シリア政府代表と反体制派代表が「モスクワ2」で初めて直接会談(2015年4月8日)

6日にモスクワで開幕したシリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」において、シリア政府代表と反体制派代表が直接会談を行った。

『ハヤート』(4月9日付)によると、反体制派代表は、7日までに議題を統一文書として作成し、直接会談においてシリア政府、ロシア外務省に回付した。

この統一文書は11項目からなり、以下の点を骨子としているという:

1. ジュネーブ合意(2012年)の諸原則に基づいた政治的解決が必然であることの確認。

2. 2014年2月にスイスで行われた「ジュネーブ2」会議を継承するかたちでの「ジュネーブ3」会議の開催を可能とするような政策実施に向けた行動を行うこと。

3. すべてのシリア人が、政党、組織のいかんにかかわらず、政治的解決を信じており、政治プロセスの参加者であることの確認。

4. シリア国内でのすべての暴力行為と殺戮の即時停止、人道的悲劇すべてへの対処・解決、テロとの戦い、文民民主国家への民主的移行・変革の実施、シリアの国土を占領する国内外の勢力への対峙、という5点への対処を優先議題とすること。

5. 人種主義、宗派主義、教条主義に基づくようないかなる政治的関係正常化も拒否。

6. シリアでの流血停止に寄与させるため、地域諸国、諸外国の当事者に圧力をかけることを国際社会に要請。

7. 民間人を標的とすることを停止、言論犯・平和的活動家の釈放、人質・捕虜の解放、シリア全土への食糧・医療物資の配給、避難民・難民の即時帰宅、人権最高評議会の設置、メディアの独占の撤廃、逮捕者に関する問題の解決、すべてのシリア人へのパスポート発給・更新。

これに対して、シリア政府代表を率いるバッシャール・ジャアファリー国連代表大使は、直接会談の場で、シリア政府がロシア政府によって示された議題に同意すると表明したのに対し、反体制派代表は、この議題をめぐって意見の一致を見ることができず、独自の議案(統一文書)を提示したとことを明らかにした。

SANA(4月8日付)によると、シリア政府代表と反体制派代表との直接会談に先立ち、ロシア政府は以下の点からなる議題を提出していたという:

1. 国際社会に、カタール、サウジアラビア、トルコなどといったアラブ諸国、諸外国の当事者すべてにテロ支援を停止するよう、真剣且つ早急に圧力をかけるよう呼びかけること。

2. 国際社会に、シリア国民に対して科せられている全ての経済制裁の即時・完全解除を呼びかけること。

3. ジュネーブ合意の原則を基点とした、合意に基づくシリアの危機の解消。

しかし、『ハヤート』は直接会談の雰囲気に関して、政府代表が「モスクワ1」時の強硬姿勢を緩和し、柔軟な勢で臨んだと積極的に評価した。

一方、ジャアファリー国連大使は「参加者の間で、さまざまな見解や考え方が真剣、深淵、そして実り多いかたちで交わされた」と評価するとともに、ロシアが提示した議題のうちの第1、第2の議題の協議に力点が置かれたことを明らかにした。

また「我々は何らかの共通項にたどり着き、反体制派の当事者らがその内容を検討、合意したうえで、明日、相互理解がなされることを願っており、それをロシアの友人らが提示した議題の第1、第2の議題の成果としたい」と付言した。

なお、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は会合には出席しなかった。

複数の外交筋によると、ラブロフ外務大臣は、最終日9日の協議の行方を見据えたうえで、会合への出席を最終決定するものと見られる。

SANA, April 8, 2015
SANA, April 8, 2015
SANA, April 8, 2015
SANA, April 8, 2015

 

AFP, April 8, 2015、AP, April 8, 2015、ARA News, April 8, 2015、Champress, April 8, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 8, 2015、Kull-na Shuraka’, April 8, 2015、al-Mada Press, April 8, 2015、Naharnet, April 8, 2015、NNA, April 8, 2015、Reuters, April 8, 2015、SANA, April 8, 2015、UPI, April 8, 2015などをもとに作成。

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シリア・アラブ航空はダイル・ザウル軍事飛行場とダマスカス国際空港を結ぶ旅客便を就航(2015年4月8日)

クッルナー・シュラカー(4月8日付)は、シリア・アラブ航空は、ダイル・ザウル航空基地とダマスカス国際空港を結ぶ旅客便を就航させたと報じた。

航空運賃は15,000シリア・ポンドだという。

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SANA(4月8日付)は、軍消息筋がメディア各社に対して、軍の公式筋の発表による事実確認なしに軍の作成に関する報道を行わないよう要請した、と伝えた。

AFP, April 8, 2015、AP, April 8, 2015、ARA News, April 8, 2015、Champress, April 8, 2015、al-Hayat, April 9, 2015、Iraqi News, April 8, 2015、Kull-na Shuraka’, April 8, 2015、al-Mada Press, April 8, 2015、Naharnet, April 8, 2015、NNA, April 8, 2015、Reuters, April 8, 2015、SANA, April 8, 2015、UPI, April 8, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)の侵攻により、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプをめぐるパレスチナ諸派、シリア政府、ジハード主義者らの合従連衡に変化(2015年4月8日)

『ハヤート』(4月8日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプへの侵攻・占拠によって、パレスチナ諸派、シリア政府、反体制武装集団の同盟関係に変化が生じている、と伝えた。

同記事によると、ダーイシュの侵攻により、「アラブの春」波及以降、シリア政府との戦略的関係を解消していたハマースに近い武装組織のアクナーフ・バイト・マクディス大隊が、国防隊と連携して、ダーイシュとの戦闘にあたる一方、シリア政権と緊密な関係を保ってきたPFLP-GC(パレスチナ解放人民戦線総司令部派)が、ダーイシュのキャンプへの潜入を促し、キャンプ内にあるシャームの民のヌスラ戦線の本部など拠点をダーイシュに移譲させようと画策していたとの疑義が呈されたという。

パレスチナの複数の消息筋によると、ダーイシュによるキャンプ侵攻を受け、ハマースのハーリド・ミシュアル政治局長が、PFLP-GCのアフマド・ジブリール書記長、タラール・ナージー副書記長に連絡し、シリア軍、国防隊、シリア政府に近いパレスチナ諸派によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ包囲の解除を要請、これを機に、国防隊、シリア治安機関と、ヤルムーク区のアクナーフ・バイト・マクディス大隊との間で「全面協力」に関する合意が成立したという。

同消息筋によると、この調整にかかる合意は、アクナーフ・バイト・マクディス大隊の司令官ニダール・アブー・アラー氏(アブー・ハマーム)、アブー・ウマル・マイダーニー氏(シリア人)と、国防隊のファーディー・サクル司令官、シリアの治安機関幹部が出席した会合で交わされた。

会合では、アクナーフ・バイト・マクディス大隊側が弾薬などの補給が要請し、国防隊がこれに応じることが決定されたという。

また会合では、アクナーフ・バイト・マクディス大隊側から、ダーイシュのキャンプ侵入時にPFLP-GCの拠点を経由するなど、PFLP-GCがダーイシュを支援しているとの疑義が呈され、PFLP-GCがアクナーフ・バイト・マクディス大隊と国防隊の協力関係の茅の外に置かれるかたちになったという。

なお、ダーイシュのキャンプ侵入・占拠をめぐっては、アル=カーイダ系のヌスラ戦線がダーイシュの侵入を支援、戦闘にも参加したと伝えられている。

すなわち、ヌスラ戦線は声明において、中立の姿勢をとると宣言しているが、複数の消息筋によると、キャンプ内のヌスラ戦線の本部などはダーイシュに明け渡され、ヌスラ戦線戦闘員はダーイシュ戦闘員とともに戦闘に参加し、住民やアクナーフ・バイト・マクディス大隊戦闘員の逮捕などを行っている。

さらに、ヌスラ戦線は、アクナーフ・バイト・マクディス大隊を支援するために、バービッラー市やヤルダー市方面からキャンプに向かおうとしたイスラーム軍戦闘員の進行を阻止したとの情報もある。

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『ハヤート』(4月8日付)によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内で活動するパレスチナ諸派とシリアの反体制武装集団(ジハード主義者)は現在、二つの陣営に分かれているという。

