シリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県とアレッポ県を砲撃(2020年9月19日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから196日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のハザーリーン村、ファッティーラ村、フライフィル村、カンスフラ村、スフーフン村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるカフルナブル市、ハントゥーティーン村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原の灌漑計画地区、サルマーニーヤ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ミーズナーズ村近郊でシリア軍1人が「決戦」作戦司令室に狙撃され、死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のダルアー市アルバイーン地区で、軍事情報局の局員1人が何者かによって殺害され、遺体で発見された。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マッザ86地区で車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 19, 2020、ANHA, September 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 19, 2020、Reuters, September 19, 2020、SANA, September 19, 2020、SOHR, September 19, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県とトルコ占領下のアレッポ県で、トルコ軍の駐留を支持するデモ(2020年9月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団やドゥラル・シャーミーヤ(9月18日付)によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるジスル・シュグール市、バービスカー村、カッリー町、イドリブ市、ブサンクール村、マストゥーマ村のバアス前衛キャンプ前で、デモが行われた。

参加者は、トルコ国旗、シリア革命旗(フランス委任統治領シリアの国旗)を掲げ、トルコ軍の駐留への支持、体制打倒、ソチ合意の履行、シリア・ロシア軍によって制圧された地域からの避難を余儀なくされている住民の帰還を訴えた。

ドゥラル・シャーミーヤによると、同様のデモは、トルコの占領下にあるアレッポ県のアターリブ市、バザーア村、シャイフ・ハディード村でも発生した。

AFP, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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政府支配下のダルアー県で反体制デモ(2020年9月18日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるフラーク市で住民数十人が抗議デモを行い、体制打倒を訴えるとともに、パンや燃料の不足に対する政府の対応の悪さを批判した。

AFP, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍がダイル・ザウル県各所で攻撃を受ける(2020年9月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるダフラ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車列が道路に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれ、その後爆弾を仕掛けたと見られる武装集団との間に銃撃戦が発生した。

また、SANA(9月18日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるジャズラト・ブーハミード村で、シリア民主軍の検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受け、戦闘員3人が死亡、複数人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、ユーフラテス川東岸のシュハイル村では、シリア民主軍がシリア政府支配下の同川西岸とを結ぶ船着き場に発砲、女性1人が死亡、5人が負傷した。

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ラッカ県では、SANA(9月18日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるファーティサ村でシリア民主軍が村の若者2人を拘束、連行した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局が管理するフール・キャンプで、シリア人男性1人と女性1人が何者かに刺殺された。

AFP, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で40人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で32人(2020年9月18日)

保健省は政府支配地域で新たに40人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、9月18日現在の同地での感染者数は計3,731人、うち死亡したのは168人、回復したのは918人となった。

SANA(9月18日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月18日に新たに32人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、22人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計496人、うち回復したのは149人、死亡したのは5人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1389179777953576/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者33人が確認されたと発表した。

新規感染者の内訳は、アレッポ県のバーブ市が18人、アアザーズ市が6人、ジャラーブルス市が3人、スィムアーン山が2人、イドリブ県が4人。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計497人、うち死亡したのは6人(シリア人権監視団の発表によると5人)、完治したのは149人となった。

AFP, September 18, 2020、ACU, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でシリア軍兵士6人の遺体が発見される(2020年9月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯(ビイル・アブー・ハヤーヤー地区)で、ダーイシュ(イスラーム国)に刺殺されたと見られるシリア軍兵士6人の遺体が発見された。

AFP, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県でトルコ軍装甲車を砲撃(2020年9月18日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから195日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のマアズラーフ町近郊でトルコ軍装甲車2輌を砲撃した。

装甲車は炎上したが、死傷者はなかった。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月18日付)によると、カフルバッティーフ村に駐留するシリア軍部隊が、マアッルザーフ町近郊の街道を走行中のトルコ軍装甲車2輌を狙って砲撃した。

