国連食糧農業機関によって「2021年の小麦生産量が過去50年のなかで最低レベル」との報告書が出される(2021年12月25日)

親体制系ウェブサイト「スナック・シリアン」、ニュースサイト「エティハド・メディア」などによると、国連食糧農業機関(FAO)は12月25日、シリアにおける2021年の小麦生産量が過去50年のなかで最低レベルであるとのレポートを発表した。

同レポートによると、シリアにおける小麦・大麦の生産量は2020年の280万トンから105万トンまで落ち込み、その減少の割合は63%にまで達したという。

さらに同レポートは同国の農業生産に多大な影響を与えているファクターとして、肥料および農薬価格の高騰に並んで西側諸国がシリアの農業部門に課している制裁を挙げた。

また同国における小麦生産の現状が、シリア国内の大多数の県で近く発生しうる飢餓の予兆であるとして警告を発した。

Snack Syrian.com, December 25, 2021、Etihad Media.com, December 25, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村にあるシリア軍の拠点1カ所を爆撃(2021年12月18日)

アレッポ県では、ANHA(12月18日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村にあるシリア軍の拠点1カ所に対して爆撃を行った。

リサーラ・ポスト(12月18日付)によると、爆撃はシャイフ・イーサー村で行われていたシリア軍の士官と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官の会合を狙ったもので、複数の死傷者が出たという。

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ハサカ県では、SANA(12月18日付)によると、17日のトルコ軍による砲撃で電力供給が停止していたタッル・タムル町の変電所が、送電線の復旧作業完了に伴い稼働を再開した。
http://www.sana.sy/wp-content/uploads/2021/12/photo_2021-12-18_14-46-39-1050×525.jpg

AFP, December 18, 2021、ANHA, December 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2021、Reuters, December 18, 2021、Risala Post, December 18, 2021、SANA, December 18, 2021、SOHR, December 18, 2021などをもとに作成。

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クドゥード・ハラビーヤのUNESCO世界遺産登録を受け、文化省が記者会見を開催(2021年12月16日)

アレッポの伝統歌謡である「クドゥード・ハラビーヤ」が国際連合教育科学文化機関(UNESCO)の世界遺産リストに追加されることが決定したの受け、シリア文化省が記者会見を開催した。

SANAやスナック・シリアンなどによると、会見のなかで、ルバーナ・ムシャウウィフ文化相は次のように述べた。「我々が苦しんでいる包囲にもかかわらず、クドゥード・ハラビーヤが世界遺産リストに登録されたことは世界的にも重要な進展である。それがもたらすもっとも重要な文化的影響は、世界が我々を文明の民であると認識することにある」。

同大臣はさらに次のように述べた。「今回の出来事は多大な政治的重要性を有している。我々は現在経済的・政治的に包囲されているが、今回(の決定)の目的はとどのつまり政治的だからだ。シリアの芸術家たちは自身のアイデンティティのために、自身の創造的成果物のなかで闘ってきた。そして今日、窓は開き始めた。それは小さな窓か、あるいは大きな窓かもしれないが」。

一方同大臣と並んで会見に参加したシリア開発トラストのシャーディー・イルスィー氏は次のように述べた。「シリア開発トラストの役割はシリアの文化的アイデンティティを保護することを目的としている。それは歴史的に深く根付いているからだ」。

SANA, December 16, 2021、Snack Syrian.com, December 16, 2021などをもとに作成。

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アリー駐レバノン・シリア大使がレバノン人に対する入国許可措置がもたらす影響が「あらゆるレベルでポジティブ」となる必要性を強調(2021年12月14日)

アリー・アブドゥルカリーム・アリー駐レバノン・シリア大使は、昨日月曜日に決定されたレバノン人に対するシリア入国許可措置について、「シリアの決定がもたらす影響は、あらゆるレベルにおいてポジティブなものとならなくてはならない」と述べた。

Webサイト「スナック・シリアン」やレバノンのニュースサイト「マヤーディーン」などが報じた。

アリー大使は「レバノンとシリアの空間は一つであり、そこには両国が呼吸するための一つの肺が存在する」として両国の強固な関係を強調ししつつ、「シリアの外交は、レバノンの界隈でささやかれているような言説よりも明確かつ高度なものである」と述べた。

昨今シリアとレバノンは、ヨルダンから前者を介して後者に電力を輸送する計画をめぐって、エネルギー問題における積極的な協力を見せてきた。

Snack Syrian.com, December 14, 2021、Al Mayadeen.net, December 14, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県マーリキーヤ市近郊に違法に駐留を続ける米軍への兵站物資を積んだ車列を狙って爆発が発生、車輌2輌が炎上(2021年12月1日)

