国立地震センターは3月23日から24日にかけてラタキア県、アレキサンドレッタ地方などを震源とする34回の地震が発生したと発表(2023年3月24日)

国立地震センターは声明を出し、3月23日から24日の午前7時49分までの間にラタキア県、アレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)などを震源とする地震がマグニチュード1.4から4.9の34回発生したと発表した。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/pfbid036Qmj39ybuHMDFAu2edrRM5BmD1HHLb8g72vZ4GEE1juDMdjGohyMbeJ9UqZ7qEMKl

https://scontent-nrt1-2.xx.fbcdn.net/v/t39.30808-6/329501607_181251348026075_1506480646619551853_n.jpg?_nc_cat=110&ccb=1-7&_nc_sid=730e14&_nc_ohc=ipp72mdu-VwAX8S0Xgs&_nc_ht=scontent-nrt1-2.xx&oh=00_AfBxDgoOwIOu8s-46-i5tcsgzlEk8Vbm-Wcj-8SNmRrYJw&oe=64229D4E

SANA(3月24日付)が伝えた。

AFP, March 24, 2023、ANHA, March 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2023、Reuters, March 24, 2023、SANA, March 24, 2023、SOHR, March 24, 2023などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はイラン・イスラーム革命防衛隊に所属するグループのドローンによる攻撃で米国人1人が死亡、米軍兵士ら6人が負傷したと発表(2023年3月23日)

米中央軍(CENTCOM)は、米国人請負業者1人が死亡、米軍兵士複数と米国人請負業者1人が負傷したイラン・イスラーム革命防衛隊に所属するグループの攻撃に対応したと発表した。

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国防総省も声明を出し、攻撃に関して、現地時間の午後1時38分に、ハサカ市に近い有志連合の整備施設が、イラン製と見られる特攻用(one-way)の無人航空機(ドローン)によるものだったことを明らかにしたうえで、米国人請負業者1人が死亡、米軍兵士5人と米国人請負業者1人が負傷したと発表した。

また、ロイド・オースティン国務長官は、この攻撃に対して以下の通り発言した。

CENTCOMはジョー・バイデン米大統領の支持を受けて、同日夜、シリア東部でイラン・イスラーム革命防衛隊(IRGC)に所属する複数のグループが私用していた施設に対して、精密爆撃を実施した。
この爆撃は今日の攻撃、さらにはIRGCに所属する複数のグループによるシリア国内の有志連合に対する最近の攻撃への対抗措置として行われた。
バイデン大統領がこれまで明らかにしてきた通り、我々は我々の国民を守るために必要なあらゆる措置を講じ、我々が選んだ時間と場所に対して常に対応する。
我々の部隊を攻撃して罰を免れる者はいない。
我々の思いは、今日のはじめに殺害された請負業者の家族や同僚、負傷者とともにある。

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これに関して、シリア人権監視団は、北・東シリア自治局の支配下にあるハッラーブ・ジール村の米軍(有志連合)の基地が「イランの民兵」所属と思われる無人航空機(ドローン)の攻撃を受け、米国人1人が死亡、米軍兵士複数が負傷したと発表した。

また、有志連合は24日、ハッラーブ・ジール村で、住民など多数を逮捕し、「イランの民兵」との関与を捜査するための取り調べを開始したという。

AFP, March 24, 2023、ANHA, March 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2023、Reuters, March 24, 2023、SANA, March 24, 2023、SOHR, March 24, 2023などをもとに作成。

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英『ガーディアン』:2016年から2018年にかけて英空軍がイラクとシリア領内で行った爆撃で、民間人29人が死亡(2023年3月23日)

英『ガーディアン』(3月23日付)は、2016年から2018年にかけて英空軍がイラクとシリア領内で行った爆撃で、民間人29人が死亡していたと伝えた。

爆撃は、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」の一環として、有志連合に参加する英空軍が実施したもの。

AFP, March 24, 2023、ANHA, March 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2023、The Guardian, March 23, 2023、Reuters, March 24, 2023、SANA, March 24, 2023、SOHR, March 24, 2023などをもとに作成。

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ロイター:シリアとサウジアラビアが12年ぶりに双方の大使館を再開することで合意(2023年3月23日)

