イラン革命防衛隊のソレイマーニー司令官がアレッポ城などを視察(2016年12月16日)

ARA News(12月16日付)などは、イラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団のガーセム・ソレイマーニー司令官が、シリア軍によって解放されたアレッポ市東部のアレッポ城一帯を視察、その写真がSNSなどを通じて拡散された。

ARA News, December 16, 2016
ARA News, December 16, 2016

AFP, December 16, 2016、AP, December 16, 2016、ARA News, December 16, 2016、Champress, December 16, 2016、al-Hayat, December 17, 2016、Iraqi News, December 16, 2016、Kull-na Shuraka’, December 16, 2016、al-Mada Press, December 16, 2016、Naharnet, December 16, 2016、NNA, December 16, 2016、Reuters, December 16, 2016、SANA, December 16, 2016、UPI, December 16, 2016などをもとに作成。

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活動休止中の「穏健な反体制派」4組織がシャーム・ファトフ戦線との対立を解消し、活動再開を宣言(2016年12月16日)

シャーム・ファトフ戦線との闘争に破れ活動を停止していた「穏健な反体制派」(自由シリア軍)4組織が共同声明を出し、反体制派内での「すべての対立を中断」し、戦列に復帰すると発表した。

共同声明を出したのは、シリア革命家戦線(ジャマール・マアルーフ)、ハズム運動(アブドゥッラー・アウダ・アブー・ザイド)、アンサール旅団(ミスカール・アブドゥッラー)、真理戦闘戦線(ユースフ・ハサン)。

Kull-na Shuraka', December 16, 2016
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WHOシリア駐在代表のホフ氏は反体制武装集団戦闘員およびその家族の退去を支援するスタッフに退去要請、理由は明言せず(2016年12月16日)

国連世界保健機構(WHO)のエリザベス・ホフ・シリア駐在代表はアレッポ市南東部からの反体制武装集団戦闘員およびその家族の退去作業が中止されたことに関して、「赤十字国際委員会と赤新月社、WHOのスタッフに退去を要請した」ことを明らかにした。

退去要請の理由については触れなかった。

また「退去させねばならない女性や5歳以下の幼児が多数いる…。戦闘終結後、彼らは帰宅しなければならない。私たちは彼らの苦労を承知しているので、こうした事態を大いに懸念している」と述べた。

AFP, December 16, 2016、AP, December 16, 2016、ARA News, December 16, 2016、Champress, December 16, 2016、al-Hayat, December 17, 2016、Iraqi News, December 16, 2016、Kull-na Shuraka’, December 16, 2016、al-Mada Press, December 16, 2016、Naharnet, December 16, 2016、NNA, December 16, 2016、Reuters, December 16, 2016、SANA, December 16, 2016、UPI, December 16, 2016などをもとに作成。

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反体制派はイランの民兵が戦闘員とその家族を乗せたバスを拉致したと主張(2016年12月16日)

AMC(12月15日付)など反体制メディアは、複数の反体制活動家の話として、イランの支援を受ける民兵組織が、アレッポ市南東部から同市郊外のファトフ軍支配地域に戦闘員とその家族を搬送中の20台からなるシリア政府の旅客バスの車列を攻撃し、拉致したと伝えた。

搬送ルートであるアレッポ市西部のラームーサ通行所一帯で、午前中に発砲音が聞こえ、反体制武装集団戦闘員とその家族を乗せるはずだった旅客バスや救急車輌が、空のまま避難し、退却を余儀なくされたという。

AFP, December 16, 2016、AMC, December 16, 2016、AP, December 16, 2016、ARA News, December 16, 2016、Champress, December 16, 2016、al-Hayat, December 17, 2016、Iraqi News, December 16, 2016、Kull-na Shuraka’, December 16, 2016、al-Mada Press, December 16, 2016、Naharnet, December 16, 2016、NNA, December 16, 2016、Reuters, December 16, 2016、SANA, December 16, 2016、UPI, December 16, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は12月14日にシリア領内で2回の爆撃を実施(2016年12月15日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月14日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して7回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は5回で、ラッカ市近郊(1回)、アイン・イーサー市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

AFP, December 15, 2016、AP, December 15, 2016、ARA News, December 15, 2016、Champress, December 15, 2016、al-Hayat, December 16, 2016、Iraqi News, December 15, 2016、Kull-na Shuraka’, December 15, 2016、al-Mada Press, December 15, 2016、Naharnet, December 15, 2016、NNA, December 15, 2016、Reuters, December 15, 2016、SANA, December 15, 2016、UPI, December 15, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がダーイシュの拠点都市バーブ市内に突入(2016年12月15日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(12月15日付)によると、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がバーブ市内に突入し、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

