シリア軍はシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団との交戦の末、ハマー県バッサーム丘、ダマスカス郊外県ハーン・シャイフ・キャンプ内の地区を制圧(2016年11月3日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部でファトフ戦線と交戦の末、バッザーム丘一帯を制圧した。

また戦闘機(所属明示せず)は、スーラーン市、カフルズィーター市、タイバト・イマーム市、ムーリク市、ラターミナ町などへの空爆を実施した。

一方、SANA(11月3日付)によると、シリア軍がタイバト・イマーム市、ブワイダ村、ミンタール丘、ワーディー・バシャーイル、ティバーラト・ディーバ村、フワイル丘、マサースィナ村、ズラーキーヤート村、ハスラーヤー村で反体制武装集団(ファトフ軍)の拠点を空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ハーン・シャイフーン市東部地区でファトフ軍の裁判官(カーディー)の車に仕掛けられた爆弾が爆発し、この裁判官が負傷した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(11月3日付)によると、シリア軍がタファス市を激しく砲撃し、女性1人と女児1人の合わせて3人が死亡、10人が負傷した。

一方、SANA(11月3日付)によると、シャーム・ファトフ戦線がイズラア市を砲撃した。

これに対し、シリア軍は、ダルアー市ミスリー交差点東部、アッバースィーヤ地区、バハール地区、ヤードゥーダ村北部の穀物サイロ一帯でシャーム・ファトフ戦線と交戦した。

このほか、ARA News(11月3日付)によると、シャーム・ファトフ戦線と共闘する自由シリア軍南部戦線に所属するスンナ青年師団の戦闘員3人が武器を持って離反し、シリア軍に合流した

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月3日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプ一帯でシャーム・ファトフ戦線の拠点を攻撃し、同地北部の農場地帯、タキー・モスク一帯を制圧した。

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ダマスカス県では、SANA(11月3日付)によると、反体制武装集団がジャウバル区に掘削した全長150メートルの地下トンネルを、シリア軍が発見、これを破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月3日付)によると、シリア軍がラスタン市、ダイル・フール村北部、アブー・タバービール村でシャーム・ファトフ戦線の拠点を空爆した。

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SANA(11月3日付)は、シリア・ヨルダン運送会社の貨物トレーラーが支援プロジェクトを始動し、タルトゥース港に荷揚げされた食糧などの各地への配送を開始した、と伝えた。

AFP, November 3, 2016、AP, November 3, 2016、ARA News, November 3, 2016、Champress, November 3, 2016、al-Hayat, November 4, 2016、Iraqi News, November 3, 2016、Kull-na Shuraka’, November 3, 2016、al-Mada Press, November 3, 2016、Naharnet, November 3, 2016、NNA, November 3, 2016、Reuters, November 3, 2016、SANA, November 3, 2016、UPI, November 3, 2016などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム・ファトフ戦線が主導する反体制派がアレッポ市を砲撃し、12人が死亡、200人以上が負傷(2016年11月3日)

アレッポ県では、SANA(11月3日付)によると、反体制武装集団(ファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)がアレッポ市のハラブ・ジャディーダ地区、ムーカーンブー地区、マシャーリカ地区、アレッポ大学文学部一帯(フルカーン地区)を砲撃し、女児1人を含む12人が死亡、200人以上が負傷した。

また反体制武装集団(ファトフ軍)は、アレッポ市南部のマンヤーン村を砲撃し、8人が負傷、病院に搬送された。

これに対し、シリア軍は、アレッポ市ラーシディーン地区、同市南西部および西部のハーン・トゥーマーン村などで反体制武装集団(ファトフ軍)の拠点を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シャーム・ファトフ戦線が、アレッポ市ハラブ・ジャディーダ地区、ダーヒヤト・アサド地区一帯で爆弾を仕掛けた車で2回にわたり自爆攻撃を行い、同地におけるシリア軍の第一防衛戦を突破した。

アレッポ・ファトフ軍作戦司令室に所属する「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動もシャーム・ファトフ戦線とともにハラブ・ジャディーダ地区の第一防衛戦を突破、シリア軍と交戦したという。

ファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は、アレッポ市南西部の第1070集合住宅建設地区、マンヤーン村一帯などでもシリア軍と交戦したという。

またシャーム・ファトフ戦線によると、アレッポ市南西部郊外の第3000集合住宅で、特攻自爆戦闘員(インギマースィー)が自爆攻撃を行い、シリア軍と交戦した。

さらに、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ作戦司令室)の支配下にとどまるアレッポ市東部では、ヌールッディーン・ザンキー運動、「命じられるまま正しく進め」連合が、シリア軍とサラーフッディーン地区、アンサーリー地区などで交戦し、1人が死亡、25人が負傷した。

このほか、アレッポ市南部郊外では、戦闘機(所属明示せず)がミーズナーズ村を空爆し、子供7人と女性1人を含む10人が死亡した。

このほか、クッルナー・シュラカー(11月3日付)によると、ヌールッディーン・ザンキー運動が声明を出し、アレッポ市北部一帯で活動するシャームの剣旅団を吸収合併したと発表した。

