ミクダード外務在外居住者大臣はチュニジアのアンマール外務大臣と電話会談を行い、大使館再開と大使交換を確認(2023年4月5日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、チュニジアのナビール・アンマール外務大臣と電話会談を行った。

会談では、アンマ―ル外務大臣から、駐シリア・チュニジア大使館の代表を大使に引き上げ、大使を任命することが伝えられる一方、ミクダード外務在外居住者大臣も在チュニジア・シリア大使館を近く再開し、大使を同地に派遣すると表明した。

SANA(4月5日付)が伝えた。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】UAE赤新月社は、ラマダーン月に合わせて被災者支援を拡大する「勇敢なる騎士2」を実施し、イフタール約10万5000食を提供(2023年4月7日)

アラブ首長国連邦(UAE)赤新月社は、ラマダーン月に合わせて、トルコ・シリア大地震の被災者への支援を拡大する「勇敢なる騎士2」を実施し、アレッポ県、ヒムス県、ハマー県でイフタール約3万食、ラタキア県で7万5000食を提供した。


SANA(4月7日付)が伝えた。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連使節団がバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入り、被災したIDPsキャンプを視察(2023年4月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連の使節団がバーブ・ハワー国境通行所を経由してトルコから、シャーム解放機構の支配地に入り、マルナド村、ファウズ・ズーフ村、ヒルバト・ジャウズ村、ハンブーシーヤ村を訪れ、トルコ・シリア大地震などで被害を受けた国内避難民(IDPs)を視察した。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2023年4月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】UAE赤新月社は、ラタキア市、ジャブラ市、イスタームー村で、トルコ・シリア大地震の被災者を収容するための仮設住居建設プロジェクトを開始(2023年4月6日)

アラブ首長国連邦(UAE)赤新月社は、ラタキア市のグラーフ地区、ダマスラフー地区、ジャブラ市のファイイド地区、ナクア地区、ファウワール地区、イスタームー村で、トルコ・シリア大地震の被災者を収容するための仮設住居建設プロジェクトを開始した。

ムハンマド・ビン・ザーイドUAE赤新月社総裁によると、プロジェクトでは、上記7地区の100ドゥーナムの土地に約1000ユニットの仮設住宅が建設される予定で、総工費は6500万UAEディルハム(1億7700万米ドル)に達するという。

SANA(4月6日付)が伝えた。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市とアイン・アラブ(コバネ)市の住民からの支援物資がすべて北・東シリア自治局の支配地に届けられる(2023年4月6日)

ANHA(4月6日付)は、イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市の住民から寄せられた物資と、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市の住民からの支援物資を積んだ貨物車輌10輌も北・東シリア自治局の飛び地であるアレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区に到着した。

これにより、イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市とアイン・アラブ市の住民からの支援物資はすべて北・東シリア自治局の支配地に届けられた。

また、欧州のNGO団体であるクルド赤新月社は、ウンム・フーシュ村、ウンム・クラー村、ハルバル村のコミューン(北・東シリア自治局の最末端の自治体)を通じて「シャフバー地区」の被災者に米1200袋、オムツ360袋を支給した。

このほか、クルド赤新月社は、4日から北・東シリア自治局の支配下にある「シャフバー地区(タッル・リフアト市およびシーラーワー町一帯地域)の国内避難民(IDPs)キャンプに身を寄せる1864世帯にラマダーン月に合わせて義援金の給付を開始した。

ANHA(4月6日付)が伝えた。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局渉外関係局はカナダ政府使節団の訪問を受け、ダーイシュのカナダ人メンバーの妻4人と子供10人の身柄を引き渡すことで合意(2023年4月6日)

北・東シリア自治局渉外関係局は声明を出し、5日にカナダ政府の使節団の訪問を受け、同自治局高官や女性防衛隊(YJP)の代表らが対応、自治局が収容しているダーイシュ(イスラーム国)のカナダ人メンバーの妻4人と子供10人の身柄を引き渡すことで合意したと発表した。

ANHA(4月6日付)が伝えた。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはトルキスタン・イスラーム党がイドリブ県でドローンなどを使用してシリア軍を攻撃する準備を進めていると発表(2023年4月6日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、トルキスタン・イスラーム党に属する過激派テロ・グループが、イドリブ県カドゥーラ村一帯で、無人航空機(ドローン)などを使用してシリア軍を攻撃する準備を進めていると発表した。