またトルコ軍はバーブ市一帯のダーイシュ拠点を砲撃、陣地、武器庫など84の標的を破壊した。

Kull-na Shuraka', December 15, 2016
Kull-na Shuraka’, December 15, 2016
Kull-na Shuraka', December 15, 2016
Kull-na Shuraka’, December 15, 2016

 

AFP, December 15, 2016、AP, December 15, 2016、ARA News, December 15, 2016、Champress, December 15, 2016、al-Hayat, December 16, 2016、Iraqi News, December 15, 2016、Kull-na Shuraka’, December 15, 2016、al-Mada Press, December 15, 2016、Naharnet, December 15, 2016、NNA, December 15, 2016、Reuters, December 15, 2016、SANA, December 15, 2016、UPI, December 15, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍参謀総長「シリア国内の1,057の町、94の武装組織が停戦に合意」(2016年12月15日)

ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は、モスクワに駐在する各国武官との会合で、シリア国内の1,057の町、94の武装組織が戦闘停止に応じ、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターと停戦合意を交わしたと述べた。

RT(12月15日付)が伝えた。

AFP, December 15, 2016、AP, December 15, 2016、ARA News, December 15, 2016、Champress, December 15, 2016、al-Hayat, December 16, 2016、Iraqi News, December 15, 2016、Kull-na Shuraka’, December 15, 2016、al-Mada Press, December 15, 2016、Naharnet, December 15, 2016、NNA, December 15, 2016、Reuters, December 15, 2016、SANA, December 15, 2016、UPI, December 15, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市西部郊外でファトフ軍と交戦(2016年12月15日)

イドリブ県では、ARA News(12月15日付)によると、ロシア軍と思われる戦闘機がイドリブ市とマアッラト・ミスリーン市を結ぶ街道一帯を空爆した。

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ラタキア県では、SANA(12月15日付)によると、シリア軍がフィッラ村一帯で反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(12月15日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外の士官学校航空技術科一帯、第1070集合住宅計画地区、ヒクマ学校一帯で、シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(12月15日付)によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、難民キャンプ地区一帯で反体制武装集団と交戦した。

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アンサール・シャーム大隊は声明を出し、ダマスカス郊外県ドゥーマー市一帯を拠点とするイスラーム軍に合流すると発表した。

AFP, December 15, 2016、AP, December 15, 2016、ARA News, December 15, 2016、Champress, December 15, 2016、al-Hayat, December 16, 2016、Iraqi News, December 15, 2016、Kull-na Shuraka’, December 15, 2016、al-Mada Press, December 15, 2016、Naharnet, December 15, 2016、NNA, December 15, 2016、Reuters, December 15, 2016、SANA, December 15, 2016、UPI, December 15, 2016などをもとに作成。

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パルミラ一帯でのダーイシュの攻勢をよそに米主導の有志連合の12月13日のシリア領内での爆撃は減少(2016年12月14日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月13日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して7回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は2回で、アイン・イーサー市近郊に対して攻撃が行われた。

AFP, December 14, 2016、AP, December 14, 2016、ARA News, December 14, 2016、Champress, December 14, 2016、al-Hayat, December 15, 2016、Iraqi News, December 14, 2016、Kull-na Shuraka’, December 14, 2016、al-Mada Press, December 14, 2016、Naharnet, December 14, 2016、NNA, December 14, 2016、Reuters, December 14, 2016、SANA, December 14, 2016、UPI, December 14, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領はイランのロウハーニー大統領からアレッポ市解放の祝電を受け取る(2016年12月14日)

アサド大統領は、イランのハサン・ロウハーニー大統領からシリア軍によるアレッポ市解放の祝電を受け取った。

これに対して、アサド大統領は、ロウハーニー大統領およびイランの政権および国民に対して、「テロとの戦い」におけるイランの支援に謝意を示した。

AFP, December 14, 2016、AP, December 14, 2016、ARA News, December 14, 2016、Champress, December 14, 2016、al-Hayat, December 15, 2016、Iraqi News, December 14, 2016、Kull-na Shuraka’, December 14, 2016、al-Mada Press, December 14, 2016、Naharnet, December 14, 2016、NNA, December 14, 2016、Reuters, December 14, 2016、SANA, December 14, 2016、UPI, December 14, 2016などをもとに作成。

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トルコ、ロシア、イランの外相が電話会談(2016年12月14日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と電話会談を行い、アレッポ市での攻防戦への対応について意見を交わした。

またロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣もザリーフ外務大臣と電話会談を行い、アレッポ市での攻防戦への対応について意見を交わした。