ロイター通信(3月23日付)は、複数の消息筋の話として、シリアとサウジアラビアが12年ぶりに双方の大使館を再開することで合意したと伝えた。

シリア政府に近い筋によると、両国政府の接触は、中国の仲介によりイランとサウジアラビアが7年ぶりに関係を改善したのを受けて加速したという。

イナブ・バラディー(3月23日付)によると、両国大使館はイード・アル=フィトル(4月21~22日の予定)後に再開される見込みだという。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、‘Inab Baladi, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがハマー県東部でキノコを収穫していた住民7人を襲撃し、殺害(2023年3月23日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがサラミーヤ市近郊のワーディー・アズィーブでキノコを収穫していたイドリブ県アブー・ズフール町出身の住民7人を襲撃し、殺害した。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍がタブカ市内にある検問所の1つで16歳の青年を射殺(2023年3月23日)

ラッカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月23日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がタブカ市内にある検問所の1つで、ハマー県ウカイリバート区(サラミーヤ郡)からの国内避難民(IDPs)の16歳の青年(ムハンマド・マージド・サーリフくん)を殺害した。

この青年が、検問所で静止せずに通過したためで、シリア民主軍はこの青年を追跡し、射殺した。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連からの支援物資を積んだ貨物車輌34輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入る(2023年3月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連からの支援物資を積んだ貨物車輌34輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は658輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で966輌となった。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県西部でシャーム解放機構の精鋭部隊とシリア軍が交戦、双方合わせて10人死亡、16人負傷(2023年3月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地一帯地域に、シャーム解放機構の精鋭部隊のウマル・ブン・ハッターブ旅団の特殊部隊が潜入し、シリア軍部隊に対して特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、激しい戦闘となった。

この戦闘で、シリア軍兵士5人が死亡、6人が負傷、ウマル・ブン・ハッターブ旅団の戦闘員も5人が死亡、10人が負傷した。

また、ウマル・ブン・ハッターブ旅団の潜入を受けて、シリア軍が県西部各所を砲撃し、民間人10人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、「決戦」作戦司令室もシリア政府の支配下にあるジャウバース村一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアブー・アリー山一帯を砲撃した。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは午前9時3分にアレキサンドレッタ地方を震源とするマグニチュード3.2の地震が発生したと発表(2023年3月23日)

国立地震センターは声明を出し、午前9時3分に、イドリブ県北西のシリア領アレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)の地下17.9キロを震源とするマグニチュード3.2の地震が発生したと発表した。

SANA(3月23日付)が伝えた。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

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グリンケウィッチ米中央軍空軍司令官はロシア軍が3月に入って少なくとも25回にわたってタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)の領空に侵入したと主張、ロシア当事者和解調整センターも「非紛争地帯」での米主導の有志連合航空機の飛行が3月に入って452件を記録していると反論(2023年3月23日)

アレクサス・グリンケウィッチ米中央軍第9空軍司令官(中将)は、ABC(3月22日付)に対して、ロシア軍戦闘機が3月に入って、少なくとも25回にわたって米軍(有志連合)が違法に占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)の領空に侵入したと主張した。

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一方、ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」に、米主導の有志連合が意図的、且つ組織的に違反、「非紛争地帯」での無人航空機(ドローン)を含む航空機の飛行件数が大幅に増加、2023年初め以降で452件を記録していると非難した。

RIAノーヴォスチ通信(3月23日付)が伝えた。

ABC News, March 22, 2023、RIA Novosti, March 23, 2023をもとに作成。

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シリア中央銀行は1米ドル=7,150シリア・ポンドに引き上げる一方、1ユーロ=7,797.08シリア・ポンドに引き下げると発表(2023年3月23日)

シリア中央銀行は、23日付の送金為替速報で、1米ドル=7,150シリア・ポンドに引き上げる一方、1ユーロ=7,797.08に引き下げると発表した。

SANA(3月23日付)が伝えた。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配地で、20日の東部自由人連合によるクルド系住民殺害事件への抗議が続く(2023年3月23日)

アレッポ県では、ANHA(3月23日付)によると、北・東シリア自治局アフリーン・シャフバー地区が、タッル・リフアト市に近いアフダース村で、トルコ占領下(「オリーブの枝」地域)のジンディールス町で20日に東部自由人連合がナウルーズの焚き木をしていたクルド系住民に発砲し、4人を殺害した事件の犠牲者を追悼する集会を開催し、アフリーン郡からの国内避難民(IDPs)やシャフバー地区(タッル・リフアト市一帯地域)の住民ら多数が参加した。

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北・東シリア自治局ジャズィーラ地域はこの事件に関して声明を出し、住民への発砲がトルコ軍の命令によるものだと断じ、これを非難した。

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北・東シリア自治局の支配地で活動する32の政治組織が北・東シリア研究外交関係センターに会し、共同声明を発表、占領国であるトルコ、占領を隠蔽するシリア革命反体制派勢力国民連立(シリア国民連合)に事件の責任があると非難、トルコの占領停止を呼びかけた。

