イドリブ県でシャーム解放機構の拠点に正体不明の武装集団が特攻自爆(インギマースィー)攻撃(2020年10月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にある県南部のアルバイーン山で、正体不明の武装集団が、シャーム解放機構の本部に対して、特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、度婦機構の戦闘員2人を射殺した。

AFP, October 12, 2020、ANHA, October 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2020、Reuters, October 12, 2020、SANA, October 12, 2020、SOHR, October 12, 2020などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍所属部隊どうしがハサカ県ラアス・アイン市で激しく交戦(2020年10月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市で、国民軍に所属する東部軍(国民軍第1軍団第146旅団所属)の戦闘員複数人が同じくスルターン・ムラード師団の戦闘員1人を暴行した。

これをきっかけに両者が激しく交戦した。

AFP, October 12, 2020、ANHA, October 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2020、Reuters, October 12, 2020、SANA, October 12, 2020、SOHR, October 12, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍が米主導の有志連合のヘリコプターの支援を受けてハサカ県シャッダーディー市近郊で若者多数を拘束(2020年10月12日)

ハサカ県では、SANA(10月12日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市近郊のマディーナ村を人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が包囲、民家に押し入り、若者多数を拘束した。

これに関して、シリア人権監視団は、米主導の有志連合のヘリコプター部隊が上空を旋回し、シリア民主軍を支援したと発表した。

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ハサカ県では、ハーブール(10月2日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフール・キャンプに収容されていたダイル・ザウル県出身者約300人が、地元名士を身元保証を受けて避難生活を終えて、帰還した。

帰還したのは主にダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍がハワーイジュ村で家宅捜索を行い、抗議デモに参加したとされる住民5人とダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーとされる7人を拘束した。

AFP, October 12, 2020、ANHA, October 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2020、al-Khabur, October 12, 2020、Reuters, October 12, 2020、SANA, October 12, 2020、SOHR, October 12, 2020、October 13, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で56人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で90人(2020年10月12日)

保健省は政府支配地域で新たに56人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者35人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、10月12日現在の同地での感染者数は計4,774人、うち死亡したのは228人、回復したのは1,331人となった。

SANA(10月12日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月12日に新たに90人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、40人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計1,820人、うち回復したのは1,004人、死亡したのは15人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1410192435852310/

AFP, October 12, 2020、ACU, October 12, 2020、ANHA, October 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2020、Reuters, October 12, 2020、SANA, October 12, 2020、SOHR, October 12, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県、アレッポ県で「決戦」作戦司令室と交戦(2020年10月12日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから219日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、バーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約50輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がミーズナーズ村一帯で砲撃戦を行った。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるジッリーン村で軍事情報局の隊員1人が何者かによって殺害された。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、総合情報部が、密輸業者を摘発しようとしたが、抵抗を受けて交戦となり、隊員1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は13件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県9件、ハマー県2件)。

一方、トルコ側の監視チームは停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, October 12, 2020、ANHA, October 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 12, 2020、Reuters, October 12, 2020、SANA, October 12, 2020、SOHR, October 12, 2020などをもとに作成。

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ダーイシュがハマー県東部のシリア軍拠点を攻撃(2020年10月11日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のウカイリバート町近郊のタフマーズ村リゾート施設にあるシリア軍拠点を攻撃し、シリア軍複数人が死傷した。

AFP, October 11, 2020、ANHA, October 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2020、Reuters, October 11, 2020、SANA, October 11, 2020、SOHR, October 11, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍はダイル・ザウル県ズィーバーン町で「イランの民兵」に所属する住民多数を摘発(2020年10月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるズィーバーン町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するテロ撲滅部隊が、「イランの民兵」と国防隊に所属する地元住民多数を摘発した。

AFP, October 11, 2020、ANHA, October 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2020、Reuters, October 11, 2020、SANA, October 11, 2020、SOHR, October 11, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍はアレッポ県北西部でハムザート師団の司令官を襲撃(2020年10月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下のアフリーン市南東のバラード村に近い街道で、トルコ軍の支援を受ける国民軍に所属するハムザート師団の司令官が乗った車を攻撃した。

(シリア人権監視団によると、この司令官は、12日に死亡した。)

一方、ANHA(10月11日付)によると、トルコ軍と国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村を砲撃した。

AFP, October 11, 2020、ANHA, October 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2020、Reuters, October 11, 2020、SANA, October 11, 2020、SOHR, October 11, 2020、October 12, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県とハサカ県でシリア民主軍への襲撃続く(2020年10月11日)