『ハヤート』(12月15日付)が伝えた。

AFP, December 14, 2016、AP, December 14, 2016、ARA News, December 14, 2016、Champress, December 14, 2016、al-Hayat, December 15, 2016、Iraqi News, December 14, 2016、Kull-na Shuraka’, December 14, 2016、al-Mada Press, December 14, 2016、Naharnet, December 14, 2016、NNA, December 14, 2016、Reuters, December 14, 2016、SANA, December 14, 2016、UPI, December 14, 2016などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外相「米国はあらゆる手を尽くしてアル=カーイダやダーイシュに次ぐ新たな野獣を作り出そうとしている」(2016年12月14日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、スイスのジュネーブで行われていたアレッポ市東部での停戦に向けた米国・ロシアの交渉に関して、「米国はあらゆる手を尽くして、ヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の戦闘員を攻撃させないようにし、そうすることでアル=カーイダやダーイシュ(イスラーム国)に次ぐ新たな野獣を作り出し、世界全体にテロの脅威をもたらそうとしている」と批判した。

ラブロフ外務大臣は「米国は、停戦を発効し、武装集団の戦力を強化しようとしなければ、人道回廊の設置でとっくに合意できていたはずだ。実際に我々はこの間、アレッポ市東部から武装集団を退去させることができていたからだ」と述べた。

そのうえで「イラク、リビア、そしてイエメンでさえ、交渉のテーブルに着く前に、戦闘停止を求める者はいないのに…、シリアでは米国はそれを要求する。モスル解放作戦が突如と停止し、我々はタドムルで先日起こったことを目の当たりにさせられた…。米国はダーイシュが武器をもって出て行くための回廊を放置しており、彼らはこの回廊を経て、タドムルに向かったのだ」と付言した。

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一方、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、トルコの仲介のもとに成立したロシア軍と反体制武装集団の停戦合意にもかかわらず、戦闘員や住民のアレッポ市南東部からの退去が予定通り(14日午前5時)に行われなかったことに関して、「シリア軍側が前向きなダイナミズムが示されており、テロリストからアレッポ市を解放する作戦はまもなく終わるだろう」としたうえで、ヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が電話会談で合意履行に向けて協議したことを明らかにした。

ロシア国防省は、シリア軍が完全包囲するアレッポ市南東部の反体制武装集団支配地域が2.5平方キロに満たないとしたうえで、停戦合意が履行されなかったことの責任が反体制武装集団側による攻撃再開にある、と非難した。

ロシア国防省はまた、過去24時間でアレッポ市南東部の反体制武装集団支配地域から子供2,210人を含む5,992人がシリア政府支配地域に脱出、戦闘員366人が投降したと発表した。


AFP, December 14, 2016、AP, December 14, 2016、ARA News, December 14, 2016、Champress, December 14, 2016、al-Hayat, December 15, 2016、Iraqi News, December 14, 2016、Kull-na Shuraka’, December 14, 2016、al-Mada Press, December 14, 2016、Naharnet, December 14, 2016、NNA, December 14, 2016、Reuters, December 14, 2016、SANA, December 14, 2016、UPI, December 14, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はタドムル市東部の無人化した大隊基地一帯のダーイシュ拠点を攻撃(2016年12月14日)

ヒムス県では、SANA(12月14日付)によると、シリア軍がタドムル市西部のタイフール航空基地に近い放棄された大隊基地一帯、シャリーファ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

これに関して、ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を喧伝するアアマーク通信(12月14日付)は、ダーイシュがシャリーファ村を制圧したと伝えた。

アアマーク通信はまた、ダーイシュが制圧したタドムル市内のロシア軍基地の映像(https://youtu.be/7yMOq-YCtlI)を公開した。

Youtube, December 14, 2016
Youtube, December 14, 2016

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ハマー県では、ARA News(12月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がサラミーヤ市南東部郊外の石油パイプライン一帯で、シリア軍と交戦した。

AFP, December 14, 2016、AP, December 14, 2016、ARA News, December 14, 2016、Champress, December 14, 2016、al-Hayat, December 15, 2016、Iraqi News, December 14, 2016、Kull-na Shuraka’, December 14, 2016、al-Mada Press, December 14, 2016、Naharnet, December 14, 2016、NNA, December 14, 2016、Reuters, December 14, 2016、SANA, December 14, 2016、UPI, December 14, 2016などをもとに作成。

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国連安保理で米国はアレッポ市南東部からの戦闘員、住民の避難を監視するための「中立的な国際監視団」の派遣を要請、ロシアはこれを一蹴(2016年12月13日)

国連安保理では、英国とフランスの呼びかけを受け、シリア情勢、とりわけアレッポ市での攻防戦への対応を協議するための会合を開いた。

会合では、サマンサ・パワー米国連大使が、ロシアとシリア政府に対して、アレッポ市南東部からの退去を望む住民の避難を監視するための「中立的な国際監視団」の派遣を認めるよう要請した。

