シャルア総司令官はペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と会談(2025年1月20日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)は、シリアを訪れたゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と会談した。

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内務省総合治安局を名乗る覆面姿の7人組のグループがダマスカス県のカフェに押し入り、音楽演奏中止を強要:発端はカフェ・オーナーと前政権民兵の指導者の個人的対立(2025年1月19日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団、トルコに拠点を置くシリア・テレビによると、内務省総合治安局を名乗る覆面姿の7人組のグループが、バラームカ地区のダマスカス大学美術学部の近くにあるカフェ「ジョイン・アス」(あるいは「ジョイン」)に押し入り、男女の観客がバンドの演奏を鑑賞している最中に、演奏を中止するよう求めた。

覆面姿のグループは、暴言を吐いたり、武器で脅迫するなどし、演奏中止を強要、バンドのメンバーやカフェのオーナーに暴行を加え、メンバーや撮影していたスタッフにカフェから出ていくよう迫り、カフェを閉鎖するなどと威嚇した。

複数筋によると、覆面姿のグループは、カフェでの音楽演奏や飲酒に反対する地元住民だという。

カフェの投資主のハーディー・アキール氏は、シリア・テレビの取材に対し、覆面姿のグループは、「アブー・ライス」を名乗る人物をリーダーとするグループで、治安当局には所属しておらず、アサド前政権の民兵・自警団として知られる人民諸委員会のメンバーと見られると述べた。

また、事件は、この「アブー・ライス」という人物とカフェのオーナーとの個人的な対立が原因で、カフェは当局からの閉鎖要請は受けていないと明言した。

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アブー・カスラ暫定国防大臣:「シリア民主軍がシリア軍内でブロックを形成することは適切ではない」(2025年1月19日)

ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣は、ロイター通信のインタビューに応じ、そのなかで、米国の支援を受けるクルド人戦闘員(シリア民主軍)が、現在統合に向けて協議や調整が行われているシリア軍内で独自のブロック(派閥)を形成することは適切ではないと述べた。

アブー・カスラ暫定国防大臣の発言は、1月15日にシャルク・ニュースのインタビューのなかで、シリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官が、シリア民主軍を解体することなく、「軍事ブロック」として国防省に統合することに対して前向きだと述べたのを受けたもの。

 

アブー・カスラ暫定国防大臣は以下の通り述べ、アブディー司令官の提案を否定した。

我々は、彼らが国防省のヒエラルキーのなかで国防省に入り、軍事的な方法で配置されることになる。
だが、彼らが国防省内で軍事ブロックとして留まることについては、大きな組織のなかにそうしたブロックがあることは適切ではない。

 

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ダイル・ザウル市北のフシャーム町のガソリン・スタンドでシリア民主軍の軍用車輛1台が地元武装集団の襲撃を受けて、兵士1人が死亡(2025年1月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市北のフシャーム町のガソリン・スタンドでシリア民主軍の軍用車輛1台が地元武装集団の襲撃を受けて、兵士1人が死亡した。

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ヒムス県とタルトゥース県のレバノンとの国境地帯でレバノン人の密売グループとシリア人の密輸グループの衝突相次ぐ(2025年1月19日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マトリバー国境通行所(レバノン側はハムラー国境通行所)とレバノンのカスル村を結ぶ国境地帯で、レバノン人の密売グループとシリア人の密輸グループが砲撃戦を行い、民家の窓ガラスが割れるなどの損害が出た。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、アリーダ国境通行所近くでも同様の戦闘が発生し、レバノン軍部隊が展開し、事態収拾にあたった。

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米軍が基地を設置しているハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港に輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送(2025年1月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

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シリア民主軍のアブディー司令官:分離主義的志向を否定するとともに「シリア民主軍は武装解除や組織の解体を決定はしてはいないが、未来のシリア軍に統合されることを望んでいる」と表明(2025年1月19日)

シリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官は、ANHAの取材に応じ、そのなかで、シリアからの分離や分割を志向しているとの非難に対して、以下の通り答えて否定した。