グリノフ副センター長はまた、「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、テロリストによる4回(アレッポ県で2回、ラタキア県で1回、イドリブ県で1回)の砲撃を確認、シリア軍兵士1人が負傷した、と発表した。

RIAノーヴォスチ通信(4月6日付)が伝えた。

RIA Novosti, April 6, 2023をもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アブドゥッラティーフ公共事業住宅大臣がアリーUN-Habitat地域代表事務所長を代表とする使節団と会談(2023年4月5日)

スハイル・アブドゥッラティーフ公共事業住宅大臣は、アルファーン・アリー国際連合人間居住計画(UN-Habitat)のアルファーン・アリー地域代表事務所長を代表とする使節団と会談し、都市開発の基礎として位置づけられる住宅分野における協力関係の拡大発展の方途、トルコ・シリア大地震による被害への対応などについて意見を交わした。

SANA(4月5日付)が伝えた。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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ヒムス県でダーイシュのスリーパーセルとパレスチナ人民兵組織のクドス旅団が交戦し、クドス旅団の戦闘員7人死傷(2023年4月5日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県東部のマラーフ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルとパレスチナ人民兵組織のクドス旅団が交戦し、クドス旅団に参加するシリア人戦闘員2人が死亡した。

ダーイシュのスリーパーセルとクドス旅団はまた、アーラーク村でも交戦し、クドス旅団の士官(少尉)1人を含む2人が死亡、3人が負傷した。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連からの支援物資を積んだ貨物車輌28輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入る(2023年4月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連からの支援物資を積んだ貨物車輌28輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は777輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で1085輌となった。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)は3月の1ヵ月間でイラクとシリアの領内でダーイシュに対して合計37回の作戦を実施し、9人を殺害、18人を拘束したと発表(2023年4月4日)

米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、3月の1ヵ月間で、米軍が有志連合、協力部隊とともに、イラクとシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)に対して合計37回の作戦を実施し、9人を殺害、18人を拘束したと発表した。

声明によると、イラクでは28回の作戦が実施され、ダーイシュのメンバー7人を殺害、7人を拘束、シリアでは9回の作戦が実施され、2人を殺害、11人を拘束した。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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在オマーンのシリア、サウジアラビア、イラン、イラクの大使が会談し地域の諸問題について意見を交わす(2023年4月4日)

在オマーン・イラク大使館はツイッターのアカウント(https://twitter.com/Iraqinmuscat/)で、カイス・アーミリー在オマーン・イラク大使が、オマーンの首都マスカットにある大使館にアブドゥッラー・アナズィー在オマーン・サウジアラビア大使、アリー・ネジャフィー在オマーン・イラン大使、イドリース・マイヤー在オマーン・シリア大使を招き、地域の諸問題について意見や見解を交わしたと発表した。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃(2023年4月4日)

ハサカ県では、ANHA(4月4日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】マフルーフ地方行政環境大臣がアリーUN-Habitat地域代表事務所長を代表とする使節団と会談(2023年4月4日)

フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣(兼高等救援委員会議長)が国連人間居住計画(UN-Habitat)のアルファーン・アリー地域代表事務所長を代表とする使節団と会談し、現在実施中のプロジェクトや協力体制、トルコ・シリア大地震の被災地での活動の拡大の可能性などについて意見を交わした。

SANA(4月4日付)が伝えた。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023などをもとに作成。

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ロシア、シリア、トルコ、イランの四ヵ国外務次官会合がモスクワで開催され、シリアのスーサーン外務在外居住者省次官はトルコの撤退宣言と撤退開始が両国の連絡再開の入口になると表明し(2023年4月4日)

ロシアの首都モスクワで、ロシア、シリア、トルコ、イランの四ヵ国外務次官会合が開催され、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣、ミハエル・ボグダノフ外務副大臣(兼大統領特使)を代表とするロシア政府使節団、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官を代表とするシリア政府使節団、トルコのブラク・アクチャパル外務副大臣を代表とするトルコ政府使節団、アリー・アスガル・ハージー外務大臣補を代表とするイラン政府代表団が一堂に会した。

