イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)は過去48時間にイラク・イスラーム抵抗と合同で、イスラエル北部の占領地に対する多数の無人航空機による2回の攻撃とエイラート市の重要標的に対する1回の攻撃を実施したと発表(2024年12月3日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後4時7分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、過去48時間にイラク・イスラーム抵抗と合同で、イスラエル北部の占領地に対する多数の無人航空機による2回の攻撃とエイラート市の重要標的に対する1回の攻撃を実施したと発表した。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米国防総省のライダー報道官はシリア北部情勢への米国の関与を否定(2024年12月3日)

米国防総省のパトリック・ライダー報道官は、シャーム解放機構主導による「攻撃抑止」の戦いと、シリア国民軍による「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化を受けて、シリアでの米軍駐留に変更はないとしたうえで、現下の情勢悪化への関与を否定した。

ライダー報道官は、以下の通り述べた。

私の理解では、CJTFOIR(固有の決意作戦)の司令官が、ロシアとのホットラインを利用して…円滑なコミュニケーションを確保している…。 会話の詳細には踏み込まないが、潜在的な誤解を防ぐためのコミュニケーションの仕組みを持っている。
この進展中の状況を監視し続けるなかで、域内諸国との対話を継続する。
私の知る限り、変化はない。これまで公に述べてきたように、米軍約900人がシリアに展開しており、ダーイシュの壊滅を目指す任務を支援している。 これが米軍がシリアに駐留する理由の一つだ。この部隊は主に…、シリアの東部または北東部のシリアに展開している。 従って、アレッポ市近郊やハマー県近辺のシリア北西部で発生している事態との地理的な接近はない。しかし、引き続き状況を注視していく。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

サッバーグ外務在外居住者大臣はアルジェリアのアッターフ外務大臣と電話会談を行い、シャーム解放機構主導による「攻撃抑止」の戦いと、シリア国民軍の「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応などについて議論(2024年12月3日)

バッサーム・サッバーグ外務在外居住者大臣はアルジェリアのアフマド・アッターフ外務大臣と電話会談を行い、シャーム解放機構主導による「攻撃抑止」の戦いと、シリア国民軍による「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応などについて議論した。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは、ロシア空軍の支援を受けるシリア軍が過去24時間でテロリスト約100人を殲滅したと発表(2024年12月3日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、ロシア空軍の支援を受けるシリア軍が過去24時間でテロリスト約100人を殲滅したと発表した。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県ハナースィル市で「自由の暁」作戦継続中のシリア国民軍がシリア軍と交戦、マンビジュ市一帯ではシリア民主軍がトルコ軍、シリア国民軍と交戦(2024年12月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、イラクの人民動員隊の増援部隊とともに、シリア国民軍によって制圧されたハナースィル市一帯に到達、同地でと「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍と交戦した。

また、シャイフ・ナッジャール市の工業団地地区では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とシリア国民軍が交戦した。

一方、ANHA(12月3日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北西のサイヤーダ村、ダンダニーヤ村に潜入しようとしたシリア国民軍を迎撃し、戦闘員10人を殺害した。

これに対し、トルコ軍はシリア国民軍とともに、アイン・アラブ(コバネ)市西のズール・マガール村、M4高速道路沿線のタルワーズィーヤ村、マンビジュ市近郊のサイヤーダ村、ダンダニーヤ村を砲撃した。

**

シリア国民軍はテレグラムに開設した専用アカウント(https://t.me/Dawn_of_Freedom1/)を通じて、以下の通り、「自由の暁」作戦の戦果を発表した。

午後12時58分、シャーム解放機構がシリア国民軍の戦闘員の捕捉、同軍制圧地の奪取と言った敵対行為を行っていると非難、シリア解放機構に対して、シリア国民軍および「自由の暁」作戦への攻撃を停止し、奪取したシリア国民軍の制圧地を返還し、「シリア革命」の敵に銃を向け、革命家諸派を脅かすような政策を止め、「攻撃抑止」軍事作戦局に参加している諸派に対してシャーム解放機構への自らの姿勢を明示するするよう呼びかける。

午後11時00分、バービーリー揚水上を解放したと発表。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「攻撃抑止」軍事作戦局によるハマー市への砲撃で民家人8人が死傷、ロシア軍によるイドリブ県ハーン・シャイフーン市爆撃で民間人2人死亡(2024年12月3日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、「攻撃抑止」軍事作戦局を主導するシャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるムハルダ市を砲撃した。

