ロシア軍がアレッポ県でシリア軍第25特殊任務師団への訓練を強化(2023年1月31日)

英国に本社があるパン・アラブ日刊紙の『クドス・アラビー』(1月31日付)は、ロシアが、最近になって復旧したアレッポ県ジャッラーフ航空基地で、「トラ」の愛称で知られるスハイル・ハサン准将が指揮するシリア軍第25特殊任務師団に対して、パラシュート降下などの訓練を強化していると伝えた。

同紙によると、ロシアによる第25特殊任務師団への教練は、ウクライナでの戦闘に従事する同師団の将兵を派遣し、ロシア軍の支援に当たらせることが目的だと見られる。

AFP, February 2, 2023、ANHA, February 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2023、al-Quds al-‘Arabi, January 31, 2023、Reuters, February 2, 2023、SANA, February 2, 2023、SOHR, February 2, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のアッブーシュ村を砲撃(2023年1月31日)

ハサカ県では、ANHA(1月31日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のアッブーシュ村を砲撃した。

AFP, January 31, 2023、ANHA, January 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2023、Reuters, January 31, 2023、SANA, January 31, 2023、SOHR, January 31, 2023などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣はシリア政府とトルコの和解に向けた折衝にイランを参加させることが合意されていると述べる(2023年1月31日)

ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は、モスクワで行われたエジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣との会談後の記者会見で、シリア情勢に言及、シリアの領土の一体性、平和、主権を維持し、同国の危機を政治的に解決する必要があると述べた。

SANA(1月31日付)、RIAノーヴォスチ(1月31日付)などによると、ラヴロフ外務大臣はまた、ロシアの仲介のもとに推し進められているシリア政府とトルコの和解に向けた折衝に関して、アスタナ・プロセスの保証国であるイランを参加させることで原則合意がなされていることを明らかにした。

AFP, January 31, 2023、ANHA, January 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2023、Reuters, January 31, 2023、RIA Novosti, January 31, 2023、SANA, January 31, 2023、SOHR, January 31, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県では前日に続いて所属不明のドローンによる爆撃が2度にわたって行われ、外国人多数死傷(2023年1月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)がシリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊のハリー村で朝、前日夜のドローン攻撃の被害現場を視察していた「イランの民兵」の4wdのピックアップ・トラックを爆撃し、司令官1人と護衛2人を殺害した。

3人はいずれも外国人(非シリア人)。

だが、ナフル・メディア(1月30日付)は、イランの支援を受ける民兵の司令官1人と護衛2人が負傷したと伝えた。

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シリア人権監視団によると、昼頃にも、所属不明の偵察機1機が、ブーカマール市に近いスワイイーヤ村に対して爆撃を実施し、「イランの民兵」の武器弾薬を積んでいたと見られる石油トレーラー1輌を破壊、1人を殺害した。

また、ジャズィーラ・チャンネル(1月30日付)は、イラクの複数の治安筋の話として、30日昼にイラクからシリアに越境したイラクの車列がブーカマール市でドローンの攻撃を受けたと伝えた。

一方、攻撃に関して、マヤーディーン・チャンネル(1月30日付)は複数筋の話として、29日の車列に対する攻撃で中断していた、食糧物資などの運搬していた車輌が狙われたと伝えた。

これにより、29日夜以降の所属不明機による攻撃は3度となり、死者は、司令官1人を含む「イランの民兵」の外国人(非シリア人)メンバー11人となった。

度重なる攻撃を受け、「イランの民兵」がブーカマール市内の市街地に展開し、厳戒態勢を敷き、イラン・イスラーム革命防衛隊が拠点複数ヵ所を撤去して、攻撃に備えた。

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また、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合のヘリコプター複数機が、28日に発生したイランのイスファハーン市近郊の軍事関連施設に対する所属不明の無人航空機(ドローン)複数機による攻撃への報復に警戒し、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあり、米軍が違法に駐留を続けるCONOCOガス田から、シリア政府の支配下にあるハトラ村、フシャーム町、ムッラート村、フサイニーヤ町上空で旋回を続けた。

AFP, January 30, 2023、Aljazeera, January 30, 2023、ANHA, January 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2023、Naher Media, January 30, 2023、Qanat al-Mayadin, January 30, 2023、Reuters, January 30, 2023、SANA, January 30, 2023、SOHR, January 30, 2023などをもとに作成。