シリア軍は、トルコ軍に対する被害を抑えるため、比較的破壊力が低い82ミリ迫撃砲を使用したと見られる。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、バイルーン村、フライフィル村、スフーフン村、バイニーン村を砲撃、ファッティーラ村で住民4人が負傷した。

一方、バイニーン村の森林地帯では、シリア軍が地雷に触れて、兵士1人が死亡、4人が負傷した。

このほか、トルコ軍が兵站物資を積んだ車輌約40輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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ヒムス県、ハマー県でダーイシュがシリア軍を攻撃(2020年9月17日)

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月17日付)によると、県東部のスフナ市西の街道で、シリア軍の車輌にダーイシュ(イスラーム国)が仕掛けたと見られる爆弾が爆発、兵士2人が死亡、7人が負傷した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月17日付)によると、県北東部のイスリヤー村に近いシャッハーティーヤ村にあるシリア軍の拠点が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士2人死亡、5人が死傷した。

AFP, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県を100回あまりにわたり砲撃(2020年9月17日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから194日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、シャンナーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

砲撃は100回あまりに及んだ。

AFP, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020などをもとに作成。

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シリア軍、シリア民主軍がハカサ県北部でトルコ軍と交戦(2020年9月17日)

ハサカ県では、SANA(9月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して、シリア軍と国民軍が砲撃で応戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、アイン・イーサー市近郊に設置されている国民軍の拠点複数カ所に潜入、戦闘員複数人を殺傷した。

一方、ANHA(9月17日付)によると、トルコ軍とロシア軍がアイン・アラブ(コバネ)市西の国境地帯で合同パトロールを実施した。
https://hawarnews.com/ar/uploads//2020/09/17/062950_03.jpg

AFP, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍がハサカ県、ダイル・ザウル県、ラッカ県で襲撃を受ける(2020年9月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍が違法に駐留を続けるウマル油田にいたる街道を走行中の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌が道路にしかけられていた爆弾の爆発に巻き込まれ、戦闘員複数人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市で16日深夜から17日未明にかけて、国民軍のパトロール部隊が正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

また、北・東シリア自治局支配下のジャズラ村にある国民軍所属の「自衛部隊」の検問所をダーイシュ(イスラーム国)が襲撃し、自衛部隊の戦闘員1人が負傷した。

さらに、アブリーハ村で米主導の有志連合の車列の近くで爆弾が爆発した。

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ラッカ県では、SANA(9月17日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊で、シリア民主軍の拠点が何者かの襲撃を受け、戦闘員2人が死亡した。

AFP, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020、September 18, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2020年9月16日)

アレッポ県では、ANHA(9月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、カーミーヤ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市であるバーブ市近郊のバラーズィーヤ村でトルコ軍基地で通訳として働く男性が乗った車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、この男性と同乗していた女性1人が負傷した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、占領下のいわゆる「平和の泉」地域の拠点都市タッル・アブヤド市近郊のサールージュ村にある民家やシリア軍の拠点を砲撃した。

AFP, September 16, 2020、ANHA, September 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2020、Reuters, September 16, 2020、SANA, September 16, 2020、SOHR, September 16, 2020などをもとに作成。

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米軍の勢力下にあるハサカ県ルマイラーン町近郊のガソリン・スタンド近くで爆発が発生(2020年9月16日)

ハサカ県では、SANA(9月16日付)、シリア人権監視団によると、米軍の勢力下にあるルマイラーン町近郊のアリー・アーガー・ガソリン・スタンド近くで爆発が発生した。

爆発は何者かが、タッル・アッルー村とヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町を結ぶ街道沿いに位置するステーション前に停車していたタンクローリーに仕掛けた爆弾によるもの。

これにより、住民1人が死亡、複数人が負傷した。

一方、米軍の大型トレーラーなど58輌からなる車列が、違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に入り、カーミシュリー市方面に向かった。

AFP, September 16, 2020、ANHA, September 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2020、Reuters, September 16, 2020、SANA, September 16, 2020、SOHR, September 16, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で40人、北・東シリア自治局支配地域で63人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で29人(2020年9月16日)

