シャーム解放機構、国民解放戦線などからなる「必勝」作戦司令室はシリア軍による攻撃再開に備え、住民に前線からの退去を求める(2019年8月3日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)、トルコの後援を受ける国民解放戦線、「穏健な反体制派」として知られるイッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室は声明を出し、シリア政府支配地域に接する緊張緩和地帯境界地域に住む民間人に避難を続けるよう呼びかけた。

声明は、シリア軍とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)がロシア・トルコの仲介により停戦合意(8月2日0:00発効)を交わしたのを受けたもの。

声明では、緊張緩和地帯境界地域に住む民間人に対して、戦闘員への攻撃の可能性があるため、前線地域に留まらないよう警告している。

AFP, August 3, 2019、ANHA, August 3, 2019、AP, August 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2019、Reuters, August 3, 2019、SANA, August 3, 2019、SOHR, August 3, 2019、UPI, August 3, 2019などをもとに作成。

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国民解放戦線報道官はアレッポ市内で「イランの民兵」と「ロシア」が交戦し、「ロシア」が同地を完全撤退したと主張(2019年8月3日)

国民解放戦線報道官のアブドゥッサラーム・アブドゥッラッザーク大尉(ヌールッディーン・ザンキー運動)は、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/abdulslamabdul7/)で、アレッポ市のハムダーニーヤ地区で「イランの民兵」と「ロシア」が激しく交戦、後者がアレッポ市から完全撤退したと綴った。

アブドゥッラッザーク大尉によると、戦闘では「イランの民兵」が機関銃や迫撃砲を使用し、双方に多数の死傷者が出た末、「ロシア」は撤退を決定し、3日までにアレッポ市内に展開していた部隊は、航空機で同地を後にしたという。

https://twitter.com/abdulslamabdul7/status/1157364926949842946?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1157364926949842946&ref_url=https%3A%2F%2Feldorar.com%2Fnode%2F138728

AFP, August 3, 2019、ANHA, August 3, 2019、AP, August 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2019、Reuters, August 3, 2019、SANA, August 3, 2019、SOHR, August 3, 2019、UPI, August 3, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のバーブ市近郊とアアザーズ市近郊で反体制武装集団を狙った爆発が発生し、戦闘員2人が死亡(2019年8月3日)

アレッポ県では、ANHA(8月3日付)によると、トルコ占領下のバーブ市内北部にある学校近くで、シャーム軍団の戦闘員の車を狙った爆発が発生し、戦闘員1人が死亡、3人が負傷した。

また、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のトゥルクマーン・バーリフ村で、トルコの支援を受ける国民軍傘下の憲兵隊幹部の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡、1人が負傷した。

一方、トルコの支援を受けるいわゆる「ユーフラテスの盾」作戦司令部所属組織が、トルコ占領下のウーラーシュリー村から北・東シリア自治局支配下のマンビジュ市西方のカーウカリー村に向かって発砲、女性1人が負傷した。

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ハサカ県では、ANHA(8月3日付)によると、北・東シリア自治局支配下のシャッダーディー市でオートバイに仕掛けられた爆弾が爆発した。

AFP, August 3, 2019、ANHA, August 3, 2019、AP, August 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2019、Reuters, August 3, 2019、SANA, August 3, 2019、SOHR, August 3, 2019、UPI, August 3, 2019などをもとに作成。

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停戦発効から2日目を迎え、シリア・ロシア軍は爆撃を控えるが、各所で散発的な戦闘が発生、シリア軍兵士1人が死亡(2019年8月3日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア軍とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)の停戦がロシア・トルコの仲介により発効してから2日目を迎え、シリア・ロシア軍の爆撃は行われなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘は続いた。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より1人(民間人0人、シリア軍兵士1人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて2,917人となった。

うち、865人が民間人(女性160人、子供215人を含む)、983人がシリア軍兵士、1,069人が反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がラターミナ町、カフルズィーター市、ザカート村、ムスタリーハト・アファーミヤー村などを砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はジャビーン村近郊でシリア軍の戦車をミサイルで破壊したほか、タッル・フワーシュ村を砲撃した。

反体制武装集団はまた、ハークーラ村でシリア軍兵士を狙撃し、殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がカッサービーヤ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のアレッポ市ナイル通り地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾した。

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ダルアー県では、ハウラーン自由人連合のフェイスブック/アカウント(HFL)によると、国防隊が人民諸委員会の支援を受けてサナマイン市の北部地区への進入を試み、市内に留まっている反体制活動家たちと戦闘になった。

AFP, August 3, 2019、ANHA, August 3, 2019、AP, August 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2019、HFL, August 3, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 3, 2019、Reuters, August 3, 2019、SANA, August 3, 2019、SOHR, August 3, 2019、UPI, August 3, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=かーイダと目されるシャーム解放機構はアスタナ13会議に参加する反体制派とシリア政府の停戦に従うと暗に表明(2019年8月2日)

イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンの軍事・治安権限を握るシリアのアル=カーイダのシャーム解放機構は声明を出し、8月2日0:00に発効したシリア政府とシリア軍事革命諸勢力代表団の停戦合意に関して、「犯罪者である政権が90日以上にわたり北部解放区に軍事攻撃を続けた末に昨日(木曜日)に停戦すると発表し、その失敗と挫折を宣言した」と発表、「北部解放区の都市や町に何らかの砲撃、攻撃があれば、我々の側から停戦は破棄され、我々は報復権を有する」と発表した。

AFP, August 2, 2019、ANHA, August 2, 2019、AP, August 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2019、Reuters, August 2, 2019、SANA, August 2, 2019、SOHR, August 2, 2019、UPI, August 2, 2019などをもとに作成。

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トルコが後援する国民解放戦線はアスタナ13会議に参加する反体制派とシリア政府の停戦に従うと表明(2019年8月2日)

トルコが後援する国民解放戦線は声明を出し、8月2日0:00に発効したシリア政府とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ13会議における反体制武装集団の代表)の停戦合意に関して、イドリブ県を中心とする反体制派支配地域を掌握しようとする軍事攻勢に失敗した「彼ら(シリア政府とロシア)の側から停戦を宣言してきた」としたうえで、「我々は武器を安め、我らムジャーヒディーンが負傷者を癒やし、家族を避難させ、今後に備える機会を与えるともに、我々の敵が考えるあらゆる愚行に対抗するために引き金に手をかけ続ける」と表明した。

AFP, August 2, 2019、ANHA, August 2, 2019、AP, August 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2019、Reuters, August 2, 2019、SANA, August 2, 2019、SOHR, August 2, 2019、UPI, August 2, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年8月2日)

アレッポ県では、ANHA(8月2日付)によると、トルコ軍とその支援を支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバルーニーヤ村、ハルバル村、シャイフ・イーサー村を砲撃し、住宅などが被害を受けた。

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一方、アフリーン解放軍団が声明を出し、31日にシーラーワー町近郊のキーマール村でトルコ軍の拠点2カ所に対する攻撃を行い、トルコ軍兵士3人を殺害、4人を負傷させたと発表した。

ANHA(8月2日付)が伝えた。

AFP, August 2, 2019、ANHA, August 2, 2019、AP, August 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2019、Reuters, August 2, 2019、SANA, August 2, 2019、SOHR, August 2, 2019、UPI, August 2, 2019などをもとに作成。

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アスタナ13会議が閉幕し、シャーム解放機構などのテロ組織の完全根絶と、クルド民族主義勢力による分離主義的アジェンダの拒否などを確認(2019年8月2日)

カザフスタンの首都ヌルスルターンで8月2日に開幕したアスタナ13会議は2日の日程を終え、会議の保障国であるロシア、トルコ、イランが閉幕声明を発表し、閉会した。

閉幕声明の骨子は以下の通り:


1. アスタナ会議の保障国であるロシア、トルコ、イランは、イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンで民間人を含む犠牲者が出ていることに遺憾を表明し、民間人を保護するための実質的な措置を講じることで合意した。

2. シリアのアル=カーイダであるシャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)が緊張緩和地帯第1ゾーンで影響力を増大させていることに懸念を表明する。

3. シリアの主権、独立、領土の統一性と保全を遵守する。

4. 国連憲章および、イスラエルによるゴラン高原の併合を非難・拒否した国連安保理決議第497号を含む国連安保理での諸決議を遵守する。

5. ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線、アル=カーイダとダーイシュとつながりのあるすべての組織・個人などのテロ組織を完全に根絶するまで協力を続ける。

6. 2018年9月のソチでのロシア・トルコ首脳会談での合意(非武装地帯などにかかる合意)を含む一連の合意を実施し、イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンで事態収拾を図ることの必要を強調する。

7. ユーフラテス川以東地域(ジャズィーラ地方)に関して、シリアの主権と領土保全に抵触する分離主義的アジェンダを拒否する。

8. 国連安保理決議第2254号および、2018年1月のソチでのシリア国民対話大会での決定を踏まえて、制憲委員会設置など、シリア人による政治プロセスを推進させる。

9. 国連および人道機関に人道支援の増加、インフラ復旧などへの支援強化を求める。

なお、アスタナ13会議には、イラクとレバノンが初めてオブザーバーを参加させ、閉幕声明では、両国の参加に歓迎の意が表された。

アスタナ14会議は10月開催をめざすという。

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『シャルク・アウサト』(8月3日付)は、複数の外交筋の話として、会議では、トルコがシャーム解放機構、ダーイシュ(イスラーム国)、そしてアル=カーイダやダーイシュとつながりがある組織の殲滅に向けた協力の強化をロシアに確約、これに対してロシアは緊張緩和地帯境界地帯に配置されているトルコ軍の12の監視所の安全を保証したと伝えた。