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ロシア外務省は2017年4月のドゥーマー市での化学兵器使用疑惑事件へのシリア軍の関与を結論づけた化学兵器禁止機関(OPCW)の調査識別チーム(IIT)の活動を「英米仏のシリア侵略を正当化する任務を負っていた」と非難(2023年1月30日)

ロシア外務省は声明を出し、シリアでの化学兵器使用疑惑事件にかかる化学兵器禁止機関(OPCW)の調査識別チーム(IIT)による第3回報告書(27日発表)で、ダマスカス郊外県ドゥーマ市で2018年4月に発生した化学兵器使用疑惑事件へのシリア軍の関与が結論づけられたことに関して、IITが米国、英国、フランスのシリアに対する侵略を正当化する任務を負っていると非難した。

声明において、ロシア外務省は以下の通り主張した。

IICが、2018 年 4 月 14 日のドゥーマーでの事件を口実に開始されたシリアに対する米国、英国、フランスの侵略を正当化するという任務を負っていたことは明らかだ(ただし、それは遂行できなかったが)。(事件から)1週間後、国際法の規範と原則に違反して、シリアの民間および軍事施設に対する大規模なミサイル攻撃がこれらの国によって行われた。我々は…西側諸国によるこうした操作を非難する。

RIAノーヴォスチ通信(1月30日付)が伝えた。

RIA Novosti, January 30, 2023をもとに作成。

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アレッポ県バーブ市で25日に発生したシャーム自由人イスラーム運動司令官爆殺に関して、トルコの犯行だとする落書きが発見(2023年1月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市バーブ市で、1月25日にシリア国民軍に所属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の司令官が、自宅近くで発生した爆発により死亡した件に関して、トルコの犯行だとする落書きが発見された。

落書きは、爆発がバイラクタルTB2無人航空機(ドローン)の攻撃によるものだとしたうえで、「エルドアンへのメッセージだ、シリア国民は負けない」、「国民はバイラクタルの犯罪者の処罰を欲する」、「殉教者の死は我々の光、抑圧者たちへの火だ」などと書かれていたという。

AFP, January 29, 2023、ANHA, January 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2023、Reuters, January 29, 2023、SANA, January 29, 2023、SOHR, January 29, 2023などをもとに作成。

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イランのイスファハーン市近郊の軍事施設に対するドローン攻撃と前後して、ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊でイランから入国した冷蔵車の車列がドローンの攻撃を受ける(2023年1月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、無人航空機(ドローン)複数機が、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊のハリー村で、イラクから入国した冷蔵車6輌からなる車列を狙ってミサイル攻撃を行い、少なくとも3回の爆発が発生し、複数輌が大破、乗っていた運転手ら7人が死亡した。

死亡した7人はいずれも外国人。

車列が攻撃を受けた際、上空には、米主導の有志連合の無人航空機(ドローン)複数機が旋回していた。

この攻撃に関して、イナブ・バラディー(1月30日付)はイスラエル軍による攻撃との見方を示した。

一方、RT(1月30日付)によると、所属不明の航空機は、イラクのカーイム国境通行所(アンバール県)方面から、イラク国境警備隊に所属する第9旅団第1連隊が駐留するムフスィン分所近くに対して爆撃を行い、ミサイル2発が着弾した。

RTによると、車列は貨物車輌25輌からなり、イランからイラクを経由してシリアに向かっていた。

また、マヤーディーン・チャンネル(1月30日付)によると、25輌のうち6輌が29日にシリア領内に入ったが、うち3輌が攻撃を受け、1輌が被害を受けた。

攻撃を受けた車列には、穀物、米などが積まれており、シリア・イラク両当局の許可を得てシリア領内に運搬されていたもので、地元の住民に配給される予定だった。

RT、マヤーディーン・チャンネルともに、死者はなかったと伝えている。

IRNA(1月30日付)は、イランの消息筋の話として、「シオニストの攻撃」と断じたうえで、3輌が破壊されたが、死者はなく、シリア人運転手1人が負傷しただけだと伝えた。

