, 2015などをもとに作成。

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米国務省副報道官、トルコ外相:「穏健な反体制派」への軍事教練はまもなく開始される」(2015年5月2日)

米国務省のジェフ・ラトキー副報道官(代行)は、「穏健な反体制派」への軍事教練に関して、「米国のプログラムの一環として、まもなく開始される」と述べた。

一方、国防総省のエリサ・スミス報道官は、「穏健な反体制派」の軍事教練のために米国人教官123人がトルコに派遣されたとの一部報道を否定した。

スミス報道官は「有志連合の職員多数が実際にトルコ領内におり、シリア人義勇兵の到着に備えて複数の教練所に配備されている。米国人職員は、さまざまな国籍の監督官からなるチームの一部をなすことになるが、米国人教官123が先週、トルコに入ったとのレポートは根拠がない誤報だ」と述べた。

『ハヤート』(5月3日付)が伝えた。

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トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は『サバフ』(5月2日付)に、米軍による「穏健な反体制派」への軍事教練が5月9日に開始されることを明らかにした。

チャヴシュオール外務大臣によると、軍事教練は1回につき300人の戦闘員を対象とし、2015年末までに約2,000人が軍事教練を受けるという。

AFP, May 2, 2015、AP, May 2, 2015、ARA News, May 2, 2015、Champress, May 2, 2015、al-Hayat, May 3, 2015、Iraqi News, May 2, 2015、Kull-na Shuraka’, May 2, 2015、al-Mada Press, May 2, 2015、Naharnet, May 2, 2015、NNA, May 2, 2015、Reuters, May 2, 2015、Sabah, May 2, 2015、SANA, May 2, 2015、UPI, May 2, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)への爆撃を続ける米国など有志連合が、アレッポ県スィッリーン町で民間人を誤爆、52人が死亡(2015年5月2日)

シリア人権監視団は、アレッポ県スッリーン町一帯に対する米国など有志連合の空爆によって、子供7人を含む52人(6世帯)が巻き添えとなって殺害され、13人が行方不明だと発表した。

有志連合は、アイン・アラブ市一帯でダーイシュ(イスラーム国)掃討を続け、ユーフラテス川東岸に位置するスィッリーン町制圧に向けて攻勢をかけていた西クルディスタン移行期民政局人民防衛防衛隊を援護するかたちで、空爆を行っていた。

これに関して、有志連合合同司令部は声明を出し、5月1~2日に、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を行ったと発表した。

うちシリア領内では、ハサカ市郊外、ダイル・ザウル県、アイン・アラブ市一帯で11回空爆を行ったという。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(5月2日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がムハイミーダ村でナウワーフ・バシール氏の財産を没収した。

バシール氏はシリア革命反体制勢力国民連立メンバーでバッカーラ族の族長としてトルコで反体制活動を続けている。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区を空爆、またハウィーカ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(5月2日付)によると、ダイル・ザウル市旧空港地区、ハトラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町北西部のマナージール村近郊で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ハーブール護衛部隊、シリア正教軍事評議会民兵がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

また有志連合は人民防衛隊を援護するかたちで同地一帯を空爆した。

この戦闘で人民防衛隊側に12人、ダーイシュに35人の死者が出ているという。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線が占拠するヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した。

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ヒムス県では、SANA(5月2日付)によると、アブー・ハワーディード村、マスアダ村、スルターニーヤ村、ラジャム・アーリー村、東サラーム村、ラッフーム村、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、イスラーム軍のイスラーム・アッルーシュ報道官(駐トルコ)がクッルナー・シュラカー(5月3日付)に、イスラーム軍と自由シリア軍が東カラムーン地方でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員45人を殲滅したと主張した。

AFP, May 2, 2015、AP, May 2, 2015、ARA News, May 2, 2015、Champress, May 2, 2015、al-Hayat, May 3, 2015、Iraqi News, May 2, 2015、Kull-na Shuraka’, May 2, 2015、May 3, 2015、al-Mada Press, May 2, 2015、Naharnet, May 2, 2015、NNA, May 2, 2015、Reuters, May 2, 2015、SANA, May 2, 2015、UPI, May 2, 2015などをもとに作成。

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アレッポ市シャイム・マクスード地区で、ジハード主義武装集団と自由シリア軍がYPGとの対決色を強める(2015年5月2日)

『ハヤート』(5月3日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区で、民主統一党や西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の「悪事」を阻止するとして、アル=カーイダ系組織を含むジハード主義武装集団と自由シリア軍15組織が「ラッビーカ・ウフターフ」作戦司令室を結成した。

作戦司令室を結成したのは、スルターンたちの末裔、アブー・アマーラ特殊任務中隊、シャーム自由人イスラーム運動、サフワ大隊、第1連隊、シャームの民のヌスラ戦線、ヌールッディーン・ザンキー大隊、第16師団、シャームの暁イスラーム運動、シャーム戦線、シャーム革命家、シャーム軍団、イスラーム軍など。

 

「ラッビーカ・ウフターフ」作戦司令室は、人民防衛隊の隊員が避難民の女性に暴行を加えたと主張、人民防衛隊側に容疑者の身柄引き渡しなどを求めた。

Kull-na Shuraka', May 2, 2015
Kull-na Shuraka’, May 2, 2015

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また、シリア自由人旅団も声明を出し、「クルド人部隊」(西クルディスタン移行期民政局人民防衛防衛隊)に対して、シャイフ・マクスード地区で「悪事」をはたらくクルド人の身柄を引き渡すよう要求した。

AFP, May 2, 2015、AP, May 2, 2015、ARA News, May 2, 2015、Champress, May 2, 2015、al-Hayat, May 3, 2015、Iraqi News, May 2, 2015、Kull-na Shuraka’, May 2, 2015、al-Mada Press, May 2, 2015、Naharnet, May 2, 2015、NNA, May 2, 2015、Reuters, May 2, 2015、SANA, May 2, 2015、UPI, May 2, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県サラーキブ市、ナイラブ村で塩素ガスを装填した「樽爆弾」を使用か(2015年5月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団が発表したところによると、シリア軍が有毒ガスを装填したと思われる「樽爆弾」2発をサラーキブ市に投下し、40人以上が呼吸困難などの症状を訴えた。