AFP, August 2, 2019、ANHA, August 2, 2019、AP, August 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2019、Reuters, August 2, 2019、SANA, August 2, 2019、al-Sharq al-Awsat, August 3, 2019、SOHR, August 2, 2019、UPI, August 2, 2019などをもとに作成。

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反体制武装集団はアサド前大統領の生地であるカルダーハ市近郊のバシュラーマー村を砲撃し、市民1人が死亡、3人が負傷(2019年8月2日)

ラタキア県では、SANA(8月2日付)によると、緊張緩和地帯第1ゾーンでの停戦発効(2日0:00)の約7時間後の2日早朝、反体制武装集団がイドリブ県のシャフシャブー山一帯から地中海方面に向けてロケット弾5発を発射、うち1発がハーフィズ・アサド前大統領の生地であるカルダーハ市近郊のバシュラーマー村に着弾し、市民1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, August 2, 2019、ANHA, August 2, 2019、AP, August 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2019、Reuters, August 2, 2019、SANA, August 2, 2019、SOHR, August 2, 2019、UPI, August 2, 2019などをもとに作成。

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停戦合意の発効を受け、シリア・ロシア軍は爆撃を停止するも、ハマー県、イドリブ県で散発的戦闘が発生(2019年8月2日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから93日目となる8月2日、シリア軍とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)の停戦がロシア・トルコの仲介により発効したことを受け、シリア・ロシア軍は爆撃を停止したが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘は続き、双方が撃った砲撃は410発におよんだ。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より1人(民間人1人、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて2,196人となった。

うち、856人が民間人(女性160人、子供215人を含む)、982人がシリア軍兵士、1,069人が反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルズィーター市、ザカート村、ラハーヤー村、アルバイーン村、ラターミナ町、ラトミーン村、シャリカ村を砲撃した。

これに対して反体制武装集団はジューリーン村、タッル・フワーシュ村、フワイズ村、カルカート村を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月2日付)は、シリア軍が停戦合意に違反し、ラトミーン村、ザカート村、アルバイーン村、ザイズーン村、カフルズィーター市を砲撃し、市民1人が負傷したと伝えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がシャッアーラ村、ムシャイリファ村、ハーン・シャイフーン市、カッサービーヤ村、フバイト村を砲撃、イウジャーズ村、ムシャイリファ村一帯で反体制武装集団と交戦した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月2日付)は、シリア軍が停戦合意に違反し、ビダーマー町を砲撃したが、これに対してシャーム解放機構は応戦しなかったと伝えた。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 2, 2019をもとに作成。

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アスタナ会議に出席する反体制派「シリア軍事革命諸勢力代表団」幹部はカザフスタンで記者会見を開き、北・東シリア自治局への敵意を露わにする(2019年8月1日)

シリア軍事革命諸勢力代表団は8月2日と3日にカザフスタンの首都ヌルスルターンで開催されるロシア、トルコ、イラン仲介によるアスタナ13会議に参加するのに先だって、ヌルスルターンで会合を開き、その後記者会見を行った。

記者会見に臨んだのは、シリア革命反体制勢力国民連立のアブドゥルハリーム・バッシャール副代表、アラブ部族評議会のラーミー・ドゥーシュ議長、アフリーン地区評議会のサイード・スライマーン議長。

北・東シリア自治局とシリア政府の関係に関して,バッシャール氏は、シリア政府がシリア民主軍との間に、クルド人の革命への参加阻止、クルド・アラブ抗争の煽動などで合意したと主張、シリア民主軍がラッカ県、ダイル・ザウル県、アレッポ県マンビジュ郡で殺戮、暴行を行うことでアラブ人とクルド人の関係が悪化したと断じた。

そのうえで、ユーフラテス川東岸に「安全地帯」を設置しようとするトルコと米国の動きに支持を表明し、シリア民主軍のテロを抑止することでこの地域を安定させ、同地が地元住民からなる評議会によって運営されるべきだと主張した。

制憲委員会に関しては、現在具体的な視点は見られないとしつつ、ロシアとトルコの高官によると、合意はなされ、まもなく設置が発表されると明かした。

だが、一度制憲委員会が設置されれば、シリア政府はこれに反対し、妨害すると主張、シリア政府は政治移行の真のパートナーとはなり得ないと強調した。

ドゥーシュ氏は、ユーフラテス川以東地域の状況について言及、この地域を、クルド人とアラブ人が混住するトルコ国境地帯と、アラブ人のみが暮らす南部地帯(ユーフラテス渓谷、ダイル・ザウル県、ラッカ県など)に分離すべきだと主張した。

そのうえで、アラブ部族評議会はシリア民主軍との共存は不可能だと強調した。

スライマーン氏は、アフリーン郡情勢について言及、シリア民主軍がこの地域の安定を揺るがそうとしていると批判したうえで、ユーフラテス川以東地域でのトルコによる軍事作戦開始と合わせて、アフルーン市でシリア民主軍の活動が活発化しかねないことへの懸念を示した。