ダイル・ザウル県では、SANA(10月11日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャアファ村をパトロール中の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊を狙って、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士2人が死亡した。

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ハサカ県では、SANA(10月11日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市で、シリア民主軍の兵士1人が何者かの発砲を受けて即死した。

AFP, October 11, 2020、ANHA, October 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2020、Reuters, October 11, 2020、SANA, October 11, 2020、SOHR, October 11, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で45人、北・東シリア自治局支配地域で37人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で69人(2020年10月11日)

保健省は政府支配地域で新たに45人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者25人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、10月11日現在の同地での感染者数は計4,718人、うち死亡したのは224人、回復したのは1,296人となった。

SANA(10月11日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに37人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者12人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、10月11日現在の同地での感染者数は計2,351人、うち死亡したのは79人、回復したのは571人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市15人、カーミシュリー市10人、マーリキーヤ(ダイリーク)市3人、ダルバースィーヤ市2人、ルマイラーン町2人、マアバダ(カルキールキー)町1人、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市1人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村1人、ラッカ県のタブカ市1人、アレッポ県のシャフバー地区(タッル・リフアト市)1人。

ANHA(10月11日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月11日に新たに69人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、48人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計1,730人、うち回復したのは964人、死亡したのは14人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1409391135932440/

AFP, October 11, 2020、ACU, October 11, 2020、ANHA, October 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2020、Reuters, October 11, 2020、SANA, October 11, 2020、SOHR, October 11, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県などでシリア軍と「決戦」作戦司令室の交戦続く(2020年10月11日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから218日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室を主導するシャーム解放機構が、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市近郊を砲撃し、シリア軍の重機1輌を破壊した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、バイルーン村を砲撃した。

一方、「決戦」作戦司令室の支配下にあるハルブヌーシュ村にある武器製造工場で複数回にわたって大きな爆発が発生した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がミーズナーズ村にあるシリア軍拠点を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヌアイマ村で、若者が当局による恣意的な逮捕の停止と逮捕者釈放を求めるデモを行い、道路を封鎖するなどして抗議の意思を示した。


一方、ダーイル町で麻薬密売業者1人がオートバイに乗った正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は35件(イドリブ県25件、ラタキア県7件、アレッポ県5件、ハマー県0件)。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, October 11, 2020、ANHA, October 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 11, 2020、Reuters, October 11, 2020、SANA, October 11, 2020、SOHR, October 11, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局は帰宅を希望するフール・キャンプのIDPsの退去を許可(2020年10月10日)

北・東シリア自治局の執行評議会は決定第146号を発出し、同自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されている国内避難民(IDPs)のうち帰宅を希望する者に対して、必要な手続きを経たうえで退去を認めることを決定した。

ANHA(10月14日付)が伝えた。

AFP, October 14, 2020、ANHA, October 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2020、Reuters, October 14, 2020、SANA, October 14, 2020、SOHR, October 14, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県でシャーム解放機構とダーイシュが交戦、ダーイシュ戦闘員4人が自爆し、シャーム解放機構メンバー5人死亡(2020年10月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るタッルアーダ村でシャーム解放機構とダーイシュ(イスラーム国)のセルが交戦した。

シャーム解放機構に包囲されたダーイシュのメンバー4人は立て籠もっていた住居で自爆、これによってシャーム解放機構の戦闘員5人が死亡した。

AFP, October 10, 2020、ANHA, October 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 10, 2020、Reuters, October 10, 2020、SANA, October 10, 2020、SOHR, October 10, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍はラッカ県、ハサカ県で住民多数を拘束(2020年10月10日)

ラッカ県では、SANA(10月10日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の支配下にあるラッカ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が検問所で若者約20人を拘束した。

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ハサカ県では、SANA(10月10日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の支配下にあるタッル・ハミース市で、シリア民主軍が検問所で若者多数を拘束した。

シリア民主軍はまた、北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ市グワイラーン地区とズフール地区のサカン・シャバービー地区で女性を含む住民多数を拘束した。

AFP, October 10, 2020、ANHA, October 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 10, 2020、Reuters, October 10, 2020、SANA, October 10, 2020、SOHR, October 10, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で57人、北・東シリア自治局支配地域で110人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で37人(2020年10月10日)

