「難民帰還に関する国際会議」第4回会合が閉幕、西側諸国にシリアに対する違法な一方的制裁と封鎖、シリアの主権と地域の安全への侵害行為が危機の長期化と難民・国内避難民の帰還妨害が狙いだと非難(2022年6月16日)

「難民帰還に関する国際会議」の第4回会合(6月14日開幕)は最終日を迎え向かえ、シリアの首都ダマスカスのコンベンション・センター(ウマウィーイーン宮殿)で、シリア閣僚調整委員会、ロシアの合同連携センター(国外難民と国内避難民の帰還を支援するためのロシア国防省と外務省の合同調整センター)の合同総会が開催、その後共同声明を発表し閉幕した。

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総会では、シリア閣僚調整委員会の議長を務めるフサイン・マフルーフ地方行政環境大臣が演説を行い、難民帰還に向けたシリア・ロシア閣僚調整委員会が発足した2018年以降に帰還した難民・国内避難民(IDPs)が250万人以上に達したとしたうえで、「アラブの春」が波及した2011年以降に帰還したIDPsの総数は500万人以上、難民の総数は100万人以上に達していると発表した。

また、4月末にテロ犯罪に対する恩赦(2022年法令第7号)が施行されて以降、ダルアー県、クナイトラ県、スワイダー県、ダイル・ザウル県、ラッカ県、アレッポ県、ダマスカス郊外県、ヒムス県で31万4612人が和解プロセスを通じて社会復帰手続きを済ませたと発表した。

2022年前半の復興事業について、農業部門では、46ヵ所以上の穀物取引センターの新設や農産品の適正な価格設定を実現、工業部門では、660の工業・手工業関連の工房と575の生産関連工場の開設による9万人の雇用を確保したことを明らかにした。

また、2021年5月に施行された投資法(2021年法律第18号)に基づいて22の新規プロジェクト(総工費6兆60億シリア・ポンド)が着工し、これにより、2500人以上の雇用が確保されると付言した。

その一方で、スーサーン次官は、トルコによるテロ支援、資源盗奪、「安全地帯」設置の試みが侵略行為以外の何ものでもなく、シリア国民を苦しめている主因だと非難した。

米国についても、略奪、人種主義、あらゆる人道的な価値に反する行為を行っていると非難、また6月10日にダマスカス国際空港を攻撃したイスラエルの行為はその野蛮さと国際法違反の典型だと指弾した。

続いて、ロシア合同連携センターの議長を務めるミハイル・ミズィンツェフ国家防衛管理センター長(上級大将)がビデオ演説を行い、11年におよぶ「テロとの戦い」と欧米諸国による一方的な制裁が、難民・IDPsの帰還を疎外し、国民生活を悪化させていると指摘する一方、こうした状況にもかかわらずシリアが経済復興に向けて取り組みを続けていることを評価、引き続きこうした動きを支援すると表明した。

一方、米財務省がシリア北部に対する制裁解除に踏み切ったことに懸念を表明するとともに、有志連合の制圧地域で人道状況の悪化が深刻化していると警鐘を鳴らした。

また、米国とその同盟国が人道支援においてシリア政府との連携を拒否し、「テロ組織」への支援を続けていることが、危機を長期化させ、シリア領内における違法駐留を正当化しようとするものだと批判した。

次にファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣が演説を行い、一方的制裁のなかでもシリアが難民・IDPsの帰還に向けた取り組むを継続すると表明、外務在外居住者省や各国在外公館が連日数十人の難民からの帰還申請を受け取っていることを明らかにした。

ミクダード外務在外居住者大臣は、西側諸国が難民の帰還を阻止しようとして、「シリアの状況は帰還にふさわしくない」と喧伝するといった陳腐な情報キャンペーンを行っていると批判した。

また、難民帰還の窓口であるダマスカス国際空港に対するイスラエル軍の爆撃について西側諸国は一言も発言してないと指摘、シリア北部を占領するトルコ、南部を占領するイスラエル、ルクバーン・キャンプと北東部を占領する米国が、国民を祖国から立ち去らせ、難民に仕立てようとしている共犯者だと非難した。

そのうえで、「祖国への忠誠を失い、米国にすり寄る民兵」(クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)のこと)には、シリア領内においていかなる未来もなく、米国の占領を終わらせるための人民闘争における分かつことのできない一部として復帰しなければならないと強調した。