保健省は政府支配地域で新たに40人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者18人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、9月16日現在の同地での感染者数は計3,654人、うち死亡したのは163人、回復したのは889人となった。

SANA(9月16日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに63人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者18人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、9月16日現在の同地での感染者数は計966人、うち死亡したのは48人、回復したのは309人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市6人、カーミシュリー市8人、マーリキーヤ(ダイリーク)市12人、アームーダー市6人、ダルバースィーヤ市5人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村2人、ルマイラーン町2人、ラッカ県のラッカ市12人、タブカ市1人、ダイル・ザウル県8人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市2人。

ANHA(9月16日付)が伝えた。


一方、北・東シリア自治局の執行評議会のビーリーファーン・ハーリド、アブドゥルハーミド・ミフバーシュ両共同議長は声明を出し、新型コロナウイルス感染症対策として閉鎖しているアレッポ県のアウン・ダーダート村の通行所を9月19日から30日にかけて再開すると発表した。

アウン・ダーダート村は、北・東シリア自治局とシリア政府が共同統治するマンビジュ市の北、トルコが占領するいわゆる「ユーフラテスの盾」地域との境界に位置する。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月16日に新たに29人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、4人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計451人、うち回復したのは118人、死亡したのは4人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1387441854794035/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者29人が確認されるとともに、感染者4人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、アレッポ県20人、イドリブ県9人。

また、死亡したのは、イドリブ県ダーナー市の高齢の女性1人、アレッポ県スーラーン町の高齢の女性1人、同県北部の男性医師1人、バーブ市の高齢の男性1人。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計451人、うち死亡したのは5人、完治したのは118人となった。

AFP, September 16, 2020、ACU, September 16, 2020、ANHA, September 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2020、Reuters, September 16, 2020、SANA, September 16, 2020、SOHR, September 16, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県ザーウィヤ山地方を爆撃(2020年9月16日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから193日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村一帯とルワイハ村一帯を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍がザーウィヤ山地方のダイル・サンバル村、カンスフラ村、バーラ村、バイニーン村および周辺の森林地帯、スフーフン村、ファッティーラ村、ハルーバ村、フライフィル村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は砲撃で応戦する一方、ミラージャ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、射殺した。

一方、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村近郊で地雷が爆発、「決戦」作戦司令室の戦闘員1人が死亡、1人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サイダー町でシリア軍第5軍団の兵士1人が何者かに撃たれて死亡した。

また、ジャースィム市でも、軍第5軍団の兵士1人が何者かに殺害された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 16, 2020、ANHA, September 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 16, 2020、Reuters, September 16, 2020、SANA, September 16, 2020、SOHR, September 16, 2020などをもとに作成。

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国連人権理事会調査委員会のピネイロ委員長はトルコの支援を受ける国民軍が戦争犯罪を行っていると非難(2020年9月15日)

シリアでの人権侵害を調査するための国連人権理事会調査委員会のパウロ・セルジオ・ピネイロ委員長(ブラジル)は、スイスのジュネーブでの会合で、国連安保理に提出された最新の報告書の内容に関して、トルコの支援を受ける国民軍が、市民の拉致、拷問、略奪といった非人道的な行為を行っており、トルコは抑える必要があると述べた。

ピネイロ委員長は「アフリーン市、ラアス・アイン市、そして両市周辺地域では、トルコが支援する国民軍が誘拐、残酷な扱い、拷問、強姦といった戦争犯罪を行っている」としたうえで、「トルコはこうした虐待を阻止し、支配地域の市民を保護すべきだ」と強調した。

また、国民軍がシリア人を拘束し、訴追のためにトルコに移送することが、戦争犯罪にあたる可能性があると指摘した。

ロイター通信(9月15日付)などが伝えた。

AFP, September 15, 2020、ANHA, September 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 15, 2020、Reuters, September 15, 2020、SANA, September 15, 2020、SOHR, September 15, 2020などをもとに作成。