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AFP, November 3, 2016、AP, November 3, 2016、ARA News, November 3, 2016、Champress, November 3, 2016、al-Hayat, November 4, 2016、Iraqi News, November 3, 2016、Kull-na Shuraka’, November 3, 2016、al-Mada Press, November 3, 2016、Naharnet, November 3, 2016、NNA, November 3, 2016、Reuters, November 3, 2016、SANA, November 3, 2016、UPI, November 3, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は11月2日、シャーム・ファトフ戦線の拠点都市イドリブ市近郊などに対して8回の爆撃を実施、またアル=カーイダ幹部の殺害を確認したと発表(2016年11月3日)

米中央軍(CENTCOM)は、11月2日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は8回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、イドリブ市近郊(2回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

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また米国防総省は2日、イドリブ市に対する有志連合の空爆でアル=カーイダの幹部の一人ハイダル・カイラカーン氏を殺害したことを確認したと発表した。

AFP, November 3, 2016、AP, November 3, 2016、ARA News, November 3, 2016、Champress, November 3, 2016、al-Hayat, November 4, 2016、Iraqi News, November 3, 2016、Kull-na Shuraka’, November 3, 2016、al-Mada Press, November 3, 2016、Naharnet, November 3, 2016、NNA, November 3, 2016、Reuters, November 3, 2016、SANA, November 3, 2016、UPI, November 3, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍ヘリコプターがシリア領内に着陸し、反体制武装集団に武器弾薬を提供(2016年11月2日)

イドリブ県では、ARA News(11月2日付)によると、トルコ軍のヘリコプター複数機が国境沿いに位置するアティマ村近郊の着陸し、同地を拠点とする反体制武装集団に武器弾薬を提供した。

ARA News, November 2, 2016
ARA News, November 2, 2016

 

AFP, November 2, 2016、AP, November 2, 2016、ARA News, November 2, 2016、Champress, November 2, 2016、al-Hayat, November 3, 2016、Iraqi News, November 2, 2016、Kull-na Shuraka’, November 2, 2016、al-Mada Press, November 2, 2016、Naharnet, November 2, 2016、NNA, November 2, 2016、Reuters, November 2, 2016、SANA, November 2, 2016、UPI, November 2, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはアレッポ県北部で反転攻勢をかけ、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団から17の村・農村を奪還(2016年11月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、トルコの全面支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)に対して反転攻勢を行い、サルワー村、グーズ村、サルサーナ村、マスウーディーヤ村、バルアーン村、バールーザ村など17の村・農場を奪還した。

また、クッルナー・シュラカー(11月2日付)によると、ダーイシュは一時アフタリーン市を制圧したが、まもなくハワール・キリス作戦司令室がこれを再び奪還したという。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市郊外のセラミック工場一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, November 2, 2016、AP, November 2, 2016、ARA News, November 2, 2016、Champress, November 2, 2016、al-Hayat, November 3, 2016、Iraqi News, November 2, 2016、Kull-na Shuraka’, November 2, 2016、al-Mada Press, November 2, 2016、Naharnet, November 2, 2016、NNA, November 2, 2016、Reuters, November 2, 2016、SANA, November 2, 2016、UPI, November 2, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県ハーン・シャイフ・キャンプのヒルバト・アッバースィーヤ地区を制圧(2016年11月2日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯でシリア軍、国防隊が、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦、シリア軍が同地一帯を地対地ミサイルと思われる砲弾などで砲撃した。

またイスラーム軍の本拠地ドゥーマー市も戦闘機(所属明示せず)が空爆を実施した。

このほか、ダマスカス県ジャウバル区一帯でもシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプに対して特殊作戦を実施、シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦の末、同地のヒルバト・アッバースィーヤ地区を完全制圧した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ファトフ軍の支配下にあるサラーキブ市を空爆し、複数の死傷者が出た。

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ハマー県では、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がスーラーン市北部でファトフ軍と交戦、マスィーン丘を制圧した。

一方、SANA(11月2日付)によると、ファトフ軍がムハルダ市を砲撃した。

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ラタキア県では、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がシール・ニムル村一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がダルアー市南部一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月2日付)によると、シリア赤新月社と赤十字国際委員会の支援チームがインヒル市に人道支援物資(貨物トレーラー32輌分、130トン)を搬入した。

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シャーム・ファトフ戦線は声明を出し、「シャリーアの兵」を名のる武装集団を吸収合併したと発表した。

AFP, November 2, 2016、AP, November 2, 2016、ARA News, November 2, 2016、Champress, November 2, 2016、al-Hayat, November 3, 2016、Iraqi News, November 2, 2016、Kull-na Shuraka’, November 2, 2016、al-Mada Press, November 2, 2016、Naharnet, November 2, 2016、NNA, November 2, 2016、Reuters, November 2, 2016、SANA, November 2, 2016、UPI, November 2, 2016などをもとに作成。

