ロシア軍戦闘機が、ヒムス県東部、ラッカ県南部、ダイル・ザウル県西部のダーイシュ潜伏地域を爆撃(2020年8月23日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ヒムス県東部、ラッカ県南部、ダイル・ザウル県西部のダーイシュ(イスラーム国)潜伏地域に対して爆撃を実施した。

ロシア軍による爆撃は3日連続。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、アレッポ県、ラッカ県との県境に近いイスリヤー村近郊の砂漠地帯でシリア軍部隊を要撃し、兵士7人を殺傷した。

AFP, August 23, 2020、ANHA, August 23, 2020、AP, August 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2020、Reuters, August 23, 2020、SANA, August 23, 2020、SOHR, August 23, 2020、UPI, August 23, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア自治局の支配地域でシリア民主軍への襲撃続く(2020年8月23日)

ラッカ県では、SANA(8月23日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタブカ市、アブー・カビーア村で、正体不明の武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点複数カ所に発砲し、アブー・カビーア村で兵士4人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、ANHA(8月22日付)によると、北・東シリア自治局の支配下のハジーン市でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、3人が負傷した。

シリア人権監視団によると、オートバイはハジーン市の地元評議会共同議長の通過に合わせて爆発したという。

一方、SANA(8月23日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアズバ村でシリア民主軍の兵士1人が、正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

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ハサカ県では、SANA(8月23日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市東のジャラール村でシリア民主軍の車輌が襲撃を受けて、兵士複数人が死傷した。

一方、シリア人権監視団によると、米軍の大型トレーラーなど40輌からなる車列が、違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、シャッダーディー市などの米軍基地に向かった。

AFP, August 23, 2020、ANHA, August 23, 2020、AP, August 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2020、Reuters, August 23, 2020、SANA, August 23, 2020、SOHR, August 23, 2020、UPI, August 23, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で74人、北・東シリア自治局支配地域で27人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1人(2020年8月23日)

保健省は政府支配地域で新たに74人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、8月23日現在の同地での感染者数は計2,217人、うち死亡したのは89人、回復したのは505人となった。

SANA(8月23日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)のムスタファー・ジューワーン議長は、支配地域で新たに27人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者7人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、8月23日現在の同地での感染者数は計354人、うち死亡したのは22人、回復したのは58人となった。

感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市4人、カーミシュリー市12人、マーリキーヤ(ダイリーク)市2人、ルマイラーン町1人、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市1人、ダルバースィーヤ市1人、アームーダー市1人、アレッポ県シャフバー地区3人。

ANHA(8月22日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月23日に新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計60人、うち回復したのは51人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1365442410327313/

AFP, August 23, 2020、ACU, August 23, 2020、ANHA, August 23, 2020、AP, August 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2020、Reuters, August 23, 2020、SANA, August 23, 2020、SOHR, August 23, 2020、UPI, August 23, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県で交戦(2020年8月23日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから170日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府支配下のサラーキブ市南からマアッラト・ヌウマーン市にいたるM5高速道路沿線を激しく砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村、サラーキブ市近郊のカフルバッティーフ村県南部のマアッルバリート村、カドゥーラ村などを砲撃した。

シリア軍また、これに先立ち、「決戦」作戦司令室の支配下にあるハザーリーン村を熱誘導ミサイルで攻撃し、戦闘員6人を殺傷した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約70輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

AFP, August 23, 2020、ANHA, August 23, 2020、AP, August 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 23, 2020、Reuters, August 23, 2020、SANA, August 23, 2020、SOHR, August 23, 2020、UPI, August 23, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン国境通行所局長の人事をめぐる混乱続く(2020年8月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける国民軍に所属する東部自由人連合が、ラアス・アイン市近郊のマスバガ村に増援部隊を派遣した。

ハムザ師団に対抗するのが目的。

一方、マスバガ村に近いトルコ軍基地からトルコ人使節団が現地に派遣され、地元のシャイフや名士らと、ラアス・アイン国境通行所局長の人事をめぐる混乱の収拾に向けて協議した。