同監視団は、複数の医療筋の話として、装填された有毒ガスは塩素ガスだと思われると付言している。

またサラーキブ市に隣接するナイラブ村でもシリア軍は、有毒ガスを装填したと思われる「樽爆弾」を投下、イドリブ市、クーリーン?、ザーウィヤ山の村々にも「樽爆弾」を投下した。

これに対して、ファトフ軍作戦司令室の戦闘員は、アルバイーン山に近いマアッルディブサ村の検問所をシリア軍が制圧したのに対抗し、アルバイーン山一帯を砲撃した。

マアッルディブサ村検問所一帯での戦闘では、ファトフ軍作戦司令室の主力をなすシャーム自由人イスラーム運動の戦闘員多数が死亡、シリア軍側も兵士2人が死亡したという。

一方、ジスル・シュグール市内の国立病院で籠城を続けるシリア軍、国防隊は、前日のヌスラ戦線による自爆攻撃などで数十人の兵士が死亡したが、その後の戦闘でヌスラ戦線戦闘員14人を殺害した。

このほか、シリア軍は、シリア政府の支配下にあるフーア市、カファルヤー町に食糧を投下した。

他方、SANA(5月2日付)によると、シリア軍がクファイル村、ジスル・シュグール市内砂糖工場一帯を夜間空爆し、ファトフ軍作戦司令室の拠点を破壊、戦闘員数十人を殲滅した。

シリア軍はまた、イシュタブリク村、サルマーニーヤ村、ガーニヤ村、マアッルザーフ町、イフスィム町、マアッルバリート村で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ザフラー協会地区、バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区、ライラムーン地区、イザーア地区、サラーフッディーン地区で、シリア軍、国防隊、バアス大隊、ヒズブッラー戦闘員が、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

またジハード主義武装集団がアレッポ市アシュラフィーヤ市(シリア政府支配下)に砲撃を加え、住民4人が死亡、多数が負傷した。

ジハード主義武装集団はアレッポ市ジュマイリーヤ地区、マイダーン地区、ナイル通り地区、ザフラー協会地区、マイダーン地区にも砲撃を加え、対するシリア軍も、アレッポ市シャイフ・サイード地区、フライターン市近郊の英国人墓地などを「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(5月2日付)によると、アレッポ市カーディー・アスカル地区、シャイフ・サイード地区、ラーシディーン地区、ハナーヌー地区、アシュラフィーヤ地区、バニー・ザイド地区、旧市街、ライラムーン地区、サーリヒーヤ地区、スッカリー地区、シュカイフ地区、カルム・マイサル地区、サラーフッディーン地区、サーフール地区、インザーラート地区、マルジャ地区、ブライジュ地区、シャイフ・ルトフィー村、アナダーン市、ハイヤーン町、ダーラト・イッザ市、ハーン・アサル村、フライターン市、カフルハムラ村、航空士官学校一帯、アターリブ市、カブターン・ジャバル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原のタッル・ワースィト村一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と砲撃戦を行った。

タッル・ワースィト村一帯での戦闘は、シリア軍がタッル・ワースィト村の大部分およびズィヤーラ村を制圧したことを受けた動きで、シリア軍は同地に空爆も行ったという。

なおこの戦闘で、ジハード主義武装集団戦闘員5人が死亡する一方、シリア軍側で戦闘に参加していたヒズブッラー戦闘員6人も死亡したという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市、ダーライヤー市をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(5月2日付)によると、サアサア町一帯、ハズラジーヤ農場、アイン・ブスターン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(5月2日付)によると、シリア軍がナビー・ユーヌス峰山頂一帯で反体制武装集団に対する一連の特殊作戦を実行し、同地における支配地域を拡大した。

一方、クッルナー・シュラカー(5月2日付)によると、反体制武装集団はナビー・ユーヌス峰山頂近くの村でシリア軍が使用する無人偵察機(ドローン)を撃墜した。

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ダルアー県では、SANA(5月2日付)によると、ダルアー市カラク地区、アルバイーン地区、ダーイヤト・ヤルムーク南西部、ダム街道一帯、アトマーン村一帯、シャイフ・マスキーン町、ズィムリーン村、ハーッラ丘、ハマド丘、バイアート村(ラジャート高地)で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(5月2日付)によると、ラスム・シューリー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(5月2日付)によると、ラスタン市、タルビーサ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 2, 2015、AP, May 2, 2015、ARA News, May 2, 2015、Champress, May 2, 2015、al-Hayat, May 3, 2015、Iraqi News, May 2, 2015、Kull-na Shuraka’, May 2, 2015、al-Mada Press, May 2, 2015、Naharnet, May 2, 2015、NNA, May 2, 2015、Reuters, May 2, 2015、SANA, May 2, 2015、UPI, May 2, 2015などをもとに作成。

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ヒズブッラーはカラムーン地方でのヌスラ戦線との戦闘が決着するまでレバノン内政に対処しないことを決定(2015年5月2日)

ジャディード・チャンネル(5月2日付)は、信頼できる消息筋の話として、ヒズブッラーがシリア国内(ダマスカス郊外県カラムーン地方)でのシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団との戦いが決着するまで、レバノン内政に対処しない方針をとり、シリア軍とともに同地での戦闘終息に向けた準備を行っていると伝えた。

AFP, May 2, 2015、AP, May 2, 2015、ARA News, May 2, 2015、Champress, May 2, 2015、al-Hayat, May 3, 2015、Iraqi News, May 2, 2015、al-Jadid TV, May 2, 2015、Kull-na Shuraka’, May 2, 2015、al-Mada Press, May 2, 2015、Naharnet, May 2, 2015、NNA, May 2, 2015、Reuters, May 2, 2015、SANA, May 2, 2015、UPI, May 2, 2015などをもとに作成。

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オバマ米大統領はトルコやアラブ湾岸諸国によるシリアへの軍事攻勢に関する提案に理解を示す(2015年5月2日)