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シリア・ロシア両軍はアレッポ市西部郊外などを爆撃、またアレッポ市南西部一帯でファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室と交戦(2016年11月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ファトフ軍の支配下にあるカフルナーハー村、アウラム・クブラー町などアレッポ市西部郊外一帯を空爆、またヘリコプター(所属明示せず)がアレッポ市西部のダーヒヤト・アサド地区一帯を「樽爆弾」で空爆した。

またシリア軍がフライターン市一帯、アレッポ市ハムダーニーヤ地区、ザフラー協会地区を砲撃した。

またマンヤーン村一帯、アレッポ市第1070集合住宅地区、ラーシディーン地区、ダーヒヤト・アサド地区では、シリア軍、親政権武装勢力(ヒズブッラーなど)がファトフ軍との戦闘を続けた。

一方、クッルナー・シュラカー(11月2日付)によると、ロシア軍の教練を受けた砂漠の鷹旅団の増援部隊がアレッポ市に派遣された。

同部隊は共和国護衛隊元副司令官でアレッポ軍事治安委員会議長を務めるザイド・サーリフ氏の指揮下にあり、近くアレッポ市での大規模な戦闘に投入される模様だという。

他方、SANA(11月2日付)によると、反体制武装集団(ファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)がアレッポ市ハムダーニーヤ地区、ザフラー協会地区を砲撃し、8人が負傷した。

AFP, November 2, 2016、AP, November 2, 2016、ARA News, November 2, 2016、Champress, November 2, 2016、al-Hayat, November 3, 2016、Iraqi News, November 2, 2016、Kull-na Shuraka’, November 2, 2016、al-Mada Press, November 2, 2016、Naharnet, November 2, 2016、NNA, November 2, 2016、Reuters, November 2, 2016、SANA, November 2, 2016、UPI, November 2, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍参謀長は声明で11月4日の午前9時から午後7時までの10時間の「人道停戦」を実施すると発表、アレッポ市からの武装集団の退去を求める(2016年11月2日)

ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は声明を出し、11月4日の午前9時から午後7時までの10時間の「人道停戦」を実施し、アレッポ市東部に籠城する反体制武装集団に対して、武器を携帯したまま同地を退去することを認めると発表した。

声明によると、この退去のため、シリア軍は、トルコ国境地帯およびイドリブ県に続く回廊一帯から撤退することを誓約しているという。

ゲラシモフ参謀総長はそのうえで「ロシアはもはや、穏健な反体制派とテロリストを峻別すると誓約していた米国には期待していない」と述べ、「我々はそれゆえ、すべての武装集団の司令官らに直接対峙し、彼らに戦闘を停止し、武器を持ってアレッポから退去するよう呼びかけている」と強調した。

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ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は記者会見で、ロシア・シリア両軍による合同軍事作戦の成果として、シリア領内の1万2,000平方キロの地域をテロリストから解放、約900の市町村がシリア政府との和解に応じていると発表、両軍が引き続きシリア国内での任務を効果的に遂行すると強調した。

AFP, November 2, 2016、AP, November 2, 2016、ARA News, November 2, 2016、Champress, November 2, 2016、al-Hayat, November 3, 2016、Iraqi News, November 2, 2016、Kull-na Shuraka’, November 2, 2016、al-Mada Press, November 2, 2016、Naharnet, November 2, 2016、NNA, November 2, 2016、Reuters, November 2, 2016、SANA, November 2, 2016、UPI, November 2, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は11月1日にシリア領内での爆撃を実施せず(2016年11月2日)

米中央軍(CENTCOM)は、11月1日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して8回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は0回だった。

AFP, November 2, 2016、AP, November 2, 2016、ARA News, November 2, 2016、Champress, November 2, 2016、al-Hayat, November 3, 2016、Iraqi News, November 2, 2016、Kull-na Shuraka’, November 2, 2016、al-Mada Press, November 2, 2016、Naharnet, November 2, 2016、NNA, November 2, 2016、Reuters, November 2, 2016、SANA, November 2, 2016、UPI, November 2, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュがアレッポ県北部で、YPG主体のシリア民主軍とトルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室双方に反転攻勢をかけ、一部地域を奪還(2016年11月1日)

アレッポ県では、ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を喧伝するアアマーク通信が、ダーイシュが西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末、アレッポ市北部郊外の歩兵士官学校に近い射撃訓練場および丘陵地帯3カ所を奪還したと伝えた。

同地に関しては、シリア軍が制圧したとの情報とシリア民主軍が制圧したとの情報が錯綜していた。

また、ARA News(11月1日付)によると、ダーイシュは、トルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)と交戦の末、アフタリーン市近郊の6カ村(フーミド村、スラサーナ村、タンヌーザ村、サルワー村、カッサーラ村、バールーザ村を奪還した。

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アレッポ県では、ARA News(11月1日付)によると、トルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍支配下のハスィーヤ村、ハルバル村、シャイフ・イーサー村、マルアナーズ村などに攻撃を激化、トルコ軍も同地一帯を砲撃した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(11月1日付)によると、ロシア軍がダイル・ザウル市各所を空爆する一方、ダーイシュ(イスラーム国)も同市のシリア政府支配地域を砲撃し、民間人3人が死亡した。