シャーム解放機構はまた、ハマー市のシャイフ・アンバル地区、兵舎地区、バルナーウィー地区、タアーウニーヤ地区、アンダルス地区を砲撃、タアーウニーヤ地区の学校近くに砲弾が着弾し、民間人2人が死亡、子ども1人を含む民間人6人が負傷した。

また、前日のハマー市バアス地区に対する砲撃で重傷を負っていた子供1人も死亡した。

これに対して、シリア軍戦闘機は、「攻撃抑止」軍事作戦局が制圧したと主張するハルファーヤー村に対して6回の爆撃を実施、ヘリコプターが「たる爆弾」で4回の爆撃を行った。

シリア軍戦闘機はまた、ロシア軍戦闘機とともに、スーラーン町、ムーリク市一帯を爆撃した。

タス通信(12月3日付)によると、シリア軍はカルナーズ町、タッル・ミルフ村、ジャルマ村、ジャビーン村、ヒヤーリーン町、シャイフ・ハディード村を奪還した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が「攻撃抑止」軍事作戦局によって制圧されたハーン・シャイフーン市を爆撃、民間人2人が死亡した。

**

シリア人権監視団によると、11月27日以降の戦闘での死者は602人に達した。

内訳は以下の通り:

戦闘員498人
シャーム解放機構245人
国民軍(国民解放戦線)諸派54人
シリア軍側199人(うちシリア軍兵士178人(士官18人)、「イランの民兵」のシリア人メンバー6人、イラン・イスラーム革命防衛隊顧問1人、外国人15人)

民間人104人
砲撃による死者1人
シリア・ロシア軍の爆撃による死者85人
「攻撃抑止」軍事作戦局の砲撃による死者21人

**

「攻撃抑止の戦い」軍事作戦局はテレグラムの専用アカウント(https://t.me/aleamaliaat_aleaskaria/)を通じて、以下の通り戦果を発表した。

午後12時51分、ハマー県北部からシリア軍兵士50人以上を殺害し、スーラーン町、タイバト・イマーム市、ハルファーヤー市、マアルダス村を制圧したと発表。

午後3時26分、シリア軍士官が集結するミスヤーフ市の建物を無人航空機で攻撃したとされる映像を公開。

午後4時22分、アーミル・シャイフ司令官のビデオ声明を配信。

声明のなかで、シャイフ司令官は、避難民の帰還が作戦、腐敗と専制の支配の終焉、すべての国民のための新たなシリアの建設が目標の一つだ述べた。

午後4時49分、ラフジャーン村、マアッル・シュフール村など14ヵ町村を制圧したと発表。

午後6時8分、トルコを拠点とする反体制派系のシリア・テレビによる「攻撃抑止」の戦いの継続的な報道に謝意を表明。

**

シャーム解放機構が支配地の自治(行政)を委託しているシリア救国内閣の経済資源省は、アレッポ県内の16の国営パン工場を再開したとしたうえで、143の民営のパン工場とともに、アレッポ市にパンを供給すると発表した。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024、TASS, December 3, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシアのプーチン大統領とイランのベゼシュキヤーン大統領は電話会談で、シリアの正当な政府による行動を無条件で支持することを確認(2024年12月2日)

ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領とイランのマスウード・ベゼシュキヤーン大統領が電話会談を行い、シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事作戦局による侵攻と、「自由の暁」作戦を開始したシリア国民軍の攻勢への対応について協議した。

ロシア大統領府によると、会談で、両首脳はシリアの正当な政府による行動を無条件で支持することを確認した。

AFP, December 2, 2024、ANHA, December 2, 2024、‘Inab Baladi, December 2, 2024、Reuters, December 2, 2024、SANA, December 2, 2024、Sham FM, December 2, 2024、SOHR, December 2, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエルの停戦違反で市民2人が死亡したことへの初期的且つ警告的な防御措置としてイスラエル占領下のカフルシューバー村を攻撃したと発表:イスラエルが爆撃でこれに対抗(2024年12月2日)

レバノン・イスラーム抵抗は午後6時25分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、イスラエル側の停戦違反で市民2人が死亡、複数が負傷したことへの初期的且つ警告的な防御措置として、イスラエル占領下のカフルシューバー村にあるルワイサート・アラム陣地を攻撃したと発表した。

