クナイトラ県では、シリア人民抵抗、シリア人権監視団によると、イスラエル軍の戦車部隊がイッシャ村、アブー・ガーラ村、ハイラーン村、ハムル丘に侵攻し、ハイラーン村および周辺に設置されていた旧シリア軍の兵舎を破壊した。
一方、シリア人権監視団によると、イスラエル軍はラフィード町に展開させていた地上部隊を撤退させた。
**
スワイダー県では、シリア人民抵抗、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がハルハラ航空基地を爆撃した。
(C)青山弘之 All rights reserved.
Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
国連安保理では、アサド政権崩壊後のシリアへの対応について議論するための会合が開催された。
UN Newsによると、会合では、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がオンラインで出席し、シリアの移行期について「大いなる機会と真の危機が交錯する瞬間」と表現、安定につながるような慎重な対応を求めた。
また、沿岸地方、ヒムス県、ハマー県で不穏な事態が報告されており、暴力が懸念事項として残されていることを指摘した。
トム・フレッチャー国連緊急援助調整官は、「この瞬間に存在する機会を逃してはならない」として、国のサービスの復旧、難民・避難民の保護、女性のレジリエンスというシリア再建における優先事項についての説明を行った。
一方、クサイ・ダッハーク在国連シリア代表は、旧政権に対する制裁を早急に解除することを求めた。
しかし、ドロシー・シェイ米国連大使は、米国の制裁について、人道支援を妨げるものではないと反論、シリア人主導のシリア人による政治プロセスを支援するとの姿勢を改めて示した。
一方、TASSによると、ロシアのワシーリー・ネベンジャ国連は、シリア国民に対して、人道支援、紛争で破壊された社会インフラの再建、難民・避難民の帰還に向けた基盤整備などの多面的な支援を国連経由で継続する意向を示した。
(C)青山弘之 All rights reserved.
米中央軍(CENTCOM)は午後2時37分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて、イエメン領内のフーシー派支配下地域にある地下先進通常兵器(ACW)貯蔵施設2ヵ所に対して複数の精密爆撃を実施したと発表した。
CENTCOM Forces Strike Houthi Advanced Conventional Weapon Storage Facilities in Yemen
U.S. Central Command (CENTCOM) forces conducted multiple precision strikes against two Iranian-backed Houthi underground Advanced Conventional Weapon (ACW) storage facilities within… pic.twitter.com/mDr9ceHjBs
— U.S. Central Command (@CENTCOM) January 8, 2025
(C)青山弘之 All rights reserved.
ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が深夜、スルーク町一帯を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が晩にアイン・イーサー市近郊のスカイルー村を砲撃した。
**
アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍戦闘機が午前にティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。
ANHAによると、トルコ軍はまた午前中に、シリア国民軍とともにダム一帯の村々を砲撃、シリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が迎撃した。
ANHAによると、マンビジュ軍事評議会はこの戦闘でシリア国民軍の車輛2台を破壊した。
ANHAによると、これに対して、トルコ軍とシリア国民軍は昼頃、カラ・クーザーク橋一帯を砲撃、マンビジュ軍事評議会と激しく交戦した。

ANHAによると、トルコ軍の無人航空機複数機が、ティシュリーン・ダムに向かおうとしていた住民らの車からなる車列を攻撃した。
ANHAによると、これにより、民間人3人が死亡、15人が負傷した。
ANHAによると、ティシュリーン・ダムに到着した住民らは、声明を出し、ダムに留まると宣言、米主導の有志連合に対して、トルコ軍とシリア国民軍の攻撃を停止させるために義務を果たすよう呼びかけた。



**
ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午前にカルズィールー(ゲル・ゼロ)村近くで車1台を狙って攻撃を行った。
ANHAによると、これに関して、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、民間人1人が死亡、1人が負傷したと発表した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍はまた、タッル・タムル町近郊のタウィーラ村、タッル・タウィール村を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後にもタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村近くの穀物サイロを砲撃した。
一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。
(C)青山弘之 All rights reserved.
