イドリブ県でシリア軍と新興のアル=カーイダ系組織アンサール・タウヒードが交戦(2020年7月2日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから119日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、カフル・ウワイド村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに関して、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードは声明を出し、ファッティーラ村一帯に進攻しようとしたシリア軍の二個部隊を殲滅したと発表した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認した。

AFP, July 2, 2020、ANHA, July 2, 2020、AP, July 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 2, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 2, 2020、Reuters, July 2, 2020、SANA, July 2, 2020、SOHR, July 2, 2020、UPI, July 2, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県で共闘する国民解放戦線とシャーム解放機構が統合軍設置に向け関係強化か?(2020年7月1日)

米ワシントンDCでアラブ諸国の民主化を支援するための中立的な報道をめざすサイトのステップ・ニュース(7月1日付)は、複数の軍事筋から独自に得た情報だとして、国民解放戦線(シリア国民軍)の司令部が、所属するすべてのメンバーに対して、来週土曜日(7月4日)から開始される40日間の特別教練キャンプに参加するための準備を行うよう告知したと伝えた。

SNS上では、この報道を受けて、国民解放戦線諸派とシャーム解放機構が「統合軍」設置に向けた連携を強めているとの情報が拡散された。

ステップ・ニュースに情報を提供した軍事筋によると、特別教練キャンプは、イドリブ県北部のカフルタハーリーム町とハーリム市に設置されている。

このうちカフルタハーリーム町はシャーム解放機構の支配下にあり、ハーリム市は国民軍の支配下にある。

国民解放戦線を主導する反体制武装集団の一つであるシャーム軍団のアブー・アリー・ジャバリーを名乗る司令官は、ステップ・ニュース(7月1日付)に対して、こう述べた。

「トルコが、イドリブ県で活動する諸派に対して、すべてのメンバーをキャンプで教練し、シャームの鷹、自由イドリブ軍、ナスル軍などを名乗る組織を廃するよう通告してきた…。こうした名の組織は、国民軍のもとに解体され、組織ごとにではなく、メンバーが受ける教練内容に応じて編成される」。

「トルコとロシアは、国際幹線道路(M4高速道路)の安全を確保し、運輸通商活動を再開させるために合同の治安部隊を派遣することを合意している」。

「シャーム解放機構はこれらのことすべてを事前に承知している。現地で行われていることはいずれも、彼らとの連携のもとに行われている。とりわけ、教練キャンプについての問題がそうで、それは各地域で彼らの監督のもとに行われている」。

「シャーム解放機構は最近、この地域にかかるあらゆる国際社会の合意に抗ってきた過激派からなる「堅固に持せよ」作戦司令室と戦い、これを解体した。このことがシャーム解放機構に対するトルコの姿勢を大きく変化させたのだ」。

「シャーム解放機構がトルコに送ったメッセージは、みなにも届いている。彼らは、組織された強力な組織で、この地域に影響力を持っている。これまで以上に穏健化している。今後交わされるであろういかなる合意、あるいは現在協議中のいかなる合意も、シャーム解放機構と連携して進められねばならない。彼らは、合意を守り、保証できるからだ」。

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国民解放戦線(シリア国民軍)の公式報道官を務めるナージー・ムスタファー大尉は報道声明を出し、SNS上でシャーム解放機構との統合が進められているとの情報が広まっていることに関して、「国民解放戦線諸派にとって通常どおり続けられている集中キャンプ」に過ぎないと述べた。

ムスタファー大尉は「キャンプは戦闘員の…戦闘能力を向上させ、軍事的な枢軸を再設定し、想定し得るすべての戦況に対処する訓練を受けた特殊部隊にこれを提供する準備を推し進めるためのものだ」と述べた。

https://www.facebook.com/Almohrarmedia4/posts/192580082201668

また、反体制系サイトのナダー・スーリヤー(7月1日付)は、国民解放戦線広報責任者のサイフ・アブー・ウマルを名乗る活動家の話として、ステップ・ニュースの報道が事実に反しており、アブー・アリー・ジャバリーという人物は実在せず、ステップ・ニュースに情報を提供した情報筋が作り出したものだと伝えた。

