アナトリア通信によると、トルコ、英国両国外務省の高官らがトルコの首都アンカラで会合を開き、シリアに対する制裁解除の問題などについて議論した。
会合に出席したのは、トルコのヌフ・ユリマズ外務副大臣、英国のハミッシュ・ファルコナー中北アフリカ担当国務大臣がそれぞれ代表を務める両国の外務省高官。
トルコ外務省の複数筋によると、会合では、制裁の無条件での解除、とりわけ、シリアへの資金流入を確保すること、復興や経済開発などが議論されたという。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍の戦闘機複数機が午後1時頃、ティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後10時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍の有人および無人戦闘機が11時頃、ティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。
ANHAによると、シリア民主軍は、カラ・クーザーク橋一帯に対するトルコ軍とシリア国民軍の攻撃を撃退したと発表した。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「平和の泉」地域の拠点都市ラアス・アイン市で、シリア国民軍に所属する東部自由人連合のメンバー1人が、覆面姿の武装グループの襲撃を受けて死亡した。
殺害されたメンバーは、ダイル・ザウル県フシャーム町出身で、人身売買や麻薬密輸に関与していたという。
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シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、アラブ連盟の緊急首脳会議(パレスチナ・サミット)に出席するため、エジプトの首都カイロを初めて訪れた。
カイロに到着したシャルア暫定大統領は、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣大臣とともに、アントニオ・コスタ欧州理事会議長、イエメンのラシャード・ムハンマド・アリーミー大統領指導評議会議長. パレスチナのマフムード・アッバース大統領、国連のアントニオ・グテーレス事務総長と相次いで個別会談した。
緊急首脳会議に出席したシャルア暫定大統領は、加盟諸国首脳らを前に演説を行った。
演説の全文はの通り。
アッラーに讃えあれ、預言者ムハンマド、彼の一族と教友、そして彼に従う者たちに平安と祝福があらんことを。
バーレーン王国のハマド・ビン・イーサ・ハリーファ王陛下、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領閣下、アラブ連盟アフマド・アブーガイト事務総長殿、アラブ諸国の首脳・政府の閣僚の皆さま、各使節団の代表の皆さま、あなた方に平和と祝福ありますように。
本日という歴史的な日に、シリア国民が直面している困難な状況において、皆さまからの絶え間ない支援と揺るぎない献身に深い感謝と謝意を表したい。
シリアが、長年にわたる不在を経て、その国民を代表してアラブ連盟に復帰することは、歴史的な出来事であり、アラブの団結を強化したい我々共通の意志を反映したものであり、我々全員が直面する課題に立ち向かうための統一と協業の概念を確立しようとするものだ。
シリアは、今も昔も、この大きなアラブの家の不可分な一員であり続ける。シリアのアラブ連盟への復帰は極めて重要な時期に実現した。我々のアラブの祖国は、政治的、経済的、または人道的な多くの課題に直面している。だが、我々は、課題を乗り越えるためには、共同の協力とアラブの集団的行動を強化することが唯一の方法であると信じている。シリアがこのアラブの舞台に戻ったことは、我々がこれらの課題に立ち向かうために一丸となり、共通の問題に対するアラブの解決策を見出すための一歩だ。
シリアは歴史を通じて、今も昔も、アラブの権利を支持する筆頭国の一つだった。パレスチナ問題やアラブ民族に関わるあらゆる問題において、シリアの復帰は、シリアが今後もアラブの大義のために支援し、地域の安全と安定を強化するために全力を尽くすことを確認するものだ。
我々は、もっとも困難な時期にシリア国民を支援してくれたすべてのアラブ諸国に深く感謝の意を表する。この支援は、我々が再び立ち上がり、我々が直面した大きな課題に立ち向かう力を強化するうえで非常に大きな影響を与えた。シリアは今日、困難にもかかわらず、自国民とアラブ民族のためにより良い未来を築くために前進する決意を持っている。
皆さま
パレスチナはその歴史において、イスラエルの絶え間ない侵略から始まり、入植政策や強制移住政策に至るまで、パレスチナ人民のアイデンティティを消し去ろうとする多くの悲劇的な局面を目の当たりにしてきた。残念ながら、アラブ民族の歴史における重要な時期において、我々は現在、パレスチナ人民の血と命を犠牲にして地域の政治的地図を再構築しようとする新たな試みを目にしている。この強制移住の呼びかけは、人道的観点から見ても恥ずべきものであり、新たな悲劇を再生産しようとする試みであり、依然として占領下にあり、封鎖と破壊に苦しむパレスチナ人民の苦しみを倍増させるものである。
我々はこの数年、占領下にあるパレスチナの領土において、入植地の拡大を目指す絶え間ない試みを、そしてエルサレムから元々の住民を排除しようとする試みを目の当たりにしてきた。そして今、ガザから数百万のパレスチナ人を強制移住させ、自らの家に帰還する権利を奪おうとする新たな脅威が現れている。