ハサカ県では、SANA(12月1日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、マーリキーヤ市近郊(ルーバルヤー空港)に違法に駐留する米軍への兵站物資を積んだ貨物車輌の車列が、ティグリス川河畔のイラク国境に北・東シリア自治局が違法に設置しているスィーマルカー国境通行所近くの街道を通過するのに合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、車輌2輌が炎上した。

しかし、シリア人権監視団は、複数筋の情報をもとに、爆発は発生していないと発表した。

AFP, December 1, 2021、ANHA, December 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2021、Reuters, December 1, 2021、SANA, December 1, 2021、SOHR, December 1, 2021などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける勢力の支配下にある地域でシリア・ポンドによる取引が再開(2021年11月27日)

昨今のトルコ・リラの(対米ドル)暴落を受け、トルコの支援を受ける諸派閥の支配下にあるシリア北部・東部の複数地域において、シリア・ポンドによる市場取引が再開した。

該当するのはイドリブ県、アレッポ県郊外、ラッカ県、ハサカ県など。

親シリア政権派ウェブサイト「スナック・シリアン」やDPA通信などが報じた。

DPA通信によると、「トルコ・リラが暴落し、ここ数日の間にさらに下落する恐れが生じたため」アレッポ県とイドリブ県で数十店舗が閉鎖されたという。

また同通信社によると、シリア北部で活動するシャーム解放機構傘下の「救国内閣」の情報筋は、自勢力の危機管理体制を以下のようにを強調した。

「我々は市場を流れるままに放置することはない。我々は厳重な市場監視体制を有しており、いかなる販売者にも自分に都合が良い価格を自由に設定することは許可されていない。北部地域に入ってくる全ての商品はリスト化されており、それぞれに規定の価格が設定されている。我々は商品のコストがいくらであるか、また販売者の利益がいくらであるかを承知している」。

Snack Syrian.com, November 27, 2021、DPA International, November 27, 2021などをもとに作成。

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ヒムス県タンフ国境通行所に違法に設置されている米軍基地が「イランの民兵」所属と思われるドローンの攻撃を再び受ける(2021年11月18日)

ヒムス県では、アラビー21(11月20日付)によると、タンフ国境通行所に米国が違法に設置している基地が17日深夜から18日未明にかけて所属不明の無人航空機(ドローン)の攻撃を受けた。

ドローンは「イランの民兵」所属と見られる。

ドローンには爆発物が装着され、食糧貯蔵庫や簡易食堂施設が狙われたが、米高官によると犠牲者は出ていないという。


AFP, November 20, 2021、ANHA, November 20, 2021、Arabi 21, November 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2021、Reuters, November 20, 2021、SANA, November 20, 2021、SOHR, November 20, 2021などをもとに作成。

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レバノンのアラブ社会主義バアス党が事務総長としてジャーナリストのアリー・ヒジャーズィー氏を選出(2021年11月13日)

レバノン・アラブ社会主義バアス党がダマスカスでの会議を終え、シリアのバッシャール・アサド大統領による「指導」と「フォローアップ」のもとで、事務総長としてジャーナリストのアリー・ヒジャーズィー氏を選出した。

スナック・シリアン、ジャディード・チャンネルなどが11月15日付で報じた。

一方ナシュラ・チャンネルによると、レバノンの同党地域指導部のヌウマーン・シャラク書記長は「レバノン・アラブ社会主義バアス党は、「党大会」などといった名の下でレバノン国外で開かれるいかなる会議と関係を持たない」、あるいは「そうした会議に参加した者たちは、党指導部の決定に違反した責任を負わなければならない」としつつ、今回の決定を非難した。

レバノン・アラブ社会主義バアス党は2015年以来、事務総長の指名をめぐる指導部内の分裂を経験している。

Snack Syrian.com, November 13, 2021、Al Jadeed TV, November 13, 2021、ELNASHRA.com, November 12, 2021などをもとに作成。

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ムハーバラートのルーカー総合情報部長がサウジアラビアの諜報機関トップと会談(2021年11月13日)

国民和解委員会メンバーで親体制派ブロガーとして知られるウマル・ラフムーン氏は、シリアのムハーバラート長官(総合情報部長)であるフサーム・ルーカー少将とサウジアラビアの総合情報局長官であるハーリド・フマイダーン中将の間で11月9日に会談がもたれたことを明らかにした。

スナック・シリアン・ネット、ロイター・オンライン、ハリージュ・オンラインなどが同月13日付で報じた。

ラフムーン氏はFacebook上の自身の個人ページで、エジプトの首都カイロで9日に初めて開催されたアラブ諜報フォーラムの折に、ルーカー少将とフマイダーン中尉の間で二国間会談がもたれたことを明らかにした。