これに先だって、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ヒズブッラーによる違反が確認されていたと発表していた。

また午後6時14分、ドブ山地域に向けてヒズブッラーが2発の飛翔体を発射、いずれも空地に落下したと発表した。

さらに午後11時26分には、イスラエル空軍がレバノン国内でヒズブッラーのテロリスト、バルグーズ村地域のロケット弾発射台、テロ・インフラを狙って攻撃を行ったと発表した。

ナハールネット(12月2日付)、NNA(12月2日付)、マナール・チャンネル(12月2日付)などによると、イスラエル軍は、レバノン南部のジュバーア村郊外、ブスライヤー村、スワイリー村、ヤールーン村、バルグーズ村に対して複数の爆撃を実施、またラーシャイヤー・フッハール村、ヒヤーム村一帯、シリアのヒムス県クサイル市南西とを結ぶ国境通行所一帯を砲撃した。

AFP, December 2, 2024、ANHA, December 2, 2024、‘Inab Baladi, December 2, 2024、Naharnet, December 2, 2024、NNA, December 2, 2024、Qanat al-Manar December 2, 2024、Reuters, December 2, 2024、SANA, December 2, 2024、SOHR, December 2, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を10件確認したと発表(2024年12月2日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機4機による領空侵犯を8件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(12月2日付)、タス通信(12月2日付)が伝えた。

RIA Novosti, December 2, 2024、TASS, December 2, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターはシリア軍とロシア空軍がイドリブ県、ハマー県、アレッポ県に侵攻中の「攻撃抑止」作戦司令局を攻撃し、戦闘員少なくとも100人を殺害、車輛60輌以上を破壊したと発表(2024年12月2日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、シリア軍とロシア空軍がイドリブ県、ハマー県、アレッポ県に侵攻中の「攻撃抑止」作戦司令局を攻撃し、戦闘員少なくとも100人を殺害、車輛60輌以上を破壊したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(12月2日付)、タス通信(12月2日付)が伝えた。

RIA Novosti, December 2, 2024、TASS, December 2, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)はアラビア海とアデン湾で米軍駆逐艦1隻と船舶3隻に対して弾道ミサイル16発で攻撃を行ったと発表(2024年12月2日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後9時18分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、アラビア海とアデン湾で米軍駆逐艦1隻と船舶3隻に対して弾道ミサイル16発で攻撃を行ったと発表した。

**

イスラエル軍は午後10時53分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル海軍のミサイル艇が紅海地域で東方から飛来した無人航空機1機をイスラエル領内に入る前に迎撃したと発表した。

AFP, December 2, 2024、ANHA, December 2, 2024、‘Inab Baladi, December 2, 2024、Reuters, December 2, 2024、SANA, December 2, 2024、SOHR, December 2, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコのフィダン外務大臣がイランのアラーグジー外務大臣と会談:シリア北部の情勢悪化について、外国の干渉で解釈しようとすることは「誤り」(2024年12月2日)

トルコのハカン・フィダン外務大臣は、首都アンカラを訪問したイランのアッバース・アラーグジー外務大臣と共同記者会見を行い、シャーム解放機構主導による「攻撃抑止」の戦いと、シリア国民軍による「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化について、外国の干渉で解釈しようとすることは「誤り」だと述べた。

フィダン外務大臣はまた、トルコはシリアでのさらなる戦争激化を望んでおらず、アスタナ・プロセスが現地での激しく熾烈な戦闘を停止させることができると強調した。

AFP, December 2, 2024、ANHA, December 2, 2024、‘Inab Baladi, December 2, 2024、Reuters, December 2, 2024、SANA, December 2, 2024、SOHR, December 2, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領はベネズエラのマドゥロ大統領、イランのペゼシュキヤーン大統領と電話会談:「シリアでのテロ激化は、地域を分割し、国家を解体し、地図を再編成しようとする欧米諸国の長期的な目標を反映したもの」(2024年12月2日)

アサド大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領と電話会談を行い、シャーム解放機構主導による「攻撃抑止」の戦いと、シリア国民軍による「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応などについて議論した。

会談のなかで、アサド大統領は、独立諸国の諸国民の運命として、欧米の計略に直面することは避けられないとしたうえで、それに対峙し、打破することが、これらの計略に対抗するうえでの最大の課題であると述べた。