トルコが計画しているとされるシリア北部への軍事作戦については、シリアの領土と国民の統一を脅かす侵略行為だと非難した。

このほか、ロシア大統領府のマリア・ルヴォヴァ=ベロヴァ子供の権利のための弁務官、ロシア連邦議会下院(ドゥーマ)のアンナ・クズネツォワ副議長、カズベク・タイシエフ同議員、ガーイズ・ガーズィー・ムハンマド内務省次官(少将)、ウムラーン・リダー国連人道問題調整事務所(OCHA)シリア事務所長、ロシア科学アカデミー物質文化史研究所遺跡修復センターのナタリア・ソロビョワ所長、ロシア大統領府のラキナ・オルガ・ユリエフナ副局長、ウラジミール・グティノフ・ドゥーマ議員が演説を行った。

最後に、ロシア国防省からシリア軍の士官や関係各省の職員に対して、軍事的協力関係の発展や難民・IDPs帰還の取り組みを讃える功労賞が授与されるとともに、ロシア教育センターでロシア語教育を受けた戦死者の子息に記念品が贈呈された。

これに対して、ダーリム・タッバーア教育大臣が謝意を示し、閉幕した。




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閉幕に合わせ、シリア閣僚調整委員会とロシアの合同連携センターは共同声明を出し、西側諸国にシリアに対する違法な一方的制裁と封鎖、シリアの主権と地域の安全への侵害行為は、危機の長期化と難民・国内避難民(IDPs)の帰還妨害が狙いだと非難した。

声明では、シリア、ロシア両国の代表からなる33の合同会合が開催され、復興に向けたインフラ整備、工業や農業の生産事業へのロシアの政府や民間企業などの参入、ロシアの教育機関でのシリア人学生への無償教育、人道支援などについての意見が交わされ、23の新規協力協定締結み向けた準備が薦められたことを明らかにした。

また、欧米諸国による経済制裁、米国による石油資源などの盗奪、タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)は北東部における米国の占領、フール・キャンプの温存など西側諸国の一連の行為が復興や難民・国内避難民(IDPs)の帰還に悪影響を与えていると指摘した。

さらに、5月9~10日に欧米諸国や日本が参加して開催された「シリア及び地域の将来の支援に関する第6回ブリュッセル会議」について、欧米諸国の覇権のもとにある反体制派やNGOに巨額の支援を行い、シリア政府に従わない西側の手先を支援するものだと批判、越境(クロスボーダー)人道支援が、西側諸国によるテロ支援を許す仕組みだと指弾した。

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電力省運輸電力配電総局のファウワーズ・ザーヒル局長がロシア使節団と会談し、電力網の復旧の方途について意見を交わした。

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SANA(6月16日付)が伝えた。

AFP, June 16, 2022、ANHA, June 16, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2022、Reuters, June 16, 2022、SANA, June 16, 2022、SOHR, June 16, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「イランの民兵」のドローンが米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にある革命特殊部隊軍の拠点1ヵ所を爆撃(2022年6月15日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にある革命特殊部隊軍の拠点1ヵ所を「イランの民兵」所属と思われる無人航空機(ドローン)が爆撃した。

爆撃を受けた拠点は、55キロ地帯の北西部に位置し、タンフ国境通行所から約30キロ離れたアルヤーニーヤ村に展開する「イランの民兵」がドローンで狙ったと見られる。

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革命特殊任務軍は16日、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/MaghaweirThowra/)を通じて、ムハンマド・タラーア司令官(准将)が攻撃を受けた拠点を視察したと発表した。

https://twitter.com/MaghaweirThowra/status/1537522239326851077

AFP, June 16, 2022、ANHA, June 16, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2022、Reuters, June 16, 2022、SANA, June 16, 2022、SOHR, June 16, 2022などをもとに作成。

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米主導の有志連合所属ヘリコプターがトルコの占領下にあるアレッポ県北部のハミーラ村で空挺作戦を実施、武装集団と交戦(2022年6月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある県北部のハミーラ村で米主導の有志連合所属のAH-64アパッチ攻撃ヘリコプター2機が15日夜、空挺作戦を実施し、同地に降下、正体不明の武装集団と交戦し、これを駆逐した。

ハミーラ村はジャラーブルス市近郊のトルコ国境から約4キロの地点に位置している。

有志連合はこの数時間前に、トレーラー4輌でラファージュ・セメント工場の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍基地に航空燃料を移送、これに続いてアパッチ攻撃ヘリコプター2機が同地に着陸した。

