ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を9回にわたり攻撃する一方、戦闘で戦闘員2人が死亡(2023年12月26日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、12月26日の戦果について以下の通り発表した。


東部地区

午前9時45分、ザブディーン陣地を攻撃。

午前2時50分、ザブディーン兵舎をブルカーン重ロケット砲で砲撃。

午後3時30分、バグダーディー陣地を攻撃。

午後3時30分、キリヤット・シュモナ市一帯に設置されているイスラエル軍指揮所1ヵ所を自爆型の無人航空機(ドローン)1機で攻撃し、確実な損害を与える。

西部地区

午前11時40分、ラーミヤー村一帯に展開するイスラエル軍を攻撃。

午前12時00分、ショメラ入植地の監視司令室を攻撃し、死傷者を出す。

午前12時10分、ドベブ入植地近くに集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、死傷者を出す。

午後1時45分、ラーヒブ陣地に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、死傷者を出す。

午後1時45分、ビーラーニート陣地の第91師団司令部を攻撃。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が戦死したと発表した。


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マナール・チャンネル(12月26日付)は、12月25日午前10時から26日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍は、レバノンの北部に対して7回の爆撃と8回の砲撃を行った。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前0時29分、レバノンからマナラ入植地にロケット弾2発が発射され、イスラエル軍が砲弾発射地点を攻撃。本日早朝、レバノンで無人航空機(ドローン)1機が地対空ミサイルの攻撃を受けながらも、任務を遂行。

午後1時7分、レバノンからドブ山に向けて複数の砲撃があったことを確認し、イスラエル軍が反撃。ジェット戦闘機1機がレバノン領内のヒズブッラーのテロ・インフラを爆撃するとともに、戦車が砲撃。

午後4時10分、レバノンからイスラエル北部のイクリット村にあるギリシャ正教の教会に向けて対戦車ミサイルが発射され、民間人1人が負傷。

午後5時46分、レバノン領内のヤールーン村のモスク近くからイスラエルに向けて砲撃が行われたことを確認。

午後7時、ショメラ入植地に対する砲撃で、イスラエル軍1人が重傷、8人が軽傷を負う。

午後9時54分、イスラエル軍航空機が紅海のイスラエル領海に接近した飛翔体を撃破。

AFP, December 26, 2023、ANHA, December 26, 2023、‘Inab Baladi, December 26, 2023、Qanat al-Manar, December 26, 2023、Reuters, December 26, 2023、SANA, December 26, 2023、SOHR, December 26, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イランのライースィー大統領、イラン・イスラーム革命防衛隊はイスラエル軍によるレザー・ムーサヴィー幹部顧問殺害への報復を示唆(2023年12月26日)

イランのエブラーヒーム・ライースィー大統領は12月25日にダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町一帯へのイスラエル軍の爆撃でイラン・イスラーム革命防衛隊の幹部顧問のレザー・ムーサヴィー氏が殺害されたことに関して、攻撃を「地域で強奪を続けるシオニスト政体が破産し、無力で、脆弱であることのさらなる証拠」と非難、「間違いなくこの犯罪の代償を払うだろう」と述べ、報復を示唆した。

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イラン・イスラーム革命防衛隊は声明を出し、「強奪的で残忍なシオニスト政体は、間違いなくこの犯罪の代償を支払うことになるだろう」と表明、報復を示唆した。

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IRNA(12月26日付)などが伝えた。

AFP, December 26, 2023、ANHA, December 26, 2023、‘Inab Baladi, December 26, 2023、IRNA, December 26, 2023、Reuters, December 26, 2023、SANA, December 26, 2023、SOHR, December 26, 2023などをもとに作成。

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オースティン米国務長官はアルビール空港の有志連合基地への攻撃で米軍関係者3人が負傷したことへの報復として、米軍がイラク領内のヒズブッラー大隊および関連組織の施設3ヵ所を爆撃したと発表(2023年12月26日)

ロイド・オースティン米国務長官は東部時間の25日(現地時間26日)に声明を出し、ジョー・バイデン大統領の支持により、米軍がイラク領内のヒズブッラー大隊および関連組織の施設3ヵ所を爆撃したと発表した。

爆撃は26日早朝にヒズブッラー大隊とその関連組織がアルビール県のアルビール空港にある有志連合の基地を攻撃し、米軍関係者3人が負傷したことへの報復。

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米中央軍(CENCTOM)は現地(イエメン)時間の午前5時18分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/status/)を通じて声明を出し、イラクとシリアでの有志連合に対する一連の攻撃への報復として、東部時間の25日午後8時45分に、イラクのヒズブッラー大隊およびその関連組織が使用する施設複数ヵ所に対して爆撃を実施したと発表した。