**

アサド大統領はまた、イランのスウード・ペゼシュキヤーン大統領と電話会談を行い、シャーム解放機構主導による「攻撃抑止」の戦いと、シリア国民軍による「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応について議論した。

会談のなかで、アサド大統領は、テロが激化している事態に関して、欧米諸国が自らの利益と目的に基づいて、地域を分割し、国家を解体し、地図を再編成しようとする長期的な目標を反映したものだと断じた。

また、こうした事態悪化が、シリアとその軍にさらなる決意を与え、テロの手先を完全に根絶するための戦いをシリア全土で一層強化するだけだと強調した。

**

バッサーム・サッバーグ外務在外居住者大臣はバーレーンのアブドゥッラティーフ・ビン・ラーシド・ズィヤーニー外務大臣と電話会談を行い、シャーム解放機構主導による「攻撃抑止」の戦いと、シリア国民軍による「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応について意見を交わした。

AFP, December 2, 2024、ANHA, December 2, 2024、‘Inab Baladi, December 2, 2024、Reuters, December 2, 2024、SANA, December 2, 2024、SOHR, December 2, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県CONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)基地が砲撃を受け、米軍がシリア政府支配地を爆撃・砲撃(2024年12月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)基地が砲撃を受けた。

2023年10月19日以降、シリア領内にある米軍基地や米軍施設が狙われるのはこれで161回目。

内訳は以下の通り:

ウマル油田の基地:36回
シャッダーディー市の基地:21回
CONOCOガス田の基地:57回
ハッラーブ・ジール村の基地:22回
タンフ国境通行所の基地:19回
タッル・バイダル村の基地:2回
ルーバールヤー村の基地:2回
カスラク村の基地:1回
ワズィール休憩所の基地:1回

これに対して、CONOCOガスでの基地に駐留する米軍(有志連合)は、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川東岸の「7ヵ村」に含まれるフシャーム町とムッラート村を砲撃した。

また、米主導の有志連合の戦闘機複数機が、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯に設置されている「イランの民兵」の陣地1ヵ所を爆撃し、3人が負傷した。

有志連合の戦闘機はまた、同地に加えてクーリーヤ市近郊の砂漠地帯に展開する「イランの民兵」の陣地複数ヵ所に機銃掃射を行った。

AFP, December 2, 2024、ANHA, December 2, 2024、‘Inab Baladi, December 2, 2024、Reuters, December 2, 2024、SANA, December 2, 2024、SOHR, December 2, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がシリア国民軍とともにハサカ県、アレッポ県マンビジュ市一帯への攻撃を強める(2024年12月2日)

ハサカ県では、ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、タッル・タウィール村を砲撃した。

このほか、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市東の畜産資源機構近くでシリア軍の士官(少尉)1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡、1人が負傷した。

**

アレッポ県では、ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のタッル・トゥーリーン村、ブワイヒジュ村、カーウカリー村を砲撃した。

また、トルコ軍の無人航空機1機がダンダニーヤ村を攻撃したほか、サイヤーダ村を自爆型無人航空機3機で攻撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事票位階がシャリア国民軍を狙って砲撃を行い、戦闘員2人を殺害した。

AFP, December 2, 2024、ANHA, December 2, 2024、‘Inab Baladi, December 2, 2024、Reuters, December 2, 2024、SANA, December 2, 2024、SOHR, December 2, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「攻撃抑止」軍事作戦局がハマー市を砲撃し、民間人8人が死亡する一方、シリア・ロシア軍はイドリブ県などを爆撃し、11人が死亡(2024年12月2日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、「攻撃抑止」軍事作戦局が県北部と東部の複数地域でシリア軍と激しく交戦した。

シリア軍はまた、侵攻を試みるシャーム解放機構などの反体制武装集団諸派をムーリク市一帯で爆撃した。

これに対して、「攻撃抑止」軍事作戦局はハマー市バアス地区の複数ヵ所を多連装ロケット砲で攻撃し、子ども2人を含む民間人8人が死亡、複数人が負傷した。

ロケット弾はまた、バーシャー交差点、ファーティマ・サカー学校、預言者末裔モスクなどに着弾した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団、ホワイト・ヘルメットなどによるとによると、シリア軍とロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市のシャムアート交差点や複数の住宅地区を爆撃し、子ども5人と女性2人を含む11人が死亡、数十人が負傷した。