我々シリアは、こうした呼びかけが、パレスチナ人民だけでなく、アラブ民族全体に対する脅威だとみなしている。なぜなら、それは、すべてのアラブ人の問題であるパレスチナ問題の核心に関わるからである。このような時に、ガザの住民をいかなる名目や理由であれ強制移住させることは、より大規模な強制移住計画を実行するようなもので、パレスチナ人をその土地から追放することが目的だ。それは、いかなるかたちでも受け入れることはできない。この脅威は、単なる人道問題ではなく、我々がアラブ人としての存亡にかかわる問題にどう専念するかを試すものでもある。我々全員がこの計画に立ち向かい、それを強く拒否する時が来ているのだ。
ガザで現在起こっていることは、我々全員にとって警鐘であるべきである。敵は侵略を止めることなく、国際的および国内的な状況が時に地域の問題を周縁化させることもある。しかし、我々はここに集まり、明言したい。アラブ諸国はその立場を一つにし、この人民が受けてきたもっとも卑劣な抑圧と不義に対して責任を持つべきである、と。
我々シリア・アラブ共和国は、ガザの住民を救援し、国際社会に対してこの侵略を終わらせるよう圧力をかけるため、いかなる人道的、政治的、外交的努力に対しても全面協力する準備ができていると強調したい。そして、その一環として、アラブの役割は疑う余地なく重要であり、すべてのアラブ諸国が物質的、政治的支援を提供するための協力を強化し、即時停戦を呼びかける外交的な動きも支援しなければならない。さらに、パレスチナ人民の帰還権と自決権を再確認することが重要である。ガザこそが今日パレスチナであり、パレスチナはガザなのだ。我々全員が今、正義と平和のための一つの声をあげるためにここに集まっているのだ。
皆さま
また、イスラエルは1967年にシリアのゴラン高原を占領して以来、シリア人民の権利を侵害することを止めず、侵略政策を強化し、占領地に新たな現実を押し付けようと何度も試みてきた。この侵略的拡張は、シリアの主権の侵害であるだけでなく、地域全体の安全と平和に対する直接的な脅威である。我々は、国連の仲介により締結された1974年の停戦協定を完全に遵守することに専念している。イスラエル側がこれらの協定を無視し、軍事攻撃を激化させ、シリアの領内に入植地を拡大し続けることを受け入れることは絶対にできない。
この絶え間ないイスラエルの侵略とシリアの安全と安定を脅かす軍事攻撃は、我々全員が一丸となってその激化に対抗する必要があることを意味している。
イスラエルの占領に対抗するのを怠ることは、アラブの国家安全保障に対するさらなる課題や脅威を招く可能性がある。それゆえ、アラブ諸国はシリアを支援する責任を果たし、この侵略政策に対抗するために協力しなければならない。これらの政策は、地域に不安と混乱を植え付けることを目的としている。また、我々は国際社会に対して、シリアの権利を支持し、イスラエルに対してシリア南部からの即時撤退を求める法的および道徳的な責任を果たすよう促すとともに、地域の安全と安定を脅かすイスラエルの占領政策に終止符を打つ必要があることを強調する。さらに、これらの絶え間ない侵害を停止するための実質的な措置が講じられなければならない。
皆様
最後に確認しておきたい。シリア国民は、常にそうであったように、パレスチナのきょうだいたちとともに、解放と正義に向かって共に歩んでいく。我々は今、次の世代のため、より良い未来を築こうと努力しており、この歴史的な瞬間がアラブ諸国の共同協力の新しい時代の始まりとなるよう、あらゆる努力を尽くす所存である。
あなた方に平和と祝福がありますように。
緊急首脳会議出席後、シャルア暫定大統領は、シャイバーニー外務在外居住者大臣とともに、レバノンのジョゼフ・アウン大統領、エジプトのアブッドゥルファッターフ・スィースィー大統領と個別に会談した。
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SANAによると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、ユースフ・ラッジー外務在外居住者大臣と会談した。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊が、アサド政権崩壊前にロシア軍が監視ポストを設置していたナースィリーヤ連隊(アブー・ズィヤーブ連隊)基地、ウーファーニヤー村に隣接するアイン・バイダ交差点に一時侵入した。
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タルトゥース県では、SANAによると、イスラエル軍戦闘機複数機がタルトゥース市一帯を爆撃した。
爆撃による人的被害の報告は現時点ではなく、民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)と専門チームが標的となった場所の確認作業を行っているという。
シリア人権監視団によると、イスラエル軍の爆撃によると見られる大きな爆発が、タルトゥース港とワヒーブ経済グループの工業群の間に位置する旧シリア軍の兵舎近くで発生した。
これに関して、イスラエル軍は午後9時24分、テレグラムで、以下の通り発表した。
イスラエル国防軍(IDF):IDFは先ほど、シリアのカルダーハ郡にあるシリアの旧体制が保有していた兵器が保管されていた軍事施設を攻撃した。
この地域における最近の動向を踏まえ、同施設の軍事インフラを攻撃することが決定された。IDFは引き続きこの地域の情勢を監視し、イスラエル国民を防衛するために必要な対応を行う。
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ロイター通信は、シリア、ロシアの政府関係者、外交筋など8人の関係者の話として、1月29日に首都ダマスカスで行われたアフマド・シャルア暫定大統領とロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣兼大統領特使(中東地域担当)の会談において、数十億ドル規模の債務問題、アサド前大統領の処遇、ロシアにあるとされるシリア資産の返還要求などが議論されたと伝えた。