声明によると、これに先立ち26日早朝、ヒズブッラー大隊とその関連組織がアルビール県のアルビール空港にある有志連合の基地を攻撃、複数の負傷者が出ていた。

CENTCOMの初期評価によると、米軍の爆撃により複数の施設が破壊され、ヒズブッラー大隊のメンバー多数が死亡した。

民間人に被害が及んだ形跡はないという。


AFP, December 26, 2023、ANHA, December 26, 2023、‘Inab Baladi, December 26, 2023、Reuters, December 26, 2023、SANA, December 26, 2023、SOHR, December 26, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県、ハサカ県各所でドローンと砲撃で激しく攻撃:アナトリア通信は、治安機関が衣料品、生活必需品だけでなく、武器や爆発物を製造していたPKKの施設50ヵ所あまりを攻撃したと伝える(2023年12月26日)

アレッポ県では、ANHA(12月6日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市一帯、同市近郊のスムーカ村、ヒルバト・シャッアーラ村、マンナグ村、マルアナーズ村、バイルーニーヤ村、シャイフ・イーサー村、ハルバル村、ウンム・フーシュ村、ジージャーン村、タッル・マディーク村、ワフシーヤ村一帯を砲撃した。

トルコ軍はまた、アイン・アラブ(コバネ)市にある内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所7ヵ所を相次いで砲撃した。



一方、北・東シリア地域民主自治局ユーフラテス地区の保健委員会は声明を出し、アイン・アラブ市に対する前日のトルコ軍の攻撃で、マシュハ・ヌール病院が利用不能になったと発表した。

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ハサカ県では、ANHA(12月6日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市とアームーダー市を結ぶ街道沿いのハラム・サイフー村近くにある内務治安部隊(アサーイシュ)の陣地1ヵ所と建設会社を無人航空機(ドローン)1機で攻撃した。

トルコ軍はまた、カーミシュリー市北部環状地区、マアバダ(カルキールキー)町西のカリー・ズィヤーラティー・ジューリー(トゥワイバ)村の穀物サイロ一帯、カルバーウィー村のブルグル工場、カーミシュリー市とカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市を結ぶ街道に設置されているアサーイシュの検問所(ニウマトリー検問所)、カーミシュリー市のアラーヤー地区を砲撃、タッル・タムル町近郊のタウィーラ村、アームーダー市にあるアサーイシュの検問所、ダルバースィーヤ市の民家2棟をドローンで攻撃した。




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アナトリア通信(12月26日付)は、複数の治安筋から得た情報として、トルコの諜報機関がアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市、ハサカ県カーミシュリー市、アームーダー市などでクルディスタン労働者党(PKK)の施設約50ヵ所を攻撃、これを破壊したと伝えた。


トルコの諜報期間は、これらの施設内でテロ組織が衣料品、生活必需品だけでなく、武器や爆発物を製造していることを監視していたという。

AFP, December 26, 2023、Anadolu Ajansı, December 26, 2023、ANHA, December 26, 2023、‘Inab Baladi, December 26, 2023、Reuters, December 26, 2023、SANA, December 26, 2023、SOHR, December 26, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ県、イドリブ県で反体制派のドローン8機を撃墜、ロシア空軍の支援を受けイドリブ県で反体制派の指揮所、要塞、武器弾薬庫、シェルター、塹壕を攻撃、これを破壊(2023年12月26日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、シリア軍部隊がアレッポ県とイドリブ県の農村地帯で、シリア政府の支配下にある安全な町村や軍の拠点への攻撃を試みたテロ組織の無人航空機(ドローン)8機を撃墜し、攻撃を阻止したと発表、撃墜したドローンの写真を公開した。


国防省はまた別の声明で、イドリブ県南部および北西部でロシア軍戦闘機の支援を受け一連の特殊精密作戦を実施し、、テロリストの指揮所、要塞、武器弾薬庫などを攻撃、これらを完全に破壊し、テロリスト数十人を殺傷するとともに、ドローンでテロリストのシェルター、塹壕、指揮所などを攻撃、テロリスト多数を殲滅したと発表した。

攻撃は、テロ組織の攻撃への報復として実施されたもの。

殺傷されたテロリストのほとんどは、シャーム解放機構、アンサール・タウヒード、トルキスタン・イスラーム党のメンバーだという。

https://youtu.be/5ilb6qlvFuU


SANA(12月25日付)が伝えた。

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ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、ロシア軍がイドリブ県でシリア軍に対する攻撃に関与した反体制武装集団を標的とした爆撃を実施し、管制施設と倉庫を破壊したと発表した。

