内務省総合治安局がイドリブ市で逃亡した旧体制の関係者を捜索するための掃討作戦を実施(2025年1月29日)

イドリブ県では、SANAによると、内務省総合治安局がイドリブ市で、同市に逃亡した旧体制の関係者を捜索するための掃討作戦を実施した。

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タルトゥース県では、SANAによると、ミスヤーフ市近郊のバシュニーン村で武器弾薬などが発見、押収された。

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ラタキア県では、SANAによると、内務省総合治安局が「旧体制の残党」の拠点1ヵ所を強襲し、多数を逮捕、武器・装備を押収した。

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アレッポ県では、SANAによると、内務省総合治安局が誘拐犯のグループを逮捕した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、スバイナ町で集団墓地が新たに発見され、女性や子どもを含む26人の遺体が回収された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、10月21日に逮捕されていたカニーヤト・アースィー村出身の若い男性1人が遺体で発見された。

また、シリア軍事作戦総司令部によって県農村地帯で逮捕されていた男性3人も死亡した。

シリア人権監視団によると、ムーサー・フーラ村で市民1人が処刑され、死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市郊外の民家で、1人が処刑され、死亡した。

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新興のアル=カーイダ系組織のなかで最大勢力を誇るフッラース・ディーン機構が組織の解散を宣言(2025年1月29日)

「シリア革命の咆哮者たち」によると、新興のアル=カーイダ系組織のなかで最大勢力を誇るフッラース・ディーン機構が声明第35号を発表し、組織を解散したと宣言した。

声明のなかで、フッラース・ディーン機構は、「アッラーの加護のもと、シャームの民にその土地の解放と、軍およびその逃亡者らの破壊という恩恵が与えられた」、「祝福されたシリア革命はイスラーム教徒のモスクから始まり…、体制に勝利することがすべてのイスラーム教徒にとっての義務であり、聖戦アル=カーイダ機構の面々は、イスラーム教スンナ派国民はアッラーのお許しのもと、現代においてもっとも残忍な圧制者に対して勝利するまで、シャームの民を救済し、不正を排するため彼らを支援してきた」としたうえで、聖戦アル=カーイダ機構司令部より、イスラーム教徒のウンマとシャームにおけるスンナの民に対して、フッラース・ディーン機構を解体する司令官(アミール)決定を下したと宣言した。

また、シャームにおけるスンナ派に対して、武器を捨てず、今後の段階に備えるよう忠告するととともに、ウンマに対し、イスラーム教徒の「家」のあらゆる場所において、支援や救援の呼びかけに応じる兵士で有り続けると誓約した。

さらに、シャームの名士らに対しては、宗教とシャリーアの支配を確立すること、そしてシャームにおけるスンナ派の手に武器を維持させることで、圧制者に隷属せず、占領者の標的とならないようにするよう忠告した。

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タルトゥース県、ダマスカス県、ラタキア県でシャルア総司令官の暫定大統領就任を祝福するデモ(2025年1月29日)

タルトゥース県では、シリア軍事作戦局総司令部がシリア情勢の進捗についての情報を発信するために開設した専門のプラットフォーム「自由シリア」によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)の暫定大統領就任を祝福するデモがタルトゥース市行われた。

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ダマスカス県では、『ワタン』によると、シャルア総司令官の暫定大統領就任を祝福するデモが行われた。

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ラタキア県では、ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、シャルア総司令官の暫定大統領就任を祝福するデモが行われた。

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シリア軍事作戦総司令部はシリア革命勝利宣言大会を開催:シャルア総司令官が暫定大統領に就任(2025年1月29日)

シリア軍事作戦総司令部は、同司令部に参加する諸派と革命諸勢力が出席するなかでシリア革命勝利宣言大会を開催したと発表した。




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大会のなかで、シャルア総司令官は以下の通り演説した。

数ヶ月前、ダマスカスは献身的な母親のように、子供たちを責めるような目で見つめ、傷と屈辱、苦しみを訴えながら血を流し、痛みをこらえ、倒れそうになりながらも「我が国を助けてください!」と訴えていた。
アッラーの恵みにより、我々は束縛を打破し、シャームの民を屈辱と侮辱の埃から解放し、シリアの太陽は再び昇った。人々は歓喜し、アッラーを讃え、大勝利を収めた。 戦争や軍事的な戦いが慣れ親しんできた様相とは、荒廃、破壊、流血だ。しかし、シリアの勝利は達成され、力によって慈悲、正義、そして善行によって満たされた。
勝利はそれ自体が大きな責任であり、勝者の任務は重く、その責任は重大である。
シリアが今日必要としているのは、以前よりもさらに多い。以前、シリアの解放を決意したように、今度はその建設と発展を決意しなければならない。
今日のシリアの優先事項は、権力の空白を埋め、国民の平和を維持し、国家機関を再建し、経済開発の基盤を築き、シリアの国際的・地域的な地位を回復することだ。