これに対して、ロシアのヴィタリー・チュルキン国連大使は、「米国はマザー・テレサか?」と返答、米国および英国、フランスが、シリアの体制転換を画策し、テロ支援を行ってきたことが、シリアの惨状をもたらしたと批判、米国の要求を拒否、住民や戦闘員の退去は現地での合意に基づいてなされると答えた。

AFP, December 14, 2016、AP, December 14, 2016、ARA News, December 14, 2016、Champress, December 14, 2016、al-Hayat, December 15, 2016、Iraqi News, December 14, 2016、Kull-na Shuraka’, December 14, 2016、al-Mada Press, December 14, 2016、Naharnet, December 14, 2016、NNA, December 14, 2016、Reuters, December 14, 2016、SANA, December 14, 2016、UPI, December 14, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は12月12日にシリア領内で12回の爆撃を実施(2016年12月13日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月12日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して15回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は8回で、アイン・イーサー市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(4回)に対して攻撃が行われた。

AFP, December 13, 2016、AP, December 13, 2016、ARA News, December 13, 2016、Champress, December 13, 2016、al-Hayat, December 14, 2016、Iraqi News, December 13, 2016、Kull-na Shuraka’, December 13, 2016、al-Mada Press, December 13, 2016、Naharnet, December 13, 2016、NNA, December 13, 2016、Reuters, December 13, 2016、SANA, December 13, 2016、UPI, December 13, 2016などをもとに作成。

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トルコのユルドゥルム首相はアレッポ市東部から脱出した民間人8万人を「ユーフラテスの盾」作戦で獲得したアレッポ県北部の「安全保障地帯」に受け入れる用意ができていると発表(2016年12月13日)

トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は報道声明を出し、シリア軍が制圧したアレッポ市東部からの脱出した民間人8万人を、「ユーフラテスの盾」作戦を続行するハワール・キリス作戦司令室が制圧したアレッポ県北部の地域に受け入れる用意ができているると発表した。

ユルドゥルム首相はまた、アレッポ市東部でのロシア軍と反体制武装集団の停戦と戦闘員・住民の退去に関する合意に関して、「民間人退去に関する合意が成立したことを確認していないが、ロシア側から聞き及んでいる」としたうえで、「現在までのところ4万人がアレッポ市東部を離れた」と付言、すべての紛争当事者に「シリアでの和平プロセスを準備」するよう呼びかけた。

トルコは2015年8月、米国とアレッポ県北部に「安全保障地帯」を設置することを合意、2016年8月に、ハワール・キリス作戦司令室による「ユーフラテスの盾」作戦を全面支援、同地からダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を排除してきた。

この「安全保障地帯」は、トルコ領内のシリア人難民を押し返すための緩衝地帯としても想定されていた。

ARA News(12月13日付)が伝えた。

AFP, December 13, 2016、AP, December 13, 2016、ARA News, December 13, 2016、Champress, December 13, 2016、al-Hayat, December 14, 2016、Iraqi News, December 13, 2016、Kull-na Shuraka’, December 13, 2016、al-Mada Press, December 13, 2016、Naharnet, December 13, 2016、NNA, December 13, 2016、Reuters, December 13, 2016、SANA, December 13, 2016、UPI, December 13, 2016などをもとに作成。

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シリア人権監視団:2011年3月以降の死者数は31万2,000人を記録、うち民間人は5万人強(2016年12月13日)

シリア人権監視団は、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室、ないしはアレッポ軍)の支配下にあったアレッポ市東部の95%以上をシリア軍が解放したことを受け、2011年3月に「アラブの春」が波及して以降の死者数を発表した。

同監視団によると2011年3月から2016年12月13日までの死者数は31万2,000人に達し、うち5万600人が民間人(子供1万6,000人を含む)だという。

また「自由シリア軍」、ジハード主義武装集団、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の戦闘員の死者数は5万3,208人、シャーム・ファトフ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員の死者数は5万5,000人、シリア軍、親政権民兵の死者数は11万人、ヒズブッラー戦闘員の死者数は1,387人、身元不明が3,683人にのぼるという。

なお、今回のシリア人権監視団の発表では、死者総数の下3桁は発表されなかった。

AFP, December 13, 2016、AP, December 13, 2016、ARA News, December 13, 2016、Champress, December 13, 2016、al-Hayat, December 14, 2016、Iraqi News, December 13, 2016、Kull-na Shuraka’, December 13, 2016、al-Mada Press, December 13, 2016、Naharnet, December 13, 2016、NNA, December 13, 2016、Reuters, December 13, 2016、SANA, December 13, 2016、UPI, December 13, 2016などをもとに作成。