同氏は投稿内のコメントの中で、「物事はシリア・サウジアラビア間に近く実現される和解に向かって進捗している。そしてサウジアラビアの利益がシリアにとってポジティブなかたちで変化をとげたのち、再度新たなページが開かれることとなる」と述べ、「今回の安全保障会議は一度も中断されることはなかったが、それは秘密会談であった。今日では公にすることが可能である」と強調した。

Snack Syrian.com, November 13, 2021、RT Online (Arabic Edition), November 13, 2021、Al-Khaleej Online, November 13, 2021などをもとに作成。

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ラッカ市のアルメニア・カトリック教会(殉教者教会)が再建され、米国から民間使節団が式典に参加するために訪問(2021年11月10日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市で殉教者教会が再建され、式典に参加するため、米国から民間の使節団が訪問した。

殉教者教会はアルメニア・カトリックの教会。

ラッカ市が、シャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)、ダーイシュ(イスラーム国)の支配を受けるなかで破壊されていた。

AFP, November 10, 2021、ANHA, November 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2021、Reuters, November 10, 2021、SANA, November 10, 2021、SOHR, November 10, 2021などをもとに作成。

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アレッポ市で歌手サバーフ・ファフリー氏の葬儀が行われ多数の住民が参列(2021年11月4日)

アレッポ県では、SANA(11月4日付)によると、首都ダマスカスの病院で11月3日になくなった歌手のサバーフ・ファフリー氏(1933年生まれ)の葬儀がアレッポ市で行われ、遺族のほか多数の住民が参列した。

政府からは、マンスール・アッザーム大統領府担当国務大臣がアサド大統領の名代として参列した。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/636340997748981

AFP, November 4, 2021、ANHA, November 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2021、Reuters, November 4, 2021、SANA, November 4, 2021、SOHR, November 4, 2021などをもとに作成。

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ローマ教皇フランシスコが近くシリアを訪問するとの噂が否定される(2021年11月3日)

シリア日刊紙「ワタン」やウェブサイト「スナック・スーリー」が、複数のレバノン筋の話として今日報じていた「教皇フランシスコが近くシリアを訪問する予定である」との噂について、ウェブサイト「アスル・プレス」がその内容を否定した。

同サイトがダマスカスにあるラテン教会の広報オフィスに問い合わせたところ、「少なくとも現在のところ訪問が予定されている事実はない」との回答を得たという。

他方同オフィスは、東方教会省の長官であるレオナルド・サンドリ枢機卿が約一週間前からシリア訪問を開始しており、ダマスカスとヒムスを訪れたのち、現在アレッポを訪問中であると補足したという。

Athr Press.com, November 3, 2021、Snack Suri.com, November 3, 2021、al-Watan, November 3, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊各所を砲撃(2021年10月19日)

ハサカ県では、SANA(10月19日付)、ANHA(10月19日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村、ハムラー村、タッル・シャンナーン村を砲撃した。

AFP, October 19, 2021、ANHA, October 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 19, 2021、Reuters, October 19, 2021、SANA, October 19, 2021、SOHR, October 19, 2021などをもとに作成。

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シリアからトルコへの密渡航を支援する複数の業者が確認される(2021年10月18日)

親体制派ウェブサイト「スナック・シリアン」によると、現在、トルコへの密渡航を支援するサービスを提供する複数の業者が、SNS上で多数の広告を出しているのが確認できるという。

彼らの提供する密渡航には、安全が保障された「軍事ルート」とそうではない「民間ルート」の2通りが存在し、(業者への接触段階から渡航の完了段階に至るまで)顧客は男女間で厳格に分離されているという。

アレッポからイスタンブールへの密渡航の費用は、国境のトルコ兵への賄賂を介した「許可を得た渡航」が4,000ドル、逮捕のリスクを伴う「隠れた渡航」が3,000ドルであるとのこと。

イドリブからトルコへの「軍事ルート」による密渡航には4,200ドルかかるが、多くの場合、イドリブ・トルコ間の国境が「より簡単」であることから、もっとも最良かつ人気のある経路であるという。

また同サイトの特派員による「渡航希望者が犯罪の容疑が掛けられていたり、司法当局やシリア当局によって出頭が求められている人物であった場合、渡航は可能か」という問いに対して、「ある密輸業者の妻」は以下のように回答した。

渡航希望者がアレッポで密渡航用の車に一度乗り込むと、彼はその後どの検問所やどの地点においても降りることはありません。目的地である交換ポイントまで直接向かうのです。そこでは渡航者の個人情報の提示や、個人データの再確認が求められることはありません。

Snack Syrian.com, October 18, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で137人、北・東シリア自治局支配地域で187人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で430人(2021年9月11日)