我々は、シリアのすべての社会集団を含むかたちで、シリア国民が平等な権利と義務を享受し、いかなる理由による差別もないことを基礎とし、その統一を領土と国民の両面で支持している。
我々はダマスカスの政府を支援しており、シリア国家の権限が国土全体に及び、その一部となることを歓迎している。
我々は、分配制ではなく、パートナーシップに基づき、シリア国民として、自らの部隊や機関を国家の機関に統合する準備ができている。

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一方、アブディー司令官はアラビーヤ・チャンネルのインタビューに応じ、そのなかで、シリア民主軍は武装解除や組織の解体を決定はしてはいないが、未来のシリア軍に統合されることを望んでいるとしたうえで、国防省への統合が対話によらず行われれば、「大きな問題をもたらすことになる」と述べた。

トルコは北・東シリアの支配地を統合するため、アイン・アル=アラブ(コバネ)市を占領しようとしている。 ティシュリーン・ダムでの戦闘は続いている…。我々はトルコとの問題を対話によって解決したかった。 イラク・クルディスタン地域の経験を再現することを目指しているわけではない…。シリアの憲法は、クルド人の権利を保障すべきであり、我々はシリアの領土の一体性を支持する。 我々はシリアにおける米軍の駐留を支持する…。米軍の駐留は、見解の相違を解消しようとするうえで重要である。 イランからの武器供与(無人機)の必要はない。

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トルコ軍はアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯への攻撃を続ける(2025年1月19日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後12時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、シリア民主軍が午後12時頃、ティシュリーン・ダム一帯、ダイル・ハーフィル市でシリア民主軍を迎撃し、戦闘員多数を殺害した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後2時頃、ティシュリーン・ダム南の村を攻撃、シリア民主軍マンビジュ軍事票位階がこれを迎撃した。

ANHAによると、マンビジュ軍事評議会とトルコ民主軍が午後6時頃、ティシュリーン・ダム一帯で激しく交戦した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア民主軍がカラ・クーザーク橋一帯を砲撃した。

ANHAによると、民主連合党(PYD)は、ティシュリーン・ダムで「人間の盾」として留まっていたハサカ県カーミシュリー地区のマニージャ・ハージュー・ハイダル共同議長が、前日のトルコ軍の攻撃によって死亡したと発表した。

ANHAによると、シリア民主軍はティシュリーン・ダム一帯での戦闘で、シリア民主軍の装甲車と戦車多数を破壊、戦闘員数十人を殺害した。

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ラッカ県では、ANHAによると、シリア民主軍が、午前0時頃、アイン・イーサー市近郊のスカイルー村に潜入しようとしたシリア国民軍を迎撃し、戦闘員2人を殺害した。

ANHAによると、午後12時頃、トルコ軍がアイン・イーサー市近郊のヒーシャ村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍が午後9時頃、アイン・イーサー市近郊のサファーウィヤ村とその一帯を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後3時頃、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町郊外のタッル・ワルド村を砲撃した。

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カーディリー暫定外務在外居住者大臣はUNICEFシリア事務所長の根本巳欧副代表と会談(2025年1月19日)

SANAによると、ウサーマ・アブー・ザイド暫定水資源大臣は、国際連合児童基金(UNICEF)の使節団と会談し、各県の水利事情と発展の方途について議論した。

また、ナズィール・カーディリー暫定外務在外居住者大臣は、UNICEFシリア事務所長の根本巳欧副代表と会談し、教育の現状について議論した。

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『ワタン』によると、アナス・サリーム計画国際開発委員会委員長が国連活動常駐調整官のアーダム・アブドゥルマウラー氏と会談し、持続的開発や国際機関の活動の発展の行方などについて議論した。

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首都ダマスカスで、「シャームよ、我々は戻った」キャンペーンの一貫として検問所やコンクリート製ブロックが撤去(2025年1月19日)

ダマスカス県では、SANAによると、「シャームよ、我々は戻った」キャンペーンの一貫として、市内に設置されていた検問所やコンクリート製ブロックの撤去が行われた。

また、『ワタン』によると、ホワイト・ヘルメットなどからなるボランティア・チームがマルジャ地区周辺で清掃を実施した。

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各地で誘拐されていた民間人の解放、麻薬の押収続く(2025年1月19日)