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次に、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は以下の通り演説した。

我々は、国民の願いを表現し、自由、正義、そして尊厳を基盤とする国家を築き、すべての人が祖国愛と帰属意識、さらには献身と犠牲の精神を感じるにふさわしいシリアのアイデンティティを確立することに成功した。
シリアは現在の試練のただなかで、国外に安心を提供し、ヴィジョンを明確化し、友好を勝ち取り、そして内外の国民を代表する存在としての役割を果たすことを目的とする多角的な外交政策を推進している。
シリアの外交政策の基本目標は、共同協力、相互尊重、そして戦略的パートナーシップに基づいた地域・国際環境の創出に貢献することである。
特にアラブ地域において、この地域は、紛争の遺産を抱えている。シリアの外交政策においても、この緊張を緩和し、平和を確立することに取り組むことを試みたい。なぜなら、シリアはその取り組みを主導しているからだ。
シリアはアラブ諸国とのつながりを特に重視し、近隣諸国との関係強化を継続している。揺るぎない意志をもって歩みを進め、新たなパートナーシップを通じて外交政策の効果をさらに高め、より強固なイメージを描いていく。
さらに、アッラーのご加護のもと、米国および欧州連合(EU)において制裁の一部免除や停止を実現することができた。これにより、我々の国への参与や貢献の機会が促進され、回復と成長の動きが加速されるだろう。







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続いて、SANAによると、上級士官らが挨拶を行った。

アーミル・シャイフ司令官は「かつてシリア解放の手段であった座り込みデモは、今後も国家の建設、復興、そして国外にいる国民の帰還のための手段となるであろう」と述べた。

アフマド・イーサー・シャイフ司令官は「我々は新しいシリアを築くために努力しなければならない。その実現には、団結し、互いに慈しみ、共感し、一つの身体のように結束することが不可欠である」と述べた。

アッザーム・ガリーブ司令官は「この勝利は偉大な成果であり、我々一人ひとりに責任を果たすことを求めている。すべての人が自身の能力を最大限に活かし、国家と復興のために尽力しなければならない」と述べた。

ファドルッラー・ハッジー司令官は「我々の勝利は、公正な祖国の建設と、数多くの犠牲を払ってきたシリア国民のための輝かしい未来への第一歩である」と述べた。

イサーム・ブワイダーニー司令官は「我々は指導部を支援し、これからの日々においてシリア全土の解放を目指して努力しなければならない」と述べた。

ファヒーム・イーサー司令官は「我々は、アフマド・シャルア司令官が新たなシリアを率い、我々が願う未来へと導く能力を持っていることを信じている」と述べた。

サイフ・アブー・バクル司令官は「この勝利は瞬時に得られたものではなく、揺るぎない意志と偉大な国民が捧げた多大な犠牲の結果である。このことは、我々に今後の段階での大きな責任を課すものである」と述べた。

アフマド・ハーイス司令官は「我々は今日、重大な責任を担っている。革命は、新たな自由で独立したシリアを築くことで初めて完成するのである」と述べた。

ムハンマド・ジャースィム司令官は「この勝利は、我々の拘束された仲間たちの忍耐、負傷者の犠牲、そして母たちの祈りによってもたらされたものである」と述べた。

サーリム・アンタリー司令官は「シリア国民の意思が勝利を収めた。我々は、解放のために注いだのと同じ揺るぎない決意をもって、すべての人がシリアの建設に取り組むことの重要性を強調する」と述べた。

ジャミール・サーリフ司令官は「戦いの決断を下した者、そして避難民キャンプの住民や国外避難者、さらには解放のために尽力したすべての人々に、アッラーのご加護がありますように。戦いの決断を下した指導者を信頼してきたように、我々は今後の段階においてもその指導力を信頼する」と述べた。