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UNICEF中東事務所代表は「アレッポ市内の医師1人」の情報として、アレッポ市東部のビルに取り残された子供100人以上がシリア軍の砲撃で死亡したと発表(2016年12月13日)

UNICEFのゲールト・カッペラエレ(Geert Cappelaere)氏中東事務所代表は、声明を出し、アレッポ市内の医師(1名)からの情報だとして、家族とはぐれて、アレッポ市東部の建物のなかに取り残された100人以上の子供がシリア軍の激しい砲撃を受けて死亡したと述べたと発表した。

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一方、フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣は「親アサド政権軍が行っている犯罪についてさまざまな話が我々のもとに届いている。反体制派に近いという理由だけで一家全員を惨殺したり、女性や子供を処刑したり、生きたまま住居ごと焼き討ったり、病院への体系的な攻撃を続けたり、といった事例をだ…。こうした蛮行を…政権を支援する国、とりわけロシアは放置してはならず、体系的な復讐や脅迫を認めてはならない」と述べ、シリア軍によるアレッポ市解放を貶めた。

AFP(12月13日付)が伝えた。

AFP, December 13, 2016、AP, December 13, 2016、ARA News, December 13, 2016、Champress, December 13, 2016、al-Hayat, December 14, 2016、Iraqi News, December 13, 2016、Kull-na Shuraka’, December 13, 2016、al-Mada Press, December 13, 2016、Naharnet, December 13, 2016、NNA, December 13, 2016、Reuters, December 13, 2016、SANA, December 13, 2016、UPI, December 13, 2016などをもとに作成。

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国連人権理事会報道官は「信頼できる消息筋」の話として、シリア軍がアレッポ市東部で女性子供を含む82人を処刑したと発表(2016年12月13日)

国連人権理事会のロバート・コルヴィル報道官は、スイスの首都ジュネーブでの記者会見で、アレッポ市でのシリア軍と反体制武装集団の攻防戦に関して、「信頼できる消息筋」からの情報として、「女性11人、子供13人を含む少なくとも82人が、シリア政府が制圧したアレッポ市ブスターン・カスル地区、フィルドゥース地区、カッラーサ地区、サーリヒーン地区で殺害されたとの情報を昨晩得た」と発表した。

加害者は「シリア軍と民兵」だとしたうえで、「一部の民間人は逃げることができたが、残った人々は捉えられ、ただちに殺害されるか、拘束された」のだという。

そのうえで、「こうした報告が誤り、ないしは誇張であることを願っている。状況は不明確で…、こうした報告書の調査は大きな困難を伴う」と付言した。

また、「信頼できる消息筋がこの件を伝えている」と強調したが、消息筋が具体的にどこなのかについては明言しなかった。

コルビル報道官はまた、「我々には、シリア軍が民間人の家に押し入り、そこにいる女性や子供を含む人々を殺害しているとの報告がなされている」と述べ、殺害された人々の氏名も確認していることを明らかにした。

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国連人権高等弁務官のザイド・ブン・ラアド・フサイン氏は声明を出し、シリア軍が制圧したアレッポ市南東部で女性や子供ら民間人が処刑されているとの情報に関連して、アレッポ市東部から脱出を続ける市民に対するシリア政府の対応を監視するよう国際社会に呼びかけた。

AFP, December 13, 2016、AP, December 13, 2016、ARA News, December 13, 2016、Champress, December 13, 2016、al-Hayat, December 14, 2016、Iraqi News, December 13, 2016、Kull-na Shuraka’, December 13, 2016、al-Mada Press, December 13, 2016、Naharnet, December 13, 2016、NNA, December 13, 2016、Reuters, December 13, 2016、SANA, December 13, 2016、UPI, December 13, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市南東部でロシア、トルコの仲介により停戦合意が成立、14日早朝から反体制派戦闘員と住民のアレッポ市西部郊外への退去が始まる(2016年12月13日)

SNN(12月13日付)、ロイター通信(12月13日付)などは、アレッポ市南東部で籠城を続けている反体制武装集団とロシア軍が、トルコの仲介により交渉を行い、同地からの戦闘員と民間人の退去に関する停戦合意を交わしたと伝えた。

停戦合意は、①13日夜以降の戦闘停止、②反体制武装集団戦闘員と民間人のアレッポ市西部郊外への退去、③大型バス5台での退去者の移送などを骨子とするという。

Kull-na Shuraka', December 13, 2016
Kull-na Shuraka’, December 13, 2016
Kull-na Shuraka', December 13, 2016
Kull-na Shuraka’, December 13, 2016