第1の陣営は、シリア政府を支持する陣営で、PFLP-GCのほか、ファタハ・インティファーダ、パレスチナ闘争戦線(ハーリド・アブドゥルマジード)からなり、約700人の戦闘員を擁している。

第2の陣営は、アクナーフ・バイト・マクディス大隊(200人)、シャームの民のヌスラ戦線(300人)、イブン・タイミーヤ大隊(70人)、アブー・ヒシャーム・ザグムート・グループ(数十人)などからなるジハード主義者で、約1,500人の戦闘員からなり、シリア政府に対して徹底抗戦を行っている。

またダーイシュのキャンプ侵入を受け、ダマスカス郊外県で活動するイスラーム軍、アバービール・ハウラーン旅団が、アクナーフ・バイト・マクディス大隊側を支援するため、3日に戦闘員を派遣する一方、使徒シャーム旅団、カラーイーン大隊といった武装集団は中立の姿勢をとっているという。

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『ハヤート』(4月8日付)はさらに、パレスチナ筋の話として、停戦に向けたいくつかの試みが進行中だと伝えた。

同消息筋によると、DFLP(パレスチナ解放民主戦線)メンバーでヌスラ戦線に近いとされるアブー・アフマド・ハワーリー氏がダーイシュとアクナーフ・バイト・マクディス大隊との仲介者に選ばれ、ヌスラ戦線のアブー・ムアーッズ・シャルアーン氏を通じてアクナーフ・バイト・マクディス大隊と協議するとともに、ヌスラ戦線に近い商人のアブー・バースィル・アイユーブ氏を通じてダーイシュと協議を行っているという。

しかし、ダーイシュはキャンプへの攻撃の停止と撤退の条件として、アクナーフ・バイト・マクディス大隊司令部の退去を求めているという。

このほかにも、PFLP-GCがアクナーフ・バイト・マクディス大隊との接触を試みたが、アクナーフ・バイト・マクディス大隊はパレスチナ諸派の介入を拒んだという。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線は6日に拉致したクルド人のうち約200人を解放(2015年4月7日)

シャームの民のヌスラ戦線が所轄するイドリブ県ダーナー市のシャリーア委員会は、6日にアレッポ県でヌスラ戦線が拘束したクルド人300人以上のうちの200人あまりを解放したと発表した。

クッルナー・シュラカー(4月7日付)が伝えた。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のサーリフ・ナバワーニー氏逮捕(2015年4月7日)

民主的変革諸勢力国民調整委員会メンバーのサーリフ・ナバワーニー氏が、エジプトからレバノン経由でシリアに帰国する途上で、治安当局によって逮捕された。

ナバワーニー氏は、カイロで今月開催が予定されている民主的変革諸勢力国民調整委員会、シリア革命反体制勢力国民連立など反体制派の会合の準備のため、エジプトのカイロを訪問していた。

クッルナー・シュラカー(4月7日付)が伝えた。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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シャーム戦線からの離反者らがシャーム革命家大隊を結成(2015年4月7日)

司令官の一人でアブー・アブドゥッラフマーンを名乗る離反士官(中佐)は声明を出し、シャーム戦線の傘下で活動していた複数の武装集団が「シャーム革命家大隊」の名で新たな武装集団を結成したと発表した。

シャーム革命家大隊に参加した組織は、アムジャード・イスラーム旅団、イスラーム・ヌール運動、フダー大隊連合。

声明によると、シャーム革命家大隊司令官には、ナージー・ムスタファー大尉が就任し、アサド政権の打倒を目指すという。

アレッポ県で2014年12月に結成された反体制武装集団の連合組織「シャーム戦線」

「シャーム戦線」は、「命じられるままに進め連合」、ムジャーヒディーン軍、ヌールッディーン・ザンキー運動、アサーラ・ワ・タンミヤ運動からなり、極秘軍事作戦の実行を目的とする。 

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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レバノン軍がジハード主義者3人を殺害(2015年4月7日)

NNA(4月7日付)によると、レバノン軍がベカーア県ラアス・バアルベック村郊外にあるジハード主義者の陣地を攻撃し、戦闘員3人を殺害した。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県でダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍、ジハード主義武装集団と交戦(2015年4月7日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(4月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマーリア市にあるシャーム戦線の本部に対して自爆攻撃を行い、シャーム戦線の司令官多数を殺害した。

ダーイシュによる自爆攻撃はバーブ市郊外のハワール・キリス村にあるシャーム戦線所属の武装集団(「自由シリア軍」)に対しても行われた。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)によって包囲されているクワイリス軍事基地の一帯を砲撃し、6人が死傷した。

一方、ARA News(4月7日付)によると、ダーイシュは、ジャラーブルス市で、18歳以上の成年全員に徴兵義務を課すことを決定し、8日付で発効すると発表した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月7日付)によると、ダイル・ザウル市北部入り口、ジスル・スィヤーサ一帯、サーリヒーヤ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、ARA News(4月7日付)は、ダーイシュは最近になって、スワル町近郊に新たな訓練キャンプを開設、ダイル・ザイル航空基地でのシリア軍との戦闘への投入をめざしていると伝えた。

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ハマー県では、SANA(4月7日付)によると、サラミーヤ市東部郊外(ジャニー・アルバーウィー村、クナイトラート村、ジュッブ・マラービーアー村、そしてイドリブ県南部のアブー・ダーリー村)で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(4月7日付)によると、ウンム・カブル村、マフルージャ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月7日付)によると、ラッフーム村、シャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クッルナー・シュラカー(4月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)は幹部司令官2人をラッカ県からイラクに転属させた。

イラクに転属となったのは、サウジ人司令官のアブー・アリー・ハルビー氏と、シリア人司令官のアブー・タンスィーム・スーリー氏。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県、ダルアー県での攻撃を激化(2015年4月7日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン町、サムリーン村、ウンム・マヤーズィン町、カフルシャムス町、イブタア町をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆し、サムリーン村では住民2人が死亡した。

シリア軍はまたインヒル市、ズィムリーン村を4度にわたって空爆し、インヒル市で女性1人が死亡した。

このほか、フラーク市、ダーイル町、ハーッラ市、ダルアー市のパレスチナ難民キャンプ一帯などが砲撃を受けた。

一方、ジャディーヤ町のシリア軍大隊基地一帯でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

他方、ARA News(4月7日付)は、反体制武装集団がカフルシャムス町を制圧したと発表したと伝えた。

また、SANA(4月7日付)によると、ウンム・マヤーズィン町、イブタア町、インヒル市、サムリーン村、ズィムリーン村、ハーッラ丘、カフル・ナースィジュ村、ウンム・アウサジュ村、カフルシャムス町、ダルアー市各所、ラジャート高地で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がイドリブ市、クーリーン村、カフルタハーリーム町、ナイラブ村、フバイト村、サルミーン市、ビーニーン村、サラーキブ市、タフタナーズ市、クマイナース村、サルキーン村などを「樽爆弾」で空爆した。

またドゥラル・シャーミーヤ(4月7日付)によると、シリア軍の増援部隊が海岸地方(ラタキア県方面)からイドリブ県に派遣され、ジスル・シュグール市近郊に到着した。

一方、クッルナー・シュラカー(4月7日付)によると、フーア市を包囲するジハード主義武装集団が同地を砲撃し、国防隊戦闘員5人が死亡、15人が負傷した。

また、SANA(4月7日付)によると、イドリブ市、ビンニシュ市、サラーキブ市、タッル・サラムー村、ハミーディーヤ村、カフルジャーリス村、マアッラトミスリーン市、ビダーマー町、アイン・バイダー村、アイン・フール村、ハッルーズ村、ズアイニーヤ村、ガッサーニーヤ村、クーリーン村、ナリラヤー村、フバイト村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

イドリブ市を制圧したファトフ軍はフェイスブックを通じて声明を出し、参加するすべての武装集団に対して、略奪した財産(水、電気、通信機器、医薬品、銀行など)を民政福祉部門に速やかに返還し、略奪行為を行わないよう呼びかけた。