同通信社によると、シャルア暫定大統領は前政権時代にロシアから受けた債務の免除を求めた。
シリアのムハンマド・アバーズィード財務大臣によると、同国の対外債務は200~230億ドルに上るが、ロシアへの負債額は明らかになっていない。
また、アサド前大統領のシリア帰還については、あくまでも概括的な議論にとどまった。
ロシアの高官筋によると、ロシアはアサド前大統領の引き渡しには同意することはなく、またそうした要請も受けていないという。
シャルア暫定大統領はさらに、アサド前大統領がロシア政府に委ねたとされるシリアの資金の返還を求めたが、ロシア側は、そのような資金は存在しないと否定した。
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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後1時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後1時半頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後10時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。
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ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後4時頃、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のビール・ハッスー村、サナア村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後6時頃、スィッリーン町近郊のマルハ村を砲撃し、住民1人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後9時頃、タッル・アブヤド市西のシャムスィーン村を砲撃したと発表した。
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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は声明を出し、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のグループがブサイラ市の検察局を襲撃したと発表した。
ANHAによると、シリア民主軍の広報センターが、ダイル・ハーフィル市一帯、ティシュリーン・ダム一帯でシリア国民軍を迎撃し、多数の戦闘員を殺傷したと発表した。
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ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、トルコ軍、シリア国民軍との戦闘で兵士7人が新たに死亡したと発表した。

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米中央軍(CENTCOM)は声明第20250301-0号を発表し、2月23日のシリア北部への精密爆撃で、フッラース・ディーン機構の幹部司令官の1人ムハンマド・ユースフ・ディヤー(アブー・ジャアファル・トゥルキー)を殺害したと発表した。
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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後1時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後8時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後11時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。
ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、2月28日にティシュリーン・ダム一帯に対するシリア国民軍の攻撃を撃退、戦闘員8人を殺害、5人を負傷させたと発表した。
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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後5時頃、タッル・タムル町近郊のタッル・タウィール村を砲撃した。
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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後1時頃、アイン・アラブ(コバネ)市南のアーシマト・アウニーヤ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後3時頃、アイン・イーサー市東のアブド・ジュムア村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後8時頃、アイン・イーサー市東のサラーミダ村を砲撃した。