クリット副センター長はまた、イドリブ県内の緊張緩和地帯で、ヌスラ戦線(現シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党によるシリア軍陣地への砲撃を15件(アレッポ県5件、イドリブ県7件、ラタキア県3件)確認、イドリブ県での砲撃ではシリア軍兵士1人が死亡、1人が負傷したと発表した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフル・タアール村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構はシリア政府の支配下にあるカフルナブル市、ミラージャ村、ダール・カビーラ村を砲撃した。

また、「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

さらに、シャーム解放機構の狙撃連隊がカフルムース村一帯とカウカバー村一帯でシリア軍兵士を狙撃、2人を殺害した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるマリク丘一帯を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構はアブー・アリー山一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し殺害した。

AFP, December 26, 2023、ANHA, December 26, 2023、‘Inab Baladi, December 26, 2023、Reuters, December 26, 2023、RIA Novosti, December 26, 2023、SANA, December 26, 2023、SOHR, December 26, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町郊外をミサイル攻撃し、イラン・イスラーム革命防衛隊の幹部顧問レザー・ムーサヴィー氏を殺害(2023年12月25日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機がサイイダ・ザイナブ町郊外のシリア軍電子戦争局の近くにある2ヵ所の農場内のレバノンのヒズブッラーと「イランの民兵」の陣地2ヵ所をミサイルで攻撃した。

これにより、イラン・イスラーム革命防衛隊の上級顧問と見られる男性1人が死亡、4人が負傷した( シリア人権監視団は26日、ムーサヴィー氏のほかにも外国人2人とシリア人1人も死亡したと発表)。

攻撃はこの男性が農場に入ったところを狙って行われたという。

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この攻撃に関して、IRNA(12月25日付)は、イラン・イスラーム革命防衛隊のゴドス軍団が、首都ダマスカス近郊のザイナビーヤ地区(サイイダ・ザイナブ町一帯地域)に対するイスラエルの攻撃で殉教したシリアにおける抵抗枢軸の支援部隊の幹部顧問の1人レザー・ムーサヴィー氏に哀悼の意を示したと伝えた。

IRNA通信によると、ムーサヴィー氏はイラン・イスラーム革命防衛隊における古参の顧問の1人で、ガーセム・ソレイマーニー前ゴドス軍団司令官の同志の1人だったという。

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ホセイン・アクバリー駐シリア・イラン大使はこれに関して、ムーサヴィー氏が滞在していた住がミサイル3発の攻撃を受けたことを明らかにした。

アクバリー大使によると、ムーサヴィー氏は14時頃まで首都ダマスカスにあるイラン大使館の執務室におり、その後ザイナビーヤ地区の自宅に向い、同地区に入ったところを狙われたという。

RIAノーヴォスチ通信(12月25日付)が伝えた。

AFP, December 25, 2023、ANHA, December 25, 2023、‘Inab Baladi, December 25, 2023、IRNA, December 25, 2023、Reuters, December 25, 2023、RIA Novosti, December 25, 2023、SANA, December 25, 2023、SOHR, December 25, 2023、December 26, 2023などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はハサカ県ウマル油田にあるグリーン・ヴィレッジ基地とイラクのアルビール空港の米軍基地をドローンで攻撃(2023年12月25日)

イラク・イスラーム抵抗は午前12時54分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、ウマル油田のグリーン・ヴィレッジ基地を無人航空機(ドローン)1機で攻撃したと発表した。

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イラク・イスラーム抵抗は午後5時6分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、イラクのアルビール県のアルビール空港にある米軍基地を無人航空機(ドローン)複数機で攻撃したと発表した。

AFP, December 25, 2023、ANHA, December 25, 2023、‘Inab Baladi, December 25, 2023、Reuters, December 25, 2023、SANA, December 25, 2023、SOHR, December 25, 2023などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を8回攻撃する一方、戦闘で2人が戦死(2023年12月25日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、12月25日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前12時40分、キリヤット・シュモナ市東の基地(ベイト・ヒレル入植地)を攻撃し、確実な損害を与える。

午前12時40分、ミスガブ・アム(キブツ)の複数の建物を身シアルで攻撃する。

午後3時30分、メトゥラ町を攻撃する。

午後4時45分、メナラ(キブツ)の施設内に駐留するイスラエル軍部隊を攻撃し、確実な損害を与える。

西部地区

午前10時35分、マタット入植地一帯に展開するイスラエル軍部隊を攻撃する。

午後1時00分、リーシャー池の陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊を攻撃する。

午後1時00分、ハニタ(陣地)一帯に駐留するイスラエル軍部隊を攻撃し、兵士らを殺傷する。

午後3時30分、アビビム入植地を攻撃する。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が戦死したと発表した。


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マナール・チャンネル(12月20日付)は、12月24日午前10時から25日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍の攻撃は以下の通り:

12月24日

午前10時32分、ラッブーナ村が戦闘機の爆撃を5回にわたって受ける。

午後1時3分、タイバ村にある学校が無人航空機(ドローン)の爆撃を受ける。

午後2時19分、ラッブ・サラースィーン村の住居に戦闘機が3発のミサイルを発射する。

午後4時25分、マルカバー村の住居が砲撃を受ける。

午後5時4分、ナークーラ村、アイター・シャアブ村の郊外を砲撃。

午後11時13分、マルカバー村が戦闘機の爆撃を受ける。

12月25日

午前8時58分、マイス・ジャバル村が戦闘機の爆撃を受ける。

午前9時18分、アイター・シャアブ村の郊外が戦闘機の爆撃を受ける。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前10時46分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が夜間から今朝にかけてレバノン領内にあるヒズブッラーの軍事腹腔施設、テロ・インフラ、作戦インフラなどの標的を攻撃した。

午後6時1分、過去数時間、レバノン領内からイスラエル北部各所への多数の砲撃を確認、イスラエル軍戦車が先ほど、ヒズブッラーのインフラ複数ヵ所を攻撃した。

AFP, December 25, 2023、ANHA, December 25, 2023、‘Inab Baladi, December 25, 2023、Qanat al-Manar, December 25, 2023、Reuters, December 25, 2023、SANA, December 25, 2023、SOHR, December 25, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県の3ヵ所を爆撃、一家5人が死亡(2023年12月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフル・タアール村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構は、第46中隊基地一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

シリア軍はまたサルミーン市を砲撃、住民1人が死亡、4人が負傷した。

これに対して、シャーム解放機構はザーウィヤ山地方に設置されているシリア軍の陣地を砲撃し、シリア軍の士官(中尉)1人を殺害した。

一方、ロシア軍戦闘機複数機がジスル・シュグール市近郊のバシーリーヤ村一帯、シャイフ・バフル村、アルマナーズ市とシャイフ・バフル村の森林地帯の間に位置する農場を爆撃、農場では一家5人(父親、母親、子供3人)が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タッル・シハーブ町でオートバイに乗った正体不明の武装集団が住民を銃で撃ち、殺害した。

また、ダルアー市のマンシヤ地区で麻薬密売人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, December 25, 2023、ANHA, December 25, 2023、‘Inab Baladi, December 25, 2023、Reuters, December 25, 2023、SANA, December 25, 2023、SOHR, December 25, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県カーミシュリー市、アームーダー市、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市の民政施設に対するドローンでの爆撃や砲撃を繰り返し、少なくとも民間人6人が死亡、多数が負傷(2023年12月25日)

アレッポ県では、ANHA(12月25日付)によると、トルコ軍が午前9時頃、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市内にある駐車場を砲撃し、従業員2人が負傷した。

トルコ軍はまた、午前12時頃、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のブルジュ・カース村、マイヤーサ村、スーガーニカ村と同地近くの森林地帯を砲撃した。

トルコ軍は午後3時頃、アイン・アラブ市を再び砲撃した。

トルコ軍は午後4時頃、アイン・アラブ市の赤新月社病院を砲撃した。


トルコ軍は午後4時半頃、タッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村を再び砲撃した。

トルコ軍は午後9時半頃、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市西のダンダニーヤ村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(12月25日付)によると、トルコ軍が午前5時半、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市アラーヤー地区の工業、建設施設、西部環状地区のスィーマーフ印刷所を無人航空機(ドローン)1機で相次いで爆撃し、印刷所で民間人3人が負傷した。




トルコ軍はまた11時半頃、カーミシュリー市の鉄道駅を砲撃した。

トルコ軍は11時40分頃にも、カーミシュリー市マイサルーン地区にあるジャズィーラ飼料工場をドローンで爆撃した。


トルコ軍は午後1時半頃、今度はアームーダー市の結婚式場、ルーフラート・オリーブ工場を砲撃、結婚式場で住民1人が負傷した。


トルコ軍は午後3時半頃、アームーダー市のレンズ豆工場を砲撃した。

トルコ軍は午後6時頃、カーミシュリー市アラーヤー地区の工業施設を再び砲撃した。

トルコ軍は午後10時頃、カーミシュリー市にある医療用酸素ボンベ製造工場をドローンで爆撃、工場は利用不能となった。



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ANHA(12月25日付)によると、一連の爆撃と砲撃で民間人6人が死亡、11人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市のミーマーフ印刷所で4人、穀物サイロの飼料工場近くで1人、燃料供給所で1人、綿花倉庫で1人が死亡、その他12人(カーミシュリー市が10人、アイン・アラブ市が2人)が負傷した。