ロシア軍戦闘機はまた、イドリブ市のイドリブ大学病院、イブン・スィーナー病院、イドリブ国立病院、保健局などが入った複合施設に対して2回の爆撃を行った。

シャームFM(12月2日付)によると、この爆撃でシャーム解放機構の指揮所1ヵ所が破壊された。

なお、シリア軍とロシア軍によるイドリブ市への爆撃を受けて、多くの住民が避難した。

シリア軍とロシア軍の戦闘機は、このほかにもハーン・シャイフーン市、マアッラト・ヌウマーン市郊外、シャイフ・バフル村一帯を爆撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「攻撃抑止」軍事作戦局によって制圧されたアレッポ市のスライマーニーヤ地区(キリスト教が多く住む)などに対して5回の爆撃を実施した。

**

同監視団によると、11月27日以降、シリア軍とロシア軍がイドリブ県とアレッポ県の各所に対して実施した爆撃は420回に達し、そのほとんどがシリア軍によるものだという。

また、11月27日以降の戦闘での死者は514人に達した。

内訳は以下の通り:

戦闘員422人
シャーム解放機構217人
国民軍(国民解放戦線)諸派51人
シリア軍側154人(うちシリア軍兵士132人(士官4人)、「イランの民兵」のシリア人メンバー6人、イラン・イスラーム革命防衛隊顧問1人、外国人15人)

民間人94人
シリア・ロシア軍の爆撃による死者81人
「攻撃抑止」軍事作戦局の砲撃による死者12人
その他1人
イドリブ市に対するロシア軍の爆撃による死者9人
アレッポ大学大学病院に対する攻撃による死者8人

AFP, December 2, 2024、ANHA, December 2, 2024、‘Inab Baladi, December 2, 2024、Reuters, December 2, 2024、SANA, December 2, 2024、Sham FM, December 2, 2024、SOHR, December 2, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を10件確認したと発表(2024年12月1日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機10機による領空侵犯を10件確認したと発表した。

なお、イグナシュク副センター長によると、米国による11月の領空侵犯は345回に達した。

RIAノーヴォスチ通信(12月1日付)、タス通信(12月1日付)が伝えた。

RIA Novosti, December 1, 2024、TASS, December 1, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターはシリア軍とロシア空軍がイドリブ県、ハマー県、アレッポ県に侵攻中の「攻撃抑止」作戦司令局を攻撃し、戦闘員少なくとも320人を殺害、車輛60輌以上を破壊したと発表(2024年12月1日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、シリア軍とロシア空軍がイドリブ県、ハマー県、アレッポ県に侵攻中の「攻撃抑止」作戦司令局を攻撃し、戦闘員少なくとも320人を殺害、車輛60輌以上を破壊したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(12月1日付)、タス通信(12月1日付)が伝えた。

RIA Novosti, December 1, 2024、TASS, December 1, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がレバノンのヒズブッラーの武器を輸送していたとされるイランの航空機1機を退却させる(2024年12月1日)

『タイムズ・オブ・イスラエル』(12月1日付)は、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が、レバノンのヒズブッラーの武器を輸送していたイランの航空機1機を退却させたと伝えた。

AFP, December 1, 2024、ANHA, December 1, 2024、‘Inab Baladi, December 1, 2024、Reuters, December 1, 2024、SANA, December 1, 2024、SOHR, December 1, 2024、The Times of Israel, December 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県CONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川東岸の「7ヵ村」の一つフシャーム町を砲撃(2024年12月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川東岸の「7ヵ村」の一つフシャーム町を砲撃した。

また、ブーカマール市一帯の砂漠地帯に展開するシリア軍部隊と「イランの民兵」の拠点複数ヵ所が正体不明の武装集団の攻撃を受け、複数回の爆発が発生した。

一方、米軍の貨物機1機が、ウマル油田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地に軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, December 1, 2024、ANHA, December 1, 2024、‘Inab Baladi, December 1, 2024、Reuters, December 1, 2024、SANA, December 1, 2024、SOHR, December 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)は極超音速弾道ミサイル「パレスチナ2」でイスラエルの首都テルアビブの重要目標を標的とした軍事作戦を実施したと発表(2024年12月1日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午前3時00分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、極超音速弾道ミサイル「パレスチナ2」でイスラエルの首都テルアビブの重要目標を標的とした軍事作戦を実施したと発表した。