Kull-na Shuraka', April 6, 2015
Kull-na Shuraka’, April 6, 2015

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区、ライラムーン地区、アズィーザ村でシリア軍、国防隊が、アンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(4月7日付)によると、アレッポ市サラーフッディーン地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(4月7日付)によると、アイドゥーン村、カフルズィーター市、ザカート村、アトシャーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月7日付)によると、ドゥーズィーン村、ラスム・ワサーナ村、フライジャ村、マズバル村、西サラーム村、マシュラファ村、ラスム・カスル村、タッル・マドラジャ村、マクサル・ヒサーン村、ラスタン市、タルビーサ市などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(4月7日付)によると、マスハラ村、ウンム・バーティナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに対するシリア軍の爆撃・砲撃、ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団の戦闘続く;PFLP-GC報道官「シリア国家との調整のもと、ダーイシュに対して軍事力をもって対抗すべき」(2015年4月7日)

PFLP-GC(パレスチナ解放人民戦線総司令部派)のアンワル・ラジャー報道官はAFP(4月7日付)に対して、シリア国内で活動するパレスチナ諸派14組織が7日か8日に会合を開き、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの情勢やダーイシュ(イスラーム国)への対抗策について協議することを明らかにした。

ラジャー報道官は、「軍事力をもってダーイシュに対抗するために、統合的な姿勢をパレスチナ諸派がとることが求められている」としたうえで、ダーイシュによるキャンプ占拠によって「状況が変わり、キャンプからテロリストを放逐するために力を行使する(ことが必要とされている)」との認識を示した。

そのうえで「会合でこの点に関して、合意がなされれば、シリア国家との調整のもとに(ダーイシュ掃討軍事作戦が)行われるだろう…。そうしたことは当然のことだ。なぜなら(キャンプは)シリア領であり、パレスチナ人によるいかなる決定もシリア国家の庇護のもとでなされるからだ」と強調した。

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ラーマッラー(ヨルダン川西岸)を発っていたPLO(パレスチナ解放機構)執行委員会のアフマド・マジュダラーニー氏を団長とする使節団がダマスカスに到着し、シリア政府高官、パレスチナ諸派代表らと会談し、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの住民の保護の方途などについて協議した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が占拠するヤルムーク・パレスチナ難民キャンプを、シリア軍が「樽爆弾」を投下する一方、地対地ミサイルなどで攻撃を加えた。

同監視団によると、シリア軍ヘリコプターが投下した「樽爆弾」のうち6発がウルーバ通り、殉教者墓地、ヌーフ通り、マンスーラ通り一帯に着弾し、過去3日間で投下された「樽爆弾」の数は25発に上っているという。

またキャンプ内では、ダーイシュ、ヌスラ戦線とアクナーフ・バイト・マクディス大隊などからなるジハード主義武装集団の戦闘が続き、アクナーフ・バイト・マクディス大隊とともに戦闘に参加していたパレスチナ解放軍の大佐1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、ダーイシュとの戦闘による死者は、この大佐、アクナーフ・バイト・マクディス大隊戦闘員ら4人、ダーイシュ戦闘員3人の合わせて8人に達したという。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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ナスルッラー書記長「サウジアラビアは大敗を喫するだろう」(2015年4月6日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はシリアの衛星テレビ局イフバーリーヤ(4月6日付)の独占インタビューに応じ、「サウジアラビアは大敗を喫し、それは同国の内政、さらには地域全体に影響をもたらすことになるだろう」と述べ、イエメン情勢、シリア情勢をめぐるサウジアラビアの対応を厳しく非難した。

SANA, April 6, 2015
SANA, April 6, 2015

イエメン情勢に関するナスルッラー書記長の主な発言は以下の通り:

「(サウジアラビアが主導するイエメンへの空爆は)悲劇的なまでに失敗している…。イエメン人は自らの国を、地域におけるレジスタンス運動に寄り添うような国にしていた…。イエメン国民はパレスチナの大義を支持し、レバノン、パレスチナ、シリアで起きていることに積極的に関与してきた。しかし今日、サウジと米国の攻撃がイエメンに対して行われている」。

一方、シリア情勢に関して、ナスルッラー書記長は以下のように述べた。

「さまざまな友好関係、同盟、敵意、戦争が(シリアにおける紛争の)政治的な動機、目的となっているが、多くの者たちが宗教を利用して、戦争を正当化しようとしている…。我々(ヒズブッラー)はシリアでの戦争に参加することを選んだ。我々は参戦すると宣言し、その理由に言及し、自らの意志で参加した」。

「レバノンにおいて、我々は同盟者たちに、誰にも迷惑をかけないなどとは言っていない。我々がこの戦争に関与して以降、私はレバノンの友人たちに謝罪し、彼らに相談せずに戦争に参加したため、その結果を共有することもないと話した」。

「当初から、我々はシリアでの戦いが長く、過酷なものになることを知っていた…。シリアが標的となっているのは、同国がレジスタンス枢軸の本質的な構成国だからだと何度も言われてきた。しかし、それだけが理由ではない…。より重要なもう一つの理由がある。それは、シリアが過去数十年にわたって、自ら独立して決断を下してきた国だからだ。地域において独立した国家を探そうとしたいなら、シリアこそが地域における数少ない独立国だ。

「誰も、シリアを抜きにして、トルコ、ヨルダン、イラクなどの未来について語ることはできない…。トルコ、サウジアラビア、カタールは、シリア独自の決定権を奪おうとして、ハーフィズ・アサド前大統領の死後、バッシャール・アサド大統領との関係を築くようになった…。アサド大統領は、「シリア革命」が始まった時に、あらゆる人との対話に開放的な姿勢をとったが、一部の国は、アサド大統領が開放的であることを感じとると、武力行動に打って出た」。

「シリアに対する(これらの国の)戦争は失敗した…。シリアに国家が存在する限り、この戦争は成功せず、その真の主目的を達成することはないということだ。首都や大都市など、シリアの主要な地域は依然として政府の支配下にある…。イドリブ、ラッカ、ハッターブ村ダイル・ザウルといった地域を掌握しても、彼らの目的は達成されない」。

AFP, April 6, 2015、AP, April 6, 2015、ARA News, April 6, 2015、Champress, April 6, 2015、al-Hayat, April 7, 2015、Iraqi News, April 6, 2015、Kull-na Shuraka’, April 6, 2015、al-Mada Press, April 6, 2015、Naharnet, April 6, 2015、NNA, April 6, 2015、Reuters, April 6, 2015、SANA, April 6, 2015、UPI, April 6, 2015などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでダーイシュ(イスラーム国)とヌスラ戦線がアクナーフ・バイト・マクディス大隊などからなるジハード主義武装集団と交戦(2015年4月6日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)で、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が、アクナーフ・バイト・マクディス大隊などからなるジハード主義武装集団と交戦するなか、シリア軍が同地を空爆した。

PLO(パレスチナ解放機構)執行委員会のアフマド・マジュダラーニー氏は、ダーイシュによるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプへの侵攻・制圧に関して、「軍事的な状況を変化させ、戦略上重要な場所にあるキャンプを首都ダマスカスへの攻撃の基点にしようとしている」との考えを示した。

マジュダラーニー氏は近くダマスカスに入り、シリア政府とヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの住民の安全確保などについて協議する予定。

『ハヤート』(4月7日付)が伝えた。

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国連安保理は、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線によるダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)侵攻・占拠への対応を協議するための非公式会合を開いた。

『ハヤート』(4月7日付)によると、会合では、UNRWAのピエール・クレヘンビュール事務局長がキャンプ内の現状を報告する一方、パレスチナのリヤード・マンスール国連代表は、キャンプからの住民の避難のための「安全回廊を拡充する責任が安保理にある」と述べるとともに、キャンプを避難した住民のための安全な避難場所の提供を加盟国に求めた。


AFP, April 6, 2015、AP, April 6, 2015、ARA News, April 6, 2015、Champress, April 6, 2015、al-Hayat, April 7, 2015、Iraqi News, April 6, 2015、Kull-na Shuraka’, April 6, 2015、al-Mada Press, April 6, 2015、Naharnet, April 6, 2015、NNA, April 6, 2015、Reuters, April 6, 2015、SANA, April 6, 2015、UPI, April 6, 2015などをもとに作成。

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シリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」開幕(2015年4月6日)

モスクワで、ロシア外務省主催によるシリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」が開幕した。

クッルナー・シュラカー(4月6日付)によると、初日となる6日は、反体制派の代表34人が会合を開き、議事内容、シリア政府に提示する統一文書作成にかかる委員会設置などについての審議がなされた。