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イラク国防省は声明を出し、1月28日午後11時30分頃、イスファハーン市近郊にある同省の軍需工場が所属不明の無人航空機(ドローン)複数機による攻撃を受けたが、防空システムによってこれを迎撃、ドローン1機を撃墜、2機が包囲の末に爆発したと発表した。

攻撃で軍需工場内の建物1棟の屋根に軽微な被害が生じたものの、施設の活動にいかなる支障も生じず、負傷者もなかった。

IRNA(1月29日付)が伝えた。

AFP, January 29, 2023、ANHA, January 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2023、‘Inab Baladi, January 30, 2023、IRNA, January 29, 2023、January 30, 2023、Qanat al-Mayadin, January 30, 2023、Reuters, January 29, 2023、RT, January 30, 2023、SANA, January 29, 2023、SOHR, January 29, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県バーブ市に近いタフリーア村でシリア国民軍ハムザ師団のメンバー1人が、正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡(2023年1月29日)

アレッポ県では、ANHA(1月29日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市バーブ市に近いタフリーア村でシリア国民軍ハムザ師団のメンバー1人が、正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, January 29, 2023、ANHA, January 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2023、Reuters, January 29, 2023、SANA, January 29, 2023、SOHR, January 29, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌など20輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県内各所の米軍基地に向かう(2023年1月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など20輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。

AFP, January 28, 2023、ANHA, January 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2023、Reuters, January 28, 2023、SANA, January 28, 2023、SOHR, January 28, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍パトロール部隊がラッカ県アイン・イーサー市近郊で15歳の少年を跳ね、負傷させる(2023年1月28日)

アレッポ県では、ANHA(1月28日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(1月28日付)によると、ロシア軍のパトロール部隊がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊で、15歳の少年を跳ね、負傷させた。

 

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域の拠点都市の一つラアス・アイン市近くの国境地帯で、ダイル・ザウル県出身の若い男性1人がトルコへの入国を試み、トルコ軍憲兵隊によって射殺された。

AFP, January 28, 2023、ANHA, January 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2023、Reuters, January 28, 2023、SANA, January 28, 2023、SOHR, January 28, 2023などをもとに作成。

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米国、英国、フランス、ドイツの外務大臣は共同声明を出し、2017年4月のドゥーマー市での化学兵器攻撃に関して、ロシアを非難(2023年1月28日)

米国、英国、フランス、ドイツの外務大臣は、27日に化学兵器禁止機関(OPCW)がシリアでの化学兵器使用疑惑事件にかかる調査識別チーム(IIT)による第3回報告書を発表したのを受けて共同声明を出し、シリア政府およびこれを支援するロシアを改めて非難した。

声明の内容は以下の通り:

OPCW は本日、2018 年 4 月 7 日のドゥーマー市に対する恐ろしい化学兵器攻撃にアサド体制が関与していることを突き止めたとする報告書を発表した。
報告書は、2018年4 月7日現地時間19:30頃、シリア空軍のMi-8/17ヘリコプター少なくとも 1 機が、ドゥマイル航空基地を離陸し、「トラ部隊」が市の中心部にある住宅2棟に 2本黄色いシリンダーを落とし、塩素を放出して、43人を殺し、さらに数十人に被害を与えた。
本報告書は、国連とOPCWのメカニズムによって、アサド体制による化学兵器使用が示された9件の事例である。
我々の政府は、シリアの体制がこうした恐ろしい兵器を繰り返し使用したことをもっとも強い言葉で非難し、アサド体制が化学兵器禁止条約(CWC)および関連する国連安保理決議が定める義務を直ちに順守することを断固として要求する。 シリアは、化学兵器計画をすべて宣告、破棄し、OPCWのスタッフのシリアへの派遣を認め、自らが行ったことを確認できるようにしなければならない。
報告書はまた、OPCW のIITが、複数の情報源を通じて、ロシア軍が「トラ部隊」とともにドゥマイル航空基地に駐留していたことを裏づける信頼できる情報を入手したと指摘している。 IITはまた、攻撃が行われた際、ドゥーマー上空の空域が、シリア空軍とロシア空軍によって独占的に管理されていたという情報も入手した。
我々は、ロシアに対し、化学兵器の使用に対する説明責任からシリアを保護するのを止めるよう求める。 クレムリンからのいかなる偽情報も、アサド体制を扇動する手を隠すことはできない。 2018年4月7日のシリアの化学兵器攻撃を受け、ロシア軍憲兵隊は、シリアの体制がOPCWによる攻撃現場へのアクセスを妨害し、現場の消毒を試みるのを支援した。 ロシア軍とシリア軍はまた、この事件の捏造された物語を支持するために、後にオンラインで拡散されることとなった写真を公開した。
我々は、OPCW スタッフの独立した、偏りのない、専門的な仕事を称賛し、場所、誰、いかなる状況下でも、化学兵器が使用されることを非難する。 我々はまた、シリア内外でのすべての化学兵器攻撃の加害者に責任を負わせることに専念することを再確認する。