ラファージュ・セメント工場に到着したヘリコプター2機はその後低空で国境地帯に向かい、作戦を実施した。

 

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一方、レヴァント・ニュース(6月15日付)は、有志連合所属のヘリコプター9機あまりが、トルコ占領地とシリア政府・北東シリア自治局の共同支配地域を隔てる県北東部のサージュール川河畔一帯を低空で飛行・通過したと伝えた。

AFP, June 15, 2022、ANHA, June 15, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 15, 2022、Reuters, June 15, 2022、SANA, June 15, 2022、SOHR, June 15, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2022年6月15日)

アレッポ県では、ANHA(6月15日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のカフル・アントゥーン村、マンナグ航空基地、ウンム・フーシュ村を砲撃した。

AFP, June 15, 2022、ANHA, June 15, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 15, 2022、Reuters, June 15, 2022、SANA, June 15, 2022、SOHR, June 15, 2022などをもとに作成。

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アスタナ18会議がカザフスタンの首都ヌルスルタンで開幕(2022年6月15日)

アスタナ18会議がカザフスタンの首都ヌルスルタンで開幕した。

会議は16日までの予定。

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アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官を代表とするシリア政府使節団は、ロバート・ダン国連シリア問題担当国連特別代表事務所長を代表とする国連使節団と会談し、シリア情勢の慎重、トルコが計画しているとされるシリア北部への軍事侵攻作戦、難民帰還、人道支援などについて意見を交わした。

ロシア使節団の代表としてヌルスルタンを訪れいているアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使は、記者団に対して、米国がダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を口実に、シリア北東部で侵略行為を続け、石油などシリアの資源を盗奪していると非難した。

また、イスラエルによるシリアへの侵犯行為が繰り返されていることについても、受け入れられないと述べた。

一方、トルコが計画しているとされるシリア北部への軍事侵攻作戦については、「非論理的、非合理的で、緊張を高め、新たな軍事対立をもたらす」と非難した。

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シリア政府使節団はまた、ロシア使節団と会談し、シリア情勢の進捗、とりわけトルコが計画しているとされるシリア北部への軍事侵攻作戦への対応について意見を交わした。

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SANA(6月15日付)が伝えた。

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会議には、アリー・アスガル・ハージー外務大臣補を代表とするイラン使節団、セダト・オナル外務大臣補を代表とするトルコ使節団も参加している。

AFP, June 15, 2022、ANHA, June 15, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 15, 2022、Reuters, June 15, 2022、SANA, June 15, 2022、SOHR, June 15, 2022などをもとに作成。

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「難民帰還に関する国際会議」の第4回会合(6月14日開幕)が2日目を向かえ、分科会審議、ロシア政府高官や関係者らとシリア側の担当部局と会談が続く(2022年6月15日)

「難民帰還に関する国際会議」の第4回会合(6月14日開幕)が2日目を迎え、首都ダマスカスのコンベンション・センター(ウマウィーイーン宮殿)では、前日に続いて、情報、経済、宗教、高等教育、法律、内務・中央銀行、保健、文化、通商、農業、運輸、工業、テロ過激派撲滅にかかる分科会での審議が続けられた。

また会合に出席するためにシリアを訪問中のロシア政府高官や関係者らが、シリア側の担当部局と会談した。

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バッサーム・バシール・イブラーヒーム高等教育大臣は、ロシアのナタリア・バタシロワ高等教育大臣補、アンドレイ・プロティンスキー保健大臣補と会談し、科学、保健分野での両国の協力関係強化の方途について意見を交わした。

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ロシアのアトマンセフ・アンドレイ・アナトリエビッチ工業資源副大臣を代表とするロストフ州の使節団がラタキア県のアーミル・イスマーイール・ヒラール県知事と会談し、両者の関係強化の方途について意見を交わした。

ロシア政府使節団のイガール・カルヴィッチ代表ら一行がダマスカス県のアーディル・アラビー県知事と会談し、両者の関係強化の方途、モスクワ県知事のシリア訪問について意見を交わした。

また、ラタキア県のティシュリーン大学は、モスクワ自動車道路建設国立工科大学(MADI)と学術協力協定を締結した。

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ダマスカス大学ではシリア・ロシア科学運用大会が開催され、ロシアのラキナ・オルガ・ユリエフナ大統領府副局長、ルバーナ・ムシャウウィフ文化大臣が基調講演を行った。