保健省は政府支配地域で新たに57人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者36人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、10月10日現在の同地での感染者数は計4,616人、うち死亡したのは221人、回復したのは1,271人となった。

SANA(10月10日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに110人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者17人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、10月10日現在の同地での感染者数は計2,314人、うち死亡したのは77人、回復したのは555人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市8人、カーミシュリー市13人、タッル・タムル町1人、
マーリキーヤ(ダイリーク)市10人、マアバダ(カルキールキー)町3人、アームーダー市2人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市18人、マンビジュ市13人、ラッカ県のラッカ市32人、タブカ市10人。

ANHA(10月10日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月10日に新たに37人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、22人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計1,661人、うち回復したのは916人、死亡したのは14人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1408540322684188/

AFP, October 10, 2020 、ACU, October 10, 2020、ANHA, October 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 10, 2020、Reuters, October 10, 2020、SANA, October 10, 2020、SOHR, October 10, 2020などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方を砲撃し、女性1人死亡(2020年10月10日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから217日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンサフラ村、スフーフン村、カフル・ウワイド村、バーラ村、バイルーン村を砲撃し、バーラ村で女性1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市、ハザーリーン村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌複数輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のカストゥーン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるクルド山のシャルフ砦などを砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャジャラ村で9日深夜、麻薬密売人が何者かによって殺害された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を33件(イドリブ県16件、ラタキア県12件、アレッポ県2件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は33件(イドリブ県16件、ラタキア県12件、アレッポ県2件、ハマー県3件)。

一方、トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, October 10, 2020、ANHA, October 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 10, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 10, 2020、Reuters, October 10, 2020、SANA, October 10, 2020、SOHR, October 10, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県北部でシリア民主軍に所属する武装集団どうしが交戦(2020年10月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市近郊のタッル・ハラフ村でトルコの支援を受ける国民軍に所属する武装集団どうしが交戦した。

交戦したのは、スルターン・ムラード師団とスライマーン・シャー師団で、双方の戦闘員に加えて、多数の住民が巻き添えとなって負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市では、住民が抗議デモを行い、関係当局に治安改善を要求した。

10月6日に同市での爆発事件を受けたもの。

AFP, October 9, 2020、ANHA, October 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 9, 2020、Reuters, October 9, 2020、SANA, October 9, 2020、SOHR, October 9, 2020などをもとに作成。

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トルコがアゼルバイジャンに派遣したシリア人傭兵の死者数が100人を超える(2020年10月9日)

シリア人権監視団は、トルコによってアゼルバイジャンに派遣されたシリア人傭兵(国民軍戦闘員)35人がナゴルノ・カラバフ地方一帯での戦闘で新たに死亡したと発表した。

このうち26人が過去48時間の戦闘での犠牲者。

これにより、戦闘が始まった9月27日以降のシリア人傭兵の死者数は107人となった。

なお、トルコがアゼルバイジャンに派遣したシリア人傭兵は約1,450人(うち400人以上がスルターン・ムラード師団とハムザート師団のメンバー、また約1,200人がトルコマン系)。

このうち250人が先週、新たにアゼルバイジャンに到着した戦闘員。

AFP, October 9, 2020、ANHA, October 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 9, 2020、Reuters, October 9, 2020、SANA, October 9, 2020、SOHR, October 9, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ラッカ県でシリア民主軍への攻撃相次ぐ(2020年10月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(10月9日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるスブハ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌を狙って道路に仕掛けれていた爆弾が爆発し、兵士複数が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるタワーマ村のシリア民主軍検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

また、ハジーン市ではシリア民主軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

さらに、シュハイル村では正体不明の武装集団が、シリア民主軍の拠点に対してRPG弾で攻撃を加えた。

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ラッカ県では、SANA(10月9日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタブカ市のユーフラテス川河畔で、シリア民主軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士4人が死亡した。

AFP, October 9, 2020、ANHA, October 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 9, 2020、Reuters, October 9, 2020、SANA, October 9, 2020、SOHR, October 9, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で50人、北・東シリア自治局支配地域で46人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で91人(2020年10月9日)

保健省は政府支配地域で新たに50人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者23人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、10月8日現在の同地での感染者数は計4,616人、うち死亡したのは218人、回復したのは1,235人となった。

SANA(10月9日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに46人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者12人が完治したと発表した。