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複数の消息筋によると、会合では、ロシアが、シリアとトルコの関係正常化が戦略的な影響をもたらし、シリア内戦の終結につながるとして、両国使節団の歩み寄りに尽力し、四ヵ国の会合を次官会合から外相会合に引き上げたうえで、4月10日と11日にこれを開催することを提案した。

これに対して、スーサーン外務在外居住者省次官は、トルコが公式且つ曖昧さのないかたちで、シリアのすべての領土から部隊を撤退させると宣言し、実際に撤退を開始することが両国の連絡再開の入口になると表明した。

また、シリア北東部および北西部の原状復帰を実現するには、シリアの主権と統合の維持、違法な外国軍部隊の撤退、「テロとの戦い」、全土における国家の権威の回復が求められると述べるとともに、これらの点においてトルコ側からの前向きな動きは見られていないと批判した。

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一方、トルコ側は、シリア国内における部隊駐留について占領ではないとの従来の主張を繰り返した。

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なお、ロシア外務省は会合終了後に声明を出し、出席者が直接且つ率直に自らの立場を示し、連絡を継続することで合意し、次回会合の準備についても意見が交わされたと発表した。

SANA(4月4日付)、『ワタン』(4月5日付)、RIAノーヴォスチ通信(4月4日付)が伝えた。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、RIA Novosti, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023、al-Watan, April 5, 2023などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はシリアへの爆撃でダーイシュの幹部ハーリド・イヤード・アフマド・ジャブーリーを殺害したと発表(2023年4月3日)

米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、シリアへの爆撃によって、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部ハーリド・イヤード・アフマド・ジャブーリー容疑者を殺害したと発表した。

声明によると、ジャブーリー容疑者は、欧州への攻撃の契約やダーイシュの指導体制の構築を担っていたという。

なお、攻撃による民間人の死傷者はなかったという。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領はアルジェリアのタブーン大統領と電話会談(2023年4月3日)

アサド大統領はアルジェリアのアブドゥルマジード・タブーン大統領と電話会談を行い、アラブ世界の政治情勢の進展、とりわけアラブ諸国の交換のシリア訪問や、アサド大統領のオマーン、アラブ首長国連邦(UAE)訪問を通じて提起された諸問題とアラブ諸国の二国間関係への影響について意見を交わした。

電話会談で、アサド大統領は、トルコ・シリア大地震の被害に対処するためにアルジェリアの国家と国民が提供した支援に謝意を示したうえで、この支援がアルジェリアとシリア国民との間の団結や共鳴をもたらし、両国、両国民の絆を強めたと述べた。

そのうえで、現在アラブ連盟首脳会議の議長国を務めているアルジェリアが歴史を通じて、シリアに近い姿勢をとってきたことが、両国共通の長期的なヴィジョンに反映されていると強調した。

これに対して、タブーン大統領は、シリアを引き続き支援し、アルジェリアがさまざまな分野でシリアとの二国間関係を強化したいと述べるとともに、両国の国益に資するような経済協力関係の発展への意思を示した。

SANA(4月3日付)が伝えた。

AFP, April 3, 2023、ANHA, April 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2023、Reuters, April 3, 2023、SANA, April 3, 2023、SOHR, April 3, 2023などをもとに作成。

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チュニジアのサイード大統領は外務・移民・在外チュニジア人省に対して、駐シリア・チュニジア大使を任命するための手続きを行うよう指示(2023年4月3日)

チュニジア大統領府は、カイス・サイード大統領が外務・移民・在外チュニジア人省に対して、駐シリア・チュニジア大使を任命するための手続きを行うよう指示したと発表した。

SANA(4月3日付)が伝えた。

AFP, April 3, 2023、ANHA, April 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2023、Reuters, April 3, 2023、SANA, April 3, 2023、SOHR, April 3, 2023などをもとに作成。

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シリアのスーサーン外務在外居住者省次官がモスクワでロシアのボグダノフ外務副大臣、イランのハージー外務次官補と会談、トルコのアクチャパル外務副大臣もボグダノフ外務副大臣と会談(2023年4月3日)