クッルナー・シュラカー(8月1日付)が伝えた。

AFP, August 1, 2019、ANHA, August 1, 2019、AP, August 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2019、Reuters, August 1, 2019、SANA, August 1, 2019、SOHR, August 1, 2019、UPI, August 1, 2019などをもとに作成。

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シリア国民連合広報局長はアスタナ13会議に出席する反体制派「軍事革命諸勢力代表団」が緊張緩和地帯第1ゾーンでの停戦に同意したと発表(2019年8月1日)

シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ラマダーン広報局長はツイッターのアカウント(https://twitter.com/ramadansyria)を通じて声明を出し、アスタナ13会議に参加するシリア軍事革命諸勢力代表団が、緊張緩和地帯第1ゾーンでシリア政府側と停戦することに同意したと発表した。

ラマダーン広報局長は「アサド政権が攻撃を停止するとのロシア側の誓約を受け、シリア北部での停戦が今日の深夜(8月1日24:00、8月25日0:00)に開始される」、「イドリブ県および緊張緩和地帯は今日の深夜から停戦に入る。軍事的に失敗したロシアは市民に対するアサドの民兵の攻撃、さらには空爆を停止させると誓約した」と綴った。

(書き込みは8月3日現在確認できない)

AFP, August 1, 2019、ANHA, August 1, 2019、AP, August 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2019、Reuters, August 1, 2019、SANA, August 1, 2019、SOHR, August 1, 2019、UPI, August 1, 2019などをもとに作成。

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SANAはシリア軍筋の情報としてイドリブ県、ハマー県北部および北西部、アレッポ県西部、ラタキア県北東部からなる緊張緩和地帯第1ゾーンで停戦が「条件付き」で合意されたと伝える(2019年8月1日)

SANA(8月1日付)は、軍情報筋の話として、イドリブ県、ハマー県北部および北西部、アレッポ県西部、ラタキア県北東部からなる緊張緩和地帯第1ゾーンで停戦が合意されたと伝えた。

停戦合意は、2018年9月17日のソチでのロシア・トルコ首脳会談での合意(非武装地帯設置にかかる合意)を条件とする。

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ソチでの合意は以下10項目からなる:

1. イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)を維持するとともに、トルコの監視所を強化、その活動を継続させる。
2. ロシアは、イドリブ県に対する軍事作戦と攻撃の実施を回避し、現状を維持するために必要なあらゆる措置を講じる。
3. 幅15〜20キロからなる非武装地帯(地図1を参照)を設置する。
4. 非武装地帯の境界線については、継続協議をもって画定する。
5. 10月15日までに非武装地帯内からすべての過激なテロ集団を排除する。
6. 10月10日までに非武装地帯から当事者が保有するすべての戦車、多連装ロケット砲、大砲、迫撃砲を撤去する。
7. トルコ軍部隊とロシア軍憲兵隊は、無人航空機を使用して非武装地帯で連携パトロールを実施し、監視活動に取り組む。合わせて、両部隊は、地元住民や物資の自由な移動を保障し、通商経済活動再開のために活動する。
8. 2018年末までにM4高速道路(アレッポ市・ラタキア市間)とM5高速道路(アレッポ市・ハマー市間)の輸送ルートを再開する。
9. イドリブ県の緊張緩和地帯内での停戦を持続させるための措置を講じる。そのために、イラン・ロシア・トルコの合同調整センターの任務を強化する。
10. ロシアとトルコは改めて、シリア国内であらゆるかたちでテロと戦う決意を確認する。

AFP, August 1, 2019、ANHA, August 1, 2019、AP, August 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2019、Reuters, August 1, 2019、SANA, August 1, 2019、SOHR, August 1, 2019、UPI, August 1, 2019などをもとに作成。

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アスタナ13会議を翌日に控え、シリア・ロシア軍はイドリブ県、ハマー県への砲撃を続ける一方、シリア軍と反体制派が激しく交戦、市民9人を含む55人が死亡(2019年8月1日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから92日目となる8月1日、シリア・ロシア軍は爆撃を継続、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より55人(民間人9人(うち女性2人、子供4人)、シリア軍兵士25人減少!、反体制武装集団戦闘員31人)増えて2,195人となった。

うち、864人が民間人(女性160人、子供215人を含む)、982人がシリア軍兵士、1,069人が反体制武装集団戦闘員。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は72回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」53発を投下、ロシア軍も25回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は620発におよんだ。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、カフルナブル市、マアッラト・ヌウマーン市に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊がジルス・シュグール市を砲撃し、女児2人が死亡した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市、バスィーダー村を爆撃した。

一方、クッルナー・シュラカー(8月1日付)によると、ロシア軍特殊部隊がマアッラト・ヌウマーン市近郊のスィンジャール町一帯に潜入しようとしたが、シャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室がこれを撃破した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でムーリク市、カフルズィーター市、ラターミナ町、ラトミーン村、ザカート村、アルバイーン村、ハスラーヤー村一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでムーリク市、カフルズィーター市、ラターミナ町、ザカート村、アルバイーン村、ラトミーン村、ハスラーヤー村一帯に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県北部と北西部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカフルズィーター市、ラターミナ町を爆撃した。

