トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市を自爆型無人航空機1機で攻撃(2024年9月24日)

アレッポ県では、ANHA(9月24日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市を自爆型無人航空機1機で攻撃した。

AFP, September 24, 2024、ANHA, September 24, 2024、‘Inab Baladi, September 24, 2024、Reuters, September 24, 2024、SANA, September 24, 2024、SOHR, September 24, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエルがレバノン各所を激しく爆撃し、子供35人、女性58人を含む492人が死亡、1,645人が負傷(2024年9月23日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月23日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)ティベリア湖の北西にあるアミアド基地の北部軍団予備司令部、ガリラヤ師団予備基地および兵站倉庫複数棟、ハイファー市北のラファエル社の軍事産業施設をロケット弾数十発で攻撃。

(時刻明示せず)ティベリアス湖西のニムラ基地にある北部地区の主要な貯蔵施設複数棟をロケット弾数十発で攻撃。

(時刻明示せず)占領下ゴラン高原のヨアフ兵舎のミサイル砲兵大隊司令部をロケット弾数十発で攻撃。

(時刻明示せず)サファド市西のアイン・ザイティム基地の北部軍団司令部をロケット弾数十発で攻撃。

(時刻明示せず)ハイファー市東のラマト・ダヴィド空軍基地をロケット弾数十発で攻撃。

(時刻明示せず)ニムラ基地にある北部地区の主要な貯蔵施設複数棟をロケット弾数十発で攻撃。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が死亡したと発表した。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前6時36分、イスラエル軍は現在、レバノン領内のヒズブッラーのテロ標的に対して重点的な攻撃を実施中。

午前11時12分、イスラエル軍は現在、レバノン領内のヒズブッラーのテロ標的に対して重点的な攻撃を実施中。

午後1時33分、午後12時24分にアミアド(キブツ)、サファド市地域で警報が発令され、約25発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルが多数を撃破することに成功、一部が空地やアミアドに隣接する地域に落下するのが確認される。午後12時43運に下ガリラヤ地域で警報が発令され、約10発の飛翔体がレバノンから飛来、多数が落下。

午後3時20分、イスラエル軍は本朝、レバノン国内のヒズブッラーの施設やインフラに重点的な攻撃を実施。現時点で300以上のテロ標的を攻撃。ロケット砲、ミサイル、UAVなどが格納されていた家々を攻撃。ジャバル・タバム村などでは爆撃により、建物に隠されていた武器が爆発。

午後4時56分、午後4時15分にカルメル山地域で警報が発令され、約5発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルが多数を撃破することに西欧。複数の飛翔体の落下が確認される。午後4時15分に上ガリラヤ地域、ハアマキム村、ハミフラッツ村で警報が発令され、約5発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルが多数を撃破、一部が空地に落下。午後4時24分に中部および下ガリラヤ地域で警報が発令され、約25発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルが多数を撃破することに成功、複数が空地に落下するのが確認される。

午後5時49分、ゴラン高原北部地域で警報が発令され、約25発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルが多数を撃破することに成功、複数が空地に落下するのが確認される。上ガリラヤ地域、ハミフラッツ村地域で警報が発令され、約15発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルが多数を撃破することに成功、複数が空地に落下するのが確認される。
午後5時12分、サマリア地方で警報が発令され、約10発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルが多数を撃破することに成功、複数が空地に落下するのが確認される。午後5時20分、下・中部ガリラヤ地域で警報が発令され、約30発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルが多数を撃破することに成功、複数が空地に落下するのが確認される。

午後5時59分、今朝よりイスラエル軍は約800のヒズブッラーの標的への精密爆撃を実施。

午後6時39分、午後5時21分にハアマキム村地域で警報が発令され、約5発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルが多数を撃破することに成功、複数が空地に落下するのが確認される。午後5時41分にハミフラッツ村、カルメル山、ハアマキム村地域で警報が発令され、約5発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルが多数を撃破することに成功、複数が空地に落下するのが確認される。午後6時5分にハアマキム村地域で警報が発令され、約5発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルが多数を撃破することに成功、複数が空地に落下するのが確認される。

午後8時23分、午後7時42分にハイファー市地域で警報が発令され、約5発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルが多数を撃破することに成功、複数が空地に落下するのが確認される。