『ハヤート』(5月2日付)は、複数の西側外交筋の話として、バラク・オバマ米大統領が、トルコやアラブ湾岸諸国によるシリアへの軍事攻勢に関する提案に理解を示す一方、アサド政権崩壊後の軍事的・政治的計画を示すよう求めた、と伝えた。

同消息筋によると、オバマ大統領は、トルコやアラブ湾岸諸国から、「緩衝地帯」、あるいは「米国防総省との協力のもとに教練がなされている「穏健な反体制派」を援護するための制空活動の拡充などについての提案について聴取、これに理解を示したという。

オバマ大統領はまた、アサド政権後の政治的な移行計画を政治、軍事の両面で示すよう求めているという。

同消息筋によると、米国は、アサド政権の打倒と「シリアの国家機関の維持、マイノリティの権利保障、リビアのような民兵どうしの戦闘を阻止するような政治的解決」が両立するような計画が提示された場合、トルコやアラブ湾岸諸国によるシリアへの軍事攻勢を支持するものと見られる。

AFP, May 1, 2015、AP, May 1, 2015、ARA News, May 1, 2015、Champress, May 1, 2015、al-Hayat, May 2, 2015、Iraqi News, May 1, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、al-Mada Press, May 1, 2015、Naharnet, May 1, 2015、NNA, May 1, 2015、Reuters, May 1, 2015、SANA, May 1, 2015、UPI, May 1, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合に加盟するシリア・クルド進歩民主党がアサド政権との対話開始を決定(2015年5月1日)

シリア国民連合に参加するシリア・クルド国民評議会を主導する政党の一つ、シリア・クルド進歩民主党のアブドゥルハミード・ダルウィーシュ書記長は、イラクのアルビル市のクルディスタン・ザフマトキーシャーニー党本部で会見を開き、アサド政権との対話を行うことを決定したことを明らかにした。

ダルウィーシュ書記長は「シリア情勢への平和的解決案出への責任を国際社会および地域の諸勢力が果たさず、ジュネーブ1、ジュネーブ2の会合が頓挫したなか、シリア国民をこの災難から脱却させるため、政権と真摯な対話を行うためのチャンネルを検討しなければならない」と強調した。

一方、クルド人が多く居住する地域の劣悪な状況に関しては、民主統一党に責任があると避難し、クルド民族主義各党に対して、民主統一党の独断と独裁的な振る舞いを停止させるため圧力をかけるよう呼びかけた。

クッルナー・シュラカー(5月2日付)が伝えた。

ARA News, May 2, 2015
ARA News, May 2, 2015

 

AFP, May 2, 2015、AP, May 2, 2015、ARA News, May 2, 2015、Champress, May 2, 2015、al-Hayat, May 3, 2015、Iraqi News, May 2, 2015、Kull-na Shuraka’, May 2, 2015、al-Mada Press, May 2, 2015、Naharnet, May 2, 2015、NNA, May 2, 2015、Reuters, May 2, 2015、SANA, May 2, 2015、UPI, May 2, 2015などをもとに作成。

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アレッポ市への「地獄の大砲」攻撃で知られる反体制武装集団司令官がシリア軍の狙撃で死亡(2015年5月1日)

自由シリア軍第16師団は、アレッポ市ハーリディーヤ地区でバドル殉教者旅団司令官のムハンマド・サッラージュ・アリー氏(ハーリド・ヒヤーニー)がシリア軍に狙撃され、即死したと発表した。

シリア人権監視団などによると、アリー氏(アレッポ県ハイヤーン町出身)は2011年半ばにアレッポ県でどで武装闘争を開始し、シリア自由人旅団特殊任務大隊を結成、その後、バドル殉教者旅団を結成し、アレッポ市バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区、アシュラフィーヤ地区で武装活動を指導した。

バドル殉教者旅団は2013年、アレッポ市バニー・ザイド地区、サカン・シャバービー地区に潜入したダーイシュ(イスラーム国)を撃退したが、その一方で「地獄の大砲」と呼ばれる自家製の迫撃砲(https://syriaarabspring.info/wp/?s=%E5%9C%B0%E7%8D%84%E3%81%AE)などでアレッポ市内のシリア政府支配地域にもっとも激しい攻撃を加えてきたことでも知られていたという。

「地獄の大砲」などによるバドル殉教者旅団の攻撃により、アレッポ市では子供130人を含む568人以上が犠牲と及んでいたいという。

Kull-na Shuraka', May 2, 2015
Kull-na Shuraka’, May 2, 2015

AFP, May 2, 2015、AP, May 2, 2015、ARA News, May 2, 2015、Champress, May 2, 2015、al-Hayat, May 3, 2015、Iraqi News, May 2, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、May 2, 2015、al-Mada Press, May 2, 2015、Naharnet, May 2, 2015、NNA, May 2, 2015、Reuters, May 2, 2015、SANA, May 2, 2015、UPI, May 2, 2015などをもとに作成。

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シリア人権監視団は、2015年4月の死者数が4,458人を記録したと発表:一方、シリア人権ネットワークはシリア軍が1,884人を殺害したと発表(2015年5月1日)

シリア人権監視団は、2015年4月の紛争による犠牲者数が4,458人を記録したと発表した。

犠牲者の内訳は民間人992人(うち子供236人、女性134人)、シリア人戦闘員(ジハード主義武装集団、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊)639人、シリア軍離反兵9人、外国人戦闘員(ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線などのジハード主義武装集団)は1,205人、シリア軍兵士756人、国防隊・人民諸委員会600人、ヒズブッラー戦闘員15人、親シリア政府の外国人戦闘員105人、身元不明11人。

民間人犠牲者のうち621人(うち子供180人、女性108人)がシリア軍の空爆・砲撃により、61人が治安機関の拘置所での拷問により死亡、また、ジハード主義武装集団の砲撃による死者数は82人(うち子供21人、女性13人)、医薬品不足などによる死者数は24人(うち子供15人、女性2人)、ダーイシュによる処刑での死者数は161人(うち子供20人、女性11人)だという。

