ミクダード外務在外居住者大臣はアルジェリアのアッターフ外務在外居住者大臣と会談後(2023年4月17日)

アルジェリアを公式訪問中のファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、首都アルジェでアフマド・アッターフ外務在外居住者大臣と会談し、二国間関係の協力活性化と強化の方途、両国関係の諸側面、両国最高合同委員会の活動活性化などについて意見を交わした。

ミクダード外務在外居住者大臣は、シリア情勢の進捗、「テロとの戦い」の成果、欧米諸国による一方的制裁の弊害、トルコ・シリア大地震の被害や被災者に対するアルジェリアの人道支援の成果を披露した。

これに対して、アッターフ外務在外居住者大臣は、シリアの指導部、国民、政府に対して独立記念日(4月17日)への祝辞を述べ、すべての分野でシリアとの協力・連携を活性化する用意があるとしたうえで、アルジェリアは過去数年来、シリアの主権の維持、領土統一、安定を切望し、トルコ・シリア大地震発生以降、とくに山積する課題に直面するシリアを支援し、シリアが勝者となって危機を脱し、アラブ世界、国際社会において再び重要な役割を果たすことを臨んでいると表明した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02ehGSQ3DgG6CdcuMsaAjSmNh7Vku7buaGfAEcr8h3QvGeJG9iCp91mY4y3a1v8Lkl

SANA(4月17日付)が伝えた。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国民地震センターは過去24時間にマグニチュード3.8以下の地震が6回発生したと発表(2023年4月17日)

国民地震センターは声明を出し、過去24時間に、アレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)などを震源とするマグニチュード3.8以下の地震が6回発生したと発表した。

SANA(4月17日付)が伝えた。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構はアレッポ県バスラトゥーン村近郊でシリア軍を狙撃、兵士1人を殺害(2023年4月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるアウラム・スグラー村一帯、バスラトゥーン村一帯を砲撃した。

シャーム解放機構はまた、バスラトゥーン村近郊でシリア軍を狙撃、兵士1人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるミラージャ村近郊でシリア軍の重機をTOW地対地ミサイルで攻撃した。

 

また、シリア政府の支配下にある県東部のアブー・ズフール航空基地内で、シリア軍第25特殊任務師団(スハイル・ハサン准将指揮)の士官1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で軍事情報局に協力する民兵のメンバー1人が正体不明の武装集団に銃で撃たれて死亡した。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023、April 18, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2023年4月17日)

アレッポ県では、ANHA(4月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村、スーガーニカ村の森林地帯を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(4月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列が、燃料や兵站物資を積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2023年4月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列が、燃料や兵站物資を積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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米軍はトルコ占領下のアレッポ県北部で空挺作戦を実施し、ダーイシュのシリア人指導者を殺害したと発表(2023年4月17日)

米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、米軍ヘリコプター(unilateral helicopter)1機が17日早朝にシリア北部でダーイシュ(イスラーム国)の指導者の1人で、中東や欧州でのテロ攻撃の計画立案者を攻撃し、この指導者は殺害されたと見られると発表した。

この攻撃ではまた、他に2人も殺害され、米軍側に負傷者はなく、市民の負傷者もなかったという。

イナブ・バラディー(4月17日付)によると、攻撃を行ったヘリコプターは、北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ県のハッラーブ・ウシュク村に違法に設置されている基地を離陸、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域のジャラーブルス市近郊のスワイダ村で空挺作戦を実施、2時間にわたって米軍と武装集団が交戦した。




複数の地元筋の証言によると、米軍によって殺害されたのは、トルコの支援を受けるシリア国民軍に所属する北部の鷹旅団の司令官。

これに対して、北部の鷹旅団はツイッターのアカウント(https://twitter.com/Skoor_224/)を通じて、殺害されたのがアーイド・ハラールを名乗るアレッポ県サフィーラ郡出身の人物で、6ヵ月前にスワイダ村に避難していたとしたうえで、旅団のメンバーではないと発表した。

ホワイト・ヘルメットはフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/)、所属不明のヘリコプター複数機が午前1時30分にスワイダ村で空挺作戦を開始、3時23分にヘリコプターが撤収したと発表した。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/posts/pfbid02nzvGjNmkHzVJqqnQn64bzHzxXgw5bhcRCRFp591Wecg62UDTVMHze2MkJ7Spsgi6l

シリア人権監視団も、米軍のヘリコプター複数機が空挺作戦に参加したと発表した。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、‘Inab Baladi, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間でトルキスタン・イスラーム党がイドリブ県で3回の攻撃を実施、シリア軍兵士3人が負傷したと発表(2023年4月17日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、トルキスタン・イスラーム党が「緊張緩和地帯設置」に指定されているイドリブ県内で1日に3回の攻撃を実施、兵士3人が負傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(4月17日付)が伝えた。