AFP, July 1, 2020、ANHA, July 1, 2020、AP, July 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2020、Nada’ Suriya, July 1, 2020、Reuters, July 1, 2020、SANA, July 1, 2020、SOHR, July 1, 2020、UPI, July 1, 2020などをもとに作成。

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ダルアー市ダルアー・バラド地区で、逮捕者の釈放を求めるデモ(2020年7月1日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で、逮捕者の釈放を求めるデモが行われ、数十人が参加した。

AFP, July 1, 2020、ANHA, July 1, 2020、AP, July 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2020、Reuters, July 1, 2020、SANA, July 1, 2020、SOHR, July 1, 2020、UPI, July 1, 2020などをもとに作成。

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ハマー県イスリヤー村近郊にあるシリア軍の拠点複数カ所がダーイシュの襲撃を受け、兵士5人死亡(2020年7月1日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月1日付)によると、アレッポ県、ラッカ県との県境に近いイスリヤー村近郊にあるシリア軍の拠点複数カ所がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、兵士5人が死亡、18人が負傷した。

AFP, July 1, 2020、ANHA, July 1, 2020、AP, July 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2020、Reuters, July 1, 2020、SANA, July 1, 2020、SOHR, July 1, 2020、UPI, July 1, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2020年7月1日)

ラッカ県では、ANHA(7月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のフーシャーナー村、ハーリディーヤ村などを砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領地に面するターディフ市近郊のクライザート村の農地で女児がシリア軍に狙撃され、死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の増援部隊約400人がタッル・タムル町からアブー・ラースィーン(ザルカーン)町にいたる地域に展開した。

AFP, July 1, 2020、ANHA, July 1, 2020、AP, July 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2020、Reuters, July 1, 2020、SANA, July 1, 2020、SOHR, July 1, 2020、UPI, July 1, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のハサカ県、ダイル・ザウル県で抗議デモ(2020年7月1日)

ハサカ県では、SANA(7月1日付)によると、タッル・ハミース市で、米軍の支援を受ける人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による住民の逮捕などの不当行為に抗議するデモが行われ、住民らが参加した。

デモ参加者は6月30日にも行われたデモで逮捕された若者たちの釈放を要求した。

また、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市グワイラーン地区にあるシリア穀物公社ハサカ県支部、ヌシューワ地区にあるハサカ電力公社の職員が、27日にシリア民主軍による施設接収に抗議するデモを行った。

デモは4日連続。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局傘下のダイル・ザウル民政評議会の支配下にあるハジーン市で住民数十人が生活状況改善や逮捕者釈放を求めるデモを行った。

AFP, July 1, 2020、ANHA, July 1, 2020、AP, July 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2020、Reuters, July 1, 2020、SANA, July 1, 2020、SOHR, July 1, 2020、UPI, July 1, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2020年7月1日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから118日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるファッティーラ村一帯に進攻を試みたが、「決戦」作戦司令室の迎撃を受け、兵士4人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍と「決戦」作戦司令室はまた、アーフィス村一帯でも交戦し、シリア軍はカンスフラ村、バイニーン村、ルワイハ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がミーズナーズ村一帯で交戦した。

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月1日付)によると、西カラムーン地方のタルフィーター村にあるシリア軍の検問所が何者かの襲撃を受け、兵士多数が死傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, July 1, 2020、ANHA, July 1, 2020、AP, July 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 1, 2020、Reuters, July 1, 2020、SANA, July 1, 2020、SOHR, July 1, 2020、UPI, July 1, 2020などをもとに作成。

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国民軍は新たな武装グループを結成しようとした司令官に禁固5年の有罪判決(2020年6月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域で活動する東部殉教者連合のアブー・ハウラ・ムーハサン司令官が、国民軍の命令に従わず、その枠外で新たな武装グループを結成しようとしたとして、国民軍の法廷で禁固5年の有罪判決を下された。

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ラッカ県では、ANHA(6月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のカズアリー村および同村の穀物サイロ一帯を砲撃した。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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スィタール女性大会使節団がアイン・アラブ市のロシア軍基地を訪れトルコ軍ドローンの攻撃調査を求めるも門前払い(2020年6月30日)