また死亡したシリア人戦闘員のうち、ダーイシュに処刑された戦闘員は20人。

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これに対して、シリア人権ネットワークは、2015年4月の1ヶ月間で、1,884人がシリア軍によって殺害され、うち1,519人が民間人だったと主張した。

AFP, May 1, 2015、AP, May 1, 2015、ARA News, May 1, 2015、Champress, May 1, 2015、al-Hayat, May 2, 2015、Iraqi News, May 1, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、al-Mada Press, May 1, 2015、Naharnet, May 1, 2015、NNA, May 1, 2015、Reuters, May 1, 2015、SANA, May 1, 2015、UPI, May 1, 2015などをもとに作成。

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イスラーム軍がカラムーン地方のダーイシュ(イスラーム国)を殲滅したと発表(2015年5月1日)

ダマスカス郊外県では、イスラーム軍がSNSを通じて声明を出し、カラムーン山地東部でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓っていたバッラー旅団の外国人戦闘員を殲滅したと発表した。

イスラーム軍が殺害したのは、チュニジア人のアミール(司令官)アブー・トゥラーブ氏を含むチュニジア人8人、サウジアラビア人3人。

声明によると、バッラー旅団はイスラーム軍に所属していたが、ダーイシュに忠誠を誓い、イスラーム軍の拠点などを襲撃、制圧していたという。

AFP, May 1, 2015、AP, May 1, 2015、ARA News, May 1, 2015、Champress, May 1, 2015、al-Hayat, May 2, 2015、Iraqi News, May 1, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、al-Mada Press, May 1, 2015、Naharnet, May 1, 2015、NNA, May 1, 2015、Reuters, May 1, 2015、SANA, May 1, 2015、UPI, May 1, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県でのファトフ軍作戦司令室の攻勢を受け、アレッポ県の「穏健な反体制派」とアル=カーイダ系組織が接近(2015年5月1日)

ロイター通信(5月1日付)は、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などが主導するファトフ軍作戦司令室がイドリブ市、ジスル・シュグール市などの制圧を受け、欧米諸国から「穏健な反体制派」と目されてきた武装集団とアル=カーイダ系武装集団との糾合が進んでいると伝えた。

欧米諸国、とりわけ米国は、アサド政権打倒ではなく、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うための「穏健な反体制派」の軍事教練を企図し、アレッポ県で活動する第13師団、フルサーン・ハックに対してCIAが極秘に支援を行ってきたとされるが、これらの組織は、シャーム自由人イスラーム運動などへの接近を強めているという。

ロイター通信によると、シャーム自由人イスラーム運動政治局のアブー・ムハンマドを名乗る活動家は、トルコのイスタンブールで、第13師団、フルサーン・ハックの幹部らと会合し、統合を訴えたという。

アブー・ムハンマド氏は、支配地域においてイスラーム法に基づく支配を行うかとの質問に対し、「我々はほかの者たちとともに…シリア全土を解放した時に、改めて会し、そこで施行される法について決める」と答え、柔軟な姿勢を示した。

一方、第13師団のアブー・ハンムード司令官は、ヌスラ戦線との協力を行っていることを認めたうえで、「この協調はヌスラ戦線との同盟を意味しない」と曖昧なコメントを行った。

AFP, May 1, 2015、AP, May 1, 2015、ARA News, May 1, 2015、Champress, May 1, 2015、al-Hayat, May 2, 2015、Iraqi News, May 1, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、al-Mada Press, May 1, 2015、Naharnet, May 1, 2015、NNA, May 1, 2015、Reuters, May 1, 2015、SANA, May 1, 2015、UPI, May 1, 2015などをもとに作成。

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シリア南部でのダーイシュ(イスラーム国)系武装集団とアル=カーイダ系のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、自由シリア軍南部戦線の戦闘続く(2015年5月1日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線、自由シリア軍南部戦線が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うジハード軍の拠点を制圧したとの報道にもかかわらず、カフターニーヤ町郊外で、両者が激しく交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラー村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団が、ハイト村侵攻に向けて部隊を増強した。

ダルアー県のナスィーブ国境通行所を管理するハウラーン法務局は30日付で声明を出し、アル=カーイダ系組織シャームの民のヌスラ戦線が拠点を置いていたサフム・ジャウラーン村を占拠したヤルムーク殉教者旅団の指導者、イスラーム法学者を逮捕拘束するようダルアー県内で活動する武装集団に呼びかけた。

AFP, May 1, 2015、AP, May 1, 2015、ARA News, May 1, 2015、Champress, May 1, 2015、al-Hayat, May 2, 2015、Iraqi News, May 1, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、al-Mada Press, May 1, 2015、Naharnet, May 1, 2015、NNA, May 1, 2015、Reuters, May 1, 2015、SANA, May 1, 2015、UPI, May 1, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がハサカ県タッル・タムル町一帯でYPGと交戦(2015年5月1日)

ハサカ県では、ARA News(5月1日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がタッル・タムル町郊外のタッル・フワイダ村でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、同地を制圧した。

しかし、クッルナー・シュラカー(5月1日付)は、ダーイシュがタッル・タムル町郊外のフワイダ村、タッル・ジャダーヤー村、タッル・ダシュミシュ村、タールーク村を制圧したと伝えた。

一方、SANA(5月1日付)、ARA News(5月1日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されているシャッダーディー市を空爆、またハサカ市郊外のダーウディーヤ村、ラッド・シャクラー村などでダーイシュと交戦した。

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アレッポ県では、ARA News(5月1日付)によると、ユーフラテス川に架かるカッラ・クーザーク橋をダーイシュ(イスラーム国)が再び爆破した。

カッラ・クーザーク橋の爆破は2015年3月半ばに続いて2回目。

一方、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市郊外のスィッリーン町一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを有志連合が空爆し、住民数十人が死亡した。

AFP, May 1, 2015、AP, May 1, 2015、ARA News, May 1, 2015、Champress, May 1, 2015、al-Hayat, May 2, 2015、Iraqi News, May 1, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、al-Mada Press, May 1, 2015、Naharnet, May 1, 2015、NNA, May 1, 2015、Reuters, May 1, 2015、SANA, May 1, 2015、UPI, May 1, 2015などをもとに作成。