共同声明に名を連ねた組織は以下の通り:

1. 民主統一党
2. 民主緑の党
3. クルディスタン民主党和平党
4. クルディスタン・リベラル連合
5. クルディスタン共産党
6. シリア・クルディスタン民主パールティ
7. クルド・シリア民主党
8. シリア・クルド左派党
9. シリア・クルディスタン民主左派党
10. シリア・ムスタクバル党
11. クルディスタン民主変革党
12. クルディスタン刷新運動
13. クルディスタン労働連合
14. アラブ国民機構
15. シリア近代民主党
16. クルド・シリア民主合意党
17. シリア改革運動
18. アッシリア民主党
19. クルディスタン友愛党
20. シリア・クルド民主ロジュ党
21. 民主社会運動
22. スィタール大会
23. 保守党
24. 民主闘争党
25. クルディスタン・ムスタクバル潮流
26. クルディスタン民主党・西クルディスタン
27. 国民調整委員会・民主変革運動
28. スィルヤーニー連合党
29. クルディスタン祖国連合党
30. シリア・クルド民主党(アル・パールティ)
31. シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)
32. シリア革命左派潮流

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ロシア、ヨルダンによる被災地支援続く(2023年3月23日)

ロシアから提供された医薬品や医療品などの支援物資がラタキア県のカルダーハ市にあるバースィル病院に届けられた。

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バースィル・カーイド駐シリア・ヨルダン大使館臨時代理大使は、ヨルダンからの医療品、支援物資、人道物資を積んだ貨物車輌7輌がナスィーブ国境通行所(ダルアー県)に到着したことを明らかにした。

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SANA(3月23日付)が伝えた。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

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運輸省は21日にイスラエル軍のミサイル攻撃で利用不能となっていたアレッポ国際空港の運用を25日午前8時に再開すると発表(2023年3月23日)

運輸省は声明を出し、21日にイスラエル軍のミサイル攻撃によって滑走路などが損害を受け、利用不能となっていたアレッポ国際空港の運用を25日午前8時に再開すると発表した。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02352uycLUZfaxZk6FdJoLcnkKhznQUQDb2Q94195Xa3qZSG7UKKC5CJ6K37QMJrxfl&id=100064584436235

SANA(3月23日付)が伝えた。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による2回の砲撃を確認したと発表(2023年3月23日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)による2回(イドリブ県1回、ラタキア県1回)の砲撃を確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(3月23日付)が伝えた。

RIA Novosti, March 23, 2023をもとに作成。

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イスラエル軍のアドライ報道官はイスラエル軍のドローン1機がシリア領内で墜落したと発表(2023年3月22日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、イスラエル軍の無人航空機(ドローン)1機がシリア領内で墜落したと発表した。

ツイートの内容は以下の通り:

(イスラエル)国防軍所属のドローンが今日、シリア領内で通常任務中に墜落した。情報が漏洩する懸念はない。事件は調査中である。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】トルコ・シリア大地震発以降、トルコからシリアを訪れたシリア人の数が1万9345人に(2023年3月22日)

イドリブ県のシャーム解放機構支配地にあるバーブ・サラーマ国境通行所は声明を出し、2月6日のトルコ・シリア大地震の発生を受けて、トルコで休暇を取得し、シリアを訪れたシリア人の数が1万9345人に達していると発表した。

シリアを訪れているのは、いずれもトルコ国内の被災県で一時保護身分証で取得したシリア人。

https://www.facebook.com/BabAlhawaBC/posts/pfbid05WF2YQq2hY9bK33UbJqAAhceqzXJSzDckxmvzHnRh61tp51nz7dHPVDQzGASpJrBl?locale=ar_AR

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県南東部のイマーム・アリー基地上空に所属不明の無人航空機1機が飛来、その直後に複数回の爆発が発生(2023年3月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるブーカマール市に近い砂漠地帯に設置されているいわゆる「イランの民兵」のイマーム・アリー基地(イマーム・アリー・コンパウンド)上空に所属不明の無人航空機1機が飛来、その直後に複数回の爆発が発生した。

同地では、「イランの民兵」が早朝に軍事演習を実施していたという。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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ヒムス県タルビーサ市で正体不明の武装集団とシリア軍部隊が激しく交戦(2023年3月22日)

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月22日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、タルビーサ市で21日深夜から22日未明にかけて、正体不明の武装集団とシリア軍部隊が激しく交戦した。