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リビア国民軍がトルコによって派遣されたシリア国民軍の拠点を攻撃し、ジハード主義戦闘員7人を殺害(2020年9月15日)

リビア中部のサブハ県では、シリア人権監視団によると、ハリーファ・ハフタル将軍が率いるリビア国民軍が、トルコによって派遣された国民軍(Turkish-backed Free Syrian Army:TFSA)の拠点を攻撃し、激しい戦闘の末、TFSA側のジハード主義者7人を殺害した。

7人のうち3人はサウジアラビア人、2人はリビア人、1人はエジプト人、1人はオーストリア人。

3人のサウジアラビア人のうち1人は、装着していた爆弾ベルトを自爆させて死亡したという。

リビア国民軍はまたこの戦闘で、エジプト人女性1人とリビア人女性1人を拘束した。

なお、トルコがリビアに派遣した国民軍戦闘員の数は18,000人(うち子供350人)、契約が終了し、帰国した戦闘員の数は7,100人、国民軍とともにリビアに派遣されたジハード主義者の数は10,000人(うちチュニジア人は2,500人)、リビアでの戦闘で死亡したシリア人戦闘員は約500人とされる。

AFP, September 15, 2020、ANHA, September 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 15, 2020、Reuters, September 15, 2020、SANA, September 15, 2020、SOHR, September 15, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のラアス・アイン市近郊で国民軍と地元民兵が交戦(2020年9月15日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊で、国民軍に所属するハムザ師団および東部自由人連合が、地元住民からなるハサカ自由人連動や地元民兵と交戦した。

AFP, September 15, 2020、ANHA, September 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 15, 2020、Reuters, September 15, 2020、SANA, September 15, 2020、SOHR, September 15, 2020などをもとに作成。

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ガンバ国連児童・武力紛争特別代表がシリア民主軍、北東シリア自治局幹部とテレビ会合(2020年9月15日)

国連のビルヒニア・ガンバ児童・武力紛争特別代表は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令部と北・東シリア自治局執行評議会共同議長府との合同テレビ会合に参加した。

合同テレビ会合には、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官、アブドゥルハーミド・ミフバーシュ執行評議会共同議長、女性防衛隊(YJP)のノウルーズ・アフマド司令官、シリア民主軍関係局のナスリーン・アブドゥッラー氏とライドゥール・ハリール氏が参加した。

会合では、2019年6月29日に国連との間で交わされた合同行動計画の進捗状況、北・東シリア自治局内のキャンプに収容されているダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの家族の状況や帰国の可能性、リハビリ・センター設置の必要性などについて意見が交わされた。

なお、2019年に交わされた行動計画は、児童兵の徴兵や学校の軍事施設としての転用の禁止、ダーイシュ・メンバーの家族のための児童リハビリ施設の設置、国連による立ち入り調査と支援などを骨子としている。

ANHA(9月15日付)が伝えた。

AFP, September 15, 2020、ANHA, September 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 15, 2020、Reuters, September 15, 2020、SANA, September 15, 2020、SOHR, September 15, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で38人、北・東シリア自治局支配地域で63人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で77人(2020年9月15日)

保健省は政府支配地域で新たに38人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者13人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、9月15日現在の同地での感染者数は計3,614人、うち死亡したのは160人、回復したのは871人となった。

SANA(9月15日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに63人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者9人が完治したと発表した。

これにより、9月15日現在の同地での感染者数は計903人、うち死亡したのは46人、回復したのは291人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市29人、カーミシュリー市6人、マーリキーヤ(ダイリーク)市2人、アームーダー市1人、タッル・タムル町3人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村1人、ラッカ県のラッカ市13人、タブカ市5人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市2人、ハサカ県フール・キャンプ1人。

ANHA(9月15日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月15日に新たに77人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、11人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計422人、うち回復したのは114人、死亡したのは3人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1386590854879135/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者77人が確認されたと発表した。