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アレッポ県では、ANHA(8月21日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市およびその一帯(シャフバー地区)を砲撃した。

AFP, August 22, 2020、ANHA, August 22, 2020、AP, August 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2020、Reuters, August 22, 2020、SANA, August 22, 2020、SOHR, August 22, 2020、UPI, August 22, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県で、シリア民主軍が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士多数が負傷(2020年8月22日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月22日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるハワーイジュ村、ジュダイド・アカイダート村で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士多数が負傷した。

武装集団は、ハワーイジュ村のターフーナ検問所と、ジュダイド・アカイダート村にあるシリア民主軍所属の「自衛部隊」の拠点を襲撃したという。

一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合とシリア民主軍は、北・東シリア自治局の支配下のブサイラ市で仕事を得て働いていたザッル村出身のダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーを拘束した。

AFP, August 22, 2020、ANHA, August 22, 2020、AP, August 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2020、Reuters, August 22, 2020、SANA, August 22, 2020、SOHR, August 22, 2020、UPI, August 22, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で70人、北・東シリア自治局支配地域で47人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で0人(2020年8月22日)

保健省は政府支配地域で新たに70人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、8月22日現在の同地での感染者数は計2,143人、うち死亡したのは85人、回復したのは490人となった。

SANA(8月22日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)のムスタファー・ジューワーン議長は、支配地域で新たに47人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治したと発表した。

これにより、8月22日現在の同地での感染者数は計327人、うち死亡したのは17人、回復したのは51人となった。

感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市11人、カーミシュリー市21人、マーリキーヤ(ダイリーク)市3人、ルマイラーン町1人、マアバダ(カルキールキー)町、1人、ラッカ県ラッカ市4人、タブカ市1人、ダイル・ザウル県4人、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市4人。

この発表の後、保健委員会は、カーミシュリー市とハサカ市でそれぞれ感染者1人が死亡したと発表した。

一方、スィーマルカー国境通行所局は、8月22日から、イラクおよび欧州諸国の国籍保有者の出国を認めることを決定した。

ANHA(8月21日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月22日に1人の新型コロナウイルス感染者が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計59人、うち回復したのは49人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1364564433748444/

AFP, August 22, 2020、ACU, August 22, 2020、ANHA, August 22, 2020、AP, August 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2020、Reuters, August 22, 2020、SANA, August 22, 2020、SOHR, August 22, 2020、UPI, August 22, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍が「決戦」作戦司令室の支配地域を砲撃(2020年8月22日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから169日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、バーラ村、バイニーン村、ルワイハ村、ダイル・サンバル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約145輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を3件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認した。

AFP, August 22, 2020、ANHA, August 22, 2020、AP, August 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 22, 2020、Reuters, August 22, 2020、SANA, August 22, 2020、SOHR, August 22, 2020、UPI, August 22, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でロシア軍士官が爆殺される瞬間の映像が公開される(2020年8月21日)

8月18日にロシア軍将兵4人が死傷したダイル・ザウル市近郊での爆発の瞬間を撮影したとされる映像がインターネット上で拡散された。

https://twitter.com/alshmali_alhr0/status/1296766944742379520?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1296766944742379520%7Ctwgr%5E&ref_url=https%3A%2F%2Feldorar.com%2Fnode%2F154916

映像には、シリア軍、親政権民兵の国防隊、そしてロシア軍の将兵や車輌が多数写っている。

映像は、現場にいたシリア軍兵士の1人が撮影したものと思われるという。

AFP, August 21, 2020、ANHA, August 21, 2020、AP, August 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2020、Reuters, August 21, 2020、SANA, August 21, 2020、SOHR, August 21, 2020、UPI, August 21, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市およびマスバガ村で、水と電気の不足や国民軍に抗議するデモ(2020年8月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市と近郊のマスバガ村で、ラアス・アイン国境通行所局長の人事に異議を唱え、業務を停止したラアス・アイン地元評議会と連帯するための抗議デモが行われ、デモ参加者は、トルコの支援を受ける国民軍の退去を求めた。