この戦闘により、シリア軍はハスラーヤー村を制圧した。

クッルナー・シュラカー(8月1日付)によると、ラトミーン村に対するシリア軍の爆撃で市民1人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯を爆撃した。

一方、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(8月1日付)によると、シャーム解放機構がクバイナ丘一帯でシリア軍の進軍を阻止し、兵士18人を殺害した。

AFP, August 1, 2019、ANHA, August 1, 2019、AP, August 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 1, 2019、Reuters, August 1, 2019、SANA, August 1, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, August 1, 2019、SOHR, August 1, 2019、UPI, August 1, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年7月31日)

アレッポ県では、ANHA(7月31日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のキーマール村、スーガーニカ村を砲撃した。

トルコ軍と反体制武装集団はまた、ハルバル村およびその一帯に対しても砲撃を加えた。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、28日と29日にジンディールス町近郊とマーリア市近郊でシャーム自由人イスラーム運動の車輌と拠点を攻撃し、戦闘員3人を殺害したと発表した。

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ハサカ県では、ANHA(7月31日付)によると、北・東シリア自治局の支配下したにあるマルカダ町でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, July 31, 2019、ANHA, July 31, 2019、AP, July 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2019、Reuters, July 31, 2019、SANA, July 31, 2019、SOHR, July 31, 2019、UPI, July 31, 2019などをもとに作成。

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シリア革命反体制勢力国民連立暫定内閣前首班がアスタナ13会議への参加表明(2019年7月31日)

シリア革命反体制勢力国民連立の傘下にある暫定内閣前首班のアフマド・トゥウマ氏は、トルコのイスタンブールで記者会見を開き、反体制武装集団の代表団(シリア軍事革命諸勢力代表団)が8月1~2日に予定されているアスタナ13会議に参加すると表明した。

ドゥラル・シャーミーヤ(7月31日付)が伝えた。

トゥウマ氏の発表に先だって、30日にはヤースィル・アブドゥッラヒーム氏がトルコ占領下のアレッポ県アフリーン郡で「アスタナ使節団軍事報道官」の名で記者会見を行い、参加を表明していた。

AFP, July 31, 2019、ANHA, July 31, 2019、AP, July 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2019、Reuters, July 31, 2019、SANA, July 31, 2019、SOHR, July 31, 2019、UPI, July 31, 2019などをもとに作成。

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ロシアとトルコの仲介によりシリア政府と反体制派が捕虜交換(2019年7月31日)

アレッポ県では、SANA(7月31日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(7月31日付)によると、バーブ市に近いダイル・カーク村で、ロシアとトルコの仲介により、トルコの後援を受ける国民軍とシリア政府が捕虜交換を行った。

反体制武装集団は男性14人を釈放、シリア政府側も国民軍戦闘員15人を釈放、身柄引き渡しにはロシアとトルコの代表も立ち合った。

AFP, July 31, 2019、ANHA, July 31, 2019、AP, July 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2019、Reuters, July 31, 2019、SANA, July 31, 2019、SOHR, July 31, 2019、UPI, July 31, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放戦線がシリア政府支配下のアレッポ市ザバディーヤ地区を砲撃し、子供2人が死亡(2019年7月31日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから91日目となる7月31日、シリア・ロシア軍は爆撃を継続、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より10人(民間人2人(うち女性0人、子供2人)、シリア軍兵士4人、反体制武装集団戦闘員4人)増えて2,860人となった。

うち、855人が民間人(女性158人、子供211人を含む)、1,007人がシリア軍兵士、1,038人が反体制武装集団戦闘員。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は60回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」34発を投下、ロシア軍も44回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は300発以上におよんだ。

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アレッポ県では、SANA(7月31日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区で活動を続けるシャーム解放機構がアレッポ市ザバディーヤ地区を砲撃し、子供2人が死亡、市民8人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県西部一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナー村一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターで同地に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が同地を砲撃した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯を爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でラターミナ町、カフルズィーター市、ラトミーン村、ドゥワイル・アクラード村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでムーリク市、ラターミナ町、カフルズィーター市に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県北部と北西部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカフルズィーター市、ラトミーン村、アルバイーン村、ザカート村、サルマーニーヤ村を爆撃した。