シリア、トルコ、ロシア、イランの四ヵ国外務次官会合に臨むため、2日にロシア入りしたアイマン・スーサーン外務在外居住者省次官を代表とするシリア政府使節団が、ミハエル・ボグダノフ外務副大臣(兼大統領特使)を代表とするロシア政府使節団とロシア外務省で会談した。

会談では、4日に予定されている四ヵ国外務次官会合に向けた両国間の協議・調整がなされ、スーサーン次官は、シリア領内でのトルコの違法駐留を終らせる必要、シリアへの内政不干渉、あらゆるかたちでの「テロとの戦い」の遂行を強調した。

これに対して、ボグダノフ外務副大臣は、シリアの主権、領土の一体性と保全のために講堂を続けると改めて表明した。

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スーサーン次官ら一行は、続いてアリー・アスガル・ハージー外務大臣補を代表とするイラン政府代表団と会談し、四ヵ国外務次官会談での両国の連携のありようなどについて協議し、シリアの主権、領土の一体性と保全、トルコの違法駐留の停止といった点で意見が一致した。

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一方、ボグダノフ外務次官とハージー外務大事補はロシア外務省で会談、シリアと中東の情勢の進展について協議し、シリアとトルコの間の問題を、国際法や善隣外交の原則に従って、平和的且つ政治的対話を通じて解決することの必要を強調した。

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また、ボグダノフフ外務副大臣は、トルコのブラク・アクチャパル外務副大臣を代表とするトルコ政府使節団ともロシア外務省で会談した。

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SANA(4月3日付)、RIAノーヴォスチ通信(4月3日付)が伝えた。

AFP, April 3, 2023、ANHA, April 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2023、RIA Novosti, April 3, 2023、Reuters, April 3, 2023、SANA, April 3, 2023、SOHR, April 3, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ロシアのヴェルシニン外務副大臣は首都モスクワでグリフィス国連人道問題担当事務次長と会談、シリアでの人道ニーズへの対応について意見を交わす(2023年4月3日)

ロシアのセルゲイ・ヴェルシニン外務副大臣は首都モスクワでマーティン・グリフィス国連人道問題担当事務次長と会談し、トルコ・シリア大地震の発生に伴うシリアでの人道ニーズへの対応について意見を交わした。

SANA(4月3日付)が伝えた。

AFP, April 3, 2023、ANHA, April 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2023、Reuters, April 3, 2023、SANA, April 3, 2023、SOHR, April 3, 2023などをもとに作成。

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地雷撤去団体のMAGはシリア北東部での地雷撤去活動とリスク教育を実施するための助成金600万米ドルを米国務省の兵器除去削減局から受給(2023年4月3日)

地雷撤去団体のMAG(地雷諮問グループ)は、シリア国内での地雷撤去活動とリスク教育を実施するための助成金600万米ドルを米国務省の兵器除去削減局から受給したと発表した。

MAGは2016年からシリア北東部で活動をしており、これまでに4000平方メートルの地域から7万8000発の爆発物を除去、60万人にリスク教育を行っているという。

AFP, April 3, 2023、ANHA, April 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2023、Reuters, April 3, 2023、SANA, April 3, 2023、SOHR, April 3, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合所属と見られるドローンがイドリブ県キフタイン村とカッリー町を結ぶ街道で男性1人を狙ってミサイル攻撃(2023年4月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合所属と見られる無人航空機(ドローン)がシャーム解放機構の支配下にあるキフタイン村とカッリー町を結ぶ街道で男性1人を狙ってミサイル攻撃を行った。

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ホワイト・ヘルメットはFacebookの公式アカウント(https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/)で、イドリブ県北部のカッリー町近郊を狙った所属不明の無人航空機(ドローン)のミサイル攻撃で2人が殺害されたと発表した。

ホワイト・ヘルメットのチームはまた、負傷者1人をバーブ・ハワー国境通行所の病院に搬送したものの、その後死亡したと付言した。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/posts/pfbid02vPZWQcbM2nLiqkZZYy14khFJftBRjuNP4Et8pMeH9atLK4UNqgexFrz5sjQqpd6Hl?__cft__[0]=AZX0xdJa2sxgfXpT0AeHT9G1fKXTXrb0ntyQHRLcFuCe2elCl-dTVGgxSWnjigPOjK1Ae-WoqMraSgf1eyDoLckqeLbBgjg47jco3txivXdTNUvU_HqnpPlPJ3bRjgtw9EVdUNVtu5BF2KJ5twdhHHYkMJiA73y413vWeny0iZxeiCBGK90pQD5O5SEMznsBQdk&__tn__=%2CO%2CP-R