RIA Novosti, April 17, 2023をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間でヌスラ戦線(シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党がイドリブ県で4回の攻撃を行ったと発表(2023年4月16日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、ヌスラ戦線(現シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党が「緊張緩和地帯設置」に指定されているイドリブ県内で1日に4回の攻撃を行ったと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(4月16日付)が伝えた。

RIA Novosti, April 16, 2023をもとに作成。

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シャーム解放機構のアブドゥッラフマーン・ブン・アウフ旅団の特殊部隊がアレッポ県西部のシリア軍の拠点複数ヵ所を攻撃し、兵士2人を殺害(2023年4月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構のアブドゥッラフマーン・ブン・アウフ旅団の特殊部隊が県西部のバスラトゥーン村一帯のシリア軍の拠点複数ヵ所を攻撃し、兵士2人を殺害した。

これに対して、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるアアブザムー町を砲撃し、女性1人と子供4人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、ファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村、カルクール村、アンカーウィー村、クライディーン村、カーヒラ村、ヒルバト・ナークース村を砲撃した。

AFP, April 16, 2023、ANHA, April 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2023、Reuters, April 16, 2023、SANA, April 16, 2023、SOHR, April 16, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍がトルコ占領下のアアザーズ市にあるトルコ軍の基地2ヵ所を砲撃し、トルコ軍兵士2人死亡、4人負傷(2023年4月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域のアアザーズ市にあるトルコ軍の基地2ヵ所が15日深夜から16日にかけて、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地から人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の砲撃を受け、トルコ軍兵士2人が死亡、4人が負傷した。

ANHA(4月16日付)によると、これに対して、トルコ軍とシリア国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアキーバ村、スーガーニカ村の森林地帯、バイルーニーヤ村、マンナグ航空基地、アルカミーヤ村、マルアナーズ村、タート・マラーシュ村、シャワーリガ村、マーリキーヤ村、イルシャーディーヤ村を砲撃した。

また、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域のバーブ市に隣接するターディフ市一帯で、シリア軍とシリア国民軍が交戦した。

AFP, April 16, 2023、ANHA, April 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2023、Reuters, April 16, 2023、SANA, April 16, 2023、SOHR, April 16, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装集団がダイル・ザウル県、ハマー県で羊飼いやキノコを収穫している国防隊メンバーを襲撃、殺害(2023年4月16日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月16日付)によると、「テロリスト」がサアルー村・ザバーリー村間の地域で羊を放牧していた住民を襲撃、5人を殺害した。

シリア人権監視団によると、襲撃したのはダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装集団で、4人を殺害、2人を拉致したという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが県東部のドゥワイズィーン村に近い砂漠地帯でキノコの収穫をしていた国防隊のメンバーを襲撃し、4人を殺害した。

AFP, April 16, 2023、ANHA, April 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2023、Reuters, April 16, 2023、SANA, April 16, 2023、SOHR, April 16, 2023などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣は北アフリカ諸国への公式訪問を開始、最初の訪問地であるアルジェリアを訪れ、タブーン大統領と会談(2023年4月16日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は北アフリカ諸国への公式訪問を開始、最初の訪問地であるアルジェリアを訪れ、アブドゥルマジード・タブーン大統領と会談した。

会談で、ミクダード外務在外居住者大臣は、アサド大統領からが大統領、アルジェリア国民に宛てたイード・アル=フィトルのお祝いのメッセージを口頭で伝えるとともに、トルコ・シリア大地震に際してアルジェリアの指導部、政府、国民がシリアに寄せた支援への謝意を表明した。

https://youtu.be/6ZLATKjcjMw

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02Akqq5BzdCQHsg5WUSEesHHyZJ6qUX8bviJ19KnQZRdRHiZ6rCB17txvBUnMN7hxbl

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid0zNSUxWWt9XdKSMzCumoLn78besRTX24guHm3ZDKoRR5tXh65BqzSFfMpEcyeyjqal

https://www.facebook.com/watch/?v=167036619260182

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid025oqcVpC1HJMq96cBCQK1PQYo6jfDZQrnHHJhqont9Yx3mjgLXzrhS4tWuvVv2uSMl

https://www.facebook.com/watch/?v=6647963348568872

ミクダード外務在外居住者大臣はまた、シリアとアルジェリアの関係、シリアでの「テロとの戦い」におけるアルジェリアの支援、アラブ世界、国際社会でのシリアに対する指示の姿勢をアサド大統領が高く評価し、両国関係強化を重要している旨伝えた。