アレッポ県では、SANAによると、内務省総合治安局が誘拐犯によって拉致されていた複数の民間人の解放に成功した。

また、内務省総合治安局は、アレッポ市アズィーズィーヤ地区で麻薬密売グループを逮捕した。

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SANAによると、内務省総合治安局はシリア軍第4機甲師団が保管していた麻薬を、廃棄のため、専用の場所に輸送する作業を開始した。


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ヒムス県では、SANAによると、内務省総合治安局がヒムス市ワーディー・ザハブ地区で数日間にわたって綿密な特殊作戦を遂行し、犯罪グループに誘拐されていた男性1人を解放することに成功した。

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ラタキア県では、SANAによると、内務省総合治安局がラタキア港の貯蔵施設で、アラブ諸国や西側諸国に密輸されようとしていた大量のカプタゴンを発見し、これを押収した。

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国防省は「新生シリア国防省創設の手順と段階」を示したインフォグラフィックスを公開(2025年1月19日)

国防省は、「新生シリア国防省創設の手順と段階」を示したインフォグラフィックスを公開した。

インフォグラフィックスの内容は以下の通り。

新政権の軍事諸派との包括的会合
拡大会合:60以上の軍事組織を包摂。
一般合意:出席したすべての軍事組織を新政権に融合することが合意された。

国防大臣との集中会合
47回の会合に、東部、北部、沿岸、中部、首都、南部のさまざまな諸派の司令官と士官が出席。

武装部隊のデータを整理するための高等委員会の設置
委員会の目的:マンパワー(士官、下士官、兵士、学術スタッフ)と軍事資産(車輛、技術、兵舎、武器)の統合データベースの作成、データの整理と国防省への提供。

今後の段階:組織構造の再確立 軍のデータ整理を担当する高等委員会の作業終了後、諸組織と新たな会議を開催し、組織構造の確立と指導部の任命が行われる。
内規の作成: 国防省の内規を策定するための特別委員会が設置される予定である。

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シャルア総司令官は、シリアを訪れた米国人ジャーナリストのオースティン・タイス氏(2012年8月13日にシリア国内で失踪)の母親のデブラ・タイス氏と面談(2025年1月19日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)は、シリアを訪れた米国人ジャーナリストのオースティン・タイス氏(2012年8月13日にシリア国内で失踪)の母親のデブラ・タイス氏と面談した。

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シャルア総司令官はシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに、エイデ外務大臣を代表とするノルウェーの使節団と会談:シャルア総司令官の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣はノルウェー救済機構の使節団と会談(2025年1月19日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)は、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに、シリアを訪れたエスペン・バース・エイデ外務大臣を代表とするノルウェーの使節団と会談した。

SANAによると、会談後の共同記者会見で、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、シリアへの経済生成の解除を求めるとともに、領土の一体性、独立、安定を起点とする政治プロセスの達成、正義、自由、尊厳を実現する包括的な政府を発足し、そのために包括的な拡大国民会合を開催することを改めて確認した。

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SANAによると、シャルア総司令官の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣がノルウェー救済機構の使節団と会談し、保健部門での強力の方途について議論した。

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シリア民主軍のアブディー司令官が米中央軍(CENTCOM)のクリラ司令官と会談し、フール・キャンプに収容されているダーイシュ・メンバーの家族の社会復帰と、刑務所の安全確保に向けた国際的な取り組みの重要性を強調(2025年1月18日)

シリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官はXで、米中央軍(CENTCOM)のマイケル・エリック・クリラ司令官(陸軍中将)と最近会談したことを明らかにした。

会談では、シリア情勢とダーイシュ(イスラーム国)に対する合同作戦について議論、アブディー司令官は、ハサカ県のフール・キャンプに収容されているダーイシュ・メンバーの家族の社会復帰と、刑務所の安全確保に向けた国際的な取り組みの重要性を強調した。