抗議を受け、国民軍の憲兵隊とスルターン・ムラード師団は村からの撤退を余儀なくされる一方、ムウタスィム旅団は住民と連帯し、村にとどまった。

デモは、ラアス・アイン市でも行われ、住民数十人が国境通行所前で、断続的に不足している水と電気の供給を求めると共に、通行所局長の人事見直しを要求した。

AFP, August 21, 2020、ANHA, August 21, 2020、AP, August 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2020、Reuters, August 21, 2020、SANA, August 21, 2020、SOHR, August 21, 2020、UPI, August 21, 2020などをもとに作成。

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アアマーク通信は18日のロシア軍士官殺害にダーイシュが関与したと発表(2020年8月21日)

ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信は8月20日、8月18日にダイル・ザウル市近郊での爆発でロシア軍将兵4人が死傷した事件への関与を認める記事をテレグラムを通じて配信した。

「ロシアの上級士官と「国防隊」民兵の司令官をヒムス砂漠に仕掛けた爆弾で殺害した」と題された声明の内容は以下の通り:

シリア・ヒムス・アアマーク通信:ロシア軍の士官と親シリア軍民兵の司令官が一昨日(18日)、ヒムス県東部で彼らに対して仕掛けられた爆弾の爆発によって殺害された。

アアマーク通信の複数の情報筋が述べたところによると、ロシア軍パトロール部隊はイスラーム国の戦闘員が「スフナ市」東に敷設した地雷原に入り、彼らに対して仕掛けられていた爆弾の爆発によって、少将1人が殺害され、複数が負傷した。

「国防隊」民兵の司令官1人も護衛多数とともに殺害され、また多数が負傷した。彼らが乗っていた車輌に仕掛けられていた爆弾の爆発によるもので、ロシア軍士官が殺害されたのと同じ地域で行われたものである。

2020年8月20日

AFP, August 21, 2020、ANHA, August 21, 2020、AP, August 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2020、Elokab.com, August 20, 2020、Reuters, August 21, 2020、SANA, August 21, 2020、SOHR, August 21, 2020、UPI, August 21, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県各所で有志連合にシリア軍、ロシア軍、「イランの民兵」の排除を求めるデモ(2020年8月21日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(8月21日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフサイニーヤ町、ムッラート村、サーリヒーヤ村、ハトラ村、タービヤト・ジャズィーラ村、マズルーム村で「解放の金曜日」と銘打ったデモが行われ、参加した住民らは、米主導の有志連合に対して、シリア軍、ロシア軍、「イランの民兵」の排除するよう要求した。

一方、SANA(8月21日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官が何者かの発砲を受けて死亡した。

AFP, August 21, 2020、ANHA, August 21, 2020、AP, August 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2020、Reuters, August 21, 2020、SANA, August 21, 2020、SOHR, August 21, 2020、UPI, August 21, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で65人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で0人(2020年8月21日)

保健省は政府支配地域で新たに65人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、8月21日現在の同地での感染者数は計2,073人、うち死亡したのは83人、回復したのは475人となった。

SANA(8月21日付)が伝えた。

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レバノンの総合情報総局は、シリア在住のレバノン国民を受け入れるため、8月25日から27日の3日間、ダマスカス郊外県ジュダイダト・ヤーブース国境通行所に面するベカーア県のマスナア国境通行所、タルトゥース県ダブースィーヤ国境通行所に面する北部県のアブーディーヤ国境通行所を再開することを決定したと発表した。

SANA(8月21日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月21日に2人の新型コロナウイルス感染者が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計59人、うち回復したのは48人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1363682970503257/