イスマト・アブスィー司令官は「サイドナーヤーの支配者、我々の愛する者たちを殺害した拷問施設の責任者は倒れた。この勝利は、我々の座り込み抗議と、戦いが宣言されたその瞬間においてアフマド・シャルア指導者のもとに結集したことがなければ成し得なかった」と述べた。

メディア関係者のムハンマド・ファイサル氏は「シリアの報道関係者は、我々が誇るシリア指導部の矢筒に収められた矢の一本である」と述べた。

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最期に、ハサン・アブドゥルガニー総司令部報道官は、「シリア革命勝利宣言声明」を読み上げた。











声明の内容は以下の通り。

シリア革命勝利宣言声明
慈悲深く慈悲あまねきアッラーの御名において
アサド体制によるシリア国民への圧政と独裁が数十年にわたって行われ、偉大なるシリア革命の英雄たちの14年間にわたる多大なる犠牲により、尊厳ある我が国民に数十万の殉教者、負傷者、拘束者が出て、数百万の人々が避難を余儀なくされた。2011年3月より続いたこの英雄伝は、ついに2024年12月8日朝、アッラーの加護と支持のもとに輝かしい勝利を収めた。我々軍事作戦司令部は、偉大なるシリア国民に対し、その名のもとに正統性を体現した祝福された革命の勝利を心から祝福し、これに基づき以下を発表する。
1. シリア革命の偉大なる勝利(を宣言し)、そして毎年12月8日を国民の日と定める。
2. 2012年憲法の効力を停止し、あらゆる例外法の適用を廃止する。
3. 旧体制下で設置されていた人民議会およびその下部委員会を解散する。
4. 旧体制の軍を解散し、愛国的基礎に基づく新たなシリア軍を再編成する。
5. 旧体制に属するすべての治安機関を、その支部や名称を問わず解散し、また旧体制が設立したすべての民兵組織を廃止する。これに代えて、市民の安全を確保するための新たな治安機関を設立する。
6. アラブ社会主義バアス党および国民進歩戦線の諸政党を解散し、これらに属する組織・機関・委員会をすべて廃止する。また、いかなる名称においてもこれらを再編することを禁じ、その全資産はシリア国家に帰属するものとする。
7. 闘争を貫徹し、新たなシリアの国家を建設するための役割を強化するため、すべての軍事組織、および政治・民間の革命組織を解散し、これを国家機関に統合する。
8. アフマド・シャルア氏を移行期における国家指導者(大統領)とし、シリア・アラブ共和国の大統領としての職務を遂行し、国際社会において国家機関を代表するものとする。
9. アフマド・シャルア司令官に対し、移行期における暫定立法評議会の設立を委任し、恒久憲法の制定および施行までの間、その立法機能を担うものとする。
ヒジュラ暦1446年ラジャブ月29日(西暦2025年1月29日)水曜日に発布。

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シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とアブー・カスラ暫定国防大臣はラクロワ国連平和活動担当事務次長、ゴーシャUNDOF司令官を代表とする国連使節団:「外国軍の撤退を条件に国境地域の管理に関与する用意がある」(2025年1月29日)

SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣と、ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣は、ジャン=ピエール・ラクロワ国連平和活動担当事務次長、パトリック・ゴーシャ国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)司令官を代表とする国連使節団と会談した。

会談で、シリア側は、シリアが国連と全面的に協力する意思があること、そして1974年の兵力引き離し合意に基づいて、国境地域の管理に関与する用意があることが確認、その条件として外国軍(イスラエル軍)の即時撤退を求めた。 一方、UNDOFは、この問題の解決と国境および地域の安定回復に対する専念する意思を示した。

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アバーザイド暫定財務大臣はドイツ外務省使節団、EU代表部使節団と会談(2025年1月29日)

SANAによると、ムハンマド・アバーザイド暫定財務大臣はビヨン・ゲルマン氏を臨時代表が率いるドイツ外務省の使節団と会談し、財務協力開始の方途について議論した。

アバーザイド臨時財務大臣はまた、ミヒャエル・オンマハト臨時代表とフランス外交官エレーヌ・ルカルが率いるEU代表部使節団と会談し、シリアとEUの関係促進の方途について議論、シリアに対するすべての制裁を解除する必要性が確認された。