また、協力関係強化の重要性と、シリア北東部での恒久的な停戦の達成と国全体の安全と安定の実現における米国の役割を再確認したという。

なお、CENTCOM)は16日付で声明を出し、クリラ司令官が、シリア民主軍と会談、フール・キャンプを視察したと発表、同キャンプとハサカ県のロジュ・キャンプに収容されているダーイシュ・メンバーらの帰国支援に注力していることを強調していた。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県でシリア民主軍の陣地2ヵ所を攻撃(2025年1月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが、ズィーバーン町にあるシリア民主軍の陣地を襲撃、シリア民主軍がこれに応戦し、戦闘となった。

また、スワル町に近いルワイシード村でも、ダーイシュのスリーパーセルがシリア民主軍の陣地を攻撃し、戦闘となった。

シリア人権監視団によると、ダーイシュのスリーパーセルはさらに、スワル町とアズバ村を結ぶ街道でシリア民主軍の軍用車輛1台を襲撃し、兵士2人を負傷させた。

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内務省総合治安局がラタキア県カルダーハ市で和解プロセスの受付と武器引き渡しを停止(2025年1月18日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がカルダーハ市で、和解プロセスの受付と武器引き渡しを停止すると発表した。

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ダイル・ザウル県では、SANAによると、和解プロセスが完了し、内務省総合治安局が旧政権の関係者らに一時保護カードを配布した。

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シリア人権監視団:前政権下の刑務所で拷問などにより2000人が死亡していたことを新たに確認(2025年1月18日)

シリア人権監視団は、前政権下の刑務所で拷問などにより2000人が死亡していたことを新たに確認したと発表した。

2011年3月に「アラブの春」がシリアに波及して以降に確認された死者数は73000人以上(うち男性72463人、18歳以上の女性188人、18歳未満の子ども349人)。

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首都ダマスカス、ラタキア市、ジャブラ市でシリア軍事作戦総司令部によって逮捕された旧体制の関係者の家族や親族が釈放を求める一方、アサド政権崩壊に喜ぶ市民らに対してデモに加わるよう呼びかける(2025年1月18日)

ダマスカス県では、アラビーTVシリア人権監視団によると、ヒラール病院前で、シリア軍事作戦総司令部によって逮捕された旧体制の関係者の家族や親族ら数百人が、ダマスカス郊外県のアドラー刑務所、ハマー県のハマー中央刑務所などに収監され続けているとして、抗議デモを行い、彼らの釈放を求める一方、アサド政権崩壊に喜ぶ市民らに対してデモに加わるよう呼びかけた。

デモ参加者らは、「私たちには兵士が必要だ」、「国民は刑務所解放とサイドナーヤーの犯罪人の処罰を望んでいる」、「兵士と士官を仲間たちと同じように刑務所から解放せよ」といったシュプレヒコールを連呼して、抗議の意思を示した。

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ラタキア県のラタキア市とジャブラ市でもIニュースシリア人権監視団によると、ラタキア市とジャブラ市で同様の抗議デモが行われた。

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シリア人権監視団によると、アサド政権崩壊後に拘束されたシリア軍の元将兵らの数は9000人以上に上っている。

逮捕された元将兵らの親族は、拘束者の一部が拷問を受けていることを示す映像が拡散されるなか、その安否への懸念を深める一方、拘束者との一切の連絡が禁じられており、再三にわたる釈放要請に対しても正式な回答を得ていないと訴えている。

複数筋によると、逮捕された元将兵のほとんどが、ヒムス県、ダイル・ザウル県などで武器を引き渡しているにもかかわらず、シリア軍事作戦総司令部によって拘束されたという。

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トルコ軍がアレッポ県ティシュリーン・ダムに「人間の盾」として留まる市民を攻撃、4人が死亡、15人が負傷(2025年1月18日)

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午前11時頃、アイン・イーサー市近郊のヒーシャ村近くにある灌漑施設を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍戦闘機は午後1時頃、スィッリーン町近郊のディーカーン村、ジャアダ村を爆撃した。

ANHAによると、この爆撃でジャアダ村の学校が破壊された。

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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍の有人戦闘機複数機が正午前にティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍戦闘機が午後2時頃、アイン・アラブ(コバネ)市昨日のティーナ村などを爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍が午後3時頃、無人航空機1機でティシュリーン・ダムに「人間の盾」として留まる民間人を狙って攻撃を行った。