新規感染者の内訳は、アレッポ県53人、イドリブ県24人。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計422人、うち死亡したのは1人、完治したのは114人となった。

AFP, September 15, 2020、ACU, September 15, 2020、ANHA, September 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 15, 2020、Reuters, September 15, 2020、SANA, September 15, 2020、SOHR, September 15, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がM4高速道路でのトルコ軍との合同パトロールへの参加を見送り、イドリブ県各所を爆撃(2020年9月15日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから193日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がラタキア市とアレッポ市を結ぶM4高速道路沿線のアリーハー市、ジスル・シュグール市一帯に部隊を展開させ、ヘリコプターを投入して、上空から監視活動を行い、ロシア軍との合同パトロール実施の準備を行った。

だが、ロシア軍部隊は参加せず、トルコ軍部隊は単独でパトロールを実施した。

ロシア軍部隊が参加を見送った理由は不明。

その後、ロシア軍戦闘機6機はマアッラトミスリーン市西に展開するシャーム解放機構の拠点複数カ所を爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月15日付)によると、ロシア軍戦闘機が爆撃したのは、シャイフ・バフル村、ブフーリー村、バータンター村で、これと合わせて地中海東部に展開するロシア海軍の艦艇が対地巡航ミサイルで同地を攻撃したという。

この爆撃で、シャーム解放機構のメンバー複数人が負傷した。

ロシア軍戦闘機はまた、イドリブ市西の森林地帯に対して20回以上の爆撃を行った。

シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山のルワイハ村、バイニーン村および周辺の森林地帯、マウラザ、スフーフン村、バーラ村、カフル・ウワイド村、ハルーバ村などを砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムサイフラ町とサフワ村を結ぶ街道に設置されているシリア軍第5軍団の検問所で、首を切り落とされた兵士5人の遺体が発見された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 15, 2020、ANHA, September 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 15, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 15, 2020、Reuters, September 15, 2020、SANA, September 15, 2020、SOHR, September 15, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がラッカ県でシリア軍拠点を砲撃し、兵士複数が死傷、トルコ占領地ではトルコ赤新月社のスタッフが襲撃を受けて死亡(2020年9月14日)

ラッカ県では、ANHA(9月14日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市タッル・アブヤド市の近郊に位置し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるクーバルラク村、ビールキータク村、ヒルバト・サルーンジュ村にあるシリア軍の拠点に対して砲撃を行い、ヒルバト・サルーンジュ村に対する砲撃でシリア軍兵士1人が負傷した。

この砲撃に関して、シリア人権監視団は、シリア軍兵士1人が死亡、7人が負傷したと発表した。

ANHAによると、トルコ軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカズアリー村の穀物サイロを砲撃、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が反撃し、砲撃を行った。

SANA(9月14日付)も、トルコ軍と国民軍がタッル・アブヤド市近郊のクーバルラク村を砲撃したと伝えた。

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アレッポ県では、ANHA(9月14日付)やSANA(9月14日付)によると、トルコ占領下のいわゆる「オリーブの枝」地域の中心都市アフリーン市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民9人が死亡、40人が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、トルコが占領する「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市であるバーブ市とラーイー村を結ぶ街道上に位置するタッル・バッタール村で、トルコ赤新月社の車輌に対して何者かが発砲し、トルコ人1人が死亡した。

これに対して、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、9月12日にトルコが占領するいわゆる「オリーブの枝」地域内のガザーウィーヤ村(ジンディールス町近郊)のトルコ軍の本部を攻撃し、兵士7人を殺害、10人を負傷させ、装甲車2輌を破壊したと発表し、その映像をパーレズヴァーン・テレビのサイトを通じて公開した(http://parezvan.tv/v/2573473880/%C3%87alakiya-li-gund%C3%AA-Xzewiy%C3%AA-ya-nav%C3%A7eya-Cindir%C3%AAs%C3%AA)。