これに対して、タブーン大統領は、中東地域における緊張緩和、とりわけアラブ諸国間の関係改善に伴うシリア情勢の変化に満足していると応えた。

ミクダード外務在外居住者大臣はまた、アラブ連盟首脳会議の現在の議長を務めているタブーン大統領に、アラブ諸国、友好国との連絡の成果、中東、国際情勢の進捗に対するシリアの姿勢を説明、現下のシリアにとっての基本的な関心が、アラブ諸国の取り組みを一つにまとめ、アラブ諸国間関係を改善し、アラブ諸国にとって共通の大義を維持・防衛し、内政干渉を拒否することにあると伝え、タブーン大統領もこうした姿勢に支持を表明した。

SANA(4月16日付)が伝えた。

AFP, April 16, 2023、ANHA, April 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2023、Reuters, April 16, 2023、SANA, April 16, 2023、SOHR, April 16, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー44輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動(2023年4月16日)

ハサカ県では、SANA(4月16日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー44輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, April 16, 2023、ANHA, April 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2023、Reuters, April 16, 2023、SANA, April 16, 2023、SOHR, April 16, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは過去24時間にアレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)などを震源とするマグニチュード2.6~4.2の地震が16回発生したと発表(2023年4月16日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間に、アレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)などを震源とするマグニチュード2.6~4.2の地震が16回発生したと発表した。

SANA(4月16日付)が伝えた。

AFP, April 16, 2023、ANHA, April 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2023、Reuters, April 16, 2023、SANA, April 16, 2023、SOHR, April 16, 2023などをもとに作成。

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ラッカ県スィフヤーン油田近くでダーイシュのスリーパーセルと見られる武装集団がシリア軍兵士3人を殺害(2023年4月15日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、スィフヤーン油田近くでダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装集団がシリア軍兵士を襲撃し、3人を殺害した。

AFP, April 15, 2023、ANHA, April 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2023、Reuters, April 15, 2023、SANA, April 15, 2023、SOHR, April 15, 2023などをもとに作成。

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シリア軍とシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室がラタキア県、イドリブ県、ハマー県、アレッポ県で交戦(2023年4月15日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がトルコマン山一帯で「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、カルクール村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアターリブ市一帯を砲撃した。

AFP, April 15, 2023、ANHA, April 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2023、Reuters, April 15, 2023、SANA, April 15, 2023、SOHR, April 15, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のバイナ村とアキーバ村を結ぶ地域一帯を砲撃(2023年4月15日)

アレッポ県では、ANHA(4月15日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村とアキーバ村を結ぶ地域一帯を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域のバーブ市でシリア国民軍のハムザ師団メンバーがダイル・ザウル県からの国内避難民(IDPs)の若者を殺害したことに抗議して、住民らが抗議デモを行い、センター交差点にいたる街道でタイヤを燃やすなどした。

AFP, April 15, 2023、ANHA, April 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2023、Reuters, April 15, 2023、SANA, April 15, 2023、SOHR, April 15, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】イラクの人民動員救援イニシアチブがアレッポ県東部のジャブリーン村に被災者を収容するための仮設住宅100棟を建設(2023年4月15日)

イラクの人民動員救援イニシアチブに所属する技術ワークショップ・チームがアレッポ県東部のジャブリーン村にトルコ・シリア大地震の被災者を収容するための仮設住宅100棟を建設した。

SANA(4月15日付)が伝えた。

AFP, April 15, 2023、ANHA, April 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2023、Reuters, April 15, 2023、SANA, April 15, 2023、SOHR, April 15, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国民地震センターは過去24時間にマグニチュード2.6~4.2の地震が15回発生したと発表(2023年4月15日)

国民地震センターは声明を出し、過去24時間に、ダマスカス県北西部、ハマー県北西部、イドリブ県北西部、アレッポ県北西部、ラタキア県南西部、アレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)、トルコなどを震源とするマグニチュード2.6~4.2の地震が15回発生したと発表した。

SANA(4月15日付)が伝えた。

AFP, April 15, 2023、ANHA, April 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2023、Reuters, April 15, 2023、SANA, April 15, 2023、SOHR, April 15, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはトルキスタン・イスラーム党がラタキア県内のシリア軍の拠点を砲撃、兵士3人が死亡、2人が負傷したと発表(2023年4月15日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、トルキスタン・イスラーム党がラタキア県内のシリア軍の拠点を砲撃、兵士3人が死亡、2人が負傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(4月15日付)が伝えた。

RIA Novosti, April 15, 2023をもとに作成。

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カタールのムハンマド首相兼外務大臣:「シリアのアラブ連盟への復帰報道は「憶測」」(2023年4月14日)

カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー首相兼外務大臣はカタール・テレビ(4月14日付)のインタビューのなかで、シリアのアラブ連盟への復帰について「憶測」だと述べ、依然消極的であることを明らかにした。

ムハンマド首相は、シリアの紛争が政治的に解決されるべきだとしたうえで、「カタールの立場へ明確で、アラブ連盟におけるシリアの加盟資格停止には理由があり、その理由は我々にとっていまだに存在している」、「シリアがアラブ連盟に復帰するとの報道は憶測だと考えている」などと述べた。

AFP, April 14, 2023、ANHA, April 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2023、Qatar TV, April 14, 2023、Reuters, April 14, 2023、SANA, April 14, 2023、SOHR, April 14, 2023などをもとに作成。

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GCC加盟諸国、ヨルダン、エジプト、イラクの外務大臣がサウジアラビアのジェッダで協議会合を開き、シリア危機の解決、シリアのアラブ世界への復帰を支持する声明を発表(2023年4月14日)

湾岸協力会議(GCC)加盟国6ヵ国(サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、クウェート、バーレーン、オマーン)、ヨルダン、エジプト、イラクの外務大臣がサウジアラビアのジェッダで協議会合を開き、共同声明を出し、シリア危機の政治的解決へのあらゆる取り組みを支援し、紛争によるすべての弊害を解消し、シリアの統合、安全保障、安定、アラブ・アイデンティティを保全し、同国をアラブ世界に復帰させることで、シリア国民の利益を実現することを確認したと発表した。

 

協議会合に出席したのは、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン・ビン・アブドゥッラー・アール・スウード外務大臣、UAEのアブドゥッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン外務大臣、オマーンのサイイド・バドル・ブーサイーディー外務大臣、カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー首相兼外務大臣、バハレーンのアブドゥッラティーフ・ビン・ラーシド・ズィヤーニー外務大臣、クウェートのサーリフ・アブドゥッラー・ジャービル・スバーフ外務大臣、エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣、ヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣、イラクのフアード・フサイン副首相兼外務大臣。

声明ではまた、政治的解決がシリア危機の唯一の解決策だとしたうえで、危機を終らせる取り組みのなかでのアラブの主導的役割の必要を強調、そのために必要な仕組みを構築し、この取り組みを成功させるためのアラブ諸国による協議を強化することが確認された。

声明ではまた、あらゆる形態で「テロとの戦い」を行うこと、国家機関が武装民兵の存在と外国の内政干渉を終らせるために領内における主権を維持することの重要性が確認された。

さらに、シリアにおける人道危機の解決、すべての地域に支援を行うのにふさわしい環境作り、難民と国内避難民(IDPs)の帰還に必要な状況の準備、彼らの苦難を解消し、安全な帰還を促すこと、シリア全土の安定に資するさらなる措置の実施の重要性が合意された。

SPA(4月14日付)が伝えた。

AFP, April 14, 2023、ANHA, April 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2023、Reuters, April 14, 2023、SANA, April 14, 2023、SOHR, April 14, 2023、SPA, April 14, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県、ラッカ県でアラブ諸国やトルコのシリア政府との和解、関係正常化拒否を訴える抗議デモ(2023年4月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のマーリア市、アアザーズ市で、住民数十人が、「シリア革命」の継続、体制打倒、アラブ諸国やトルコのシリア政府との和解、関係正常化拒否を訴えて抗議デモを行った。

また「オリーブの枝」地域のジャルマ村(ジンディールス町近郊)でも、同様の抗議デモが行われ、住民らが参加した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域内のタッル・アブヤド市で、住民らが、「シリア革命」の継続、体制打倒、アラブ諸国やトルコのシリア政府との和解、関係正常化拒否を訴えて抗議デモを行った。

AFP, April 14, 2023、ANHA, April 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2023、Reuters, April 14, 2023、SANA, April 14, 2023、SOHR, April 14, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アティマ村で、IDPsの世帯どうしが土地の分配をめぐる口論をきっかけに武力衝突し、少なくとも5人が死亡、6人が負傷(2023年4月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアティマ村で、ハマー県トゥリームサ村からの国内避難民(IDPs)の世帯どうしが土地の分配をめぐる口論をきっかけに武力衝突し、少なくとも5人が死亡、6人が負傷した。

AFP, April 14, 2023、ANHA, April 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2023、Reuters, April 14, 2023、SANA, April 14, 2023、SOHR, April 14, 2023などをもとに作成。