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欧州連合(EU)も声明を出し、報告書の発表を歓迎、シリア政府による使用を厳しく非難、制裁を求めた。

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カタール外務省は声明を出し、OPCWの取り組みを全面支援し、シリアの体制のシリア国民に対する恐るべき犯罪に対する制裁を呼びかけた。

声明では、報告書が「シリアの体制の残忍さと醜さ、人としての良心の欠如を改めて示した」と評価、シリア政府が今も虐殺と焦土を続けていると非難、同国での犯罪に関与した者たちへの制裁なくして政治解決はない、と主張した。

AFP, January 28, 2023、ANHA, January 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2023、Reuters, January 28, 2023、SANA, January 28, 2023、SOHR, January 28, 2023などをもとに作成。

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化学兵器禁止機構(OPCW)は2017年にドゥーマー市で発生した化学兵器攻撃に関して、シリア空軍が行ったと信じるに足る合理的根拠があると指摘(2023年1月27日)

化学兵器禁止機構(OPCW)は、シリアでの化学兵器使用疑惑事件にかかる調査識別チーム(IIT)による第3回報告書(139ページ)を、技術事務局の覚書(S/2125/2023)として公開し、2017年4月7日にダマスカス郊外県ドゥーマー市で発生した化学兵器攻撃に関して、シリア空軍が行ったと信じるに足る合理的根拠があると指摘した。

IITが報告書を発表するのは、2021年4月12日の第2報告書が発表されて以来、1年9ヵ月ぶり。

報告書は、2021年1月から2022年12月にかけての調査に基づくもので、標本、弾薬の残骸、ガス拡散のモデル、シリンダー投下実験、コンピューターモデリング、衛星画像、認証済みビデオ、写真、専門家、法医学機関からのアドバイス、その他の関連資料および情報に基づいて作成された。

報告書によると、IITはまた、19,000以上のファイルに検討を加え、1.86TBのデータを収拾、女性5人を含む66人の証人から意見を聴取、70サンプルに関連するデータに検討を加えた。

その一方で、シリア当局やその他の締約国が示した調査内容やシナリオを徹底追跡したが、それらを裏づける具体的な情報を得ることはできなかったとしたうえで、シリア国内の事件現場にアクセスできないなどの課題に直面した指摘、このことに遺憾の意を示した。

IITは、「トラ部隊」、すなわち「トラ」の愛称で知られるスハイル・ハサン准将が指揮する現シリア軍第25特殊任務師団の精鋭部隊のMi-8/17ヘリコプター少なくとも1機がダマスカス郊外県のドゥマイル航空基地を離陸し、塩素ガスを装填した黄色いシリンダー2本を、民間人が居住していた集合住宅2棟に投下し、43人を殺害、数十人に被害をもたらしたと指摘、改めてシリア軍の関与を断定した。

またIITは、「シリア軍は2018年2月18日、ロシア軍の支援を受けた「トラ部隊」、シリア人や外国人の民兵とともに、東グータ奪還に向けた全面地上攻撃を開始した」、「複数の情報源を通じて、ロシア軍部隊がドゥマイル航空基地で、「虎部隊」と共に駐留していたことを裏づける信頼できる情報を受け取りました」と明記するとともに、シリア政府やロシア側の主張を裏づけることができなかったとして、ドゥーマー市での化学兵器攻撃へのロシアの関与を示唆した。

AFP, January 27, 2023、ANHA, January 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2023、Reuters, January 27, 2023、SANA, January 27, 2023、SOHR, January 27, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年1月27日)

ラッカ県では、ANHA(1月27日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、ジャディーダ村、タイバ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地の境界に位置するターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦した。