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ズハイル・ムスタファー・ハズィーム運輸大臣は、ロシア連邦クリミア共和国のセルゲイ・グドリン常駐代表第1次長と会談し、シリア・クリミア海運合弁会社の設立について協議した。

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電気通信電話規制委員会(SY-TRA)は、ロシアの合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの使節団と会談し、両国通信部門やサイバー・セキュリティ分野での協力関係強化の方途について意見を交わした。

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電力省、石油鉱物資源省、国家計画国際協力委員会の高官らが、ロシアのエネルギー省の使節団と会談し、資源、エネルギー部門の開発、既存の発電所の活用、代替エネルギーの利用の可能性などについて意見を交わした。

 

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SANA(6月15日付)が伝えた。

AFP, June 15, 2022、ANHA, June 15, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 15, 2022、Reuters, June 15, 2022、SANA, June 15, 2022、SOHR, June 15, 2022などをもとに作成。

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ブーカマール市近郊の「グリーン・ベルト地帯」(イマーム・アリー基地入口)に展開するシリア軍と「イランの民兵」の拠点が有志連合所属と思われる航空機の爆撃を受ける(2022年6月14日)

ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル24(6月14日付)によると、ブーカマール市近郊の「グリーン・ベルト地帯」(イマーム・アリー基地入口)に展開するシリア軍と「イランの民兵」の拠点が攻撃を受けた。

https://www.facebook.com/DeirEzzor24/posts/pfbid0hYFs3cJqipEgDLJSjha1nLuMNoTQDufLwR9T9EaipW8Ew6E1xGWu5wYgy3gqSscul

https://www.facebook.com/watch/?v=736390760970170

これに関して、イナブ・バラディー(6月14日付)は、米主導の有志連合所属と見られる所属不明の航空機がブーカマール市にあるイラン・イスラーム革命防衛隊の本部を爆撃したと伝えた。

AFP, June 14, 2022、ANHA, June 14, 20222、Dayr al-Zawr 24, June 14, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2022、‘Inab Baladi, June 14, 2022、Reuters, June 14, 2022、SANA, June 14, 2022、SOHR, June 14, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で革命特殊任務軍が米主導の有志連合と合同軍事演習(2022年6月14日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、革命特殊任務軍が米主導の有志連合と合同軍事演習を実施した。

AFP, June 14, 2022、ANHA, June 14, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2022、Reuters, June 14, 2022、SANA, June 14, 2022、SOHR, June 14, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2022年6月14日)

アレッポ県では、ANHA(6月14日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村、アキーバ村、ズィヤーラ村を砲撃した。

AFP, June 14, 2022、ANHA, June 14, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2022、Reuters, June 14, 2022、SANA, June 14, 2022、SOHR, June 14, 2022などをもとに作成。

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「難民帰還に関する国際会議」第4回会合が開幕、ロシア使節団はドネツク人民共和国の外務大臣らとともに、ミクダード外務在外居住者大臣、サッバーグ人民議会議長らと会談(2022年6月14日)

「難民帰還に関する国際会議」の第4回会合が首都ダマスカスのコンベンション・センター(ウマウィーイーン宮殿)で開幕した。

会場では、情報、経済、宗教、高等教育、法律、内務・中央銀行、保健、文化、通商、農業、運輸、工業、テロ過激派撲滅にかかる分科会が開催され、両国関係省庁の代表者が意見を交わした。

 

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「難民帰還に関する国際会議」の第4回会合に出席するためにシリア入りしたロシアの各使節団はまた、関係機関を表敬訪問し、協力関係について意見を交わすなどした。

シリア・ロシア議員友好委員会のドミトリー・サブリン議長(上院議員)、ドネツク人民共和国のナタリア・ニコロノヴァ外務大臣とミハイル・ゼルティアコフ文化大臣は、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談し、シリア・ロシア関係の強化を確認した。

会談で、ミクダード外務在外居住者大臣は「西側によるシリアでの武器や数十億ドルの今日を通じたテロ支援は今日、ウクライナのネチ支援というかたちで続けられ、ドネツクの国民、自由、安全を防衛しようとするロシアに対抗させるために武器や資金を供与している」としたうえで、シリアやロシアに対する西側諸国の一方的な制裁が国際法に反していると述べた。

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シリア・ロシア議員友好委員会のサブリン議長とドネツク人民共和国のニコロノヴァ外務大臣はまた、ロシア使節団とともにハムーダ・サッバーグ人民議会議長と会談し、ロシア、ドネツクとシリアの関係強化の方途について意見を交わした。