ARA News(12月13日付)は、ファトフ軍支配下のアレッポ市西部郊外で活動するというアーディル・フサインを名乗る活動家の話として、「欧州とトルコにイニシアチブにより、ロシアは火曜日(13日)晩からアレッポ市での発砲を停止することに同意し…、包囲下にあるアレッポ市から、民間人と反体制武装集団戦闘員が軽火器を携帯して退去するための回廊が解放されるだろう」と伝えた。

フサイン氏によると、民間人と戦闘員の退去は現地時間で14日の午前5時に開始されるという。

また、シャームプレス(12月13日付)は、アレッポ市東部の地元評議会が、現地時間14日午前5時から赤十字国際委員会の監視下で、アレッポ市南東部からの民間人の退去が開始されると発表したと報じた。

これに関して、アナトリア通信(12月13日付)によると、大型バス複数台が現地に到着したという。

さらに、スカイ・ニュース(12月13日付)はアレッポ市南東部で籠城を続ける反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室、ないしはアレッポ軍)に所属する「穏健な反体制派」の一つヌールッディーン・ザンキー運動の幹部の話として、アレッポ市の全戦線での停戦、民間人・戦闘員の退去を定めた合意が成立したと伝えた。

AFP, December 13, 2016、Anadolu Ajansı, December 13, 2016、AP, December 13, 2016、ARA News, December 13, 2016、Champress, December 13, 2016、al-Hayat, December 14, 2016、Iraqi News, December 13, 2016、Kull-na Shuraka’, December 13, 2016、al-Mada Press, December 13, 2016、Naharnet, December 13, 2016、NNA, December 13, 2016、Reuters, December 13, 2016、SANA, December 13, 2016、Sky News Arabic, December 13, 2016、SNN, December 13, 2016、UPI, December 13, 2016などをもとに作成。

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ロシア国連大使「反体制派は数時間中にアレッポ市から退去するだろう」(2016年12月13日)

『ハヤート』(12月14日付)によると、ロシアのヴィタリー・チュルキン国連大使は、アレッポ市南東部で籠城を続けている反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室、ないしはアレッポ軍)が数時間中にアレッポ市から退去し…同市はシリア政府の支配下に入り、民間人が退去する必要はなくなるだろう」と述べた。

反体制武装集団の退去は、現地で確定した手順に基づいて行われるという。

チュルキン国連大使によると、反体制武装集団の支配下にある街区の免責は3平方キロメートルにまで縮小、彼らが退去するとの最新情報が入ったとしつつも、退去先、そして退去中の安全が確保されるかどうかは定かではないと付言した。

その後、国連安保理は、英国とフランスの呼びかけを受け、アレッポ市東部情勢を協議するための緊急会合を開催した。

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ジョン・カービー米国務省報道官は、アレッポ市東部での停戦合意がロシアとトルコの仲介により成立したとの情報を得たと発表した。

ロイター通信(12月13日付)などが伝えた。

AFP, December 13, 2016、AP, December 13, 2016、ARA News, December 13, 2016、Champress, December 13, 2016、al-Hayat, December 14, 2016、Iraqi News, December 13, 2016、Kull-na Shuraka’, December 13, 2016、al-Mada Press, December 13, 2016、Naharnet, December 13, 2016、NNA, December 13, 2016、Reuters, December 13, 2016、SANA, December 13, 2016、UPI, December 13, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は、9~11日までの3日間で、ラッカ市近郊、アイン・イーサー市近郊などを中心に37回の爆撃を実施(2016年12月12日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月9~11日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

12月9日はシリア、イラク領内のダーイシュ(ダーイシュ)拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、ラッカ市近郊(4回)、アイン・イーサー市近郊(3回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(1回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

12月10日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して27回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は18回で、ブーカマール市近郊(1回)、シャッダーディー市近郊(2回)、ラッカ市近郊(1回)、アイン・イーサー市近郊(10回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

12月11日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して19回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は9回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(3回)、アイン・イーサー市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, December 12, 2016、AP, December 12, 2016、ARA News, December 12, 2016、Champress, December 12, 2016、al-Hayat, December 13, 2016、Iraqi News, December 12, 2016、Kull-na Shuraka’, December 12, 2016、al-Mada Press, December 12, 2016、Naharnet, December 12, 2016、NNA, December 12, 2016、Reuters, December 12, 2016、SANA, December 12, 2016、UPI, December 12, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領はローマ法王フランシスコの書簡を受け取る(2016年12月12日)

アサド大統領は、駐シリア・ヴァチカン大使のマリオ・ゼナリ枢機卿と会談し、第266代ローマ教皇フランシスコの親書を受け取った。

フランシスコ教皇は書簡のなかで、シリアおよびシリア国民が経験している困難な状況への深い同情の念と過激主義、テロへの非難の意を示すとともに、シリアでの戦争を終結させ、平和を実現し、異なった文化と宗教の共存のモデルとなるため、さらなる取り組みを行うよう呼びかけた。