保健省は政府支配地域で新たに137人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者30人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、9月11日現在の支配地内での感染者数は計29,358人、うち死亡したのは2,071人、回復したのは22,713人となった。

SANA(9月11日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/600917941291287

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに187人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、9月11日現在の支配地内での感染者数は計22,831人、うち死亡したのは802人、回復したのは2,012人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性112人、女性75人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市97人、カーミシュリー市47人、マーリキーヤ(ダイリーク)市32人、ダルバースィーヤ市1人、ロジュ・キャンプ1人、ラッカ県のラッカ市1人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1682411271948803

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月11日に新たに430人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、684人が完治し、6人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡7人、イドリブ郡30人、ハーリム郡58人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡3人、ジャラーブルス郡2人、バーブ郡1人、アフリーン郡234人、アアザーズ郡92人。

これにより、同地での感染者数は計52,111人、うち死亡したのは871人、回復したのは28,172人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1663297953875089

AFP, September 11, 2021、ACU, September 11, 2021、ANHA, September 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2021、Reuters, September 11, 2021、SANA, September 11, 2021、SOHR, September 11, 2021などをもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣はシリアの諜報機関との接触を認める一方、米軍のシリア駐留に不快感:シリア外務省はトルコ政府との接触を否定(2021年9月7日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、NTVニュース(9月8日付)のインタビューの生放送で、トルコ政府とシリア政府との間で直接交渉は行われてないとしつつ、両国にとっての関心事である「テロとの戦い」や安念保障面での調整のため、双方の諜報機関どうしの交渉や調整は行われていると述べた。

両国をめぐっては、『シャルク・アウサト』(9月5日付)などが、トルコの複数筋の話として、トルコのハカン・フィダン国家諜報機構(MİT)とシリアのアリー・マムルーク国民安全保障会議議長がイラクの首都バグダードで近く会談すると伝えていた。

チャヴシュオール外務大臣はまた、インタビューのなかで、北・東シリア自治局の支配地からの米軍駐留部隊の撤退について触れ、次のように述べた。

もし米国がシリアから去るのなら、それは彼らが選択することだ。だが、米国は誰からの招きもなしにシリアにいること、シリアと国境を接していないことを知らねばならない。

トルコがシリアにいるのは、国境を接しており、テロの脅威があるからだ。我々はシリアに駐留する権利がある。

米国は、石油のためにシリアに駐留している。「そこに石油があれば、我々の部隊はそこにとどまる」という考えのもとに活動している。

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外務在外居住者省の公式筋は声明を出し、トルコのチャヴシュオール外務大臣NTVニュースでの発言に関して以下の通り否定した。

トルコの体制と、とりわけ「テロとの戦い」の分野でいかなる連絡・交渉も行われていないと断固として否定する。

アンカラの支配体制はテロの主要な支援者で、トルコを過激派とテロの倉庫としているのは周知の事実である。

SANA(9月7日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3078508129102960

AFP, September 7, 2021、ANHA, September 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 7, 2021、NTV, September 7, 2021、Reuters, September 7, 2021、SANA, September 7, 2021、SOHR, September 7, 2021などをもとに作成。

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フール・キャンプの第1区で、ダーイシュ・メンバーと思われる武装集団がイラク難民1人を銃で撃ち殺害(2021年9月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第1区で、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装集団がイラク難民1人を銃で撃ち殺害した。

AFP, September 5, 2021、ANHA, September 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 5, 2021、Reuters, September 5, 2021、SANA, September 5, 2021、SOHR, September 5, 2021などをもとに作成。

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ダルアー市ダルアー・バラド地区に立て籠もりを続ける元反体制武装集団メンバーらが退去を拒否するなか、彼らを代表する中央委員会はトルコ占領地ではなく、トルコ、ないしはヨルダン行きを提案(2021年9月3日)

ダルアー県では、シリア人権監視団、SANA(9月3日付)によると、武装解除を拒否し、ダルアー市ダルアー・バラド地区で籠城を続けている元反体制武装集団メンバーらが、ロシアの仲介により8月31日に彼らを代表する中央委員会とシリア政府側の治安委員会が停戦合意を交わしたにもかかわらず、合意内容を拒否し、その履行を妨害する一方、中央委員会側が武装解除拒否者をトルコ占領下のシリア北部ではなく、トルコ、ないしはヨルダンに出国させることを新たに要求した。

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一方、タッル・サマン村では、シリア軍部隊が住民1人を銃で撃ち、殺害した。

AFP, September 3, 2021、ANHA, September 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2021、Reuters, September 3, 2021、SANA, September 3, 2021、SOHR, September 3, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で136人、北・東シリア自治局支配地域で171人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1,401人(2021年8月31日)

保健省は政府支配地域で新たに136人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者20人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、8月31日現在の支配地内での感染者数は計27,915人、うち死亡したのは2,013人、回復したのは22,471人となった。