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ロシア大統領府のラキナ・オルガ・ユーリエウナ副局長を代表とするロシア使節団はルバーナ・ムシャウウィフ文化大臣と会談し、両国の文化関係とその発展の方途をめぐって意見を交わした。

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ロシア教育省国際協力計画局のスタトゥラ・ネドチグタ・セルゲーヴィナ(Statura Nedtigta Sergeevina)局長を代表とするロシア使節団は、ダーリム・タッバーア教育大臣と会談し、両国の教育分野、とりわけ職業教育分野での関係強化の方途について意見を交わした。

タッバーア教育大臣はまた、ダマスカス県バーブ・シャルキー地区の私立リサーラ高校でのロシア語教育センターの開設式に出席した。

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ロシアの使節団はまた、ダマスカス郊外県ザバダーニー市を訪問し、聖母マリアの休眠教会に支援物資を、ザバダーニー国立病院に100キロワットの発電機を寄贈した。

寄贈は、シリア・ロシア和平イニシアチブ(サルワー・ガッサーン代表)の働きかけによるもの。


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ダマスカス大学とロシア科学アカデミー付属物質文化史研究所が科学協力協定を締結した。

ハマー県の私立国民大学とモスクワ自動車道路工科大学が強力協定を締結した。

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SANA(6月14日付)が伝えた。

AFP, June 14, 2022、ANHA, June 14, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2022、Reuters, June 14, 2022、SANA, June 14, 2022、SOHR, June 14, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍の攻撃で利用不能となっていたダマスカス国際空港にロシアの航空機が緊急離着陸用の滑走路に離着陸(2022年6月13日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、6月10日にイスラエル軍戦闘機のミサイル攻撃を受けたダマスカス国際空港にロシアの航空機1機が緊急離着陸用の滑走路に着陸、その後再び離陸し、ダマスカス県、ダマスカス郊外県上空を旋回したのち、同地を去った。

AFP, June 13, 2022、ANHA, June 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2022、Reuters, June 13, 2022、SANA, June 13, 2022、SOHR, June 13, 2022などをもとに作成。

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アレッポ県アブー・ザンディーン村の通行所でシリア軍とシリア国民軍が捕虜交換(2022年6月13日)

アレッポ県では、SANA(6月13日付)によると、「テロ組織」(シリア国民軍)によって拉致されていた5人の身柄が、トルコ占領地とシリア政府支配地の境界に位置するアブー・ザンディーン村の通行所に移送され、シリア政府側に引き渡された。

解放された5人と家族は、シリア軍、シリア赤新月社などの関連機関に謝意を示した。

シリア人権監視団によると、一方、シリア政府側に拘束されていた人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のメンバー5人もアブー・ザンディーン村の通行所を経由して、トルコ占領地に移送された。

捕虜交換はロシア、トルコが保証国となり、国連、シリア赤新月社の監督のもとに行われた。

AFP, June 13, 2022、ANHA, June 13, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2022、Reuters, June 13, 2022、SANA, June 13, 2022、SOHR, June 13, 2022などをもとに作成。

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兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌55輌からなる車列がイラクからワリード国境通行所を経由してシリア領内に侵入、ハッラーブ・ジール村の基地に向かう(2022年6月13日)

ハサカ県では、SANA(6月13日付)によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌55輌からなる車列が、イラクからワリード国境通行所を経由してシリア領内に侵入、ハッラーブ・ジール村に違法に設置されている米軍基地に向かった。

AFP, June 13, 2022、ANHA, June 13, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2022、Reuters, June 13, 2022、SANA, June 13, 2022、SOHR, June 13, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県マンビジュ市一帯などを砲撃(2022年6月13日)

アレッポ県では、ANHA(6月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北東のフーシャリーヤ村、同市西のブーガーズ村を砲撃した。

一方、トルコ占領下のバーブ市では、シリア国民軍に所属するシャーム軍団のメンバーでメディア活動家でもあるムスタファー・アブドゥッラフマーン氏(通称ガンヌーム)がヒムス市からの国内避難民(IDPs)5歳の女児を強姦した事件を受けて、前日に続いて、IDPsの民兵と憲兵隊の戦闘が続いた。

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ラッカ県では、SANA(6月13日付)によると、シリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、サイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, June 13, 2022、ANHA, June 13, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2022、Reuters, June 13, 2022、SANA, June 13, 2022、SOHR, June 13, 2022などをもとに作成。