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マムルーク国民安全保障会議議長が白血病で入院したとの噂が飛び交う(2015年5月1日)

『リワー』(5月1日付)は、SNSなどでアリー・マムルーク国民安全保障会議議長が白血病を患い、ダマスカスの病院に入院したとの噂が拡散していると伝えた。

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これに関して、SANA(5月2日付)は、マムルーク国民安全保障会議議長が「いかなる健康上の問題も煩っておらず、健康で、通常通り執務を行っている」と報じ、『リワー』などの報道に関して「シリアに対する捏造報道キャンペーンの一環」だと否定した。

AFP, May 1, 2015、AP, May 1, 2015、ARA News, May 1, 2015、Champress, May 1, 2015、al-Hayat, May 2, 2015、Iraqi News, May 1, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、al-Liwa’, May 1, 2015、al-Mada Press, May 1, 2015、Naharnet, May 1, 2015、NNA, May 1, 2015、Reuters, May 1, 2015、SANA, May 1, 2015、May 2, 2015、UPI, May 1, 2015などをもとに作成。

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ファトフ軍作戦司令室とシリア軍がラタキア県、ハマー県、イドリブ県の県境ナビー・ユーヌス山一帯で交戦(2015年5月1日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、イドリブ県、ハマー県との県境に位置するナビー・ユーヌス峰山頂一帯で、シリア軍、国防隊とジハード主義武装集団(ファトフ軍作戦司令室)が交戦し、シリア軍側の兵士10人とジハード主義武装集団戦闘員7人が死亡した。

同監視団によると、シリア軍は、イドリブ県ジスル・シュグール市一帯、ハマー県ガーブ平原方面に進軍するため、ナビー・ユーヌス峰山頂一帯に部隊を増強しようとしているという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊250人以上が籠城を続けるジスル・シュグール国立病院一帯で、ファトフ軍作戦司令室との間に激しい戦闘が発生し、シリア軍が同地を空爆した。

複数の活動家によると、シャームの民のヌスラ戦線が国立病院入り口で自爆攻撃を行い、戦闘が激化したという。

シリア軍はまた、タフタナーズ市各所、カフルウバイド村などを「樽爆弾」で空爆し、3人が死亡した。

さらにシリア政府の支配下にあるカファルヤー町、フーア市一帯では、シリア軍、国防隊とジハード主義武装集団が交戦し、シリア軍側の兵士3人が死亡した。

一方、ARA News(5月1日付)によると、ファトフ軍作戦司令室の戦闘員は、ラタキア県に向けて進軍すべく、アリーハー市東部のマアッルディブサ村の通行所を制圧したという。

他方、SANA(5月1日付)によると、ジスル・シュグール市周辺、カフルラーター村、マアッルバリート村、ファイルーン村、ブカフルーン村、バザーブール村、マジュダリヤー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シューリーン村各所をシリア軍が空爆、またガーブ平原のズィヤーラ町一帯でも、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(5月1日付)によると、シリア軍はズィヤーラ町郊外のタンミヤ検問所一帯の奪還を試み、ファトフ軍作戦司令室の戦闘員と激しく交戦した。

一方、SANA(5月1日付)によると、カーヒラ村、アンカーウィー村、ラスム・アフマル村、カルカート村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市サーリヒーン地区、スッカリー地区、フィルドゥース地区をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(5月1日付)によると、アレッポ市カルム・マイサル地区、バニー・ザイド地区、サラーフッディーン地区、サーフール地区、インザーラート地区、カーディー・アスカル地区、マルジャ地区、ライラムーン地区、カッラーサ地区、ハナーヌー地区、シャイフ・ハドル地区、ブスターン・カスル地区、アンサーリー地区、バンダラ地区、ジルス・ハッジ地区、アーミリーヤ地区、アシュラフィーヤ地区、シュカイフ地区、航空士官学校一帯、シャイフ・ルトフィー村、ダーラト・イッザ市、アターリブ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(5月1日付)によると、ムライハ市・ジスリーン町間の農園地帯で、シリア軍とラフマーン軍団が交戦し、シリア軍兵士8人が死亡した。

一方、SANA(5月1日付)によると、アルバイン市、ハラスター市郊外、マシュラファ村無人地帯、アッサール・ワルド町無人地帯、ラアス・マアッラ町無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(5月1日付)によると、アルヌーシャ村、マドラージャ村、ラジャム・アーリー村、ラジャム・カスル村、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 1, 2015、AP, May 1, 2015、ARA News, May 1, 2015、Champress, May 1, 2015、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2015、al-Hayat, May 2, 2015、Iraqi News, May 1, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、al-Mada Press, May 1, 2015、Naharnet, May 1, 2015、NNA, May 1, 2015、Reuters, May 1, 2015、SANA, May 1, 2015、UPI, May 1, 2015などをもとに作成。

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レバノン内務大臣がシリア国民連合代表とトルコで会談し、ヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)による人質解放への協力を求める:ダーイシュがレバノン軍兵士の遺体を返還(2015年5月1日)

『ナハール』(5月1日付)は、アシュラフ・リーフィー内務地方自治大臣が今週初め、トルコのイスタンブールで、シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表と会談、2014年8月にベカーア県バアルベック郡アルサール地方でシャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)によって拉致されたレバノン軍兵士らの釈放に向け、協力するよう要請したと報じた。

ハウジャ代表は、リーフィー内務地方自治大臣の申し出に対して、「人質釈放に向けて努力を惜しまない」と答えたという。

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NNA(5月1日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)が2014年8月にベカーア県バアルベック郡アルサール地方でのレバノン軍との戦闘時に殺害していた兵士(アリー・アリー氏)の遺体をレバノン当局に引き渡したと報じた。

AFP, May 1, 2015、AP, May 1, 2015、ARA News, May 1, 2015、Champress, May 1, 2015、al-Hayat, May 2, 2015、Iraqi News, May 1, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、al-Mada Press, May 1, 2015、al-Nahar, May 1, 2015、Naharnet, May 1, 2015、NNA, May 1, 2015、Reuters, May 1, 2015、SANA, May 1, 2015、UPI, May 1, 2015などをもとに作成。