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ロシアのボグダノフ外務副大臣兼大統領特使シャルア総司令官と会談:ロシア側はシリアで進行中の変化を支援することを確認、シャルア総司令官はアサド前大統領の身柄引き渡しを要求、ロシア軍基地の処遇については交渉継続で合意(2025年1月29日)

シリア軍事作戦総司令部によると、ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣兼大統領特使(中東地域担当)がシリアを訪れ、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)と会談した。

会談では、シリアの主権や領土の一体性の尊重など主要な問題について集中的に議論がなされた。

ロシア側は会談で、シリアで現在進行中の前向きな変化を支援することを確認した。会談ではまた、補償、復興、早期回復などの具体的な措置を通じて、シリア国民への信頼を再構築するためのロシアの役割についても焦点があてられた。

会談において、両者は、アサド体制が行ってきた野蛮な戦争の犠牲者への説明責任の保証と正義の実現に向けた移行期正義の仕組みについても議論がなされた。

シリアの新政権側は、正義、尊厳、そして主権に根ざしたシリアの未来を築くため、すべての利害関係者と原則的に対応することを確認した。

新政権はまた、関係修復には、過去の過ちに対処し、シリア国民の意思を尊重し、その利益に資する必要があると強調した。

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ロイター通信が会合に詳しいシリア筋の話として伝えたところによると、シャルア総司令官はボグダノフ副大臣に対してアサド前大統領の身柄引き渡しを求めた。

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タス通信によると、ボグダノフ外務副大臣は会談後に記者らに対して、シリア領内のロシア軍基地の処遇について、議論を続けることで合意したと語った。

また、タス通信によると、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は記者らに対して、ボグダノフ外務副大臣のシリア訪問について、「重要な訪問だった、また(新政権との)接触も重要なものだった。なぜなら、シリアとの継続的な対話を確立維持する必要があるからだ」と述べた。

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シリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官がシリア・クルド国民評議会の使節団と会談(2025年1月28日)

ルダウ・チャンネルが、シリア・クルド国民評議会のファイサル・ユースフ報道官の話として伝えたところによると、シリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官が、同評議会の使節団と会談、移行期への対応姿勢や合同使節団の発足の是非について議論を行った。

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シャルア総司令官は27日の在米シリア人女性の使節団との会談で妻を披露(2025年1月28日)

1月27日のシリア軍事作戦局総司令部のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)と会談した在米シリア人女性の使節団に参加していたリーム・バズム氏は1月27日、Xで、シャルア総司令官とアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣と会談できたことに謝意を示すとともに、シャルア総司令官の妻のラティーファ・シャルア氏と会えたことが光栄だったと表明した。

バズム氏はまた28日にサウジアラビアのシャルク・ニュースのインタビューに対して次のように述べた。

彼女(ラティーファ氏)は議論にはくわわりませんでした。でも、彼女は美しく、エレガントな女性でした。私たちが選挙に基づく民主的な政府を持つに至れば、彼女は第1夫人に相応しいと思いました。

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一方、同じく使節団に参加していたアブドゥルハーフィズ・シャラフ氏はフェイスブックで、使節団がシャルア総司令官の妻ラティーファ氏と会談したことを明らかにするとともに、その時の詳細を明らかにした。

それによると、会談に臨んでいた使節団に対して、シャルア総司令官は突如、妻のラティーファ氏を同席させた。

ファーティマ氏はニカーブではなく、ヒジャーブを着用した普通のシリア人の服装をしていた。
シャルア総司令官は冗談交じり、妻を紹介し、「彼女をとても愛している」と語り、自身に複数の妻がいるとの噂に関して、「本当に彼女だけで、ほかには誰もいない。SNSで聞くことは単なる噂にすぎない」と述べた。

そのうえで、次のように述べた。

私が、彼女はヒジャーブを着用しており、ニカーブはしていないと書いたのは、単なる説明のためであり、それ以上の意図はない…。
しかし、私は確信を持って、ヒジャーブやニカーブの着用、あるいはヒジャーブを着けないこと、さらには衣服の選択全般に関して、それが男性であれ女性であれ、個人の自由だと考えている。この自由は、すべての人において尊重されるべきで、国家という枠組みや法律は、このような細かな事柄に介入するべきではなく、むしろすべての人の 自由を守り、その権利を保障する ことに専念すべきだ。