AFP, January 27, 2023、ANHA, January 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2023、Reuters, January 27, 2023、SANA, January 27, 2023、SOHR, January 27, 2023などをもとに作成。

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「相続者の集団」(タシュキール・ワーリスィーン)を名乗るイラク人武装集団がタンフ国境通行所に違法に設置されている米軍基地に対する20日のドローン攻撃を実行したと発表(2023年1月25日)

ヒムス県タンフ国境通行所に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地に対して1月20日に無人航空機(ドローン)3機によって行われた攻撃に関して、「相続者の集団」(タシュキール・ワーリスィーン)を名乗るイラク人武装集団が実行声明を出した。

「相続者の集団」は「イラク・イスラーム抵抗」に所属すると自称し、タンフ国境通行所の基地が「イラク国内の米占領軍の活動を管理する拠点となっている」として標的としたことを明らかにした。

AFP, January 25, 2023、ANHA, January 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 25, 2023、Reuters, January 25, 2023、SANA, January 25, 2023、SOHR, January 25, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列が、武器や兵站物資を積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2023年1月25日)

ハサカ県では、SANA(1月25日付)やシリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列が、武器や兵站物資を積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。

AFP, January 25, 2023、ANHA, January 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 25, 2023、Reuters, January 25, 2023、SANA, January 25, 2023、SOHR, January 25, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがラッカ県アイン・イーサー市近郊のアブー・サッラ村に墜落(2023年1月24日)

アレッポ県では、ANHA(1月24日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、ヒルバト・シャッアーラ村、タッル・アナブ村を砲撃し、シリア軍兵士1人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(1月24日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のアブー・サッラ村に墜落した。

シリア人権監視団によると、墜落は技術的なトラブルが原因だという。

AFP, January 24, 2023、ANHA, January 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 24, 2023、Reuters, January 24, 2023、SANA, January 24, 2023、SOHR, January 24, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局渉外関係局がフランス政府使節団にダーイシュのフランス人メンバーの妻子47人の身柄を引き渡す(2023年1月24日)

ハサカ県では、ANHA(1月24日付)によると、北・東シリア自治局の渉外関係局が、ハサカ市を訪問中のフランス政府の危機管理担当官のステファン・ロメトー(Stephan Romatet)を代表とする使節団に、ダーイシュ(イスラーム国)のフランス人メンバーの妻と子供47人の身柄を引き渡した。

身柄引き渡しが行われたのは女性15人と子供32人。

 

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターは、同軍テロ撲滅部隊(YAT)がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるダイル・ザウル県東部でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの残党を追跡、複数のメンバーを拘束したと発表した。

ANHA(1月24日付)が伝えた。

AFP, January 24, 2023、ANHA, January 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 24, 2023、Reuters, January 24, 2023、SANA, January 24, 2023、SOHR, January 24, 2023などをもとに作成。

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イランを訪問中のアッバース国防大臣はライースィー大統領、アーシュティニーっ国防・軍支援大臣と会談(2023年1月24日)

イランを訪問中のアリー・マフムード・アッバース国防大臣(中将)は首都テヘランで、エブラーヒーム・ライースィー大統領と会談した。

SANA(1月24日付)によると、会談でライースィー大統領は、シリアとの経済強化を通じて、復興段階にあるシリア国民に寄り添う意思を示した。

これに対して、アッバース国防大臣は、イランをはじめとする友好国の支援を通じて、シリアが「テロとの戦い」で勝利できたと謝意を示すとともに、「抵抗枢軸は新たな世界を作り出すうえで重要な役割を果たす」と強調した。

アッバース国防大臣はまた、モハンマド・レザー・アーシュティニーっ国防・軍支援大臣と会談し、地域が直面する課題などについて意見を交わした。

会談で、アッバース国防大臣はイランとの関係拡大への意思を表明した。

AFP, January 24, 2023、ANHA, January 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 24, 2023、Reuters, January 24, 2023、SANA, January 24, 2023、SOHR, January 24, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは、シリア軍とロシア軍が無差別攻撃を行っていると非難するためのビデオをイドリブ県の「テロリスト」がSNSを通じて拡散しようとしていると指摘(2023年1月24日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、イドリブ県に設置されている緊張緩和地帯内で活動を続ける「テロリスト」がシリア軍とロシア軍の拠点に対する破壊工作と攻撃を準備していると発表した。