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バスニュース:YPGと「イランの民兵」がトルコ軍の侵攻に備えて新たな作戦司令室を設置(2022年6月12日)

イラク・クルディスタン地域政府に近いバスニュース(6月12日付)は、クルド消息筋の話として、トルコが計画しているとされるアレッポ県北部に対する新たな侵攻作戦に対処するため、「クルド人部隊」(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍)と「イランの民兵」が「北部の落雷」の名で新たな合同作戦司令室を結成したと伝えた。

同消息筋によると、「北部の落雷」作戦司令室は、ロシアの要請を受けて5月25日に結成され、「イランの民兵」であるアフガニスタン人民兵組織のファーティミーユーン旅団の部隊、レバノンのヒズブッラーの部隊、12イマーム派が暮らすアレッポ県ヌッブル市とザフラー町の複数の民兵組織、複数のクルド人部隊、沿岸地方出身のアラウィー派宗徒からなる複数の民兵組織、アレッポ県ハイヤーン町、フライターン市、アンダーン市、ミスカーン村の民兵、バアス大隊、シリア軍の指揮官らからなり、ロシア軍士官2人、イラン人士官3人、「ザイラーン」を名乗る司令官を含むイラクのアルビール県キンディール山地方のクルド人司令官3人、バッサーム・アルサーンを含むシリア軍士官2人も加わっている。

兵力はシリア軍部隊を除くと約600人で、ヒズブッラーの部隊は赤外線誘導式の対装甲兵器を装備している。

司令部は、ハルダトニーン村にあるロシア軍基地内に設置されている。

ハルダトニーン村は、トルコ軍やシリア国民軍の砲撃が及ばない地域にあり、ロシア軍の防御がもっとも堅固だという。

司令室の結成は、現状を踏まえてシリア北部地域を軍事的に合同で統轄し、トルコ軍が侵攻した場合、クルド人部隊の補給や撤退の経路を確保するのが目的。

AFP, June 13, 2022、ANHA, June 13, 2022、Basnews, June 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2022、Reuters, June 13, 2022、SANA, June 13, 2022、SOHR, June 13, 2022などをもとに作成。

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WFPの支援物資を積んだ大型トレーラー14輌が、シリア政府の支配地からシャーム解放機構が主導する反体制派の支配地に入る:境界経由(クロス・ライン)での人道支援は5回目(2022年6月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国際連合世界食糧計画(WFP)の支援物資を積んだ大型トレーラー14輌が、シリア政府の支配地から、M4高速道路沿線のタルナバ村の通行所を通って、シャーム解放機構が主導する反体制派の支配地に入り、サルマダー市方面に向かった。

境界経由(クロス・ライン)での人道支援は今回が5回目。

AFP, June 12, 2022、ANHA, June 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2022、Reuters, June 12, 2022、SANA, June 12, 2022、SOHR, June 12, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍の砲撃が続くなか、シリア国民軍所属組織や民兵どうしが激しく交戦(2022年6月12日)

アレッポ県では、ANHA(6月12日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村、バイナ村を砲撃した。

一方、トルコ占領下のバーブ市では、ヒムス市(ヒムス県)からの国内避難民(IDPs)の民兵とシリア国民軍憲兵隊が激しく交戦した。

シリア国民軍のメンバーがヒムス市からのIDPsである5歳の女児を強姦したのが発端。

シリア人権監視団によると、女児を強姦したのはシャーム戦線のメンバー。

また、シリア人権監視団によると、カイーバ村で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するムウタスィム旅団と東部自由人連合のメンバーどうしが交戦、トルコ軍部隊が両者の兵力引き離しを行った。

戦闘は、ムウタスィム旅団が東部自由人連合のメンバーを拘束しようとしたのが発端。

このほか、アイン・アラブ(コバネ)市西郊外では、爆発が発生し、住民1人が負傷した。

爆発の原因は不明。

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ラッカ県では、SANA(6月12日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、マアラク村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, June 12, 2022、ANHA, June 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2022、Reuters, June 12, 2022、SANA, June 12, 2022、SOHR, June 12, 2022などをもとに作成。

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イドリブ県東部のアブー・ズフール航空基地にロシア軍がKA-52アリガートル・ヘリコプター、Mi-17ヘリコプターを初めて配備(2022年6月11日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月12日付)などによると、県東部のアブー・ズフール航空基地にロシア軍のKA-52アリガートル・ヘリコプター、Mi-17ヘリコプターが配備された。