SANA(8月31日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに171人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、8月31日現在の支配地内での感染者数は計20,489人、うち死亡したのは788人、回復したのは1,956人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性76人、女性78人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市25人、カーミシュリー市48人、マーリキーヤ(ダイリーク)市36人、アームーダー市6人、ナウルーズ・キャンプ1人、ロジュ・キャンプ2人、ラッカ県のラッカ市13人、タブカ市26人、アレッポ県のマンビジュ市2人、アイン・アラブ(コバネ)市3人、ダイル・ザウル県11人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1674798939376703

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月30日に新たに1,401人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、200人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡42人、イドリブ郡281人、ハーリム郡504人、アリーハー郡213人、アレッポ県スィムアーン山郡26人、ジャラーブルス郡56人、バーブ郡48人、アフリーン郡184人、アアザーズ郡47人。

これにより、同地での感染者数は計39,271人、うち死亡したのは760人、回復したのは24,750人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1655416257996592

AFP, August 31, 2021、ACU, August 31, 2021、ANHA, August 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2021、Reuters, August 31, 2021、SANA, August 31, 2021、SOHR, August 31, 2021などをもとに作成。

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武装解除を拒否し、ダルアー市に立て籠もっていた元反体制武装集団メンバー10人あまりが大型バスに乗ってシリア北部に移送される(2021年8月24日)

ダルアー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア政府側の治安委員会と、武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーを代表する中央委員会がロシア軍使節団の仲介により交わした合意に沿って、武装解除拒否者をシリア北部に移送するための大型バス複数台が、元反体制武装集団メンバーが立て籠もりを続けるダルアー市ダルアー・バラド地区に入った。

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また、大型バスがダルアー市ダルアー・バラド地区に入るのに先立って、同地の混乱を収束させるため、シリア軍の戦車、装甲車などからなる増援部隊が同地に新たに派遣される一方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月24日付)などによると、同地区内に展開していたロシア軍憲兵隊が撤退を始めた。

シリア人権監視団によると、ダルアー市に増援されたのは、ロシア軍の支援を受ける第5軍団所属の第8旅団。

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シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区に入った大型バスは、10人を乗せて同地を出発、シリア北部に向かった。

 

HFL(8月24日付)によると、移送されたのは8人。

HFLによると、出発に先立って、武装解除拒否者が乗り込んだ大型バスの周りでは、元反体制武装集団メンバーらが「屈辱ではなく死を」などと連呼した。

https://www.facebook.com/HoranFreeMedia/posts/3076630842565899

ドゥラル・シャーミーヤ(8月24日付)などによると、退去の対象者は184人。

また、大型バスを通過させるために再開された「連隊検問所」には、総合情報部長のフサーム・ルーカー少将と軍事情報局ダルアー支部長のルワイユ・アリー准将らも姿を現した。

https://www.facebook.com/HoranFreeMedia/posts/3076630842565899

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一方、SANAによると、ダルアー市ダルアー・バラド地区に立て籠もる元反体制武装集団メンバーは、移送を妨害しようとして、同市のカーシフ地区、工業地区、ガラズ地区などに迫撃砲14発あまりを撃ち込んだ。

元武装集団メンバーらはまた、ハミーダ・ターヒル公園近くやマンシヤ地区に設置されているシリア軍の拠点を攻撃した。

これに対し、HFLによると、シリア軍(第4師団)と「イランの民兵」もダルアー市ダルアー・バラド地区、カーシフ地区を砲撃したという。

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このほか、シリア人権監視団によると、タスィール町の農場で住民がオートバイに乗った正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

AFP, August 24, 2021、ANHA, August 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2021、Reuters, August 24, 2021、SANA, August 24, 2021、SOHR, August 24, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアルーク村の揚水所の操業が再開され、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市および同地一帯に約40日ぶりに水道水が供給(2021年8月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアルーク村の揚水所の操業が再開され、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市および同地一帯に約40日ぶりに水道水が供給された。

アルーク村揚水所は、6月26日以降、トルコ軍が閉鎖し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市および同市一帯地域への水道水供給を停止していた。

その後、7月25日にシリア政府側の復旧チームがシリア政府支配地域からロシア軍とトルコ軍の護衛を受けて揚水所に入り、揚水施設の保守点検を行ったものの、操業は再開されずにいた。

AFP, August 3, 2021、ANHA, August 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2021、Reuters, August 3, 2021、SANA, August 3, 2021、SOHR, August 3, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はイスラーム教の犠牲祭に合わせてヒムス市のハーリド・ブン・ワリード・モスクでの集団礼拝に参加(2021年7月20日)