AFP, August 21, 2020、ACU, August 21, 2020、ANHA, August 21, 2020、AP, August 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2020、Reuters, August 21, 2020、SANA, August 21, 2020、SOHR, August 21, 2020、UPI, August 21, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県、ラタキア県などを砲撃し、住民2人死亡(2020年8月21日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから168日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村を砲撃し、ファッティーラ村では、イチジクの収穫をしていた住民2人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約50輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるトルコマン山地方各所を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダム街道地区でシャーム解放機構の元戦闘員が正体不明の武装集団の襲撃を受けて、死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, August 21, 2020、ANHA, August 21, 2020、AP, August 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 21, 2020、Reuters, August 21, 2020、SANA, August 21, 2020、SOHR, August 21, 2020、UPI, August 21, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍による水道水供給停止でハサカ市および周辺の農村地帯が深刻な水不足に(2020年8月20日)

シリア人権監視団は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県ハサカ市およびその周辺の農村地帯が深刻な水不足に見舞われていると伝えた。

これに関して、SANA(8月20日付)は、100万人の住民が水不足と新型コロナウイルス感染症拡大の脅威という二重苦に晒されていると伝えた。

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トルコとその支援を受ける国民軍が8月に入り、ラアス・アイン市近郊のアルーク村にある揚水所からの水道水の供給を保守点検を口実に断続的に停止していることが、水不足の原因。

もっとも最近では、8月13日に水道水の供給が停止された。

トルコ軍と国民軍が水道水の供給停止に踏み切るのはこれが8度目。

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ハサカ県水道局のマフムード・アクラ局長は、SANAの特派員に対して、「アルーク村の揚水所での復旧作業は未だに行われていない」としたうえで、「住民の苦難は気温が上昇しているなかで続いており、現時点でアルーク揚水所以外に水の供給源がないなかで、より多くの水が必要になっている」と危機感を露わにした。

アクラ局長によると、緊急対策として、カンシャーファ村、タッル・ブラーク町、ハンマ村で表層取水を行い、政府や関連機関のタンクローリーで水道水を運搬する一方、住民が井戸を堀って地下水を汲み上げるなどしているが、井戸水は飲料には適していないという。

そのうえで、局長は「占領国のトルコがアルーク村の揚水所を水道局の労働者に引き渡すのが唯一の解決策だ。それ以外の方法で一時的に解決したとしても、問題は続くことになる」と強調した。

シリア人権監視団の複数の情報源によると、トルコは北・東シリア自治局に対して支配地域から「平和の泉」地域への電力供給量を増加するよう要求しているが、北・東シリア自治局がこれを拒否しているために、対抗措置としてアルーク村の揚水所からの水道水供給を停止しているという。

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水道水供給停止に対抗して、北・東シリア自治局もラアス・アイン市への電力の供給を停止している。

また、ANHA(8月20日付)は、北・東シリア自治局のジャズィーラ地域ハサカ地区の水道局が、アルーク揚水所の代替施設として、ハンマ村で新たな井戸を掘削し、水道水の供給を行っていると伝えた。

ハサカ地区の水道局は、50の井戸を新たに掘削することを計画、現在までに25の井戸を掘削、稼働させているという。

AFP, August 20, 2020、ANHA, August 20, 2020、AP, August 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2020、Reuters, August 20, 2020、SANA, August 20, 2020、SOHR, August 20, 2020、UPI, August 20, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下のダイル・ザウル県で混乱続く(2020年8月20日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月20日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるズィーバーン町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が住民に向けて発砲、1人が負傷した。

これを受けて、住民とシリア民主軍との間で戦闘が発生、住民側は、同町にあるシリア民主軍の本部を襲撃した。

また、同じく北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市では、シリア民主軍の兵士1人が何者かに撃たれて死亡した。

AFP, August 20, 2020、ANHA, August 20, 2020、AP, August 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2020、Reuters, August 20, 2020、SANA, August 20, 2020、SOHR, August 20, 2020、UPI, August 20, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市で国境通行所局長の任命をめぐって国民軍の戦闘員どうしが交戦(2020年8月20日)

ハサカ県では、SANA(8月20日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市で国民軍の戦闘員どうしが交戦し、多数が負傷した。