AFP, November 1, 2016、AP, November 1, 2016、ARA News, November 1, 2016、Champress, November 1, 2016、al-Hayat, November 2, 2016、Iraqi News, November 1, 2016、Kull-na Shuraka’, November 1, 2016、al-Mada Press, November 1, 2016、Naharnet, November 1, 2016、NNA, November 1, 2016、Reuters, November 1, 2016、SANA, November 1, 2016、UPI, November 1, 2016などをもとに作成。

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ロシアのショイグ国防相「有志連合がロシアの作戦を妨害したことで、政治的解決は延期されてしまった」(2016年11月1日)

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、ロシア軍幹部との会談で、米主導の有志連合がシリアにおけるロシアの作戦を「妨害」していると非難、「その結果、政治的解決(に向けたプロセス)を開始し、シリア人が平穏な生活を取り戻す可能性は無期限に延期されてしまった」と述べた。

『ハヤート』(11月2日付)などが伝えた。

AFP, November 1, 2016、AP, November 1, 2016、ARA News, November 1, 2016、Champress, November 1, 2016、al-Hayat, November 2, 2016、Iraqi News, November 1, 2016、Kull-na Shuraka’, November 1, 2016、al-Mada Press, November 1, 2016、Naharnet, November 1, 2016、NNA, November 1, 2016、Reuters, November 1, 2016、SANA, November 1, 2016、UPI, November 1, 2016などをもとに作成。

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米国防省は米・ロシア両国戦闘機がシリア領空で異常接近していたと発表(2016年11月1日)

米国防総省は、10月17日夜、シリア領空で、ロシア空軍の哨戒機を護衛していた戦闘機1機が米軍戦闘機1機に800メートル弱の距離まで以上接近していたことを明らかにした。

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『ニューヨーク・タイムズ』(11月1日付)は、ダマスカスでのワークショップ取材のためにシリアを訪問していた米国および英国の複数の記者がアサド大統領と面談、大統領が「テロとの戦い」に勝利するまで政治的変革は行わないと述べたとしたうえで、憲法が定める任期(2期14年)が終了する2021年まで、アサド大統領が職にとどまるだろうと伝えた。

AFP, November 1, 2016、AP, November 1, 2016、ARA News, November 1, 2016、Champress, November 1, 2016、al-Hayat, November 2, 2016、Iraqi News, November 1, 2016、Kull-na Shuraka’, November 1, 2016、al-Mada Press, November 1, 2016、Naharnet, November 1, 2016、The New York Times, November 1, 2016、NNA, November 1, 2016、Reuters, November 1, 2016、SANA, November 1, 2016、UPI, November 1, 2016などをもとに作成。

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ロシア・トルコ両国参謀長がモスクワで会談、シリア情勢への対応を協議(2016年11月1日)

AFP(11月1日付)によると、ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長とトルコ軍のフルスィ・アカル参謀総長がロシアの首都モスクワで会談し、シリア情勢への対応について協議した。

ロシア国防省が発表した声明によると、両参謀長は「アレッポ市の事態正常化などシリア紛争解決にかかる問題」について意見を交わしたという。

SANA(11月1日付)によると、会談で、ゲラシモフ参謀総長は、シャーム・ファトフ戦線をいわゆる「穏健な反体制派」から峻別することが最優先だと伝えたという。

SANA, November 1, 2016
SANA, November 1, 2016

 

AFP, November 1, 2016、AP, November 1, 2016、ARA News, November 1, 2016、Champress, November 1, 2016、al-Hayat, November 2, 2016、Iraqi News, November 1, 2016、Kull-na Shuraka’, November 1, 2016、al-Mada Press, November 1, 2016、Naharnet, November 1, 2016、NNA, November 1, 2016、Reuters, November 1, 2016、SANA, November 1, 2016、UPI, November 1, 2016などをもとに作成。

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UNHCR報道官は反体制派も戦争犯罪を犯していると批判(2016年11月1日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のラヴィナ・シャムダサニ(Ravina Shamdasani)報道官は、アレッポ市での戦闘に関して、シリア政府と反体制派の双方が戦争犯罪を犯している可能性があると指摘した。

シャムダサニ報道官は「アレッポのすべての当事者が戦闘を行い、多数の民間人犠牲者を出し、市内で依然として暮らしている人々に恐怖を与えている」と述べたうえで、シリア政府が支配するアレッポ市西部への反体制派の砲撃を「決して受け入れられず、戦争犯罪となるだろう」と批判した。

『ハヤート』(11月2日付)などが伝えた。

AFP, November 1, 2016、AP, November 1, 2016、ARA News, November 1, 2016、Champress, November 1, 2016、al-Hayat, November 2, 2016、Iraqi News, November 1, 2016、Kull-na Shuraka’, November 1, 2016、al-Mada Press, November 1, 2016、Naharnet, November 1, 2016、NNA, November 1, 2016、Reuters, November 1, 2016、SANA, November 1, 2016、UPI, November 1, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は10月31日にシリア領内で2回の爆撃を実施(2016年11月1日)