アブー・ズフール航空基地にロシア軍ヘリコプターが配備されるのは初めて。

AFP, June 12, 2022、ANHA, June 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2022、Reuters, June 12, 2022、SANA, June 12, 2022、SOHR, June 12, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機とシリア軍戦闘機がラッカ県ラサーファ砂漠、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境砂漠地帯で、ダーイシュの拠点を爆撃(2022年6月11日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機とシリア軍戦闘機が、ラッカ県ラサーファ砂漠、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して爆撃を実施した。

AFP, June 11, 2022、ANHA, June 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2022、Reuters, June 11, 2022、SANA, June 11, 2022、SOHR, June 11, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のシリアテルの電波塔を砲撃(2022年6月11日)

アレッポ県では、ANHA(6月11日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のシリアテルの電波塔を狙って砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、タッル・リフアト市近郊のバイナ村一帯を砲撃した。

AFP, June 11, 2022、ANHA, June 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2022、Reuters, June 11, 2022、SANA, June 11, 2022、SOHR, June 11, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機は米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に近いハマード砂漠一帯でダーイシュの拠点に対して8回あまりの爆撃を実施(2022年6月10日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に近いハマード砂漠一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して8回あまりの爆撃を実施した。

AFP, June 10, 2022、ANHA, June 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2022、Reuters, June 10, 2022、SANA, June 10, 2022、SOHR, June 10, 2022などをもとに作成。

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シリア軍部隊がアレッポ県マンビジュ市北のトルコ占領地との境界一帯に展開、ロシア軍も同地の部隊を増強、シリア民主軍はシリア軍がマンビジュ市に入るのを阻止(2022年6月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のトルコ占領地との境界に沿って流れるサージュール川一帯にシリア軍数百人が展開した。

また、ロシア軍部隊もマンビジュ市の西に位置するM4高速道路沿線のスアイディーヤ村に設置している基地を増強した。

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一方、ドゥラル・シャーミーヤ(6月10日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は9日、戦車、装甲車、大砲、兵士数百人からなるシリア軍の車列がマンビジュ市内およびその周辺に入ることを阻止した。

シリア軍が同市を掌握するのを警戒した措置だという。

AFP, June 10, 2022、ANHA, June 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2022、Reuters, June 10, 2022、SANA, June 10, 2022、SOHR, June 10, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県、ラッカ県を砲撃(2022年6月10日)

アレッポ県では、ANHA(6月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(6月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市均衡のマアラク村を砲撃した。

AFP, June 10, 2022、ANHA, June 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2022、Reuters, June 10, 2022、SANA, June 10, 2022、SOHR, June 10, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がシリア領内をミサイル攻撃、ダマスカス国際空港の滑走路、ターミナル、管制塔が被害を受け、旅客便の運航が延期に(2022年6月10日)

SANA(6月10日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍戦闘機が午前4時20分、占領下ゴラン高原の上空から首都ダマスカス南方の複数カ所を狙ってミサイル多数を発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃、ミサイルのほとんどを撃破したと伝えた。

しかし、この攻撃で、民間人1人が負傷、若干の物的被害が出た。

一方、運輸省は声明を出し、イスラエル軍による攻撃で、ダマスカス国際空港の滑走路、第二ターミナル・ビルなど一部施設が被害を受け、稼働が停止したことを受け、同空港の発着便全便が運航を48時間中止すると発表した。

また、シャーム・ウィング社は声明を出し、ダマスカス国際空港の発着便の運航を一時中止し、アレッポ国際空港発着便に切り替えるとともに、ダマスカス国際空港からアレッポ国際空港への利用客の移動の費用を全額保障すると発表した。

シリア人権監視団、サウト・アースィマ(6月10日付)などによると、攻撃は、北側の滑走路、空港の敷地内にある「イランの民兵」の倉庫3棟、管制塔などに及んだ。

https://www.facebook.com/damascusv011/posts/pfbid0236cudJuHfBNTt8WD3jT2b9HtxBBuHiaCkNtMN3sgvgC6QjzthfS4332y7qAhu3cPl

なお、南側の滑走路は2021年9月に建設が開始されたが、度重なるイスラエル軍の爆撃によって建設作業が中断し、完成には至っていない。

https://www.facebook.com/damascusv011/posts/pfbid02XQV69TE8cAidiJbF3uYE5zEi6HtiGcBFDyu5tztkfmcahYSog9PcytmV2He9XuP5l