またアフマド・ムアーッズ・ハティーブ氏、ハイサム・マンナーア氏、アブドゥルカーディル・スッカリー氏、ジャマール・スライマーン氏、ワリード・ブンニー氏らの欠席が報告された。

『ハヤート』(4月7日付)によると、反体制派の代表らは、シリア政府による逮捕者の処遇に代表される人道問題の審議と信頼醸成に重きを置こうとする勢力と、ジュネーブ合意(2012年)をシリア政府との対話の政治的基礎とすることを確認しようとする勢力とに分かれているという。

なお、「モスクワ2」に参加している主な反体制活動家は以下の通り:

ハサン・アブドゥルアズィーム(民主的変革諸勢力国民調整委員会代表)
マフムード・マルイー(民主的変革諸勢力国民調整委員会元メンバー)
ムハンマド・ハバシュ(元人民議会議員)
ハーリド・マハーミード(ビジネスマン)
ムハンマド・ラッハール(シリア革命家戦線)
ラマー・アタースィー
アブドゥンナースィル・ヒンディー
サーリフ・ムスリム(民主統一党党首)
ハーリド・イーサー(民主統一党)
アミーナー・ウースィー(西クルディスタン移行期民政局クルド人代表)
サンハリーブ・カーンスーフ(西クルディスタン移行期民政局シリア正教徒代表)
ファナル・カイート(西クルディスタン移行期民政局)
アーリフ・ダリーラ
リーム・トゥルクマーニー
サミール・イータ(国民呼びかけフォーラム)
カドリー・ジャミール(変革解放人民戦線)
マジュド・ニヤーズィー(野党代表)
ムハンマド・アブー・カースィム(野党代表)
スハイル・サルミーニー(野党代表)
ナウワーフ・ムルヒム(野党代表)
ファフル・ザイダーン
ランダ・カスィース
マイス・クライディー

AFP, April 6, 2015、AP, April 6, 2015、ARA News, April 6, 2015、Champress, April 6, 2015、al-Hayat, April 7, 2015、Iraqi News, April 6, 2015、Kull-na Shuraka’, April 6, 2015、al-Mada Press, April 6, 2015、Naharnet, April 6, 2015、NNA, April 6, 2015、Reuters, April 6, 2015、SANA, April 6, 2015、UPI, April 6, 2015などをもとに作成。

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シリア政府はスワイダー県で「人民動員部隊」の新設をめざす(2015年4月6日)

クッルナー・シュラカー(4月6日付)は、スワイダー市の複数の消息筋の話として、シリア政府がナーイフ・アーキル退役准将に、スワイダー県で反体制武装集団に対処するための民兵組織の結成を委ねたと報じた。

同消息筋によると、この民兵組織は、イラクでダーイシュ(イスラーム国)の掃討にあたっているシーア派民兵と同じ「人民動員部隊」という呼称になるという。

AFP, April 6, 2015、AP, April 6, 2015、ARA News, April 6, 2015、Champress, April 6, 2015、al-Hayat, April 7, 2015、Iraqi News, April 6, 2015、Kull-na Shuraka’, April 6, 2015、al-Mada Press, April 6, 2015、Naharnet, April 6, 2015、NNA, April 6, 2015、Reuters, April 6, 2015、SANA, April 6, 2015、UPI, April 6, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)とヌスラ戦線がアレッポ市アフリーン市郊外で交戦(2015年4月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、スーラーン・アアザーズ町一帯、タラーリーン村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またARA News(4月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がバーブ市郊外のカフル・カルビーン村で、70歳の老人をむち打ちの刑に処し、殺害した。

この老人の息子3人が、アイン・アラブ市でのダーイシュとの戦闘に参加した武装集団メンバーだというのが、むち打ちの理由だったという。

さらに、ARA News(4月7日付)によると、マンビジュ市で、ダーイシュ(イスラーム国)が男性5人を処刑した。

うち1人は「自由シリア軍」への内通、1人は喫煙、2人はシリア政府への内通、1人は西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊への参加の罪により処刑されたという。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月6日付)によると、ユーフラテスの火山合同作戦司令室が、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、タッル・アブヤド市近郊の戦略的要衝アスナーン丘を制圧した。

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ハサカ県では、ARA News(4月6日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、タッル・タムル町郊外のアナービーヤト・スーダーン村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(4月6日付)が、ダーイシュ(イスラーム国)が立て籠もるダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区の住民に対して、同地を包囲するシリア軍が地区外への脱出を認める措置をとったと伝えた。

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ヒムス県では、SANA(4月6日付)によると、ラッフーム村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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有志連合合同司令部は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点を15回にわたって空爆したと発表した。

うち3回はシリア領内のダーイシュ拠点に対して行われたという。

ARA News(4月6日付)が伝えた。

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ハマー県では、ARA News(4月7日付)によると、サラミーヤ市東部郊外でのダーイシュ(イスラーム国)の砲撃で、女性1人、子供3人を含む8人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がザバダーニー市東部山岳地帯のシリア軍検問所2カ所を襲撃し、制圧した。

AFP, April 6, 2015、AP, April 6, 2015、ARA News, April 6, 2015、April 7, 2015、Champress, April 6, 2015、al-Hayat, April 7, 2015、Iraqi News, April 6, 2015、Kull-na Shuraka’, April 6, 2015、April 7, 2015、al-Mada Press, April 6, 2015、Naharnet, April 6, 2015、NNA, April 6, 2015、Reuters, April 6, 2015、SANA, April 6, 2015、UPI, April 6, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線がアレッポ県でクルド人住民300人以上を拉致(2015年4月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線のダーナー市(イドリブ県)シャリーア委員会が、クルド人住民300人以上を拉致したと発表した。

クルド人住民は、マイクロバス5台に分乗して、西クルディスタン移行期民政局アフリーン地区の主都であるアレッポ県アフリーン市を出て移動中のところ、タカード村近郊の検問所で拘束されたという。

拘束後、乗っていた女性は釈放されたが、300人以上はヌスラ戦線の支配下のダーナー市に連行され聴取を受ける予定だという。

なお、ARA News(4月6日付)は、クルド人住民を拉致したのは、イスラーム軍だと伝えた。

一方、ジハード主義武装集団と、ヌッブル市、ザフラー町を防衛する国防隊の間で「捕虜交換」が行われ、ジハード主義武装集団が拉致していた女性、子供25人が解放された。

国防隊側は見返りとして、1年前に捕捉されていたムジャーヒディーン軍(シャーム戦線)の司令官ユースフ・ズーア氏を釈放した。

AFP(4月6日付)によると、「捕虜交換」は西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の仲介によって実現したという。

なお、クッルナー・シュラカー(4月6日付)は、捕虜交換を行ったのは、パレスチナ人の民兵組織クドス旅団とシャーム戦線だと報じた。

シリア人権監視団によると、このほかにも、ヌッブル市、ザフラー町をジハード主義武装集団が砲撃する一方、シリア軍はアレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、バーブ・ナイラブ地区を「樽爆弾」などで空爆した。

他方、SANA(4月6日付)によると、バーシュカウィー村一帯、ハンダラート・キャンプ一帯、ドゥワイル・ザイトゥーン村、マクバラ村、ハーン・トゥーマーン村、シャイフ・ナッジャール市東方、アレッポ市ライラムーン地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ファトフ軍によって制圧されたイドリブ市のほか、ビンニシュ市、クマイナース村、カフルタハーリーム町、サルキーン市、サルミーン市を激しく空爆・砲撃し、女性、子供を含む30人以上が死亡した。

なおシリア革命総合委員会は、ファトフ軍によるイドリブ市制圧後、シリア軍が97回にわたって同市に対して空爆を行い、住民136人が死亡、159人が負傷、90万人が避難を余儀なくされ、市内にとどまっているのは10万人に過ぎないと発表した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ジハード主義武装集団(自由シリア軍南部戦線)によって制圧されたブスラー・シャーム市を「樽爆弾」などで空爆し、女性1人、子供4人を含む7人が死亡した。