米中央軍(CENTCOM)は、10月31日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して13回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は2回で、ダイル・ザウル市近郊に対して攻撃が行われた。

AFP, November 1, 2016、AP, November 1, 2016、ARA News, November 1, 2016、Champress, November 1, 2016、al-Hayat, November 2, 2016、Iraqi News, November 1, 2016、Kull-na Shuraka’, November 1, 2016、al-Mada Press, November 1, 2016、Naharnet, November 1, 2016、NNA, November 1, 2016、Reuters, November 1, 2016、SANA, November 1, 2016、UPI, November 1, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はダーイシュの中心拠点ラッカ市奪還に向けてYPG主体のシリア民主軍に武器を増援(2016年10月31日)

ジャズィーラ・チャンネル(10月31日付)は、米主導の有志連合が、ハサカ県ルマイラーン町郊外で使用している農業用飛行場に武器弾薬などを搬入し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に供与したと伝えた。

供与された武器弾薬は、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点であるラッカ市奪還に向けた増援だという。

AFP, October 31, 2016、Aljazeera.net, October 31, 2016、AP, October 31, 2016、ARA News, October 31, 2016、Champress, October 31, 2016、al-Hayat, November 1, 2016、Iraqi News, October 31, 2016、Kull-na Shuraka’, October 31, 2016、al-Mada Press, October 31, 2016、Naharnet, October 31, 2016、NNA, October 31, 2016、Reuters, October 31, 2016、SANA, October 31, 2016、UPI, October 31, 2016などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「米国はテロリストと穏健な反体制派を区別できないし、区別する意思もない…。アレッポ市東部にいるすべての戦闘員が合法的な爆撃の標的だ」(2016年10月31日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はシリア情勢に関して「約2週間にわたるロシア・シリア両軍の空爆中止期間は、(米国が)テロリストと「穏健な反体制派」を区別するのに十分だろう…。しかし米国とその同盟国は、両者を区別することはできないし、その意思もない」と述べ、「アレッポ市東部にいるすべての戦闘員がヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の犯罪に関与しており、そのことは彼らが合法的な(空爆の)標的となったことを意味する」と述べた。

AFP, October 31, 2016、AP, October 31, 2016、ARA News, October 31, 2016、Champress, October 31, 2016、al-Hayat, November 1, 2016、Iraqi News, October 31, 2016、Kull-na Shuraka’, October 31, 2016、al-Mada Press, October 31, 2016、Naharnet, October 31, 2016、NNA, October 31, 2016、Reuters, October 31, 2016、SANA, October 31, 2016、UPI, October 31, 2016などをもとに作成。

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トルコとロシアはロジャヴァ解体に向けて合意か?(2016年10月31日)

トルコ日刊紙『イェニ・シャファク』(10月31日付)は、トルコ政府とロシア政府の間で最近になって、西クルディスタン移行期民政局解体に向けた合意が交わされたと伝えた。

同紙によると、この合意は、イラク・シリアの国境に位置するヤアルビーヤ町(ハサカ県)から、ハサカ市、カーミシュリー市、アイン・アラブ(コバネ)市(アレッポ県)、タッル・アブヤド市(ラッカ県)、ジャラーブルス市、アアザーズ市、アフリーン市にいたる地域を民主統一党(PYD)に引き渡そうとするシリア北部での米国の計画を頓挫」させるものだという。

また合意は、「アレッポ市(シャイフ・マクスード地区のこと)にも及んでおり、またシリア軍はこの計画(米国の計画)を実現させないことを保障するため、ラタキア県、タルトゥース県に撤退する」ことが取り決められているという。

AFP, October 31, 2016、AP, October 31, 2016、ARA News, October 31, 2016、Champress, October 31, 2016、al-Hayat, November 1, 2016、Iraqi News, October 31, 2016、Kull-na Shuraka’, October 31, 2016、al-Mada Press, October 31, 2016、Naharnet, October 31, 2016、NNA, October 31, 2016、Reuters, October 31, 2016、SANA, October 31, 2016、UPI, October 31, 2016、Yeni Safak, October 31, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がダーイシュから1カ村を奪取(2016年10月31日)

アレッポ県では、ARA News(10月31日付)によると、トルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に県北部のバイリス村およびその周辺の農場地帯を制圧した。

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一方、ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を喧伝するアアマーク通信(10月31日付)が、県北部のダイルナタ村で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦し、戦闘員20人を殺害したと発表した。

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ハマー県では、SANA(10月31日付)によると、シリア軍がサッブーラ村とイスリヤー村を結ぶ街道一帯でダーイシュ(イスラーム国)の車列を攻撃した。

AFP, October 31, 2016、AP, October 31, 2016、ARA News, October 31, 2016、Champress, October 31, 2016、al-Hayat, November 1, 2016、Iraqi News, October 31, 2016、Kull-na Shuraka’, October 31, 2016、al-Mada Press, October 31, 2016、Naharnet, October 31, 2016、NNA, October 31, 2016、Reuters, October 31, 2016、SANA, October 31, 2016、UPI, October 31, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市南西部一帯でシャーム・ファトフ戦線が主導する反体制派とシリア軍の戦闘が続く(2016年10月31日)