ANHAによると、この攻撃で、市民4人が死亡、15人が負傷した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後5時頃、アイン・アラブ市一帯の村浦を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍が、ティシュリーン・ダムからラッカ県のタブカ市方面に向かって移動していたクルド赤新月社の救急車輛を無人航空機1機で攻撃した。

ANHAによると、シリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会は午後6時頃、ティシュリーン・ダム南のザマーラ村方面に潜入しようとしたシリア国民軍を迎撃し、戦闘員数十人を殺傷した。

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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後1時頃、タッル・タムル町近郊のカブール・ガラージナ村、ダルダーラ村とアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のラビーア村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後7時頃、アブー・ラースィーン町近郊のタッル・ワルド村を砲撃した。

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ANHAによると、シリア民主軍広報センターは各地での戦闘でシリア国民軍の戦闘員17人を殺害、トルコ軍兵士4人を含む21人を負傷させ、車輛4台を破壊したと発表した。

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バシール暫定首相がカースィム暫定社会問題労働大臣とともにイドリブ県の国内避難民(IDPs)キャンプを訪れ、人道状況を視察(2025年1月18日)

イドリブ県では、SANAによると、ムハンマド・バシール暫定首相が、ファーディー・カースィム暫定社会問題労働大臣とともに、国内避難民(IDPs)キャンプを訪れ、人道状況を視察した。

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ダマスカス県のマルワーン知事は、難民帰還を支援するための「シャームよ、我々は戻った」キャンペーンを開始したと発表:キプロスから500人のシリア難民帰還 (2025年1月18日)

SANAによると、ダマスカス県のマーヒル・ムハンマド・マルワーン知事は、難民帰還を支援するための「シャームよ、我々は戻った」キャンペーンを開始したと発表した。

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AP通信は、キプロスでシリア人1000人以上がシリアへの帰国を希望し、キプロスでの難民申請や国際的な保護の要請を撤回、すでに500人が帰国を果たしていると伝えた。

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各地で誘拐犯、窃盗・麻薬密輸グループが摘発するなか、殺人事件も相次ぐ(2025年1月18日)

アレッポ県では、SANAによると、内務省総合治安局が10万米ドルの身代金を要求していた誘拐犯のグループを逮捕し、誘拐されていた複数の民間人を解放した。

また、総合治安局のアレッポ市シャッアール支部が、窃盗グループを逮捕した。

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ラタキア県では、SANAによると、内務省総合治安局がラタキア市で窃盗グループを逮捕し、火器と多額の金銭を押収した。

総合治安局はまた、窃盗麻薬密売グループを逮捕した。

さらに、旧政権の「残党」が子どもの玩具や家具のなかに隠していたカプタゴンを押収した。

一方、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が、ラタキア市のダマスラフー地区を強襲し、アラウィー派のシャイフの1人ハーディー・カンジャラーウィー氏の自宅など住宅複数棟に向けて発砲した。

治安要員は、住民らを罵倒するなどし、指名手配者と関係があるとされる複数人を逮捕した。

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ダマスカス県では、SANAによると、警察がバルザ区で殺人犯を逮捕した。

また、、内務省総合治安局が公共財産の保護と交通整理を目的として、市内に展開した。

『ワタン』によると、総合治安局は、マッザ区およびその周辺に展開した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、クサイル市に近いレバノンとの国境地帯に位置するハーウィーク村で、灯油の密輸業者どうしが衝突、迫撃砲を撃ち合った。

また、シリア人権監視団によると、ジャッブーリーン村で、住民がシャーム解放機構のメンバーによって銃で撃たれて死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムハルダ市で正体不明の武装集団が若い男性1人を誘拐し、その後暴行を加えて殺害した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部は、ドゥライキーシュ市近郊のジュナイナト・ラスラーン村での17日の治安作戦で逮捕していた旧政権の軍事治安局高官のムハンマド・フーリーヤ容疑者を釈放した。

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シャルア総司令官はザキー事務総長補を代表とするアラブ連盟の使節団と会談:シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はアラブ連盟へのシリアの復帰を求める(2025年1月18日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)はシリアを訪れたフサーム・ザキー事務総長補を代表とするアラブ連盟の使節団と会談した。