午後10時24分、本日のイスラエル軍の精密爆撃では、約1300のヒズブッラーの標的を攻撃。長距離弾道ミサイル、重ロケット弾、攻撃型UAVなどを破壊。

**

ナハールネット(9月23日付)によると、午前6時30分から7時30分までの1時間だけで、ヒズブッラーの陣地300ヵ所以上が標的となり、爆撃回数は150回以上に及んだ。

爆撃は、レバノン南部、東部(ベカーア県)、ベイルート南部郊外(ダーヒヤ)各所に及んだ。

レバノンの保健省は、23日のイスラエル軍のレバノン南部各所に対する爆撃で子供35人、女性58人を含む492人が死亡、1,645人が負傷したと発表した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍のレバノンに対する攻撃によるシリア人犠牲者の数も56人(うち女性8人、子供16人)、負傷者21人となった。

AFP, September 23, 2024、ANHA, September 23, 2024、‘Inab Baladi, September 23, 2024、Naharnet, September 23, 2024、NNA, September 23, 2024、Qanat al-Manar September 23, 2024、Reuters, September 23, 2024、SANA, September 23, 2024、SOHR, September 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県シャッダーディー市に米軍が違法に設置している基地に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送(2024年9月23日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシャッダーディー市に米軍が違法に設置している基地に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, September 23, 2024、ANHA, September 23, 2024、‘Inab Baladi, September 23, 2024、Reuters, September 23, 2024、SANA, September 23, 2024、SOHR, September 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍とトルコ軍がアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市東の国境地帯で合同パトロールを実施(2024年9月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市東の国境地帯で合同パトロールを実施した。

AFP, September 23, 2024、ANHA, September 23, 2024、‘Inab Baladi, September 23, 2024、Reuters, September 23, 2024、SANA, September 23, 2024、SOHR, September 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はラマト・ダヴィド空軍基地などをファーディー1ミサイル、ファーディー2ミサイルなどで初めて攻撃したと発表(2024年9月22日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月22日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)イスラエル軍のレバノン各所への攻撃で民間人多数が死亡したことへの報復として、ハイファー市南東のラマト・ダヴィド空軍基地をファーディー1(口径220mm、射程80キロ)ミサイルとファーディー2(口径302mm、射程105キロ)ミサイル複数発で初めて攻撃。


(時刻明示せず)同じく報復として、ラマト・ダヴィド空軍基地をファーディー1ミサイルとファーディー2ミサイル複数発で再び攻撃。

午前6時30分、17日と18日のページャーと無線機を使用した一斉爆破攻撃への報復として、ハイファー市北のズボロン地区にあるラファエル社の軍事産業施設をファーディー1ミサイルとファーディー2ミサイル複数発で攻撃。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、メトゥラ町一帯、イフタ入植地一帯に配置されているイスラエル軍部隊を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、標的に正確に損害を与える。

(時刻明示せず)バグダーディー陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)マイアン・バルーフ陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後11時5分、占領下シャブアー農場のレーダー・サイトを砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)マルジュ陣地に入ろうとしたメルガバ戦車1輌を地対地ミサイル1発で攻撃し、直接の損害を与え、乗っていた兵士らを殺傷。

(時刻明示せず)ジャル・アラーム陣地内を移動するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が死亡したと発表した。



**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前0時38分、21日午後以降、イスラエル空軍はレバノン南部の約290の標的を攻撃。また、過去数時間に、さらに約110のテロ標的を攻撃。

午前1時48分、エズレル平野で先ほど警報が発令され、レバノンから約10発の飛翔体が飛来、ほとんどを迎撃、1発が同地に落下。

午前7時39分、午前6時24分から7時にかけてイスラエル北部各所で警報が発令され、約85発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を迎撃、一部はキルヤット・ビアリク市、ツル・シャローム町、モレシェト村地域に落下し、火災が発生。午前4時48分から5時10分にかけて、エズレル平野で警報が発令され、レバノンから約20発の飛翔体が飛来、ほとんどを迎撃、一部は空地に落下。

午前8時13分、イスラエル軍は現在、レバノン南部のヒズブッラーの複数の標的を攻撃中。数時間前にヒズブッラーは約115発の空中脅威を民間地域に発射。

午前10時48分、イスラエル空軍のジェット戦闘機複数機が今朝、レバノン南部の複数ヵ所でヒズブッラーのテロ標的を攻撃。また夜間にも、レバノン南部の標的多数を攻撃。

午後12時32分、約150発のロケット、弾頭ミサイル、そしてUAVが夜間から朝の数時間にかけて、イスラエル領内、主に北部に向けて発射され、多層防空システムにより被害は最小限に押さえられ、国内で若干の被弾、残骸の落下があった。