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ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は声明を出し、イスラエル軍によるダマスカス国際空港へのミサイル攻撃を厳しく非難し、こうした行為を停止するようイスラエルに要請した。

ザハロワ報道官はまた、イスラエルのシリア領内への断続的な爆撃は、国際法違反であり、決して受け入れられない挑発行為だと述べ、こうした無責任な行為が国際的な航空交通を体系的な脅威に晒し、無垢の民間人の声明を危険に晒すことになると警鐘を鳴らした。

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イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣もファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と電話会談を行い、イスラエル軍の卑劣な行為を非難すると伝えた。

AFP, June 10, 2022、ANHA, June 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2022、Reuters, June 10, 2022、SANA, June 10, 2022、Sawt al-‘Asima, June 10, 2022、SOHR, June 10, 2022などをもとに作成。

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アレッポ県のラファージュ・セメント工場のシリア民主軍基地に米軍使節団を乗せた車輌4台が入る(2022年6月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハッラーブ・ウシュク村のラファージュ・セメント工場の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍基地に米軍使節団を乗せた車輌4台が入った。

同基地は、2019年10月まで米軍部隊が駐留していた。

AFP, June 9, 2022、ANHA, June 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2022、Reuters, June 9, 2022、SANA, June 9, 2022、SOHR, June 9, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍とシリア軍の戦闘機ハマー県東部の砂漠地帯でダーイシュの拠点を爆撃(2022年6月9日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機とシリア軍戦闘機4機が、県東部のウカイリバート町近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して爆撃を実施した。

AFP, June 9, 2022、ANHA, June 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2022、Reuters, June 9, 2022、SANA, June 9, 2022、SOHR, June 9, 2022などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプに、米主導の有志連合の支援を受けた大型車輌3台がヨルダン領から初めて人道支援物資を搬入(2022年6月9日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプに、米主導の有志連合の支援を受けた車列がヨルダン領から人道支援物資を搬入した。

ヨルダン領から物資が搬入されるのは、2016年半ばに国境地帯に設置されているヨルダン軍の拠点がダーイシュ(イスラーム国)によって爆破されて移行初めてだが、届けられた物資は大型車輌たった3台分だった。

AFP, June 9, 2022、ANHA, June 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2022、Reuters, June 9, 2022、SANA, June 9, 2022、SOHR, June 9, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがカーミシュリー市の墓地近くを爆撃し、少なくとも1人負傷(2022年6月9日)

ハサカ県では、ANHA(6月9日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市マイサルーン地区の殉教者ダリール・サールーハーン墓地近くを爆撃し、車などが被害を受けた。

シリア人権監視団によると、この爆撃で、少なくとも1人が負傷した。

 

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アレッポ県では、ANHA(6月9日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のジャート村を砲撃し、村内のモスクが被弾した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、占領下のバーブ市近郊のジャブラト・ハムラー村、ブーガーズ村、タッル・リフアト市近郊のスムーカ村、シャフバー・ダム、バイナ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、バーブ市近郊でケッパーの身を積んでいた女性をシリア軍が狙撃し、殺害した。

AFP, June 9, 2022、ANHA, June 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2022、Reuters, June 9, 2022、SANA, June 9, 2022、SOHR, June 9, 2022などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣がワヒード・ムバーラク・サイヤール駐シリア・バハレーン特命全権大使の表敬訪問を受ける(2022年6月9日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、首都ダマスカスの外務在外居住者省本舎でワヒード・ムバーラク・サイヤール駐シリア・バハレーン特命全権大使の訪問を受け、大使信任状の写しを受け取った。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid09v52oA4Gsy1KStdwxCuUHW2Ts4shZGpnqyUvtyYbJpPg8aejq3hzGVzC4cpC2NF7l

SANA(6月9日付)が伝えた。

AFP, June 9, 2022、ANHA, June 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2022、Reuters, June 9, 2022、SANA, June 9, 2022、SOHR, June 9, 2022などをもとに作成。

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ドネツク人民共和国のゲルティヤコフ文化大臣を代表とする同国使節団がシリアを訪問(2022年6月9日)

ドネツク人民共和国のミハエル・ゲルティヤコフ文化大臣を代表とする同国使節団がシリアを訪れた。

SANA(6月9日付)によると、使節団はシリアとの文化協力関係強化が目的で、9日にはアサド文化芸術館を見学した。

AFP, June 9, 2022、ANHA, June 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2022、Reuters, June 9, 2022、SANA, June 9, 2022、SOHR, June 9, 2022などをもとに作成。

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