アレッポ県では、『ハヤート』(11月1日付)によると、アレッポ市南西部のアサド軍事アカデミー一帯、マンヤーン村一帯で、シャーム・ファトフ戦線が主導するファトフ軍およびアレッポ・ファトフ軍作戦司令室がシリア軍および親政権武装勢力との戦闘を続けた。

また、クッルナー・シュラカー(10月31日付)、ARA News(10月31日付)によると、によると、アレッポ市南部のアズィーザ村、アレッポ市シャイフ・ルトフィー地区一帯でもシリア軍とファトフ軍が交戦した。

一方、SANA(10月31日付)によると、シリア軍がアレッポ市ラーシディーン地区(第4、第5地区)、ヒクマ学校一帯、第1070集合住宅計画地区西部で、シャーム・ファトフ戦線主導のファトフ軍の拠点を空爆した。

これに対して、「米国が穏健な反体制派とみなすテロ組織」は、アレッポ市西部のハムダーニーヤ地区、ハラブ・ジャディーダ地区を砲撃し、女性1人を含む3人が死亡、5人が負傷した。

、なおシリア人権監視団によると、30日以降、ファトフ軍およびアレッポ・ファトフ軍作戦司令室がシリア軍との戦闘で獲得したのはアレッポ市ダーヒヤト・アサド地区内の複数カ所のみで、シリア軍が戦いの「イニシアチブを回復」しつつあるという。

また、28日以降の戦闘(「アレッポ大血戦」)で、反体制武装集団戦闘員72人、シリア軍側兵士・戦闘員61人が死亡したという。

SANA, October 31, 2016
SANA, October 31, 2016

このほか、ファトフ軍は、28日に開始したアレッポ市東部解囲作戦(「アレッポ大血戦」)第1段階(30日に終了宣言)での戦果を発表した。

それによると、過去48時間でファトフ軍は、シリア軍兵士およびシリア人民兵85人、外国人戦闘員30人以上を殺害したという。

Kull-na Shuraka', October 31, 2016
Kull-na Shuraka’, October 31, 2016
Kull-na Shuraka', October 31, 2016
Kull-na Shuraka’, October 31, 2016

AFP, October 31, 2016、AP, October 31, 2016、ARA News, October 31, 2016、Champress, October 31, 2016、al-Hayat, November 1, 2016、Iraqi News, October 31, 2016、Kull-na Shuraka’, October 31, 2016、al-Mada Press, October 31, 2016、Naharnet, October 31, 2016、NNA, October 31, 2016、Reuters, October 31, 2016、SANA, October 31, 2016、UPI, October 31, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は28~30日にシリア領内で14回の爆撃を実施(2016年10月31日)

米中央軍(CENTCOM)は、10月28~30日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

10月28日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して4回の空爆を実施、シリア領内での空爆は実施されなかった。

10月29日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して16回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、ブーカマール市近郊(1回)、アイン・イーサー市近郊(4回)、マンビジュ市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

10月30日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して16回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、ブーカマール市近郊(1回)、シャッダーディー市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

AFP, October 31, 2016、AP, October 31, 2016、ARA News, October 31, 2016、Champress, October 31, 2016、al-Hayat, November 1, 2016、Iraqi News, October 31, 2016、Kull-na Shuraka’, October 31, 2016、al-Mada Press, October 31, 2016、Naharnet, October 31, 2016、NNA, October 31, 2016、Reuters, October 31, 2016、SANA, October 31, 2016、UPI, October 31, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県北部でトルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団とダーイシュの攻防続く(2016年10月30日)

アレッポ県では、ARA News(10月30日付)によると、トルコ軍航空部隊・戦車部隊の全面支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)は、県北部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、シャッドゥード村、サルワー村を制圧する一方、ダーイシュはカフル・カルビーン村をハワール・キリス作戦司令室から奪取した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(10月30日付)によると、反体制武装集団を全面支援するトルコ軍は県北部(マーリア市、ラーイー村一帯)でダーイシュの拠点50カ所と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点15カ所を砲撃、破壊した(トルコ軍は、ダーイシュ拠点162カ所、シリア民主軍拠点12カ所を攻撃したと発表した)。

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一方、クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、マンビジュ市および同市郊外の革命地元評議会がビデオ声明(https://youtu.be/N-4ghmhRdzY)を出し、軍事局の設置し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下に入ることを宣言した。