また、午後9時18分にも声明を出し、アラビア海とアデン湾で米軍駆逐艦1隻と船舶3隻に対して弾道ミサイル16発で攻撃を行ったと発表した。

**

一方、イスラエル軍は午前7時37分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、午前6時21分から22分にかけて、シェフェラ、ラキシュ、ヤルコン地域にイエメンから発射された飛翔体1発が飛来、イスラエル空軍がイスラエル領内に侵入する前にこれを撃破したと発表した。

AFP, December 1, 2024、ANHA, December 1, 2024、‘Inab Baladi, December 1, 2024、Reuters, December 1, 2024、SANA, December 1, 2024、SOHR, December 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコのメディアがシリア政府の使節団がトルコ南部のアンタルヤ市を訪れ、「攻撃抑止」軍事作戦局によるアレッポ市制圧などシリア北部の情勢について協議したと伝える:複数メディアはこれを否定(2024年12月1日)

トルコのソズジュ(12月1日付)などトルコとシリア反体制派の複数のメディアは、トルコの治安筋の話として、シリア政府の使節団がトルコ南部のアンタルヤ市を訪れ、「攻撃抑止」軍事作戦局によるアレッポ市制圧などシリア北部の情勢について協議したと伝えた。

これに関して、エコルTV(12月1日付)などは、シリア政府に違い複数筋の話として、この報道が事実を反映しておらず、こうした交渉に向けたいかなる動きもないと否定した。

**

トルコのハカン・フィダン外務大臣は、イラクのフアード・フサイン副首相兼外務大臣と電話会談を行い、「攻撃抑止」の戦いに伴い悪化するシリア情勢の周辺諸国への波及を阻止する必要があることを確認した。

フィダン外務大臣はまた、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣とも電話会談を行い、シリア北部情勢への対応について協議した。

フィダン外務大臣はさらに、レバノンのナジーブ・ミーカーティー首相、カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー首相とも電話会談を行った。

AFP, December 1, 2024、ANHA, December 1, 2024、‘Inab Baladi, December 1, 2024、Reuters, December 1, 2024、SANA, December 1, 2024、SOHR, December 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

サッバーグ外務在外居住者大臣がベネズエラ、イラク、ヨルダンとそれぞれ電話会談を行い、「攻撃抑止」の戦い、「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応について協議(2024年12月1日)

バッサーム・サッバーグ外務在外居住者大臣はベネズエラのイバン・ヒル外務大臣、イラクのフアード・フサイン副首相兼外務大臣、ヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣とそれぞれ電話会談を行い、「攻撃抑止」の戦い、「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応について協議した。




AFP, December 1, 2024、ANHA, December 1, 2024、‘Inab Baladi, December 1, 2024、Reuters, December 1, 2024、SANA, December 1, 2024、SOHR, December 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領がイランのアラーグジー外務大臣と会談、「国家、軍、国民をあげて、あらゆる力と決意をもって全土においてテロリストと戦う」と表明(2024年12月1日)

アサド大統領は、アブハジアのバドル・グンバ大統領と電話会談を行い、「攻撃抑止」の戦い、「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応について協議した。

会談のなかで、アサド大統領は、テロは力という言葉以外を理解しないとしたうえで、その支援や保護がいかなるものであれ、これを破壊、根絶すると強調するとともに、テロリストは国民も国家機関ではなく、それを支援する勢力を代表しているのみだと伝えた。

**

アサド大統領はまた、シリアを急遽訪問したイランのアッバース・アラーグジー外務大臣と会談し、「攻撃抑止」の戦い、「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応について協議した。

会談のなかで、アサド大統領は、シリアが国家、軍、国民をあげて、あらゆる力と決意をもって全土においてテロリストと戦うとしたうえで、テロと対決・解体し、その温床を枯渇させることがシリアだけでなく、地域諸国の安定と治安、そして平和に資すると強調した。

アサド大統領はまた、シリア国民が過去数年にわたり、あらゆるかたちでテロと対決しおり、現在はこれまでにも増して、これを根絶させようとしていると明言、同盟国、友好国の支援が、外国の支援を受けたテロ攻撃、外国の計略に対峙するうえで重要だと指摘した。

**

ムハンマド・ガーズィー・ジャラーリー内閣が緊急閣議を開催し、「攻撃抑止」の戦い、「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応について協議した。