アサド大統領は、イスラーム教の犠牲祭(イード・アル=アドハー、7月19~23日)に合わせて、ヒムス県ヒムス市のハーリド・ブン・ワリード・モスクでの集団礼拝に参加した。

礼拝には、導師を務めたイサーム・ミスリー・ヒムス県宗教関係局長、ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣、バッサーム・マムドゥーフ・バールスィーク・ヒムス県知事、アフマド・バドルッディーン・ハッスーン共和国ムフティー、バアス党ヒムス支部指導部書記長、人民議会、イスラーム教のウラマーら多数が出席した。


https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4400170010026797

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4400241053353026

SANA(7月20日付)が伝えた。

AFP, July 20, 2021、ANHA, July 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 20, 2021、Reuters, July 20, 2021、SANA, July 20, 2021、SOHR, July 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民286人と国内避難民(IDPs)262人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は683,689人、2019年以降帰還したIDPsは93,021人に(2021年7月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月13日付)を公開し、7月12日に難民286人(うち女性86人、子供146人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民286人(うち女性86人、子供146人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は683,689人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者288,441人(うち女性86,692人、子ども146,827人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,770,847人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は912,969人(うち女性273,968人、子供465,318人)となった。

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一方、国内避難民262人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは262人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は93,021人(うち女性35,038人、子供32,648人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,361,617人(うち女性417,597人、子供676,414人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 13, 2021をもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者は、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で32人(2021年7月8日)

反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月8日に新たに32人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、47人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡3人、ハーリム郡8人、アリーハー郡2人、アレッポ県スィムアーン山郡2人、ジャラーブルス郡2人、バーブ郡7人、アフリーン郡4人、アアザーズ郡4人。

これにより、同地での感染者数は計25,945人、うち回復したのは22,778人、死亡したのは715人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1615952811942937/

AFP, July 8, 2021、ACU, July 8, 2021、ANHA, July 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 8, 2021、Reuters, July 8, 2021、SANA, July 8, 2021、SOHR, July 8, 2021などをもとに作成。

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シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地が複数のロケット弾を発射し、基地の近くで火災が発生、ダルアー県ではレバノンのヒズブッラー傘下の民兵の司令官が暗殺される(2021年6月26日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地が複数のロケット弾を発射し、基地の近くで火災が発生した。

ロケット弾の標的は不明。

一方、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるサルマー町を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方各所を砲撃した。

 

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村などを砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、ズィヤーラ町一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるサイダー町でレバノンのヒズブッラー傘下の民兵組織の司令官1人が、正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

HFL(6月26日付)によると、殺害されたのは、アーリフ・ジャフマーニー司令官。

4月30日にも暗殺未遂に遭っていた。

ジャフマーニー司令官は、反体制武装集団の一つヤルムーク軍のメンバーとして活動していたが、2018年にシリア政府との和解に応じ、ヒズブッラー傘下の民兵組織に加わっていた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を36件(イドリブ県22件、ラタキア県7件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は31件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を16件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, June 26, 2021、ANHA, June 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2021、HFL, June 26, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 26, 2021、Reuters, June 26, 2021、SANA, June 26, 2021、SOHR, June 26, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市が砲撃を受け、病院などが被弾、18人が死亡、トルコが報復砲撃を強化(2021年6月12日)

アレッポ県では、ANHA(6月12日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける「傭兵」(シリア国民軍)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアキーバ村、バイナ村、フライビカ村を砲撃した。

https://youtu.be/IOrH1xPU6z0

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一方、トルコの占領下にあるアフリーン市に何者かが迫撃砲弾多数を打ち込んだ。

https://www.youtube.com/watch?v=M4ubb1glxjw

https://www.youtube.com/watch?v=pZ13SigeRtY


ANHAによると、砲撃はシリア政府の支配下にあるヌッブル市、ザフラー町一帯から日没直前に行われ、西オートストラード、トルコ軍特殊部隊が駐留するファイサル・カッドゥール学校、スィヤーサ通り、アフリーン病院、アフリーン市とマーラーティー村を結ぶ街道に砲弾多数が着弾し、7人が死亡、14人が負傷した。

シリア人権監視団は、シリア軍がアレッポ市北東のズィヤーラ村とイッビーン村の拠点複数カ所から砲撃を行ったとしたうえで、女性5人、子供2人、男性医師1人を含む民間人14人、シリア国民軍の司令官1人を含む戦闘員4人の計18人が死亡、少なくとも23人が負傷したと発表、病院などを狙った攻撃を「虐殺」と形容した。