アレッポ県では、ANHA(6月30日付)によると、北・東シリア自治局傘下のスィタール女性大会の使節団が、23日のトルコ軍無人航空機(ドローン)によるハルナジュ村(アレッポ県)のスィタール女性大会会合に対する爆撃の調査やトルコ軍の撤退を求める書簡を提出するため、アイン・アラブ(コバネ)市にある駐留ロシア軍本部を訪れた。

だが、ロシア軍側は使節団との面談、書簡の受け取りには応じなかった。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県ザーウィヤ山地方で反体制派の拠点複数カ所を一時制圧(2020年6月30日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから117日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のルワイハ村一帯を砲撃、同地に進攻し、激しい戦闘の末に武装集団の拠点複数カ所を制圧した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

その後、「決戦」作戦司令室が反撃、制圧された拠点を奪還した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タッル・シハーブ町で政府との和解に応じた元反体制武装集団のメンバーが何者かによって撃たれて死亡した。

ナスィーブ村近郊で数日前に失踪した別の元反体制武装集団メンバー1人も遺体で発見された。

このほか、ムザイリーブ町での男性2人が何者かの発砲を受けて、死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を0件(イドリブ県0件、ラタキア県2件、アレッポ県0件、ハマー県1件)確認した。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ガラーニージュ市で、シリア民主軍が拘置している逮捕者の釈放を求める抗議デモ(2020年6月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局支配下のガラーニージュ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が拘置している逮捕者の釈放を求める抗議デモが発生した。

 

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県にあるスィナーア刑務所(グワイラーン刑務所)に収監中のダーイシュ(イスラーム国)・メンバーが家族との面会や公正な裁判を訴えて暴動を起こした。

暴動発生を受け、同地上空には米主導の有志連合のヘリコプターが飛来し、警戒活動にあたった。

AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県ではトルコ軍の砲撃で住民1人死亡(2020年6月29日)

アレッポ県では、ANHA(6月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、バーブ市近郊に展開する北・東シリア自治局バーブ軍事評議会が展開するブワイヒジュ村を砲撃、住民1人が死亡、1人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(6月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のクーバルラク村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍がシャルカーク村一帯で単独パトロールを実施した。

AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がイドリブ県M4高速道路沿線の2カ所に新たな拠点設置(2020年6月29日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから116日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャンナーン村一帯を砲撃した。

シリア軍はまた、「決戦」作戦司令室がダーディーフ村近郊でシリア軍の重機1輌を攻撃、これを破壊したことへの対抗措置として、バイニーン村およびその近郊の森林地帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

なお、「決戦」作戦司令室が27日深夜から28日未明にかけて行った砲撃で、シリア軍複数人が死傷したという。

一方、トルコ軍は、M4高速道路沿線のムハムバル村近郊の2カ所に新たな拠点を設置した。

これにより、シリア領内のトルコ軍監視所・拠点は69カ所となった。
(シリア人権監視団の計算だと65)

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルワ村、タッル・トゥーカーン村、サルマーン村、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡、シャイフ・アキール山、アナダーン山、アレッポ市ラーシディーン地区(南)、アイス村(アイス丘)
ハマー県:ムーリク市、シール・マガール村
ラタキア県:ザイトゥーナ村

拠点

イドリブ県:マアッル・ハッタート村、サラーキブ市(3カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ軍事キャンプ、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)
アレッポ県:アナダーン市、アレッポ市ラーシディーン地区、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

なおこのほかにも、トルコ軍はM4高速道路沿線に監視ポスト14カ所を設置している。

トルコ軍はまた、兵站物資を積んだ車輌30輌を、カフル・ルースィーン村に違法に設置している国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(イドリブ県2件、ラタキア県3件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。

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マハッジャ町でのシリア軍部隊との戦闘で死亡した第5軍団兵士の葬儀が体制打倒を求めるデモに発展(2020年6月28日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、26日のマハッジャ町でのシリア軍部隊との戦闘で死亡した第5軍団兵士の葬儀がキヒール村で行われた。

葬儀は抗議デモへと発展、会葬者らは体制打倒を訴えた。

AFP, June 28, 2020、ANHA, June 28, 2020、AP, June 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2020、Reuters, June 28, 2020、SANA, June 28, 2020、SOHR, June 28, 2020、UPI, June 28, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県アラブ・サイード村でフッラース・ディーン機構の幹部を逮捕(2020年6月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がアラブ・サイード村に至るすべての街道を封鎖し、同村にあるフッラース・ディーン機構の幹部の1人アブー・ウマル・マンビジュ氏の自宅を包囲、同氏を逮捕した。