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サウーディー・ニュースによると、ラティーファ氏のフルネームはファティーファ・ダルービー。

ヒムス県ヒムス市の出身で、ダルービー家はウラマーのアブドゥルガッファール・ダルービー師、元閣僚のガーズィー・ダルービー氏、作家のサーミー・ダルービー氏、元首相のアラーッディーン・ダルービー氏らを輩出した名家。

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シリア民主軍がダイル・ザウル県ブサイラ市、スブハ村、アブリーハ村で治安作戦を実施し、25人を逮捕、また同地で外出禁止令を発出(2025年1月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍がブサイラ市、スブハ村、アブリーハ村で治安作戦を実施し、25人を逮捕、また同地で外出禁止令を発出した。

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米軍はハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港とシャッダーディー市の基地に輸送機で物資を搬入(2025年1月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機2機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

シリア人権監視団によると、米軍はまた、シャッダーディー市の基地にも貨物機1機で物資を輸送した。

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トルコ軍はアレッポ県スィッリーン町中心部を無人航空機で爆撃し、市民12人が死亡、13人が負傷(2025年1月28日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍が午前11時頃、ティシュリーン・ダム一帯を戦闘機で爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後12時頃、スィリーン町近郊のビール・ハッスー村、スィッリーン飛行場を戦闘機で爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後3時頃、ティシュリーン・ダムの施設を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍は、午後4時頃、スィッリーン町中心部を無人航空機複数機で爆撃した。

ANHAによると、この爆撃で、市民12人が死亡、13人が負傷した。

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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午前2時半頃、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のウンム・ハルマル村を戦闘機で爆撃し、子ども1人を含む3人が死亡、4人が負傷した。

ANHAによると、爆撃による死者数は、その後3人、負傷者は9人となった。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後1時頃、アイン・イーサー市近郊のアブド・ジュムア村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後3時頃、無人航空機でアイン・アラブ市発電所を爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後3時半頃、アイン・イーサー市近郊のサラーミダ村、アブド・ジュムア村、タッル・アブヤド市西のラクラクー村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後10時頃、アイン・イーサー市近郊のサファーウィヤ村、スルーク町近郊のマフラト村、フワイジャ村、ハミード村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後10時頃、スルーク町近郊の村々を砲撃した。

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シリア民主軍のアブディー司令官:「第三者、複数の地元勢力、一部諸外国が我々とシリアの新政権の間で戦闘を引き起こそうとあからさまに試みている」(2025年1月28日)

シリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官はANHAのインタビューに応じ、そのなかで「第三者、複数の地元勢力、一部諸外国が我々とシリアの新政権の間で戦闘を引き起こそうとあからさまに試みている」と述べた。

アブディー司令官はまた、みながそうした事態を望んではおらず、シリア民主軍、新政権、そして諸外国はいずれも包括的な国民対話が行われることを望んでいると付言した。

アブディー司令官はさらに、これまでにシリアの新政権と交戦したことはなく、ラッカ県、ダイル・ザウル県、そしてアレッポ市では連携が行われていると主張した。

一方、分離主義的傾向への非難をめぐっては、「我々が、シリアに二つの軍を創設し、国家内国家を建設しようとしていると多くの人が吹聴しているが、我々にはそうした意図はない」と否定した。

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ダマスカス県ルクン・ディーン区で、組織解体と武器引き渡しを拒否して逮捕されたシリア国民軍所属のイスラーム軍のサアドゥー・ガザーウィー氏の釈放を求める抗議デモ(2025年1月28日)

ダマスカス県では、「シリア革命の咆哮者たち」タフタ・マフジャルによると、ルクン・ディーン区で、6日前(1月23日)に新政権当局との会合に招聘され、その後逮捕されたシリア国民軍所属のイスラーム軍のサアドゥー・ガザーウィー氏(アブー・サフヤーン)の釈放を求める抗議デモが行われた。

ガザーウィー氏の逮捕は、指導する部隊(旅団)の解体と武器引き渡しを求める新政権の要請を拒否したのが理由だという。

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イスラエルのカッツ防衛大臣はヘルモン山を視察、シリア領内に留まると述べる(2025年1月28日)

イスラエル公共放送協会(KAN)によると、イスラエルのイスラエル・カッツ防衛大臣は28日早朝、シリアのヘルモン山を視察、「イスラエル軍はヘルモン山頂および安全保障区域に無期限で駐留し、イスラエル国民の安全を確保する。南シリアの安全保障地域に敵対勢力が定着することは許さない」と述べた。