AFP, December 1, 2024、ANHA, December 1, 2024、‘Inab Baladi, December 1, 2024、Reuters, December 1, 2024、SANA, December 1, 2024、SOHR, December 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

シリア軍とロシア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、アレッポ市に爆撃・砲撃を実施、ハマー県北部で「攻撃抑止」軍事作戦局への反撃を開始(2024年12月1日)

イドリブ県では、イナブ・バラディー(12月1日付)、ホワイト・ヘルメットなどによると、シリア軍とロシア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市に対して爆撃と砲撃を行い、女性1人を含む、民間人4人が死亡、子ども25人と女性16人を含む54人が負傷した。

**

シリア人権監視団によると、「攻撃抑止」軍事作戦局による攻撃と、シリア軍とロシア軍のイドリブ県とアレッポ県の複数ヵ所への爆撃・砲撃で49人が死亡した。

また。ロシア軍によるイドリブ市への爆撃では、50人以上が、アレッポ市に対するロシア軍とシリア軍の爆撃・砲撃では、23人以上が負傷した。

内訳は以下の通り。
イドリブ市:ロシア軍の爆撃で民間人9人死亡
アレッポ大学大学病院への爆撃で民間人8人とシャーム解放機構9人(うちカメラクルー2人)が死亡
ハマー県北部に対する「攻撃抑止」軍事作戦局の攻撃でシリア軍兵士23人死亡。

シリア人権監視団によると、27日以降の戦闘での死者は417人に達した。

内訳は以下の通り:

戦闘員335人
シャーム解放機構182人
国民軍(国民解放戦線)諸派37人
シリア軍側137人(うちシリア軍兵士116人(士官4人)、「イランの民兵」のシリア人メンバー6人、イラン・イスラーム革命防衛隊顧問1人、外国人15人)

民間人61人
ロシア軍の爆撃による死者23人(うち子ども4人、女性3人)
シャーム解放機構によるアレッポ大学大学寮への砲撃による死者4人
イドリブ市バースィル交差点に対する爆撃の死者16人
イドリブ市に対するロシア軍の爆撃による死者9人
アレッポ大学大学病院に対する攻撃による死者8人

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がミスヤーフ市とヒムス市上空に飛来した所属不明の無人航空機複数機を迎撃した。

**

「攻撃抑止の戦い」軍事作戦局はテレグラムの専用アカウント(https://t.me/aleamaliaat_aleaskaria/)を通じて、以下の通り戦果を発表した。

午前10時16分、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)を制圧したと発表。

午前10時23分、ハナースィル市、ハナースィル・アレッポ高速道路を制圧

午前10時48分、アレッポ市のマイダーン砲兵学校、軍事アカデミー(士官学校)を制圧

午後1時25分、アレッポ市東の戦略的地域複数ヵ所を制圧したと発表。

午後1時27分、サフィーラ市一帯、アドナーニーヤ村一帯、アッザーン山一帯、ハナースィル市一帯を解放したと発表。

午後1時33分、アレッポ市東でシリア軍兵士35人以上を殺害、30人を投降させ、武器、弾薬を捕獲したと発表。

午後1時47分、ハマー県北部のマアーン村、カッバーリーヤ村、カウカブ村を制圧したと発表。

午後1時48分、シャフシャブー山を制圧したと発表。

午後1時52分、シャーヒーン大隊がハマー県北部のシリア軍の集結地複数ヵ所を攻撃し、直接の損害を与えたと発表。

午後8時00分、イドリブ県全土を解放したと発表。

午後5時38分、シャーヒーン大隊がハマー航空基地を攻撃したと発表。

午後5時56分、シャーヒーン大隊がハマー航空基地から撤退する複数の集団を追跡していると発表。

午後6時36分、午後7時から2日午前7時までアレッポ市内で外出禁止令を発出すると発表。

**

シャーム解放機構が支配地の自治(行政)を委託する政治問題局は声明を出し、イラクに対して、「シリア革命」はイラクおよび地域のいかなる国の安全保障と安定への脅威ではないと表明した。

AFP, December 1, 2024、ANHA, December 1, 2024、‘Inab Baladi, December 1, 2024、Reuters, December 1, 2024、SANA, December 1, 2024、SOHR, December 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコのオウアン大統領顧問:「「地域でトルコを無視して行動を起こすことができる者はおらず、アサド大統領が信頼を寄せることができる唯一の指導者はエルドアン大統領だ」(2024年1月30日)