AFP, December 25, 2023、ANHA, December 25, 2023、‘Inab Baladi, December 25, 2023、Reuters, December 25, 2023、SANA, December 25, 2023、SOHR, December 25, 2023などをもとに作成。

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米軍が紅海南部でフーシー派支配地域を離陸した自爆型ドローン4機を撃墜する一方、インド洋を航行中の日本企業所有のタンカーがイランを離陸した自爆型ドローンの攻撃を受ける(2023年12月24日)

米中央軍(CENTCOM)は現地(イエメン)時間の24日午前2時33分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/status/)を通じて声明を出し、23日にアンサール・アッラー(蔑称フーシー派)がイエメン領内の支配地域から紅海南部の国際航路に向けて2発の対艦弾道ミサイルを発射したと発表した。

声明によると、これによる被害について報告はなかった。

CENTCOMによると、現地時間の午後3時から午後8時にかけて、米海軍USSラブーン(DDG 58)が「繁栄の守護者(Prosperity Guardian作戦」(OPG)の一環として紅海南部を哨戒し、フーシ派支配地域を離陸した自爆型無人航空機(ドローン)4機を撃墜した。

また、現地時間の午後8時頃、米海軍は紅海南部で2隻の船舶より攻撃を受けているとの連絡を受けた。このうち、ノルウェー船籍、同国が所有・運航している化学・石油タンカーのMVブラーマネンは、フーシ派の攻撃型ドローンの急接近を受けたが、負傷者や被害は報告されなかった。またガボンが所有するインド船籍の原油タンカーのMVサイババも攻撃型ドローンの攻撃を受けたが、負傷者についての報告はなかった。

フーシ派による商船への攻撃は10月17日以降、これで15回目となった。

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一方、米国防総省は東部時間の23日、インド洋を航行していた日本企業が所有し、リベリア船籍で、オランダ企業が運航するタンカーのケム・プルートが同日早朝、イランから飛来したドローンの攻撃を受けたと発表した。

ドローンの自爆攻撃により、タンカーでは一時火災が発生したが、死傷者はなかったという。

AFP, December 24, 2023、ANHA, December 24, 2023、‘Inab Baladi, December 24, 2023、Reuters, December 24, 2023、SANA, December 24, 2023、SOHR, December 24, 2023などをもとに作成。

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トルコの国家情報機関(MIT)がアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市一帯地域でPKK/YPGの幹部テロリストのバホズ・アフリン容疑者を無力化(2023年12月24日)

TRT(12月24日付)は、複数の治安筋の話として、国家情報機関(MIT)がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市一帯地域での作戦で、クルディスタン労働者党(PKK)/人民防衛隊(YPG)の幹部テロリストのバホズ・アフリン容疑者を無力化したと伝えた。

AFP, December 24, 2023、ANHA, December 24, 2023、‘Inab Baladi, December 24, 2023、Reuters, December 24, 2023、SANA, December 24, 2023、SOHR, December 24, 2023、TRT, December 24, 2023などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を4回攻撃(2023年12月24日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、12月24日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前7時30分、ディション入植地のイスラエル軍砲台複数ヵ所をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時35分、フニン砦に集結しているイスラエル軍歩兵部隊を攻撃した。

西部地区

午後2時50分、アビビム入植地を攻撃し、住居1棟に損害を与えた。

午後3時15分、ザヒーラ陣地を攻撃した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前12時36分、早朝に北部のケレン・ナフタリ地区へのレバノンからの多数の砲撃を確認し、イスラエル軍が砲弾発射地点に応戦した。また先ほど、ジェット戦闘機複数機が、レバノン領内のヒズブッラーのテロ・インフラ、軍事施設、ロケット弾発射台などの複数の軍事標的を爆撃した。

午後5時35分、先ほど、アビビム入植地、アラブ・アル・アラムシェ村へのレバノンからの多数の砲撃を確認、砲兵部隊と戦車が砲弾発射地点に応戦した。

AFP, December 24, 2023、ANHA, December 24, 2023、‘Inab Baladi, December 24, 2023、Qanat al-Manar, December 24, 2023、Reuters, December 24, 2023、SANA, December 24, 2023、SOHR, December 24, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍が占領下の「オリーブの枝」地域とシャーム解放機構の支配下にあるいわゆる「解放区」を結ぶザーウィヤ村の通行所とダイル・バッルート村の通行所を事前通知なしに一時閉鎖(2023年12月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が占領下の「オリーブの枝」地域と、シャーム解放機構の支配下にあるいわゆる「解放区」を結ぶザーウィヤ村の通行所とダイル・バッルート村の通行所を事前通知なしに閉鎖した。

閉鎖措置は、シャーム解放機構がトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域に増援部隊を進攻させようとしているとの情報が入ったためだという。