AFP, June 28, 2020、ANHA, June 28, 2020、AP, June 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2020、Reuters, June 28, 2020、SANA, June 28, 2020、SOHR, June 28, 2020、UPI, June 28, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がラッカ県アイン・イーサー市近郊などを砲撃(2020年6月28日)

ラッカ県では、ANHA(6月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊の西フーシャーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(6月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーユア村、シャワーリガ村を砲撃した。

AFP, June 28, 2020、ANHA, June 28, 2020、AP, June 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2020、Reuters, June 28, 2020、SANA, June 28, 2020、SOHR, June 28, 2020、UPI, June 28, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県、ラタキア県などでシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2020年6月28日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから115日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるルワイハ村、バイニーン村、バーラ村一帯、スフーフン村、ハルーバ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアンカーウィー村一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室が活動を続けるトルコマン山一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, June 28, 2020、ANHA, June 28, 2020、AP, June 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 28, 2020、Reuters, June 28, 2020、SANA, June 28, 2020、SOHR, June 28, 2020、UPI, June 28, 2020などをもとに作成。

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ダルアー県マハッジャ町でシリア軍部隊と元反体制武装集団の戦闘員からなる第5軍団が交戦、双方に7人の死者(2020年6月27日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マハッジャ町にある軍事情報局の検問所で住民1人が暴行を受けたことを受けて、元反体制武装集団の戦闘員から構成されるシリア軍第5軍団とシリア軍部隊が交戦、第5軍団の兵士2人が死亡した。

事態に対処するため、第5軍団所属の第8師団がブスラー・シャーム市からマハッジャ町に駆けつける一方、シリア軍も同地に増援部隊を派遣し、戦闘が激化、シリア軍兵士5人が死亡した。

第5軍団はまた、サイダー町とキヒール村の検問所に展開していたシリア軍兵士を排除、ジーザ町、サフワ村、カラク(東カラク)村、ウンム・ワラド村、ブスラー・シャーム市、ナスィーブ村、ウンム・マヤーズィン町、タイバ町で厳戒態勢を敷いた。

このほか、ダルアー県では、ナーフタ町でシリア軍第5軍団の兵士が何者かに撃たれて死亡した。

また、アイン・ズィクル村にある軍事情報局の検問所が何者かの襲撃を受け、1人が死亡した。

AFP, June 27, 2020、ANHA, June 27, 2020、AP, June 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2020、Reuters, June 27, 2020、SANA, June 27, 2020、SOHR, June 27, 2020、UPI, June 27, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県北部でシリア軍とトルコの支援を受ける国民軍が砲撃戦(2020年6月27日)

アレッポ県では、ANHA(6月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村一帯で、シリア軍とトルコの支援を受ける国民軍が砲撃戦を行った。

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ハサカ県では、ANHA(6月27日付)によると、トルコ軍の支援を受ける国民軍がタッル・タムル町近郊のカースィミーヤ村の農地に放火した。

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ラッカ県では、ANHA(6月27日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のクール・ハサン村、スライブ村を砲撃した。

AFP, June 27, 2020、ANHA, June 27, 2020、AP, June 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2020、Reuters, June 27, 2020、SANA, June 27, 2020、SOHR, June 27, 2020、UPI, June 27, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局傘下のスィタール女性大会会合への爆撃に抗議するデモがハサカ県のロシア軍、有志連合の拠点前で行われる(2020年6月27日)

ハサカ県では、ANHA(6月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市内に設置されている米主導の有志連合の本部前で、北・東シリア自治局傘下のスィタール女性大会が、23日のトルコ軍無人航空機(ドローン)によるハルナジュ村(アレッポ県)のスィタール女性大会会合に対する爆撃に対する国際社会の沈黙に抗議するデモを行った。

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アレッポ県では、ANHA(6月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市内のロシア軍基地前で、女性数十人が、23日のトルコ軍無人航空機(ドローン)によるハルナジュ村(アレッポ県)のスィタール女性大会会合に対する爆撃に対する抗議デモを行った。