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SANAによると、ザキー事務総長補はまた、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣と個別に会談し、その後共同記者会見を行った。

記者会見でのシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣の発言は以下の通り。

  • 我々は、アラブ連盟加盟国との協力をあらゆる分野で強化することを期待している。
  • シリアがアラブ連盟に正式に復帰し、あらゆる活動に参加することで、自由なシリア国民の声を代表することを望んでいる。
  • アラブ諸国がシリアの領土の一体性を揺るぎなく支持し続けていることを高く評価する。
  • すべてのシリア人の帰還を促進するために適切な環境を整え、彼らが祖国で尊厳ある生活を送るために必要なすべてを提供するよう、あらゆる手段を講じている。
  • アラブの姉妹国およびアラブ連盟加盟国に対し、特にエネルギーおよびインフラ分野における復興支援への貢献を呼びかけるとともに、アラブ諸国の投資を促進し、シリア経済の発展と国民の生活水準の向上に寄与するため、あらゆる便宜を提供する用意がある。
  • 地域の安全と安定を維持する努力を継続することを表明し、新たな段階の幕開けに立ち、平和・繁栄・協力に基づく明るい未来を目指す。
  • シリアの復興を阻む要因となっている制裁措置の見直しを国際社会に改めて求めるとともに、祖国の建設と発展に尽力するすべての者に対して門戸を開いている。
  • シリアはアラブの姉妹国とともに、アラブ連盟での14年間の加盟凍結期間を経て、アラブ世界における積極的な役割と立場を再び強化することを目指している。
  • リヤド会議において、アラブ諸国からの強い支持と名誉ある立場を確認し、シリアのアラブ世界への復帰に対する大きな期待と喜びを感じている。

一方、ザキー事務総長補の発言は以下の通り:

  • シリアの新シリア政権との会談において、あらゆる問題について協議、この会談がシリアの状況に関するアラブ連盟加盟国に対する報告書作成の基礎となる。
  • シリアは重要かつ戦略的なアラブ国家であり、その安全はアラブ地域全体の安全保障に影響を及ぼすものであると強調する。
  • アラブ諸国はシリアの動向に強い関心を寄せている
  • アラブ連盟がシリアの状況について正式な審議は今のところ行われていないが、今後の会合にシリアが参加できるよう加盟国と協議を進めている。
  • 前政権崩壊直後から、シリアに対する制裁解除を求めており、経済の再建とシリア国民の願望を実現するため、制裁はもはや正当な理由を持たない。

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首都ダマスカスでシリアの新政権に対して、アサド政権時代の逮捕者と強制失踪者の問題を最優先事項として扱い、声明や発表を通じて捜査の進展状況を随時報告するよう求める抗議デモ(2025年1月17日)

ザマーン・ワスルは、首都ダマスカスのウマウィーイーン広場で、住民ら数百人が集まり、シリアの新政権に対して、アサド政権時代の逮捕者と強制失踪者の問題を最優先事項として扱い、声明や発表を通じて捜査の進展状況を随時報告するよう求める抗議デモを行った。

住民ら、サイドナーヤー刑務所で要職についていたムハンマド・カンジュー容疑者ら、前政権の士官らの捜査の進展について公式な発表がないことに疑問を呈しているという。

シリア人権ネットワークによると、アサド政権時代の強制失踪者は、2011年3月以降、96103人(うち子ども2327人、女性5739人に達しているという。

このうち、24047人(うち子ども98人、女性39人)について、親族らは、軍事野戦法廷に送致されたとの情報を、拘束施設からの生還者や仲介者を通じて得ているものの、その後の消息を把握できず、失踪後の安否に関する最低限の情報すら得られていないと訴えている。

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シリア人権ネットワークによると、2011年3月から2023年8月までに少なくとも14843人が軍事野戦法廷で死刑判決を受け、7872人(うち子ども114人、女性26人、軍関係者2021人)が実際に処刑されたものの、遺族への遺体の引き渡しは行われいない。