シリア人権監視団によると、交戦したのは、ハサカの盾旅団の戦闘員とハムザ師団が支援する部族の民兵。

戦闘は、ラアス・アイン国境通行所局長にハムザ師団司令官の兄弟にあたるアフマド・ブーラート氏が任命されたことをめぐる対立に端を発し、双方合わせて3人が死亡、5人が負傷した。

また、ラアス・アイン市の地元評議会は、ブーラート氏の任命に抗議するとして、業務を停止した。

さらに、活動家らが、ラアス・アイン市の住民に対してブーラート氏の任命に抗議するデモを呼びかけているという。

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ラッカ県では、SANA(8月20日付)によると、トルコの占領下にあるスルーク町で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民2人が負傷した(ドゥラル・シャーミーヤ(8月20日付)によると2人死亡)。

AFP, August 20, 2020、ANHA, August 20, 2020、AP, August 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2020、Reuters, August 20, 2020、SANA, August 20, 2020、SOHR, August 20, 2020、UPI, August 20, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で81人、北・東シリア自治局支配地域で27人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1人(2020年8月20日)

保健省は政府支配地域で新たに81人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、8月20日現在の同地での感染者数は計2,008人、うち死亡したのは82人、回復したのは460人となった。

SANA(8月20日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)のムスタファー・ジューワーン議長は、支配地域で新たに27人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が死亡したと発表した。

これにより、8月20日現在の同地での感染者数は計280人、うち死亡したのは17人、回復したのは36人となった。

感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市5人、カーミシュリー市17人、マーリキーヤ(ダイリーク)市5人、男性16人、女性11人。

ANHA(8月20日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月20日に新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、同地での感染者数は計59人、うち回復したのは46人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1362770357261185/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者1人が確認されたと発表した。

感染者が確認されたのはイドリブ県サルマダー市にある国内避難民(IDPs)キャンプ。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計59人(うち28人は「解放区」、29人はトルコ占領地)、うち死亡したのは1人、回復したのは46人となった。

AFP, August 20, 2020、ACU, August 20, 2020、ANHA, August 20, 2020、AP, August 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2020、Reuters, August 20, 2020、SANA, August 20, 2020、SOHR, August 20, 2020、UPI, August 20, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県でのシリア軍との戦闘で「決戦」作戦司令室戦闘員2人死亡(2020年8月20日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから167日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バーラ村などを砲撃し、ファッティーラ村で「決戦」作戦司令室の戦闘員2人が死亡、住民3人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるハントゥーティーン村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

このほか、「決戦」作戦司令室の支配下にある県北部のアッラーニー村で爆弾によると思われる爆発が発生し、子供3人が死亡、2人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるトルコマン山地方のタッル・スルール村、ザイトゥーナ村、カルズ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ウンム・ワラド村で、シリア政府との和解に応じ、軍事情報局に配属された元反体制武装集団のメンバー1人が、同じく元反体制武装集団メンバーの住民と交戦し、死亡した。

元反体制武装集団のメンバーらによって構成される第5軍団が介入し、事態を収拾した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, August 20, 2020、ANHA, August 20, 2020、AP, August 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 20, 2020、Reuters, August 20, 2020、SANA, August 20, 2020、SOHR, August 20, 2020、UPI, August 20, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構参加のグループがザイズーン火力発電所の冷却塔の外壁を取り外し、転売(2020年8月19日)

ハマー県では、シリア人権監視団が複数の情報筋からの情報をもとに発表したところによると、シャーム解放機構に所属する複数のジハード主義グループが、この数日でザイズーン火力発電所の鉄製の外壁のほぼすべてを取り外し、スクラップ市場で転売した。

ザイズーン火力発電所は5月6日、中国新疆ウィグル自治区出身者を中心に構成されるトルキスタン・イスラーム党によって破壊され、冷却塔が倒壊していた。

AFP, August 19, 2020、ANHA, August 19, 2020、AP, August 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2020、Reuters, August 19, 2020、SANA, August 19, 2020、SOHR, August 19, 2020、UPI, August 19, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県北部でトルコの支援を受ける国民軍の砲撃により女性1人負傷(2020年8月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領地とシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地域の境界に位置する大トゥーハール村に国民軍が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、女性1人が負傷した。