これに対して、アサド大統領は、シリアが国家と国民をあげて治安と安定の回復に努めており、そのための和解に邁進していると答えた。

SANA(12月12日付)が伝えた。

SANA, December 12, 2016
SANA, December 12, 2016

AFP, December 12, 2016、AP, December 12, 2016、ARA News, December 12, 2016、Champress, December 12, 2016、al-Hayat, December 13, 2016、Iraqi News, December 12, 2016、Kull-na Shuraka’, December 12, 2016、al-Mada Press, December 12, 2016、Naharnet, December 12, 2016、NNA, December 12, 2016、Reuters, December 12, 2016、SANA, December 12, 2016、UPI, December 12, 2016などをもとに作成。

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ロシア大統領府はシリア軍のタドムル市喪失の責任を「テロとの戦い」で非協力的な米国に転化(2016年12月12日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、ダーイシュ(イスラーム国)が11日にUNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡を擁するタドムル市を再制圧したことに関して、「米国をはじめとする諸外国が「テロとの戦い」において実質的な協力を行わないこと」の結果だと述べた。

『ハヤート』(12月13日付)が伝えた。

AFP, December 12, 2016、AP, December 12, 2016、ARA News, December 12, 2016、Champress, December 12, 2016、al-Hayat, December 13, 2016、Iraqi News, December 12, 2016、Kull-na Shuraka’, December 12, 2016、al-Mada Press, December 12, 2016、Naharnet, December 12, 2016、NNA, December 12, 2016、Reuters, December 12, 2016、SANA, December 12, 2016、UPI, December 12, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ県で4カ村をダーイシュから奪取(2016年12月12日)

ラッカ県では、ARA News(12月12日付)によると、「ユーフラテスの怒り」作戦第2段階を開始した西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、ティシュリーン・ダム南部のサファーヒール村、アッジャージュ村、ラッカ市北部のビール・シャッラール村、ウンム・サリーム村を新たに制圧した。

AFP, December 12, 2016、AP, December 12, 2016、ARA News, December 12, 2016、Champress, December 12, 2016、al-Hayat, December 13, 2016、Iraqi News, December 12, 2016、Kull-na Shuraka’, December 12, 2016、al-Mada Press, December 12, 2016、Naharnet, December 12, 2016、NNA, December 12, 2016、Reuters, December 12, 2016、SANA, December 12, 2016、UPI, December 12, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県北部のダーイシュの拠点都市バーブ市の市街地を砲撃(2016年12月12日)

アレッポ県では、ARA News(12月12日付)によると、「ユーフラテスの盾」作戦を続行し、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市に進攻中のハワール・キリス作戦司令室を全面支援するトルコ軍が、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市の住宅街、ターディフ市一帯、ザルズール村に対して砲撃を行った。

ARA News, December 12, 2016
ARA News, December 12, 2016

ロイター通信(12月12日付)によると、トルコ軍はまたバーブ市にビラを散布し、住民に対して安全な場所に避難するよう呼びかけた。

AFP, December 12, 2016、AP, December 12, 2016、ARA News, December 12, 2016、Champress, December 12, 2016、al-Hayat, December 13, 2016、Iraqi News, December 12, 2016、Kull-na Shuraka’, December 12, 2016、al-Mada Press, December 12, 2016、Naharnet, December 12, 2016、NNA, December 12, 2016、Reuters, December 12, 2016、SANA, December 12, 2016、UPI, December 12, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍と思われる戦闘機がハマー県東部のダーイシュ支配地域での爆撃で毒ガスを使用か?(2016年12月12日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍ないしはシリア軍の戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)支配下のウカイリバート町一帯を空爆し、子供11人、女性8人を含む34人が死亡した(クッルナー・シュラカー(12月12日付)によると、87人死亡、350人負傷)。

Kull-na Shuraka', December 12, 2016
Kull-na Shuraka’, December 12, 2016

これに関して、ダーイシュの戦果を喧伝するアアマーク通信(12月12日付)は、ロシア軍が毒ガス兵器で空爆を行い、20人が死亡、200人あまりが呼吸困難などの症状を訴えたと伝えた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市を再制圧したダーイシュ(イスラーム国)が、捕捉した親政権武装勢力の戦闘員1人を処刑した。

またダーイシュはタドムル市内での掃討作戦中に子供2人を含む住民4人を殺害した。

ダーイシュはこのほかにも、カルヤタイン市一帯、タイフール航空基地一帯に進軍し、シリア軍と交戦した。

一方、SANA(12月12日付)によると、シリア軍がタドムル市一帯、バーリダ地区一帯、ラッフーム村、ウンク・ハワー村、ワーディー・ナイーミー、スフナ市一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点、車輌に対して空爆を実施した。