シリア人権監視団が6月13日に発表したところによると、その後死者は21人となった。

内訳は、民間人17人(女性5人、子供4人、医師1人、医療スタッフ1人)、戦闘員3人(スライマーン・シャー師団司令官1人)、警官(いわゆる自由警察)1人。

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これに対して、トルコ軍とシリア国民軍は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による攻撃と断じ、アキーバ村、バイナ村、フライビカ村に加えて、ズィヤーラ村、スムーカ村、ハルバル村、ワフシーヤ村、アルカミーヤ村、シャワーリガ村、マルアナーズ村、ダイル・ジャマール村、アウダ国内避難民(IDPs)キャンプ(ズィヤーラ村近郊)一帯に対しても砲撃を行った。

この砲撃により、アキーバ村で12歳の子供が負傷した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍が打ったロケット弾、迫撃砲弾は180発以上に及んだ。

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しかし、シリア民主軍の広報センターのファルハード・シャーミー・センター長は報道声明を出し、一部メディアがシリア民主軍による攻撃だと伝えたことに関して、迫撃砲が発射された地域にシリア民主軍の部隊は駐留していなかったとして関与を否定、すべての報道機関に信頼できる報道を行うよう呼びかけた。

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また、ラタキア県のフマイミーム航空基地に設置されているロシア当事者和解調整センターも報道声明を出し、「シリア政府軍はアレッポ県北部のアフリーン市の住宅街を砲撃していない。アフリーン市内ではなく、同市周辺から急進的な勢力によって砲撃が行われた」と発表した。

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このほか、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市で、し「総合治安警察」部隊の士官(少尉)1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, June 12, 2021、ANHA, June 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2021、Reuters, June 12, 2021、SANA, June 12, 2021、SOHR, June 12, 2021、June 13, 2021などをもとに作成。

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男子重量挙げのマアン・アスアド選手が東京オリンピックへのシリア代表としての出場権を獲得、参加を予定しているシリア人選手は4人に(2021年6月10日)

国際ウエイトリフティング連盟(IWF)は、世界ランキングを発表、上位26人のなかに含まれていたシリアの男子重量挙げのマアン・アスアド選手が東京オリンピックのシリア代表としての出場権を獲得した。

シリアのウエイトリフティング連盟のハサナイン・シャイフ会長によると、アスアド選手は昨年4月にウズベキスタンの首都タシケントで開催されたアジア選手権で、109キロ級スナッチ、ネッティング、トータルで3つの銀メダルを獲得している。

アスアド選手は、女子卓球選手のヒンド・ザーザー選手、男子棒高跳びのマジドッディーン・ガザール選手、男子乗馬選手のアフマド・ハムシュー氏とともに東京オリンピックに参加する予定。

SANA(6月10日付)が伝えた。



AFP, June 10, 2021、ANHA, June 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2021、Reuters, June 10, 2021、SANA, June 10, 2021、SOHR, June 10, 2021などをもとに作成。

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ロシア、イラン、中国、ベネズエラ、ベラルーシがアサド大統領の再選に祝意を示す(2021年5月28日)

ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、アサド大統領に祝電を送り、再選に祝意を示した。

祝電の内容は以下の通り:

ベネズエラ国民と政府を代表して、シリア国民とアサド大統領に対して、大統領選挙の結果に祝意を評する。
大統領選挙は、アサド大統領の指導のもと、尊厳と愛国心をもって、帝国主義列強やテロ組織の脅迫と野望に抵抗したシリア国民が、熾烈な戦争においてシリアの平和と国民主権に勝利をもたらしたことを示すものである。
投票率の高さは、帝国主義列強が主張するアジェンダを拒否するという明白なメッセージであり、ベネズエラはシリアを断固として支援し、二国間関係を進化拡大させ、両国民の繁栄と両国の主権と自決権を確固たるものとする用意がある。

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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、アサド大統領に祝電を送り、再選に祝意を示した。

プーチン大統領の祝電の骨子は以下の通り:

大統領選挙の結果はシリア国民がアサド大統領の指導に対する信頼と、領内全域での早急な安定回復、国家機関の強化をめざすことへの支持の姿勢を確認するものである。
ロシアは引き続きテロや過激派と戦い、危機の政治的解決とテロによる破壊からの復興を推し進めるシリアを包括的に支援する。

また、ロシア外務省は声明を出し、5月26日に投票が行われた大統領選挙を「主権に関わる問題」だとしたうえで、一部西側諸国が選挙に正統性はないと表明したことが「ダマスカスに対する野蛮な政治的圧力で、シリアの安定を揺るがすための新たな内政干渉の試み」と非難した。

そのうえで、アサド大統領の勝利が「圧倒的」だったと評し、シリア人に自らの国家元首を選出する日付や条件を課す権利がある者などいない」と強調した。

このほか、ロシアの選挙監視団の代表を務めるロシア連邦院のコンスタンチン・コサチョフ国際問題委員長は、スプートニク・ニュース(5月27日付)に対し、5月26日の大統領選挙投票において、監視団はいかなる違反も確認しなかったと述べた。