エゴロフ副センター長はまた、「過激派は、ロシア、シリア両軍が、違法な武装集団の支配地に無差別攻撃を加えていると非難するために、民間インフラが破壊されたとするビデオをSNSを通じて拡散しようとしている」と付言した。

RIAノーヴォスチ通信(1月24日付)が伝えた。

RIA Novosti, January 24, 2023をもとに作成。

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米国が違法駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた一家4人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府支配地に脱出(2023年1月23日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた一家4人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、シリア政府の支配地に脱出した。

ルクバーン・キャンプに収容されているIDPsがシリア政府支配地に帰還するのは、2023年に入ってこれが初めて。

AFP, January 23, 2023、ANHA, January 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2023、Reuters, January 23, 2023、SANA, January 23, 2023、SOHR, January 23, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍憲兵隊がハサカ県ラアス・アイン市近郊の国境地帯からトルコに不法入国を試みた住民に発砲、若い男性1人が死亡、女性2人が負傷(2023年1月23日)

アレッポ県では、ANHA(1月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市一帯を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域内のラアス・アイン市近郊の国境地帯で、トルコ軍憲兵隊が不法入国を試みた住民らに発砲、若い男性1人が死亡、女性2人が負傷した。

AFP, January 23, 2023、ANHA, January 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2023、Reuters, January 23, 2023、SANA, January 23, 2023、SOHR, January 23, 2023などをもとに作成。

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フランス政府危機管理担当官を代表とする使節団が、ハサカ市にある北・東シリア自治局渉外関係局を訪問(2023年1月23日)

ハサカ県では、ANHA(1月23日付)によると、フランス政府の危機管理担当官のステファン・ロメトー(Stephan Romatet)を代表とする使節団が、ハサカ市にある北・東シリア自治局渉外関係局を訪問し、バドラーン・ジヤー・クルド共同議長、ファナル・カイート共同副議長らと会談し、地域情勢の変化、トルコの攻撃が地域にもたらす悪影響などについて意見を交わした。

AFP, January 23, 2023、ANHA, January 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2023、Reuters, January 23, 2023、SANA, January 23, 2023、SOHR, January 23, 2023などをもとに作成。

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アッバース国防大臣はイランを訪問しバーゲリー参謀総長と会談(2023年1月23日)

アリー・マフムード・アッバース国防大臣(中将)は、イランを訪問し、首都テヘランでモハンマド・バーゲリー参謀総長(少将)と会談し、二国間関係、両国および両国民の利益に資する協力の強化について意見を交わした。

SANA(1月23日付)が伝えた。


AFP, January 23, 2023、ANHA, January 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2023、Reuters, January 23, 2023、SANA, January 23, 2023、SOHR, January 23, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市近郊のハームー村の住民が米軍の車輌4輌からなる車列の通行を阻止(2023年1月22日)

ハサカ県では、SANA(1月22日付)、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市近郊のハームー村の住民が国防隊隊員とともに、同地を通過しようとした米軍の車輌4輌からなる車列の通行を阻止、これを退却させた。

AFP, January 22, 2023、ANHA, January 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2023、Reuters, January 22, 2023、SANA, January 22, 2023、SOHR, January 22, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市一帯を砲撃(2023年1月22日)

アレッポ県では、ANHA(1月22日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、スムーキーヤ村、タッル・マディーク村、シャフバー・ダムを砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がトルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域と、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治地域の境界に位置するアブー・ザンディーン村の通行所を砲撃、シリア国民軍の戦闘員1人が死亡した。

AFP, January 22, 2023、ANHA, January 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2023、Reuters, January 22, 2023、SANA, January 22, 2023、SOHR, January 22, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2023年1月21日)

アレッポ県では、ANHA(1月21日付)によると、トルコ軍がシリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村、タッル・カッラーフ村を砲撃した。

AFP, January 21, 2023、ANHA, January 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2023、Reuters, January 21, 2023、SANA, January 21, 2023、SOHR, January 21, 2023などをもとに作成。

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リビアで第1回リビア国際サイバー・セキュリティ大会が開催され、シリアの代表団が出席(2023年1月21日)