また、禁固刑、あるいは無期・有期の懲役刑を宣告された失踪者のうち、少なくとも6971人が減刑措置を受けているという。

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シリア民主軍のアブディー司令官:イラク・クルディスタン地域のバールザーニー前大統領との会談でシリアのクルド人が一眼となること、ダマスカスと平和的な対話を行うことを確認(2025年1月17日)

シリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官はXで、16日にイラク・クルディスタン地域の主都アルビール市で行われたマスウード・バールザーニー前大統領との会談の詳細を明らかにした。

会談には、アブディー司令官、女性防衛隊(YPJ)総司令部のルーフラート・アフリーン氏、シリア民主軍総司令部評議会のルクマーン・ハリール氏、バールザーニー前大統領、クルディスタン民主党の幹部らが出席、シリア情勢の進展について議論され、クルド人民の権利を保障するため、シリアのクルド人が一眼となること、ダマスカスと平和的な対話を行うこと、クルド人の統一と地域の安定の重要性などが確認されたという。

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プーチン大統領:「シリア国民が現下の移行期にかかるすべての課題を克服できることを願っている」(2025年1月17日)

ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、イランのマスウード・ペゼシュキヤーン大統領と会談した。

タス通信によると、会談後の記者会見で、プーチン大統領は、「我々はシリア国民が現下の移行期にかかるすべての課題を克服できることを願っている」としたうえで、「シリア国民が必要とする支援を提供し続ける」と述べた。

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ハサカ県アームーダー市の若者たちがアサーイシュを支援し、治安と安定を揺るがす攻撃や試みから同市を防衛するため、ボランティアからなる大隊を結成(2025年1月17日)

ハサカ県では、ANHAによると、アームーダー市の若者たちが北・東シリア民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)を支援し、治安と安定を揺るがす攻撃や試みから同市を防衛するため、ボランティアからなる大隊を結成した。

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トルコ軍部隊がラタキア県北部に軍事拠点を設置との報道:実際は難民帰還を祝う住民の様子を撮影したもの(2025年1月17日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍部隊が、トルコマン人が多く住む県北部のカーミリーヤ村一帯に、測量機器などをもって侵攻し、測量後に軍事拠点を設置した。

トルコ軍は、昨年10月にもトルコマン人が多く住むイーサウィーヤ村で、学校の校長や教員を帰属する宗派を理由に追放しているという。

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これに関してタアッカドは、公開された写真がカスタル村の住民がトルコからの難民帰還を祝う住民の様子を撮影したもので、トルコ国旗を掲げているのはトルコ軍部隊ではなく、トルコマン系シリア人の武装組織だとの検証結果を発表した。

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トルコ軍はラッカ県スィッリーン町一帯、アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯、ハサカ県カーミシュリー市を無人航空機で爆撃(2025年1月17日)

ラッカ県では、ANHAによると、午前10時頃、トルコ軍がスィッリーン町一帯を無人航空機複数機で攻撃した。

ANHAによると、トルコ軍は昼頃、アイン・イーサー市東のファーティサ村の貯水施設、ムシャイリファ村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、午後6時頃、アイン・イーサー市近郊のザヌーバ村、ナヒート村、サブア・ジャッファール村、アイン・イーサー国内避難民(IDPs)キャンプを砲撃、これにより子ども3人が負傷した。

ANHAによると、午後6時頃、マンビジュ市で、即席爆弾が仕掛けられていた車が爆発した。

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アレッポ県では、ANHAによると、午前10時頃、トルコ軍がラッカ県スィッリーン町一帯と合わせて、ティシュリーン・ダム一帯を無人航空機複数機で攻撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、午後3時頃、アイン・アラブ(コバネ)市南のビイル・ハッスー村を砲撃した。

ANHAトルコ軍とシリア国民軍は午後4時頃にも、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃、ANHAによると、アイン・アラブ市近郊のジャラビーヤ村、コバネ・セメント社、ルーカター村、カクカタブ村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHAによると、午後3時頃、カーミシュリー市西部地区の建物で2回の爆発が発生した。

ANHAによると、爆発はトルコ軍の無人航空機からのミサイル攻撃によって発生したもの。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、タッル・タムル町近郊のダルダーラ村、マスラタ村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後11時頃、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のブービー村を砲撃した。

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