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イスラエル公共放送協会(KAN):「トランプ米大統領がシリアに駐留を続けている米軍兵士数千人を撤退させる意向を持っている」(2025年1月28日)

イスラエル公共放送協会(KAN)は、米大統領府(ホワイトハウス)の複数の高官が、イスラエル側の関係者に対して、ドナルド・トランプ米大統領がシリアに駐留を続けている米軍兵士数千人を撤退させる意向を持っている旨伝えてきたと報じた。

KANによると、米軍の撤退は、イスラエルで多くの懸念と不安を引き起こしているとともに、トルコの攻撃に直面しているクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)、同組織の武装組織の人民防衛隊(YPG)を主体とするシリア民主軍、北・東シリア地域民主自治局にも影響を与えると見られるという。

米国防総省が2024年12月に発表したところによると、米軍は約2000人をシリア領内各所に駐留させている。

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ヒムス県上ムハッラム町で即席爆弾が仕掛けられていた車2台が爆発(2025年1月28日)

ヒムス県では、SANAによると、上ムハッラム町で即席爆弾が仕掛けられていた車2台が爆発した。

シリア人民抵抗によると、壁の後ろに隠れていた男性1人が、爆発直後にバスが炎上する現場に近づき、撮影を初め、これに気づいた住民がこの男性を取り押さえ、駆け付けたシャーム解放機構のメンバーらに身柄を引き渡した。

この男性は、所持していた身分証明書から、シャーム解放機構のメンバーであることが判明したという。

一方、シリア人権監視団によると、ヒルバト・ハマーム村で内務省総合治安局によって逮捕された若い男性2人が拷問を受けて死亡、遺体で発見された。

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ダルアー県では、SANAシリア人権監視団によると、ダルアー市のサジュナ地区で、住宅が爆発し女性1人と女児1人が死亡、10人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、SANAによると、バイト・ジン村一帯でシリア軍第4師団の武器庫を発見した。

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ダイル・ザウル県では、SANAによると、内務省総合治安局が、自動車強盗グループを逮捕した。

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イドリブ県では、『ワタン』によると、内務省総合治安局がアティマ村一帯で、アレッポ県方面からカプタゴンを持ち込もうとした男性1人を逮捕した。

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シリアを訪問中の在米シリア人女性の使節団がイドリブ県北部の国内避難民(IDPs)キャンプを視察(2025年1月28日)

イドリブ県では、SANAによると、シリアを訪問中の在米シリア人女性の使節団が、県社会問題労働局長、イドリブ市警察部長とともに、県北部の国内避難民(IDPs)キャンプを視察した。

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シャラム暫定運輸大臣はバダウィー陸路海路出入国管理総局長とともに、国際投資企業のアシュアード・ギャランティ・リミテッド(AOG)の代表と会談し、港湾施設建設、鉄道網整備への投資について議論(2025年1月28日)

SANAによると、バハーッディーン・シャラム暫定運輸大臣は、陸路海路出入国管理総局のカティーバ・バダウィー総局長とともに、国際投資企業のアシュアード・ギャランティ・リミテッド(AOG)の代表と会談し、港湾施設建設、鉄道網整備への投資について議論した。

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シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣がセーブ・ザ・チルドレンの代表、ドイツの使節団と会談(2025年1月28日)

SANAによると、シリア軍事作戦局総司令部のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣がセーブ・ザ・チルドレンの代表と会談し、医療活動発展に向けた連携と協力の方途について議論した。

シャルア暫定保健大臣はまた、ドイツの使節団と会談し、医療分野での協力の方途について議論した。

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シャルア総司令官はシャイバーニー暫定外務在外居住大臣とともに、ムスタファー・パレスチナ自治政府首相兼外務大臣と会談:ムスタファー首相「シリアに対する制裁解除に向けて全力で支援を行う」(2025年1月28日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)はアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住大臣とともに、ムハンマド・ムスタファー・パレスチナ自治政府首相兼外務大臣を代表とするパレスチナの使節団と会談した。

パレスチナのWAFA通信https://www.wafa.ps/Pages/Details/112791によると、ムスタファー首相は、会談のなかで、シリアに対する制裁解除に向けて全力で支援を行うと述べた。