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イスラーム軍が東グータ地方で活動するウマル軍団、イマーム・フサイン旅団を吸収合併(2015年4月30日)

イスラーム軍は声明を出し、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動する一大武装勢力のウマル軍団がイスラーム軍と完全統合し、イスラーム軍の指揮下に入ったと発表した。

ウマル軍は、ジュンド・ダウヒード旅団、シャバーブ・サーディキーン旅団、アフバーブ・アッラー旅団、イバード・ラフマーン大隊、グータ・アバービール題がい、イブン・タイミーヤ大隊、アリ・ブン・ビン・ターリブ大隊、ジュンド・ハック大隊、アブー・バクル・スィッディーク大隊、軍事エリート大隊からなる。

なおクッルナー・シュラカー(5月1日付)によると、イマーム・フサイン旅団もこれに先だって、イスラーム軍に吸収合併されていた。

AFP, May 1, 2015、AP, May 1, 2015、ARA News, May 1, 2015、Champress, May 1, 2015、al-Hayat, May 2, 2015、Iraqi News, May 1, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、al-Mada Press, May 1, 2015、Naharnet, May 1, 2015、NNA, May 1, 2015、Reuters, May 1, 2015、SANA, May 1, 2015、UPI, May 1, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線がカラムーン地方での教練コース修了式の写真を公開(2015年4月30日)

シャームの民のヌスラ戦線はツイッター(4月30日付)を通じて、ダマスカス郊外県カラムーン地方山岳地帯でのムジャーヒディーンの教練コース修了式を撮影したとされる写真複数点を公開した。

Kull-na Shuraka', May 1, 2015
Kull-na Shuraka’, May 1, 2015
Kull-na Shuraka', May 1, 2015
Kull-na Shuraka’, May 1, 2015
Kull-na Shuraka', May 1, 2015
Kull-na Shuraka’, May 1, 2015

 

AFP, May 1, 2015、AP, May 1, 2015、ARA News, May 1, 2015、Champress, May 1, 2015、al-Hayat, May 2, 2015、Iraqi News, May 1, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、al-Mada Press, May 1, 2015、Naharnet, May 1, 2015、NNA, May 1, 2015、Reuters, May 1, 2015、SANA, May 1, 2015、UPI, May 1, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合代表が国連本部での「化学兵器によるすべての犠牲者を追悼する日」会合で演説(2015年4月30日)

シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表は、ニューヨークの国連本部で催された「化学兵器によるすべての犠牲者を追悼する日」(4月29日)の会合で演説し、「シリア人は犠牲者の一部をなしている。シリア人は独裁者の手による化学兵器、樽爆弾、弾道ミサイルに曝され、拷問、飢餓、包囲によって殺されている」と主張した。

AFP, May 1, 2015、AP, May 1, 2015、ARA News, May 1, 2015、Champress, May 1, 2015、al-Hayat, May 2, 2015、Iraqi News, May 1, 2015、Kull-na Shuraka’, May 1, 2015、al-Mada Press, May 1, 2015、Naharnet, May 1, 2015、NNA, May 1, 2015、Reuters, May 1, 2015、SANA, May 1, 2015、UPI, May 1, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されるアレッポ県バーブ市などを爆撃(2015年4月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するバーブ市、ダイル・ハーフィル市をシリア軍が空爆し、3人が死亡した。

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ハサカ県では、ARA News(4月30日付)によると、ハサカ市南部および東部の郊外に位置するミールビーヤ連隊基地一帯、ダーウディーヤ村、タニーニール村、ラッド・シャクラー村などで、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。

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ヒムス県では、SANA(4月30日付)によると、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(4月30日付)によると、イッズッディーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。


AFP, April 30, 2015、AP, April 30, 2015、ARA News, April 30, 2015、Champress, April 30, 2015、al-Hayat, May 1, 2015、Iraqi News, April 30, 2015、Kull-na Shuraka’, April 30, 2015、al-Mada Press, April 30, 2015、Naharnet, April 30, 2015、NNA, April 30, 2015、Reuters, April 30, 2015、SANA, April 30, 2015、UPI, April 30, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県ジスル・シュグール市内の国立病院に籠城、アル=カーイダ系組織と交戦(2015年4月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織からなるファトフ軍作戦司令室の戦闘員が、シリア軍兵士150人と民間人(数は不明)が籠城するジスル・シュグール市南西部にある国立病院への突入を試みたが、失敗した。

これに関して、複数の活動家は、シリア軍が民間人を「人間の盾」として利用し、アル=カーイダ系組織の侵入を阻止しようとしていると主張しているという。

ジスル・シュグール国立病院は、ファトフ軍作戦司令室によるジスル・シュグール市制圧後も、シリア軍が死守を続けている。

またシリア人権監視団によると、マストゥーマ軍事基地周辺、ビンニシュ市、ジスル・シュグール市郊外各所、マウザラ村、カフルバッティーフ村、カフルナブル市、クマイナース村、イフスィム町、ナイラブ村西部、イドリブ市などへのシリア軍の空爆およびシリア軍とファトフ軍作戦司令室の戦闘で、女性、子供、戦闘員ら24人が死亡した。

これに対して、ファトフ軍作戦司令室の戦闘員もシリア政府の支配下にあるフーア市を砲撃した。

一方、シリア人権監視団は、ファトフ軍作戦司令室がジスル・シュグール市およびその周辺で捕捉したシリア軍兵士、国防隊隊員、民間人(兵士らの家族)の数は200人にのぼると発表した。

この数は、シリア外務在外居住者省が国連に報告したイシュタブリク村でのファトフ軍作戦司令室による住民虐殺の死者数と同じ。

同監視団によると、ファトフ軍作戦司令室が捕捉している200人は、ジスル・シュグール市、イシュタブリク村で拘束され、現在消息は不明だという。

このほか、SANA(4月30日付)によると、カフルラーター、サルミーン市、ファイルーン村、煉瓦工場周辺、アファス、イドリブ市・マストゥーマ村回廊で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるファトフ軍作戦司令室の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