シリア軍はまた、カフルシャムス町、アンタル丘、インヒル市、ズィムリーン村、サムリーン村、ウンム・アウサジュ村などにも空爆を行った。

一方、シャームの民のヌスラ戦線は、マナーラ・バイダー機構(広報機関)を通じて、カフルシャムス町南部の検問所を制圧したと発表した。

クッルナー・シュラカー(4月6日付)によると、自由シリア軍南部戦線第1軍がシリア軍の戦略的要衝ジャディーヤ町への攻撃を開始した。

またシャームの剣旅団は、シリア軍戦闘機をロシア製の地対空誘導ミサイル(イグラ)で撃墜したと発表した。

他方、SANA(4月6日付)によると、ムザイリーブ町、ラジャート高原、インヒル市、ズィムリーン村、サムリーン村、ウンム・アウサジュ村、西ガーリヤ村、ヒルバト・アウワード村、ハーッラ市、アトマーン村、タファス市、ダルアー市旧税関地区などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(4月6日付)によると、シリア政府の支配下にあるサラミーヤ市に迫撃砲弾複数発が着弾し、住民7人が死亡、数十人が負傷した。

またハマー航空基地を離陸したシリア軍ヘリコプターが技術的トラブルによって墜落し、乗組員6人のうち1人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月6日付)によると、シリア軍がドゥーマー市のイスラーム・ヒクマ学校を空爆し、ムハンマド・ダアーシュ校長が死亡した。

一方、SANA(4月6日付)によると、ザマルカー町、アイン・タルマー村、ドゥーマー市郊外、ハラスター市郊外、カーラ市郊外無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍、イスラーム旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(4月6日付)が、ハサカ市内で国防隊の司令官アフマド・ヒッラ氏が何者かに誘拐され、連れ去れたと報じた。

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クナイトラ県では、SANA(4月6日付)によると、ジャバーター・ハシャブ村、アイン・ヌーリーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月6日付)によると、ラスタン市、ムシャイリファ村、サーリヒーヤ村、西サラーム村、アルシューナ村、マスアダ村、アブー・ハワーディード村、東サラーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月7日付)によると、ラフマーン軍団がアルバイン市でシャーム自由人イスラーム運動本部を襲撃した。

AFP, April 6, 2015、AP, April 6, 2015、ARA News, April 6, 2015、Champress, April 6, 2015、al-Hayat, April 7, 2015、Iraqi News, April 6, 2015、Kull-na Shuraka’, April 6, 2015、April 7, 2015、al-Mada Press, April 6, 2015、Naharnet, April 6, 2015、NNA, April 6, 2015、Reuters, April 6, 2015、SANA, April 6, 2015、UPI, April 6, 2015などをもとに作成。

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イドリブ市の支配をめぐってファトフ軍とシリア政府が水面下で綱引き(2015年4月6日)

『ハヤート』(4月6日付)によると、ファトフ軍作戦司令室に参加するジハード主義武装集団の代表らで構成されるイドリブ市統治評議会は、市内の行政をめぐってシリア政府と「水面下の綱引き」を繰り広げていると伝えた。

ファトフ軍は、イドリブ市制圧後、作戦司令室のもとに司法警察委員会、民政福祉委員会、治安委員会を設置し、同市の実効支配をめざしている。

そのうちの治安委員会は、3日付で布告を出し、イドリブ市内の行政機関で働いていた職員らに対して「自らの手を血で染めた者以外」は職場から追放しないとの姿勢を示すとともに、水道、電気、衛生、製パン、製粉部門の職員に対して、イドリブ市の市民生活の正常化に向けて協力するよう呼びかけている。

Kull-na Shuraka', April 5, 2015
Kull-na Shuraka’, April 5, 2015
Kull-na Shuraka', April 5, 2015
Kull-na Shuraka’, April 5, 2015

これに対して、シリア政府は、イドリブ市内で勤務していたすべての公務員に対して職務を放棄し、他県で職務を継続するよう」呼びかけ、これと並行するかたちで、シリア軍が市内に対して激しい空爆を行っているという。

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また、トルコのハタイ県レインヒル市では、ファトハ軍の討議評議会代表やシリア革命反体制勢力国民連立アフマド・トゥウマ暫定内閣の代表らが、イドリブ県で活動しているという活動家の呼びかけに応じるかたちで、イドリブ市の行政に関する会合を開いた。

だが『ハヤート』によると、会議に参加した活動家からは、「イドリブ市解放の成果を横取りしようとしている」との批判がシリア革命反体制勢力国民連立の代表らに向けられたという。

Kull-na Shuraka', April 5, 2015
Kull-na Shuraka’, April 5, 2015

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一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がイドリブ県のイドリブ市内各所、マストゥーマ軍事基地一帯、クマイナース村、ビンニシュ氏、サラーキブ市、マルイヤーン村、バシーリーヤ村などを激しく空爆・砲撃した。

またマストゥーマ軍事基地一帯では、シリア軍、国防隊が、シャーム自由人イスラーム運動、ジュンド・アクサー旅団、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

これに対して、SANA(4月5日付)は、イドリブ市内、同市南部、マジュダリヤー村、ナイラブ村、サラーキブ市南部、クーリーン村南部、ナスィービーン市南部、マアッルバリート村、カフルナジュド村西部、ビンニシュ市、サルキーン市、アブー・ズフール町、タッル・サラムー村、ハミーディーヤ村、サルミーン市、タフタナーズ市、ジャアキーヤ村、タマーニア町、フバイト村、ナリラヤー村、ファイルーン村、クマイナース村で、「テロリスト」200人以上を殺傷、車輌などを破壊したと伝えた。

AFP, April 5, 2015、AP, April 5, 2015、ARA News, April 5, 2015、Champress, April 5, 2015、al-Hayat, April 6, 2015、Iraqi News, April 5, 2015、Kull-na Shuraka’, April 5, 2015、al-Mada Press, April 5, 2015、Naharnet, April 5, 2015、NNA, April 5, 2015、Reuters, April 5, 2015、SANA, April 5, 2015、UPI, April 5, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線はイドリブ市でキリスト教徒を「兄弟」と呼んだ幹部2人をシャリーア法廷に起訴(2015年4月5日)

シャームの民のヌスラ戦線は、ファトフ軍によって制圧されたイドリブ市内のキリスト教地区を視察した幹部2人が、キリスト教徒を「兄弟」と呼び、一部のメンバーの行き過ぎた行動を謝罪したことに関して、組織の規則に反するとしてシャリーア法廷に起訴した。

クッルナー・シュラカー(4月5日付)が伝えた。

起訴されたのは、イドリブ地区司令官(アミール)のアブー・サアド・スーリー氏(アブー・カッドゥール)と幹部のアブー・ワヒード・シャイフ氏の2人。

2人の視察の様子は、ヌスラ戦線が運営するアルワーン・ラジオを通じてサラーキブ市内で放送されたが、ヌスラ戦線メンバーらがラジオ局を訪れ抗議し、放送中止を迫った。

これを受け、アルワーン・ラジオは、この「不祥事」への責任をとるかたちでサラーキブ市内での放送を中止すると発表した。

サラーキブ市以外の地域での放送およびインターネット放送は継続するという。

AFP, April 5, 2015、AP, April 5, 2015、ARA News, April 5, 2015、Champress, April 5, 2015、al-Hayat, April 6, 2015、Iraqi News, April 5, 2015、Kull-na Shuraka’, April 5, 2015、al-Mada Press, April 5, 2015、Naharnet, April 5, 2015、NNA, April 5, 2015、Reuters, April 5, 2015、SANA, April 5, 2015、UPI, April 5, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がハサカ県でキリスト教会を破壊(2015年4月5日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(4月5日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がナスリー村(タッル・タムル町郊外)にある聖マリア教会を破壊した。

Kull-na Shuraka', April 5, 2015
Kull-na Shuraka’, April 5, 2015

 

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(4月5日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市のハミーディーヤ地区などで、軍事キャンプでの教練を拒否した児童20人を逮捕した。

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ヒムス県では、SANA(4月5日付)によると、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 5, 2015、AP, April 5, 2015、ARA News, April 5, 2015、Champress, April 5, 2015、al-Hayat, April 6, 2015、Iraqi News, April 5, 2015、Kull-na Shuraka’, April 5, 2015、al-Mada Press, April 5, 2015、Naharnet, April 5, 2015、NNA, April 5, 2015、Reuters, April 5, 2015、SANA, April 5, 2015、UPI, April 5, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線がナスィーブ国境通行所を「ハウラーン法務局」に移管し、撤退(2015年4月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線が他のジハード主義武装集団とともにナスィーブ国境通行所から撤退、また「ハウラーン法務局」が声明を出し、ヤルムーク軍前線司令官のイマード・アブー・ズライク氏が同国境通行所の管理の任にあたると発表した。