一方、SANA(7月31日付)によると、シリア軍がアブー・ライーダ村一帯で反体制武装集団を追撃、戦闘員17人を殲滅した。

シリア軍はまた、ハスラーヤー村一帯、アルバイーン村一帯、ラターミナ町一帯、カフルズィーター市、ラトミーン村にあるシャーム解放機構などの拠点を砲撃した。

これに対して、ドゥラル・シャーミーヤ(7月31日付)によると、シャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室は、自作の大型ロケット弾ハミームおよびブルカーンでシャイルート村一帯のシリア軍、ロシア軍の拠点を攻撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市およびその一帯、タフターヤー村、ラカーヤー村、マウカ村一帯、ヒーシュ村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでハーン・シャイフーン市に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部一帯を砲撃した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市、カフルサジュナ村一帯、ジャバーラー村、アーミリーヤ村、タフターヤー村、タッフ村一帯を爆撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を21件(アレッポ県4件、ラタキア県9件、ハマー県7件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を18件(イドリブ県1件、ハマー県14件、アレッポ県2件、ラタキア県1件)確認した。

AFP, July 31, 2019、ANHA, July 31, 2019、AP, July 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 31, 2019、Reuters, July 31, 2019、SANA, July 31, 2019、SOHR, July 31, 2019、UPI, July 31, 2019などをもとに作成。

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欧州地中海人権モニターは、YPG主体のシリア民主軍がシリア東部で市民の処刑など、数々の人権侵害を行っていると非難(2019年7月30日)

スイスのジュネーブで活動するNGOの欧州地中海人権モニターは、米主導の有志連合の支援を受ける人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア東部で市民の処刑など、数々の人権侵害を行っているとする報告書を発表した。

「宙に浮いた犯罪:シリア民主軍は有志連合の傘下でシリア人に対する恐るべき罪を犯している」(Crimes in limbo: SDF commits horrific crimes against Syrians under the cover of the international coalition)と題された報告書のなかで、同組織は、シリア民主軍が「アラブ人、クルド人、シリア正教徒などすべてのシリア人からなる」組織だと謳っているにもかかわらず、実際にはクルド人が70%を占めているとしたうえで、ラッカ市、ダイル・ザウル市といった都市で苦難に苛まれてきた数千人のシリア人は、ダーイシュが殲滅され、シリア民主軍がシリア東部の自治を担うようになってからむしろ倍増したと指摘した。

具体的には、シリア民主軍は18歳未満の児童を含む市民を徴兵し、戦闘に参加させているほか、市民に対する拷問、殺害を繰り返していると非難した。

欧州地中海人権モニターは、こうした犯罪は、米国が主導する有志連合の支援、連携のもとに現在も行われ続けていると指弾、国連に介入するよう呼びかけている。

また、シリア民主軍は、ダーイシュに従っていたとして市民多数を処刑しているという。

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なお、27日には、シリア民主軍の隊員がアレッポ県東部で女性1人と若者2人に殴る蹴るなどの暴行を加えている映像がSNSにアップされ、活動家らによって拡散されていた。

 

AFP, July 30, 2019、ANHA, July 30, 2019、AP, July 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2019、Reuters, July 30, 2019、SANA, July 30, 2019、SOHR, July 30, 2019、UPI, July 30, 2019などをもとに作成。

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反体制武装集団はアスタナ13会議への参加を表明(2019年7月30日)

アスタナ会議に代表を派遣してきた反体制武装集団(シリア軍事革命諸勢力代表団)は声明を出し、8月1~2日に予定されているアスタナ13会議に参加すると表明した。

声明は、ヤースィル・アブドゥッラヒーム氏がトルコ占領下のアレッポ県アフリーン郡での記者会見で「アスタナ使節団軍事報道官」の名で発表した。

アブドゥッラヒーム氏は「使節団は、北部各所への爆撃停止、逮捕者釈放といった多くの要求を用語するために(アスタナに)向かう」と表明した。

AFP, July 30, 2019、ANHA, July 30, 2019、AP, July 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2019、Reuters, July 30, 2019、SANA, July 30, 2019、SOHR, July 30, 2019、UPI, July 30, 2019などをもとに作成。

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「人民自由人」を名のるグループがトルコ占領地での「テロ」への報復として、ラッカ県県でYPG主体のシリア民主軍のパトロール部隊を襲撃(2019年7月30日)

「人民自由人」を名のるグループがツイッターのアカウント(https://twitter.com/ahrar_alshaab/)を通じてビデオ声明を出し、ラッカ県で、「クルディスタン労働者党(PKK)の犬ども」(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍)のパトロール部隊を襲撃したと発表した。

襲撃は、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域各所でのシリア民主軍による「テロ攻撃」への報復で、直接の被害を与えたという。

https://twitter.com/ahrar_alshaab/status/1155213992048189440

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アレッポ県では、ANHA(7月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村(アフリーン郡シャッラーン町近郊)を砲撃した。

AFP, July 30, 2019、ANHA, July 30, 2019、AP, July 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2019、Reuters, July 30, 2019、SANA, July 30, 2019、SOHR, July 30, 2019、UPI, July 30, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県でダーイシュのアジト21カ所を急襲、メンバー30人逮捕(2019年7月30日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(7月30日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会のテロ撲滅チームがズィーバーン町、シュハイル村、ブサイラ市にあるダーイシュ(イスラーム国)のアジト21カ所を急襲し、メンバー30人を逮捕、武器弾薬を押収した。