ファトフ軍作戦司令室はマストゥーマ村および同村に位置するマストゥーマ軍事基地解放に向けた作戦を開始したと発表した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市インザーラート地区、マイサル地区、サーフール地区、サラーフッディーン地区、ザフラー協会地区、フィルドゥース地区、ダイル・ハーフィルを「樽爆弾」などで空爆する一方、旧市街、ザフラー協会地区、アッザーン山などでシリア軍、バアス大隊、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(4月30日付)によると、アレッポ市ジャンドゥール地区、カースティールー地区、旧市街、サーフールチック、ライラムーン地区、タナーニール広場地区、バーブ・ナスル地区、ブスターン・カスル地区、フィルドゥース地区、バニー・ザイド地区、アアザーズ市、カフルハムラ村、ダーラト・イッザ市、ハーン・アサル村、タッルアラン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、サルマー町をシリア軍が「樽爆弾」などで攻撃、またワーディー・シャイフ・ムハンマド、ナビー・ユーヌス峰山頂一帯、カタフ・ガナマ村、カタフ・ジャルタ村、マリーシュード村でジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、サアサア町で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

またハーン・シャイフ・キャンプ郊外の第137連隊基地一帯での戦闘で、ジハード主義武装集団戦闘員14人が死亡した。

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ダルアー県では、SANA(4月30日付)によると、ダルアー市マンシヤ地区、Syriatelビル西部、アルバイーン庭園、郵便局周辺、旧税関地区、カラク地区などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、南部タウヒード旅団、ハウラーン・ムジャーヒディーン大隊、スジャイル砲兵大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月30日付)によると、ラスム・タウィール村、ラスム・サブア村、マヌーフ村、ウンム・サフリージュ村、ウンム・リーシュ村、ハリージャ村、タッル・ザハブ町、アクラブ町、ダイル・フール村、ラスタン市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(4月30日付)によると、カストゥーン村、ハミーディーヤ村、フワイズ村、ラターミナ町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 30, 2015、AP, April 30, 2015、ARA News, April 30, 2015、Champress, April 30, 2015、al-Hayat, May 1, 2015、Iraqi News, April 30, 2015、Kull-na Shuraka’, April 30, 2015、May 1, 2015、al-Mada Press, April 30, 2015、Naharnet, April 30, 2015、NNA, April 30, 2015、Reuters, April 30, 2015、SANA, April 30, 2015、UPI, April 30, 2015などをもとに作成。

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クナイトラ県で、アル=カーイダ系組織がダーイシュ(イスラーム国)系のジハード軍によって占拠されていたクナイトラ国境通行所を制圧(2015年4月30日)

クナイトラ県では、『ハヤート』(5月1日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動とシャームの民のヌスラ戦線、そして自由シリア軍南部戦線が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うジハード軍との戦闘の末、クナイトラ国境通行所を制圧した。

またARA News(4月30日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動、ヌスラ戦線、南部戦線は、ラワーディー村、ラスム・シューリー村、アドナーニーヤ村、カフターニーヤ町などジハード軍が占拠していたほとんどの地域を制圧したという。

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一方、SANA(4月30日付)によると、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 30, 2015、AP, April 30, 2015、ARA News, April 30, 2015、Champress, April 30, 2015、al-Hayat, May 1, 2015、Iraqi News, April 30, 2015、Kull-na Shuraka’, April 30, 2015、al-Mada Press, April 30, 2015、Naharnet, April 30, 2015、NNA, April 30, 2015、Reuters, April 30, 2015、SANA, April 30, 2015、UPI, April 30, 2015などをもとに作成。

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国連の潘事務総長は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線によって占拠されるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプへのシリア軍の攻撃を非難(2015年4月30日)

国連のファルハーン・ハック副報道官は、潘基文事務総長が「4月28日のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに対するシリア軍の砲撃、空爆を厳しく非難し、シリア政府にキャンプ内の民間人の生命を脅かす軍事作戦の即時停止を求めている」と発表した。

『ハヤート』(5月1日付)が伝えた。

AFP, April 30, 2015、AP, April 30, 2015、ARA News, April 30, 2015、Champress, April 30, 2015、al-Hayat, May 1, 2015、Iraqi News, April 30, 2015、Kull-na Shuraka’, April 30, 2015、al-Mada Press, April 30, 2015、Naharnet, April 30, 2015、NNA, April 30, 2015、Reuters, April 30, 2015、SANA, April 30, 2015、UPI, April 30, 2015などをもとに作成。

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イラン外相「停戦を阻止している唯一の理由とはアサド大統領が移行期において当事者であってはならないとする前提条件だ」(2015年4月30日)

イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、核不拡散条約(NPT)再検討会議に出席するために訪問中の米ニューヨークで講演、そのなかでシリア情勢に関して、イランが「あらゆる選択肢」に対して開放的な姿勢をとっていると述べた。

ザリーフ外務大臣は「シリア政府を批判し、多くの人々の流血に責任があると主張している人たちは、シリアでの停戦を阻止している理由を自分たちで考えねばならない…。停戦を阻止している唯一の理由とは…アサド大統領がシリアの移行期において当事者であってはならないとする前提条件だ」と述べた。

またザリーフ外務大臣は、イランがシリア問題をめぐるあらゆる協議において当事者でなければならないと強調、「イランを遠ざけ、自分たちの利益が損なわれないようにしようとしている…。シリア人に、この人物は将来の当事者であってはならないと言うことはできない…。こうしたことが交渉を阻害する」と述べた。

ロイター通信(4月30日付)が伝えた。

AFP, April 30, 2015、AP, April 30, 2015、ARA News, April 30, 2015、Champress, April 30, 2015、al-Hayat, May 1, 2015、Iraqi News, April 30, 2015、Kull-na Shuraka’, April 30, 2015、al-Mada Press, April 30, 2015、Naharnet, April 30, 2015、NNA, April 30, 2015、Reuters, April 30, 2015、SANA, April 30, 2015、UPI, April 30, 2015などをもとに作成。