AFP, September 14, 2020、ANHA, September 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 14, 2020、Parezvan TV, September 14, 2020、Reuters, September 14, 2020、SANA, September 14, 2020、SOHR, September 14, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のハサカ県、ダイル・ザウル県、ラッカ県でシリア民主軍の襲撃相次ぐ(2020年9月14日)

ハサカ県では、SANA(9月14日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるファッジュ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の本部が正体不明の武装集団の攻撃を受け、2人が殺害された。

シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーによると見られるという。

また、SANAによると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、国内避難民(IDPs)の女性2人と子供1人が遺体で発見された。

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ダイル・ザウル県では、ANHA(9月14日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるズィーバーン町で、内務治安部隊(アサーイシュ)のパトロール部隊が市場を通行しようとした際に、オートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民2人が死亡、2人が負傷した。

シリア人権監視団は、この爆発でシリア民主軍兵士1人が死亡したと発表した。

また、SANA(9月14日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるカシュキーヤ村近くの街道をシリア民主軍の車輌が通行しようとした際、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士2人が死亡した。

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ラッカ県では、SANA(9月14日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるラッカ市の青年住宅地区にあるシリア民主軍の拠点が正体不明の武装集団の攻撃を受け、1人が負傷した。

AFP, September 14, 2020、ANHA, September 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 14, 2020、Reuters, September 14, 2020、SANA, September 14, 2020、SOHR, September 14, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で36人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で80人(2020年9月14日)

保健省は政府支配地域で新たに36人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者16人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、9月14日現在の同地での感染者数は計3,576人、うち死亡したのは157人、回復したのは858人となった。

SANA(9月14日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月14日に新たに80人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、7人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計345人、うち回復したのは103人、死亡したのは3人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1385777524960468/

AFP, September 14, 2020、ACU, September 14, 2020、ANHA, September 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 14, 2020、Reuters, September 14, 2020、SANA, September 14, 2020、SOHR, September 14, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県ではシリア軍が「決戦」作戦司令室に対して激しい砲撃を加えるなか、シリア軍兵士1人が狙撃され死亡(2020年9月14日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから192日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、カフル・ウワイド村、ファッティーラ村、スフーフン、フライフィル村に対して、シリア軍が砲弾190発以上を打ち込んだ。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して「決戦」作戦司令室も応戦し、砲撃戦となった。

「決戦」作戦司令室はまた、シリア政府の支配下にあるダール・カビーラ村を砲撃、ザーウィヤ山地方のルワイハ村近郊でシリア軍兵士を狙撃し、殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、サルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村、アンカーウィー村、カーヒラ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タスィール町で、シリア政府との和解に応じ、空軍情報部に勤務していた元反体制武装集団司令官が、正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 14, 2020、ANHA, September 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 14, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 14, 2020、Reuters, September 14, 2020、SANA, September 14, 2020、SOHR, September 14, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局が管理するハサカ県のフール・キャンプから女性200人あまりとその子供たちが脱走を試みる(2020年9月13日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプをシリア人女性とイラク人女性合わせて200人あまりとその子供たちが脱走を試みたが、同自治局に所属する内務治安部隊(アサーイシュ)が、人民防衛隊(YPG)の協力を得て、これを阻止した。

AFP, September 13, 2020、ANHA, September 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2020、Reuters, September 13, 2020、SANA, September 13, 2020、SOHR, September 13, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市で国民軍が派遣した武装集団と地元の武装集団が交戦(2020年9月13日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市近郊のアドワーニーヤ村で、国民軍に所属する東部自由人連合とハサカ自由人連合が交戦した。

ハサカ自由人運動は、国民軍に所属していた地元住民が、通行所や検問所で通行料を徴収されることを拒否し、国民軍を離反して結成した組織。

ハサカ自由人運動はまた、地元出身の戦闘員とともに、2019年10月のトルコによる「平和の泉」侵攻作戦実施に際して、トルコ占領下のアレッポ県北部からラアス・アイン市一帯に移動してきた東部自由人連合、ハムザート師団の受け入れを拒否している。