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シリア民主軍とアサーイシュがダイル・ザウル県でアカイダード部族の族長の1人イブラーヒーム・ハフル氏が率いる地元武装集団に対する治安作戦を継続(2025年1月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団ANHAによると、シリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が、アカイダード部族の族長の1人イブラーヒーム・ハフル氏が率いる地元武装集団に対する治安作戦を継続、アズバ村で15人、アブー・ハシャブ村で10人を逮捕した。

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ダルアー県の地元武装集団がダーイシュの東部地区の司令官(アミール)のアター・ハリーリーを要撃し、拘束することに成功(2025年1月27日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がカフルシャムス町とサナマイン市を結ぶ街道でダーイシュ(イスラーム国)の東部地区の司令官(アミール)のアター・ハリーリー(ブスル・ハリール市出身)を要撃し、拘束することに成功、内務省総合治安局に身柄を引き渡した。

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米軍が基地を設置しているハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送(2025年1月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯、スィッリーン町一帯などへの攻撃を続ける(2025年1月27日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午前10時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後5時頃、ティシュリーン・ダム一帯を戦闘機複数機で爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍戦闘機複数機が、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のスィッリーン町近郊のビール・ハッスー村、ガサク村、サブト村、ティーナ村、スィッラーン町の穀物サイロを爆撃した。

一方、ANHAによると、シリア民主軍広報センターは26日にカラ・クーザーク橋一帯に侵攻しているシリア民主軍を攻撃し、戦闘員8人を殺害、13人を負傷させたと発表した。

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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午前11時頃、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のハドラーウィー村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午前11時30分頃、ラビーアート村のガソリン・スタンドを狙って砲撃した。

ANHAによると、午後12時頃、トルコ軍とシリア国民軍は、アブー・ラースィーン町を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後2時頃、スルーク町近郊のガーズィリー村、フワイジャ村、ハージュー村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後4時頃、アイン・イーサー市近郊のサラーミダ村、タイース村、スワイディーヤ村、ムシャイリファ村、ハッジ・ハサン村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後11時頃、無人航空機1機でアイン・イーサー市を攻撃した。

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グランディ国連難民高等弁務官:50万人のシリア難民がこれまでに帰還、約60万の国内避難民(IDPs)も帰宅(2025年1月27日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、シリアを訪問したフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官が、シリアの再建と難民帰還に向けた大胆かつ断固たる行動をとるよう国際社会にアピールしたと発表した。

声明によると、アサド政権後に帰国した20万人を含む50万人のシリア難民がこれまでに帰還、また約60万の国内避難民(IDPs)も帰宅を果たした。

だふぁ、依然として740万人のIDPsが国内で避難生活を余儀なくされており、600万人以上のシリア難民が外国で暮らしているという。

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アサド政権の崩壊を受けてイラクに逃走していたシリア軍の元将兵のうち上級士官約150人が今もイラクに(2025年1月27日)

ルダウは、イラクのアンバール県ルトバ郡のイマード・ドゥライミー郡知事の話として、アサド政権の崩壊を受けてイラクに逃走していたシリア軍の元将兵のうち、上級士官約150人が今もイラクに留まり、バグダードに移送された一方、それ以外の兵士らはシリアに帰国したと伝えた。

ドゥライミー郡知事が26日に語ったところによると、アサド政権の崩壊を受けて、イラクに逃走したシリア軍がルトバ郡に設置していたキャンプには、将兵は残っていないという。

イラクにはアサド政権崩壊直後2000人あまりのシリア軍将兵が逃れていた。

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クナイトラ県バアス市(サラーム市)の警察本部前で、部族の代表者ら30人がイスラエル軍の侵攻に抗議するデモ(2025年1月27日)

クナイトラ県では、イナブ・バラディーによると、部族の代表者ら30人ほどが、県庁所在地があるバアス市(サラーム市)の警察本部前でイスラエル軍の侵攻に抗議するデモを行った。

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ダマスカス県ウマウィーイーン広場で、前政権時代の内務省に勤務していた警察職員らが解雇と宿舎からの立ち退きに抗議してデモ(2025年1月27日)

ダマスカス県では、ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、ウマウィーイーン広場で、前政権時代の内務省に勤務していた警察職員らが、解雇と宿舎からの立ち退きに抗議してデモを行った。

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