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米・ロシア外相が「ジュネーブ3」開催を想定して意見交換(2015年4月30日)

『ハヤート』(5月1日付)は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣と米国のジョン・ケリー国務長官と「シリアでの和平プロセスの再開を想定した措置」について意見を交わしたと報じた。

この動きは、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が、「ジュネーブ3」開催に向けて、5月7~22日の予定でシリア政府、反体制派への個別意見聴取を開始するのを受けたものだという。

AFP, April 30, 2015、AP, April 30, 2015、ARA News, April 30, 2015、Champress, April 30, 2015、al-Hayat, May 1, 2015、Iraqi News, April 30, 2015、Kull-na Shuraka’, April 30, 2015、al-Mada Press, April 30, 2015、Naharnet, April 30, 2015、NNA, April 30, 2015、Reuters, April 30, 2015、SANA, April 30, 2015、UPI, April 30, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合代表が訪米し、ケリー米国務長官と会談(2015年4月30日)

ジョン・ケリー米国務長官は、米国を訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表とワシントンDCの国務省で会談した。

複数の西側外交筋によると、ハウジャ代表は、アサド大統領に対する「処罰」の必要を強調するとともに、シリア領内に「安全保障地域」(飛行禁止空域)の設置を米国に要請した。

これに対して、ケリー国務長官は、アサド大統領が「シリア国民に対するいかなる責任感も失っており、シリアの未来の一部になるだけの正統性を失った」と述べたという。

ケリー国務長官とハウジャ代表の会談に関して、マリー・ハーフ国務省副報道官は1日、ケリー国務長官が「ジュネーブ会議(2012年)に基づく政治的移行を米国が支援することを改めて強調」するとともに、アサド政権が「シリアを支配する正統性を失って久しく、シリアの将来の一部にはなり得ない」ことを確認したと述べた。

ハーフ副報道官によると、ケリー国務長官はまた「テロを生み出し、それに対処することに失敗しているアサド政権がテロとの戦いのパートナーになることはあり得ない」と述べる一方、シリア革命反体制勢力国民連立が「ジュネーブ3」に向けたスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表との個別協議に応じたことを歓迎、「穏健な反体制派」を支援するとの姿勢を改めて示した。

ARA News, April 30, 2015
ARA News, April 30, 2015

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ハウジャ代表はその後、ニューヨークで記者会見を開き、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が開催に向けた準備を始動したシリア政府と反体制派の和平交渉「ジュネーブ3」に関して、「ジュネーブ3へのイランの参加は、もしそれが開催されるのなら、移行期に関する問題を含むジュネーブ2での決定事項に同国が合意することが条件となる」と述べた。

『ハヤート』(5月1日付)が伝えた。


AFP, April 30, 2015、AP, April 30, 2015、ARA News, April 30, 2015、Champress, April 30, 2015、al-Hayat, May 1, 2015、May 2, 2015、Iraqi News, April 30, 2015、Kull-na Shuraka’, April 30, 2015、al-Mada Press, April 30, 2015、Naharnet, April 30, 2015、NNA, April 30, 2015、Reuters, April 30, 2015、SANA, April 30, 2015、UPI, April 30, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県で活動するヌールッディーン・ザンキー運動の総司令官が健康上の理由で交代(2015年4月30日)

アレッポ県で活動するヌールッディーン・ザンキー運動のシューラー評議会は声明を出し、タウフィーク・シハーブッディーン総司令官を健康上の理由で解任し、アリー・サイードゥー氏を27日付で新司令官に任命したと発表した。

またシューラー評議会は合わせて、アリー・ハンムード・リズク氏(アブー・アリー・カイルーニー)を30日付で副司令官に任命したと発表した。

Kull-na Shuraka', May 1, 2015
Kull-na Shuraka’, May 1, 2015


AFP, April 30, 2015、AP, April 30, 2015、ARA News, April 30, 2015、Champress, April 30, 2015、al-Hayat, May 1, 2015、Iraqi News, April 30, 2015、Kull-na Shuraka’, April 30, 2015、May 1, 2015、al-Mada Press, April 30, 2015、Naharnet, April 30, 2015、NNA, April 30, 2015、Reuters, April 30, 2015、SANA, April 30, 2015、UPI, April 30, 2015などをもとに作成。

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シリア人権監視団は、ヌスラ戦線などが攻勢を続けるイドリブ県でシリア軍が塩素ガスを装填した「樽爆弾」を使用したと主張(2015年4月30日)

シリア人権監視団は、複数の活動家の話として、シリア軍ヘリコプターが29日、イドリブ県サラーキブ市に塩素ガスを装填したと思われる「樽爆弾」を投下し、12人が呼吸困難などの症状を訴えたと発表した。

AFP, April 30, 2015、AP, April 30, 2015、ARA News, April 30, 2015、Champress, April 30, 2015、al-Hayat, May 1, 2015、Iraqi News, April 30, 2015、Kull-na Shuraka’, April 30, 2015、al-Mada Press, April 30, 2015、Naharnet, April 30, 2015、NNA, April 30, 2015、Reuters, April 30, 2015、SANA, April 30, 2015、UPI, April 30, 2015などをもとに作成。

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モゲレーニEU外務・安全保障政策上級代表「イランがシリアでの戦争を終わらせるために重要な役割を果たすことを期待」(2015年4月29日)

欧州連合(EU)のフェデリカ・モゲリーニ外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、シリア情勢に関して、「イランがシリアでの血塗られた戦争を終わらせるために重要且つ肯定的な役割を果たし、シリア人が主導する移行プロセスを受諾するようシリア政府に圧力をかけることを期待する」と述べた。

ARA News(4月30日付)などが伝えた。

AFP, April 30, 2015、AP, April 30, 2015、ARA News, April 30, 2015、Champress, April 30, 2015、al-Hayat, May 1, 2015、Iraqi News, April 30, 2015、Kull-na Shuraka’, April 30, 2015、al-Mada Press, April 30, 2015、Naharnet, April 30, 2015、NNA, April 30, 2015、Reuters, April 30, 2015、SANA, April 30, 2015、UPI, April 30, 2015などをもとに作成。

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