またハウラーン法務局は、国境通行所で略奪を行った者たちに対して、48時間以内に盗品を返還するよう呼びかけた。

Kull-na Shuraka', April 5, 2015
Kull-na Shuraka’, April 5, 2015

これに対して、シリア軍はカフル・ナースィジュ村などを砲撃する一方、インヒル市などで、国防隊、ヒズブッラー戦闘員などとともにヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦したという。

一方、SANA(4月5日付)によると、スマード村、バアヤート村、アトマーン村一帯、ダルアー市内各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が、ティシュリーン発電所、ナースィリーヤ発電所へのガス供給パイプラインを破壊し、ダマスカス県などへの送電が中断した。

また、ARA News(4月5日付)などによると、シリア軍がキスワ市を戦車で砲撃し、住民数十人が死傷した。

一方、SANA(4月5日付)によると、ダイルハビーヤ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(4月5日付)によると、マスハラ村、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月5日付)によると、ウンク・ハワー村、ラジャム・カスル村、サーリヒーヤ村、ヒブラ村、ウンム・サフリージュ村、アブー・ハワーディート村、アルシューナ村、マスアダ村、西サラーム村、ムシャイリファ村などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(4月5日付)によると、アイドゥーン村、ラターミナ町、スカイク村、カフルズィーター市、ハマーミーヤート村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。


AFP, April 5, 2015、AP, April 5, 2015、ARA News, April 5, 2015、Champress, April 5, 2015、al-Hayat, April 6, 2015、Iraqi News, April 5, 2015、Kull-na Shuraka’, April 5, 2015、al-Mada Press, April 5, 2015、Naharnet, April 5, 2015、NNA, April 5, 2015、Reuters, April 5, 2015、SANA, April 5, 2015、UPI, April 5, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線は、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでの中立を宣言する一方、ダーイシュ(イスラーム国)を支援したのは、反体制武装集団とシリア政府が和解したためと自己弁護(2015年4月5日)

シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)およびヌスラ戦線によるダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)への侵入、占拠に関して、「中立」の立場をとっていると主張した。

ヌスラ戦線は声明で、「我々はみなに明らかにしたい。ダマスカス南部の我々ヌスラ戦線は、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでのアクナーフ・バイト・マクディス大隊とダーイシュの戦闘において中立の立場にある。我々だけでなく、シャーム自由人イスラーム運動などの組織も同じ立場である。中立の立場をとることは、自らの責任を回避することではない。我々を追究しようとする者たちは、我々はこの地域で新たな負担に耐えていることを忘れている。この負担は、ヌサイリー体制軍(シリア政府)、アフマド・ジブリールのシャッビーハ(PLFL-GC)、ファタハ・インティファーダに…加えて、ヤルダー、バッビーラー、バイト・サフムといった地域で(シリア政府と)和解したグループと対決しなければならないという負担だ」と主張した。

そのうえで、ザフラーン・アッルーシュ司令官率いるイスラーム軍がダーイシュと戦うためにヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに突入する意思を示していることに関して、ヌスラ戦線制圧地域の通過を許可するとしつつも、「イスラーム軍は誰と突入しようとしているのか? 犯罪者政権との和解に関与した使徒シャーム旅団とか? この旅団はバイト・サフムで我々を裏切った…。我々ヌスラ戦線は要請を拒否せざるを得なかった。どうして我々が、バイト・サフムで戦った者たちのために、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに突入しようか?」と述べ、シリア政府と反体制勢力の和解ゆえにダーイシュ寄りの姿勢をとったことを認めた。

Kull-na Shuraka', April 5, 2015
Kull-na Shuraka’, April 5, 2015

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イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官はダマスカス郊外県東グータ地方で記者会見を行い、「もし彼ら(有志連合)が我々に1,000億ドルをくれたら、ダーイシュ(イスラーム国)、シリア政府、シーア派のヒズブッラー民兵を殲滅し、イランや中国にまで到達していたことだろう」と豪語、ダーイシュ掃討の意思を明らかにした。

AFP, April 5, 2015、AP, April 5, 2015、ARA News, April 5, 2015、Champress, April 5, 2015、al-Hayat, April 6, 2015、Iraqi News, April 5, 2015、Kull-na Shuraka’, April 5, 2015、al-Mada Press, April 5, 2015、Naharnet, April 5, 2015、NNA, April 5, 2015、Reuters, April 5, 2015、SANA, April 5, 2015、UPI, April 5, 2015などをもとに作成。

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シリア政府、支援機関の協力により、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ住民約2,000人が避難に成功(2015年4月5日)

PLO(パレスチナ解放機構)のアンワル・アブドゥルハーディー政治局長は、シリア政府の支援を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線が占拠するヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ(ダマスカス県)から住民の避難を行ったことを明らかにした。

アブドゥルハーディー政治局長は「我々は(ダマスカス郊外県)バイト・サフム市(南東部)など…の安全な通行所を経由して、金曜日と土曜日(3、4日)にシリア政府や支援組織の支援のもと、400世帯、約2,000人をザフラー地区に避難させた」と述べた。

なおアブドゥルハーディー政治局長によると、ダーイシュ、ヌスラ戦線はキャンプ中心部および南西部一帯を占拠しているのに対して、アクナーフ・バイト・マクディス大隊側がキャンプ北東部を維持しているという。

『ハヤート』(4月6日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が占拠するダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)に対して、シリア軍が「樽爆弾」13発を投下、また同地ではハマースに近いパレスチナ人武装組織「アクナーフ・バイト・マクディス大隊」などジハード主義武装集団がダーイシュ、ヌスラ戦線と交戦した。

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PLO(パレスチナ解放機構)執行委員会メンバーでダマスカス在住のアフマド・マジュダラーニー氏は、ダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)へのダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線の侵攻・占拠に関して、「キャンプ住民はきわめて複雑で困難な状況下で暮らしており、ダーイシュがキャンプの広範囲を制圧したことを受け、深刻な人道的悲劇を…もたらしかねない状況に彼らは置かれている」と警鐘を鳴らした。

そのうえで「シリア政府や一部の当事者と集中的に連絡をとり、ヤルムーク・キャンプの住民に悪影響が及ばないようにしている」と強調した。

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ハマースは、ダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)へのダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線の侵攻・占拠に関して声明を出し、「パレスチナ人の流血をもたらし、彼らをさらなる人道的悲劇に追いやるような…戦闘の即時停止」を呼びかけた。

ハマースによると、ハーリド・ミシュアル政治局長も事態の推移を注視し、「さまざまな連絡を介して、キャンプ内での流血停止のために何が必要かを追求」するとともに、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプを含むすべてのパレスチナ難民キャンプの「中立化」、シリア危機からの拝披が必要だと確認したという。

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PFLPは、ダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)へのダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線の侵攻・占拠に関して声明を出し、「国際社会、アラブ世界でキャンプ救済と同地からの武装集団退去のための政治的行動計画を準備」するよう呼びかけた。

AFP, April 5, 2015、AP, April 5, 2015、ARA News, April 5, 2015、Champress, April 5, 2015、al-Hayat, April 6, 2015、Iraqi News, April 5, 2015、Kull-na Shuraka’, April 5, 2015、al-Mada Press, April 5, 2015、Naharnet, April 5, 2015、NNA, April 5, 2015、Reuters, April 5, 2015、SANA, April 5, 2015、UPI, April 5, 2015などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ハマー県などでシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘続く:ヒムス県ではラフマーン軍団がダーイシュを襲撃(2015年4月4日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月4日付)によると、ダイル・ザウル市サーリヒーヤ地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(4月4日付)によると、ラフマーン軍団など反体制武装集団が県東部アルヤーニーヤ村、ハブラ村一帯(およびダマスカス郊外県カラムーン地方)のダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所を攻撃し、ダーイシュ・メンバー24人を殺害した。