リビアのベンガジ市で、第1回リビア国際サイバー・セキュリティ大会が開催され、シリアの代表団が出席した。

AFP, January 21, 2023、ANHA, January 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2023、Reuters, January 21, 2023、SANA, January 21, 2023、SOHR, January 21, 2023などをもとに作成。

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イランの首都テヘランを訪問中のシャアバーン大統領府特別顧問は、エルムホダー大統領夫人、アブドゥッラフヤーン外務大臣と会談(2023年1月21日)

第1回国際女性大会に出席するために、アスマー・アフラス大統領夫人の名代としてイランの首都テヘランを訪問中のブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問は、ジャミーラ・サーダート・エルムホダー大統領夫人と会談し、シリア・イラン二国間関係、女性の価値観、権利、アイデンティティ、社会建設における役割などにかかる諸問題などについて意見を交わした。

シャアバーン大統領府特別顧問はまた、ホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と会談、両国の戦略的関係に資する連携、地域・国際情勢について意見を交わした。

SANA(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2023、ANHA, January 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2023、Reuters, January 21, 2023、SANA, January 21, 2023、SOHR, January 21, 2023などをもとに作成。

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ヒムス県タンフ国境通行所に違法に設置されている米軍基地がドローン3機の攻撃を受ける(2023年1月20日)

米中央軍(CENTCOM)は声明(第20230120-01号)を出し、ヒムス県のタンフ国境通行所に違法に設置されている有志連合の基地が無人航空機(ドローン)の攻撃を受けたと発表した。

声明の内容は以下の通り:

片道攻撃用ドローン3機が今朝、シリアのタンフ駐屯地を攻撃した。ドローン2機は有志連合によって撃墜され、1機は複合施設に衝突、シリア自由軍のメンバー2人が負傷、治療を受けた。米軍に負傷者はなかった。
「この種の攻撃は受入れられない。これらは我々の部隊とパートナーを危険に晒し、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いを危うくする」。ジョーブッチーノCENTCOM報道官はこう発言した。

 

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攻撃に関してシリア自由軍(旧革命特殊任務軍)はツイッターの公式アカウント(https://mobile.twitter.com/SyrianFree_Army/)を通じて声明を出し、以下の通り発表した。

シリア自由軍の協力者らは本日、米・有志連合と連携し、午前9時20分にタンフ駐屯地に対して行われた片道攻撃用無人航空機に対処した。
有志連合は対処に成功、ドローン2機を破壊、3機目のドローンの攻撃への対処には成功しなかったが、軍事的被害も報告された被害もゼロだった。
「我々は、これによってダーイシュを敗北させるため、有志連合とともに続けられている作戦を躊躇することはなく、我々は警戒を続け、自由なシリアのために戦い続ける」。シリア自由軍報道官はこう述べた。

https://twitter.com/SyrianFree_Army/status/1616419937072943106

シリア自由軍はその後、以下の通り発表して、3機目のドローンによる被害を明らかにした。

今日のドローン攻撃は、民間人の治療のために使用されている診療所を攻撃した。まさに昨日、有志連合の兵士と地元の看護師が診療所でシリアの子ども数十人の治療にあたっていた。医療施設や民間人を標的とすることは受入れられない。

 

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SANA(1月20日付)は、この攻撃で「テロリスト」2人が負傷したと伝えた。

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シリア人権監視団によると、負傷したのは自由シリア軍のメンバーで、攻撃を行ったのは「イランの民兵」と見られるという。

AFP, January 20, 2023、ANHA, January 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2023、Reuters, January 20, 2023、SANA, January 20, 2023、SOHR, January 20, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県北部でトルコ軍とシリア民主軍が砲撃戦(2023年1月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域のアアザーズ市がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にある地域からの砲撃を受け、子供2人と文民警察(いわゆる自由警察)官6人が負傷した。

また、バーブ・サラーマ国境通行所近くに設置されているトルコ軍の基地一帯も砲撃を受けた。

砲撃は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるもの。

一方、ANHA(1月20日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のタナブ村、スムーカ村、ナーイフ山、フサイニー村、バイルーニーヤ村、イルシャーディーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村、マーリキーヤ村、バイナ村を砲撃した。

AFP, January 20, 2023、ANHA, January 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2023、Reuters, January 20, 2023、SANA, January 20, 2023、SOHR, January 20, 2023などをもとに作成。

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