Youtube, October 30, 2016
Youtube, October 30, 2016

AFP, October 30, 2016、AP, October 30, 2016、ARA News, October 30, 2016、Champress, October 30, 2016、al-Hayat, October 31, 2016、Iraqi News, October 30, 2016、Kull-na Shuraka’, October 30, 2016、al-Mada Press, October 30, 2016、Naharnet, October 30, 2016、NNA, October 30, 2016、Reuters, October 30, 2016、SANA, October 30, 2016、UPI, October 30, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は18日以降、ロシア・シリア両軍がアレッポ市一帯を爆撃していないと改めて述べる一方、反体制派のアレッポ市に対する爆撃で28日以降、子供3人を含む16人が死亡していると発表(2016年10月30日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は報道声明で、ロシア・シリア両軍が13日間にわたって(10月18日以降)、アレッポ市一帯に飛来しておらず、空爆も実施していないと改めて強調する一方、反体制武装集団によるアレッポ市(西部)各所への砲撃によって過去3日間に子供3人を含む16人が死亡、120人が負傷したことを明らかにした。

AFP, October 30, 2016、AP, October 30, 2016、ARA News, October 30, 2016、Champress, October 30, 2016、al-Hayat, October 31, 2016、Iraqi News, October 30, 2016、Kull-na Shuraka’, October 30, 2016、al-Mada Press, October 30, 2016、Naharnet, October 30, 2016、NNA, October 30, 2016、Reuters, October 30, 2016、SANA, October 30, 2016、UPI, October 30, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団はアレッポ県北部でダーイシュから1カ村を奪取(2016年10月29日)

アレッポ県では、『ハヤート』(10月30日付)によると、トルコ軍航空部隊と戦車部隊の全面支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)がバーブ市北西部のカフル・カルビーン村をダーイシュ(イスラーム国)から奪取した。

一方、トルコ軍はダーイシュ(イスラーム国)の拠点50カ所と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点15カ所を攻撃、破壊したと発表した。

ARA News, August 29, 2016
ARA News, August 29, 2016

 

AFP, October 29, 2016、AP, October 29, 2016、ARA News, October 29, 2016、Champress, October 29, 2016、al-Hayat, October 30, 2016、Iraqi News, October 29, 2016、Kull-na Shuraka’, October 29, 2016、al-Mada Press, October 29, 2016、Naharnet, October 29, 2016、NNA, October 29, 2016、Reuters, October 29, 2016、SANA, October 29, 2016、UPI, October 29, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)がアレッポ県北部での自治に向け治安委員会を発足(2016年10月29日)

トルコ軍航空部隊および戦車部隊と全面共闘し「ユーフラテスの盾」作戦を遂行する反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)は声明を出し、アレッポ県北部および北東部の「解放区」の自治を担うための機関として「治安委員会」を発足したと発表した。

治安委員会は、「穏健な反体制派」と目されているスルターン・ムラード師団、ナスル・ブロック、シャーム戦線(シャーム自由人イスラーム運動と「穏健な反体制派」からなる軍事連合体)の各代表、すなわちアブー・ファールーク氏、アブー・アフマド・サフワ氏、アブー・アミーン氏から構成されているという。

ハワール・キリス作戦司令室はまた、15日以内に「解放区」の司法を担う司法委員会を設置すると発表した。

ARA News, August 29, 2016
ARA News, August 29, 2016

 

AFP, October 29, 2016、AP, October 29, 2016、ARA News, October 29, 2016、Champress, October 29, 2016、al-Durar al-Shamiya, October 29, 2016、al-Hayat, October 30, 2016、Iraqi News, October 29, 2016、Kull-na Shuraka’, October 29, 2016、al-Mada Press, October 29, 2016、Naharnet, October 29, 2016、NNA, October 29, 2016、Reuters, October 29, 2016、SANA, October 29, 2016、UPI, October 29, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県、ダルアー県でシリア軍が反体制武装集団との戦闘を続ける(2016年10月29日)

ダマスカス郊外県では、ARA News(10月29日付)によると、シリア軍がザマルカー町とダマスカス県ジャウバル区を結ぶ反体制武装集団の地下トンネルを破壊した。

またシリア赤新月社、赤十字国際委員会の支援チームがハラスター市に人道支援物資を搬入した。

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ダルアー県では、ARA News(10月29日付)によると、南部戦線がイブタア町郊外の放棄された大隊基地奪還に向け、「抑圧者撃退」の戦いを開始した。

一方、SANA(10月29日付)によると、シリア軍がヤードゥーダ村、ダルアー市カラク地区、ハマーディーン地区、ダーイル町、ヌアイマ村、ウンム・マヤーズィン町でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、ARA News(10月29日付)によると、ロシア・シリア両軍がタイバト・イマーム市一帯を空爆した。

一方、SANA(10月29日付)によると、シリア軍がブワイダ村、ティーバト・イマーム市、ラターミナ町、マサースィナ村などで反体制武装集団の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(10月29日付)によると、シリア軍がアイン・フサイン村一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, October 29, 2016、AP, October 29, 2016、ARA News, October 29, 2016、Champress, October 29, 2016、al-Hayat, October 30, 2016、Iraqi News, October 29, 2016、Kull-na Shuraka’, October 29, 2016、al-Mada Press, October 29, 2016、Naharnet, October 29, 2016、NNA, October 29, 2016、Reuters, October 29, 2016、SANA, October 29, 2016、UPI, October 29, 2016などをもとに作成。