この戦闘で、武装集団はタルビーサ市にあるタルビーサ区庁舎を強襲し、武器を強奪、その後逃走したという。

イナブ・バラディー(3月22日付)によるとシリア軍と交戦したのは、麻薬密輸グループだという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団の一つ第2沿岸指弾が、トルコマン山地方のダッラ丘に設置されているロシア軍部隊の陣地を攻撃、これを破壊した。

攻撃による死傷者はなかったという。

また、「決戦」作戦司令室は、アブー・アリー山にあるシリア軍の拠点複数ヵ所を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジャウバース村一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ウルヤー村、ナイラブ村一帯、マアーッラト・ナアサーン村、ルワイハ村一帯を砲撃した。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、‘Inab Baladi, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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ジンディールス町で、東部自由人連合が住民殺害事件に対する抗議デモに参加しようとした若い男性に暴行を加える(2023年3月22日)

アレッポ県では、ANHA(3月22日付)によると、「占領国トルコの傭兵」が、占領下の「オリーブの枝」地域内のジンディールス町で、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域の町近郊で20日、シリア国民軍に所属する東部自由人連合のメンバーがナウルーズの焚火をしていた住民に発砲、4人を殺害した事件に対する抗議デモに参加しようとした若い男性に暴行を加え、デモ参加を阻止した。

シリア人権監視団によると、暴行を加えたのは、シリア国民軍に所属する東部自由人連合のメンバー。

また、軍用車など2台の車とオートバイ1台に乗った正体不明の武装グループがジンディールス町近郊に設置されている避難民用のテントを襲撃し、女性1人を殺害し、逃走した。

武装グループは、シリア国民軍や同軍憲兵隊の検問所で止められることなく、シャイフ・ハディード(シーヤ)村方面に向かったという。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連からの支援物資を積んだ貨物車輌18輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入る(2023年3月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連からの支援物資を積んだ貨物車輌18輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は624輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で932輌となった。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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カーミシュリー市、アイン・アラブ(コバネ)市、ダマスカス県ズールアーファー地区で、ジンディールス町での住民殺害事件に抗議するデモ(2023年3月22日)

ハサカ県では、ANHA(3月22日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市にある国連事務所前で、アフリーン社会連盟、スィリー・カーニヤ(ラアス・アイン)避難民委員会が、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域のジンディールス町近郊(アレッポ県)で20日、シリア国民軍に所属する東部自由人連合のメンバーがナウルーズの焚火をしていた住民に発砲、4人を殺害した事件に抗議するデモを行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市で、住民数十人が同様の抗議デモを行った。

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ダマスカス県では、ANHA(3月22日付)によると、クルド系住民が多いズールアーファー地区で、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)の支持者が、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域のジンディールス町近郊(アレッポ県)で20日、シリア国民軍に所属する東部自由人連合のメンバーがナウルーズの焚火をしていた住民に発砲、4人を殺害した事件に抗議するデモを行った。

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治部門であるシリア民主評議会は声明を出し、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域のジンディールス町近郊(アレッポ県)で20日、シリア国民軍に所属する東部自由人連合のメンバーがナウルーズの焚火をしていた住民に発砲、4人を殺害した事件に関して、トルコによる占領、強制移住、クルド人に対する煽動と分けることはできない、と非難した。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊、ハサカ県マアバダ町一帯を砲撃(2023年3月22日)

ラッカ県では、ANHA(3月22日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(3月22日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマアバダ(カルキールキー)町近郊の上サルマサーフ村に向けて発砲し、家畜4頭を殺害した。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】フルーラー健康製品製造社がハマー県で被災した子供を支援(2023年3月22日)

フルーラー健康製品製造社が、ハマー県の被災者を支援するために、ハマー市の聾唖研究所とウマル・ヤフヤー・ファラジー学校に設置されている避難所に子供用の物資を提供、レクリエーションなどを企画した。

SANA(3月22日付)が伝えた。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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シリア中央銀行は1米ドル=7,200シリア・ポンドに引き上げる一方、1ユーロ=7,753.68シリア・ポンドに引き下げると発表(2023年3月22日)

シリア中央銀行は、22日付の送金為替速報で、1米ドル=7,200シリア・ポンドに引き上げる一方、1ユーロ=7,753.68に引き下げると発表した。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/pfbid02gYCryGAgMNvt4BEj9dVJX5Rh2aNXDQyigs27wLuTNjSeumE9bjkoL1KKqaSrGNfrl

SANA(3月22日付)が伝えた。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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ハマー県の保健局はUNICEFから提供された仮設の医療所をラターミナ町、アバル村、ハンダク村の3ヵ所に設置(2023年3月22日)