観測者アブー・アミーン80を名乗るテレグラムのユーザー(https://t.me/syrianevent1/)は、速報として、有志連合の航空機がカフティーン村で身元不明の人物1人を狙ったと発表、攻撃に使用されたとみられるミサイルの残骸の写真を公開した。

イナブ・バラディー(4月3日付)によると、攻撃を行ったのは、有志連合所属のMQ-9リーパー1機で、AGM-114 ヘルファイア1発が使用されたと伝えた。

また、同サイトによると、攻撃に先立って、有志連合の偵察機2機が上空に飛来、1機がカフティーン村で若い男性を狙った。

複数の情報によると、狙われたのは、ダイル・ザウル県出身のハーリド・アブドゥッラー・ハリーフを名乗る人物で、10日ほど前にこの地域に来たばかりだったという。

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ANHA(4月3日付)は、複数のメディア筋の話として、攻撃は新興のアル=カーイダ系組織の一つフッラース・ディーン機構の指導者の1人を狙ったものだと伝えた。

AFP, April 3, 2023、ANHA, April 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2023、‘Inab Baladi, April 3, 2023、Reuters, April 3, 2023、SANA, April 3, 2023、SOHR, April 3, 2023などをもとに作成。

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タイムズ・オブ・イスラエル(4月2日付)は、イスラエル軍戦闘機がミサイル攻撃を行ったヒムス県ダブア航空基地の衛星画像を公開(2023年4月3日)

タイムズ・オブ・イスラエル(4月2日付)は、イスラエル軍戦闘機がミサイル攻撃を行ったヒムス県ダブア航空基地の衛星画像を公開した。

画像はイスラエルの民間衛星画像企業イメージサット・インターナショナル(ISI)が撮影したもので、攻撃はヒズブッラーの無人航空機(ドローン)の活動を標的としたもので、ドローンの格納施設、通信ステーション、通信車輌が破壊されたという。

AFP, April 3, 2023、ANHA, April 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2023、Reuters, April 3, 2023、SANA, April 3, 2023、SOHR, April 3, 2023、The Times of Israel, April 2, 2023などをもとに作成。

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米軍(有志連合)の軍用車輌や貨物車輌など数十輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2023年4月2日)

ハサカ県では、SANA(4月2日付)によると、米軍(有志連合)の軍用車輌や貨物車輌など数十輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。

AFP, April 2, 2023、ANHA, April 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2023、Reuters, April 2, 2023、SANA, April 2, 2023、SOHR, April 2, 2023などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた3人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、シリア政府の支配地に脱出(2023年4月2日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた3人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、シリア政府の支配地に脱出した。

AFP, April 2, 2023、ANHA, April 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2023、Reuters, April 2, 2023、SANA, April 2, 2023、SOHR, April 2, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍アドライ報道官はシリア領から飛来した所属不明の飛行物体を撃破したと発表(2023年4月2日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は午後10時2分、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、速報として、シリア領からイスラエル領空に所属不明の飛行物体が飛来、イスラエル空軍の航空管制部隊が追跡、同軍のヘリコプターと戦闘機が発進し、これを撃破したと発表した。

詳細については調査中だという。

AFP, April 2, 2023、ANHA, April 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2023、Reuters, April 2, 2023、SANA, April 2, 2023、SOHR, April 2, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がヒムス県をミサイル攻撃し、イラン・イスラーム革命防衛隊の軍事顧問が死亡(2023年4月2日)

シリア軍筋は声明を出し、2日午前0時35分、イスラエル軍がレバノンの首都ベイルート北東の上空から、ヒムス県のヒムス市および同市周辺の農村地帯の複数ヵ所をミサイルで爆撃、シリア軍防空部隊が迎撃し、ミサイルの一部を撃破したものの、兵士5人が負傷、若干の物的損害が出たと発表した。