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国連安保理は反体制派によるロシア大使館砲撃を非難する声明を発表(2016年10月29日)

国連安保理は、10月28日の反体制武装集団によるロシア大使館(ダマスカス県アダウィー地区)への砲撃に関して報道声明を採択、攻撃を「もっとも強い調子」で非難した。

AFP, October 29, 2016、AP, October 29, 2016、ARA News, October 29, 2016、Champress, October 29, 2016、al-Hayat, October 30, 2016、Iraqi News, October 29, 2016、Kull-na Shuraka’, October 29, 2016、al-Mada Press, October 29, 2016、Naharnet, October 29, 2016、NNA, October 29, 2016、Reuters, October 29, 2016、SANA, October 29, 2016、UPI, October 29, 2016などをもとに作成。

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国連安保理はイドリブ県ハーッス村の学校への爆撃を非難する声明を発表(2016年10月28日)

国連安保理は、10月25日のイドリブ県ハーッス村の学校への空爆を非難する報道声明を採択した。

AFP, October 29, 2016、AP, October 29, 2016、ARA News, October 29, 2016、Champress, October 29, 2016、al-Hayat, October 30, 2016、Iraqi News, October 29, 2016、Kull-na Shuraka’, October 29, 2016、al-Mada Press, October 29, 2016、Naharnet, October 29, 2016、NNA, October 29, 2016、Reuters, October 29, 2016、SANA, October 29, 2016、UPI, October 29, 2016などをもとに作成。

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英シリア協会がダマスカスでシリアの現状について意見を交わすためののワーク・ショップを計画、メンバーどうしの意見対立表面化(2016年10月28日)

『ハヤート』(10月29日付)は、駐英心臓外科医でアスマー・アフラス大統領夫人の父親ファウワーズ・アフラル氏やシリア人ビジネスマンらがシリアの首都ダマスカスでのワーク・ショップ開催を呼びかけ、これにより英シリア協会(BSS)内での意見対立が表面化していると伝えた。

BSS(http://www.britishsyriansociety.org/)は2003年に英国で発足し、英国人およびシリア人などから構成され、両国関係強化などをめざしてきた団体。

Alarabia.net
Alarabia.net

『ハヤート』によると、10月30、31日の2日の予定でダマスカスで「シリアの現状」について意見を交換するためのワークショップ開催の招待状が数週間前にBSSのメンバーに送付されてきたという。

招待状には、「すべての戦争にはさまざまな視点を持つ当事者がおり、真実こそが戦争のなかでの第1の被害者である」としたうえで、「人道危機、経済状況、将来の安定の可能性…、シリアとの外交関係、外交的対話の可能性、シリア紛争解決の可能性」について検討すると記されているという。

また、トルコ、中国のイニシアチブのもとに和解プロセスについて議論を行い、シリアの高官、宗教関係者、ビジネスマン、軍人らとの面談の機会を設け、「複雑な危機へのよりよい理解」をめざすとされているという。

しかし、このワークショップをめぐって、一部の英国人およびシリア人メンバーは、「シリア政府が政治的対話を拒否し、民間人数十万人を包囲している」なか、開催は不適切と拒否する一方、別のメンバーは、英国がロシアに対して「過激」な姿勢をとる国の一つで、「英国による軍事的挑発」がシリアをはじめとする世界各地で行っているとして、消極的な姿勢を示しているという。

しかし、アフラス氏、技師のウマル・タクラー氏、ビジネスマンのナージー・シャーウィー氏らは「シリアの現体制がいかなる行為や違反を行っていようが、同体制とのやりとりする形式について検討することが現実的」と考え、ワークショップ開催に積極的だという。


AFP, October 28, 2016、AP, October 28, 2016、ARA News, October 28, 2016、Champress, October 28, 2016、al-Hayat, October 29, 2016、Iraqi News, October 28, 2016、Kull-na Shuraka’, October 28, 2016、al-Mada Press, October 28, 2016、Naharnet, October 28, 2016、NNA, October 28, 2016、Reuters, October 28, 2016、SANA, October 28, 2016、UPI, October 28, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍、シリア軍、米軍主導の有志連合がそろってダイル・ザウル市一帯を爆撃し、民間人12人が死亡(2016年10月28日)

ダイル・ザウル県では、ARA News(10月28日付)によると、ロシア・シリア両軍はジャフラ村一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

また米主導の有志連合の戦闘機もダイル・ザウル市内を空爆し、民間人12人以上が死亡、15人以上が負傷した。

ARA News, October 28, 2016
ARA News, October 28, 2016

AFP, October 28, 2016、AP, October 28, 2016、ARA News, October 28, 2016、Champress, October 28, 2016、al-Hayat, October 29, 2016、Iraqi News, October 28, 2016、Kull-na Shuraka’, October 28, 2016、al-Mada Press, October 28, 2016、Naharnet, October 28, 2016、NNA, October 28, 2016、Reuters, October 28, 2016、SANA, October 28, 2016、UPI, October 28, 2016などをもとに作成。

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