一方、SANA(4月4日付)によると、ラッフーム村一帯、グナイマート村、ジュッブ・ヒブル村、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(4月4日付)によると、ジャニー・アルバーウィー村、ウカイリバート町、ラハーヤー村、カフルズィーター市、北カスタル村、サルハト・カバリーヤ村、ラスム・アドゥール村、ティバーラト・ディーバ村、ハマーディー・ウマル村、ラスム・カトシーヤ村、ラスム・ファーヤー村などで、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(4月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、マンビジュ市のすべての商店、野菜・果物行商人に対して1,000シリア・ポンドの税を課すことを決定した。

AFP, April 4, 2015、AP, April 4, 2015、ARA News, April 4, 2015、April 5, 2015、Champress, April 4, 2015、al-Hayat, April 5, 2015、Iraqi News, April 4, 2015、Kull-na Shuraka’, April 4, 2015、al-Mada Press, April 4, 2015、Naharnet, April 4, 2015、NNA, April 4, 2015、Reuters, April 4, 2015、SANA, April 4, 2015、UPI, April 4, 2015などをもとに作成。

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「自由シリア軍」を名乗る2つの武装集団がアイン・アラブ市からトルコ領内に撤退(2015年4月4日)

ARA News(4月4日付)は、アレッポ県アイン・アラブ市の住民の話として、アブドゥルジャッバール・アカイディー大佐率いる武装集団と「自由シリア軍」を名乗る別の武装集団の車輌からなる車列が、ミュルシトプナル国境通行所を経由してトルコ領内に移動した、と伝えた。

これに関して、ユーフラテスの火山合同作戦司令室の匿名筋は、アカイディー大佐はすでにアイン・アラブ市にはいない、ことを明らかにした。

アカイディー大佐が率いる武装集団は、トルコからアイン・アラブ市に入り、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とともにダーイシュ(イスラーム国)と戦い、勝利していた。

AFP, April 4, 2015、AP, April 4, 2015、ARA News, April 4, 2015、Champress, April 4, 2015、al-Hayat, April 5, 2015、Iraqi News, April 4, 2015、Kull-na Shuraka’, April 4, 2015、al-Mada Press, April 4, 2015、Naharnet, April 4, 2015、NNA, April 4, 2015、Reuters, April 4, 2015、SANA, April 4, 2015、UPI, April 4, 2015などをもとに作成。

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ヨルダン内相「事態が収拾するまでジャービル国境通行所閉鎖を続ける」:レバノンの貨物トラック30台以上がナスィーブ国境通行所で反体制武装集団に拘束(2015年4月4日)

ヨルダンのフサイン・マジャーリー内務大臣は、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団によるシリアのダルアー県ナスィーブ国境通行所制圧を受けて、一時閉鎖していたヨルダン側のジャービル国境通行所に関して「事態が収束するまで閉鎖を続ける」と発表した。

また、同地に取り残されていた貨物車輌の運転手らの安否に関して、シリア人運転手1人が負傷し、ヨルダン側の病院に搬送された以外、全員無事だと付言した。

一方、ディーナー・カアワール国連ヨルダン代表大使は、国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、ヨルダンとトルコが教練を受けたテロリスト数千人をシリア領に潜入させているとするシリア政府の書簡を「事実無根」と否定するつとともに、「シリア政府による人権、国際人権法…といった諸原則の体系的違反によって…民間人が被害を受けていることの責任はシリア政府にある」と批判した。

ペトラ通信(4月4日付)、『ハヤート』(4月5日付)が伝えた。

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レバノン冷凍車輌組合は、ナスィーブ国境通行所一帯での戦闘を受け、レバノンの冷凍貨物車30台以上とその運転手がシリア側で足止めを食っていると発表した。

ナハールネット(4月4日付)などが伝えた。

AFP, April 4, 2015、AP, April 4, 2015、ARA News, April 4, 2015、Champress, April 4, 2015、al-Hayat, April 5, 2015、Iraqi News, April 4, 2015、Kull-na Shuraka’, April 4, 2015、al-Mada Press, April 4, 2015、Naharnet, April 4, 2015、NNA, April 4, 2015、Petra, April 4, 2015、Reuters, April 4, 2015、SANA, April 4, 2015、UPI, April 4, 2015などをもとに作成。

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シリア国家建設潮流のフサイン代表が「モスクワ2」への参加を断念(2015年4月4日)

シリア国家建設潮流のルワイフ・フサイン代表はAFP(4月4日付)に、6日から開催予定のシリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」への参加を見合わせると発表した。

フサイン代表は、シリア当局が自身(起訴中)の国外への渡航を許可しなかったことが、不参加の理由だと述べる一方、シリア政府が「第1回会合ほどに第2回会合(モスクワ2)に関心を持っていない」と非難した。

AFP, April 4, 2015、AP, April 4, 2015、ARA News, April 4, 2015、Champress, April 4, 2015、al-Hayat, April 5, 2015、Iraqi News, April 4, 2015、Kull-na Shuraka’, April 4, 2015、al-Mada Press, April 4, 2015、Naharnet, April 4, 2015、NNA, April 4, 2015、Reuters, April 4, 2015、SANA, April 4, 2015、UPI, April 4, 2015などをもとに作成。

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イドリブ市一帯でシリア軍とジハード主義武装集団の戦闘続く(2015年4月4日)

イドリブ県では、『ハヤート』(4月5日付)などによると、ファトフ軍を構成するジハード主義武装集団がマストゥーマ村一帯でシリア軍との交戦を続けた。

一方、SANA(4月4日付)によると、イドリブ市内のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運度、ジュンド・アクサー機構などの拠点をシリア軍が「正確且つ集中的」に空爆した。

またサルミーン市、ジュダール・ブカフルーン村、マクバラ村、ナリラヤー村、クマイナース村、アブー・ズフール町一帯、タッル・サラムー村、ハミーディーヤ村、バーラ村、カフルラーター村、アービディーン村、マアッラトミスリーン市、トゥータ村、アイン・バーリダ村、タフタナーズ市、フワイズ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市一帯、アイン・タルマー村、ザバダーニー市一帯を空爆・砲撃、フライタ村郊外無人地帯でシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月4日付)によると、シリア軍がタファス市、ジャースィム市、シャイフ・マスキーン町西方、東ガーリヤ村など各所を「樽爆弾」など空爆した。

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ヒムス県では、SANA(4月4日付)によると、ラスタン市、ワアラ村、ウンム・シャルシューフ村、ラジャム・カスル村、ラジャム・アーリー村、アブー・ハワーディート村、ムシャイリファ村、ウンム・サフリージュ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール大隊、ハマー・アキーダ旅団、イスラームの獅子旅団、イーマーン・ビッラー旅団、ファールーク大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(4月4日付)によると、ワディーヒー村、アルド・マッラーフ地区、ナイラブ村、ハンダラート・キャンプ一帯、アブティーン村、アターリブ市、アレッポ市ライラムーン地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(4月4日付)によると、ラターミナ町、サラミーヤ市東部郊外の砂漠地帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(4月4日付)によると、ヌアイマ村、フラーク市・ムライハ村街道、ナスィーブ村近郊免税市場一帯、アクラバー村、ハーッラ市、ダルアー市各所などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(4月4日付)によると、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 4, 2015、AP, April 4, 2015、ARA News, April 4, 2015、Champress, April 4, 2015、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2015、al-Hayat, April 5, 2015、Iraqi News, April 4, 2015、Kull-na Shuraka’, April 4, 2015、al-Mada Press, April 4, 2015、Naharnet, April 4, 2015、NNA, April 4, 2015、Reuters, April 4, 2015、SANA, April 4, 2015、UPI, April 4, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)とヌスラ戦線がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの90%を制圧、シリア軍が同地を激しく爆撃(2015年4月4日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯)に侵攻したダーイシュ(イスラーム国)とハマース寄りのパレスチナ人武装組織「アクナーフ・バイト・マクディス大隊」をはじめとするジハード主義武装集団が交戦するなか、シリア軍が同地一帯に空爆を行った。

シリア軍、国防隊はまた、ヤルムーク区に隣接するタダームン区でもジハード主義武装集団と交戦した。

『ハヤート』(4月5日付)によると、ダーイシュのキャンプ侵攻を支援したシャームの民のヌスラ戦線も、ダーイシュとともにキャンプ内での戦闘に参加し、「アクナーフ・バイト・マクディス大隊」らと交戦したという。