シリア人権監視団は、アサド政権が崩壊した2014年12月8日以降、シリア軍事作戦総司令部や正体不明の武装集団による各地での処刑などの犯罪件数は67人、死者数は女性や子供を含めて131人を記録していると発表した。
ヒムス県では、シリア人民抵抗によると、ヒムス市のムハージリーン地区、アッバースィーヤ地区、サビール地区が封鎖され、多数の検問所が設置され、威嚇のための空砲が発砲され、商店が休業を余儀なくされた。
また、シリア人権監視団によると、ヒルバト・ハマーム村の住民2人とガズィーラ村の住民4人が、シリア軍事作戦総司令部所属の武装集団によって誘拐され、その後遺体で発見された。
なお、シリア人権監視団によると、内務省によるヒムス市での作戦終了宣言までの間に総合治安局とシリア軍事作戦総司令部によって逮捕されたシリア軍の元将兵らの数は950人で、そのなかには和解プロセスに応じた将兵や民間人も含まれている。
**
ラタキア県では、シリア人民抵抗によると、アイン・シャルキーヤ町で同地での「テロ集団」による犯罪に抗議、退去を要求、「シャーム解放機構の悪党」が激しい発砲が加え、複数の死傷者が出た。
シリア人権監視団によると、殺害されたのは一家3人。
**
ダマスカス郊外県では、シリア人民抵抗によると、ムウダミーヤト・シャーム市に「シャーム解放機構」のメンバーが乗ったオートバイ3台が侵入し、空砲を発砲するなどして威嚇した。
また、シリア人権監視団によると、キスワ市出身のシリア軍事作戦総司令部の戦闘員2人が同市で旧政権の「残党」によって銃で撃たれて死亡した。
一方、SANAが内務省筋の話として伝えたところによると、8日にザバダーニー市で行われた「アサドの民兵の残党」に対する掃討作戦で、総合治安局はカプタゴン120000錠120キロ以上を戦闘の末に押収した。
**
ハマー県では、シリア人権監視団によると、県南西部のウーサー・ハウラ村で市民1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。
**
イドリブ県では、シリア人権監視団によると、タルマーニーン村にある弾薬庫で大きな爆発が発生した。
爆発の原因は不明。
**
シリア沿岸部(タルトゥース県)では、SANAによると、シリア軍事作戦総司令部が海上でパトロールを実施した。
(C)青山弘之 All rights reserved.
シリア軍事作戦局総司令部がシリア情勢の進捗についての情報を発信するために開設した専門のプラットフォーム「自由シリア」によると、法務省はシャーディー・ワイスィー法務大臣名で告知第29号を発出し、治安機関支部、刑務所、政府機関で入手した文書について1週間以内に各県に引き渡すよう求めた。
**
「自由シリア」は、以下の通り発表した。
国の経済を守り、インフラの乱用を回避し、軍備品への侵害を防ぎ、国家の資源を保護するため:
シリア金属関連企業は、商人および運搬業者に対し、あらゆる形状・種類のスクラップ金属(トン単位)の購入および輸送を、2025年1月8日(水)から同年1月18日(土)までの期間中止するよう呼びかける。
禁止期間中にスクラップ金属を積載した車輛が発見された場合、即座にこれを没収し、その所有者は法的追及を受けることとする。
(C)青山弘之 All rights reserved.
シリア軍事作戦局総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構指導者のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー)が、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務大臣とともに人民宮殿で、アブドゥッラティーフ・ザヤーニー外務大臣らバーレーンの使節団と会談した。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ダマスカス郊外県では、SANA
によると、総合治安局(内務省)がシリア軍事作戦総司令部とともに、ザバダーニー市で「アサドの民兵の残党」を摘発するための掃討作戦を開始した。
**
ラタキア県では、シリア人権監視団によると、アラウィー派の若い男性1人がカルダーハ市とジャブラ市を結ぶ高速道路で、この男性は、シリア軍事作戦総司令部に所属する武装組織によって何らかの容疑をかけられ、殺害された。
**
タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、首都ダマスカスとタルトゥース市を結ぶ街道で、国民和解イニシアチブの代表を務めるジャービル・イーサー氏、ハイサム・マアッラー、ムハンマド・ワトファ氏のアラウィー派名士3人が正体不明の武装集団によって殺害された。

また、シリア人権監視団シリア軍事作戦総司令部がレバノンのヒズブッラーのメンバーによる麻薬密輸や潜入を阻止するとして、武装した小型船舶を投入した。
**
クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊が、アサド政権崩壊後に新たに占拠した地域の住民らに対して、同地を軍管区に指定したと通告、所持している武器を引き渡すよう求めた。
**
一方、シリア人権監視団によると、シリア軍の元兵士ら約600人が武器を所持していないとして和解センターでの社会復帰手続きを拒否した。
**
ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マアルバ町で正体不明の武装集団がヤルムーク軍に協力する住民の住居を襲撃した。
また、シリア人権監視団によると、タファス市で若い男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。
**
ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部がダイル・ザウル市クスール地区で民家複数棟を強襲し、国防隊の司令官の1人ムハンマド・ハンムード容疑者(アブー・スーダ)を逮捕した。
(C)青山弘之 All rights reserved.
北・東シリア地域民主自治局のフサイン・ウスマーン執行評議会共同議長は、同自治局のYouTube公式チャンネルを通じて、シリア軍事作戦局総司令部のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)が率いるシリアの新政権に対して、旧政権の「歴史的過ち」を繰り返すことなく、分権的な体制を構築するよう求めるとともに、シリアのすべての政治勢力が参加する国民対話大会開催に向けた準備を進めるよう呼びかけた。
https://www.youtube.com/watch?v=HBysE1rXBNE
(C)青山弘之 All rights reserved.
ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のダルダーラ村、クブール・ガラージナ村を砲撃した。
ANHAによると、これに対してシリア民主軍の航空部隊は、タッル・タムル町の基地を攻撃し、戦車1輌と車1台を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、
軍装備品や兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌など65輌からなる車列がイラクとの国境に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、ハッラーブ・ジール村の農業用空港に設置されている米軍基地に向かった。
また、これと前後して、車列を護衛する米軍ヘリコバクター4機が基地に着陸した。
**
アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍の無人航空機1機がアイン・アラブ(コバネ)市近郊のインターネット通信塔を攻撃した。

ANHAによると、これに対して、シリア民主軍はティシュリーン・ダム近郊でトルコ軍のバイラクタルTB2無人航空機1機を撃墜した。
**
ANHAによると、シリア民主軍は、トルコ軍、シリア国民軍との戦闘で戦闘員4人が新たに死亡したと発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.
SANAによると、シリア軍事作戦局総司令部のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣が、シリアを訪れたトルコのヒュセイン・キュルシャト・クルブユク保健副大臣と会談し、シリアの保健部門の現状について意見を交わし、医療部門支援に向けた関係強化、医療技術の交換の重要性を確認した。
アフマド暫定保健大臣はまた、カタール赤新月社の使節団、ハリーファ・アブドゥッラー・ビン・アール・マフムード・シャリーフ在シリア・カタール大使と会談し、保健部門でのニーズについて説明した。
(C)青山弘之 All rights reserved.
SANAなどによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務大臣、ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣、アナス・ハッターブ総合治安局長官が、カタール、UAEに続いてヨルダンを訪問し、首都アンマンでアイマン・サファディー外務大臣と会談した。
会談後の記者会見で、シャイバーニー暫定外務大臣は、さまざまな分野でのシリア復興に向けた共同協力を行うための両国共同委員会を複数設置したことを明らかにしするとともに、欧米諸国などによる経済制裁解除に向けたヨルダンの支援、シリアからの武器・麻薬密輸の終了、国境管理での協力強化について確認した。
さらに、シリアの政治移行については、シリアの多様性が統合国家を築くための力の源であることを強調する一方で、国民対話会議について、すべての社会層と各県を包括的に代表する拡大準備委員会を設立するため、開催を一時見合わせていることを明らかにした。
SANAによると、マーヒル・ハリール・ハサン暫定国内通商消費者保護大臣が在英シリア人使節団と会談し、シリア国民の要望に対応するための措置について意見を交わした。
(C)青山弘之 All rights reserved.
SANA、『ワタン』によると、ダマスカス国際空港が、アサド政権崩壊後初めて再開され、シリア・アラブ航空の旅客便がUAEのシャルジャに向けて離陸した。
また、カタール航空の旅客便が13年ぶりにダマスカス国際空港に着陸した。
**
シリア軍事作戦総司令部によると、シリア軍事作戦局総司令部のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)は7日に再開されたダマスカス国際空港を視察した。
(C)青山弘之 All rights reserved.
スワイダー24によると、スワイダー県最大の武装組織である尊厳の男たち運動と山岳旅団が共同ビデオ声明を出し、今後の行程についての方針を発表した。
方針の内容は以下の通り。
(C)青山弘之 All rights reserved.
米中央軍(CENTCOM)は午後11時20分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて、2024年12月30日から2025年1月6日にかけてのシリアとイラクでの有志連合および協力部隊によるダーイシュ(イスラーム国)に対する作戦の成果を発表した。
発表によると、一連の作戦では、イラクのハムリン山脈にあるダーイシュの拠点複数ヵ所をF-16戦闘機、F-15戦闘機、A-10攻撃機で攻撃し、洞穴に潜伏していたダーイシュの戦闘員らを殲滅した。
作戦中に、有志連合側に1名の死者、2名の負傷者が出たが、米軍に人的・物的損害はなかった。
また、1月2日と3日には、シリア民主軍がCENTCOMの支援を受けて、ダイル・ザウル県(ダイル・ザウル市近郊)でダーイシュ掃討作戦を実施し、攻撃セルのリーダー1人を逮捕した。
CENTCOM and Partner Forces Conduct Operations in Iraq and Syria to Defeat ISIS
U.S. Central Command (CENTCOM) and partner forces conducted operations in Iraq and Syria, December 30, 2024, to January 6, 2025, in support of the ongoing Defeat ISIS (D-ISIS) campaign.
From December… pic.twitter.com/5d4kd0QPpU
— U.S. Central Command (@CENTCOM) January 6, 2025
(C)青山弘之 All rights reserved.
イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後9時42分、X(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、米航空母艦USSハリー・トルーマン、とイスラエル国内に対して、無人航空機3機による攻撃を実施したと発表した。
بيان القوات المسلحة اليمنية بشأن تنفيذ عدد من العمليات العسكرية النوعية إحداهما مشتركة للقوة الصاروخية وسلاح الجو المسير استهدفت حاملة الطائرات الأمريكية يو أس أس هاري ترومان.
وثلاث عمليات لسلاح الجو المسير استهدفت عمق الكيان الإسرائيلي.
pic.twitter.com/SZz6HLxFXz— العميد يحيى سريع (@army21ye) January 6, 2025
(C)青山弘之 All rights reserved.