AFP, September 22, 2024、ANHA, September 22, 2024、‘Inab Baladi, September 22, 2024、Qanat al-Manar September 22, 2024、Reuters, September 22, 2024、SANA, September 22, 2024、SOHR, September 22, 2024などをもとに作成。

ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を3件、55キロ地帯への侵犯を10件確認したと発表(2024年9月22日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を3件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機、MQ-9リーパー無人攻撃機2機による領空侵犯を10件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月22日付)、タス通信(9月22日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 22, 2024、TASS, September 22, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「イランの民兵」がハサカ県シャッダーディー市に違法に設置されている米軍基地をロケット弾で攻撃し、複数回の爆発が確認され(2024年9月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシャッダーディー市に違法に設置されている米軍基地をロケット弾で攻撃し、複数回の爆発が確認された。

2023年10月19日以降、シリア領内にある米軍基地や米軍施設が狙われるのはこれで138回目。

内訳は以下の通り:

ウマル油田の基地:36回
シャッダーディー市の基地:17回
CONOCOガス田の基地:41回
ハッラーブ・ジール村の基地:21回
タンフ国境通行所の基地:17回
タッル・バイダル村の基地:2回
ルーバールヤー村の基地:2回
カスラク村の基地:1回
ワズィール休憩所の基地:1回

AFP, September 22, 2024、ANHA, September 22, 2024、‘Inab Baladi, September 22, 2024、Reuters, September 22, 2024、SANA, September 22, 2024、SOHR, September 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラク・イスラーム抵抗はイスラエルに対して無人航空機、アルカブ巡航ミサイルで4回攻撃したと発表:イスラエルはこれらを撃破したと発表(2024年9月22日)

イラク・イスラーム抵抗は午前7時00分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、「我々の占領地」内の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

また、午前9時35分に声明を出し、「我々の占領地内」北部の標的複数ヵ所をアルカブ巡航ミサイル複数発で攻撃したと発表した。

午前9時46分にも声明を出し、「我々の占領地内」南部の標的複数ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

さらに、午前10時27分に声明を出し、ヨルダン渓谷(ヨルダン川西岸地区)の標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午後9時57分にも声明を出し、ヨルダン渓谷(ヨルダン川西岸地区)の標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。



 

**

 

これらの攻撃に関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下のような発表を行った。

午前2時45分、ゴラン高原南部で先ほど警報が発令され、複数の不審な航空標的がイラク方面から接近、標的はイスラエル領内に侵入せず、撃破された。

午前7時7分、アラバ渓谷で警報が発令され、東部からイスラエル領に向けて不振な航空標的一つが飛来。標的はイスラエル領内に侵入する前に撃破された。

午前10時48分、ゴラン地域南部で警報が発令され、イスラエル空軍は、東部から飛来し、イスラエル領内に侵入した不振な航空標的1つを撃破。

午後10時38分、ゴラン地域南部、ベト・シェアン渓谷地域で警報が発令され、イラクから発射されたUAV1機がシリアを経由して、イスラエル領内に向けて飛来、撃破が行われた。

**

一方、シリア人権監視団によると、ダルアー県イズラア市一帯からロケット弾2発が発射され、イスラエル占領下のゴラン高原に着弾した。

イスラエル軍はまた、シリアの砂漠地帯(米軍(有志連合)の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)周辺地域)から発射された無人航空機複数機を迎撃した。

AFP, September 22, 2024、ANHA, September 22, 2024、‘Inab Baladi, September 22, 2024、Reuters, September 22, 2024、SANA, September 22, 2024、SOHR, September 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコの占領下にあるアレッポ県カフルジャンナ村で、シリア暫定内閣国防省本部前で、住民らがデモを行い、シリア国民軍所属の北部の鷹旅団の解体命令をめぐる諸派の戦闘やトルコの介入を拒否(2024年9月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内のカフルジャンナ村で、シリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)傘下のシリア暫定内閣国防省本部前で、住民らがデモを行い、シリア国民軍所属の北部の鷹旅団の解体命令をめぐる諸派の戦闘やトルコの介入を拒否の意志を示した。

AFP, September 22, 2024、ANHA, September 22, 2024、‘Inab Baladi, September 22, 2024、Reuters, September 22, 2024、SANA, September 22, 2024、SOHR, September 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラク・イスラーム抵抗はゴラン旅団監視基地を無人航空機で攻撃したと発表:イスラエル軍は迎撃したと発表(2024年9月23日)