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暫定内閣国防省は北・東シリア自治局の支配地とトルコ占領下の「平和の泉」地域を隔てる境界の幅300メートルの地域を立ち入り禁止の軍管区に指定(2023年4月14日)

シリア革命反体制勢力国民連立傘下の暫定内閣国防省は声明を出し、北・東シリア自治局の支配地とトルコ占領下の「平和の泉」地域(ラッカ県タッル・アブヤド市一帯、ハサカ県ラアス・アイン市一帯地域)を隔てる境界の幅300メートルの地域を立ち入り禁止の軍管区に指定した。

軍管区の指定は密輸を阻止するのが目的。

シリア人権監視団が明らかにした。

AFP, April 14, 2023、ANHA, April 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2023、Reuters, April 14, 2023、SANA, April 14, 2023、SOHR, April 14, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がイドリブ県、アレッポ県でシリア軍兵士2人を殺害(2023年4月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるマアッラト・ムーハス村近郊で、シリア軍兵士を狙撃、兵士1人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、シリア政府の支配下にあるカフルナブル市近郊でシリア軍の戦車1輌を地対地ミサイルで攻撃、これを破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、決戦」作戦司令室がシャーム解放機構の支配下にあるサルマーニーヤ村一帯に潜入しようとしたシリア軍を迎撃し、兵士3人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地近くでシリア軍2人を狙撃、1人を殺害、1人を負傷させた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市にある総合情報部の文書が正体不明の武装集団の襲撃を受けて、1人が殺害された。

AFP, April 14, 2023、ANHA, April 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2023、Reuters, April 14, 2023、SANA, April 14, 2023、SOHR, April 14, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍所属のドローンがハサカ県ケーミシュリー市で走行中の車1輌を攻撃し、YPGのメンバー1人を殺害(2023年4月14日)

ハサカ県では、ANHA(4月14日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市で午前1時45分、トルコ軍所属の無人航空機(ドローン)がヌサイビーン国境通行所に近い環状道路を走行中の車1輌を攻撃した。

この攻撃に関して、人民防衛隊(YPG)の広報センターは声明を出し、所属メンバーの1人バーラーン・ヌサイビーン氏が死亡したと発表した。

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アナトリア通信はその後(4月24日付)、トルコの諜報機関が、この攻撃に関してクルディスタン労働者党(PKK)と人民防衛隊(YPG)の司令官のムハンマド・サーリー(バラーン・クールターイ)を「無力化」したことを明らかにしたと伝えた。

AFP, April 14, 2023、Anadolu Ajansı, April 25, 2023、ANHA, April 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2023、Reuters, April 14, 2023、SANA, April 14, 2023、SOHR, April 14, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーのナスルッラー書記長は世界クドスの日を記念してテレビ演説を行い、シリア政府とアラブ諸国の関係正常化の動きを「非常に重要」と評価(2023年4月14日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は世界クドスの日を記念して、マナール・チャンネル(4月14日付)を通じてテレビ演説を行い、シリア政府とアラブ諸国の関係正常化の動きについて、多くの国を苦しめる経済制裁が続くなかで、シリアの復興や安定をさらに増進させる「非常に重要」と評価した。

AFP, April 14, 2023、ANHA, April 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2023、Qanat al-Manar, April 14, 2023、Reuters, April 14, 2023、SANA, April 14, 2023、SOHR, April 14, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは過去24時間にハマー県東部、ラタキア県北部、アレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)、トルコを震源とするマグニチュード2.6~4.2の地震が12回発生したと発表(2023年4月14日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にハマー県東部、ラタキア県北部、アレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)、トルコを震源とするマグニチュード2.6~4.2の地震が12回発生したと発表した。

SANA(4月14日付)が伝えた。

AFP, April 14, 2023、ANHA, April 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2023、Reuters, April 14, 2023、SANA, April 14, 2023、SOHR, April 14, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】クロアチア政府からの人道支援物資がアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所を経由してシリアに届けられる(2023年4月13日)

トルコ占領下のシリア北部で活動する安定支援ユニット(SSU)は、フェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/StabUnit/)を通じて、クリアチア政府からの人道支援物資が、シリア政府によって通過を許可されたアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所を経由してシリアに届けられたと発表した。

支援物資は、子供用のミルク、食料品、衣服、清掃具など大型貨物車輌5輌分。

https://www.facebook.com/StabUnit/posts/pfbid0AimgsyPg2bHhhzhK6KH5ou7w6mhycqpfg3gpdwdvsvEsCr2TYBuETqQmaLqGzZYDl?locale=ar_AR

AFP, April 13, 2023、ANHA, April 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2023、Reuters, April 13, 2023、SANA, April 13, 2023、SOHR, April 13, 2023などをもとに作成。

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