AFP, August 19, 2020、ANHA, August 19, 2020、AP, August 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2020、Reuters, August 19, 2020、SANA, August 19, 2020、SOHR, August 19, 2020、UPI, August 19, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県ジスル・シュグール市近郊にあるタッル・ガナーム遺跡を盗掘(2020年8月19日)

SANA(8月19日付)は、元筋および報道筋の話として、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が、イドリブ県西部のジスル・シュグール市近郊にあるタッル・ガナーム遺跡に掘削機器や探知機を搬入し、違法な発掘作業を行い、出土した遺物や美術品をトルコに密輸しようとしていると伝えた。

AFP, August 19, 2020、ANHA, August 19, 2020、AP, August 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2020、Reuters, August 19, 2020、SANA, August 19, 2020、SOHR, August 19, 2020、UPI, August 19, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍のアブディー総司令官がシリア民主軍とアサーイシュの司令官とともにダイル・ザウル県東部を視察(2020年8月19日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは、マズルーム・アブディー総司令官がシリア民主軍と内務治安部隊(アサーイシュ)の司令官とともに、ダイル・ザウル県東部を視察したと発表した。

相次ぐアラブ系部族長らの暗殺に伴う現地の混乱への対応を視察し、地元の部族長や名士と意見交換するのが目的。

ANHA(8月19日付)が伝えた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍の装甲車3輌が、シリア民主軍の車輌1台とともに、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市の東に位置するダイル・グスン村を訪問し、住民と面談した。

住民の信頼を醸成するのが訪問の目的。

一方、SANA(8月19日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、シリア民主軍の兵士1人が何者かによって撃たれて、死亡した。

AFP, August 19, 2020、ANHA, August 19, 2020、AP, August 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2020、Reuters, August 19, 2020、SANA, August 19, 2020、SOHR, August 19, 2020、UPI, August 19, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者は政府支配地域で83人、北・東シリア自治局支配地で34人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で4人(2020年8月19日)

保健省は政府支配地域で新たに83人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者14人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、8月19日現在の同地での感染者数は計1,927人、うち死亡したのは78人、回復したのは445人となった。

SANA(8月19日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)のムスタファー・ジューワーン議長は、支配地域で新たに34人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者8人が完治したと発表した。

これにより、8月19日現在の同地での感染者数は計253人、うち死亡したのは15人、回復したのは36人となった。

感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市13人、カーミシュリー市11人、マーリキーヤ(ダイリーク)市5人、アームーダー市4人、マアバダ(カルキールキー)町1人、男性21人、女性13人。

ANHA(8月19日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月19日に新たに4人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、同地での感染者数は計58人、うち回復したのは46人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1361945097343711/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者7人が確認されたと発表した。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計58人(うち27人は「解放区」、29人はトルコ占領地)、うち死亡したのは1人、回復したのは46人となった。

AFP, August 19, 2020、ACU, August 19, 2020、ANHA, August 19, 2020、AP, August 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2020、Reuters, August 19, 2020、SANA, August 19, 2020、SOHR, August 19, 2020、UPI, August 19, 2020などをもとに作成。

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前日のロシア軍の爆撃を受けて、トルコ軍がイドリブ県に車輌約450輌を派遣、シリア政府支配地域を砲撃(2020年8月19日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから166日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が、兵站物資を積んだ車輌約450輌を7回に分けて、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

ロシア軍が8月18日にシャイフ・バフル村、ハルブヌーシュ村を爆撃し、緊張が高まったのを受けた動き。

トルコ軍はまた、シリア政府支配下のハーン・スブル村を砲撃、「決戦」作戦司令室も、ハントゥーティーン村、マアッラト・ヌウマーン市近郊を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対し、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるシャイフ・バフル村、ハルブヌーシュ村、ザーウィヤ山地方のスフーフン村などを砲撃した。