イラク・イスラーム抵抗は午前5時1分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、「我々の占領地」内のゴラン旅団監視基地を無人航空機で攻撃したと発表した。


**

この攻撃に関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下のような発表を行った。

午前6時7分、午前4時45分と54分にゴラン地域南部で警報が発令され、イスラエル空軍ジェット戦闘機複数機が、イラクから発射され、シリアを経由してイスラエルに接近したUAV機を撃破することに成功。

AFP, September 23, 2024、ANHA, September 23, 2024、‘Inab Baladi, September 23, 2024、Reuters, September 23, 2024、SANA, September 23, 2024、SOHR, September 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のアレッポ県ジンディールス町にトルコ・シリア大地震での被災者を収容するための住宅300戸、太陽光発電システム、300の貯水槽、下水道網などからなる居住区が湾岸諸国の支援で建設(2024年9月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のジンディールス町に、2023年2月のトルコ・シリア大地震での被災者を収容するための住宅300戸、太陽光発電システム、300の貯水槽、下水道網などからなる居住区が湾岸諸国の支援で建設された。

AFP, September 22, 2024、ANHA, September 22, 2024、‘Inab Baladi, September 22, 2024、Reuters, September 22, 2024、SANA, September 22, 2024、SOHR, September 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターはロシア空軍が過去24時間にヒムス県、ダイル・ザウル県にあるテロリストの基地4ヵ所を爆撃したと発表(2024年9月22日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、ロシア空軍が過去24時間にヒムス県、ダイル・ザウル県にあるテロリストの基地4ヵ所を爆撃したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月22日付)、タス通信(9月22日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 22, 2024、TASS, September 22, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を11回攻撃する一方、イブラーヒーム・ムハンマド・アキール司令官、アフマド・マフムード・ワフビー司令官ら18人が死亡したと発表(2024年9月21日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月21日の戦果について以下の通り発表した。

午前11時10分、ジャル・アラーム陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、ビリヤ村の北部地区司令部の防空基地をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ラモット・ナフタリ入植地の大631ゴラン旅団偵察部隊司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後2時00分、ザルイット入植地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、ベイト・ヒレル入植地の平原大隊司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、カイラア村の防空ミサイル司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、アダミット(キブツ)の第146師団所属第300旅団をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ナファフ基地の第210ゴラン師団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、アイレット・ハショハル(キブツ)のガリラヤ師団の司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後5時50分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のラムサー陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時50分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、20日のベイルート郊外南部郊外(ダーヒヤ)に対するイスラエルの爆撃で死亡したとされるイブラーヒーム・ムハンマド・アキール(ハーッジ・アブドゥルカーディル)司令官、アフマド・マフムード・ワフビー(ハーッジ・アブー・フサイン・サミール)司令官など、18人が戦死したと発表した。

















**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午後3時40分、イスラエル空軍ジェット戦闘機複数機が昨晩(金曜日)、ベイルート郊外のダーヒヤに対する精密爆撃によって、イブラーヒーム・アキール、ラドワーン部隊司令官のアブー・ハサン・サミールら15人を殲滅。

午後5時28分、上ガリラヤ地方、ゴラン高原、サファド市地域で警報が発令され、約90発の飛翔体がレバノンから飛来。イスラエル空軍はロケット弾発射装置数千ヵ所を攻撃。イスラエル軍は南部の複数ヵ所を砲撃。

AFP, September 21, 2024、ANHA, September 21, 2024、‘Inab Baladi, September 21, 2024、Qanat al-Manar September 21, 2024、Reuters, September 21, 2024、SANA, September 21, 2024、SOHR, September 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を12件確認したと発表(2024年9月21日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機4機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を12件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月21日付)、タス通信(9月21日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 21, 2024、TASS, September 21, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米中央軍(CENTCOM)はフーシー派の無人航空機1機を撃墜することに成功したと発表(2024年9月21日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前1時14分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、過去24時間以内に、フーシー派の支配下のイエメン領内から発射されたフーシー派の無人航空機1機を撃墜することに成功したと発表した。