デモ参加者は、事件に対して明確な姿勢を示すようロシア側に訴えた。


AFP, June 27, 2020、ANHA, June 27, 2020、AP, June 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2020、Reuters, June 27, 2020、SANA, June 27, 2020、SOHR, June 27, 2020、UPI, June 27, 2020などをもとに作成。

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ダマスカス県ドゥンマル区内のスコッター地区ロズ・アヴァ地区でトルコの占領に抗議するデモ(2020年6月27日)

ダマスカス県では、ANHA(6月27日付)によると、クルド人が多く住むドゥンマル区内のスコッター地区ロズ・アヴァ地区でトルコの占領に抗議するデモが行われ、住民らが参加した。

AFP, June 27, 2020、ANHA, June 27, 2020、AP, June 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2020、Reuters, June 27, 2020、SANA, June 27, 2020、SOHR, June 27, 2020、UPI, June 27, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県シャッダーディー市でシリア民主軍と米主導の有志連合の支配に抗議するデモ(2020年6月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と米主導の有志連合の支配に抗議するデモが行われ、住民らが道路でタイヤを燃し、市の入り口を封鎖するなどした。

AFP, June 27, 2020、ANHA, June 27, 2020、AP, June 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2020、Reuters, June 27, 2020、SANA, June 27, 2020、SOHR, June 27, 2020、UPI, June 27, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍がハサカ市内の政府関連施設を接収し封鎖(2020年6月27日)

ハサカ県では、SANA(6月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局が共同統治を行うハサカ市内にあるシリア政府の複数の施設が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によって接収された。

接収されたのは、グワイラーン地区にあるシリア穀物総局、ヌシューワ地区にあるハサカ電力公社、スポーツ・シティ、大学寮の一部、シリア情報協会、産業観光環境局、交通課、住民台帳局、シリア商業銀行支店。

接収された施設の職員は退去を命じられ、シリア民主軍は施設に施錠し、立ち入りを禁止したという。

AFP, June 27, 2020、ANHA, June 27, 2020、AP, June 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2020、Reuters, June 27, 2020、SANA, June 27, 2020、SOHR, June 27, 2020、UPI, June 27, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2020年6月27日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから114日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバイニーン村、ルワイハ村、スフーフン村、フライフィル村、ハルーバ村、カフル・ウワイド村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアンカーウィー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, June 27, 2020、ANHA, June 27, 2020、AP, June 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 27, 2020、Reuters, June 27, 2020、SANA, June 27, 2020、SOHR, June 27, 2020、UPI, June 27, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構は「決戦」作戦司令室以外の作戦司令室の設置を禁じる(2020年6月26日)

シャーム解放機構の軍事部門は声明を出し、「決戦」作戦司令室の指揮下に軍事活動を統合するため、同司令室以外の作戦司令室の設置、同司令室の裁定に基づかない軍事組織の結成を禁止すると発表した。


「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、軍事分野での貢献を望む者は「決戦」作戦司令室を通じてこれを行うよう呼びかけた。

声明は「堅固に持せよ」作戦司令室と「決戦」作戦司令室を主導するシャーム解放機構の武力衝突を受けたもので、これにより「決戦」作戦司令室は「堅固に持せよ」作戦司令室の存在を否定するかたちとなった。

AFP, June 26, 2020、ANHA, June 26, 2020、AP, June 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2020、Reuters, June 26, 2020、SANA, June 26, 2020、SOHR, June 26, 2020、UPI, June 26, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構と「堅固に持せよ」作戦司令室が停戦合意(2020年6月26日)

新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構が主導する「堅固に持せよ」作戦司令室は声明を出し、23日に激化したイドリブ県アラブ・サイード村、ルージュ平原一帯でのシャーム解放機構との戦闘に関して、最近設置した検問所の撤去に関して、チェチェン人戦闘員からなるジュヌード・シャームとコーカサスの兵の仲介のもとに交渉に応じる用意があると表明した。

「堅固に持せよ」作戦司令室はまた声明で、シャーム解放機構が逮捕したアブー・サーリフ・ウズベキー氏(本名シロジディン・ムフタロフ)、アブー・マーリク・タッリー氏(本名ジャマール・アイニーヤ)などの逮捕者の身柄の取り扱いを協議するための司法委員会を設置し、交渉を行うことを求めた。