これに対して、ダーイシュの戦果を喧伝するアアマーク通信(12月12日付)は、ダーイシュが県東部のタイフール航空基地(T4)を制圧したと発表した。

しかし、SANA(12月12日付)は、シリア軍消息筋の話として、タドムル市一帯で攻勢を続けるダーイシュが県東部のタイフール航空基地を制圧したとの一部情報を否定した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(12月12日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ブガイリーヤ村一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

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アレッポ県では、SANA(12月12日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部のズブダ村でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を攻撃、破壊した。

AFP, December 12, 2016、AP, December 12, 2016、ARA News, December 12, 2016、Champress, December 12, 2016、al-Hayat, December 13, 2016、Iraqi News, December 12, 2016、Kull-na Shuraka’, December 12, 2016、al-Mada Press, December 12, 2016、Naharnet, December 12, 2016、NNA, December 12, 2016、Reuters, December 12, 2016、SANA, December 12, 2016、UPI, December 12, 2016などをもとに作成。

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ファロン英国防相「残念ながらアレッポ市は陥落するだろうが…それは誰にとっての勝利でもない」(2016年12月11日)

英国のマイケル・ファロン国防大臣はBBC(12月11日付)に対して、「残念ながらアレッポ(市)は陥落するだろう」と吐露する一方、「病院への空爆、人道物資搬入の阻止を通じてどのように勝利できるというのか…? 国土の40%しか掌握せず、大多数の国民の反抗を受けている政権が支配する国家が存在したままで、事が終わるだろうが、それは誰にとっての勝利でもない」と述べた。

AFP, December 11, 2016、AP, December 11, 2016、ARA News, December 11, 2016、BBC, December 11, 2016、Champress, December 11, 2016、al-Hayat, December 12, 2016、Iraqi News, December 11, 2016、Kull-na Shuraka’, December 11, 2016、al-Mada Press, December 11, 2016、Naharnet, December 11, 2016、NNA, December 11, 2016、Reuters, December 11, 2016、SANA, December 11, 2016、UPI, December 11, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市北部の6カ村をダーイシュから奪取(2016年12月11日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(12月11日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「ユーフラテスの怒り」作戦第2段階を開始した西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市北部のマルワーニーヤ村、ジャバル・カラージャ村、小ハミーラ村、大ハミーラ村、カルファト・ダーニー村、ダラーニーヤ村を制圧した。

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はビデオ声明(https://youtu.be/Zs0Mj2kOcMw)を出し、ラッカ市を支配するダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員に対して、武器を棄て投降した者には「イスラーム教の教えに基づき」恩赦を行うと呼びかけ、降伏を促した。

AFP, December 11, 2016、AP, December 11, 2016、ARA News, December 11, 2016、Champress, December 11, 2016、al-Hayat, December 12, 2016、Iraqi News, December 11, 2016、Kull-na Shuraka’, December 11, 2016、al-Mada Press, December 11, 2016、Naharnet, December 11, 2016、NNA, December 11, 2016、Reuters, December 11, 2016、SANA, December 11, 2016、UPI, December 11, 2016などをもとに作成。

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リャブコフ露副外相は「米国は停戦に関して、受け容れがたい前提条件に固執している」と述べ、アレッポ市東部からの戦闘員退去に関して米国と合意に達したとの報道を否定(2016年12月11日)

ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣は、米・ロシアが48時間以内にシャーム・ファトフ戦線の戦闘員のアレッポ市南東部からイドリブ県への退去で合意したとするロイター通信(12月11日付)の報道について、「米国は停戦に関して、受け容れがたい前提条件に固執している」と述べ、これを否定した。

SANA(12月11日付)が伝えた。

なお、『ハヤート』(12月12日付)によると、米国・ロシアが交わしたとロイター通信が報じた停戦合意は、①300~900人とされるシャーム・ファトフ戦線の戦闘員のアレッポ市南東部からイドリブ県への退去、②5,000人以上とされるそれ以外の武装集団の戦闘員および住民の希望する地域への退去、③退去する武装集団戦闘員の軽火器携帯許可などを骨子としていたという。

AFP, December 11, 2016、AP, December 11, 2016、ARA News, December 11, 2016、Champress, December 11, 2016、al-Hayat, December 12, 2016、Iraqi News, December 11, 2016、Kull-na Shuraka’, December 11, 2016、al-Mada Press, December 11, 2016、Naharnet, December 11, 2016、NNA, December 11, 2016、Reuters, December 11, 2016、SANA, December 11, 2016、UPI, December 11, 2016などをもとに作成。

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