AFP, September 21, 2024、ANHA, September 21, 2024、‘Inab Baladi, September 21, 2024、Reuters, September 21, 2024、SANA, September 21, 2024、SOHR, September 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコのエルドアン大統領:「我々はシリアの関係を正常化するためにアサド大統領と会いたいと言ってきた。我々は相手からの回答を待っているところだ」(2024年9月21日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、国連総会への出席に先だって、イスタンブールのアタテュルク国際空港で記者会見を開き、アサド大統領と会談する意志があると改めて述べた。

エルドアン大統領は以下のように述べた。

我々は、トルコとシリアの関係を正常化するためにアサド(大統領)と会いたいと言ってきた。我々は現在、相手からの回答を待っているところだ。

アナトリア通信(9月21日付)などが伝えた。

AFP, September 21, 2024、Anadolu Ajansı, September 21, 2024、ANHA, September 21, 2024、‘Inab Baladi, September 21, 2024、Reuters, September 21, 2024、SANA, September 21, 2024、SOHR, September 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機ラッカ県のサブハ町、マアダーン町、ダイル・ザウル県のジャズラト・ブーハミード村の近郊の砂漠地帯でダーイシュの潜伏先を狙って爆撃(2024年9月21日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機数十機が早朝、ラッカ県のサブハ町、マアダーン町、ダイル・ザウル県のジャズラト・ブーハミード村の近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の潜伏先を狙って爆撃を実施した。

AFP, September 21, 2024、ANHA, September 21, 2024、‘Inab Baladi, September 21, 2024、Reuters, September 21, 2024、SANA, September 21, 2024、SOHR, September 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県シャッダーディー市に米軍が違法に設置している基地に、輸送機2機が軍装備品や兵站物資を輸送(2024年9月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシャッダーディー市に米軍が違法に設置している基地に、輸送機2機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, September 21, 2024、ANHA, September 21, 2024、‘Inab Baladi, September 21, 2024、Reuters, September 21, 2024、SANA, September 21, 2024、SOHR, September 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部のハルバル村、ウンム・フーシュ村を砲撃(2024年9月21日)

アレッポ県では、ANHA(9月21日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村、ウンム・フーシュ村を砲撃した。

AFP, September 21, 2024、ANHA, September 21, 2024、‘Inab Baladi, September 21, 2024、Reuters, September 21, 2024、SANA, September 21, 2024、SOHR, September 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合所属の戦闘機が、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)付近を飛行する無人航空機1機を撃墜(2024年9月20日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合所属の戦闘機複数機が、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)付近を飛行する無人航空機1機を撃墜した。

この無人航空機は、シリア砂漠の北西部方面からイスラエル占領下のゴラン高原に向かって飛行していた。

AFP, September 20, 2024、ANHA, September 20, 2024、‘Inab Baladi, September 20, 2024、Reuters, September 20, 2024、SANA, September 20, 2024、SOHR, September 20, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍所属と見られる無人航空機がダマスカス郊外県を攻撃し、イラク人民動員隊ヒズブッラー大隊の司令官と護衛が死亡(2024年9月20日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍所属と見られる無人航空機1機が午前5時頃、サイイダ・ザイナブ町から数キロの距離にある、ダマスカス国際空港に至る街道を走行中の車1台を攻撃、車は炎上、乗っていたイラクの人民動員隊に所属するヒズブッラー大隊の司令官1人が死亡、護衛が負傷した。

2人は、ダマスカス国際空港に至る街道沿線に設置されているヒズブッラー大隊の指揮所から、同大隊が所有する休憩施設に向かう途中に狙われた。

シリア人権監視団が得た情報によると、殺害された司令官の氏名は、ムハンマド・アリー・ハッファージー(アブー・ハイダル)、40歳代で、カルバラー県カルバラー郡アウン区出身。

シリアの砂漠地帯からイスラエル占領下のゴラン高原に対する無人航空機による攻撃作戦の責任者だという。

**

イスラエル放送協会(9月20日付)も、シリアやレバノンのメディア、カタールのアルジャズィーラ・チャンネル、サウジアラビアのハドス・チャンネルなどが、ダマスカス国際空港に至る街道で「要人」1人が乗った車をイスラエル軍が爆撃、この要人と同乗していたと護衛1人が死亡、ダマスカスの複数筋はヒズブッラー大隊の司令官が殺害されたと報じたと伝えた。

また、イラクの民兵に近いニュース・サイトはシリア治安筋の話として、攻撃はダマスカス郊外県の住宅地にある司令部に対して2発のロケットで行われ、イラク人のアブー・ハイダル・ハッファジーが殺害されたと報じたと付言した。