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ANHAによると、シリア民主軍がアレッポ県のラファージュ・セメント工場(ハッラーブ・ウシュク村)一帯、ティシュリーン・ダム一帯、ダイル・ハーフィル市一帯、ラッカ県のアイン・イーサー市一帯でトルコ軍の無人航空機4機を撃墜した。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の次男でビジネスマンのネジュメッティン・ビラル・エルドアン氏を代表とするトルコ使節団がシリアを訪問した。
シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、アフマド・シャルア暫定大統領とともにエルドアン氏らと会談した。
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また、SANAによると、フサーム・ハーッジ・フサイン宗教関係大臣、マーヒル・ムハンマド・マルワーン・ダマスカス県知事は、首都ダマスカス旧市街のウマイヤ大モスクでエルドアン氏らとともに金曜日午後の集団礼拝を行った。
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SANAによると、マルワーン県知事はさらに、エルドアン氏らとともに、カシオン山、タキーヤ・スライマーニーヤ・モスクなどに案内した。
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イスラエルのイスラエル・カッツ国防大臣は、記者会見で、アフマド・シャルア暫定大統領が指導するシリアの新政権について以下の通り述べた。
シャルアは政権を握り、軍服をスーツに着替えて、流暢に話しているが、イスラエルは信頼していない。
我々が信用しているのはイスラエル国防軍だけだ。私にも(ネタニヤフ)首相にも緩衝地帯が占領されねばならないということは明白だった。我々の政策はそこ、つまりヘルモン山、既に設置されている複数の監視ポストに無期限で留まることだ。
シリア南部は、非武装地域とならねばならない。
我々は、シリア南部の武装解除への違反を許さない。いかなる行為が現れることも許さない。
我々は、シリアのドゥルーズ派の友人らに対して強い責任を感じており、彼らとの連絡を維持することに努めている。現在、我々に近い人々が、ゴラン高原で日常的に働くことを許可する可能性を検討しており、組織、あるいはあらゆる方法を通じて、支援を提供する準備を進めている。我々は彼らが保護されることを望んでおり、それを慎重かつ的確な方法で実現するために取り組んでいる。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機が、県上空で超音速での低空飛行を繰り返した。
シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊はまた、ルスーム・ハワーリド村、ウンム・バーティナ村、サムダーニーヤ村方面に新たに戦車や重機などを侵入させた。
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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後2時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。
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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後4時頃、アイン・イーサー市近郊のファーティサ村、サファーウィヤ村、サラーミダ村を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍が午後4時頃、タッル・アブヤド市西のカルファリー村、ラファージュ・セメント工場(ハッラーブ・ウシュク村)を無人航空機で爆撃した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後9時頃、アイン・イーサー市近郊のサラーミダ村を砲撃した。
ANHAによると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市タッル・アブヤド市で、ブー・アッサーフ部族の男性ら数十人が、部族のメンバーを殺害されたとして、シリア国民軍憲兵隊の本部を襲撃した。

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ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯、マンビジュ市一帯、ダイル・ザウル県でのトルコ軍とシリア国民軍の攻撃によって、兵士6人が死亡したと新たに発表した。

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トルコの人民平等民主党(DEM)の使節団は、マルマラ海のイムラル島を訪れ、島の刑務所に収監さえれている唯一の囚人であるクルディスタン労働者党(PKK)の創設者・指導者であるアブドゥッラー・オジャランの声明を受け取った。

DEMの使節団は、イスタンブールのエリト・ワールド・ホテルで記者会見を開き、約300人の記者らの前でオジャランの声明の内容を発表した。
声明は、アフメト・トゥルク氏がクルド語で、バロウィン・ブルダン氏がトルコ語でそれぞれ代読した。

「平和と民主社会のための呼びかけ」と題された2月25日付声明のなかで、オジャランは、以下の通り表明した。
(トルコ)共和国は、次の100年において、民主主義が確立することなくして、統一も持続的な安定を享受し得ない。民主主義から乖離したところで、制度を模索し、それを実行する方途などなく、それらは不可能だ。民主的合意こそが基本的な方法である。この過程において、私は、武装解除を呼びかけるとともに、この呼びかけに対する歴史的責任を負う。