なお、東部自由人連合、ハムザート師団は、ダイル・ザウル県、アレッポ県、ヒムス県、ダマスカス県、ダマスカス郊外県などの出身者が多い。

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ラッカ県では、ANHA(9月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、タッル・アブヤド市近郊のアフダクー村、ハーニー村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「オリーブの枝」地域のシャッラーン町で、国民軍のメンバー1人が何者かに射殺された。

AFP, September 13, 2020、ANHA, September 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2020、Reuters, September 13, 2020、SANA, September 13, 2020、SOHR, September 13, 2020などをもとに作成。

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政府支配地域で新学期が始まるなか、ハサカ市の高等学校前では教師、職員、生徒がシリア民主軍による施設接収に抗議するも、強制排除される(2020年9月13日)

ハサカ県では、SANA(9月13日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるハサカ市では、北・東シリア自治局支配地域内にあるハンナー・アターッラー高等学校前で座り込みデモを行い、施設の封鎖に抗議していた教師、事務職員、生徒らに人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が暴行を加えるなどして、強制排除した。

ハンナー・アターッラー高等学校は、シリア民主軍が接収し、軍事施設として転用している。

なお、シリア政府支配地域では9月13日、2020年度の新学期が始まり、小中高等学校の生徒373,5521人が13,280校への登校を開始した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局とシリア政府が共同統治するマンビジュ市および周辺地域で、シリア民主軍が青年45人以上を、兵役を忌避していたとして拘束、連行した。

AFP, September 13, 2020、ANHA, September 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2020、Reuters, September 13, 2020、SANA, September 13, 2020、SOHR, September 13, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で34人、北・東シリア自治局支配地域で21人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で52人(2020年9月13日)

保健省は政府支配地域で新たに34人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、9月13日現在の同地での感染者数は計3,540人、うち死亡したのは155人、回復したのは842人となった。

SANA(9月13日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに21人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者11人が完治したと発表した。

これにより、9月13日現在の同地での感染者数は計840人、うち死亡したのは46人、回復したのは282人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市8人、カーミシュリー市4人、マーリキーヤ(ダイリーク)市3人、マアバダ(カルキールキー)町5人、アームーダー市1人。

ANHA(9月13日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月13日に新たに52人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、9人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計265人、うち回復したのは96人、死亡したのは3人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1384863688385185/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者52人が確認されたと発表した。

新規感染者の内訳は、アレッポ県バーブ市8人、アフリーン市6人、スィムアーン山(アレッポ市一帯)6人、トゥルクマーン・バーリフ村7人、イドリブ県25人。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計265人(うち98人は「解放区」、167人はトルコ占領地)、うち死亡したのは1人、完治したのは87人となった。

AFP, September 13, 2020、ACU, September 13, 2020、ANHA, September 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2020、Reuters, September 13, 2020、SANA, September 13, 2020、SOHR, September 13, 2020などをもとに作成。

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シリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県に350発以上の砲弾を浴びせる(2020年9月13日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから191日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、ファッティーラ村、カフル・ウワイド村、スフーフン村、カンスフラ村、バーラ村、シャンナーン村、バイニーン村、サルジャ村などを砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍が撃った砲弾の数は350発以上に達した。

シリア軍はまた、ハーン・シャイフーン市一帯およびマアッラト・ヌウマーン市一帯に増援部隊を派遣した。

これに対して、シャーム解放機構は、シリア政府支配下のハザーリーン村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、スーラ町でシリア軍第5軍団に所属する武装集団が、地元の部族民兵と交戦し、第5軍団の兵士2人が死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月13日付)によると、交戦したのは第5軍団に所属する第8旅団と地元の部族民兵で、部族民兵側も1人が死亡したという。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県4件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 13, 2020、ANHA, September 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 13, 2020、Reuters, September 13, 2020、SANA, September 13, 2020、SOHR, September 13, 2020などをもとに作成。

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