**

これに対して、スプートニク・アラビア語版はテレグラムのアカウント(https://t.me/Sputnik_Arabic/)を通じて、以下の通り報じた。

治安筋は、シリアの「スプートニク」特派員に対し、「ダマスカス国際空港に至る街道で車輛を狙ったイスラエルの攻撃に関する報道や流布されている情報は事実ではない」と述べた。

**

シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、9月に入って4回目、今年に入って67回目(うち50回が航空攻撃、17回が地上攻撃)、これにより142あまりの標的が破壊され、軍関係者211人が死亡、144人が負傷しているという。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):24人
ヒズブッラーのメンバー:43人
イラク人:19人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):59人
「イランの民兵」の外国人メンバー:17人
シリア軍将兵:46人
身元不明者:3人

また、民間人も23人(女性4人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:25回
ダルアー県:16回
ヒムス県:10回
クナイトラ県:8回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回

AFP, September 20, 2024、ANHA, September 20, 2024、‘Inab Baladi, September 20, 2024、Makan, September 20, 2024Reuters, September 20, 2024、SANA, September 20, 2024、SOHR, September 20, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍は首都ベイルート郊外(ダーヒヤ)を航空攻撃し、1983年のベイルートでの米国大使館爆破事件に関与したとされ、米国が700万ドルの懸賞金をかけて指名手配していたヒズブッラーの幹部を殺害(2024年9月20日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月20日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)メトゥラ町に配置されているイスラエル軍部隊を地対地ミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、ビルヤ村の北部地区司令部所属のミサイル防空基地をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、カイラア村の防空ミサイル司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、アリーカ兵舎の第36師団所属第188機構旅団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ヨアヴ兵舎のミサイル砲兵大隊本部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ヤルデン基地のゴラン師団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ナファフ基地の第210ゴラン師団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、アイェレト・ハシャハル(キブツ)の第91師団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、アイン・ゼイティム村の北部軍団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ミシャル入植地にある諜報司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、メロン基地の航空管制・航空作戦管理部隊司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ミシャル入植地にある北部軍団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後8時40分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後8時40分、カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後10時26分、アブー・ダジャージュ高原に到着したメルガバ戦車1輌を攻撃し、これを破壊。

(時刻明示せず)アブー・ダジャージュ高原を砲撃。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員5人が死亡したと発表した。





**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午後3時4分、ゴラン高原、サファド市地域、上ガリラヤ地方で過去数時間にわたって警報が発令され、約120発のロケット弾がレバノンからイスラエル領内に発射されたのが確認され、多連装ミサイルが一部を撃破することに成功。飛翔体や破片の落下と火災が一部地域で確認される。メロン山地域、ネトゥア入植地地域で警報が発令され、約20発のロケット弾がレバノンからイスラエル領内に発射されたのが確認され、ほとんどが空き地に着弾。イスラエル軍兵士が早朝、カフルカラー村地域のテロ・インフラにヒズブッラーのテロリスト1人が入るのを確認、イスラエル空軍が同地を即座に攻撃した。イスラエル空軍はまた、アイタルーン村、カフルカラー村、マイス・ジャバル村、タイバ村、ウダイサ村、ヤールーン村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。イスラエル軍はまたレバノン南部の複数ヵ所を砲撃。

午後7時13分、イスラエル軍は声明を出し、レバノンの首都ベイルートの南部郊外(ダーヒヤ)を航空攻撃し、ヒズブッラーの作戦部隊の司令官を務めるイブラーヒーム・アキール氏とラドワーン部隊の司令官複数人を殺害したと発表した。