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ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、アサド大統領に祝電を送り、再選に祝意を示した。

祝電の内容は以下の通り:

ベラルーシ国民と個人の名において、アサド大統領がシリア大統領に選出されたことに祝意を示す。選挙における勝利は、あなたの愛国的な役割が承認されたことを示しており、外国の干渉から国を守り、シリアの和平と安定のために闘う愛国的な指導者であることに議論の余地はない。
ベラルーシは今後もシリア国民の友人であり続け、友好国シリアを支援し続ける。政治、通商、経済、人道、文化といった分野でのミンスクとダマスカスの協力強化を重視し、シリアでの復興プロセスに参加する。
ますますの健勝、力、そして不屈の精神をもって、シリアとその国民人々のために働くことを願う。

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イランのハサン・ロウハーニー大統領は、アサド大統領に祝電を送り、再選に祝意を示した。

祝電の内容は以下の通り:

選挙が無事に終わり、シリア大統領に再選したことに対して、心からのお祝いと挨拶の言葉を送りたい。シリア国民は、その大規模な参加と圧倒的な投票行動をもって、シリアの未来を決死、繁栄に向かうための重要な一歩を踏み出した。
我々は、シリアの政治生活におけるこの新たな段階において、両国関係がさらに深まることに完全なる信頼を寄せている。
大統領閣下にますますの健勝を、抵抗を続けるシリア国民に幸福と力の言葉を贈りたい。

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中国外交部の趙立堅報道官は記者会見で、5月26日に投票が行われた大統領選挙でのアサド大統領の再選に祝意を示した。

趙報道官の発言の骨子は以下の通り:

中国はアサド大統領の再選に祝意を示す。今年は中国とシリアの外交関係樹立65周年にあたり、この関係は強固で長きにわたる友情によって特徴づけられている。

中国とシリアは伝統的に良き友人だ。中国はシリアが主権、独立、領土の整合性を保持するのを強く支持する。

SANA(5月28日付)、ロイター通信(5月28日付)、RT(5月28日付)などが伝えた。

AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021、Sputnik News, May 28, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍ドローンがアレッポ県タッル・リフアト市を攻撃、ロシア軍と思われる戦闘機がトルコ占領下のアレッポ県北部、ラッカ県北部を爆撃(2021年4月29日)

アレッポ県では、ANHA(4月29日付)によると、トルコ軍の無人航空機(PD-1 UAS)が29日朝、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市の丘を爆撃した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、タッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はさらに、マンビジュ市北東のフーシャリーヤ村を砲撃した。

その後、ANHA(4月29日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、ロシア軍所属と思われる戦闘機1機が晩、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のカフルハーシル村を爆撃した。


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ラッカ県では、ANHA(4月29日付)によると、所属不明の航空機1機がカフルハーシル村に対する爆撃の直前、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市の近郊に設置されているトルコ軍の基地を爆撃した。

シリア人権監視団によると、爆撃が行われたのはジャフバル村近郊。

トルコ軍がM4高速道路に向かって進軍し、街道近くに土塁を設置しようとしたのを受けたもので、トルコ軍の進軍に警告を発するものだという。

AFP, April 29, 2021、ANHA, April 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2021、Reuters, April 29, 2021、SANA, April 29, 2021、SOHR, April 29, 2021、April 30, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で175人、北・東シリア自治局支配地域で141人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で15人(2021年4月23日)

保健省は政府支配地域で新たに139人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者175人が完治し、14人が死亡したと発表した。

これにより、4月23日現在の同地での感染者数は計21,864人、うち死亡したのは1,510人、回復したのは15,551人となった。

SANA(4月23日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに141人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者18人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、4月23日現在の同地での感染者数は計14,822人、うち死亡したのは495人、回復したのは1,506人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性61人、女性80人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市38人、カーミシュリー市21人、マーリキーヤ(ダイリーク)市19人、ダルバースィーヤ市7人、アームーダー市7人、マアバダ(カルキールキー)町3人、
ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村3人、タッル・タムル町2人、ロジュ・キャンプ8人、ラッカ県のラッカ市32人、アレッポ県のシャフバー地区(タッル・リフアト市)1人。

ANHA(4月23日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月23日に新たに15人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、18人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡3人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡5人、アフリーン郡2人、アアザーズ郡4人。

これにより、同地での感染者数は計21,780人、うち回復したのは19,827人、死亡したのは641人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1562249767313242/

AFP, April 23, 2021、ACU, April 23, 2021、ANHA, April 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2021、Reuters, April 23, 2021、SANA, April 23, 2021、SOHR, April 23, 2021などをもとに作成。

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