ハマー県の保健局は、UNICEFから提供された仮設の医療所を、2020年3月までにシリア政府の支配下に復帰したラターミナ町、アバル村、ハンダク村の3ヵ所に設置した。

仮説医療所が設置された3町村には、医療施設がなかった。

SANA(3月22日付)が伝えた。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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シリア・アラブ赤新月社が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市および周辺農村地帯に設置されている62の避難所で支援物資を配給(2023年3月22日)

ハサカ県では、SANA(3月22日付)によると、シリア・アラブ赤新月社が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市および周辺農村地帯に設置されている62の避難所で食糧物資や衣服などの支援物資を配給した。

避難所には、トルコ占領下のラアス・アイン市やハサカ県北部からの国内避難民(IDPs)約2000世帯が身を寄せており、世界食糧計画(WFP)の支援プログラムに沿って、6歳から16歳用の子供服4365着、女性副3832着などが支給された。

SANA(3月22日付)が伝えた。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ロシア当事者和解調整センターがアレッポ県とラタキア県で支援活動を続ける(2023年3月22日)

ロシア当事者和解調整センターは、アレッポ市にある「孤児少女の家」に食料、毛布、電気製品などの救援物資を寄付した。

ロシア当事者和解調整センターはまた、ラタキア県ラアス・クルーリーヤ村に約4トンの食料救援物資を届けた。

このほか、ロシアからの食糧物資(29.8トン)を積んだ貨物輸送機が殉教者バースィル・アサド国際空港(ラタキア県)に到着した。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/pfbid0kXx4kYcbnNBsLwoAEQqpkFHQ55GfSvPqtsYrPXcXdvahHLdDdoVqAePQVpPHa5EGl

また、在ロシア・シリア大使館は声明を出し、新たに150トン分の支援物資がロシア在住のシリア人やロシア人から寄せられ、近くシリアに送付、シリア開発信託に引き渡すと発表した。

SANA(3月22日付)が伝えた。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領は2023年法律第2号を施行し、2021年法律第18号(新投資法)の一部条項を修正(2023年3月22日)

アサド大統領は2023年法律第2号を施行し、2021年法律第18号(新投資法)の一部条項を修正した。

2023年法律第2号による修正は、投資にかかる制度上の制限を回避し、手続きを簡素化するための適切なメカニズムを構築するのが目的。

SANA(3月22日付)が伝えた。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍がラタキア県西の地中海上空からアレッポ国際空港一帯に向けて多数のミサイルを発射し、空港を利用不能に(2023年3月22日)

シリア軍は声明を出し、22日午前3時55分、イスラエル軍がラタキア県西の地中海上空からアレッポ国際空港一帯に向けて多数のミサイルを発射し、空港に物的被害が生じた、と発表した。

また、民間航空公社は声明を出し、イスラエル軍のミサイル攻撃によりアレッポ国際空港の滑走路と航法装置の一部が損傷したことを明らかにしたうえで、復旧作業が完了するまで空港の運用を停止、すべての発着便をダマスカス国際空港と殉教者バースィル・アサド国際空港(ラタキア県)に振り分けると発表した。

SANA(3月22日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍が発射したミサイルは6発。

うち5発が、空港周辺にある「イランの民兵」の武器弾薬庫などの標的に到達した。

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ロシアのスプートニク(3月22日付)が治安筋の話として伝えたところによると、ミサイル攻撃はアレッポ国際空港と隣接するナイラブ航空基地に対して行われた。

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イスラエルのアルマ調査教育センターは、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/Israel_Alma_org/)などを通じてイランがトルコ・シリア大地震の被災者への人道支援を装って武器を移転したことに対処するために、イスラエル軍が再びミサイル攻撃を行ったとの見方を示した。

同センターは、前週にイランとシリアを複数回にわたって往復していたイランのポウヤ・エアのIl-76(イリューシン76)輸送機1機が、イランがロシアへの武器供与を始めて以降、テヘランとモスクワを頻繁に往復していたとしたうえで、同機がシリア国内に武器を持ち込んだ疑いがあると断じた。

https://twitter.com/Israel_Alma_org/status/1638452195505889282

https://twitter.com/Israel_Alma_org/status/1638452198139985921

https://twitter.com/Israel_Alma_org/status/1638452199922581505

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シリア人権監視団は23日、この攻撃で「イランの民兵」4人が死亡したと発表した。

4人のうち2人は司令官を含むシリア人で、残り2人の国籍は不明だという。

AFP, March 22, 2023、Alma Research and Education Center, Marcch 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023、March 23, 2023、Sputnik News, March 22, 2023などをもとに作成。

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