**

ナハールネット(9月20日付)などによると、ベイルートの南部郊外(ダーヒヤ)の攻撃により、14人が死亡、66人が負傷した。

アキール氏は、1983年のベイルートでの米国大使館爆破事件に関与したとされ、米国が700万ドルの懸賞金をかけて指名手配していた人物。

**

なお、レバノンの保健省が21日に発表したところによると、死者は38人、負傷者は68人となった。

NNA(9月21日付)が伝えた。

また、シリア人権監視団が21日に発表したところよると、この攻撃で、シリア人3人(うち女性1人、女児1人)が死亡した。

**

レバノンの保健省は22日に、死者は45人に増加したと発表した。

NNA(9月22日付)が伝えた。

AFP, September 20, 2024、ANHA, September 20, 2024、‘Inab Baladi, September 20, 2024、NNA, September 21, 2024、September 22, 2024、Qanat al-Manar September 20, 2024、Reuters, September 20, 2024、SANA, September 20, 2024、SOHR, September 20, 2024、September 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を3件、55キロ地帯への侵犯を10件確認したと発表(2024年9月20日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を3件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を10件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月20日付)、タス通信(9月20日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 20, 2024、TASS, September 20, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍はマンビジュ軍事評議会がアレッポ県マンビジュ市およびラッカ県タッル・アブヤド市一帯地域でトルコ軍兵士1人とシリア国民軍の戦闘員6人を殺害したと発表(2024年9月20日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターによると、同軍所属のマンビジュ軍事評議会がアレッポ県マンビジュ市およびラッカ県タッル・アブヤド市一帯地域での攻撃で、トルコ軍兵士1人とシリア国民軍の戦闘員6人を殺害したと発表した。

ANHA(9月20日付)が伝えた。

**

ラッカ県では、ANHA(9月20日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサファーウィヤ村を砲撃した。

AFP, September 20, 2024、ANHA, September 20, 2024、‘Inab Baladi, September 20, 2024、Reuters, September 20, 2024、SANA, September 20, 2024、SOHR, September 20, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ミラー米国務省報道官:「我々は、シリア政府がオースティン氏の拘束を終わらせ、彼の所在だけでなく、シリアで行方不明になった他の米国人の消息についても報告してくれると信じている」(2024年9月20日)

米国務省のマシュー・ミラー報道官は記者会見で、米国は軍元士官でジャーナリストのオースティン・タイス氏をシリア政府が拘束したことを承知していると改めて断じたうえで、「我々は、シリア政府がオースティン氏の拘束を終わらせ、彼の所在だけでなく、シリアで行方不明になった他の米国人の消息についても報告してくれると信じている」と述べた。

AFP, September 20, 2024、ANHA, September 20, 2024、‘Inab Baladi, September 20, 2024、Reuters, September 20, 2024、SANA, September 20, 2024、SOHR, September 20, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を8件確認したと発表(2024年9月19日)

ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を???件、55キロ地帯への侵犯を8件確認したと発表

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を??件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機4機による領空侵犯を8件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月19日付)、タス通信(9月19日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 19, 2024、TASS, September 19, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を17回攻撃する一方、17日と18日のページャーや無線機の爆発で死亡したと見られる戦闘員18人の氏名を公表(2024年9月19日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月19日の戦果について以下の通り発表した。

午前7時45分、マルジュ陣地に配置されているイスラエル軍を攻撃し、兵士らを殺傷。

(時刻明示せず)カフルカラー村などに対する攻撃への報復として、ヤアラ入植地の西部旅団の司令部を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、複数の標的に確実に損害を与える。

(時刻明示せず)同じく報復として、ベイト・ヒレル入植地の砲台複数ヵ所を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、複数の標的に確実に損害を与える。

午後1時25分、ラーミヤー陣地を砲撃。

午後1時30分、ザルイット入植地を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ザルイット入植地をロケット弾で攻撃。

午後2時40分、ハニタ(キブツ)を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、マタット村をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、シュモナ入植地をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、マアレ・ゴラニ村の第810ヘルモン旅団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後7時35分、マルキヤ入植地を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町の建物複数棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後7時00分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、ヤアラ入植地の西部旅団司令部をロケット弾で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、アダミット(キブツ)をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)ナークーラ村への攻撃で民間人複数人が負傷したことへの報復として、レマン兵舎の大隊司令部を多連装ロケット弾で攻撃。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、メトゥラ町をファラク1ロケット弾複数発で攻撃。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、17日と18日のページャーや無線機の爆発で死亡したと見られる戦闘員18人の氏名などを発表した。


















**

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はテレビ演説を行い、17日と18日のページャーと無線機を使用した爆破攻撃に関して、「重大で過酷かつ前例のない打撃」を受けたことを認めたうえで、イスラエルによるものと断じ、以下のように述べた。

彼ら(イスラエル)が予期している場所でも、予期していない場所でも、厳しい報復と正当な罰に直面することになるだろう…。
北部の住民を戻すことはできないだろう…。軍事的緊張、殺戮、暗殺、全面戦争が怒らなければ、我々は(イスラエル北部の)住民を国境地帯に戻すだろう…。北部に避難民を戻す唯一の方途はガザ地区と西岸地区への攻撃を停止することだ…。
この攻撃の目的がレバノン戦線での戦闘を停止させることであるというメッセージを受け取った。もし戦闘を止めなければ、さらなる攻撃があるという脅しもあった…。広範な爆撃は抵抗運動に影響を与えていない…。