SANA(4月2日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、攻撃はシリア軍と「イランの民兵」の複数の拠点に対するもので、ヒルバト・ティーン・ヌール町にある科学研究センター、クサイル市近郊の拠点、ダブア航空基地などで爆発や火災が発生した。

これにより、ダブア航空基地ではレバノンのヒズブッラーに所属する民兵の武器弾薬庫が、科学研究センター一帯ではシリア軍防空部隊の対空ミサイル発射機1つが破壊され、「イランの民兵」の戦闘員2人(国籍は不明)が死亡、シリア軍防空部隊の兵士5人が負傷したという。

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ロイター通信(4月2日付)は、西側の複数の諜報筋の話として、イラン人要員が駐留しているシリア中部の複数の航空基地が狙われたと伝えた。

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ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、攻撃がイスラエル空軍のF-15戦術戦闘機複数機によるもので、ヒムス県の複数ヵ所が標的となり、兵士4人が負傷したと発表した。

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イランのタスニーム通信(4月2日付)は、この攻撃でイラン・イスラーム革命防衛隊の軍事顧問で、3月31日のイスラエル軍機によるミサイル攻撃で死亡した警備員ラシード・イスラームことミーラード・ハイダリー氏の同僚の警備員であるメクダード・メフカーニー大尉が死亡したと発表した。

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シリア人権監視団は3日、この攻撃によってレバノンのヒズブッラーの民兵が1人の死亡を認めたと発表した。

AFP, April 2, 2023、ANHA, April 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2023、Reuters, April 2, 2023、RIA Novosti, April 2, 2023、SANA, April 2, 2023、SOHR, April 2, 2023、April 3, 2023、Tasnim News, April 2, 2023などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣がエジプトを公式訪問し、エジプトのシュクリー外務大臣と会談(2023年4月1日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣がエジプトを公式訪問し、エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣と会談、続いて両国使節団を交えた拡大会合を開催し、両国関係の強化、アラブ世界と国際社会におけるさまざまな共通の関心事をめぐる連携の方途について意見を交わした。

ミクダード外務在外居住者大臣は、シュクリー外務大臣に対して、今回の公式訪問への招待と歓迎に謝意を伝え、シリアとエジプトの国民、国家間との関係の深さを強調、称賛した。

シュクリー外務大臣との会談では、シリア国民が「テロとの戦い」で達成した成果、欧米諸国による経済制裁がもたらしている困難について披露、トルコ・シリア大地震に際してのエジプトからの人道支援や取り組みを高く評価した。

これに対して、シュクリー外務大臣は、エジプトが過去数年にわたり、シリアの主権、領土統合、安定の維持を切望し、トルコ・シリア大地震への被害対応、内政干渉を排除したシリア人によるシリア危機の包括的解決など、シリアが直面するさまざまな課題に対処するための支援を行うとともに、シリアが危機を乗り越え、アラブ世界や国際社会において再び重要な役割を果たすことを期待すると述べた。

https://twitter.com/MfaEgypt/status/1642122783864889345

また、ミクダード外務在外居住者大臣は、イスラエルの抑圧的な行為や粛正の試み、それに対する国際社会の沈黙、パレスチナ人民の苦難について言及、パレスチナ問題などアラブ世界におけるさまざまな問題に対処するため、さまざまなレベルで連携と対話を継続することを確認することで会談は終了した。

なお、会談では、サウジアラビアとイランの外交関係修復にも歓迎の意が示された。



https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid0uCkyqgjHuwvBRE7JhtXEEXHZQUk6nA1zz5bE1MXEak1Ne1gfokeotsBKBMh9n4fQl

SANA(4月1日付)が伝えた。

AFP, April 1, 2023、ANHA, April 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2023、Reuters, April 1, 2023、SANA, April 1, 2023、SOHR, April 1, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌など25輌からなる車列が兵站物資などを積んでイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2023年4月1日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など25輌からなる車列が兵站物資などを積んでイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍が違法に駐留するシャッダーディー市の基地に向かった。

AFP, April 1, 2023、ANHA, April 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2023、Reuters, April 1, 2023、SANA, April 1, 2023、SOHR, April 1, 2023などをもとに作成。

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