これにより、10月9日現在の同地での感染者数は計2,204人、うち死亡したのは74人、回復したのは542人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市12人、カーミシュリー市12人、マーリキーヤ(ダイリーク)市13人、ダルバースィーヤ市4人、ルマイラーン町3人、マアバダ(カルキールキー)町2人。

ANHA(10月9日付)が伝えた。

**

反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月9日に新たに91人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、36人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計1,624人、うち回復したのは894人、死亡したのは14人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1407723006099253/

AFP, October 9, 2020、ACU, October 9, 2020、ANHA, October 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 9, 2020、Reuters, October 9, 2020、SANA, October 9, 2020、SOHR, October 9, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県で「決戦」作戦司令室がシリア軍車輌を攻撃、兵士1人死亡、3人負傷、シリア軍の砲撃で女児1人死亡(2020年10月9日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから216日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるカフルナブル市近郊でシリア軍の車輌を攻撃、兵士1人を殺害、3人を負傷させた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市一帯を砲撃、ザーウィヤ山地方のバイニーン村の森林地帯でシリア軍と交戦した。

これに対して、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、シャンナーン村、スフーフン村、ファッティーラ村、カンスフラ村、フライフィル村を砲撃し、シャンナーン村では女児1人が死亡、複数が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓っていたハーリド・ブン・ワリード軍に協力していたとされる男性1人が、正体不明の武装集団の襲撃を受けて、死亡した。

また、シリア政府と和解した元反体制武装集団戦闘員によって構成されるシリア軍第5軍団が、ラジャート高原のアースィム村で軍事情報局と交戦、またキヒール村近郊の軍事情報局の検問所を制圧した。

ドゥラル・シャーミーヤ(10月10日付)によると、検問所を制圧したのは第8師団。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は13件(イドリブ県10件、ラタキア県0件、アレッポ県3件、ハマー県0件)。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, October 9, 2020、ANHA, October 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 9, 2020、October 10, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 9, 2020、Reuters, October 9, 2020、SANA, October 9, 2020、SOHR, October 9, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊の砂漠にあるダーイシュ拠点を爆撃(2020年10月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、マヤーディーン市郊外の砂漠地帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して7回以上にわたり爆撃を実施した。

AFP, October 8, 2020、ANHA, October 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 8, 2020、Reuters, October 8, 2020、SANA, October 8, 2020、SOHR, October 8, 2020などをもとに作成。

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トルコと国民軍がハサカ県アブー・ラースィーン町一帯を砲撃(2020年10月8日)

ハサカ県では、ANHA(10月8日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町西の農地や住居を砲撃した。

AFP, October 8, 2020、ANHA, October 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 8, 2020、Reuters, October 8, 2020、SANA, October 8, 2020、SOHR, October 8, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ラッカ県、ハサカ県でシリア民主軍が襲撃を受け、兵士3人死亡(2020年10月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町の検問所がオートバイに乗った武装集団の襲撃を受け、兵士2人が死亡した。

また、シュハイル村では、7日に覆面をした武装集団の発砲を受け、重態だった民政評議会のメンバーが死亡した。

一方、SANA(10月8日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるスブハ村近郊で、走行中の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を狙って爆弾が爆発し、兵士複数人が負傷した。

 

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ラッカ県では、SANA(10月8日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の支配下にあるタブカ市でシリア民主軍の拠点が何者かの襲撃を受けて、兵士1人が死亡した。

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ハサカ県では、SANA(10月8日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、シリア民主軍の兵士が何者の発砲を受けて、負傷した。

AFP, October 8, 2020、ANHA, October 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 8, 2020、Reuters, October 8, 2020、SANA, October 8, 2020、SOHR, October 8, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で62人、北・東シリア自治局支配地域で112人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で59人(2020年10月8日)

保健省は政府支配地域で新たに62人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者14人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、10月8日現在の同地での感染者数は計4,566人、うち死亡したのは215人、回復したのは1,212人となった。

SANA(10月8日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに112人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者14人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、10月8日現在の同地での感染者数は計2,158人、うち死亡したのは74人、回復したのは530人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市26人、カーミシュリー市26人、マーリキーヤ(ダイリーク)市30人、マアバダ(カルキールキー)町13人、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市4人、ルマイラーン町3人、アームーダー市3人、タッル・タムル町2人、ダイル・ザウル県6人、ラッカ県のラッカ市4人。

ANHA(10月8日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月8日に新たに59人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、50人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計1,533人、うち回復したのは858人、死亡したのは14人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1406861046185449/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者59人が確認され、1人が死亡したと発表した。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計1,533人、うち死亡したのは15人、完治したのは857人となった。