マナール・チャンネル(9月19日付)などが伝えた。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前8時31分、イスラエル空軍は夜間、シーヒーン村、タイバ村、ブライダー村、マイス・ジャバル村、アイタルーン村、カフルカラー村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラ、ヒヤーム村地域にある武器弾薬施設を攻撃。イスラエル軍はレバノン南部の複数ヵ所を砲撃。

午後12時33分、UAV1機がさきほど、レバノンから飛来し、ベイト・ヒレル入植地に隣接する地域に落下し、火災が発生した。また、爆発型のUAU1機がヤアラ入植地に隣接する地域に落下するのが確認された。

午後5時3分、イスラエル軍は即席爆発装置で攻撃しようとしたヒズブッラーのテロリスト2人を殲滅。

午後6時15分、イスラエル軍は戦死した2名の兵士の氏名を公表(https://IDFANC.activetrail.biz/ANC19092024342509)。また、ゴラン旅団所属第51大隊の軍曹1人が重傷を負う。

午後8時38分、イスラエル空軍はヒズブッラーのロケット弾発射装置約30基、テロ・インフラ複数ヵ所を攻撃。イスラエル軍はまた、レバノン南部にあるヒズブッラーのテロ・インフラ、武器貯蔵施設を攻撃、ナークーラ村地域を砲撃。

AFP, September 19, 2024、ANHA, September 19, 2024、‘Inab Baladi, September 19, 2024、Qanat al-Manar September 19, 2024、Reuters, September 19, 2024、SANA, September 19, 2024、SOHR, September 19, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北部の鷹旅団解体を拒否するシャーム自由人イスラーム運動とシャーム戦線が部隊を派遣し、トルコ軍の後援を受ける諸派に対抗する姿勢を示す(2024年9月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内で活動するシリア国民軍に参加するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動とシャーム戦線の軍用車輛多数からなる車列が、北部の鷹旅団の展開地域に向かった。

車列の派遣は、トルコ軍が後援するシリア国民軍所属諸派(シリア国民軍所属の共同部隊やスルターン・ムラード師団)が、北部の鷹旅団の排除に向けた軍事的動きを行うのを抑止するため。

北部の鷹旅団は、シリア革命反体制国民連立(シリア国民連合)傘下のシリア暫定内閣国防省より解体命令を受けているが、シャーム戦線はこれを拒否している。

一方、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のカラーマ国内避難民(IDPs)キャンプ群、アティマ村では、アフリーン市でシリア国民軍憲兵隊がトルコに対する抗議デモの参加者を逮捕したことに抗議するデモを行った。

また、ノース・プレス(9月19日付)によると、シリア・クルド国民評議会は、アフリーン市での「違反」を受けて、19日のシリア国民連合との会合への出席を見合わせた。

AFP, September 19, 2024、ANHA, September 19, 2024、‘Inab Baladi, September 19, 2024、North Press Agency, September 19, 2024、Reuters, September 19, 2024、SANA, September 19, 2024、SOHR, September 19, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

UNICEFとシリア・アラブ赤新月社の使節団の車輛が、ロシア軍の護衛を受けてトルコ占領下の「平和の泉」地域に入り、アルーク村(ハサカ県)の用水施設の保守点検作業を続ける(2024年9月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、UNICEFとシリア・アラブ赤新月社の使節団の車輛が、ロシア軍装甲車とヘリコプターの護衛を受けてシリア政府支配地からトルコ占領下の「平和の泉」地域に入り、アルーク村の用水施設を訪れ、保守点検作業を行った。

UNICEFとシリア・アラブ赤新月社の使節団が同地を訪れるのは4日連続。

AFP, September 19, 2024、ANHA, September 19, 2024、‘Inab Baladi, September 19, 2024、Reuters, September 19, 2024、SANA, September 19, 2024、SOHR, September 19, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会がマンビジュ市近郊で自爆型の無人航空機1機を撃墜(2024年9月19日)

アレッポ県では、ANHA(9月19日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会がマンビジュ市近郊で自爆型の無人航空機1機を撃墜した。

AFP, September 19, 2024、ANHA, September 19, 2024、‘Inab Baladi, September 19, 2024、Reuters, September 19, 2024、SANA, September 19, 2024、SOHR, September 19, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.