トルコのアイハン・オウアン大統領顧問は、シリア北部情勢について「すべては本来の状態に戻りつつあり、宗派に基づく拡張の時代はもはや正常ではなく、終わりを迎えた」と述べた。
オウアン大統領顧問は、また「地域でトルコを無視して行動を起こすことができる者はおらず、アサド大統領が信頼を寄せることができる唯一の指導者はレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領だ」と付言した。

AFP, November 30, 2024、ANHA, November 30, 2024、‘Inab Baladi, November 30, 2024、Reuters, November 30, 2024、SANA, November 30, 2024、SOHR, November 30, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエルはサイダー市近郊のバイサリーヤ村郊外に対して、前日に続いて爆撃を実施(2024年11月30日)

ナハールネット(11月30日付)、NNA(11月30日付)、マナール・チャンネル(11月30日付)などによると、イスラエル軍はサイダー市近郊のバイサリーヤ村郊外に対して、前日に続いて爆撃を実施した。

イスラエル軍ラジオによると、爆撃は、ヒズブッラーのロケット弾発射基地を標的としたもの。

AFP, November 30, 2024、ANHA, November 30, 2024、‘Inab Baladi, November 30, 2024、Naharnet, November 30, 2024、NNA, November 30, 2024、Qanat al-Manar November 30, 2024、Reuters, November 30, 2024、SANA, November 30, 2024、SOHR, November 30, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターはロシア空軍の支援を受けたシリア軍が、この1日間に戦闘員の集結地、指揮所、貯蔵施設、砲台などに行われたミサイル攻撃や爆撃で、少なくとも300人の戦闘員を殺害したと発表(2024年11月30日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、シリア軍がロシア空軍の支援を受けてテロリスト掃討を継続、この1日間に戦闘員の集結地、指揮所、貯蔵施設、砲台などに行われたミサイル攻撃や爆撃によって、少なくとも300人の戦闘員を殺害したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(11月30日付)、タス通信(11月30日付)が伝えた。

RIA Novosti, November 30, 2024、TASS, November 30, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍戦闘機複数機がヒムス県のジュースィーヤ国境通行所、ハウズ橋、ジューバーニーヤ橋(2024年11月30日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機が、レバノンとシリアを結ぶジュースィーヤ国境通行所、ハウズ橋、ジューバーニーヤ橋を爆撃した。

**

これに関して、イスラエル軍は午前11時43分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル空軍がシリアからレバノンへのヒズブッラーによる武器密輸で使用されている国境通行所複数ヵ所に併設されている軍事インフラ複数ヵ所を爆撃したと発表した。

**

シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って158回(うち132回が航空攻撃、26回が地上攻撃)となり、これにより295あまりの標的が破壊され、軍関係者415人が死亡、285人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:59人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):157人
「イランの民兵」の外国人メンバー:34人
シリア軍将兵:64人
身元不明者:7人
パレスチナ・イスラーム聖戦機構関係者:10人
タドムル市で死亡した外国人民兵(ほとんどがヌジャバー運動のメンバー):22人
ヒズブッラーの協力者(クサイル市一帯):2人
身元不明者(ダブースィーヤ国境通行所):3人

また、民間人も66人(うち子供12人、女性16人)が死亡、67人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:55回
ダルアー県:17回
ヒムス県:55回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:4回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:3回
ハマー県:4回
スワイダー県:3回
ラタキア県:2回
イドリブ県:1回

AFP, November 30, 2024、ANHA, November 30, 2024、‘Inab Baladi, November 30, 2024、Reuters, November 30, 2024、SANA, November 30, 2024、SOHR, November 30, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県CONOCOガス田に違法に基地を設置し、駐留を続ける米主導の有志連合が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川東岸のいわゆる「7ヵ村」のムッラート村、フシャーム町を砲撃(2024年11月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に基地を設置し、駐留を続ける米主導の有志連合が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川東岸のいわゆる「7ヵ村」のムッラート村、フシャーム町を砲撃した。

AFP, November 30, 2024、ANHA, November 30, 2024、‘Inab Baladi, November 30, 2024、Reuters, November 30, 2024、SANA, November 30, 2024、SOHR, November 30, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.