一方、「決戦」作戦司令室の支配下にある県北部のダイル・ハッサーン村では、若者どうしの喧嘩で、1人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・アンマ村、カフルタアール村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

AFP, August 19, 2020、ANHA, August 19, 2020、AP, August 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 19, 2020、Reuters, August 19, 2020、SANA, August 19, 2020、SOHR, August 19, 2020、UPI, August 19, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の共同統治下にあるCONOCOガス工場一帯でシリア軍とシリア民主軍の緊張高まる(2020年8月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市近郊に展開するシリア軍と親政権民兵が、北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸のCONOCOガス工場の南に展開する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と米主導の有志連合に向けて発砲した。

また、北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸のCONOCOガス工場にある米軍の基地周辺に迫撃砲弾複数発が着弾した。

迫撃砲の発射地点、そして誰が発射したかは不明。

一方、17日深夜から18日未明にかけて、正体不明の武装集団が、シリア政府支配下のバクラス村に展開するシリア軍の拠点複数カ所を狙って砲撃した。

このほか、シリア民主軍のテロ撲滅部隊がシュハイル村の私立病院に突入し、中にいた男性2人を逮捕、オートバイ1台を押収した。

AFP, August 18, 2020、ANHA, August 18, 2020、AP, August 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2020、Reuters, August 18, 2020、SANA, August 18, 2020、SOHR, August 18, 2020、UPI, August 18, 2020などをもとに作成。

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シリア人権監視団はシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者1人が死亡したと発表(2020年8月18日)

シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者1人が死亡したと発表した。

感染者の死亡が確認されたのはイドリブ県ダーナー市。

死亡したのは高齢の女性。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計51人(うち22人は「解放区」、27人はトルコ占領地)、うち死亡したのは1人、回復したのは38人となった。

AFP, August 18, 2020、ANHA, August 18, 2020、AP, August 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2020、Reuters, August 18, 2020、SANA, August 18, 2020、SOHR, August 18, 2020、UPI, August 18, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局保健委員会は支配地域で新たに14人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治し、1人が死亡したと発表(2020年8月18日)

北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)のムスタファー・ジューワーン議長は、支配地域で新たに14人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、8月18日現在の同地での感染者数は計219人、うち死亡したのは15人、回復したのは28人となった。

ANHA(8月18日付)が伝えた。

AFP, August 18, 2020、ANHA, August 18, 2020、AP, August 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2020、Reuters, August 18, 2020、SANA, August 18, 2020、SOHR, August 18, 2020、UPI, August 18, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1人(2020年8月18日)

反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月18日に新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計54人、うち回復したのは46人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1361131797425041/

AFP, August 18, 2020、ACU, August 18, 2020、ANHA, August 18, 2020、AP, August 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2020、Reuters, August 18, 2020、SANA, August 18, 2020、SOHR, August 18, 2020、UPI, August 18, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県北部を17回にわたり爆撃、「決戦」作戦司令室はロシア軍のドローン3機を撃墜(2020年8月18日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから165日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にある県北部のシャイフ・バフル村、マアッラトミスリーン市一帯、ハルブヌーシュ村を17回にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、スフーフン村、バーラ村、マウザラ村を砲撃した。

これに対し、「決戦」作戦司令室は、カフルタハーリーム町近郊、サルマダー市西、ビダーマー町の上空に飛来したロシア軍の無人偵察機(ドローン)3機を撃墜した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約75輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村を砲撃し、1人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のマナーラ村(タンジャラ村)一帯、タッル・ワースィト村、ズィヤーラ町を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がダルアー市のダム街道地区で「市民活動家」1人を殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を4件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認した。

AFP, August 18, 2020、ANHA, August 18, 2020、AP, August 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 18, 2020、Reuters, August 18, 2020、SANA, August 18, 2020、SOHR, August 18, 2020、UPI, August 18, 2020などをもとに作成。

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