大会を開催し、決定を下せ。すべての組織が武器を放棄しなければならない。PKKは自らを解体しなければならない。
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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシリア北東部では、各地にライブ・ビュー会場が設置され、多くの住民が集い、オジャランの声明代読に耳を傾けた。

ライブ・ビュー会場されたのは、ハサカ県のカーミシュリー市、マーリキーヤ(ダイリーク)市、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村、アームーダー市、マアバダ(カルキールキー)町、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、タッル・ハミース町、ハサカ市、ダルバースィーヤ市、タッル・タムル町、ラッカ県のタブカ市、ラッカ市、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市、アレッポ市。
ANHAによると、アレッポ県のティシュリーン・ダムの施設に「人間の盾」として留まっている活動家らもオジャランの声明代読に耳を傾けた。

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民主統一党(PYD)の党首委員会委員を務めるサーリフ・ムスリム元共同党首は、アブドゥッラー・オジャランの解党と武装解除の呼びかけについて、アラビーヤ・チャンネルの取材に対して、以下の通り述べた。
我々に政治活動が許されていれば、武器は必要ではない。
武装する理由がなくなれば、我々はそれを放棄するだろう。
トルコからの侵略が繰り返されるなかで、依然として武器を携帯する必要が存在する。
PKKの指導部は、オジャランの呼びかけを検討せずに実施することはないだろう。
PKK大会での決定を待つ。
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シリア民主評議会はフェイスブックで、アブドゥッラー・オジャランによるPKKの武装解除と解体の呼びかけを受けて行われたシリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官のビデオ記者会見の映像を公開した。
会見のなかで、アブディー司令官は以下の通り述べた。
トルコでの戦争を終わらせ、平和的な政治プロセスへの道を切り開くことを呼びかけた歴史的な発表だ。和平を構築する好機であり、この地域において健全で建設的な関係を始めるカギとなる。
オジャラン氏は、この発表についてのメッセージを我々に送ってくれていた。その内容は非常に前向きなもので、地域の平和と安全を強調するものだった。
しかし、発表はPKKだけに関するもので、我々とは無関係だ。
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『ワタン』によると、総合諜報機関のムワッファク・ドゥーヒー副長官がハーリド・イード麻薬撲滅局長とともにサウジアラビアを訪問し、アブドゥルアズィーズ・ビン・サウード・ビン・ナーイフ内務大臣と会談し、麻薬撲滅に向けた協力などについて協議した。
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SANAによると、サウジアラビアのサルマーン国王人道支援活動センターの医療チームがシリア・アラブ赤新月社と連携し、ラマダーン月期間中にダマスカス県、ダマスカス郊外県、ダルアー県、クナイトラ県、スワイダー県、ヒムス県、ハマー県、アレッポ県、ダイル・ザウル県、ラッカ県、ラタキア県で、がん患者、腎不全患者、障がい者の家族、扶養責任のある女性、および帰還移民など59000世帯に食料パックを配給するプロジェクトを開始した。
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SANAによると、国際民間航空機関のムハンマド・アブー・バクル・ファーリウ中東地域事務所長を代表とする使節団がシリアを訪れ、シリア民間航空公社と航空部門での協力発展をめざす覚書を交わした。
国際民間航空機関の使節団がシリアを訪れるのは、同機関発足(1944年)以来初めて。
ファーリウ中東地域事務所長はまた、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣と会談した。
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SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は国連人権理事会に向けてビデオ演説を行った。
演説のなかで、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、行方不明者と強制失踪者の問題を審査するための高等委員会を設置したと発表した。
https://www.youtube.com/watch?si=AxHAiujJKYRBhEYX&fbclid=IwY2xjawItubZleHRuA2FlbQIxMQABHScmvBgo24YTeJzvl6NINoiz7mfjVdaPdWXesLVaWeA5JSZKJmoB48lh0A_aem_iFFLvYZ9COPdxtnfZEOIEg&v=-23uP7CQebU&feature=youtu.be
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