AFP, October 8, 2020、ACU, October 8, 2020、ANHA, October 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 8, 2020、Reuters, October 8, 2020、SANA, October 8, 2020、SOHR, October 8, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県ではシリア軍の砲撃で国民解放戦線の司令官1人が死亡、トルコはM4高速道路で単独パトロール(2020年10月8日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから215日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるサラーキブ市とその一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村などを砲撃し、国民解放戦線に所属する山地の鷹旅団の司令官1人を殺害した。

この砲撃で、司令官の妻と子供たちも負傷した。

一方、トルコ軍はラタキア市とアレッポ市を結ぶM4高速道路一帯に部隊を展開させ、単独でのパトロールを実施した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるジャイルード市で正体不明の武装集団が男性1人に発砲し、殺害した。

また、シリア軍は、カナーキル村の包囲を解除、拘束していた女性を釈放した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(イドリブ県25件、ラタキア県5件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を4件確認した。

AFP, October 8, 2020、ANHA, October 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 8, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 8, 2020、Reuters, October 8, 2020、SANA, October 8, 2020、SOHR, October 8, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の仲介でハサカ県の部族が90年ぶりに和解(2020年10月7日)

ハサカ県では、ANHA(10月7日付)によると、北・東シリア自治局ジャズィーラ地域の傘下にある名士評議会の和解委員会の仲介により、ダルバースィーヤ市近郊にあるバーブ・サラーム村のイブラーヒーム・ハッジ・カルムー氏の一族とアブドゥルワッハーブ・ハッジ・シャイフムース氏の一族の和解が成立した。

両一族の対立は90年以上前の農地の所有権をめぐる争いに端を発していた。


AFP, October 7, 2020、ANHA, October 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2020、Reuters, October 7, 2020、SANA, October 7, 2020、SOHR, October 7, 2020などをもとに作成。

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マッケンジー米中央軍(CENTCOM)司令官「ダーイシュはシリアとイラクに今も1万人の戦闘員を抱えている」(2020年10月7日)

ケネス・マッケンジー米中央軍(CENTCOM)司令官(海兵隊大将)は、アラブ首長国連邦(UAE)戦略研究調査センターの会合にインターネットで参加し、最近のダーイシュ(イスラーム国)の活動に関して、「ダーイシュはシリアとイラクに今も1万人の戦闘員を抱えている」と述べた。

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シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局渉外関係局(外務省に相当)は、ハサカ県フール・キャンプに収容されていたカナダ国籍のダーイシュ(イスラーム国)メンバーの孤児1人をカナダ政府に引き渡した。

AFP, October 7, 2020、ANHA, October 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2020、Reuters, October 7, 2020、SANA, October 7, 2020、SOHR, October 7, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のハサカ県、ダイル・ザウル県各所でトルコの占領に反対する抗議デモ(2020年10月7日)

ハサカ県では、ANHA(10月7日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるハサカ市とカーミシュリー市で、トルコの占領に反対する抗議デモが行われた。

デモが行われたのは、北・東シリア自治局が支配するハサカ市ムフティー地区とカーミシュリー市穀物サイロ交差点。

デモは、トルコによる「平和の泉」侵攻作戦の開始から1年が経ったのに合わせたもので、クルド民族主義諸政党が「我ら人民の自由と我らの土地に対するトルコの占領の打破のためクルドの統一」をスローガンに呼びかけ、ANHAによると数千人が参加した。

また、ダイル・ザウル県でも、北・東シリア自治局の支配下にあるカスラート村で同様のデモが行われた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、17人が死亡した前日の爆発事件を受けて、犠牲者を追悼するためのゼネストが行われた。

AFP, October 7, 2020、ANHA, October 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2020、Reuters, October 7, 2020、SANA, October 7, 2020、SOHR, October 7, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県でシリア民主軍の検問所が襲撃を受け、兵士1人死亡(2020年10月7日)

ラッカ県では、SANA(10月7日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるラッカ市フルースィーヤ地区の検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受け、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が死亡、2人が負傷した。

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ハサカ県では、SANA(10月7日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプでシリア民主軍が男性2人を拘束、連行した。

AFP, October 7, 2020、ANHA, October 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2020、Reuters, October 7, 2020、SANA, October 7, 2020、SOHR, October 7, 2020などをもとに作成。

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