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この声明および25日の地元住民による仲介を受け、シャーム解放機構と「堅固に持せよ」作戦司令室は停戦合意を交わした。

停戦合意の骨子は以下の通り:

1. アラブ・サイード村、ルージュ平原一帯での戦闘を停止し、同地に設置した検問所や監視所を撤去する。
2. アラブ・サイード村の「同志住民」(フッラース・ディーン機構メンバーのこと)は、私用の武器を携帯して同地にとどまることを認められる。
3. アラブ・サイード村から退去を希望する者(フッラース・ディーン機構メンバー)は、私用の武器を携帯して同地を去ることを認める。
4. 「トルキスタンの同志」から告発を受けている「同志」(フッラース・ディーン機構メンバー)について、「トルキスタンの同志」に身柄を引き渡し、法廷で審理を行う。
5. フッラース・ディーン機構はアラブ・サイード村にある本部を閉鎖し、今後同地に検問所を設置しないことを誓約する。

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なお、23日以降の戦闘では、「堅固に持せよ」作戦司令室側の戦闘員18人、シャーム解放機構の戦闘員11人、合計29人が死亡した。

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停戦合意を交わしたシャーム解放機構は、アラブ・サイード村からルージュ平原に至る街道に軽火器・中火器を携帯した戦闘員を展開させ、街道を再開した。

一方、「堅固に持せよ」作戦司令室を主導するフッラース・ディーン機構は、アラブ・サイード村にある本部を閉鎖し、同地から撤退した。

しかし、シャーム解放機構は合意の数時間後、ジスル・シュグール市北のハマーマ村およびその一帯にある「堅固に持せよ」作戦司令室の検問所複数カ所とサルマダー市にある本部を攻撃した。

これに対して、フッラース・ディーン作戦司令室は声明を出し、「あからさまな裏切り行為」と非難した。

AFP, June 26, 2020、ANHA, June 26, 2020、AP, June 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2020、Reuters, June 26, 2020、SANA, June 26, 2020、SOHR, June 26, 2020、UPI, June 26, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブサイラ市で武装集団がシリア民主軍メンバー1人を殺害(2020年6月26日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局傘下のダイル・ザウル民政評議会の統治下にあるブサイラ市で武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍メンバー1人に発砲し、撃たれたメンバーは死亡した。

AFP, June 26, 2020、ANHA, June 26, 2020、AP, June 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2020、Reuters, June 26, 2020、SANA, June 26, 2020、SOHR, June 26, 2020、UPI, June 26, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県などでシリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦(2020年6月26日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから113日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるルワイハ村、バイニーン村、スフーフン村、フライフィル村、ハルーバ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室はスフーフン村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌15輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室とシリ軍がマナーラ村(タンジャラ村)一帯で交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がトルコマン山一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, June 26, 2020、ANHA, June 26, 2020、AP, June 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 26, 2020、Reuters, June 26, 2020、SANA, June 26, 2020、SOHR, June 26, 2020、UPI, June 26, 2020などをもとに作成。

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ダルアー県フラーク市で若者数十人がデモを行い、「イランの民兵」の退去や体制打倒を訴える(2020年6月25日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のフラーク市で25日晩、若者数十人がデモを行い、「イランの民兵」の退去や体制打倒を訴えた。

AFP, June 25, 2020、ANHA, June 25, 2020、AP, June 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2020、Reuters, June 25, 2020、SANA, June 25, 2020、SOHR, June 25, 2020、UPI, June 25, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県ダルバースィーヤ市でトルコ軍ドローンによるスィタール女性大会会合現場への爆撃に抗議するデモ(2020年6月25日)

ハサカ県では、ANHA(6月25日付)やシリア人権監視団によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるダルバースィーヤ市で、23日のトルコ軍無人航空機(ドローン)によるアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市近郊のハルナジュ村のスィタール女性大会会合に対する爆撃に抗議するデモが行われた。


AFP, June 25, 2020、ANHA, June 25, 2020、AP, June 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2020、Reuters, June 25, 2020、SANA, June 25, 2020、SOHR, June 25, 2020、UPI, June 25, 2020などをもとに作成。

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