封鎖措置は数時間後に解除された。

AFP, December 24, 2023、ANHA, December 24, 2023、‘Inab Baladi, December 24, 2023、Reuters, December 24, 2023、SANA, December 24, 2023、SOHR, December 24, 2023などをもとに作成。

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ヨルダンとの国境に近いスワイダー県の砂漠地帯でヨルダン軍部隊と麻薬密輸業者が交戦(2023年12月24日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ヨルダンとの国境に近い砂漠地帯で、ヨルダン軍部隊と麻薬密輸業者が交戦した。

戦闘は、麻薬密輸業者が悪天候に乗じて、ヨルダン領内に密輸品を持ち込もうとしたのを受けたもので、ヨルダン軍は密輸業者多数を負傷させ、撃退した。

AFP, December 24, 2023、ANHA, December 24, 2023、‘Inab Baladi, December 24, 2023、Reuters, December 24, 2023、SANA, December 24, 2023、SOHR, December 24, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、ヒルバト・シャッアーラ村、シャイフ・イーサー村を砲撃(2023年12月24日)

アレッポ県では、ANHA(12月24日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、ヒルバト・シャッアーラ村、シャイフ・イーサー村を砲撃した。

AFP, December 24, 2023、ANHA, December 24, 2023、‘Inab Baladi, December 24, 2023、Reuters, December 24, 2023、SANA, December 24, 2023、SOHR, December 24, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を4件確認したと発表(2023年12月24日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)でF-15戦闘機2機、A-10攻撃機1機による領空侵犯を4件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(12月24日付)が伝えた。

RIA Novosti, December 24, 2023をもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗がイスラエル北部を4回攻撃する一方、3人が戦死(2023年12月23日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、12月23日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後3時30分、バイヤード・バリーダー陣地を攻撃。

午後3時45分、タイハート三角地、ナズル山に集結しているイスラエル軍部隊を攻撃。

西部地区

午後1時00分、リーシャー池一帯に集結しているイスラエル軍部隊を攻撃。

午後4時40分、ジャル・アラーム陣地をブルカーン重ロケット砲で砲撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が戦死したと発表した。



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マナール・チャンネル(12月23日付)は、12月22日午前10時から23日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍の攻撃は以下の通り:

12月22日

午前11時25分、ジッビーン村、ティールハラファー村の郊外が砲撃を受ける。

午後2時48分、ハウラー村郊外が砲撃を受ける。

午後3時20分、ジッビーン村、ティールハラファー村、ナークーラ村、マイス・ジャバル村の郊外が砲撃を受ける。

午後3時51分、ウダイサ村の郊外が戦車の砲撃を受ける。

午後4時00分、アイター・シャアブ村のアブー・ラバン地区が戦闘機の爆撃を受ける。

午後7時32分、カフルカラー村の民家が戦闘機の爆撃を受ける。

12月23日

午前1時28分、ヤールーン村の郊外が戦闘機の爆撃を受ける。

午前2時45分、ヤールーン村の空き家が戦闘機の爆撃を受ける。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前11時2分、深夜から今朝にかけて、ヒズブッラーのテロ・インフラや軍事複合施設など複数ヵ所を砲撃。

午後11時5分、本日早朝、レバノン領からの多数の砲撃を確認し、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。加えて、終日レバノン領内を砲撃、ジェット戦闘機が先ほど、ヒズブッラーの指揮所1ヵ所を爆撃。レバノン領内からマナラ(キブツ)への砲撃でイスラエル軍兵士1人が負傷。

AFP, December 23, 2023、ANHA, December 23, 2023、‘Inab Baladi, December 23, 2023、Qanat al-Manar, December 23, 2023、Reuters, December 23, 2023、SANA, December 23, 2023、SOHR, December 23, 2023などをもとに作成。

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兵站物資を積んだ米軍の貨物機1機がハサカ県ハッラーブ・ジール村に米軍が違法に設置している基地に着陸(2023年12月23日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物機1機が、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハッラーブ・ジール村に米軍が違法に設置している基地に着陸した。

AFP, December 23, 2023、ANHA, December 23, 2023、‘Inab Baladi, December 23, 2023、Reuters, December 23, 2023、SANA, December 23, 2023、SOHR, December 23, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍はハサカ県カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市一帯の油田施設を砲撃(2023年12月23日)

ハサカ県では、ANHA(12月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市一帯の油田施設、バーニー・シャクファティー村を砲撃した。

ANHA(12月24日付)によると、攻撃を受けたのは、上カルディーム村に近いサイーダ石油ステーション、アウダ石油ステーション、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市南のプラスチック工場で、アウダ石油ステーションで1人が負傷した。