AFP, July 30, 2019、ANHA, July 30, 2019、AP, July 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2019、Reuters, July 30, 2019、SANA, July 30, 2019、SOHR, July 30, 2019、UPI, July 30, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県、ラタキア県でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘続く(2019年7月30日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから90日目となる7月30日、シリア・ロシア軍は爆撃を継続、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より50人(民間人1人(うち女性0人、子供0人)、シリア軍兵士27人、反体制武装集団戦闘員22人)増えて2,850人となった。

うち、853人が民間人(女性158人、子供209人を含む)、1,003人がシリア軍兵士、1,034人が反体制武装集団戦闘員。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は66回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」48発を投下、ロシア軍も38回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は約300発におよんだ。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でICARDA、アターリブ市に対して爆撃を実施、アターリブ市で男性1人が死亡した。

またシリア軍は地上部隊がアレッポ市西部郊外を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルズィーター市、ザカート村、ラターミナ町、ムーリク市、アルバイーン村、ラトミーン村、アブー・ライーダ村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルズィーター市、ムーリク市、ザカート村、ラターミナ町に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もムーリク市、ラターミナ町、カフルズィーター市、ザカート村を爆撃した。

なお、反体制武装集団も、シリア政府支配下のブライディージュ村、タッル・ミルフ村、シャルユート村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でジャバーラー村、アーミリーヤ村、サラーキブ市に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでハーン・シャイフーン市に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もジャバーラー村、ハーン・シャイフーン市を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターで同地に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が同地を砲撃した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯を爆撃した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月30日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、武装集団がサナマイン市にあるシリア軍検問所を襲撃、シリア軍と交戦した。

武装集団は市内の刑事治安局に手榴弾が投げ込むなどし、戦闘で双方に死傷者が出た。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県1件、ラタキア県7件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を9件(ハマー県8件、イドリブ県1件)確認した。

AFP, July 30, 2019、ANHA, July 30, 2019、AP, July 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 30, 2019、Reuters, July 30, 2019、SANA, July 30, 2019、SOHR, July 30, 2019、UPI, July 30, 2019などをもとに作成。

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PYD幹部「我々は、幅5キロの「安全地帯」を設置することは禁じてはいない」(2019年7月29日)

北・東シリア自治局を主導するクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)幹部のアルダール・ハリール氏は、バスニュース(7月29日付)のインタビューに応じ、トルコと米国がシリア北東部で設置に向けた協議を続けている「安全地帯」について、部分的に受け入れる容易があることを示唆する発言を行った。

ハリール氏は次のように述べた。

「トルコは我々が「安全地帯」設置を拒否すると思っており、それを口実にこの地域を支配しようとしている…。トルコは幅32キロにおよぶ「安全地帯」を設置しようとしているが、これは受け入れられない…。彼らは幅32キロの地域に、北・東シリア自治局に残留して欲しくないと考えているが、この地域には自治局はとどまることになる…。その一方で、我々は、幅5キロの「安全地帯」を設置することは禁じてはいない…我々は脅迫には抵抗する。トルコは国境に部隊を集結させ、攻撃すると脅している。我々はこの脅迫を真剣に注視している」。

AFP, July 29, 2019、ANHA, July 29, 2019、AP, July 29, 2019、Basnews, July 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2019、Reuters, July 29, 2019、SANA, July 29, 2019、SOHR, July 29, 2019、UPI, July 29, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がシリア政府支配地域に石油を密輸しようとしていたトレーラーを捕らえ、破壊(2019年7月29日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月29日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がズィーバーン町とマヤーディーン市を結ぶユーフラテス川の渡船の発着場所に設置された通行所で、北・東シリア自治区で産出された原油をシリア政府支配地域に密輸しようとしていたトレーラー複数輌を捕らえ、ロケット弾でこれを破壊した。

AFP, July 29, 2019、ANHA, July 29, 2019、AP, July 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2019、Reuters, July 29, 2019、SANA, July 29, 2019、SOHR, July 29, 2019、UPI, July 29, 2019などをもとに作成。

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米軍の車列がシリア政府支配下のハサカ市治安厳戒地区に誤って進入、シリア軍が空に向かって威嚇射撃(2019年7月29日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月29日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、米軍の車列が、シリア政府の支配下にあるハサカ市内の治安厳戒地区に誤って進入、シリア軍治安部隊が空に向かって威嚇射撃した。

米軍の車列は、ヌシューワ橋を通じて誤って治安厳戒地区に入ったが、シリア軍治安部隊の発砲を受けてただちに退去したという。

米軍は、人民防衛隊(YPG)を主体とするシリア民主軍による「テロとの戦い」を支援するとして、北・東シリア自治局の支配地域各所に部隊を駐留させている。

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同じハサカ県では、ANHA(7月29日付)によると、北・東シリア自治局支配下のマルカダ町の街道を走行中の自治部隊の車輌を狙って爆発が発生し、隊員13人が負傷した。