シリア人権監視団によると、ダーイシュとシャームの民のヌスラ戦線の戦闘員の攻勢を受け、アクナーフ・バイト・マクディス大隊はヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの北東部へと追いやられ、ダーイシュらはキャンプの約90%を掌握しているという。

これに対し、アクナーフ・バイト・マクディス大隊は早朝、サラーフッディーン・モスクのミナレットの拡声器などを通じて、「ヤルムーク奪還作戦」の開始を発表し、キャンプ内の武装集団・戦闘員に対して、ダーイシュへの徹底抗戦を呼びかけているという。

ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015

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シリア人権監視団によると、ダーイシュ侵入から4日目となる4日も、キャンプ一帯では砲撃、銃撃戦が行われ、民間人6人、アクナーフ・バイト・マクディス大隊側の戦闘員12人、ダーイシュ側戦闘員複数、シリア軍・国防隊兵士5人が死亡したという。

死亡したアクナーフ・バイト・マクディス大隊戦闘員のうちの2人はダーイシュによって斬首されたという。

また「シリアのパレスチナ人のための行動グループ」によると、ダーイシュとの戦闘で、ファタハ・インティファーダのアブドゥッラー・ハサン・アブドゥッラー氏や住民(難民)1人が死亡する一方、シリア軍の空爆でも住民(難民)1人が死亡した。

一方、パレスチナ解放戦線のタイスィール・アブー・バクル氏(ダマスカス在住)によると、ダーイシュは3日以降、キャンプ内で、民間人を含む21人を殺害、74人を拘束しているという。

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なお『ハヤート』(4月5日付)によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプには、2011年の紛争前には16万人のパレスチナ人が暮らしていたが、現在の人口は推計で約1万8,000人にまで落ち込んでいる。

一方、シリアのパレスチナ人のための行動グループによると、シリア政府に敵対的な勢力が支配するヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに対するシリア軍の包囲は636日に及び、電気は716日、水道は206日にわたって不通、包囲による犠牲者数は173人に達しているという。

またシリア軍によるパレスチナ難民キャンプ包囲は、ダマスカス郊外県の、フサイニーヤ・キャンプ、スバイナ・キャンプに対しても500日以上(フサイニーヤは537日、スバイナは507日)続けられ、ハーン・シャイフ・キャンプに至る幹線道路も閉鎖されている一方、ダルアー県のキャンプは3分の2が破壊され、353日にわたって電気が復旧していないという。

さらにアレッポ県のハンダラート・キャンプのパレスチナ人は、同地がヌスラ戦線などによって制圧された709日前に、全員が避難した。

これに対して、ダマスカス郊外県のジャルマーナー市、サイイダ・ザイナブ町、ラタキア県ラタキア市ラムル・キャンプ、ヒムス県アーイディーン・キャンプは比較的平穏だという。

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パレスチナのハマース指導部のイスマーイール・ラドワーン氏はクドス・プレス(4月4日付)に「シリアのヤルムーク・パレスチナ難民キャンプを救済するための緊急介入の必要がある」と述べた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表は声明を出し、「バッシャール・アサドの「樽爆弾」とダーイシュ(イスラーム国)のナイフからヤルムーク・パレスチナ難民キャンプを救出するための緊急行動」を国連および有志連合に対して呼びかけた。

AFP, April 4, 2015、AP, April 4, 2015、ARA News, April 4, 2015、Champress, April 4, 2015、al-Hayat, April 5, 2015、Iraqi News, April 4, 2015、Kull-na Shuraka’, April 4, 2015、al-Mada Press, April 4, 2015、Naharnet, April 4, 2015、NNA, April 4, 2015、Quds Press, April 4, 2015、Reuters, April 4, 2015、SANA, April 4, 2015、UPI, April 4, 2015などをもとに作成。

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シリア外務省高官はイランの核開発に関する枠組み合意に歓迎の意を表明(2015年4月3日)

SANA(4月3日付)は、シリア外務在外居住者省高官筋の話として、イランが国連安保理常任理事国およびドイツと結んだ核開発に関する枠組み合意に関して、シリア政府が歓迎の意を表明するとともに、「欧米諸国がイラン国民に対して課している不正な経済制裁を解除するという約束を履行する」ことが重要だとの見解を示した、と伝えた。


AFP, April 3, 2015、AP, April 3, 2015、ARA News, April 3, 2015、Champress, April 3, 2015、al-Hayat, April 4, 2015、Iraqi News, April 3, 2015、Kull-na Shuraka’, April 3, 2015、al-Mada Press, April 3, 2015、Naharnet, April 3, 2015、NNA, April 3, 2015、Reuters, April 3, 2015、SANA, April 3, 2015、UPI, April 3, 2015などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでダーイシュ(イスラーム国)とハマース系武装組織の戦闘続く:ダマスカス郊外県でダーイシュのキャンプ侵入を批判するデモ発生(2015年4月3日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)一帯で、ハマースに近いパレスチナ人武装組織「アクナーフ・バイト・マクディス大隊」などからなる武装集団とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘が続いた。

『ハヤート』(4月4日付)によると、ダーイシュによるヤルムーク区のバースィル病院、ハイファー通り、ルービーヤ通り一帯の占拠に伴う戦闘激化を受け、同地区の住民数十世帯が、ダマスカス郊外県のヤルダー市、バービッラー市への避難を余儀なくされているという。

またシリア現地消息筋は、AFP(4月3日付)に対して、シリア軍がヤルムーク区周辺での厳戒態勢を強化している…。こうした措置はダーイシュ戦闘員がキャンプの外へと拡大し、シリア軍の保護下にある安全な地域に向かうことを阻止することが目的だ」と述べた。

同消息筋によると、ダーイシュが首都ダマスカスにこれほどまでに接近したのはこれが初めてだが、「首都ダマスカスに至るキャンプのメイン・ゲートは安全だ」と述べ、シリア軍とPFLP-GCなどシリア政府寄りのパレスチナ人民兵が防衛にあたっていることを強調した。

ダマスカス郊外県で活動するイスラーム軍は声明を出し、ダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)へのダーイシュの潜入を支援しているシャームの民のヌスラ戦線に対して、「革命家部隊の側につき、ダーイシュと戦い、彼らとダーイシュの(戦闘の)妨げになるべきでない」と批判した。

また「我々の原則に反するかたちで戦闘を行うヌスラ戦線に対して、ダーイシュとの戦いにおいて周知の権利に従うよう呼びかける。ヌスラ戦線の司令官(アミール)たちはダーイシュと戦うよう命じている」と警鐘を鳴らした。

一方、ARA News(4月3日付)は、ジャーナリストのワリード・アーガー氏の話として、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦するハマース寄りのパレスチナ人武装集団「アクナーフ・バイト・マクディス」に対して、関係当局に投降するよう求めている、と伝えた。

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SANA(4月3日付)は、ダマスカス郊外県のバイト・サフム市、バービッラー市の住民数百人が、ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプへのダーイシュ(イスラーム国)の侵入・占拠と、シャームの民のヌスラ戦線によるダーイシュ侵入の支援を非難したと報じ、その写真を公開した。

SANA, April 3, 2015
SANA, April 3, 2015

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ヒムス県では、SANA(4月3日付)によると、ラッフーム村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(4月3日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州がビデオ声明を出し、シリア軍検問所で逮捕後に殺害されたヒムス市出身のサーミル・ムハンマド・アフマド氏の妻が、復讐としてシリア軍兵士1人を銃殺した、と発表した。

また、ARA News(4月4日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシャッダーディー市で、「シリア政府に内通している」と自供した男性複数を処刑、その映像を公開した。

一方、クッルナー・シュラカー(4月4日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタッル・タムル町への突入を試み、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦した。

AFP, April 3, 2015、AP, April 3, 2015、ARA News, April 3, 2015、April 4, 2015、Champress, April 3, 2015、al-Hayat, April 4, 2015、Iraqi News, April 3, 2015、Kull-na Shuraka’, April 3, 2015、April 4, 2015、al-Mada Press, April 3, 2015、Naharnet, April 3, 2015、NNA, April 3, 2015、Reuters, April 3, 2015、SANA, April 3, 2015、UPI, April 3, 2015などをもとに作成。

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