シリア人権監視団によると、この攻撃により、(西)スワイディーヤ村の変電所や発電所が利用不能となった。

これに関して、トルコ国防省はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)を通じて、シリア北部とイラク北部の複数ヵ所を爆撃し、29の標的を破壊、多数のテロリストを無力化したと発表した。


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アレッポ県では、ANHA(12月23日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するクルド人戦線旅団がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同下にあるマンビジュ師北のシャイフ・ナースィル村(クルト・ワイラーン村)でシリア国民軍の無人航空機(ドローン)1機を撃墜した。

これに対して、シリア国民軍がマンビジュ市北のサイヤーダ村、ウンム・アダス村、ダンダニーヤ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍とシリア国民軍が、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市であるバーブ市に隣接するターディフ市一帯で交戦した。

AFP, December 23, 2023、ANHA, December 23, 2023、December 24, 2023、‘Inab Baladi, December 23, 2023、Reuters, December 23, 2023、SANA, December 23, 2023、SOHR, December 23, 2023、December 24, 2023などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣がパレスチナ情勢への対応を協議するための高官レベル国際会合に出席するためにイランを訪問(2023年12月23日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣が、パレスチナ情勢への対応を協議するための高官レベル国際会合に出席するためにイランを訪問し、ホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と会談し、地域情勢、とりわけイスラエルによるガザ地区への攻撃の状況、二国間関係について協議、両国の連携・協力継続の重要性を確認した。

ミクダード外務在外居住者大臣はまた、高官レベル国際会合で、米国が、占領国イスラエルによるパレスチナ人殺戮とこの地域で続けるあらゆる犯罪のパートナーだとしたうえで、ガザ地区に対する攻撃の停止を求める国連安保理決議の採択を阻止し続けることで、イスラエルを擁護していると述べた。

SANA(12月22日付)が伝えた。

AFP, December 23, 2023、ANHA, December 23, 2023、‘Inab Baladi, December 23, 2023、Reuters, December 23, 2023、SANA, December 23, 2023、SOHR, December 23, 2023などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を6回攻撃する一方、2人が戦死(2023年12月22日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、12月22日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後2時20分、メトゥラ町一帯をロケット弾で攻撃。

午後2時30分、マナラ(キブツ)一帯を攻撃。

午後4時15分、カフルカラー村に面する第430地点を攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前8時30分、ショメラ入植地一帯に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾、迫撃砲で攻撃し、直接の損害を与える。

午前9時35分、ショメラ入植地一帯を攻撃。

正午前、エバン・メナヘム入植地に展開するイスラエル軍将兵をロケット弾で攻撃し、確実な損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が戦死したと発表した。


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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前11時57分、レバノン領内からイスラエルへの多数の砲撃が数時間にわたって確認され、イスラエル軍が砲弾発射地点を砲撃した。また、ジェット戦闘機が先ほど、レバノン領内のヒズブッラーの陣地、テロ・インフラなど複数ヵ所を爆撃した。

午後7時35分、マナラ(キブツ)で警報が発令され、レバノン領内から多数の砲撃が確認され、イスラエル軍が砲弾発射地点を砲撃した。

AFP, December 22, 2023、ANHA, December 22, 2023、‘Inab Baladi, December 22, 2023、Qanat al-Manar, December 22, 2023、Reuters, December 22, 2023、SANA, December 22, 2023、SOHR, December 22, 2023などをもとに作成。

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兵站物資を積んだ米軍の貨物機1機がハサカ県ハッラーブ・ジール村に米軍が違法に設置している基地に着陸(2023年12月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物機1機が、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハッラーブ・ジール村に米軍が違法に設置している基地に着陸した。

AFP, December 22, 2023、ANHA, December 22, 2023、‘Inab Baladi, December 22, 2023、Reuters, December 22, 2023、SANA, December 22, 2023、SOHR, December 22, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県とアレッポ県をドローンで攻撃、シリア民主軍の高官1人を殺害(2023年12月22日)

ハサカ県では、ANHA(12月22日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるハサカ市とタッル・タムル町を結ぶ街道で車1台を狙って攻撃を行った。

シリア人権監視団によると、攻撃は無人航空機(ドローン)1機によるもので、3人が乗った軍用車輛が狙われ、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の軍事部門の高官1人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市西のシャイフ・ナースィル村(クルト・ワイラーン村)を無人航空機(ドローン)1機で爆撃した。

一方、ANHA(12月22日付)によると、トルコの占領下にある「平和の泉」地域の中心都市であるアフリーン市で、オートバイに仕掛けられた爆弾が爆発した。

AFP, December 22, 2023、ANHA, December 22, 2023、‘Inab Baladi, December 22, 2023、Reuters, December 22, 2023、SANA, December 22, 2023、SOHR, December 22, 2023などをもとに作成。