AFP, July 29, 2019、ANHA, July 29, 2019、AP, July 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2019、Reuters, July 29, 2019、SANA, July 29, 2019、SOHR, July 29, 2019、UPI, July 29, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける反体制武装集団がアフリーン郡の村を砲撃(2019年7月29日)

アレッポ県では、ANHA(7月29日付)によると、トルコの支援を受ける反体制武装集団がシーラーワー町近郊のバイナ村、アキーバ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団が28日、トルコ占領下のマーリア市近郊でシャーム戦線、シャーム自由人イスラーム運動、第2軍団の合同拠点複数カ所を攻撃し、戦闘員6人を殺害、2人を負傷させたと発表した。

AFP, July 29, 2019、ANHA, July 29, 2019、AP, July 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2019、Reuters, July 29, 2019、SANA, July 29, 2019、SOHR, July 29, 2019、UPI, July 29, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構治安部隊がサラーキブ市でダーイシュのアジトを摘発(2019年7月29日)

イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(7月29日付)によると、シャーム解放機構の治安部隊がサラーキブ市にあるダーイシュ(イスラーム国)のアジトに突入し、メンバー3人を殺害した。

アジトには5人のメンバーがいたが、残りの2人は自爆し、死亡したという。

AFP, July 29, 2019、ANHA, July 29, 2019、AP, July 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2019、Reuters, July 29, 2019、SANA, July 29, 2019Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, July 29, 2019、SOHR, July 29, 2019、UPI, July 29, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍がマアッラト・ヌウマーン市、カフルズィーター市などを爆撃、市場などが狙われ、女性、子供、ホワイト・ヘルメットの隊員ら市民が死亡(2019年7月29日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから89日目となる7月29日、シリア・ロシア軍は爆撃を継続、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より34人(民間人25人(うち女性4人、子供0人)、シリア軍兵士4人、反体制武装集団戦闘員5人)増えて2,800人となった。

うち、852人が民間人(女性158人、子供209人を含む)、936人がシリア軍兵士、1,012人が反体制武装集団戦闘員。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は82回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」75発を投下、ロシア軍も49回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は270発におよんだ。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でマアッラト・ヌウマーン市、カフルサジュナ村、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に対して爆撃した。

爆撃により、マアッラト・ヌウマーン市の市場や住宅街が狙われ、市民4人が死亡した。

またシリア軍は地上部隊が県南部を砲撃した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市、フバイト村、アービディーン村を爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルズィーター市、ラターミナ町、ザカート村、サイヤード村、ラハーヤー村、マアルカバ村、ラトミーン村、ムーリク市に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでザカート村、ラターミナ町、カフルズィーター市、ムーリク市、ラトミーン村に「樽爆弾」を投下した。

ラトミーン村では「樽爆弾」によって市民2人が死亡した。

またシリア軍は地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もサルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村、アルバイーン村、カフルズィーター市、ハスラーヤー村、ラタ-ミナ町を爆撃、カフルズィーター市ではホワイト・ヘルメットの隊員1人と女性1人を含む市民4人が、ラターミナ町では女性1人、女児1人を含む市民4人が死亡した。

一方、SANA(7月29日付)によると、シリア軍が反体制武装集団との戦闘の末、県北部の戦略的要衝のタッル・ミルフ村、ジャビーン村を完全制圧した。

タッル・ミルフ村については、28日にシリア軍が完全制圧したとの報道がなされていた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターで同地に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県北部一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県4件、ラタキア県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を10件(ハマー県7件、イドリブ県3件)確認した。

AFP, July 29, 2019、ANHA, July 29, 2019、AP, July 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 29, 2019、Reuters, July 29, 2019、SANA, July 29, 2019、SOHR, July 29, 2019、UPI, July 29, 2019などをもとに作成。

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ハサカ県のフール・キャンプでダーイシュ戦闘員の妻のインドネシア人女性が戦闘員の妻の暴行を受け死亡(2019年7月28日)

ハサカ県では、ANHA(7月28日付)によると、フール・キャンプ内で、北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)とキャンプ運営局が女性1人の遺体を発見した。

発見されたのは、インドネシア人女性で、30歳代で子供3人の母親。

夫はダーイシュ(イスラーム国)のメンバーだったという。

司法解剖の結果、妊娠6ヶ月で、体の傷などから暴行や拷問を受けて死亡したことが判明した。

暴行を加えたのはダーイシュ・メンバーの妻たちとされるが、同機は不明だという。

フール・キャンプには、シリアの国内避難民、イラク難民のほか、ダーイシュ・メンバーの妻や子らが収容されている。

AFP, July 28, 2019、ANHA, July 28, 2019、AP, July 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2019、Reuters, July 28, 2019、SANA, July 28, 2019、SOHR, July 28, 2019、UPI, July 28, 2019などをもとに作成。

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