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米軍はタンクローリー44輌ハサカ県で盗奪した石油をイラクに輸送する一方、ルーバール(ルーバールヤー)村、ハッラーブ・ジール村、ダイル・ザウル県ウマル油田に違法に設置している基地に貨物機で兵站物資を搬入(2023年12月21日)

ハサカ県では、SANA(12月21日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー44輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているマフムーディーヤ国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

一方、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物機2機が、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるルーバール(ルーバールヤー)村とハッラーブ・ジール村に米軍が違法に設置している基地に着陸した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物機1機が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるウマル油田に米軍が違法に設置している基地に着陸した。

AFP, December 21, 2023、ANHA, December 21, 2023、‘Inab Baladi, December 21, 2023、Reuters, December 21, 2023、SANA, December 21, 2023、SOHR, December 21, 2023などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を8回にわたり攻撃する一方、イスラエル軍の攻撃で80代の女性が死亡(2023年12月21日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、12月21日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前0時15分、キリヤット・シュモナ市をカチューシャロケット弾で攻撃。

午前12時15分、シャブアー農場内に集結しているイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

午前12時45分、シャブアー農場内に集結しているイスラエル軍部隊に対して3機の無人航空機(ドローン)で攻撃を加え、標的を正確に破壊。

午後3時30分、ラーミーム陣地と、同地一帯に集結しているイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時00分、マトゥラ入植地、ラモト・ナフタリ入植地をロケット弾で攻撃し、住居複数棟に被害を与える。

西部地区

午前0時30分、ビラニット軍事キャンプをミサイルで攻撃する。

午前11時15分、ドビブ入植地、アビビム入植地を攻撃し、確実な損害を与える。

午後1時30分、ジャルダーフ陣地を攻撃する。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が戦死したと発表した。

ナハールネット(12月21日付)によると、マールーン・ラアス村に対するイスラエル軍の爆撃で、80代の女性1人が死亡した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前10時3分、深夜から今朝にかけて、ジェット戦闘機と航空機がヒズブッラーのテロ・インフラ、砲台を攻撃した。

午後4時26分、ドベブ入植地、アビビム入植地、ドブ山への多数の砲撃を確認、イスラエル軍が発射地点を攻撃。ドベブ入植地への攻撃で市民2人が負傷。さらに、アラブ・アル・アルマシェ村への多数の砲撃を確認、イスラエル軍航空機が砲撃を行ったテロ細胞を攻撃。

AFP, December 21, 2023、ANHA, December 21, 2023、‘Inab Baladi, December 21, 2023、Naharnet, December 21, 2023、Qanat al-Manar, December 21, 2013、Reuters, December 21, 2023、SANA, December 21, 2023、SOHR, December 21, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村を砲撃(2023年12月21日)

アレッポ県では、ANHA(12月21日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村を砲撃した。

AFP, December 21, 2023、ANHA, December 21, 2023、‘Inab Baladi, December 21, 2023、Reuters, December 21, 2023、SANA, December 21, 2023、SOHR, December 21, 2023などをもとに作成。

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ロシアのラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使がシリアを訪問し、アサド大統領と会談(2023年12月21日)

ロシアのアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使がシリアを訪問し、アサド大統領と会談、二国間の協力関係の発展の仕組み、地域情勢や国際情勢の進展について意見を交わした。

SANA(12月21日付)が伝えた。

AFP, December 21, 2023、ANHA, December 21, 2023、‘Inab Baladi, December 21, 2023、Reuters, December 21, 2023、SANA, December 21, 2023、SOHR, December 21, 2023などをもとに作成。

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アルジェリア航空はシリアへの定期旅客便を再開(2023年12月21日)

アルジェリア航空は、シリア内戦の激化を受けて運休していたシリアへの定期旅客便を再開させ、第1便がラタキア県の殉教者バースィル・アサド国際空港に到着した。

SANA(12月21日付)が伝えた。

AFP, December 21, 2023、ANHA, December 21, 2023、‘Inab Baladi, December 21, 2023、Reuters, December 21, 2023、SANA, December 21, 2023、SOHR, December 21, 2023などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留するダイル・ザウル県CONOCOガス田に「イランの民兵」がロケット弾2発を打ち込む(2023年12月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあり、米軍が違法に駐留するCONOCOガス田に対して、「イランの民兵」がロケット弾2発を打ち込み、激しい爆発が2回にわたって確認された。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物機1機が、北・東シリア地域民主自治局の支配下にある米軍が違法に基地として使用しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に着陸した。

AFP, December 20, 2023、ANHA, December 20, 2023、‘Inab Baladi, December 20, 2023、Reuters, December 20, 2023、SANA, December 20, 2023、SOHR, December 20, 2023などをもとに作成。

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